JP5236390B2 - デジタルマイク - Google Patents

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本発明は、マイク素子により発生したアナログ信号をデジタル信号化して出力するデジタルマイクに関する。
従来、マイク素子により発生したアナログ信号をデジタル信号化して出力するデジタルマイクとして、特許文献1に記載されたデジタルマイクがある。このデジタルマイクの構成は図10のブロック図で示される。すなわち、チャージポンプ回路101によって昇圧した動作電圧を微小電気機械システム(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)からなる静電型のマイク素子102に与え、入力音圧に対するマイク素子102の容量値変化を電圧変化として捉え、当該電圧信号Saをバッファ103を介してA/Dコンバータ104へ送った後、A/Dコンバータ104にてデジタル信号Sdに変換し、このデジタル信号Sdを外部へ出力する。
特表2007−512793号公報
上述した構成を備えるデジタルマイクでは、マイク素子102へ供給される動作電圧が周囲温度の変化や電源電圧の変動等によって上下すると、同じ大きさの音圧であってもマイク素子102から出力される電圧信号Saの大きさが異なってしまう。すなわち、入力音圧からデジタル信号Sdへの変換利得の大きさにバラツキが生じることとなる。
本発明の目的は、チャージポンプ回路を備えるデジタルマイクにおいて、入力音圧からデジタル信号への変換利得の変動を抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1のデジタルマイクは、入力音圧を電気的な入力信号に変換する静電型のマイク素子と、マイク素子の一方の端子へ動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、マイク素子の他方の端子から入力信号を入力し、該入力信号に応じたアナログ信号を出力するとともに、該アナログ信号を所定の電圧範囲に制限するバッファと、バッファからアナログ信号を入力してデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、動作電圧の基となる第1の電圧をチャージポンプ回路へ提供し、且つA/Dコンバータのフルスケール電圧を規定する第2の電圧をA/Dコンバータへ提供し、且つバッファの所定の電圧範囲を規定する基準電圧をバッファへ提供する基準電圧生成手段とを備え、基準電圧生成手段が、第1の電圧、第2の電圧および基準電圧を共通の電圧発生回路からの出力電圧を基に生成することを特徴とする。
また、第1のデジタルマイクは、電圧発生回路が、ダイオードの閾値電圧を利用して出力電圧を発生することが好ましい。
また、本発明の第2のデジタルマイクは、入力音圧を電気的な入力信号に変換する静電型のマイク素子と、マイク素子の一方の端子へ動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、マイク素子の他方の端子から入力信号を入力し、該入力信号に応じたアナログ信号を出力するとともに、該アナログ信号を所定の電圧範囲に制限するバッファと、バッファからアナログ信号を入力してデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、動作電圧の基となる第1の電圧をチャージポンプ回路へ提供する第1の基準電圧生成手段と、A/Dコンバータのフルスケール電圧を規定する第2の電圧をA/Dコンバータへ提供する第2の基準電圧生成手段とを備え、第1または第2の基準電圧生成手段が、バッファの所定の電圧範囲を規定する基準電圧をバッファへ提供し、第1および第2の基準電圧生成手段が、同種の機構に基づいて第1の電圧、第2の電圧および基準電圧生成することを特徴とする。
また、第2のデジタルマイクは、第1および第2の基準電圧生成手段が、ダイオードの閾値電圧を利用して第1の電圧、第2の電圧および基準電圧生成することが好ましい。
また、第1および第2のデジタルマイクは、A/Dコンバータが、デジタル信号として1ビットデジタル信号またはマルチビットデジタル信号を出力することが好ましい。
また、第1および第2のデジタルマイクは、A/Dコンバータが、デジタル信号としてPCMデジタル信号を出力することが好ましい。
また、第1および第2のデジタルマイクは、チャージポンプ回路とA/Dコンバータが共通のクロック信号により動作することが好ましい。
また、第1および第2のデジタルマイクは、バッファが、入力信号を増幅した信号をアナログ信号として出力することが好ましい。
また、第1および第2のデジタルマイクは、チャージポンプ回路、バッファ、A/Dコンバータ、および基準電圧生成手段が単一の半導体基板上に集積されていることが好ましい。
本発明によれば、チャージポンプ回路を備えるデジタルマイクにおいて、入力音圧からデジタル信号への変換利得の変動を抑制できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明によるデジタルマイクの実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルマイクの構成図である。本実施形態のデジタルマイク1は、マイク素子2、バッファ3、A/Dコンバータ4、基準電圧生成部(基準電圧生成手段)5、およびチャージポンプ回路6を備えている。これらのうち、バッファ3、A/Dコンバータ4、基準電圧生成部5、およびチャージポンプ回路6は、単一の半導体基板上に集積されて成り、いわゆるモノリシック素子を構成している。
マイク素子2は静電型のマイク素子であり、入力音圧に応じた容量値変化によって電気的な入力信号V4を発生する。マイク素子2は、好ましくはMEMSからなる。マイク素子2は二つの端子2a,2bを有しており、一方の端子2aには動作電圧V3が印加され、他方の端子2bからは入力信号V4が出力される。なお、図示しないが端子2bは極めて高い抵抗値を有する抵抗素子によって例えばグランド電位(接地電位)にバイアスされており、静状態では端子2bはグランド電位となる。
マイク素子2においては、入力音圧に応じて容量値Cが変化する。入力音圧の周波数が音声信号周波数帯域に含まれる場合には、マイク素子2に保持される電荷Q(但しQ=C×V3)は保存される。マイク素子2の容量値Cが或る入力音圧により変化し、或る容量値Cからk倍の容量値k×Cとなった場合、マイク素子2の端子間電圧(V3−V4)は、電荷保存則Q=C×Vに従い(1/k)×V3へ変化する。動作電圧V3の大きさが維持されているならば、マイク素子2の端子2bの電圧は、V3−(1/k)×V3すなわちV3×(1−1/k)となる。
チャージポンプ回路6は、マイク素子2の端子2aへ動作電圧V3を供給するための回路である。チャージポンプ回路6の出力端は、マイク素子2の端子2aに接続されている。チャージポンプ回路6は、例えば複数のキャパシタが或る一定の方式でもって接続されることにより構成され、入力電圧に対して任意の倍率の電圧を出力する。本実施形態のチャージポンプ回路6は、後述する基準電圧生成部5から提供された電圧V1(第1の電圧)を昇圧することにより動作電圧V3を生成する。
バッファ3は、マイク素子2から入力信号V4を入力し、入力信号V4に応じたアナログ信号V5を出力する回路である。バッファ3の入力端子は、マイク素子2の端子2bに接続されている。バッファ3は、マイク素子2から入力信号V4を受け、入力信号V4を増強(バッファリング)し、且つ任意の増幅率でもって増幅した信号をアナログ信号V5として出力する。また、バッファ3は、アナログ信号V5を所定の電圧範囲に制限するための機能(リミッタ機能)を備えており、入力信号V4の絶対値が過大となった場合においても、アナログ信号V5の電圧値は該電圧範囲の上限値に制限される。この所定の電圧範囲は、バッファ3の制御入力端子に入力される電圧信号に基づいて規定される。
A/Dコンバータ4は、バッファ3からアナログ信号V5を入力し、アナログ信号V5をデジタル信号に変換するための回路である。A/Dコンバータ4の入力端は、バッファ3の出力端に接続されている。A/Dコンバータ4は、バッファ3からアナログ信号V5を受け、アナログ信号V5をデジタル形式の出力信号Voutに変換し、この出力信号Voutをデジタルマイク1の外部へ出力する。このとき、A/Dコンバータ4は、制御端子に入力された電圧V2(第2の電圧)をフルスケール電圧とするアナログ/デジタル変換を行なう。すなわち、A/Dコンバータ4は、アナログ信号V5をフルスケール電圧に対する比率で表すコード出力(出力信号Vout)を行なうので、A/Dコンバータ4の出力信号Voutの値は
Vout=V5/V2=V3×(1−1/k)/V2
となる。
A/Dコンバータ4としては、様々な種類のA/Dコンバータを適用できる。A/Dコンバータ4として好適なものには、例えば、音声帯域用途にはアナログモジュレータを有するオーバーサンプリングA/Dコンバータや、1次以上(好ましくは3次あるいは4次)の積分器を有するデルタシグマ型A/Dコンバータ、MASH型A/Dコンバータ等がある。オーバーサンプリングA/Dコンバータの場合、そのオーバーサンプリング比としては、対象とする信号周波数を表現しうる2倍の周波数をサンプリング周波数とすると、そのサンプリング周波数に対して16倍から512倍程度、好ましくは60倍から128倍程度とするとよい。また、A/Dコンバータ4から出力される信号Voutの形式としては、1ビットの粗密信号すなわち1ビットデジタル信号であっても良いし、マルチビットデジタル信号であっても良い。また、出力信号Voutは、線形な重み付けがされたPCMデジタル信号であっても良い。なお、出力信号Voutがマルチビットデジタル信号である場合には、出力信号Voutは、それぞれ異なる重み付けがなされた複数ビットの信号であっても良いし、互いに等しい重み付けがなされた複数ビットの信号であっても良いし、アナログモジュレータから作り出される複数のビットからなる変調出力信号であっても良い。
基準電圧生成部5は、動作電圧V3の基となる電圧V1をチャージポンプ回路6へ提供するとともに、A/Dコンバータ4のフルスケール電圧を規定する電圧V2をA/Dコンバータ4へ提供するための回路である。基準電圧生成部5は増幅器50aと基準電圧発生回路51とを含んでおり、基準電圧発生回路51は電圧V1を発生し、増幅器50aは電圧V1を基に基準電圧V2を生成する。つまり、基準電圧生成部5は、電圧V1およびV2を、共通の電圧発生回路すなわち基準電圧発生回路51からの出力電圧を基に生成する。したがって、常にV2=m1×V1(m1:増幅器50aのゲイン)となり、チャージポンプ回路6の入力電圧とA/Dコンバータ4のフルスケール電圧との比率が常に一定に保たれる。基準電圧発生回路51の出力端はチャージポンプ回路6の入力端に接続されており、電圧V1はチャージポンプ回路6へ提供される。また、増幅器50aの出力端はA/Dコンバータ4の制御端子に接続されており、電圧V2はA/Dコンバータ4へ提供される。
このように、本実施形態のデジタルマイク1においては、チャージポンプ回路6において動作電圧V3の基となる電圧V1と、A/Dコンバータ4のフルスケール電圧を規定する電圧V2とが、共通の回路(基準電圧発生回路51)からの出力電圧を基に生成されている。したがって、m1×V1=V2とし、V3=n×V1とすると、
Vout=n×V1×(1−1/k)/m1×V1=n×(1−1/k)/m1
となる。すなわち、A/Dコンバータ4からの出力信号Voutは、電圧V1およびV2の影響を受けることなく、入力音圧によるマイク素子2の容量値変化の割合kと、一意に設定された係数nおよびm1にのみ依存するものとなる。
したがって、仮に基準電圧発生回路51の出力精度が低い場合であっても、或いは周囲温度や電源電圧の変動により基準電圧発生回路51の出力レベルが変化した場合であっても、本実施形態のデジタルマイク1によれば、入力音圧からデジタル信号への変換ゲインの変動を効果的に抑制できる。
また、本実施形態の基準電圧生成部5は、バッファ3のリミッタ機能の電圧範囲を規定する基準電圧V6をバッファ3へ提供するための回路でもある。基準電圧生成部5は増幅器50bを更に含んでおり、増幅器50bは電圧V1を基に基準電圧V6を生成する。つまり、基準電圧生成部5は、電圧V1、V2および基準電圧V6を、共通の電圧発生回路(基準電圧発生回路51)からの出力電圧を基に生成する。したがって、常に
V6=m2×V1=(m2/m1)×V2 (但し、m2は増幅器50bのゲイン)
となり、バッファ3のリミッタ機能における電圧範囲とA/Dコンバータ4のフルスケール電圧との比率が常に一定に保たれる。増幅器50bの出力端はバッファ3の制御端子に接続されており、基準電圧V6はバッファ3へ提供される。
図2は、横軸にバッファ3の入力電圧(すなわち入力信号V4)をとり、縦軸にA/Dコンバータ4の出力信号Voutをとって両者の関係を例示したグラフである。なお、縦軸および横軸の単位は共にFS(フルスケール)である。図2に示すように、例えば(1/2)×FS以下の入力信号V4に対しては線形なデジタル信号出力を行ない、(1/2)×FS以上の入力信号V4に対しては電圧制限によって出力信号Voutの信号振幅が大きくならないようにされる。
このように、本実施形態のデジタルマイク1においては、バッファ3のリミッタ機能における基準電圧V6と、A/Dコンバータ4のフルスケール電圧を規定する電圧V2とが、共通の回路(基準電圧発生回路51)からの出力電圧を基に生成されている。これにより、A/Dコンバータ4から出力される信号Voutのフルスケールに対する、バッファ3から出力される電圧(アナログ信号V5)の制限範囲の相対的な大きさを変動しないものとすることができる。したがって、例えば基準電圧発生回路51の出力精度が低い場合であっても、或いは周囲温度や電源電圧の変動により基準電圧発生回路51の出力レベルが変化した場合であっても、A/Dコンバータ4への入力電圧の制限範囲を、A/Dコンバータ4のフルスケール電圧に対応して精度良く設定できる。
図3は、チャージポンプ回路6の具体的な構成の一例を示す回路図である。このチャージポンプ回路6は、互いに直列に接続されたインバータ(NOT回路)61a,61bと、複数のダイオード62a〜62fと、複数のキャパシタ63a〜63gとによって構成されている。インバータ61a,61bの電源端には、基準電圧発生回路51から電圧V1が供給される。インバータ61aの入力端には、図示しないクロック回路からクロック信号CLが提供される。インバータ61bの入力端はインバータ61aの出力端に接続されており、インバータ61bにはインバータ61aからクロック信号CLの反転信号(相補信号)が提供される。また、インバータ61aの出力端はキャパシタ63b,63d,および63fの一方の電極に接続されており、インバータ61bの出力端はキャパシタ63a,63c,および63eの一方の電極に接続されている。なお、キャパシタ63gの一方の電極はグランド電位(接地電位)に接続されている。
また、各キャパシタ63a〜63gは、互いに隣り合うキャパシタ同士がダイオード62a〜62fの何れかを介して接続されている。すなわち、キャパシタ63aの他方の電極がダイオード62aのカソードに接続されており、キャパシタ63bの他方の電極がダイオード62aのアノードに接続されている。同様に、キャパシタ63b〜63fの他方の電極が、それぞれダイオード62b〜62fのカソードと接続されており、キャパシタ63c〜63gの他方の電極が、それぞれダイオード62b〜62fのアノードと接続されている。
上記した構成を備えるチャージポンプ回路6において、インバータ61aがその入力端にクロック信号CLを受けると、インバータ61aおよび61bそれぞれの出力端からは、電圧V1と同じ振幅の相補する2相のクロック信号が出力される。そして、この2相のクロック信号が、キャパシタ63a〜63gおよびダイオード62a〜62fによって構成されたネットワーク回路によって昇圧され、最終段のキャパシタ63gの電極間電圧が動作電圧V3としてマイク素子2へ出力される。
なお、チャージポンプ回路6の出力端に直流電流負荷が接続される場合には、各ダイオードステージにおいてダイオード62a〜62fの閾値電圧の分だけロスを生じる。しかし、マイク素子2のように直流電圧負荷のない素子が接続される場合には、時間とともにダイオード62a〜62fの閾値電圧のロスは低減され、最終的にはダイオード62a〜62fの閾値電圧によるロスのない動作電圧V3が得られる。このチャージポンプ回路6のダイオードの段数は図3に示したものに限られず、例えばダイオードの段数をN段(Nは2以上の整数)とすると、電圧V1をN倍した動作電圧V3を得ることができる。
図4は、A/Dコンバータ4の具体的な構成の一例を示す回路図である。このA/Dコンバータ4は、スイッチとキャパシタ回路によるデルタシグマ型のA/Dコンバータである。図4に示すように、A/Dコンバータ4は、8つのスイッチ41a〜41hと、2つのキャパシタ42a,42bと、積分器43と、コンパレータ44とを有する。キャパシタ42aの一方の電極はスイッチ41aを介して入力端40aに接続されており、且つスイッチ41bを介してグランド電位に接続(接地)されている。入力端40aには、バッファ3からアナログ信号V5が入力される。キャパシタ42aの他方の電極はスイッチ41cを介して積分器43の入力端に接続されており、且つスイッチ41dを介してグランド電位に接続(接地)されている。また、キャパシタ42bの一方の電極はスイッチ41eを介して入力端40bに接続されており、且つスイッチ41fを介してグランド電位に接続(接地)されている。入力端40bには、電圧V2が入力される。キャパシタ42bの他方の電極はスイッチ41gを介して積分器43の入力端に接続されており、且つスイッチ41hを介してグランド電位に接続(接地)されている。積分器43の出力端はコンパレータ44の入力端に接続されており、コンパレータ44の出力端からはデジタル化された出力信号Voutが出力される。
スイッチ41a,41dおよび41eはクロック信号Cによって動作し、スイッチ41b,41cおよび41fはクロック信号CBによって動作する。クロック信号CおよびCBは相補的な2相の信号であり、これらの信号C,CBによってバッファ3からのアナログ信号V5が積分器43において積分される。また、コンパレータ44の出力はスイッチ41g、41hにフィードバックされており、コンパレータ44から出力される信号Voutの値に応じて電圧V2が積分器43において積分される。なお、スイッチ41gは信号Sによって動作し、スイッチ41hは信号SBによって動作する。出力信号Voutが1および0の二値である場合、「1」の時には信号Sとクロック信号Cとが互いに等しくされ、信号SBとクロック信号CBとが互いに等しくされる。また、「0」の時には信号Sとクロック信号CBとが互いに等しくされ、信号SBとクロック信号Cとが互いに等しくされる。本実施形態では積分器43は一段の積分器であるが、積分器43は複数段の積分器を直列に接続した構成を有する高次数の積分器であっても良い。また、コンパレータ44は積分器43からの出力信号と動作中点とを比較し、その大小によって1または0のデジタル信号(信号Vout)を出力する。なお、本実施形態では簡単のためにシングルエンド信号による例を示したが、全差動信号による回路であっても良い。
図5(a)〜(c)は、基準電圧発生回路51の例として、基準電圧発生回路51A、51B、及び51Cをそれぞれ示す回路図である。図5(a)に示される基準電圧発生回路51Aは、ダイオード53の閾値電圧を利用して電圧V1を生成する。具体的には、基準電圧発生回路51Aは、互いに直列に接続された定電流源52およびダイオード53を有しており、定電流源52の一端は電源電位線に接続され、ダイオード53の一端(カソード)はグランド電位に接続されている。このような構成により、ダイオード53の他端(アノード)から電圧V1が取り出され、電圧V1は定電流源52による電流の大きさによって任意に設定される。
図5(b)に示される基準電圧発生回路51Bは、MOSトランジスタ54のゲート−ソース間電圧を利用して電圧V1を生成する。具体的には、基準電圧発生回路51Bは、互いに直列に接続された定電流源52およびMOSトランジスタ54を有しており、定電流源52の一端は電源電位線に接続され、MOSトランジスタ54の一方の電流端子(ソース)はグランド電位に接続されている。また、MOSトランジスタ54の他方の電流端子(ドレイン)と制御端子(ゲート)は短絡された上で定電流源52に接続されている。このような構成により、MOSトランジスタ54の他方の電流端子(ドレイン)から電圧V1が取り出され、電圧V1は定電流源52による電流の大きさによって任意に設定される。
図5(c)に示される基準電圧発生回路51Cは、バイポーラトランジスタ55のベース−エミッタ間電圧を利用して電圧V1を生成する。具体的には、基準電圧発生回路51Cは、互いに直列に接続された定電流源52およびバイポーラトランジスタ55を有しており、定電流源52の一端は電源電位線に接続され、バイポーラトランジスタ55の一方の電流端子(エミッタ)は定電流源52に接続され、他方の電流端子(コレクタ)はグランド電位に接続されている。また、バイポーラトランジスタ55の他方の電流端子(コレクタ)と制御端子(ベース)とは互いに短絡されている。このような構成により、バイポーラトランジスタ55の一方の電流端子(ドレイン)から電圧V1が取り出され、電圧V1は定電流源52による電流の大きさによって任意に設定される。
なお、図5(a)〜(c)に示した基準電圧発生回路51A〜51Cにおいて、定電流源52に代えて抵抗素子や抵抗的動作が可能なMOS素子などを用いてもよい。また、基準電圧発生回路51は、上記以外にも、例えば電源電圧を抵抗素子で分割した電位を用いるものや、バンドギャップレファレンス回路と呼ばれる低電圧を発生する回路からの出力を利用するものであっても良い。
バッファ3は、例えばオペアンプを含むボルテージフォロア回路を用いたものや、MOSトランジスタを含むソースフォロア回路、バイポーラトランジスタを含むエミッタフォロア回路、オペアンプと抵抗ネットワークによる反転増幅回路、非反転増幅回路などによって構成される。バッファ3の信号増幅機能として、増幅率(ゲイン)を1倍または1以下、もしくは1以上とすることも可能である。
本実施形態のバッファ3は出力リミッタ機能を有する。このようなバッファ3の構成例を図6に示す。図6に示すバッファ9Aは、オペアンプ93と2つの抵抗素子94a、94bとを備えている。オペアンプ93の出力端子と基準電位線との間に2つの抵抗素子94a、94bが直列に接続され、抵抗素子94aと抵抗素子94bとの接続点がオペアンプ93の反転入力端子に接続されることによって、オペアンプ93および抵抗素子94a、94bは、オペアンプ93の非反転入力端子に入力された電圧信号に対し信号増幅を行う。オペアンプ93の非反転入力端子には入力信号V4が接続され、オペアンプ93の出力端子からはアナログ信号V5が出力される。
また、図6に示すリミッタ機能を実現するリミッタブロック9Bは、オペアンプ92、96、98と、2つの抵抗素子91a、91bと、NMOSトランジスタ95と、PMOSトランジスタ97とを備えている。
抵抗素子91a、91bは等しい抵抗値であり、非反転入力端子が基準電位線に接続されたオペアンプ92によって、基準電圧V6の反転電圧V6Bが発生する。
オペアンプ96とNMOSトランジスタ95は、アナログ信号V5が基準電圧V6の反転電圧V6Bより下がらないようにするリミット機能を実現する。オペアンプ95は、その非反転入力端子が反転電圧V6Bに接続され、反転入力端子がアナログ信号V5に接続され、NMOSトランジスタ95のゲート端子に出力端子が接続される。リミット機能がかかるべきでない信号、すなわち反転電圧V6Bよりも高い電位の信号状態のアナログ信号V5に対してはオペアンプ96の出力は“L”であり、したがってNMOSトランジスタ95はOFFとなる。アナログ信号V5が下がり反転電圧V6Bよりさらに下がろうとした場合、オペアンプ96の出力は“H”方向に遷移しそれによってNMOSトランジスタ95はONになる。NMOSトランジスタ95がONになると、本来抵抗素子94a、94bで定められていた基準電圧V6に対するアナログ信号V5の増幅率が低下し、アナログ信号V5は反転電圧V6Bよりも下の電圧になることができなくなり、アナログ信号V5のリミット機能が実現される。
同様に、オペアンプ98とPMOSトランジスタ97は、アナログ信号V5が基準電圧V6より上がらないようにするリミット機能を実現する。オペアンプ98はその非反転入力端子が基準電圧V6に接続され、反転入力端子がアナログ信号V5に接続され、PMOSトランジスタ97のゲート端子に出力端子が接続される。リミット機能がかかるべきでない信号、すなわち基準電圧V6よりも低い電位の信号状態のアナログ信号V5に対してはオペアンプ98の出力は“H”であり、したがってPMOSトランジスタ97はOFFとなる。アナログ信号V5が上がり基準電圧V6よりさらに上がろうとした場合、オペアンプ98の出力は“L”方向に遷移しそれによってPMOSトランジスタ97はONになる。PMOSトランジスタ97がONになると、本来抵抗素子94a、94bで定められていた基準電圧V6に対するアナログ信号V5の増幅率が低下し、アナログ信号V5は基準電圧V6よりも上の電圧になることができなくなり、アナログ信号V5のリミット機能が実現される。
図7は、本発明の異なる一実施形態に係るデジタルマイクの構成図である。本実施形態のデジタルマイク11は、マイク素子2、バッファ13、A/Dコンバータ4、チャージポンプ回路6、第1の基準電圧生成手段15、および第2の基準電圧生成手段16を備えている。これらのうち、チャージポンプ回路6、バッファ13、A/Dコンバータ4、第1の基準電圧生成手段15、および第2の基準電圧生成手段16は、単一の半導体基板上に集積されて成り、いわゆるモノリシック素子を構成している。
本実施形態の場合、第1の基準電圧生成手段15が、チャージポンプ回路6における動作電圧V3の基となる電圧V1をチャージポンプ回路6へ提供する。そして、第2の基準電圧生成手段16が、A/Dコンバータ4のフルスケール電圧を規定する電圧V2をA/Dコンバータ4へ提供する。第1の基準電圧生成手段15、および第2の基準電圧生成手段16は、互いに同種の機構に基づいて電圧V1,V2を発生する。
また、バッファ13は、アナログ信号V5を所定の電圧範囲に制限するための機能(リミッタ機能)を備えており、入力信号V4の絶対値が過大となった場合においても、アナログ信号V5の電圧値は該電圧範囲の上限値に制限される。この所定の電圧範囲を規定する基準電圧V6は、第1の基準電圧生成手段15または第2の基準電圧生成手段16から提供される。
なお、ADコンバータ4の構成については、前述の実施形態と同じであるので説明を省略する。また、基準電圧生成手段15,16の各構成は、前述の実施形態における基準電圧発生回路51と同じである。
本実施形態のバッファ13は出力リミッタ機能を有する。このようなバッファ13の構成例を図8及び図9に示す。図8(a)に示すバッファ13Aは、一対のオペアンプ31a,31bと、3つの抵抗素子32a〜32cと、一対のダイオード33a,33bとを備えている。オペアンプ31aの出力端子とオペアンプ31bの出力端子との間に3つの抵抗素子32a〜32cが直列に接続され、抵抗素子32aと抵抗素子32bとの接続点がオペアンプ31aの反転入力端子に接続され、抵抗素子32bと抵抗素子32cとの接続点がオペアンプ31bの反転入力端子に接続されることによって、オペアンプ31a,31bおよび抵抗素子32a〜32cは、オペアンプ31aの非反転入力端子に入力された電圧信号に対し差動増幅を行う。オペアンプ31aの非反転入力端子には入力信号V4が入力され、オペアンプ31aおよび31bの出力端子からはアナログ信号V5が出力される。なお、オペアンプ31bの非反転入力端子はグランド電位に接続(接地)されている。
また、一対のダイオード33a,33bは、オペアンプ31aの出力端子とオペアンプ31bの出力端子との間において、互いに逆向きに並列接続されている。具体的には、ダイオード33aのアノードおよびダイオード33bのカソードはオペアンプ31aの出力端子に接続されており、ダイオード33aのカソードおよびダイオード33bのアノードはオペアンプ31bの出力端子に接続されている。この一対のダイオード33a,33bの閾値電圧によって、アナログ信号V5の大きさが所定の電圧範囲に制限される。
図8(b)に示すバッファ13Bは、一対のオペアンプ31a,31bと、3つの抵抗素子32a〜32cと、一対のMOSトランジスタ34a,34bとを備えている。なお、オペアンプ31a,31bおよび抵抗素子32a〜32cの接続関係は、図8(a)に示したバッファ13Aと同様である。
一対のMOSトランジスタ34a,34bは、オペアンプ31aの出力端子とオペアンプ31bの出力端子との間において、互いに逆向きに並列接続されている。具体的には、MOSトランジスタ34aのドレインおよびMOSトランジスタ34bのソースはオペアンプ31aの出力端子に接続されており、MOSトランジスタ34aのソースおよびMOSトランジスタ34bのドレインはオペアンプ31bの出力端子に接続されている。また、MOSトランジスタ34a及び34bのゲートはそれぞれMOSトランジスタ34a及び34bのドレインに接続されている。この一対のMOSトランジスタ34a,34bのゲート−ソース間電圧によって、アナログ信号V5の大きさが所定の電圧範囲に制限される。
図9(a)に示すバッファ13Cは、一対のオペアンプ31a,31bと、3つの抵抗素子32a〜32cと、一対のバイポーラトランジスタ35a,35bとを備えている。なお、オペアンプ31a,31bおよび抵抗素子32a〜32cの接続関係は、図8(a)に示したバッファ13Aと同様である。
一対のバイポーラトランジスタ35a,35bは、オペアンプ31aの出力端子とオペアンプ31bの出力端子との間において、互いに逆向きに並列接続されている。具体的には、バイポーラトランジスタ35aのエミッタおよびバイポーラトランジスタ35bのベースはオペアンプ31aの出力端子に接続されており、バイポーラトランジスタ35aのベースおよびバイポーラトランジスタ35bのエミッタはオペアンプ31bの出力端子に接続されている。なお、バイポーラトランジスタ35a及び35bのコレクタはグランド電位に接続(接地)されている。この一対のバイポーラトランジスタ35a,35bのベース−エミッタ間電圧によって、アナログ信号V5の大きさが所定の電圧範囲に制限される。
なお、バッファ13A〜13Cはアナログ信号V5として差動信号を出力するが、このような差動信号ではなくシングルエンド信号を出力する場合においても、バッファ13A〜3Cと同様にダイオード素子等を使用することによりリミッタ機能を好適に実現できる。また、図9(b)に示すように、バッファ13A等のオペアンプ31a,31bの各出力端子に対し直列に抵抗素子32d,32eを付加し、その先にダイオード33a,33b等を配置することにより、図2に示したようにリミット電圧以上の入力信号に対して穏やかにリミット動作を行うこともできる。
本発明の実施の形態に係るデジタルマイクの構成を示す図である。 デジタルマイクの入出力を示すグラフである。 チャージポンプ回路の具体的な構成の一例を示す回路図である。 A/Dコンバータの一例を示す図である。 (a)〜(c)基準電圧発生回路の一例を示す図である。 バッファの構成例を示す図である。 本発明の異なる一実施形態に係るデジタルマイクの構成図である。 (a),(b)バッファの一例を示す図である。 (a),(b)バッファの他の例を示す図である。 従来のデジタルマイクの構成を示す図である。
符号の説明
1,11…デジタルマイク、2…マイク素子、3,13,13A〜13C…バッファ、4…A/Dコンバータ、5…基準電圧生成部、6…チャージポンプ回路、31a,31b…オペアンプ、32a〜32e…抵抗素子、33a,33b…ダイオード、34a,34b…MOSトランジスタ、35a,35b…バイポーラトランジスタ、41a〜41h…スイッチ、42a,42b…キャパシタ、43…積分器、44…コンパレータ、50a,50b…増幅器、51,51A〜51C…基準電圧発生回路、52…定電流源、53…ダイオード、54…トランジスタ、55…バイポーラトランジスタ、61a,61b…インバータ、62a〜62f…ダイオード、63a〜63g…キャパシタ。

Claims (9)

  1. 入力音圧を電気的な入力信号に変換する静電型のマイク素子と、
    前記マイク素子の一方の端子へ動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、
    前記マイク素子の他方の端子から前記入力信号を入力し、該入力信号に応じたアナログ信号を出力するとともに、該アナログ信号を所定の電圧範囲に制限するバッファと、
    前記バッファから前記アナログ信号を入力してデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
    前記動作電圧の基となる第1の電圧を前記チャージポンプ回路へ提供し、且つ前記A/Dコンバータのフルスケール電圧を規定する第2の電圧を前記A/Dコンバータへ提供し、且つ前記バッファの前記所定の電圧範囲を規定する基準電圧を前記バッファへ提供する基準電圧生成手段とを備え、
    前記基準電圧生成手段が、前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記基準電圧を共通の電圧発生回路からの出力電圧を基に生成することを特徴とする、デジタルマイク。
  2. 前記電圧発生回路が、ダイオードの閾値電圧を利用して前記出力電圧を発生することを特徴とする、請求項1に記載のデジタルマイク。
  3. 入力音圧を電気的な入力信号に変換する静電型のマイク素子と、
    前記マイク素子の一方の端子へ動作電圧を供給するチャージポンプ回路と、
    前記マイク素子の他方の端子から前記入力信号を入力し、該入力信号に応じたアナログ信号を出力するとともに、該アナログ信号を所定の電圧範囲に制限するバッファと、
    前記バッファから前記アナログ信号を入力してデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
    前記動作電圧の基となる第1の電圧を前記チャージポンプ回路へ提供する第1の基準電圧生成手段と、
    前記A/Dコンバータのフルスケール電圧を規定する第2の電圧を前記A/Dコンバータへ提供する第2の基準電圧生成手段とを備え、
    前記第1または第2の基準電圧生成手段が、前記バッファの前記所定の電圧範囲を規定する基準電圧を前記バッファへ提供し、
    前記第1および第2の基準電圧生成手段が、同種の機構に基づいて前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記基準電圧生成することを特徴とする、デジタルマイク。
  4. 前記第1および第2の基準電圧生成手段が、ダイオードの閾値電圧を利用して前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記基準電圧生成することを特徴とする、請求項に記載のデジタルマイク。
  5. 前記A/Dコンバータが、前記デジタル信号として1ビットデジタル信号またはマルチビットデジタル信号を出力することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデジタルマイク。
  6. 前記A/Dコンバータが、前記デジタル信号としてPCMデジタル信号を出力することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデジタルマイク。
  7. 前記チャージポンプ回路と前記A/Dコンバータが共通のクロック信号により動作することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデジタルマイク。
  8. 前記バッファが、前記入力信号を増幅した信号を前記アナログ信号として出力することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデジタルマイク。
  9. 前記チャージポンプ回路、前記バッファ、前記A/Dコンバータ、および前記基準電圧生成手段が単一の半導体基板上に集積されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のデジタルマイク。
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