JP5236149B2 - 放送装置、無線端末、通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、ブロードキャスト/マルチキャストのデータを処理する放送装置、無線端末、通信システムに関する。
近年、携帯電話機に代表される無線端末は、通話のための音声データの無線通信を行う音声システムだけでなく、動画像データなどの大量のマルチメディアデータをパケットデータとして無線通信を行うパケットシステムを利用することができる。このパケットシステムでは、送信フレームに伝送効率の良い大容量フレームを採用し、物理層ではエラー訂正能力の高い符号化方式を採用し、音声システムで重要視していた伝送遅延の保証を行わないことによって、高速かつ低コストの無線システムを実現している。
また、下記特許文献1には、1つの無線チャネルを複数の端末で共有することによって、無線通信の伝送効率を高めつつ、高品質で大容量なマルチメディアデータを送信することができるパケットシステムとして、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを行うシステムが提案されている。
上述した音声システムとパケットシステムの双方を利用できる無線端末として、いわゆるハイブリッド端末(適宜、端末と略記する)が提案されている。このハイブリッド端末では、音声システムまたはパケットシステムに対して、単一のRF部を切り替えて送受信を行うか(シングル端末)、もしくは、データ送信の場合のみ送信部を切り替える(デュアル端末)。これによって、双方のシステムに対してそれぞれ独立のRF部を設けずにすみ、端末の低コスト化を実現している。
図1に、音声システムおよびパケットシステムに対する上記ハイブリッド端末(端末A)のRF制御動作を示すタイミングチャートを示す。
音声システムでは、端末固有の端末識別情報に基づいて、各端末へ着信を通知するタイミングを割り当てる。たとえば、図1(a)に示すように、端末Aの着信通知が周期Tvoiceごとに行われるように設定される。そして、端末は自分の位置を基地局に通知するため位置登録処理を行った後、音声システムからの着信待ち状態になる。一方パケットシステムでは、端末は一定期間ごとに通知される制御データの受信を行う。たとえば、図1(c)に示すように、端末は制御データの受信を周期Tpacketごとに行う。
その結果、たとえば図1(b)に示すタイミングで、端末Aは音声システムおよびパケットシステムの双方の監視を行っている。
特表2004−531937号公報
ところで、かかるハイブリッド端末では、パケットシステム上で送信されるブロードキャストデータ(放送データ)を受信することによって、音声着信を監視できない場合がある。
たとえば、図1において、端末Aは、タイミングS0において、パケットシステムの制御データを受信するため、RF部をパケットシステムに切り替える。引き続き、端末Aはパケットシステム上で送信されるブロードキャストデータを受信するため、RF部をパケットシステムに設定し、タイミングS0の次のタイミングS1,S2において、ブロードキャストデータを受信する。その後、端末Aの音声着信の監視タイミング(タイミングS3)になると、端末AはRF部を音声システムに切り換えて、音声着信の監視を行う。
このように、端末Aは、パケットシステム上の制御データ、ブロードキャストデータの受信や音声システムの着信監視を繰り返して行うが、ブロードキャストデータは、パケットシステムの制御データと重ならないタイミングで送信されるため、音声システムの着信監視タイミングと重なる場合が起こりうる。
かかる場合、ハイブリッド端末である端末Aは単一のRF部のみを備えるため、音声着信の監視もしくはブロードキャストデータの受信のいずれかができなくなるという問題が生ずる。
また、音声システムおよびパケットシステムから個別にデータを受信する2つの受信部と、データ送信の場合のみシステムに応じて切り替える単一の送信部とを備えるデュアル端末においても、ブロードキャストデータの受信感度・品質の向上を図るためにダイバシチ受信を行っているときには、1つの受信部を音声着信の監視タイミングにおいて音声システムに割り振ることで、ブロードキャストデータの受信感度が下がり、電波状態によっては受信エラー率が高くなることが起こりうる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、無線端末が、通話のための音声データおよび放送データの双方のデータに対して確実にアクセスできる通信システム、放送装置、および、そのための無線端末を提供することにある。
上記課題を克服するために、本発明の第1の観点は、複数の無線端末に対して放送データを送信する放送装置において、前記放送データを受信する無線端末が着信を監視する第1のタイミングを把握し、前記放送データを送信する第2のタイミングを、各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならないタイミングにて割り当てるタイミング割当手段と、前記第2のタイミングで前記放送データを送信する送信手段と、を備える放送装置である。
好適には、前記放送データを受信する無線端末が複数ある場合に、前記各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならない第2のタイミングを割り当てることができない場合には、前記第1のタイミングの対象無線端末が少ないタイミングにて前記第2のタイミングを割り当てる。
ここで、「対象無線端末がタイミングにて割り当てる」とは、通常は、対象無線端末の数が最小であるタイミングに割り当てることを意味する。また、幾つかのタイミングに候補がある場合には、対象無線端末の数が少ない順にタイミングを割り当てることが好ましい。
好適には、前記放送データに対してエラー訂正のための符号化を行う符号化手段を備え、前記符号化手段は、前記第2のタイミングを前記第1のタイミング中に割り当てた場合には、第1のタイミングに割り当てない無線端末に比較して、エラー訂正能力の高い符号を付与する。
上記課題を克服するために、本発明の第の観点は、放送装置から複数の無線端末に対して放送データを送信する通信システムにおいて、前記複数の無線端末のそれぞれは、第1のタイミングで着信を監視する手段を備え、前記放送装置は、前記放送データを受信する無線端末が着信を監視する前記第1のタイミングを把握し、前記放送データを送信する第2のタイミングを、各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならないタイミングにて割り当てるタイミング割当手段と、前記第2のタイミングで前記放送データを送信する送信手段と、を備え、さらに、前記無線端末は、前記第1のタイミングで着信を監視し、前記放送装置が割り当てた前記第2のタイミングで前記放送データを受信するように制御する制御部と、を備える通信システムである。
本発明によれば、無線端末が、通話のための音声データおよび放送データの双方のデータに対して確実にアクセスできる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図2は、本発明の通信システムの一実施形態を示す図である。
実施形態に係る通信システムは、本発明の無線端末としての携帯電話機(以下、適宜、「端末」と略記する)20と無線通信を行う2つのシステム、すなわち、音声システムとパケットシステムとから構成される。
音声システムでは、無線信号の送受信を行うBTS(以下、基地局)と、基地局をコントロールし、端末との制御データの交換を行うBSCと、一般公衆網PSTNとの接続に用いられるMGWとから構成され、音声通話のための音声データを処理する。
パケットシステムは、無線信号の送受信を行うAP(アクセスポイント10;本発明の放送装置に対応)と、APをコントロールし、端末との制御データの交換を行うPCFと、IPネットワークとの接続に用いられるPDSNとから構成され、ブロードキャストデータ(本発明の放送データ)を携帯電話機20に配信する。なお、以下では、パケットシステムとして、配信先を限定しないブロードキャストシステムを前提として説明を行うが、配信先を限定したマルチキャストシステムに対しても適用することができる。
以下、アクセスポイント10と携帯電話機20の構成および動作について説明する。
図3は、アクセスポイント10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、アクセスポイント10は、アンテナ11、RF受信部12、復号部13、着信周期解析部14、着信監視データ保存部15、RF送信部16、符号化部17、多重化部18、制御部19、を備えて構成される。
アクセスポイント10では、自己が管理するエリア内の携帯電話機から送信された電波がアンテナ11を介してRF受信部12に取り込まれる。RF受信部12では、受信した電波を検波する。
復号部13は、RF受信部12によって処理されたデータを無線通信方式に応じた復調処理を行うとともに、デジタルデータに変換する。
着信周期解析部14は、アクセスポイント10が管理するエリア内の複数の携帯電話機から送信される端末識別情報を解析し、着信監視タイミングを着信監視データとして、着信監視データ保存部15に記録する。着信監視タイミングは、音声システム内の基地局にて携帯電話機ごとに割り当てられるが、アクセスポイント10では、端末識別情報に基づいて着信監視タイミングを把握できるようになされている。
アクセスポイント10は、上位のPCFから制御データ、ユーザデータ、ブロードキャストデータを受信すると、これらのデータを多重化部18に供給する。
多重化部18では、制御部19による制御の下、供給された制御データ、ユーザデータ、ブロードキャストデータを多重化する。この多重化データは、符号化部17にて符号化される。この符号化には、無線通信方式に応じた符号化のほか、エラー訂正のための符号化も含まれる。
RF送信部16は、符号化部17により生成された符号化データをアンテナ11を介して、アクセスポイント10が管理するエリア内の携帯電話機に送信する。
本実施形態において、制御部19は、着信監視データ保存部15に記録された複数の携帯電話機の着信監視データに基づいて、ブロードキャストデータの送信タイミングを割り当て、そのタイミングでブロードキャストデータが送信されるように、多重化部18を制御する。
次に、携帯電話機20の構成について説明する。
図4は、携帯電話機20の構成を示すブロック図であって、(a)はダイバシチ受信を行わないシングル端末、(b)はダイバシチ受信を行うデュアル端末、をそれぞれ示す。
図3(a)に示すように、携帯電話機20は、アンテナ21、RF送信部22、パケットシステム無線処理部23、RF受信部24、音声システム無線処理部25、マイク26、スピーカ27、表示部28、入力部29、端末情報保存部30、制御部31、を備えて構成される。
携帯電話機20では、アンテナ21で受信した電波がRF受信部24に取り込まれる。RF受信部24では、受信した電波を検波してベースバンド信号(受信信号)を抽出する。
この受信信号は、通信対象のシステムに応じて、音声システム無線処理部25またはパケットシステム無線処理部23に供給される。すなわち、音声システムと通信を行っているときには、受信信号は音声システム無線処理部25に供給され、パケットシステムと通信を行っているときには、受信信号はパケットシステム無線処理部23に供給される。
たとえば、音声システム無線処理部25では、受信信号として通話のための音声データに対してコーデック処理・フィルタ処理などの所定の処理を行った後、アナログデータに変換・増幅し、制御部31を介してスピーカ27に出力する。
パケットシステム無線処理部23では、アクセスポイント10から送信された多重化データを分離して、制御データ、ユーザデータ、ブロードキャストデータを抽出する。そして、ブロードキャストデータとしての画像データ、音声データは、それぞれ表示部28、スピーカ27に出力されて再生される。
また、データを送信する際には、制御部31は、入力部29によるユーザ操作もしくは外部機器からの制御信号に応じて、音声システム無線処理部25およびパケットシステム無線処理部23のいずれかを選択する。音声システム無線処理部25およびパケットシステム無線処理部23では、各無線システムに応じた送信処理が行われる。
たとえば、パケットシステム無線処理部23では、入力部29を介した操作等に応じて、所望のコンテンツのブロードキャストデータの要求(以下、放送要求)を、RF受信部24を介してアクセスポイント10に対して行う。
また、パケットシステム無線処理部23では、端末情報保存部30に記録された端末識別情報を参照し、その端末識別情報をRF受信部24を介してアクセスポイント10に対して送出する。なお、端末識別情報としては、ESN(Electronic Serial Number)やIMSI(International Mobile Subscriber Identity)、MIN(mobile identification number)などがある。
音声システム無線処理部25は、基地局により割り当てられた着信監視タイミングで、定期的に基地局に対して着信データの要求を行う。
図4(b)に示すデュアル端末では、シングル端末と比較して、アンテナが相違する。すなわち、2つのアンテナからなるアンテナ21aを備え、たとえばブロードキャストデータを受信するときは、アンテナダイバシチ受信を行うことで、受信感度を向上させる。
次に、実施形態に係る通信システムの動作について、図5および図6に関連付けて説明する。
図5は、実施形態に係る通信システムの通信動作を示すフロー図である。図6は、アクセスポイント10による放送タイミングの算出処理を示すフローチャートである。
まず、アクセスポイント10は、配信可能なブロードキャストデータの一覧を含む「放送情報」をエリア内の携帯電話機に送信する(ステップST1)。携帯電話機20は、この「放送情報」に基づいて、ブロードキャストデータの一覧を表示部28に表示し、所望の放送サービスが入力部29を介して選択される(ステップST2)。
そして、その選択結果として「放送要求」がアクセスポイント10に送信されるとともに(ステップST3)、ESN,MINなどの端末識別情報が端末情報保存部30から取り出されてアクセスポイント10に対して送信される(ステップST4)。
アクセスポイント10では、受信した端末識別情報に基づいて、音声通話のための着信監視タイミングを抽出し、着信監視データとして着信監視データ保存部15に記録する(ステップST5)。さらに、アクセスポイント10では、着信監視データ保存部15に記録された、エリア内のすべての携帯電話機の着信監視データ(着信監視タイミング)を考慮して、ブロードキャストデータの放送タイミングを算出し(ステップST6)、その算出された放送タイミングにブロードキャストデータを携帯電話機20に配信する(ステップST7)。
図5のステップST6における放送タイミングの算出は、図6のフローチャートに沿って行われる。
先ず、アクセスポイント10では、制御部19は、「放送要求」がなされたコンテンツから必要なデータレートを取得する(ステップST10)。そして、着信監視データ保存部15に記録されるすべての携帯電話機(端末)の着信監視データ(着信監視タイミングのデータ)に基づいて、各端末が音声監視を行わない放送タイミングを算出し、割り当てる(ステップST11)。
なお、ブロードキャストデータではなく、送信対象が限定されたマルチキャストデータを扱う場合には、その送信対象の端末の着信監視データのみが、放送タイミング算出に当って考慮される。
次に、ステップST11で算出された放送タイミングで、要求されたコンテンツのデータレートを満足できるかを判断する(ステップST12)。すなわち、要求されたコンテンツのデータ量と取得したデータレートとから、コンテンツの送信時間を算出し、すべての端末が音声監視を行わない期間内にコンテンツの送信が終了するか否かを判断する。
その結果、すべての端末が音声監視を行わない期間内にコンテンツの送信が可能であれば(ステップST13)、ステップST11で算出した通りに放送タイミングが割り当てられる。
すべての端末が音声監視を行わない期間内にコンテンツの送信が可能でない場合には(ステップST13)、着信監視を行う端末の数が少ないタイミング(時間帯)から順次ブロードキャストデータの放送タイミングとして割り当てる(ステップST14)。これによって、ブロードキャストデータの受信のためにダイバシチ受信を行うデュアル端末が、音声着信監視のためダイバシチ受信を中断し、受信感度が低下する状況の発生を最小限に抑制することができる。また、ブロードキャストデータの受信のために、単一のRF部を切り替えるハイブリッド端末では、受信エラーの発生を最小限に抑制することができる。
また、このように、着信監視タイミングと放送タイミングとが重なった場合には、制御部19は、その重なったタイミングにおけるブロードキャストデータに対して、エラー訂正能力が高いフレームを使用する(ステップST15)。これにより、デュアル端末において、受信感度の低下に伴うエラー訂正能力が向上し、ダイバシチ受信の中断に伴う受信エラー率の増加を抑制することができる。また、ハイブリッド端末においても、発生した受信エラーの訂正能力を向上させることができる。
ブロードキャストデータの送信では、受信エラーが発生した場合でも、ARQ(Automatic Repeat Request)方式などのデータ再送制御によるエラー訂正方式を行うことができないため、FEC方式によるエラー訂正符号付きのパケット送信を行っており、たとえばステップST15では、このエラー訂正符号のパリティシンボル長を増加させる。
次に、図7を参照して、放送タイミングの算出方法の具体例について説明する。
図7において、(a)は、15台の端末A〜Oに対して音声システム上で割り当てられた、周期的に行われる着信監視タイミングを示す。(b)〜(e)は、端末A〜OのRF状態を示し、下向きのパルスはパケットシステムからの制御情報の監視タイミング、上向きのパルスは音声システムに対する着信監視タイミング、を示す。
図7において、(f)は、パケットシステムで割り当てられた制御情報の監視タイミングを示す。この監視タイミングは、周期Tpacket内のスロット番号0〜9(タイミングS0〜S9)に、たとえば図8に示すように端末ごとに割り当てられている。
図7において、(g)は最終的に算出された放送タイミングを示す。
図7に示す例では、アクセスポイント10は、先ず、15台の端末A〜Oが着信監視を行わないタイミングとして、タイミングS0およびS4を放送タイミングとして割り当てる。そして、要求されたコンテンツのデータレートを考慮して、このタイミングS0およびS4にコンテンツのすべてのデータを送信できれば、タイミングS0およびS4を放送タイミングとして決定する。
タイミングS0およびS4にコンテンツのすべてのデータを送信できない場合には、着信監視を行う端末の数が少ないタイミングS5およびS9を、さらに放送タイミングとして割り当てる。そして、このタイミングS5およびS9におけるブロードキャストデータのエラー訂正のパリティシンボル長を、タイミングS0およびS4におけるブロードキャストデータよりも長くする。
以上のようにして算出した放送タイミングで、周期的にブロードキャストデータが送信される。
以上説明したように、実施形態に係る通信システムによれば、アクセスポイントにおいて、自己が管理するすべて(またはいくつか)の携帯電話機の端末識別情報に基づいて着信監視タイミングを抽出し、その着信監視タイミングと重ならないタイミングを放送タイミングとして割り当てるので、各携帯電話機は、パケットシステムからのブロードキャストデータの受信を途切れさせることなく、音声システムにおける音声着信を監視することが可能となる。
アクセスポイントからのブロードキャストデータの送信タイミングと、基地局に対する音声着信の監視タイミングが重なる場合には、携帯電話機に送信されるブロードキャストデータに強力なエラー訂正符号化を行うことで、携帯電話機における受信エラー率が低減される。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
音声システムおよびパケットシステムに対する従来のハイブリッド端末のRF制御動作を示すタイミングチャートである。 本発明の通信システムの一実施形態を示す図である。 実施形態におけるアクセスポイントの構成を示すブロック図である。 実施形態における携帯電話機の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る通信システムの通信動作を示すフロー図である。 実施形態におけるアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る通信システムの動作を示すタイミングチャートである。 端末ごとに割り当てられた着信監視のタイミングの一例である。
符号の説明
10…アクセスポイント
11…アンテナ
12…RF受信部
13…復号部
14…着信周期解析部
15…着信監視データ保存部
16…RF送信部
17…符号化部
18…多重化部
19…制御部
20…携帯電話機
21,21a…アンテナ
22…RF送信部
23…パケットシステム無線処理部
24…RF受信部
25…音声システム無線処理部
26…マイク
27…スピーカ
28…表示部
29…入力部
30…端末情報保存部
31…制御部

Claims (4)

  1. 複数の無線端末に対して放送データを送信する放送装置において、
    前記放送データを受信する無線端末が着信を監視する第1のタイミングを把握し、前記放送データを送信する第2のタイミングを、各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならないタイミングにて割り当てるタイミング割当手段と、
    前記第2のタイミングで前記放送データを送信する送信手段と、
    を備える放送装置。
  2. 記各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならない第2のタイミングを割り当てることができない場合には、前記第1のタイミングの対象無線端末が少ないタイミングにて前記第2のタイミングを割り当てることを特徴とする
    請求項1記載の放送装置。
  3. 前記放送データに対してエラー訂正のための符号化を行う符号化手段を備え、
    前記符号化手段は、前記第2のタイミングを前記第1のタイミング中に割り当てた場合には、第1のタイミングに割り当てない無線端末に比較して、エラー訂正能力の高い符号を付与することを特徴とする
    請求項記載の放送装置。
  4. 放送装置から複数の無線端末に対して放送データを送信する通信システムにおいて、
    前記複数の無線端末のそれぞれは、
    第1のタイミングで着信を監視する手段を備え、
    前記放送装置は、
    前記放送データを受信する無線端末が着信を監視する前記第1のタイミングを把握し、前記放送データを送信する第2のタイミングを、各無線端末の前記第1のタイミングのいずれとも重ならないタイミングにて割り当てるタイミング割当手段と、
    前記第2のタイミングで前記放送データを送信する送信手段と、を備え、
    さらに、前記無線端末は、
    前記第1のタイミングで着信を監視し、前記放送装置が割り当てた前記第2のタイミングで前記放送データを受信するように制御する制御部と、
    を備える通信システム。
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