JP5235991B2 - エレベータ用巻上機のブレーキ装置 - Google Patents

エレベータ用巻上機のブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5235991B2
JP5235991B2 JP2010515678A JP2010515678A JP5235991B2 JP 5235991 B2 JP5235991 B2 JP 5235991B2 JP 2010515678 A JP2010515678 A JP 2010515678A JP 2010515678 A JP2010515678 A JP 2010515678A JP 5235991 B2 JP5235991 B2 JP 5235991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
screw portion
movable iron
holding
brake shoe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010515678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009147708A1 (ja
Inventor
直之 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2009147708A1 publication Critical patent/JPWO2009147708A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5235991B2 publication Critical patent/JP5235991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D5/00Braking or detent devices characterised by application to lifting or hoisting gear, e.g. for controlling the lowering of loads
    • B66D5/02Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes
    • B66D5/06Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes with radial effect
    • B66D5/08Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes with radial effect embodying blocks or shoes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
    • B66B5/22Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces by means of linearly-movable wedges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D5/00Braking or detent devices characterised by application to lifting or hoisting gear, e.g. for controlling the lowering of loads
    • B66D5/02Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes
    • B66D5/24Operating devices
    • B66D5/30Operating devices electrical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

この発明は、かご及び釣合おもりの昇降を制動するためのエレベータ用巻上機のブレーキ装置に関するものである。
従来、モータ軸と一体に回転するブレーキドラムの内側に配置され、ブレーキドラムの内面にブレーキシューを押し付けることによりブレーキドラムの回転を制動するエレベータ用巻上機のブレーキ装置が提案されている(特許文献1参照)。
図6は、従来のエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す要部断面図である。図において、ブレーキドラム101の内側には、ブレーキドラム101の内周面に接離可能なブレーキシュー102と、ブレーキシュー102から離れて配置された可動鉄心103と、ブレーキシュー102と可動鉄心103とを互いに連結する連結部材104と、ブレーキシュー102がブレーキドラム101の内周面に接触する方向へ可動鉄心103を付勢するばね105と、ばね105の付勢力に逆らって、ブレーキシュー102がブレーキドラム101の内周面から離れる方向へ可動鉄心103を変位させる電磁マグネット106とが設けられている。
図7は、図6のブレーキシュー102、可動鉄心103及び連結部材104を示す断面図である。図において、可動鉄心103には、ねじ穴107が設けられている。ねじ穴107の内周部には、雌ねじ部107aが形成されている。連結部材104の外周部には、雌ねじ部107aに螺合される雄ねじ部104aが形成されている。連結部材104は、雄ねじ部104aが雌ねじ部107aに螺合されることにより可動鉄心103に取り付けられている。
雄ねじ部104aには、連結部材104を可動鉄心103に固定するためのロックナット108が螺合されている。ロックナット108は、可動鉄心103に当てられた状態で連結部材104を可動鉄心103に締め付けている。ロックナット108が連結部材104を可動鉄心103に締め付けることにより、雄ねじ部104aが雌ねじ部107aに対して回ることが防止される。
可動鉄心103は、電磁マグネット106への給電により、ブレーキドラム101から離れる方向へ変位され、電磁マグネット106への給電の停止により、ブレーキドラム101に近づく方向へ変位される。可動鉄心103のストローク量Δgは、雄ねじ部104aの雌ねじ部107aに対する螺合量の調整により調整される。
可動鉄心103のストローク量Δgの調整は、以下の手順で行われる。まず、ブレーキシュー102がばね105の付勢力によりブレーキドラム101に押し付けられた状態でロックナット108を緩める。この後、連結部材104を回すことにより雄ねじ部104aの雌ねじ部107aに対する螺合量を調整し、連結部材104の可動鉄心103に対する位置を仮決めする。
ここで、図8は、図7のロックナット108が緩んだ状態を示す拡大断面図である。図8に示すように、連結部材104の可動鉄心103に対する位置を仮決めしたときには、可動鉄心103は、ブレーキシュー102に近づく方向(図8の右方向)へばね105の付勢力により押されている。従って、雌ねじ部107aのねじ山は、ブレーキシュー102に近づく方向へ雄ねじ部104aのねじ山に押し当てられている。
連結部材104の可動鉄心103に対する位置を仮決めした後には、ロックナット108を回して連結部材104を可動鉄心103に締め付ける。これにより、連結部材104が可動鉄心103に拘束される。
図9は、図8のロックナット108が可動鉄心103に当たって締め付けられた状態を示す拡大断面図である。図9に示すように、可動鉄心103に当てられたロックナット108を回して締め付けると、連結部材104は、ロックナット108の締め付け力により、可動鉄心103に対して、ブレーキシュー102に近づく方向(図9の右方向)へ押される。これにより、雄ねじ部104aのねじ山は、雌ねじ部107aのねじ山から離れて、図9の右方向へ微小距離Δdだけ移動し、雌ねじ部107aの別のねじ山に当たる。従って、連結部材104は、ロックナット108の締め付けの際に可動鉄心103に対して移動し、仮決めの位置からずれた位置に拘束されることになる。
特開2002−242961号公報
このような従来のエレベータ用巻上機のブレーキ装置では、連結部材104が可動鉄心103に拘束される位置が仮決めの位置からずれてしまうので、可動鉄心103のストローク量の調整を正確にすることができなくなってしまう。
また、ダイヤルゲージ等の測定器によって可動鉄心103のストローク量Δgを測定しながら、連結部材104及びロックナット108のそれぞれを回して連結部材104の可動鉄心103に対する拘束位置を調整することにより、ストローク量Δgの調整の精度を向上させることもできるが、調整作業が測定器を確認しながらの繊細な作業になるので、ストローク量Δgの調整作業に多大な手間がかかってしまう。
さらに、ブレーキシュー102に貫通ねじ穴を設け、貫通ねじ穴に螺合させた連結部材104をブレーキシュー102とブレーキドラム101との間の空間に突出させ、連結部材104の突出部分にロックナットを螺合して締め付けることにより、ロックナットの締め付けの際に連結部材104が可動鉄心103に対して移動することを防止することもできるが、ブレーキシュー102とブレーキドラム101との間に、例えばロックナットを回す工具等を挿入するための空間を確保する必要があるので、エレベータ用巻上機のブレーキ装置が大形化してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、可動鉄心のストローク量の調整をより正確に行うことができるとともに、ストローク量の調整作業を容易にすることができるエレベータ用巻上機のブレーキ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ用巻上機のブレーキ装置は、回転体、回転体に接離する方向へ変位されるブレーキシュー、ブレーキシューが変位される方向についてブレーキシューから離れて配置された可動鉄心、ブレーキシュー及び可動鉄心のいずれか一方に設けられた保持側螺旋部に螺合される調整側螺旋部が設けられ、ブレーキシューと可動鉄心とを互いに連結し、調整側螺旋部の保持側螺旋部に対する螺合量の調整によりブレーキシューと可動鉄心との間隔を調整する連結部材、ブレーキシューと可動鉄心とが互いに近づく方向へ調整側螺旋部を保持側螺旋部に押し付けて調整側螺旋部の保持側螺旋部に対する位置を固定する固定手段、ブレーキシューが回転体に接触する方向へ可動鉄心を付勢する付勢体、及び付勢体の付勢力に逆らって、ブレーキシューが回転体から離れる方向へ可動鉄心を変位させる電磁マグネットを備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す一部断面図である。 図1のブレーキシュー、可動鉄心、調整ボルト及びロックナットを示す断面図である。 図2のロックナットが緩んだ状態を示す拡大断面図である。 図3のロックナットが締め付けられた状態を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す一部断面図である。 従来のエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す要部断面図である。 図6のブレーキシュー、可動鉄心及び連結部材を示す断面図である。 図7のロックナットが緩んだ状態を示す拡大断面図である。 図8のロックナットが可動鉄心に当たって締め付けられた状態を示す拡大断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す一部断面図である。図において、エレベータ用巻上機には、モータ(図示せず)と、モータの駆動力により回転される駆動シーブ(図示せず)と、駆動シーブの回転を制動可能なブレーキ装置(エレベータ用巻上機のブレーキ装置)1とが搭載されている。駆動シーブには、かご及び釣合おもりを吊り下げる複数本の主索(図示せず)が巻き掛けられている。かご及び釣合おもりは、駆動シーブの回転により昇降路内を昇降される。
ブレーキ装置1は、モータの回転軸と一体に回転されるブレーキドラム(回転体)2と、ブレーキドラム2に接離する方向へ変位されるブレーキシュー3と、ブレーキシュー3から離れて配置された可動鉄心4と、ブレーキシュー3と可動鉄心4とを互いに連結し、ブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔を調整可能な調整ボルト(連結部材)5と、調整ボルト5によって調整されたブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔を固定するロックナット(固定手段)6と、ブレーキシュー3がブレーキドラム2に接触する方向へ可動鉄心4を付勢する付勢ばね(付勢体)7と、付勢ばね7の付勢力に逆らって、ブレーキシュー3がブレーキドラム2から離れる方向へ可動鉄心4を変位させる電磁マグネット8とを有している。
ブレーキドラム2は、モータの回転軸と同軸に配置された環状部9を有している。ブレーキシュー3、可動鉄心4、調整ボルト5、ロックナット6、付勢ばね7及び電磁マグネット8は、環状部9の内側に配置されている。電磁マグネット8は、モータの回転軸を支持する取付部材10に取り付けられている。
ブレーキシュー3は、環状部9の内周面に接離する複数のライニング11と、ライニング11を保持するライニング保持部材12とを有している。ブレーキドラム2の回転は、ライニング11が環状部9の内周面に接触することにより制動される。ブレーキドラム2の回転の制動は、ライニング11が環状部9の内周面から離れることにより解除される。
可動鉄心4は、ブレーキシュー3が変位される方向についてブレーキシュー3よりも環状部9から離れた位置に配置されている。調整ボルト5及びロックナット6は、ブレーキシュー3と可動鉄心4との間に配置されている。ブレーキシュー3、可動鉄心4、調整ボルト5及びロックナット6は、一体として変位される。
電磁マグネット8は、ブレーキシュー3が変位される方向について可動鉄心4よりも環状部9から離れた位置に配置されている。即ち、ブレーキシュー3と電磁マグネット8との間に可動鉄心4が配置されている。従って、ブレーキシュー3は、可動鉄心4が電磁マグネット8から離れる方向へ変位されることにより環状部9に近づく方向へ変位され、可動鉄心4が電磁マグネット8に近づく方向へ変位されることにより環状部9から離れる方向へ変位される。
付勢ばね7は、可動鉄心4と電磁マグネット8との間で縮められており、弾性反発力を発生している。可動鉄心4は、付勢ばね7の弾性反発力により、電磁マグネット8から離れる方向へ付勢されている。
電磁マグネット8は、固定鉄心13と、固定鉄心13に設けられ、給電を受けることにより可動鉄心4を吸引する電磁吸引力を発生する電磁コイル14とを有している。可動鉄心4は、電磁コイル14への給電により、付勢ばね7の弾性反発力に逆らって電磁マグネット8に近づく方向へ変位され、電磁コイル14への給電の停止により、付勢ばね7の弾性反発力に従って電磁マグネット8から離れる方向へ変位される。
図2は、図1のブレーキシュー3、可動鉄心4、調整ボルト5及びロックナット6を示す断面図である。図において、ライニング保持部材12には、可動鉄心4に対向する球面座15が設けられている。球面座15には、曲面に形成された受け部15aが設けられている。
可動鉄心4には、球面座15に対向するナット挿入用凹部16と、ナット挿入用凹部16の底部から電磁マグネット8に近づく方向(ブレーキシュー3から離れる方向)へ延びるボルト挿入用穴17とが設けられている。ナット挿入用凹部16は、可動鉄心4の厚さ方向(可動鉄心4が変位される方向)について所定の深さを有している。また、ナット挿入用凹部16の内径は、ボルト挿入用穴17の内径よりも大きくなっている。ボルト挿入用穴17は、可動鉄心4を貫通している。ナット挿入用凹部16及びボルト挿入用穴17は、可動鉄心4の厚さ方向に沿って同軸に配置されている。
ボルト挿入用穴17の内周部には、第1の保持側雌ねじ部(保持側螺旋部)18が設けられている。ナット挿入用凹部16の内周部には、第2の保持側雌ねじ部19が設けられている。従って、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19は、可動鉄心4の厚さ方向に沿って同軸に配置されている。即ち、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19のそれぞれのねじ山は、可動鉄心4の厚さ方向に沿った共通の軸線の周りを螺旋状に形成されている。また、第2の保持側雌ねじ部19の径は、第1の保持側雌ねじ部18の径よりも大きくなっている。さらに、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19のそれぞれのねじ山の螺旋の方向は、互いに逆方向となっている。また、この例では、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山のピッチが第2の保持側雌ねじ部19のねじ山のピッチよりも大きくなっている。
調整ボルト5は、ボルト挿入用穴17に挿入されるボルト部20と、ボルト部20の端部に設けられ、球面座15に取り付けられる頭部21とを有している。頭部21の外径は、ボルト部20の外径よりも大きくなっている。
ライニング保持部材12には、頭部21を受け部15aに押し付ける板ばね(保持具)30が設けられている。頭部21は、受け部15aに押し付けられることにより球面座15に取り付けられている。頭部21の受け部15aに接触する部分は、受け部15aの形状に合わせて曲面に形成されている。従って、ブレーキシュー3は、調整ボルト5に対して回動可能になっている。
ボルト部20の外周部には、第1の保持側雌ねじ部18に螺合される調整側雄ねじ部(調整側螺旋部)22が設けられている。ブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔は、調整側雄ねじ部22の第1の保持側雌ねじ部18に対する螺合量の調整により調整される。可動鉄心4のストローク量Δgは、ブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔により決まる。
ロックナット6は、ナット挿入用凹部16に挿入されている。また、ロックナット6には、ボルト部20が通されている。さらに、ロックナット6は、調整側雄ねじ部22に螺合される固定用雌ねじ部23と、第2の保持側雌ねじ部19に螺合される固定用雄ねじ部24と、ロックナット6を回すための工具(例えばスパナ等)が係合可能な係合部25とが設けられたナット部材とされている。
固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24は、同軸に配置されている。また、固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24のそれぞれのねじ山の螺旋の方向は、互いに逆方向となっている。固定用雌ねじ部23の径は、第1の保持側雌ねじ部18の径と同一とされている。固定用雌ねじ部23のねじ山のピッチは、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山のピッチと同一になっている。固定用雄ねじ部24の径は、固定用雌ねじ部23の径よりも大きくなっている。
調整ボルト5は、固定用雄ねじ部24と第2の保持側雌ねじ部19との係合部においてロックナット6がナット挿入用凹部16に挿入される方向へ締め付けられることにより、可動鉄心4に拘束される。
図3は、図2のロックナット6が緩んだ状態を示す拡大断面図である。図において、ロックナット6が緩んだ状態では、可動鉄心4は、ブレーキシューに近づく方向(図3の右方向)へ付勢ばね7の付勢力により押されている。従って、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山は、ブレーキシュー3に近づく方向へ調整側雄ねじ部22のねじ山に押し当てられている。この状態では、調整側雄ねじ部22が第1の保持側雌ねじ部18に対して所定の操作力で回るようになっている。
図4は、図3のロックナット6が締め付けられた状態を示す拡大断面図である。図において、固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24のそれぞれのねじ山は、ロックナット6が回されると、互いに逆方向へ移動される。従って、ロックナット6が所定の締め付け方向へ回されることにより、固定用雄ねじ部24のねじ山がナット挿入用凹部16から外れる方向(図4のA方向)へ移動され、固定用雌ねじ部23のねじ山がボルト挿入用穴17に近づく方向(図4のB方向)へ移動される。
従って、ロックナット6が所定の締め付け方向へ回されると、ブレーキシュー3に近づく方向(図4の右方向)へ可動鉄心4が押され、ブレーキシュー3を可動鉄心4に近づける方向(図4の左方向)へ調整ボルト5が押される。これにより、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山が調整側雄ねじ部22のねじ山に押し当てられる力が増加し、調整側雄ねじ部22が第1の保持側雌ねじ部18に対して回らないように保持される。即ち、ロックナット6は、所定の締め付け方向へ回されることにより、ブレーキシュー3と可動鉄心4とが互いに近づく方向へ調整側雄ねじ部22を第1の保持側雌ねじ部18に押し付けて、第1の保持側雌ねじ部18に対する調整側雄ねじ部22の位置を固定する。
次に、調整ボルト5及びロックナット6を可動鉄心4に取り付ける手順について説明する。まず、第2の保持用雌ねじ部19に固定用雄ねじ部24を螺合させながらナット挿入用凹部16にロックナット6を挿入させる。
この後、調整側雄ねじ部22を固定用雌ねじ部23及び第1の保持側雌ねじ部18の順に調整ボルト5を回しながら螺合させ、ボルト部20をロックナット6及びボルト挿入用穴17に通す。このとき、固定用雌ねじ部23の位置がずれていると調整側雄ねじ部22を第1の保持側雄ねじ部18に螺合させることができないので、固定用雌ねじ部23及び第1の保持側雌ねじ部18のそれぞれのねじ山が同一螺旋上に配置されるように、ロックナット6を少しずつ回しながら固定用雌ねじ部23の位置を調整する。
この後、調整側雄ねじ部22の第1の保持側雌ねじ部18に対する螺合量を調整し、調整側雄ねじ部22の第1の保持側雌ねじ部18に対する位置を仮決めする。このとき、可動鉄心4は、付勢ばね7によってブレーキシュー3に近づく方向へ付勢されている。従って、調整側雄ねじ部22のねじ山には、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山がブレーキシュー3に近づく方向へ押し当てられている。
この後、例えばスパナ等でロックナット6を所定の締め付け方向へ回す。これにより、固定用雄ねじ部24のねじ山がナット挿入用凹部16から外れる方向(図4のA方向)へ移動され、固定用雌ねじ部23がボルト挿入用穴17に近づく方向(図4のB方向)へ移動される。これにより、可動鉄心4及び調整ボルト5には、調整側雄ねじ部22及び第1の保持側雌ねじ部18のそれぞれのねじ山が互いに押し当てられる力を増加させる方向へロックナット6の締め付け力が加えられる。従って、ロックナット6を締め付けたときには、調整側雄ねじ部22及び第1の保持側雌ねじ部18のそれぞれのねじ山が互いに離れることはなく、調整ボルト5が可動鉄心4に対して仮決めの位置に保持される。なお、このとき、固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24の各ねじ山のピッチの範囲内でロックナット6が移動されるので、ロックナット6を回す量は微小量となる。
このようなエレベータ用巻上機のブレーキ装置では、ロックナット6の締め付け力により、ブレーキシュー3と可動鉄心4とが互いに近づく方向へ調整側雄ねじ部22が第1の保持側雌ねじ部18に押し付けられるので、調整ボルト5を可動鉄心4に固定する場合に、調整ボルト5の可動鉄心4に対する仮決めの位置を移動させずにロックナット6を締め付けることができる。従って、可動鉄心4のストローク量Δgの調整をより正確にすることができる。また、可動鉄心4のストローク量Δgの調整作業の際にダイヤルゲージ等の測定器を用いる必要がなくなるので、ストローク量Δgの調整作業を容易にすることができる。従って、ストローク量Δgの調整の作業時間の短縮化を図ることができる。さらに、ロックナット6をブレーキシュー3とブレーキドラム2との間に配置する必要がなくなるので、エレベータ用巻上機のブレーキ装置の小形化を図ることができる。
また、第2の保持側雌ねじ部19が可動鉄心4に、調整側雄ねじ部22が調整ボルト5にそれぞれ設けられ、ロックナット6には、調整側雄ねじ部22と螺合される固定用雌ねじ部23と、第2の保持側雌ねじ部19と螺合される固定用雄ねじ部24とが設けられており、固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24のそれぞれのねじ山の螺旋の方向が互いに逆方向になっているので、調整ボルト5を可動鉄心4に固定する構成を簡単な構成とすることができる。
なお、上記の例では、第1の保持側雌ねじ部18及び第2の保持側雌ねじ部19が共通の可動鉄心4に設けられているが、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19を別個の鉄心部材に設け、第1の保持側雌ねじ部18を設けた鉄心部材に、第2の保持側雌ねじ部19を設けた鉄心部材を固定することにより、可動鉄心4を構成するようにしてもよい。
また、上記の例では、可動鉄心4及び調整ボルト5のいずれにも螺合するロックナット6が固定手段として用いられているが、ブレーキシュー3と可動鉄心4とが互いに近づく方向へ調整ボルト5を可動鉄心4に押し付けるものであれば、これに限定されない。例えば、調整ボルト5の側面に突出部を設け、可動鉄心4に近づく方向へ突出部を押し付ける板ばねを固定手段として用いてもよい。
また、上記の例では、可動鉄心4に設けられたボルト挿入用穴17に調整ボルト5が挿入されるようになっているが、棒状のボルト軸を可動鉄心4に設け、ボルト軸が挿入される挿入穴を調整ボルト5に設けてもよい。この場合、ボルト軸には、第1の保持側雄ねじ部が保持側螺旋部として設けられ、挿入穴には、第1の保持側雄ねじ部と螺合される調整側雌ねじ部が調整側螺旋部として設けられる。このようにしても、調整ボルト5の可動鉄心4に対する仮決めの位置を移動させずにロックナット6を締め付けることができ、可動鉄心4のストローク量Δgの調整をより正確にすることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2によるエレベータ用巻上機のブレーキ装置を示す一部断面図である。図において、可動鉄心4には、ブレーキシュー3に対向する球面座15が設けられている。ライニング保持部材12には、球面座15に対向するナット挿入用凹部16と、ナット挿入用凹部16の底部から環状部9に近づく方向(可動鉄心4から離れる方向)へ延びるボルト挿入用穴17とが設けられている。ナット挿入用凹部16及びボルト挿入用穴17は、ライニング保持部材12の厚さ方向に沿って同軸に配置されている。
ボルト挿入用穴17の内周部には、第1の保持側雌ねじ部18が設けられている、ナット挿入用凹部16の内周部には、第2の保持側雌ねじ部19が設けられている。
可動鉄心4には、調整ボルト5の頭部21を球面座15の受け部15aに押し付ける板ばね30が設けられている。頭部21は、受け部15aに押し付けられることにより球面座15に取り付けられている。
調整ボルト5のボルト部20には、第1の保持側雄ねじ部18に螺合される調整側雄ねじ部22が設けられている。ブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔は、調整側雄ねじ部22の第1の保持側雌ねじ部18に対する螺合量の調整により調整される。可動鉄心4のストローク量Δgは、ブレーキシュー3と可動鉄心4との間隔により決まる。
ロックナット6には、調整側雄ねじ部22に螺合される固定用雌ねじ部23と、第2の保持側雌ねじ部19に螺合される固定用雄ねじ部24と、ロックナット6を回すための工具(例えばスパナ等)が係合可能な係合部25とが設けられている。
第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19、調整側雄ねじ部22、固定用雌ねじ部23及び固定用雄ねじ部24の各構成は、実施の形態1と同様である。また、他の構成及び動作も実施の形態1と同様である。
このように、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19をライニング保持部材12に設け、球面座15を可動鉄心4に設けても、調整ボルト5を可動鉄心4に固定する場合に、調整ボルト5の可動鉄心4に対する仮決めの位置を移動させずにロックナット6を締め付けることができ、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の例では、第1の保持側雌ねじ部18及び第2の保持側雌ねじ部19が共通のライニング保持部材12に設けられているが、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19を別個の保持部材に設け、第1の保持側雌ねじ部18を設けた保持部材に、第2の保持側雌ねじ部19を設けた保持部材を固定することにより、ライニング保持部材12を構成するようにしてもよい。
また、上記の例では、ライニング保持部材12及び調整ボルト5のいずれにも螺合するロックナット6が固定手段として用いられているが、ブレーキシュー3と可動鉄心4とが互いに近づく方向へ調整ボルト5をライニング保持部材12に押し付けるものであれば、これに限定されない。例えば、調整ボルト5の側面に突出部を設け、ライニング保持部材12に近づく方向へ突出部を押し付ける板ばねを固定手段として用いてもよい。
また、上記の例では、ライニング保持部材12に設けられたボルト挿入用穴17に調整ボルト5が挿入されるようになっているが、棒状のボルト軸をライニング保持部材12に設け、ボルト軸が挿入される挿入穴を調整ボルト5に設けてもよい。この場合、ボルト軸には、第1の保持側雄ねじ部が第1の保持側螺旋部として設けられ、挿入穴には、第1の保持側雄ねじ部と螺合される調整側雌ねじ部が調整側螺旋部として設けられる。このようにしても、調整ボルト5のライニング保持部材12に対する仮決めの位置を移動させずにロックナット6を締め付けることができ、可動鉄心4のストローク量Δgの調整をより正確にすることができる。
また、各上記実施の形態では、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山のピッチが第2の保持側雌ねじ部19のねじ山のピッチよりも大きくなっているが、第1及び第2の保持側雌ねじ部18,19のそれぞれのねじ山のピッチを同一にしてもよいし、第1の保持側雌ねじ部18のねじ山のピッチを第2の保持側雌ねじ部19のねじ山のピッチよりも小さくしてもよい。

Claims (1)

  1. 回転体、
    上記回転体に接離する方向へ変位されるブレーキシュー、
    上記ブレーキシューが変位される方向について上記ブレーキシューから離れて配置された可動鉄心、
    上記ブレーキシュー及び上記可動鉄心のいずれか一方に設けられた第1の保持側雌ねじ部に螺合される調整側雄ねじ部が設けられ、上記ブレーキシューと上記可動鉄心とを互いに連結し、上記調整側雄ねじ部の上記第1の保持側雌ねじ部に対する螺合量の調整により上記ブレーキシューと上記可動鉄心との間隔を調整する連結部材、
    上記ブレーキシューと上記可動鉄心とが互いに近づく方向へ上記調整側雄ねじ部を上記第1の保持側雌ねじ部に押し付けて上記調整側雄ねじ部の上記第1の保持側雌ねじ部に対する位置を固定する固定手段、
    上記ブレーキシューが上記回転体に接触する方向へ上記可動鉄心を付勢する付勢体、及び
    上記付勢体の付勢力に逆らって、上記ブレーキシューが上記回転体から離れる方向へ上記可動鉄心を変位させる電磁マグネット
    を備え
    上記ブレーキシュー及び上記可動鉄心のうち、上記第1の保持側雌ねじ部が設けられた一方には、上記第1の保持側雌ねじ部の径よりも大きな径を持つ第2の保持側雌ねじ部が上記第1の保持側雌ねじ部と同軸に設けられ、
    上記固定手段は、上記調整側雄ねじ部と螺合される固定用雌ねじ部と、上記第2の保持側雌ねじ部と螺合される固定用雄ねじ部とが設けられたナット部材とされ、
    上記第1及び第2の保持側雌ねじ部のそれぞれのねじ山の螺旋の方向は、互いに逆方向となっていることを特徴とするエレベータ用巻上機のブレーキ装置。
JP2010515678A 2008-06-02 2008-06-02 エレベータ用巻上機のブレーキ装置 Active JP5235991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2008/060140 WO2009147708A1 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 エレベータ用巻上機のブレーキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009147708A1 JPWO2009147708A1 (ja) 2011-10-20
JP5235991B2 true JP5235991B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=41397799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010515678A Active JP5235991B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 エレベータ用巻上機のブレーキ装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2308788B1 (ja)
JP (1) JP5235991B2 (ja)
KR (1) KR101219210B1 (ja)
CN (1) CN101977836B (ja)
WO (1) WO2009147708A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099123A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 三菱電機株式会社 エレベータ用巻上機のブレーキ装置
JP6123489B2 (ja) * 2013-05-29 2017-05-10 三菱電機株式会社 ブレーキ装置
JP6896806B2 (ja) * 2019-07-11 2021-06-30 東芝エレベータ株式会社 巻上機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004036080A1 (ja) * 2002-10-18 2004-04-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 巻上機用ブレーキ機構

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63285341A (ja) * 1987-05-14 1988-11-22 Akebono Brake Ind Co Ltd ブレ−キの間隙自動調整装置
JPH02265891A (ja) * 1989-04-05 1990-10-30 Mitsubishi Electric Corp エレベータのブレーキ装置
JP3635035B2 (ja) 2001-02-15 2005-03-30 三陽工業株式会社 ブレーキ装置
CN1242910C (zh) * 2001-06-29 2006-02-22 三菱电机株式会社 电梯卷扬机及电梯装置
DE60235654D1 (de) * 2002-09-12 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp Bremsvorrichtung für aufzugshebezeug
KR200343084Y1 (ko) * 2003-12-10 2004-02-25 허재영 엘리베이터용 권상기

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004036080A1 (ja) * 2002-10-18 2004-04-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 巻上機用ブレーキ機構

Also Published As

Publication number Publication date
EP2308788B1 (en) 2016-01-13
JPWO2009147708A1 (ja) 2011-10-20
EP2308788A4 (en) 2014-01-22
WO2009147708A1 (ja) 2009-12-10
EP2308788A1 (en) 2011-04-13
CN101977836A (zh) 2011-02-16
KR101219210B1 (ko) 2013-01-08
CN101977836B (zh) 2013-04-24
KR20100117111A (ko) 2010-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100339608C (zh) 双伺服型鼓式制动器内部制动蹄的调整装置
JP5235991B2 (ja) エレベータ用巻上機のブレーキ装置
US9638271B2 (en) Brake device for vehicle
TW201319421A (zh) 靜止用機械式碟式煞車
JP4993650B2 (ja) エレベータ巻上機及びエレベータ装置
CN104891379A (zh) 电磁制动装置、电梯用曳引机和电梯
JP3823258B2 (ja) 自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド、スプリング及び摩耗指示装置から成る組立体
CN100416127C (zh) 内张式电磁制动器
CN111356857B (zh) 制动装置
JP5490154B2 (ja) エレベータ用巻上機のブレーキ装置
JP2011037621A (ja) エレベータ巻上機用ブレーキ装置
JP2011112187A (ja) 無励磁作動型電磁ブレーキ及びその製造方法
KR101309982B1 (ko) 엘리베이터의 권상기 및 엘리베이터의 권상기의 제조방법
JP2013056717A (ja) シーブブレーキの組立治具
JP7433371B2 (ja) 巻上機ブレーキ装置
JP4855384B2 (ja) エレベータの巻上機
WO2021065726A1 (ja) ブレーキ装置
KR20150046868A (ko) 스크류의 과도한 작동에 의한 충격이 흡수되는 전자 파킹 브레이크 및 그 제작방법
JP6938085B2 (ja) パーキングポールの支持構造
RU2624582C1 (ru) Режущий инструмент
JP2008012560A (ja) プレス金型
JPS62292913A (ja) 操作用ワイヤの張力調節装置
WO2020255328A1 (ja) エレベーター用巻上機
EP3656900A1 (en) Spindle device of spinning machine
WO2019189655A1 (ja) 回転直動変換装置及び車両用ブレーキ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5235991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250