JP5235699B2 - 圧縮機及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機及びこれを備えた空気調和機に係り、より詳しくは、防音装置が設けられた圧縮機及びこれを備えた空気調和機に関するものである。
例えば、空気調和機の室外機に搭載された圧縮機は、運転の際に騒音を発するため、種々防音対策が講じられている。
このような防音対策に用いられる防音材に、再生ゴムからなる単層同一材料の防音材と、その表面に設けられた接着剤とからなり、被着体に貼り付けて装着するようにした剥離形防音材がある(特許文献1参照)。
特開2001−236074号公報(第3−5頁)
特許文献1に記載された防音材は、防音性能の向上のために、再生ゴムからなる単層同一材料を多量に使用するため、材料費及び加工コストが高くなり、その上防音材の厚みが増すため、圧縮機外周への巻き付けの作業性が悪いなどの問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、遮音性にすぐれ、その上圧縮機への巻き付けの作業性がよく、コストを低減できる防音材からなる防音装置を設けた圧縮機及びこの圧縮機を備えた空気調和機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る防音装置が設けられた圧縮機は、防音装置圧縮機の外周に巻き付けられ、再生ゴムとブチルゴムとを接合してなるゴム層と、該ゴム層に接合されたフェルト層とからなる多層構造の防音材と、防音材の一方の縁部に設けられ、圧縮機の外周に防音材が巻き付けられた状態において、防音材の一方の縁部と他方の縁部とを固定する固定手段と、を有し、防音材のゴム層は、再生ゴムの厚みよりもブチルゴムの厚みの方が大きく、防音材には、圧縮機に設けた電源取出部や配管を取り出すための開口部又は切欠き部を設けたものである。
また、本発明に係る空気調和機は、上記の圧縮機を備えたものである。
本発明によれば、防音材を、再生ゴムと高密度ゴム又はブチルゴムからなる二層構造のゴム層と、このゴム層に接合したフェルト層とによって多層に構成し、この防音材を圧縮機の外周に巻き付けるようにしたので、遮音性にすぐれるばかりでなく、圧縮機への巻き付け作業性がよくその上コストを低減できる防音装置が設けられた圧縮機及びこの圧縮機を備えた空気調和機を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る圧縮機及び巻き付け前の防音材の斜視図である。 図1のA−A断面拡大図である。 防音装置を設けた圧縮機の斜視図である。 前面パネルを取外した本発明の一実施の形態に係る圧縮機を備えた空気調和機の室外機の斜視図である。
図4は前面パネルを取外した本発明の一実施の形態に係る圧縮機を備えた空気調和機の斜視図である。
外ケース1の一方の側には、熱交換器(図示せず)、送風機3などが収容され、前面にファンガード4が設けられた送風室2が設けられており、他方の側には仕切り板5を介して、圧縮機10、接続配管7、電気箱8などが設置され、前面パネル(図示せず)を有する機械室6が設けられている。
機械室6に設置された圧縮機10は、図1に示すように、円筒状に形成されて密閉された本体部11を有し、本体部11の外面には電線接続部12及び配管13a,13bが露出して設けられている。
15は圧縮機10の本体部11の外周に巻き付けられて防音装置を構成する防音材で、本体部11の電線接続部12に対応して開口部17が設けられており、また、配管13aに対応して切欠き部18aが、配管13bに対応して貫通穴18b(以下、両者を合わせて切欠き部18という)がそれぞれ設けられている。19は防音材15の一方の縁部に設けられたマジックテープ(登録商標)である。
この防音材15は、図2に示すように、厚みt1の再生ゴム16bと、厚みt2の高密度ゴム16c又はブチルゴム16d(以下、主として高密度ゴム16cの場合について説明する)からなる異種ゴムを二層構造としたゴム層16aと、フェルト16eとから構成されている。そして、これら再生ゴム16b、高密度ゴム16c及びフェルト16eは、接着剤により接合され、又は締結具等の固定手段により一体に結合されている。
上記のように構成した防音材15は、フェルト16e側を圧縮機10の本体部11の外周側と対向させ、ゴム層16a側を外側にして本体部11に巻き付け、縁部に設けたマジックテープ(登録商標)19により、両縁部をすき間なく合わせて固定する。このとき、圧縮機10の電線接続部12は開口部17から、配管13a,13bは切除部18からそれぞれ取り出される。なお、20は防音材15と同じ材料からなる円板状の天面部材で、圧縮機10に巻き付けた防音材15の上部開口部を閉塞する。このときの状態を図3に示す。
本発明に係る圧縮機10によれば、防音材15を、再生ゴム16bと、高密度ゴム16c又はブチルゴム16dとの異種ゴムを二層構造としたゴム層16a、及びフェルト16eによる多層構造とし、再生ゴム16bと、この再生ゴム16bより高密度で遮音性能の高い高密度ゴム16c又はブチルゴム16dとを併用するようにしたので、再生ゴムからなる単層同一材料の防音材の使用量を増加することにより遮音するようにした従来の圧縮機に比べて、遮音効果を大幅に高めることができる。
また、本発明によれば、ゴム層16aを構成する再生ゴム16bの厚みt1と、高密度ゴム16c又はブチルゴム16dの厚みt2とを異なる厚みとすることで、遮音性能を調整することができる。この場合、ゴム層16aの遮音性能を更に向上するためには、高密度ゴム16c又はブチルゴム16dの厚みt2をより厚くすればよい。
さらに、本発明によれば、再生ゴム16bと、再生ゴム16bより安価な高密度ゴム16c又はブチルゴム16dとを併用することにより、従来の再生ゴムの使用量のみで対応した場合に比べて、防音材15のコストを低減することができる。
また、ブチルゴム16dは、再生ゴム16bとその物性を比較した場合、反発弾性が低く、耐屈曲亀裂性が高いことから柔軟性があり、再生ゴム16bとブチルゴム16dとを併用することにより、従来の再生ゴムのみを用いた場合に比べて柔軟性が高められるため、防音材15の圧縮機10への巻き付け作業性を向上することができる。
この場合、ゴム層16aの強度を高めるためには、再生ゴム16bの厚みを増せばよい。なお、ブチルゴム16dだけで使用量の増加により対応した場合は、柔軟性が高すぎて、圧縮機10への巻き付け作業性が悪くなる。
また、本発明は、防音材15をフェルト16eを含む多層構造としたことにより、圧縮機10に対して高吸音性が得られると共に、放熱ロスに対応することができる。
上記の説明では、図4に示した空気調和機の室外機に本発明に係る圧縮機を搭載した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の室外機にも本発明に係る圧縮機を搭載することができる。
さらに、本発明に係る圧縮機は、空気調和機以外の圧縮機を搭載する機器や装置にも使用することができる。
1 室外機の外ケース、10 圧縮機、11 本体部、12 配線接続部、13a,13b 配管、15 防音材、16a ゴム層、16b 再生ゴム、16c 高密度ゴム、16d ブチルゴム、16e フェルト、17 開口部、18a,18b 切欠き部、19 マジックテープ(登録商標)、20 天板部材。

Claims (2)

  1. 防音装置が設けられた圧縮機であって、
    前記防音装置
    前記圧縮機の外周に巻き付けられ、再生ゴムとブチルゴムとを接合してなるゴム層と、該ゴム層に接合されたフェルト層とからなる多層構造の防音材と、
    前記防音材の一方の縁部に設けられ、前記圧縮機の外周に前記防音材が巻き付けられた状態において、前記防音材の一方の縁部と他方の縁部とを固定する固定手段と、
    を有し、
    前記防音材のゴム層は、
    前記再生ゴムの厚みよりも前記ブチルゴムの厚みの方が大きく、
    前記防音材には、
    前記圧縮機に設けた電源取出部や配管を取り出すための開口部又は切欠き部を設けた
    ことを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項の圧縮機を備えたことを特徴とする空気調和機。
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