JP5235655B2 - アルミニウム溶湯処理装置および方法 - Google Patents
アルミニウム溶湯処理装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5235655B2 JP5235655B2 JP2008333975A JP2008333975A JP5235655B2 JP 5235655 B2 JP5235655 B2 JP 5235655B2 JP 2008333975 A JP2008333975 A JP 2008333975A JP 2008333975 A JP2008333975 A JP 2008333975A JP 5235655 B2 JP5235655 B2 JP 5235655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- molten aluminum
- storage tank
- tank
- water storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
前記貯湯槽の中央部に設けられ、軸心回りに回転駆動しつつ、溶湯液面よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフトと、
下端が溶湯液面よりも下方に配置され、上端が溶湯液面よりも上方に配置され、前記シャフトの周囲を覆うように設けられた筒状シャフトカバーと、
前記貯湯槽の内周壁面における下側部に上下方向に沿って設けられ、前記シャフトの回転に伴って前記貯湯槽内を回転流動するアルミニウム溶湯を上方に流動させる整流板と、を備えたことを特徴とするアルミニウム溶湯処理装置。
前記貯湯槽の外部に、前記開口部を介して前記カス溜まり部に連通するカス回収部が設けられ、
前記カス溜まり部に収集されたカスが、前記開口部を介して前記カス回収部に回収されるようにした前項4〜6のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
前記カス溜まり部に収集されたカスが、前記堰堤板をオーバーフローして前記カス回収部に回収されるようにした前項7に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
前記内周線条部によって、前記筒状シャフトカバー部材内の溶湯を下方に導くようにした前項1〜9のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
前記外周線条部によって、シャフト周辺の溶湯を下方に導くようにした前項1〜10のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
前記貯湯槽の外部から内部に引き込まれ、槽内引込部に出湯口が設けられ、前記貯湯槽内のアルミニウム溶湯を、前記出湯口を介して槽外に流出させる出湯管路と、をさらに備える前項1〜14にいずれかに記載されたアルミニウム溶湯処理装置。
前記貯湯槽の中央部に設けられ、軸心回りに回転駆動しつつ、溶湯液面よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフトと、
下端が溶湯液面よりも下方に配置され、上端が溶湯液面よりも上方に配置され、前記シャフトの周囲を覆うように設けられた筒状シャフトカバーと、
前記貯湯槽の内周壁面における下側部に上下方向に沿って設けられた整流板と、を備えたバブリング装置のアルミニウム溶湯処理方法であって、
前記シャフトの回転に伴って前記貯留槽内を回転流動するアルミニウム溶湯を前記整流板によって上向きに流動させるようにしたことを特徴とするバブリング装置のアルミニウム溶湯処理方法。
前記貯湯槽の上壁に密閉状態に貫通する筒状シャフトカバーと、
前記筒状シャフトカバーに挿通配置され、溶湯液面よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフトと、
前記貯湯槽の周壁に密閉状態に貫通されるとともに、槽内引込部に入湯口が設けられ、槽外から供給されるアルミニウム溶湯を、前記入湯口を介して前記貯湯槽内に流入させる入湯管路と、
前記貯湯槽の周壁に密閉状態に貫通されるとともに、槽内引込部に出湯口が設けられ、前記貯湯槽内のアルミニウム溶湯を、前記出湯口を介して槽外に流出させる出湯管路と、を備え、
前記筒状シャフトカバーの下端、前記入湯口および前記出湯口が、溶湯液面よりも下方に配置されて、
前記貯湯槽内において、溶湯液面上空がアルミニウム溶湯によって、前記筒状シャフトカバー、前記入湯管路および前記出湯管路の各内部に対しそれぞれ密閉されるようにしたことを特徴とするアルミニウム溶湯処理装置。
2…処理ガス吹き込み用シャフト
25…羽根
3…筒状シール部材(筒状シャフトカバー)
31…流入孔
32…内周線条部
4…入湯管路
45…入湯口
5…出湯管路
55…出湯口
6…カス回収ポケット(カス回収部)
61…開口部
62…堰堤板
71〜73…整流板
75…カス止め板
83…コンプレッサー(槽内圧調整手段)
L…アルミニウム溶湯
L1…溶湯液面
Lx…カス
Claims (14)
- アルミニウム溶湯が貯留される貯湯槽と、
前記貯湯槽の中央部に設けられ、軸心回りに回転駆動しつつ、溶湯液面よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフトと、
下端が溶湯液面よりも下方に配置され、上端が溶湯液面よりも上方に配置され、前記シャフトの周囲を覆うように設けられた筒状シャフトカバーと、
前記貯湯槽の内周壁面における下側部に設けられ、前記シャフトの回転に伴って前記貯湯槽内を回転流動するアルミニウム溶湯を上方に流動させる整流板と、を備え、
前記整流板は、前記貯湯槽の内壁面から内側に向けて突出するように取り付けられ、かつ上下方向に延びるよう配置され、
前記整流板の上端が、前記筒状シャフトカバーの下端よりも低位に配置されたことを特徴とするアルミニウム溶湯処理装置。 - 前記整流板が、溶湯回転方向に間隔をおいて複数設けられる請求項1に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽の周壁内面に、カスを収集するためのカス溜まり部が設けられる請求項1または2に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽は、平面視矩形状に形成され、その貯湯槽の一角部が前記カス溜まり部として構成される請求項3に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽の内壁面に、溶湯液面上を浮遊するカスを受け止めて前記カス溜まり部に収集させるためのカス止め板が設けられる請求項3または4に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽の周壁に、前記カス溜まり部に対応して開口部が設けられ、
前記貯湯槽の外部に、前記開口部を介して前記カス溜まり部に連通するカス回収部が設けられ、
前記カス溜まり部に収集されたカスが、前記開口部を介して前記カス回収部に回収されるようにした請求項3〜5のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。 - 前記開口部の下縁部に堰堤板が設けられ、
前記カス溜まり部に収集されたカスが、前記堰堤板をオーバーフローして前記カス回収部に回収されるようにした請求項6に記載のアルミニウム溶湯処理装置。 - 前記筒状シャフトカバーの周壁に、溶湯を内部に流入するための流入孔が設けられる請求項1〜7のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記筒状シャフトカバー部材の内周面に、凹条部または凸条部からなる内周線条部が螺旋状に設けられ、
前記内周線条部によって、前記筒状シャフトカバー部材内の溶湯を下方に導くようにした請求項8に記載のアルミニウム溶湯処理装置。 - 前記シャフトの外周面に、凹条部または凸条部からなる外周線条部が螺旋状に設けられ、
前記外周線条部によって、シャフト周辺の溶湯を下方に導くようにした請求項8に記載のアルミニウム溶湯処理装置。 - 前記貯湯槽が密閉型で、前記溶湯槽の内部における溶湯液面上空が外気に対し遮断されるある請求項1〜10のいずれか1項に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽内における溶湯液面上空の気圧を調整するための槽内圧調整手段が設けられる請求項11に記載のアルミニウム溶湯処理装置。
- 前記貯湯槽の外部から内部に引き込まれ、前記貯湯槽の内側に配置される部分である槽内引込部に入湯口が設けられ、槽外から供給されるアルミニウム溶湯を、前記入湯口を介して前記貯湯槽内に流入させる入湯管路と、
前記貯湯槽の外部から内部に引き込まれ、前記貯湯槽の内側に配置される部分である槽内引込部に出湯口が設けられ、前記貯湯槽内のアルミニウム溶湯を、前記出湯口を介して槽外に流出させる出湯管路と、をさらに備え、
前記入湯口および前記出湯口が、溶湯液面よりも下方に配置されている請求項1〜12にいずれかに記載されたアルミニウム溶湯処理装置。 - アルミニウム溶湯が貯留される貯湯槽と、
前記貯湯槽の中央部に設けられ、軸心回りに回転駆動しつつ、溶湯液面よりも下方に配置された下端部から溶湯中に処理ガスが気泡状態で放出される処理ガス吹き込み用シャフトと、
下端が溶湯液面よりも下方に配置され、上端が溶湯液面よりも上方に配置され、前記シャフトの周囲を覆うように設けられた筒状シャフトカバーと、
前記貯湯槽の内周壁面における下側部に、前記貯湯槽の内壁面から内側に向けて突出するように取り付けられ、上下方向に延び、かつ上端が前記筒状シャフトカバーの下端よりも低位に配置された整流板と、を備えたバブリング装置のアルミニウム溶湯処理方法であって、
前記シャフトの回転に伴って前記貯湯槽内を回転流動するアルミニウム溶湯を前記整流板によって上向きに流動させるようにしたことを特徴とするバブリング装置のアルミニウム溶湯処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333975A JP5235655B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | アルミニウム溶湯処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333975A JP5235655B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | アルミニウム溶湯処理装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010155257A JP2010155257A (ja) | 2010-07-15 |
JP5235655B2 true JP5235655B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=42573554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008333975A Expired - Fee Related JP5235655B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | アルミニウム溶湯処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5235655B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105458228A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-04-06 | 天津立中合金集团有限公司 | 一种在氮气保护下的铝合金在线浇铸方法 |
CN109536683B (zh) * | 2018-12-29 | 2020-06-19 | 广西平果百矿高新铝业有限公司 | 一种超长铝挤压材热处理装置及热处理工艺 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141838A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-26 | Showa Alum Corp | アルミニウム溶湯処理槽における回転軸挿入口のシ−ル装置 |
JPH0665729B2 (ja) * | 1986-04-11 | 1994-08-24 | 昭和アルミニウム株式会社 | 溶融金属処理装置 |
JPS63303014A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-09 | Sky Alum Co Ltd | 溶融金属の清浄化装置 |
JPH07207373A (ja) * | 1994-01-17 | 1995-08-08 | Kobe Steel Ltd | AlまたはAl合金溶湯の処理法 |
JPH10251768A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-22 | Akechi Ceramics Kk | 溶融金属の脱ガス清浄化装置 |
JP4248798B2 (ja) * | 2002-02-14 | 2009-04-02 | 株式会社パイロテック・ジャパン | インライン脱ガス装置 |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008333975A patent/JP5235655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010155257A (ja) | 2010-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5235653B2 (ja) | アルミニウム溶湯処理装置 | |
GB2591350A (en) | Systems, apparatus and methods for collecting and separating floating debris and water from a body of water | |
JP5235655B2 (ja) | アルミニウム溶湯処理装置および方法 | |
JP5575933B2 (ja) | アルミニウム溶湯処理装置 | |
US4088578A (en) | Process and apparatus for separating oil from water contaminated with oil | |
CN206027239U (zh) | 一种新型全自动油水分离器 | |
JP2010005598A (ja) | 塗装ブース用スラッジ回収装置 | |
JP2009262065A (ja) | タンク清掃装置及び清掃方法 | |
CN210645631U (zh) | 不易堵塞的自激湿式除尘器 | |
RU2371522C1 (ru) | Электролизер для получения лития | |
JP5814038B2 (ja) | オートドレン並びにこれを用いた排水機構及びコンクリートの浸水養生システム | |
CN221567304U (zh) | 一种出渣机水箱防堵补水装置 | |
JP2752283B2 (ja) | 油淨化装置 | |
KR200363077Y1 (ko) | 스나우트 내부의 탕면 이물질제거장치 | |
JP2009082789A (ja) | 油水分離装置 | |
CN110548356A (zh) | 不易堵塞的自激湿式除尘器 | |
CN219681951U (zh) | 一种废水处理沉淀桶 | |
JP4514481B2 (ja) | 厨房用油回収装置 | |
CN108119342A (zh) | 一种便于除尘过滤的油封式真空泵 | |
CN217595469U (zh) | 一种井下除尘装置 | |
CN212076959U (zh) | 大型水池柴油杂质回收系统 | |
JP6034241B2 (ja) | 蒸発缶 | |
CN208408932U (zh) | 一种激光切割辅助装置 | |
CN219058619U (zh) | 一种含油氨气废水处理罐 | |
CN215161131U (zh) | 一种具有回收废水功能的净水器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5235655 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |