JP5235367B2 - 分割コア組み立て装置、分割コア組み立て方法及び巻線方法 - Google Patents

分割コア組み立て装置、分割コア組み立て方法及び巻線方法 Download PDF

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Description

本発明は、分割コア組み立て装置、分割コア組み立て方法及び巻線方法に関し、特に、回転電機のアウターロータ型のステータコアであって分割構造のコアを組み立てる分割コア組み立て装置、この装置を用いた分割コア組み立て方法及び分割コア組立体に線材を巻き付ける巻線方法に関する。
ステータコアにコイル形成用の線材を巻き付ける巻線装置に関する公知文献として、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1は、ワーク芯部に線材を巻き付ける巻線装置に関するものであり、回転中心から一定間隔離れて位置する巻線ノズルを保持して回転することによってワーク芯部に対して巻線動作を行うフライアと、ワーク芯部の奥に向かう程ワーク芯部に接近する傾斜した軌跡に沿って巻線ノズルを送るノズル送り装置とを有する巻線装置が記載されている。
ところで、線材が巻き付けられるコアには、コア自体が複数に分割されたものがあり、複数に分割された分割状態のコアに対して線材を巻き付ける従来技術に関する公知文献として、例えば特許文献2〜4が挙げられる。
特許文献2は、複数の分割コアに線材を連続して巻き付ける巻線装置に関するものであり、その図1等に、複数に分割された分割コアを、治具に設けた分割コアセット部分にそれぞれセットし、分割コアセット部分を、分割コアと共に巻線作業位置まで順次個別に移動させた状態で治具全体を回転させ、これによって各分割コアに線材を順次個別に巻き付けるようにした巻線装置が記載されている。この巻線装置によれば、巻き付け速度の低下や設備費の増大を招くことなく、複数の分割コアに連続して線材を巻き付けることができるということである。
また、特許文献3は、分解ステータコアの巻線装置に関するものであり、駆動軸に取り付けられたステータコアを駆動軸によって1磁極分ステップ送りしながら、爪部間に線材を通して磁極部分に巻線を順次連続的に施す巻線装置であって、駆動軸の回転に同期して磁極単位に分割した各コア素子が相互に円周方向に所定範囲で可動となるように結合され一体に組み付けられたステータコアを部分的に順次外方に押し広げる手段を設けた分割ステータコアの巻線装置が開示されている。
図9は、特許文献3における分割ステータコアの巻線装置を示す図である。図9において、この巻線装置は、台座113に保持されたステータコア109をカム116の凸部分に当接しているローラ117を介して対応するロッド115がスライドすることによって、ステータコア109を部分的に外側に押し広げる機構を備えている。この巻線装置によれば、分割型のステータコアであっても、特殊な巻線装置を用いることなく、一般的な巻線装置によって各磁極部分に連続的に巻線を施すことができるということである。
また、特許文献4は、分割コア配列装置に関するものであり、その図3等に、コイルが巻かれた複数の分割コアを環状に配列する分割コア配列装置であって、複数の分割コアをそれぞれ保持する複数の分割コア保持治具と、隣り合う分割コア保持治具を回動可能に連結する連結手段とを備え、複数の分割コア保持治具を一列に展開及び環状に配列可能とした分割コア配列装置が記載されている。この分割コア配列装置によれば、環状に配列された分割コアを簡便に得ることができると共に、環状に配列された分割コアと環状のヨークとを組み合わせることによって簡便にステータを形成することができるということである。
特開平06−054493号公報 特開2003−348803号公報 特開2004−274980号公報 特開2006−352966号公報
しかしながら、上記従来技術のうち、特許文献1は、一体型のステータコアに線材を巻き付ける巻線機に関するものであり、複数の分割コアを組み合わせた分割コア組立体又はこれに線材を巻き付ける巻線機に関するものではない。また、特許文献2及び特許文献4は、分割コア組立体の各分割コアに線材を巻き付ける巻線技術に関するものであるが、分割コア組立体専用の巻線装置を必要とするものである。
一方、特許文献3は、分割コアを組み合わせたステータコアを部分的に外側に押し広げる手段を設けたものであり、これによって、押し広げた部分の巻線動作が容易となる。しかしながら、この巻線装置は、巻線を施す度にステータコアを部分的に押し広げる動作を繰り返す必要があるので装置構成だけでなく巻線工程そのものが煩雑となって巻線時間の短縮を図ることが困難であり、必ずしも満足できるものではなかった。
本発明の目的は、複数の分割コアを組み合わせた分割コア組立体に巻線を施すに際し、従来の一体型コアに適用される巻線装置をそのまま使用することができるように、分割コア組立体に要求される各寸法精度を簡単な装置及び方法で確保することができる分割コア組み立て装置、分割コア組み立て方法及び巻線方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の分割コア組み立て装置は、複数の分割コアを環状に配列して分割コア組立体を形成する分割コア組み立て装置であって、複数の円弧状のガイドリング単位を組み合わせて構成され、且つ前記分割コア組立体のコア部分の外径を規定するガイドリングと、該ガイドリング上に配置され、前記コア部分の軸方向に沿った一端部を規定する円盤状のホルダーベースと、該ホルダーベース上に固定され、前記コア部分の内径を規定するガイドプレートと、該ガイドプレートに締結され前記コア部分の軸方向に沿った他端部を規定するコア押さえ部材と、を有し、前記ガイドリングには外周面に沿って前記コア部分の軸方向に延びる突出部が設けられ、前記複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、前記ガイドリングの突出部の内周面を前記コア部分の外側面に当接させて前記複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、前記複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されることを特徴とする。
請求項2記載の分割コア組み立て装置は、請求項1に記載の分割コア組み立て装置において、前記コア押さえ部材の前記環状に配列された分割コアとの当接面には、周方向に沿って等間隔で、且つ放射状に延びる複数のスリットが設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の分割コア組み立て装置は、請求項2記載の分割コア組み立て装置において、前記コア押さえ部材の前記複数のスリットのうち隣接するスリット相互で挟まれた部分によって、前記環状に配列された分割コアのうちの一の分割コアを押圧するように、前記スリット相互の間隔が規定されていることを特徴とする。
請求項4記載の分割コア組み立て装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分割コア組み立て装置において、前記ガイドプレートには、前記分割コアを位置決めするための切欠部が設けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る分割コア組み立て方法は、複数の円弧状のガイドリング単位を組み合わせて構成され、且つ分割コア組立体のコア部分の外径を規定するガイドリングと、該ガイドリング上に配置され、前記コア部分の軸方向に沿った一端部を規定する円盤状のホルダーベースと、該ホルダーベース上に固定され、前記コア部分の内径を規定するガイドプレートと、該ガイドプレートに締結され前記コア部分の軸方向に沿った他端部を規定するコア押さえ部材と、を有する分割コア組み立て装置を用いた分割コア組み立て方法であって、前記ホルダーベース上に前記ガイドプレートを固定した連結体を、前記ガイドリングに載置し、前記ガイドプレートに設けられた切欠部に基本となる分割コアを嵌合して位置決めし、前記位置決めした分割コアに順次隣接するように前記ガイドプレートの外周面に沿って複数の分割コアを配列させ、分割コア配列体の中央部に位置する前記ガイドプレートに前記コア押さえ部材を締結させて前記分割コア配列体を前記ホルダーベースに押圧して固定し、その後、前記ガイドリングを取り除き、前記ガイドリングには外周面に沿って前記コア部分の軸方向に延びる突出部が設けられ、前記複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、前記ガイドリングの突出部の内周面を前記コア部分の外側面に当接させて前記複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、前記複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る巻線方法は、複数の分割コアを有する分割コア組み立て体の前記複数の分割コアにそれぞれ線材を巻き付ける巻線方法であって、請求項記載の分割コア組み立て方法によって組み立てられた分割コア組立体を、一体型ステータコアに線材を巻き付ける巻線装置に装着して前記分割コア組立体の前記複数の分割コアに線材を巻き付けることを特徴とする。
本願の請求項1に係る分割コア組み立て装置によれば、分割コア組立体におけるコア部分の外径を規定するガイドリングと、このガイドリング上に配置されコア部分の軸方向に沿った一端部を規定するホルダーベースと、このホルダーベース上に固定され、コア部分の内径を規定するガイドプレートと、このガイドプレートに締結されコア部分の軸方向に沿った他端部を規定するコア押さえ部材と、を有するので、分割コア組立体におけるコア部分の外径及び内径を正確に規定することができ、分割コア組立体に要求される各寸法精度を簡単に確保することができる。また、各分割コア相互間の開度であるティース開度を正確に規定することができるので、複数の分割コアが精度良く配置された、巻線を施し易い分割コア組立体を形成することができる。さらに、ガイドリングを構成する複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、ガイドリングの突出部の内周面をコア部分の外側面に当接させて複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されるため、ガイドリングが規定する分割コア組立体のコア部分の外径を正確且つ容易に調整することができる。
本願の請求項2に係る分割コア組み立て装置によれば、コア押さえ部材の分割コアとの当接面に複数のスリットが設けられているので、上記発明の効果に加え、各分割コアにおける高さのばらつきを吸収して押圧、固定することができる。
本願の請求項3に係る分割コア組み立て装置によれば、コア押さえ部材の複数のスリットのうち隣接するスリット相互で挟まれた部分によって一の分割コアを押圧するように、スリット相互間の間隔が規定されているので、上記発明の効果に加え、各分割コアの積層厚さのばらつきを吸収する効果がより確実に発揮される。
本願の請求項4に係る分割コア組み立て装置によれば、ガイドプレートに分割コアを位置決めするための切欠部が設けられているので、上記発明の効果に加え、分割コアを正確に位置決めして精度良く組み立てることができる。
本願の請求項に係る分割コア組み立て方法によれば、ホルダーベース上にガイドプレートを固定した連結体を、ガイドリングに載置し、ガイドプレートに設けられた切欠部に基本となる分割コアを嵌合して位置決めし、位置決めした分割コアに順次隣接するようにガイドプレートの外周面に沿って複数の分割コアを配列させ、得られた分割コア配列体の中央部に位置するガイドプレートにコア押さえ部材を締結させて分割コア配列体をホルダーベースに押圧して固定し、その後、ガイドリングを取り除くようにしたので、分割コア組立体に要求される各寸法精度を簡単に確保することができる。例えばコア部分の外径寸法及び内径寸法だけでなく、分割コア相互間のティース開度が正確に規定された分割コア組み立て体を形成することができる。さらに、ガイドリングを構成する複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、ガイドリングの突出部の内周面をコア部分の外側面に当接させて複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されるため、ガイドリングが規定する分割コア組立体のコア部分の外径を正確且つ容易に調整することができる。
本願の請求項記載の巻線方法によれば、請求項記載の分割コア組み立て方法によって組み立てられた分割コア組立体を、一体型コア用の巻線装置に装着して複数の分割コアに線材を巻きつけるようにしたので、専用の巻線装置を要することなく、分割コア組立体を構成する各分割コアに所望の巻線層をスムーズに形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
分割コアを組み立てた分割コア組立体に線材を巻き付ける際、従来の一体型のステータコアに適用される巻線装置を使用するためには、巻線工程までの前処理工程において、分割コア組立体に所定の正確な外径寸法及び内径寸法並びにティース開度を与えておく必要がある。
図1は、本実施の形態に係る分割コア組み立て装置の各構成部材を、分割コアの組み立て順序に従って順次組み付けた状態を示す分割コア組み立て装置の縦断面図である。
図1において、本実施の形態に係る分割コア組み立て装置は、分割コア組立体のコア部分1の外径寸法を規定するガイドリング2と、ガイドリング2上に配置され、コア部分1の軸方向に沿った一端を規定する円盤状のホルダーベース3と、ホルダーベース3上に固定され、コア部分1の内径寸法を規定するガイドプレート4と、ガイドプレート4の中央に設けられたねじ部に締結されガイドプレート4の外周面に沿って配列された複数の分割コアをホルダーベース3に押圧して固定するコア押さえ部材5とから主として構成されている。各構成部材は、例えば鉄、真鍮等からなる金属製である。
図2は、ガイドリング2の説明図であって、図2(A)は、その平面図、図2(B)は、図2(A)のB−B線に沿った部分断面図である。
図2(A)、図2(B)において、ガイドリング2は、中心部が空いたリング状を呈しており、円周方向に沿って、例えば3等分された3個のガイドリング単位2aから構成されている。3個のガイドリング単位2aを組み合わせたガイドリング2は、その外周部に沿って軸方向(以下、スラスト方向ともいう)に突出するように配置された所定高さ、例えば高さ4〜6mmの突出部2bが設けられている。突出部2bは、その内壁面によって分割コア組み立て体のコア部分1の外径を規定する。
ガイドリング2の各部の寸法は、形成される分割コア組立体の大きさによって異なるが、その外径は、例えば130〜140mm、内径は、例えば、120〜130mm、厚さは、例えば12〜15mmである。図2において、ガイドリング単位2aは、ガイドリング2を3等分したものとして示されているが、2等分又は4等分以上に分割されたものであってもよい。また、ガイドリング単位2aは、等分されたものに限定されず、不等分に分割されたものであってもよい。
分割コアを組み立てる際、ガイドリング2は、例えば3個のガイドリング単位2aをそれぞれ円弧方向に沿った両端部で隣接するように組み合わせることによって平面図上リング状に形成される。
図3は、ホルダーベース3の説明図であって、図3(A)は平面図、図3(B)は図3(A)のB−B線に沿った断面図である。図3(A)及び図3(B)において、ホルダーベース3は、円盤状を呈しており、その中心部には、貫通孔3aが設けられている。貫通孔3aの回りには、貫通孔3aとは所定の間隔を有する同心円上に等間隔に配置されたボルト用のねじ孔3bが、例えば8個等間隔に設けられている。
ホルダーベース3の各部の寸法は、組み立てられる分割コア組立体の大きさによって異なるが、その外径は、例えば80〜90mm、厚さは、例えば5〜10mmであり、その中心部に設けられた貫通孔3aの直径は、例えば20〜30mmである。
分割コアを組み立てる際、ホルダーベース3は、ガイドリング2に載置され、後述するガイドプレート4と固定され、コア部分1のスラスト方向の一端部を規定する。
図4は、ガイドプレート4の説明図であって、図4(A)は、その平面図、図4(B)は、図4(A)のB−B線に沿った部分断面図である。図4(A)において、ガイドプレート4は略円盤状を呈している。ガイドプレート4には、その外周部の、例えば3箇所に切欠部4aが設けられている。3個の切欠部4aは、基本となる分割コアが嵌合される位置決め部として機能する。3個の切欠部4a相互間には、複数の突起4bが等間隔に設けられている。突起4bは、切欠部4aに嵌合される基本分割コアに隣接して順次配置される複数の分割コア相互間の間隔を規定する。
ガイドプレート4の中心部には、貫通孔4cが設けられており、貫通孔4cは、図中上部が大径部となり、下部が大径部に連続する小径部となっている。貫通孔4cの回りには、貫通孔4cとは所定の間隔を有する同心円上に配置されたボルト用の貫通孔4dが、例えば8個等間隔に設けられている。各ボルト用の貫通孔4dは、上述したホルダーベース3に設けられたボルト用ねじ孔3bに重なるように対応している。
図4(B)において、貫通孔4cを含むコアガイドプレート4の中心部は、図中下方に突出しており、この突出部4eは、図3に示したコアホルダーベース3の中央に設けられた貫通孔3aに嵌合する。
ガイドプレート4の各部の寸法は、組み立てられる分割コア組立体の大きさによって異なるが、その外径は、例えば65〜75mm、厚さは、例えば20〜30mmであり、その中心部の貫通孔4cの大径部の直径は、例えば20〜30mm、小径部はM16のねじ孔となっている。
分割コアを組み立てる際、ガイドプレート4は、図3のホルダーベース3上に載置され、例えば8個のボルト用貫通孔4dを貫通する例えば8本のボルトによってホルダーベース3に固定される。
図5は、コア押さえ部材5の説明図であり、図5(A)は、その部分平面図、図5(B)は、側面図である。図5(A)及び図5(B)において、コア押さえ部材5は、円盤状の押圧部5aと、押圧部5aの中心に設けられた把持部5bと、把持部5bの中心に、把持部5b及び押圧部5aの中心部を貫通するように設けられたボルト用の貫通孔5cとを有する。
押圧部5aには、その外周に沿って所定幅、例えば20度間隔に、所定長さのスリット5dが等間隔に放射状に複数設けられている。スリット5dの開口端に対向する閉塞端には、例えば3φの孔部が設けられている。押圧部5aに複数のスリット5dを設けることによって、例えば隣接する二つのスリット5dで挟まれた一片の押圧部によってコア組立体を構成する一の分割コアが押圧されるようになり、各分割コアにおける高さのばらつきを有効に吸収することができる。
図5(B)において、押圧部5aの図中下側面中央部には、ボルト用の貫通孔5cを含む突出部5eが設けられており、突出部5eは、図4のガイドプレート4の中心部に設けられた貫通孔4cの大径部に嵌合する。
コア押さえ部材5の各部の寸法は、組み立てられる分割コア組立体の大きさによって異なるが、押圧部5aの外径は、例えば70〜80mmであり、スリット5dのラジアル方法(半径方向)の長さは、例えば10〜20mmであり、スリット幅は、例えば0.5〜1.0mmである。
分割コアを組み立てる際、コア押さえ部材5は、貫通孔5cを貫通し、図4のガイドプレート4の貫通孔4cの小径部に設けられたねじ部に螺合する締結ボルト(図示省略)によってガイドプレート4に締結され、ガイドプレート4の外周部に沿って配置された複数の分割コアを図3のホルダーベース3に向かって押圧し、固定する。このように、コア押さえ部材5は、分割コア組立体を構成する複数の分割コアを安定に固定、保持するように機能する。
以下、本実施の形態に係る分割コア組み立て装置を用いた分割コアの組み立て方法について説明する。
図6は、本実施の形態に係る分割コア組み立て方法を示す説明図であり、図7は、そのフローチャートである。
図6及び図7において、分割コアの組み立てに際し、先ず、床面又は作業台上で、ガイドリング2の構成部材である例えば3個のガイドリング単位2aを組み合わせてガイドリング2を形成する(ステップS1)。次に、ホルダーベース3上にガイドプレート4を重ねて、例えば8本のボルトによって両部材を固定、連結し、得られた連結体を図6(A)に示したように、ガイドリング2上に載置する(ステップS2)。この場合、ガイドリング2とホルダーベース3とは特に固定されない。
次に、ガイドリング2に載置した連結体におけるガイドプレート4の、3箇所の切欠部4aに、図6(B)に示したように、それぞれ基本分割コア(1a)を嵌合させ、位置決めする(ステップS3)。なお、基本分割コア1aは、分割コアを配列させる際の位置決めとなるコアであり、その他の分割コアとは、ガイドプレート4の切欠部4aに嵌合する形状部分を有している点においてのみ異なる。
3個の基本分割コア(1a)をガイドプレート4の切欠部4aに嵌合して位置決めした後、ガイドリング2を構成するガイドリング単位2aの位置を微調整してそれぞれガイドリング2の外周部の突出部2bの内周面を基本分割コア(1a)の外側面に当接して位置決めする(ステップS4)(図6(B)参照)。
次に、図6(C)に示したように、ガイドリング2の突出部2bの内壁面及びガイドプレート4の外周面に沿うように、3個の基本分割コア(1a)相互間に順次複数の分割コアを配列させる(ステップS5)。複数の分割コアを配列させた後、分割コア配列体の上面中央部にコア押さえ部材5を載置し、その中央に設けられたボルト用の貫通孔5cに締結ボルトを嵌挿させ、この締結ボルトによってコア押さえ部材5をガイドプレート4に締結し、これによって、図6(D)に示したように、コア押さえ部材5の押圧部5aによってガイドプレート4の回りに配列された複数の分割コアを下方のホルダーベース3に向かって押圧し、固定する(ステップS6)。
コア押さえ部材5によって分割コアを押圧、固定した後、ホルダーベース3の下方に配置されたガイドリング2を分解して取り外し、図6(E)に示したような分割コア組み立て体10を得る(ステップS7)。これによって、一連の分割コア組立体の組み立て操作を終了する。
図8は、本実施の形態によって形成された分割コア組立体を示す縦断面図である。図8において、分割コア組立体10は、ガイドプレート4と、その外周面に沿って配列された複数の分割コアからなるコア部分1と、コア部分1の軸方向に沿った一端を規定するホルダーベース3及び他端を規定するコア押さえ部材5とから主として構成されている。
得られた分割コア組立体10は、その上部に、例えばコアキャップが被せられた後、従来の一体型ステータコア用の巻線装置に装着され、一体型コアと同様にして各分割コアのティース部分に線材が巻き付けられる。
本実施の形態によれば、分割コア組み立て装置が、分割コア組立体10のコア部分1の外径を規定する外径規定部材としてのガイドリング2及び内径規定部材としてのガイドプレート4と、分割コア組立体のスラスト方向の一端部を規定する端部規定部材としてのホルダーベース3及び他端部を規定する端部規定部材としてのコア押さえ部材5とを備えるので、部品点数が少なくても、複数の分割コアを環状に配列させた分割コア組立体の外径、内径及びティース開度を精度よく規定して、一体型のステータコアと同等の寸法精度を有する分割コア組立体を組み立てることができる。
本実施の形態によれば、コア押さえ部材5の押圧部5aに周方向に沿って等間隔に配置され、放射状に延びる複数のスリット5dを設けたことにより、隣接するスリット5d相互で挟まれた部分によって一の分割コアを押圧するように調整することができ、これによって、分割コア組み立て時における各分割コアの高さのばらつきを吸収することができる。
本実施の形態によれば、分割コア組立体の内径を規定するガイドプレート4の外周面に、分割コアを嵌合させるための切欠部4aを設けたので、分割コア組み立て時の基本となる基本分割コア(1a)の位置決めを容易に、且つ正確に行うことができる。
本実施の形態によれば、分割コア組立体の外径を規定するガイドリング2を、例えば3分割可能な分割形式のものとしたので、分割コア組み立て開始時の基本分割コアの外側端部に対するガイドリング2の位置決め作業が容易となり、また、分割コアの組み立て終了時におけるガイドリング2の取り外しも容易となる。
本実施の形態に係る分割コア組み立て装置によって組み立てた分割コア組み立て体10は、外径、内径及びティース開度が高精度に規定されるので、従来の一体型のステータコアに用いられる巻線装置をそのまま適用することができ、これによって、専用の巻線装置及び煩雑な巻線操作を不要として分割コア部分にスムーズに線材を巻き付けることができる。
本発明の実施の形態に係る分割コア組み立て装置の各構成部材を、分割コアの組み立て順序に従って順次組み付けた状態を示す分割コア組み立て装置の縦断面図である。 ガイドリングの説明図であって、図2(A)は、その平面図、図2(B)は、図2(A)のB−B線に沿った部分断面図である。 ホルダーベースの説明図であって、図3(A)は平面図、図3(B)は図3(A)のB−B線に沿った断面図である。 ガイドプレートの説明図であって、図4(A)は、その平面図、図4(B)は、図4(A)のB−B線に沿った部分断面図である。 コア押さえ部材の説明図であり、図5(A)は、その部分平面図、図5(B)は、側面図である。 本発明の実施の形態に係る分割コア組み立て方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る分割コア組み立て方法を示すフローチャートである。 分割コア組立体の縦断面図である。 特許文献3における分割ステータコアの巻線装置を示す図である。
符号の説明
1 コア部分
1a 基本分割コア
2 ガイドリンング
2a ガイドリング単位
2b 突出部
3 ホルダーベース
3a 貫通孔
3b ボルト用のねじ孔
4 ガイドプレート
4a 切欠部
4b 突起
4c 貫通孔
4d ボルト用の貫通孔
4e 突出部
5 コア押さえ部材
5a 押圧部
5b 把持部
5c ボルト用の貫通孔
5d スリット
5e 突出部
10 分割コア組立体
109 ステータコア
113 台座
115 ロッド
116 カム
117 ローラ

Claims (6)

  1. 複数の分割コアを環状に配列して分割コア組立体を形成する分割コア組み立て装置であって、
    複数の円弧状のガイドリング単位を組み合わせて構成され、且つ前記分割コア組立体のコア部分の外径を規定するガイドリングと、
    該ガイドリング上に配置され、前記コア部分の軸方向に沿った一端部を規定する円盤状のホルダーベースと、
    該ホルダーベース上に固定され、前記コア部分の内径を規定するガイドプレートと、
    該ガイドプレートに締結され前記コア部分の軸方向に沿った他端部を規定するコア押さえ部材と、
    を有し、
    前記ガイドリングには外周面に沿って前記コア部分の軸方向に延びる突出部が設けられ、
    前記複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、
    前記ガイドリングの突出部の内周面を前記コア部分の外側面に当接させて前記複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、前記複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されることを特徴とする分割コア組み立て装置。
  2. 前記コア押さえ部材の前記環状に配列された分割コアとの当接面には、周方向に沿って等間隔で、且つ放射状に延びる複数のスリットが設けられていることを特徴とする請求項1記載の分割コア組み立て装置。
  3. 前記コア押さえ部材の前記複数のスリットのうち隣接するスリット相互で挟まれた部分によって、前記環状に配列された分割コアのうちの一の分割コアを押圧するように、前記スリット相互の間隔が規定されていることを特徴とする請求項2記載の分割コア組み立て装置。
  4. 前記ガイドプレートには、前記分割コアを位置決めするための切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分割コア組み立て装置。
  5. 複数の円弧状のガイドリング単位を組み合わせて構成され、且つ分割コア組立体のコア部分の外径を規定するガイドリングと、該ガイドリング上に配置され、前記コア部分の軸方向に沿った一端部を規定する円盤状のホルダーベースと、該ホルダーベース上に固定され、前記コア部分の内径を規定するガイドプレートと、該ガイドプレートに締結され前記コア部分の軸方向に沿った他端部を規定するコア押さえ部材と、を有する分割コア組み立て装置を用いた分割コア組み立て方法であって、
    前記ホルダーベース上に前記ガイドプレートを固定した連結体を、前記ガイドリングに載置し、
    前記ガイドプレートに設けられた切欠部に基本となる分割コアを嵌合して位置決めし、
    前記位置決めした基本分割コアに順次隣接するように前記ガイドプレートの外周面に沿って複数の分割コアを配列させ、
    分割コア配列体の中央部に位置する前記ガイドプレートに前記コア押さえ部材を締結させて前記分割コア配列体を前記ホルダーベースに押圧して固定し、
    その後、前記ガイドリングを取り除き、
    前記ガイドリングには外周面に沿って前記コア部分の軸方向に延びる突出部が設けられ、
    前記複数のガイドリング単位の各々は拘束されずに自在に移動可能であり、
    前記ガイドリングの突出部の内周面を前記コア部分の外側面に当接させて前記複数のガイドリング単位の位置決めを行う際、前記複数のガイドリング単位の各々の位置が微調整されることを特徴とする分割コア組み立て方法。
  6. 複数の分割コアを有する分割コア組立体の前記複数の分割コアにそれぞれ線材を巻き付ける巻線方法であって、請求項記載の分割コア組み立て方法によって組み立てられた分割コア組立体を、一体型ステータコアに線材を巻き付ける巻線装置に装着して前記分割コア組立体の前記複数の分割コアに線材を巻き付けることを特徴とする分割コア組立体の巻線方法。
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