JP5232701B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室用開き戸、浴室用折れ戸などの枠体に建具体を開閉自在に取付けた建具に関する。
従来、浴室用開き戸、浴室用折れ戸などにおいては、建具体の左右の縦框間に亘って、タオル掛け、取手などの横材を取付けることがある。
例えば、特許文献1に開示したように、折れ戸の戸体(建具体)の左右の縦框に支持具を取付け、この左右の支持具間に亘って取手を取付け、その取手を持って戸体を開閉するようにしている。
実開昭61−161362号公報
前述した従来の折れ戸は、支持具の取付部を縦框の切欠孔から中空部内に突出し、その取付部を中空部内で固定ビスにより縦框に固着して取付けているので、その固定ビスが外部から目視されずに横材取付部の見栄えが良い。
しかし、縦框に切欠孔を形成する必要があるし、縦框の中空部内で固定ビスを回転操作しなければならず、その作業が面倒である。
このことを解消するには、縦框の表面に、支持具を固定ビスで固着して取付け、その支持具にカバーを取付けて固定ビス等が見えないようにすることが考えられるが、このようにすると支持具とカバーを別々に準備し、支持具を取付けた後にカバーを取付けることになるので、部品点数が多く、部品管理が面倒であると共に、カバーを取付けることを忘れることがある。
前述のことは取手に限らず、タオル掛けなどの横材を取付ける場合も同様である。
本発明の目的は、建具体の左右の縦框間に亘って横材を簡単に取付けできると共に、横材取付部の見栄えが良いようにした建具とすることである。
本発明は、枠体に建具体を取付け、この建具体の左右の縦框間に亘って横材を取付けた建具であって、
前記建具体の左右の縦框の表面に取付用部品を固着具で固着してそれぞれ取付け、
前記取付用部品は、前記固着具で前記縦框に固着した取付具と、前記取付具を覆うカバー姿勢と非カバー姿勢とに亘って当該取付具に回動自在に連結したカバー体とを有し、
前記各取付具に横材の長手方向端部をそれぞれ連結して取付け、
前記カバー姿勢のカバー体により取付具と固着具を覆うようにしたことを特徴とする建具である。
本発明においては、前記取付具は、固着具で縦框の表面に固着して取付ける本体部と、この本体部の側面に設けた横材取付部を有し、
前記本体部にカバー体が、その本体部と固着具を覆うカバー姿勢と、本体部の取付部分が露出する非カバー姿勢とに亘って回動自在に連結することができる。
このようにすれば、本体部の取付けと横材の連結を別々にできるので、取付用部品に横材を取付けた状態で取付用部材を縦框に取付けしたり、取付用部品を縦框に取付けた状態で横材を連結したりできる。
本発明においては、前記横材取付部を横材の中空部に嵌合し、その横材の長手方向端面を本体部の側面に接して横材を連結し、
前記カバー体を、カバー姿勢のときに本体部と横材の長手方向端部寄りを覆う形状とすることができる。
このようにすれば、横材取付部を横材の中空部に嵌合することで横材を簡単に連結できるし、横材と本体部の接触部が見えないので、横材取付部の見栄えをより一層良いものにできる。
本発明においては、前記取付具の縦框取付面を縦框の表面に接し、この取付具の縦框取付面と反対側の横材取付面に横材の長手方向の端部寄りを接し、この横材の長手方向端部寄りから固着具を取付具を挿通して縦框に固着することで、取付具を縦框に取付けると共に、その取付具に横材を連結し、
前記取付具に連結したカバー体を、カバー姿勢とすることで取付具、横材の長手方向端部寄りを覆う形状とすることができる。
このようにすれば、取付具を縦框に取付ける固着具と取付具に横材を連結する固着具を兼用できるので、横材を縦框に取付ける作業が簡単である。
本発明においては、前記取付具の横材取付面に、横材の長手方向端部寄りを仮固定する横材仮固定部を設け、前記横材取付面に横材を、その横材の孔と取付具の取付用孔が合致した状態で仮固定するようにできる。
このようにすれば、横材を仮固定した状態で、固着具を横材の孔から取付具の取付用孔に挿入して縦框に固定できるので、その作業が簡単でやり易い。
本発明においては、前記取付具とカバー体に、相互に係合する係合受部と係合部を設け、
前記カバー体がカバー姿勢のときに係合部が係合受部に係合してカバー体をカバー姿勢で保持できるようにできる。
このようにすれば、カバー体をカバー姿勢で振動などにより動かないようにしっかりと保持できる。
本発明によれば、取付具は固着具で縦框の表面に取付けてあると共に、カバー体を非カバー姿勢とすることで取付けの邪魔にならないので、その取付けが容易であるから、横材を簡単に取付けできる。
さらに、取付具と固着具はカバー体で覆われているから横材取付部の見栄えが良い。
また、取付具にカバー体が連結してあるので、部品管理が容易で、カバー体の取付け忘れがない。
本発明の実施の形態を示す開き戸の概略正面図である。 図1のA−A断面図である。 図2の横材取付部の拡大詳細正面図である。 図3の平面図である。 図3の右側面図である。 取付用部品の斜視図である。 取付用部品の平面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す横材取付部の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す横材取付部の正面図である。 横材の他の実施の形態を示す取付け状態の縦断面図である。
図1に示すように、枠体1に建具体2を開閉自在に取付けて建具としてある。
前記枠体1は、上枠10と下枠11と左右の縦材12を矩形状に連結してある。
前記建具体2は、上框20と下框21と左右の縦框22を矩形状に連結し、その内部に面材23が装着してある。
前記左右の縦框22間に亘って横材3が取付けてある。
図2に示すように、前記左右の縦框22の表面22aに取付用部品4がそれぞれ取付けてある。
この左右の取付用部品4に、前記横材3の長手方向端部がそれぞれ連結され、左右の取付用部品4間に亘って横材3が取付けてある。
前記取付用部品4は、取付具5とカバー体6を備え、その取付具5が縦框22の表面22aに固着具で固着して取付けられ、その取付具5に横材3が連結される。
前記カバー体6は取付具5に、取付具5を覆うカバー姿勢と、取付具5を固着具により取付ける部分、つまり取付部分が露出して取付けの際に邪魔にならない非カバー姿勢とに亘って回動自在に連結してある。
このようであるから、1つの取付用部品4によって左右の縦框22間に亘って横材3を取付けできる。
その取付用部品4の取付具5は縦框22の表面22aに固着具で取付けてあると共に、カバー体6を非カバー姿勢とすることでカバー体6が邪魔にならないので、取付用部品4を簡単に取付けできる。
前記取付具5はカバー体6で覆われて固着具が見えないから、横材取付部の見栄えが良い。
したがって、建具体2の左右の縦框22間に亘って横材3を、1つの部品を用いることで簡単に取付けできると共に、横材取付部の見栄えが良い。
しかも、取付具5にカバー体6が連結してあるから、部品点数が少なく、部品管理が容易であると共に、カバー体6を取付けし忘れることがない。
なお、カバー体6で取付具5の全てを覆うことが好ましいが、必ずしも取付具5の全てを覆うのではなく、取付具5の目立つ部分、固着具で取り付ける部分を覆い、他の部分が露出するようにしても良い。
図2に示す建具体2は、一方の縦框22を支点として矢印で示すように面外方向に向けて回転して開放する開き戸、例えば浴室用開き戸としてある。
また、横材3と面材23とは離隔し、その横材3をタオル掛けや取手として利用できるようにしてある。
前記取付具5は、図3〜図5に示すように本体部5aと、この本体部5aに設けた横材取付部5bを有し、その本体部5aがビスなどの固着具7で縦框22の表面22aに固着して取付ける。
前記横材取付部5bは本体部5aの側面5cに、側方に向けて一体に設けてあり、この横材取付部5bは本体部5aの側面5cから側方に突出し、その横材取付部5bに横材3が連結される。
前記カバー体6は本体部5aにカバー姿勢と非カバー姿勢とに亘って回動自在に連結され、カバー姿勢のときに本体部5aと固着具7を覆う形状である。
このようにすれば、本体部5aの縦框22への取付けと、横材取付部5bへの横材3の連結を別々にできるので、取付用部品4を縦框22に取付けた状態で横材3を連結したり、横材3を連結した取付用部品4を縦框2に取付けできる。
したがって、横材3を取付け状態に応じて取付けできる。
この実施の形態では、横材3は、横材取付部5bが嵌合する中空部3aを有し、前記横材取付部5bが横材3の中空部3aに嵌合して横材3の長手方向端面3bが、前記本体部5aの側面5cに接している。
これにより、横材3を簡単に連結できる。
横材を取付けていない状態において、前記カバー体6は、実線で示すカバー姿勢のときに、本体部5aを覆うと共に、このカバー体6は本体部5aの側面5cよりも側方に突出し、前記横材3における前記本体部5aの側面5cに接触した端面3b寄り部分を覆う形状としてある。
つまり、カバー体6は、本体部5aと横材3の長手方向端部寄りを覆う形状としてある。
このようであるから、横材3と本体部5aの接触部が見えないので、横材取付部の見栄えをより一層良いものにできる。
横材を取付けていない状態において、前記カバー体6が図3、図4に仮想線で示す非カバー姿勢のときには、取付具5の本体部5a、横材取付部5bが外部に露出し、固着具7で取付具5を取付ける際にカバー体6が邪魔にならないようにしてある。
次に、取付用部品4の具体形状を説明する。
図6、図7に示すように、前記取付具5の本体部5aは、見付け方向(左右方向)一方の第1側面30と、他方の第2側面31と、見込み方向(前後方向)一方の第1端面32と、他方の第2端面33と、上面34と、下面35で囲まれたブロック形状で、その第1端面32には凹部36が形成され、その凹部36の底面と第2端面33に亘って取付用孔37が形成してある。前記第2側面31に横軸取付部5bが一体に設けてあり、この第2側面31が前述の側面5cである。
前記横軸取付部5bの外側面には、ほぼくさび形状の突条片38が長手方向に向けて有し、この横軸取付部5bを横材3の中空部3a内に嵌合し易く、かつ抜けにくくしてある。
前記本体部5aは図4に示すように、その本体部5aの第2端面33が縦框22の表面22aに接し、その縦框22に形成した孔22bに前述の固着具7を螺合して取付けてある。つまり、第2端面33が縦框取付面である。
前記孔22bをバーリング加工によって形成することで、裏板を用いずに固着具7をしっかりと螺合することができる。
なお、図示を省略するが、前記本体部5aの第2端面33に単数または複数の突部を設け、この単数または複数の突部を縦框22の表面22aに形成した単数または複数の凹部にそれぞれ嵌合することで、本体部5aが縦框22に対して回転しないようにすることができる。
このようにすれば、前述の固着具7を孔22bに螺合する作業がやり易い。
前記カバー体6は、本体部5aの第1側面30と対向する基板40と、この基板40の上下端縁と連続し本体部5aの上面34、下面35と対向する上面板41、下面板42と、前記基板40の見付け方向一端縁(後述する回動中心6aと反対側縁)と連続し、かつ上面板41、下面板42の見付け方向一端縁(後述する回動中心6aと反対側縁)を連続し、前記本体部5aの第1端面32と対向する端面板43で、見込み方向の一方の面と見付け方向の他方の面が開口した4面を有する略箱形状である。
前記カバー体6は、その基板40の見付け方向の他端縁40aが前記本体部5aの第1側面30の見込み方向の他端縁30a(縦框取付面側縁)に回動可能に連結され、その連結部が回動中心6aである。例えば、取付具5とカバー体6を樹脂によって一体成形する。
このようであるから、カバー体6は図6、図7に示す非カバー姿勢の状態から、前述の連結部(回動中心6a)を支点として図7に矢印aで示すように回動することで、図3〜図5に示すように、基板40が第1側面30と対向して覆い、上面板41が上面34を対向して覆い、下面板42が下面35と対向して覆い、端面板43が第1端面32と対向して覆うことで、カバー体6が本体部5aを覆うカバー姿勢とすることができる。
前記本体部5aとカバー体6とに亘って、カバー体6をカバー姿勢で保持して振動などによってカバー体6がカバー姿勢から非カバー姿勢に向けて回動しないようにする保持手段50が設けてある。
例えば、図6と図7に示すように、本体部5aの上面34、下面35における第2端面33寄り部分(つまり、縦框取付面寄り部分)に係合受部51が形成してある。
前記カバー体6の上面板41、下面板42の開口縁(つまり、端面板43と反対側縁)に係合部52をそれぞれ設け、カバー体6をカバー姿勢まで回動すると図5に示すように、係合部52が係合受部51に係合してカバー体6をカバー姿勢で保持する。
前記係合受部51は、本体部5aの上面34、下面35と第2端面33とのコーナー部を切欠きした鉤形状の切欠き51aで、前記係合部52は突条片52aで、この突条片52aを切欠き部51aに係合するようにしてある。
そして、カバー体6を非カバー姿勢から回動中心6aを中心として図7に矢印aで示す方向に回動するときに、前記突条片52aが本体部5aの上面34、下面35に沿って摺動してカバー体6の上面板41、下面板42を拡開変形し、その突条片52aが切欠き51aに合致すると前記上面板41、下面板42が弾性復元して突条片52aが切欠き51aに係合する。
なお、突条片52aは切欠き51aにしっかりと係合して外れにくくしてある。
前述のようにしてカバー体6をカバー姿勢とするので、その突条片52aが本体部5aの上面34、下面35にスムーズに乗り上げるように、前述の上面34、下面35を平行面に対して傾斜した斜面として突条片52aが上面34、下面35に乗り上げできるようにしてある。
例えば、図7に示すように本体部5aの上面34を、カバー体回動方向に2つに区分し、かつ回動中心6aに近い方と遠い方に2つに区分して第1〜第4面34a,34b,34c,34dに区分する。
前記第1面34aはカバー体回転方向における上流側、つまり乗り上げ側で、回動中心6aより遠い側で、カバー体6をカバー姿勢に向けて回動したときに前述の突条片52aが最初に乗り上げると共に、その突条片52aはほぼ矢印X方向に移動することになる。
したがって、第1面34aを矢印X方向に向けて乗り上げ側(第1側面30側)が低く、下流側つまり乗り上げ側と反対側(第2側面31側)が高くなるような斜面とする。
前記第2面34bはカバー体回転方向における乗り上げ側と反対側で、回動中心6aより遠い側で、この第2面34bには突条片52aが接しないので、第2面34bは、第1面34aの反対側の高さと同一の高さの平行面とする。
前記3面34cは、カバー体回動方向における乗り上げ側で、回動中心6aに近い側で、カバー体6が回動することで突条片52aは斜めの姿勢で順次乗り上げるから、突条片52aは矢印Y方向に順次移動することになる。
したがって、第3面34cは矢印Y方向に向けて回動支点6aから遠く、かつ乗り上げ側が最も低く、かつ第1面34aの乗り上げ側縁と同一高さで、回動支点6aから近く、かつ乗り上げ側と反対側が高くなるような斜面とする。
前記第4面34dは、乗り上げ側と反対側で、回動支点6aに近い側で、カバー体6がある程度回動して突条片52aが第1面34aを通過して第3面34cの中間まで移動したときに突条片52aが第4面34dに接し、突条片52aは、ほぼ矢印Z方向に移動することになる。
したがって、第4面34dは矢印Z方向に向けて、回動中心6aから遠い側が低く、かつ第2端面34aと同一高さで、回動支点6aに近い側が高くなるような斜面とする。
なお、下面35も同様としてある。
このようにすることで、カバー体6を非カバー姿勢からカバー姿勢に向けて回動するときに、突条片52aは本体部5aの上面34、下面35にスムーズに乗り上げて上面34、下面35に沿って摺動し、その突条片52aが切欠き51aに係合する。
なお、係合部52を凹部で、係合受部51を突部とした場合には、本体5aの上面34、下面35を平行面とすることができる。
次に、取付用部品4の第2の実施の形態を説明する。
前述の実施の形態では、取付具5を、本体部5aの側面に横材取付部5bを突出して有した形状としたが、この実施の形態では、本体部5aと横材取付部5bを兼用する取付具5とし、固着具7で取付具5に横材3を連結すると共に、取付具5を縦框22に固着するようにした。
図8に示すように、取付具5を、見付け方向の第1側面60と第2側面61と、見込み方向の第1端面62と第2端面63と、上面64と、下面65を有するブロック形状とし、その第1端面62と第2端面63に亘って取付用孔66を形成する。
前記横材3は、見込み方向一側の第1縦板3cと、他側の第2縦板3dと、上板3eと、下板3fで中空部3aを有する長尺形状で、その第1縦板3dに孔3gが形成されていると共に、第2縦板3dに固着具挿入部、例えば切欠部3hが形成してある。
そして、横材3の第1縦板3cを取付具5の第1端面62に接し、この横材3の切欠部3h、孔3gから固着具7を取付具5の取付用孔66を挿通して縦框22の孔22bに螺合して取付具5を縦框22の表面22aに取付けると共に、その取付具5に横材3の長手方向端部を連結する。つまり、取付具5の第1端面62が横材取付面で、第2端面63が縦框取付面である。
このようであるから、取付具5を縦框22に取付ける固着具7と、横材3を取付具5に連結する固着具7を兼用できるので、1つの固着具7を螺合すれば良く、横材3の取付け作業が容易である。
前記取付具5の第1側面60の第2端面63寄り部分とカバー体6の基板40を回動自在に連結し、その連結部を回動中心6aとする。
前記カバー体6を回動中心6aを中心として回動することで、図9に示すように、そのカバー体6により取付具5、横材3の長手方向端部寄り部分を覆うカバー姿勢とすることができる。
この実施の形態では、取付具5に横材仮固部70が設けてあり、横材3を取付具5に取付けるときに、横材3を取付具5に仮固定できるようにしてある。
例えば、取付具5の第1端面62の上下部に平面がL字形状の上下一対の固定片71を一体に設け、この各固定片71と第1端面62との間に隙間72を形成すると共に、一対の固定片71を連結片73で一体的に連結する。
前記横材3の中空部3aに、前記上下一対の固定片71が嵌合されることで、横材3が取付具5に仮固定され、横材3が取付具5に、所定の取付け位置で仮固定されると共に、横材3の孔3gが取付具5の取付用孔66に合致する。
このようであるから、カバー体6を非カバー姿勢とした状態で、取付具5に横材3を仮固定し、固着具7で取付具5を縦框22に取付けると同時に、横材3を取付具5に連結できると共に、横材3を取付具5に対して動かないように手で保持する必要がなく、作業性が良い。
前述の実施の形態において、横材仮固定部70を設けることなく、横材3を取付具5に押しつけながら固着具7を縦框22に螺合するようにしても良い。
前述の各実施の形態においては、横材3を取手やタオル掛けとして利用できるものとしたが、これに限ることはなく、物を載置する棚として利用できるものとしても良い。
例えば、図10に示すように、横材3を、前述の取付用部品4に取付ける取付部80と、この取付部80より見込み方向に張り出している物品載置部81を有する形状とする。
前記物品載置部81は面材23に接するようにしても良いが、面材23との間にクリアランスを設けるようにしても良い。
このようにすれば、物品載置部81に小物を置くことができる。
また、前述の横材3よりも上方位置に、別の横材を図1、図2に示すと同様に取付けることで、物品載置部81に本の下部を載置し、その本の上部寄りを別の横材に接することで、本を収納することができる。
前述の横材3の物品載置部81は板状であるから、重量物を載せたときに下向きに湾曲変形することがあるので、縦框22の内側見込み面22cに支持部82を設けて物品載置部81が下向きに湾曲変形しないようにすることができる。
前述の支持部82としては、縦框22の内側見込み面22cの一部分を打ち出し加工したもの、部品を縦框22の内側見込み面22cに固着したもの等がある。
前述の物品載置部81は取付部80の下部に設けたが、上部に設けても良い。
この場合には、物品載置部81の面材23と反対側に立上り部を設けて物品の脱落を防止するようにできる。
また、物品載置部81の面材23側と反対側の両方に立上り部を設けて部品の脱落を防止するようにできる。
前述の横材3は、上横材と下横材との間にスリット板を一体に設けたもの、上横材と下横材との間に網体を取付けたもの等とすることもできる。
このようにすれば、小物を吊り下げることができる。
前述の取付具5を、図10に示した縦框22の内側見込み面22cに固着具で固着するようにしても良い。つまり、前述の各実施の形態においては、縦框22の表面22aを見付け面としたが、その表面22aは前述の内側見込み面22cでも良い。
1…枠体、2…建具体、3…横材、3a…中空部、3b…長手方向端面、4…取付用部品、5…取付具、5a…本体部、5b…横材取付部、5c…側面、6…カバー体、7…固着具、22…縦框、22a…表面、50…保持手段、61…係合受部、62…係合部、70…横材仮固部。

Claims (6)

  1. 枠体に建具体を取付け、この建具体の左右の縦框間に亘って横材を取付けた建具であって、
    前記建具体の左右の縦框の表面に取付用部品を固着具で固着してそれぞれ取付け、
    前記取付用部品は、前記固着具で前記縦框に固着した取付具と、前記取付具を覆うカバー姿勢と非カバー姿勢とに亘って当該取付具に回動自在に連結したカバー体とを有し、
    前記各取付具に横材の長手方向端部をそれぞれ連結して取付け、
    前記カバー姿勢のカバー体により取付具と固着具を覆うようにしたことを特徴とする建具。
  2. 前記取付具は、固着具で縦框の表面に固着して取付ける本体部と、この本体部の側面に設けた横材取付部を有し、
    前記本体部にカバー体が、その本体部と固着具を覆うカバー姿勢と、本体部の取付部分が露出する非カバー姿勢とに亘って回動自在に連結した請求項1記載の建具。
  3. 前記横材取付部を横材の中空部に嵌合し、その横材の長手方向端面を本体部の側面に接して横材を連結し、
    前記カバー体を、カバー姿勢のときに本体部と横材の長手方向端部寄りを覆う形状とした請求項2記載の建具。
  4. 前記取付具の縦框取付面を縦框の表面に接し、この取付具の縦框取付面と反対側の横材取付面に横材の長手方向の端部寄りを接し、この横材の長手方向端部寄りから固着具を取付具を挿通して縦框に固着することで、取付具を縦框に取付けると共に、その取付具に横材を連結し、
    前記取付具に連結したカバー体を、カバー姿勢とすることで取付具、横材の長手方向端部寄りを覆う形状とした請求項1記載の建具。
  5. 前記取付具の横材取付面に、横材の長手方向端部寄りを仮固定する横材仮固定部を設け、前記横材取付面に横材を、その横材の孔と取付具の取付用孔が合致した状態で仮固定できるようにした請求項4記載の建具。
  6. 前記取付具とカバー体に、相互に係合する係合受部と係合部を設け、
    前記カバー体がカバー姿勢のときに係合部が係合受部に係合してカバー体をカバー姿勢で保持できるようにした請求項1〜5いずれか1項記載の建具。
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