JP5231560B2 - 無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequencyhandoff)を実行するための装置及び方法 - Google Patents

無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequencyhandoff)を実行するための装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5231560B2
JP5231560B2 JP2010528091A JP2010528091A JP5231560B2 JP 5231560 B2 JP5231560 B2 JP 5231560B2 JP 2010528091 A JP2010528091 A JP 2010528091A JP 2010528091 A JP2010528091 A JP 2010528091A JP 5231560 B2 JP5231560 B2 JP 5231560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
frequency
neighboring
handoff
list information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010528091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010541490A (ja
Inventor
ワン、ジュン
アーディンジャー、マリエ−ピエール・マイケル・ダニエル
レザ、エムディー.アシュラファー
ラーマン、アトム・マームダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2010541490A publication Critical patent/JP2010541490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5231560B2 publication Critical patent/JP5231560B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/06Reselecting a communication resource in the serving access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0072Transmission or use of information for re-establishing the radio link of resource information of target access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/08Load balancing or load distribution
    • H04W28/086Load balancing or load distribution among access entities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

本開示は、一般に通信に関し、さらに詳しくは無線通信ネットワークにおけるハンドオフを実行するための技術に関する。
無線通信ネットワークは、声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信サービスを提供するように広く開発された。これらの無線ネットワークは、利用できるネットワーク・リソースを共有することによって、複数のユーザをサポートする能力がある多元接続ネットワークでありうる。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワークおよび、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークである。
無線通信ネットワークは、容量を向上するために複数の周波数チャネルで動作する。周波数チャネルはまた、ラジオ周波数(RF)チャネル、CDMAチャネル、キャリア等とも称される。無線ネットワークは、ネットワーク負荷が周波数チャネルに渡って均等に分布されるように、複数の周波数チャネル間に、アクセス端末(例、セルラ電話)を分布させることができる。この結果、多くのアクセス端末が、ある周波数チャネルから、別の周波数チャネルにハンドオフされるようになる。もし必要ならば、適切な手法で、別の周波数チャネルにハンドオフすることが望ましい。
本明細書では、無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequency handoff)を実行するための技術が説明されている。アクセス端末は、無線ネットワークにおいて、(例えば、起動時に)第1の周波数で、第1のセクタを獲得し、第1のセクタから、オーバヘッド・メッセージを受信する。アクセス端末は、オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得し、この情報を格納する。アクセス端末は、たとえば、ネットワーク負荷を平準化させるために第1の周波数から、第2の周波数に向けられる。アクセス端末は、その後、第2の周波数で、第2のセクタへのハンドオフを実行することができる。第1のセクタおよび第2のセクタは、同じ場所に位置し、同じアクセス・ポイントによってサービス提供されていても、異なる有効通信範囲領域を有しうる。第2のセクタへのハンドオフは、もしアクセス端末が、第1のセクタの有効通信範囲内であるが、第2のセクタの有効通信範囲外ならば、不成功となる。
第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、アクセス端末は、格納された近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定することができる。たとえば、第2の周波数における近隣セクタのリストが、近隣リスト情報に基づいて決定され、近隣セクタが、このリストから選択される。アクセス端末は、その後、近隣セクタの獲得を試み、獲得されれば、近隣セクタへのハンドオフを実行する。第2のセクタへのハンドオフが不成功となり、近隣リスト情報を取得するためにオーバヘッド・メッセージが第2のセクタから受信されない場合、システム・ロス(system loss)を宣言することを回避することができる。
本明細書に記載の技術は、アイドル・モードまたはアクティブ・モードで動作している間、起動時におけるシステム間ハンドオフのため、および周波数間ハンドオフのためにもまた使用される。本開示の様々な態様と特徴は、さらに詳しく以下に記述される。
無線通信ネットワークを示す。 垂直的な配置において、異なる周波数で複数のセクタをサポートするアクセス・ポイントを示す。 等しくない有効通信範囲領域の垂直的な配置を示す。 セクタ・パラメータ・メッセージのフォーマットを示す。 周波数間ハンドオフを実行するためのプロセスを示す。 周波数間ハンドオフをサポートするためのプロセスを示す。 アクセス端末とアクセス・ポイントとのブロック図を示す。
本明細書で説明する技術は、CDMAネットワーク、TDMAネットワーク、OFDMAネットワーク、およびSC−FDMAネットワークのような様々な無線通信ネットワークに使われている。“ネットワーク”と“システム”という用語は、しばしば置換可能に使用されている。CDMAネットワークは、cdma2000、全世界地上ラジオ接続(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)等のようなラジオ技術を実現する。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、及びIS−856規格を含む。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)、低チップレート(LCR)等を含んでいる。TDMAネットワークは、グローバル移動体通信システム(Global System for Mobile Communications)(GSM)のようなラジオ技術を実現する。OFDMAネットワークは、拡張UTRA(Evolved UTRA)(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。これらの様々なラジオ技術と規格は、当該技術において公知である。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、“第3世代パートナシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)”(3GPP)と命名された組織からの書類に記述されている。cdma2000は、“第3世代パートナーシッププロジェクト2(3rd Generation Partnership Project 2)”(3GPP2)と命名された組織からの書類に記述されている。3GPPと3GPP2の書類は、公的に利用可能である。
明確化のために、これら技術のある態様は、IS−856を実現するHigh Rate Packet Data(HRPD)ネットワークに関して記載される。HRPDは、CDMA2000 1xEV−DO(Evolution−Data Optimized)、1xEV−DO、1x−DO、DO、High Data Rate(HDR)等とも称される。“HRPD”、”EV−DO“と、”DO“という用語はしばしば置換可能に使用される。HRPDは、“cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification”と題された2007年3月付3GPP2 C.S0024−Bに記載されている。これは公的に利用可能である。明確化のために、HRPD用語は、以下の記述の多くに使われている。
図1は、HRPDネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、任意の数のアクセス端末120のための通信をサポートすることができる任意の数のアクセス・ポイント110を含みうる。アクセス・ポイントは、一般にアクセス端末と通信する固定局であり、基地局、ノードB、イボルブド・ノードB(eNodeb B)等としてもまた称される。各々のアクセス・ポイント110は、特定の地理的エリアに対して通信有効範囲を提供する。“セル(cell)”という用語は、この用語が使われる文脈に依存して、アクセス・ポイント、および/またはその有効通信範囲領域を称しうる。ネットワーク容量を向上するために、アクセス・ポイント有効通信範囲領域は、複数のより小さい領域、たとえば3つのより小さいエリア、に分割されうる。“セクタ(sector)”という用語は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲領域にサービスを提供する固定局、または有効通信範囲の最小の単位を称す。セクタ化されたセルに関し、アクセス・ポイントは、一般にセルのすべてのセクタにサービスを提供する。一般的に、本明細書に記載された技術は、セクタ化されていないセルを伴った無線ネットワークだけでなく、セクタ化されたセルを伴った無線ネットワークに用いられうる。この後の記述は、セクタ化されたセルを伴った無線ネットワークを想定している。
アクセス端末120は、無線ネットワーク100の至る所に分散されており、各々のアクセス端末は、据置式又は移動式である。アクセス端末は、移動局、ユーザ機器、端末、加入者ユニット、局等とも称されうる。アクセス端末は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線デバイス、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ等でありうる。HRPDにおいて、アクセス端末は、任意の瞬間において、1つのアクセス・ポイントからのフォワード・リンクで伝達を受信し、1つまたは複数のアクセス・ポイントにリバース・リンクで伝達を送信しうる。フォワード・リンク(すなわちダウンリンク)は、アクセス・ポイントから、アクセス端末への通信リンクを称し、リバース・リンク(すなわちアップリンク)は、アクセス端末からアクセス・ポイントへの通信リンクを称する。
ネットワーク・コントローラ130は、アクセス・ポイント110に接続しており、これらのアクセス・ポイントの調整および制御を提供する。ネットワーク・コントローラ130は、単一のネットワーク・エンティティ、またはネットワーク・エンティティの集合でありうる。HRPDにおいて、ネットワーク・コントローラ130は、基地局コントローラ(BSC)、パケット制御機能(a Packet Control Function)(PCF)、パケット・データ提供ノード(PDSN)等のようなネットワーク・エンティティを含む。
無線ネットワーク100は、CDMAチャネルとして称される複数の周波数チャネルで動作する。HRPDにおいて、各々のCDMAチャネルは、1.25MHzの帯域幅を持ち、1つのCDMA信号を送るために使用される。ネットワーク容量は、複数のCDMAチャネルを使用することによって向上される。
図2は、垂直的な配置で1つのアクセス・ポイントからのK個のCDMAチャネル上のK個のCDMA信号を示す(ここでK>1)。この例において、CDMAチャネル1は、F1の中心周波数を持ち、CDMAチャネル2は、F2の中心周波数を持つなど、CDMAチャネルKは、FKの中心周波数を持つ。中心周波数は、CDMAチャネルがチャネル間干渉を低減するために十分に間隔をおいて配置されるように選択される。一般に、K個のCDMAチャネルの中心周波数は、最小間隔基準に従う任意の量の間隔を置いて配置され、同じまたは異なる周波数帯内にありうる。K個のCDMA信号は、アクセス・ポイントにより、同じか、又は異なった電力レベルで送信される。また、これらのCDMA信号は、アクセス端末により同じか、又は異なる電力レベルで受信される。
HRPDにおいて、セクタは、特定の擬似乱数 (PN) オフセットと特定の中心周波数(または、単に、周波数)で、定義されうる。セクタは、出力チップを生成するために割り当てられたPNオフセットで、PNシーケンスを用いて、データ、シグナリング及びパイロットをスペクトラル拡散することができる。セクタは、さらに割り当てられた周波数で、CDMA信号を生成するために出力チップを処理しうる。
アクセス・ポイントは、与えられた周波数で、複数(例えば3つ)のセクタにサービス提供する。これらのセクタは、異なったPNオフセットを割り当てられ、端において、重複する異なった有効通信範囲領域を有しうる。垂直的な配置にて、アクセス・ポイントは、複数の周波数で動作し、異なった周波数で、セクタの複数のセットにサービス提供しうる。たとえば、アクセス・ポイントは、各々の周波数で、3つのセクタにサービス提供をするので、異なる2つの周波数では、合計6つのセクタにサービス提供できる。
複数のセクタは、ネットワーク容量を向上するために、所与の地理的なエリアに渡って(あるいは、同じ場所に位置され)、異なった周波数で展開されうる。この地理的エリア内のアクセス端末は、これらのセクタにおける負荷を平準化するために異なる周波数に向けられる。理想的には、同じ場所に位置するセクタは、アクセス端末が、どのセクタと通信しているのかとは無関係に同じ有効通信範囲領域を受け取ることができるように同じ有効通信範囲領域を持つべきである。しかし、特に、これらのセクタが異なった帯域クラスの周波数で動作する場合、現実的な実施においては、同じ場所に位置するセクタに関して、同じ有効通信範囲領域を持つことは難しい。同じ場所に位置するセクタに関する、異なる有効通信範囲領域は、異なる送信機特性、異なるアンテナ特性、及び/又は異なる周波数における異なるRF伝播特性の結果として生じる。等しくないセクタ有効通信範囲領域は、いくつかの処理シナリオにおいて、通信失敗を引き起こす。
図3は、等しくないセクタ有効通信範囲領域を伴った、アクセス・ポイント110aでの垂直的配置の例を示す。この例においては、セクタSA1とSA2は、同じ場所に位置され、ひとつの地理的なエリアに渡って配置されており、セクタSB2は、別の地理的エリアに渡って配置されている。セクタSA1は、PNオフセットxを持ち、周波数Fで動作し、有効通信範囲領域310を持つ。セクタSA2は、PNオフセットyを持ち、周波数Fで動作し、有効通信範囲領域312を持つ。セクタSB2は、PNオフセットzを持ち、周波数Fで動作し、有効通信範囲領域320を持つ。一般に、x、y、及びzは、任意のPNオフセットでありうる。図3に示される例においては、セクタSA2の有効通信範囲領域312は、セクタSA1の有効通信範囲領域310より小さい。セクタSB2の有効通信範囲領域320は、セクタSA1の有効通信範囲領域310とオーバラップしているが、セクタSA2の有効通信範囲領域312とはオーバラップしていない。
アクセス端末120xは、セクタSA1の有効通信範囲領域310とセクタSB2の有効通信範囲領域とのそれぞれ両方とオーバラップするエリア330に位置している。起動時、アクセス端末120xは、アクセス端末に格納されているプリファード・ローミング・リスト(preferred roaming list)(PRL)に基づいてシステム探索を実行する。PRLは、アクセス端末120xがアクセスできる許可されたシステム/ネットワークと、オプションとしてアクセス端末がアクセスできない禁止されたシステム/ネットワークを識別する。PRLはまた、許可されたシステム/ネットワークにおけるセクタの周波数とPNオフセットのように、許可されたシステム/ネットワークを探索するために使用される適切なパラメータを含む。
アクセス端末120xは、PRLに基づいてセクタSA1を獲得する。アクセス端末120xは、その後セクタSA1から、セクタ・パラメータ・メッセージ(SectorParameters message)のようなオーバヘッド・メッセージを受信する。セクタ・パラメータ・メッセージは、セクタSA1の有効通信範囲領域、各々のCDMAチャネルの周波数等において利用可能なCDMAチャネルの数を示すことができる周波数情報を含みうる。図3に示される例において、周波数情報は、周波数FとFにおける2つのCDMAチャネルを示しうる。複数のCDMAチャネルがセクタ・パラメータ・メッセージにおいて与えられるならば、アクセス端末120xは、ハッシュ関数に基づいて1つのCDMAチャネルを選択しうる。アクセス端末120xは、ハッシュ関数に対して、セッション・シード(SessionSeed)とチャネル・カウント(ChannelCount)を提供する。セッション・シードは、アクセス端末120xに対するセッションに対して生成された32ビットの擬似乱数でありうる。チャネル・カウントは、セクタ・パラメータ・メッセージにより示されるCDMAチャネルの数でありうる。ハッシュ関数は、セクタ・パラメータ・メッセージにおいて与えられるCDMAチャネルから特定のCDMAチャネルを選択するのに使用されるハッシュ値を提供する。
アクセス端末120xは、ハッシュ関数が周波数Fを選択するならば、まず周波数Fにおいて、セクタSA1を獲得し、セクタSA2に周波数間ハンドオフを行いうる。セクタSA1とセクタSA2は、図3に示されるように異なる有効通信範囲を持ち、アクセス端末120xは、新しい周波数Fで、セクタSA2の有効通信範囲の外側にありうる。この場合、セクタSA2へのハンドオフは失敗する。アクセス端末120xは、その後システム・ロスを宣言し、無線ネットワークを再獲得することを実行しうる。アクセス端末120xは、アクセス端末により維持された以前に獲得されたセクタのデータベースまたはアクセス端末に格納されたPRLの何れか一方に基づいて(セクタSB2の代わりに)セクタSA1を再度獲得する。アクセス端末120xは、その後セクタSA1からセクタ・パラメータ・メッセージを受信し、周波数Fに再度ハッシュ化される。なぜなら、アクセス端末120xは、システム・ロスと再獲得を行ったにもかかわらず、同じセッション・シードがハッシュ関数に対して使われるからである。アクセス端末120xは、セッションが終了するまで、延長された期間の間このループを続ける。これによって、ユーザはサービスの喪失を経験するようになり、さらにバッテリ寿命を使い果たす。これらはいずれも望ましいものではない。
ある態様において、周波数間ハンドオフによる再獲得とシステム・ロスを回避するために、アクセス端末120xは、新しい周波数において、新しいセクタへのハンドオフを実行する前に獲得されたセクタから近隣リスト情報を取得し、格納する。ハンドオフが成功した場合、アクセス端末120xは、新しいセクタにおいて、通常方式で動作する。しかし、ハンドオフが不成功の場合、その後アクセス端末120xは、近隣のセクタを探索するために、格納された近隣リスト情報を使用する。アクセス端末120xは、システム・ロスを宣言する代わりに、近隣のセクタを獲得し、このセクタで動作することができる。これは、アクセス端末120xが、繰り返し第1のセクタを獲得し、別の周波数の第2のセクタへハッシュ化され、第2のセクタの有効通信範囲の外側にあり、システム・ロスを宣言し、第1のセクタを再度獲得するなどという上述したシナリオを回避しうる。
図4は、HRPDにおけるセクタ・パラメータ・メッセージのフォーマットを示す。セクタ・パラメータ・メッセージは、周波数情報、及び/または近隣リスト情報を運ぶ。周波数情報に関し、チャネル・カウント・フィールドは、セクタ・パラメータ・メッセージで運ばれるCDMAチャネルの数(M個)(ここで、Mは0以上)を示す。セクタ・パラメータ・メッセージでは、次にM個のチャネル・フィールドが続く。ここで、各々のチャネル・フィールドは、1つのCDMAチャネルの周波数に関する情報(たとえば、帯域クラスとチャンネル数)を含む。アクセス端末120xは、もしM>0ならば、M個のCDMAチャネルのうちの1つにハッシュ化される。
近隣リスト情報に関し、近隣カウント・フィールドは、セクタ・パラメータ・メッセージで運ばれる近隣セクタの数(N個) (ここでNは0以上)を示す。各々の近隣セクタに対して1セットあるセクタ・パラメータ・メッセージでは、Nセットの近隣パイロットPN(NeighborPilotPN)フィールド、近隣チャネル・インクルーデッド(NeighborChannelIncluded)・フィールド及び、近隣チャネル(NeighborChannel)・フィールドが続く。各々の近隣セクタに対して、近隣パイロットPNフィールドは、近隣セクタのPNオフセットを含む。近隣チャネル・インクルーデッド・フィールドは、近隣チャネル・フィールドが含まれているかどうかを示す。近隣チャネル・フィールドは、近隣セクタがセクタ・パラメータ・メッセージを送信するセクタの周波数と異なった周波数で動作している場合に含まれ、そうでない場合は省略される。(もし含まれているならば)近隣チャネル・フィールドは、近隣セクタの周波数に関する情報を含んでいる。
図3に戻って示されるように、アクセス端末120xは、まず周波数FでセクタSA1を獲得し、このセクタからセクタ・パラメータ・メッセージを受信する。アクセス端末120xは、セクタSA1から受信したセクタ・パラメータ・メッセージから近隣リスト情報を取得する。近隣リスト情報は、M個のチャネル・フィールドにおいて与えられるほかの周波数だけでなく、セクタSA1と同じ周波数で動作する近隣セクタに関する情報を含む。セクタSA1の周波数Fと異なる周波数で動作する近隣セクタは、セクタ・パラメータ・メッセージに含まれるその近隣チャネル・フィールドを持つ。図3で示される例において、セクタSA1に関する近隣リスト情報は、セクタSB2を含む。アクセス端末120xは、ハッシュを実行する前に近隣リスト情報を格納し、別の周波数における別のセクタにハンドオフする。
図3に示される例において、アクセス端末120xは、もしハッシュ関数が周波数Fを選択したならば、セクタSA2へのハンドオフを実行する。アクセス端末120xは、セクタSA2の有効通信範囲外であるので、ハンドオフは失敗し、アクセス端末120xは、セクタSA2からセクタ・パラメータ・メッセージを受信することができない。アクセス端末120xは、その後、セクタSA1から以前に取得した近隣リスト情報を取得し、近隣セクタのうちの1つの獲得を試みうる。図3で示される例において、アクセス端末120xは、アクセス端末120xがハッシュされる周波数FのセクタSB2の獲得を試みる。アクセス端末120xは、セクタSB2の取得に成功し、このセクタへのハンドオフを実行し、システム・ロスを宣言することなくこのセクタで動作する。
図5は、周波数間ハンドオフのために、アクセス端末により実行されるプロセス500の設計を示す。無線通信ネットワークにおいて第1の周波数における第1のセクタが獲得される(ブロック512)。オーバヘッド・メッセージが、第1のセクタから受信される(ブロック514)。無線ネットワークは、HRPDネットワーク、または、いくつかの他の無線ネットワークであり、オーバヘッド・メッセージは、セクタ・パラメータ・メッセージ、または、いくつかの他のメッセージでありうる。近隣リスト情報が、オーバヘッド・メッセージから取得され、格納される(ブロック516)。
第2の周波数における第2のセクタへのハンドオフが、実行される(ブロック518)。ブロック520で判定されたように、第2のセクタへのハンドオフが成功しなければ、近隣セクタが、近隣リスト情報に基づいて決定される(ブロック522)。近隣セクタの獲得が、試みられる(ブロック524)。近隣セクタが獲得されると、近隣セクタへのハンドオフが、実行される(ブロック526)。
ある設計においては、第2の周波数で動作する近隣セクタのリストが、近隣リスト情報に基づいて決定され、このリストから近隣セクタが、選択される。この設計においては、失敗したハンドオフと同じ周波数である別のセクタで獲得が試みられる。別の設計においては、任意のまたはすべての周波数で動作する近隣セクタのリストが、近隣リスト情報に基づいて決定され、このリストから近隣セクタが、選択される。この設計においては、任意の周波数における任意のセクタに対しても獲得が試みられる。たとえば、まず第2の周波数で近隣セクタの獲得が試みられ、その後第1の周波数で近隣セクタの獲得が試みられる。
ブロック520で判定されたように、第2のセクタへのハンドオフが成功した場合、第2のオーバヘッド・メッセージが第2のセクタから受信される(ブロック532)。第2のオーバヘッド・メッセージにより示される近隣セクタの探索は、より適切なセクタを探すために実行される(ブロック534)。ブロック532と534は、通常動作に関して実行される。
プロセス500は、起動時にアクセス端末により実行される。無線ネットワークにおいて、セクタを探索することは、起動時に実行される。この探索の間に第1のセクタが検出され、無線ネットワークにアクセスするために獲得される。第1の周波数及び第2の周波数を備える周波数の組が、第1のセクタから受信したオーバヘッド・メッセージから取得される。第2の周波数は、ハッシュ関数に基づいて選択され、第2の周波数での第2のセクタへのハンドオフは、ハッシュ関数の結果に基づいて実行される。
プロセス500はまた、アイドル・モードまたは、アクティブ・モードで動作している間、周波数間ハンドオフのためにアクセス端末により実行されうる。第1のセクタと通信している間、近隣セクタを探索する周波数間探索が実行される。第2のセクタは、周波数間探索により検出され、第1のセクタよりも良好である(たとえば、より強く受信される)。その後、第1のセクタから、第2のセクタへの周波数間ハンドオフが、より良好なセクタからサービスを取得するために実行される。
別の態様において、ある周波数で動作しているセクタは、アクセス端末による周波数間ハンドオフをサポートするために、別の周波数で動作している同じ場所に位置するセクタに関する近隣リストをブロードキャストする。与えられたセクタに関する近隣リストは、同じ周波数で動作している近隣セクタを含む。この場合、セクタは、各々の同じ場所に位置するセクタ(たとえば、近隣チャネル・フィールドを使用する)に関する近隣リストだけでなく、その近隣リスト(たとえば、近隣チャネル・フィールドを使用しない)をもブロードキャストする。あるいは、与えられたセクタに関する近隣リストは、任意またはすべての周波数で動作する近隣セクタを含む。この場合、同じ場所に位置するセクタは、同じもしくは類似した近隣リストを有する。何れの場合においても、アクセス端末120xがハンドオフした第1のセクタに関する近隣リスト情報は、アクセス端末がハンドオフする第2のセクタに関する近隣リスト情報と類似する。これによって、アクセス端末120xは、情報が第2のセクタから受信されたかのように、第1のセクタから受信した近隣リスト情報を使用できるようになる。
図6は、周波数間ハンドオフをサポートするために、アクセス・ポイントにより実行されるプロセス600の設計を示す。無線通信ネットワーク(たとえばHRPDネットワーク)において第1の周波数で動作している第1のセクタに関する近隣リスト情報が判定される(ブロック612)。近隣リスト情報は、第1の周波数とは異なる第2の周波数で動作する少なくとも1つの近隣セクタに関する情報を備える。第1のセクタと同じ場所に位置しており、第2の周波数で動作している第2のセクタに関する近隣リストが取得される。近隣リスト情報内の少なくとも1つの近隣セクタが、第2のセクタに関する近隣リストに基づいて決定される。近隣リスト情報は、第1の周波数および/または、他の周波数における近隣セクタに関する情報をも備える。近隣リスト情報を備えているオーバヘッド・メッセージ(たとえばセクタ・パラメータ・メッセージ)が、生成される(ブロック614)。オーバヘッド・メッセージは、第1のセクタからブロードキャストされうる(ブロック616)。
本明細書に記載されている技術は、アクセス端末と無線ネットワークとの両方に対して有益でありうる。この技術は、サービスの喪失を回避し、アクセス端末のバッテリ寿命を向上しうる。この技術はまた、ネットワーク容量を向上するために、異なる周波数でのセクタの垂直的な配置を可能とし、高いデータ使用を伴った“ホット・スポット(hot spots)”に対して、特に有益でありうる。
図7は、アクセス端末120x、アクセス・ポイント110a、及びネットワーク・コントローラ130の設計のブロック図を示す。リバース・リンクにおいて、アクセス端末120xにより送られたデータとシグナリングは、符号器722により処理(たとえば、フォーマット、符号化、インタリーブ)され、変調器(MOD)724により更に処理(たとえば、変調、チャネル化、及び拡散)され、出力チップが生成される。送信機(TMTR)732は、出力チップを調整(例えばアナログ変換、フィルタ、増幅、及び周波数アップ・コンバート)し、リバース・リンク信号を生成しうる。これは、アンテナ734を介して送信される。フォワード・リンクにおいて、アンテナ734は、アクセス・ポイント110aと他のアクセス・ポイントにより送信されたフォワード・リンク信号を受信する。受信機(RCVR)736は、アンテナ734から受信した信号を調整(たとえばフィルタ、増幅、周波数ダウンコンバート、デジタル化)し、サンプルを提供する。復調器(DEMOD)726は、サンプルを処理(例えば、逆拡散、チャネル化、復調)し、シンボル推定値を提供する。復号器728は更に、シンボル推定値を処理(例えば、デインタリーブ(deinterleave)、復号化)し、復号化されたデータを提供する。符号器722、変調器724、復調器726、及び復号器728は、モデム・プロセッサ720により実現されうる。これらのユニットは、アクセス端末120xが通信する無線ネットワークにより利用されたラジオ技術(たとえば、HRPD、CDMA 1X、W−CDMA、GSM等)に応じて処理を実行する。
コントローラ/プロセッサ740は、アクセス端末120xにおける操作を指示しうる。コントローラ/プロセッサ740は、本明細書に記載された技術に関する図5におけるプロセス500および/またはその他の技術を実行しうる。メモリ742は、アクセス端末120xのためのデータとプログラム・コードを格納する。メモリ742は、別のセクタへの周波数間ハンドオフを実行する前に獲得されたセクタからの近隣リスト情報も格納する。
図7は、アクセス・ポイント110aとネットワーク・コントローラ130の設計をも示す。アクセス・ポイント110aは、アクセス端末との通信のために様々な機能を実行するコントローラ/プロセッサ750、アクセス・ポイント110aのためのデータとプログラム・コードを格納するメモリ752、アクセス端末とのラジオ通信をサポートする送信機/受信機754を含む。コントローラ/プロセッサ750は、本明細書に記載されている技術のために、図6のプロセス600および/またはその他のプロセスを実行しうる。コントローラ/プロセッサ750は、アクセス・ポイント110aによりサービス提供されるセクタの各々に関する近隣リスト情報を決定しうる。これらのセクタは、異なった周波数で動作しうる。各々のセクタに対して、コントローラ/プロセッサ750は、そのセクタに関する近隣リスト情報を含んだオーバヘッド・メッセージを生成し、セクタの有効通信範囲内でアクセス端末へのメッセージをブロードキャストしうる。メモリ752は、アクセス・ポイント110aによりサービス提供される各々のセクタに関する近隣リスト情報を格納しうる。
ネットワーク・コントローラ130は、ネットワーク・コントローラ130のためにデータとプログラム・コードを格納するメモリ762と、アクセス端末に対する通信をサポートする様々な機能を実行するコントローラ/プロセッサ760とを含む。コントローラ/プロセッサ760は、アクセス・ポイント110aに対して、異なるセクタに関する近隣リスト情報を決定し、提供する。
本明細書に記載されたこれら技術は、様々な方法で実現される。たとえば、これらの技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはこれらの組み合わせで実現されうる。ハードウェアによる実現のために、エンティティ(たとえば、アクセス端末、アクセス・ポイント、またはネットワーク・コントローラ)における技術を実行するのに使用される処理装置は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASICs)、デジタル信号処理装置(DSPs)、デジタル信号処理デバイス(DSPDs)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLDs)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書に記載の機能を実行するために設計された他の電子装置、コンピュータ、またはこれらの組み合わせ内で実現されうる。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアによる実現のために、これら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、機能等)を用いて実現される。ファームウェア命令、および/またはソフトウェア命令は、メモリ(たとえば、図7のメモリ742、752、または762)に格納され、プロセッサ(たとえば、プロセッサ740、750、760)により実行されうる。メモリは、プロセッサ内に、またはプロセッサ外に実装される。ファームウェア命令、および/またはソフトウェア命令は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)、プログラム可能なリード・オンリ・メモリ(PROM)、電気的消去可能なPROM(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、コンパクト・ディスク(CD)、磁気的または光学的なデータ格納デバイス等のような他のプロセッサ読取可能媒体に格納される。
本開示における以上の記載は、技術的な当業者をして、本開示を作成または使用することを可能にする。本開示に対する様々な変更は、当業者に対して容易に明白であり、本明細書に定義された一般的な原理は、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなくその他の変形に対して適用されうる。このように、本開示は、本明細書に記載された設計や例に限定されることは意図されておらず、本明細書に記載された新しい特徴と原理と一致する最も広い範囲と認められるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
装置であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得し、
前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信し、
前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得し、
第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行し、
前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定し、
前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みる
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備えた装置。
[発明2]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記オーバヘッド・メッセージから、前記第1の周波数と前記第2の周波数とを備えた組を決定し、
ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択し、
前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行するように構成された発明1に記載の装置。
[発明3]
前記第2のセクタへハンドオフする前に、前記メモリが、前記近隣リスト情報を格納するように構成された発明1に記載の装置。
[発明4]
前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタのリストを決定し、
前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択するように構成された発明1に記載の装置。
[発明5]
前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記近隣リスト情報に基づいて、前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定し、
前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択するように構成された発明1に記載の装置。
[発明6]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得し、
前記近隣セクタへのハンドオフを実行するように構成された発明1に記載の装置。
[発明7]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
起動時に前記無線通信ネットワークにおけるセクタを探索し、
前記起動時の探索中に前記第1のセクタを検出し、
前記無線通信ネットワークにアクセスするために前記第1のセクタを獲得するように構成された発明1に記載の装置。
[発明8]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1のセクタと通信している間に近隣セクタを探索する周波数間探索を実行し、
前記周波数間探索中に前記第2のセクタを検出し、
前記第1のセクタから前記第2のセクタへのハンドオフを実行するように構成された発明1に記載の装置。
[発明9]
前記第2のセクタへのハンドオフが成功した場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第2のセクタから第2のオーバヘッド・メッセージを受信し、
前記第2のオーバヘッド・メッセージにより示される近隣セクタを探索するように構成された発明1に記載の装置。
[発明10]
前記無線通信ネットワークがHigh Rate Packet Data (HRPD)ネットワークであり、前記オーバヘッド・メッセージがセクタ・パラメータ・メッセージである発明1に記載の装置。
[発明11]
方法であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得することと、
前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信することと、
前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を獲得することと、
第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行することと、
前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定することと、
前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みることと、
を備える方法。
[発明12]
前記第2のセクタへのハンドオフを実行することは、
前記第1の周波数と前記第2の周波数とを備える周波数の組を前記オーバヘッド・メッセージから決定することと、
ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択することと、
前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行することと、
を備えた発明11に記載の方法。
[発明13]
前記近隣セクタを決定することは、
前記近隣リスト情報に基づいて、前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定することと、
前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択することと、
を備えた発明11に記載の方法。
[発明14]
前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得することと、
前記近隣セクタへのハンドオフを実行することと、
を更に備えた発明11に記載の方法。
[発明15]
装置であって、
無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で第1のセクタを獲得する手段と、
前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信する手段と、
前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得する手段と、
第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行する手段と、
前記第2のセクタへの前記ハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定する手段と、
前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みる手段と、
を備えた装置。
[発明16]
前記第2のセクタへのハンドオフを実行する手段は、
前記第1の周波数と前記第2の周波数を備えた周波数の組を前記オーバヘッド・メッセージから決定する手段と、
ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択する手段と、
前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行する手段と、
を備える発明15に記載の装置。
[発明17]
前記近隣セクタを決定する手段は、
前記近隣リスト情報に基づいて前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定する手段と、
前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択する手段と、
を備える発明15に記載の装置。
[発明18]
前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得する手段と、
前記近隣セクタへのハンドオフを実行する手段と、
を更に備える発明15に記載の装置。
[発明19]
プロセッサ読取可能媒体であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得し、
前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信し、
前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得し、
第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行し、
前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定し、
前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みるための
命令群を格納するプロセッサ読取可能媒体。
[発明20]
前記第1の周波数と前記第2の周波数を備えた周波数の組を、前記オーバヘッド・メッセージから決定し、
ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択し、
前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行するための
命令群を更に格納する発明19に記載のプロセッサ読取可能媒体。
[発明21]
前記近隣リスト情報に基づいて前期第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定し、
前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択するための命令群を更に格納する発明19に記載のプロセッサ読取可能媒体。
[発明22]
前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得し、
前記近隣セクタへのハンドオフを実行する
ための命令群を更に格納する発明19に記載のプロセッサ読取可能媒体。
[発明23]
装置であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定し、
前記近隣リスト情報を備えたオーバヘッド・メッセージを生成し、
前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、
前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する少なくとも1つの近隣セクタに関する情報を備える装置。
[発明24]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第2の周波数で動作し、前記第1のセクタと同じ場所に位置する第2のセクタに関する近隣リストを取得し、前記第2のセクタに関する前記近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の前記少なくとも1つの近隣セクタを決定するように構成される発明23に記載の装置。
[発明25]
前記無線通信ネットワークがHigh Rate Packet Data (HRPD)ネットワークであり、前記オーバヘッド・メッセージがセクタ・パラメータ・メッセージである発明23に記載の装置。
[発明26]
方法であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で動作する第1のセクタに関し、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する少なくとも1つの近隣セクタに関する情報を備える近隣リスト情報を決定することと、
前記近隣リスト情報を備えたオーバヘッド・メッセージを生成することと、
前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストすることと
を備えた方法。
[発明27]
前記第1のセクタに関する前記近隣リスト情報を決定することは、
前記第1のセクタと同じ場所に位置し、前記第2の周波数で動作する第2のセクタに関する近隣リストを取得することと、
前記第2のセクタに関する前記近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の前記少なくとも1つの近隣セクタを決定することと
を備えた発明26に記載の方法。
[発明28]
装置であって、
無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定する手段と、
前記近隣リスト情報を備えるオーバヘッド・メッセージを生成する手段と、
前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストする手段とを備え、
前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する少なくとも1つの近隣セクタに関する情報を備えた装置。
[発明29]
前記第1のセクタに関する前記近隣リスト情報を決定する手段は、
前記第1のセクタと同じ場所に位置し、前記第2の周波数で動作する第2のセクタに関する近隣リストを取得する手段と、
前記第2のセクタに関する前記近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の前記少なくとも1つの近隣セクタを決定する手段と
を備える発明28に記載の装置。

Claims (33)

  1. 無線通信ネットワークにおける装置であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得し、
    前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信し、
    前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得し、
    第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行し、
    前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定し、
    前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みる
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    前記第1のセクタおよび前記第2のセクタは、地理的に同じ場所に位置するセクタである、装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記オーバヘッド・メッセージから、前記第1の周波数と前記第2の周波数とを備えた周波数の組を決定し、
    ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択し、
    前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  3. 前記メモリは、前記第2のセクタへハンドオフ前に前記近隣リスト情報を格納するように構成された請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタのリストを決定し、
    前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記近隣リスト情報に基づいて、前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定し、
    前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得し、
    前記近隣セクタへのハンドオフを実行する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    起動時に前記無線通信ネットワークにおけるセクタを探索し、
    前記起動時の探索中に前記第1のセクタを検出し、
    前記無線通信ネットワークにアクセスするために前記第1のセクタを獲得する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第1のセクタと通信している間に近隣セクタを探索する周波数間探索を実行し、
    前記周波数間探索中に前記第2のセクタを検出し、
    前記第1のセクタから前記第2のセクタへのハンドオフを実行する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  9. 前記第2のセクタへのハンドオフが成功した場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2のセクタから第2のオーバヘッド・メッセージを受信し、
    前記第2のオーバヘッド・メッセージにより示される近隣セクタを探索する
    ように構成された請求項1に記載の装置。
  10. 前記無線通信ネットワークがHigh Rate Packet Data (HRPD)ネットワークであり、前記オーバヘッド・メッセージがセクタ・パラメータ・メッセージである請求項1に記載の装置。
  11. 無線通信ネットワークにアクセスするためにアクセス端末において実行される方法であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得することと、
    前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信することと、
    前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を獲得することと、
    第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行することと、
    前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定することと、
    前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みることと、
    を備え、
    前記第1のセクタおよび前記第2のセクタは、地理的に同じ場所に位置するセクタである、方法。
  12. 前記第2のセクタへのハンドオフを実行することは、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数とを備える周波数の組を前記オーバヘッド・メッセージから決定することと、
    ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択することと、
    前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行することと、
    を備えた請求項11に記載の方法。
  13. 前記近隣セクタを決定することは、
    前記近隣リスト情報に基づいて、前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定することと、
    前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択することと、
    を備えた請求項11に記載の方法。
  14. 前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得することと、
    前記近隣セクタへのハンドオフを実行することと、
    を更に備えた請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1のセクタおよび前記第2のセクタは、互いの近セクタではない、請求項11に記載の方法。
  16. 前記近リスト情報は、近セクタの周波数のリストを含む請求項11に記載の方法。
  17. 前記近リスト情報は、近セクタの数を含む請求項11に記載の方法。
  18. 無線通信ネットワークにおける装置であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で第1のセクタを獲得する手段と、
    前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信する手段と、
    前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得する手段と、
    第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行する手段と、
    前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定する手段と、
    前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みる手段と、
    を備え、
    前記第1のセクタおよび前記第2のセクタは、地理的に同じ場所に位置するセクタである、装置。
  19. 前記第2のセクタへのハンドオフを実行する手段は、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数を備えた周波数の組を前記オーバヘッド・メッセージから決定する手段と、
    ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択する手段と、
    前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行する手段と、
    を備える請求項18に記載の装置。
  20. 前記近隣セクタを決定する手段は、
    前記近隣リスト情報に基づいて前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定する手段と、
    前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択する手段と、
    を備える請求項18に記載の装置。
  21. 前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得する手段と、
    前記近隣セクタへのハンドオフを実行する手段と、
    を更に備える請求項18に記載の装置。
  22. 命令群を格納するプロセッサ読取可能媒体であって、前記命令群は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに対して、
    無線通信ネットワークにおいて、第1の周波数で第1のセクタを獲得することと、
    前記第1のセクタからオーバヘッド・メッセージを受信することと、
    前記オーバヘッド・メッセージから近隣リスト情報を取得することと、
    第2の周波数で第2のセクタへのハンドオフを実行することと、
    前記第2のセクタへのハンドオフが不成功の場合、前記近隣リスト情報に基づいて近隣セクタを決定することと、
    前記決定がなされた場合、前記近隣セクタの獲得を試みることと
    を実行させ、
    前記第1のセクタおよび前記第2のセクタは、地理的に同じ場所に位置するセクタである、プロセッサ読取可能媒体。
  23. 前記第1の周波数と前記第2の周波数を備えた周波数の組を、前記オーバヘッド・メッセージから決定し、
    ハッシュ関数に基づいて前記第2の周波数を選択し、
    前記ハッシュ関数の結果に基づいて前記第2の周波数で前記第2のセクタへのハンドオフを実行する
    ための命令群を更に格納する請求項22に記載のプロセッサ読取可能媒体。
  24. 前記近隣リスト情報に基づいて前記第2の周波数で動作する近隣セクタのリストを決定し、
    前記近隣セクタのリストから前記近隣セクタを選択する
    ための命令群を更に格納する請求項22に記載のプロセッサ読取可能媒体。
  25. 前記第2の周波数で前記近隣セクタを獲得し、
    前記近隣セクタへのハンドオフを実行する
    ための命令群を更に格納する請求項22に記載のプロセッサ読取可能媒体。
  26. 無線通信ネットワークにおける装置であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定し、
    前記近隣リスト情報を備えたオーバヘッド・メッセージを生成し、
    前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストする
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する第2のセクタに関連し、前記第1のセクタと前記第2のセクタは、所与のアクセス・ポイントによって各々動作される地理的に同じ場所に位置するセクタである、装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記第2の周波数で動作する第2のセクタに関する近隣リストを取得し、
    前記第2のセクタに関する近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の少なくとも1つの近隣セクタを決定する
    ように構成される請求項26に記載の装置。
  28. 前記無線通信ネットワークがHigh Rate Packet Data (HRPD)ネットワークであり、前記オーバヘッド・メッセージがセクタ・パラメータ・メッセージである請求項26に記載の装置。
  29. 無線通信ネットワークのアクセス・ポイントによって実行される方法であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定することと、ここにおいて前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する第2のセクタに関連し前記第1のセクタと前記第2のセクタは、所与のアクセス・ポイントによって各々動作される地理的に同じ場所に位置するセクタである、
    前記近隣リスト情報を備えたオーバヘッド・メッセージを生成することと、
    前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストすることと
    を備えた方法。
  30. 前記第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定することは
    記第2の周波数で動作する第2のセクタに関する近隣リストを取得することと、
    前記第2のセクタに関する近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の少なくとも1つの近隣セクタを決定することと
    を備えた請求項29に記載の方法。
  31. 無線通信ネットワークにおいて周波数間ハンドオフに関連付けられた情報をブロードキャストするように構成された装置であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定する手段と、
    前記近隣リスト情報を備えるオーバヘッド・メッセージを生成する手段と、
    前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストする手段と
    を備え、
    前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する第2のセクタに関連し、前記第1のセクタと前記第2のセクタは、所与のアクセス・ポイントによって各々動作される地理的に同じ場所に位置するセクタである、装置。
  32. 前記第1のセクタに関する近隣リスト情報を決定する手段は
    記第2の周波数で動作する第2のセクタに関する近隣リストを取得する手段と、
    前記第2のセクタに関する近隣リストに基づいて、前記近隣リスト情報内の少なくとも1つの近隣セクタを決定する手段と
    を備える請求項31に記載の装置。
  33. 命令群を格納するプロセッサ読取可能媒体であって、前記命令群は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに対して、
    前記無線通信ネットワークにおいて第1の周波数で動作する第1のセクタに関する近リスト情報を決定することと、
    前記近隣リスト情報を備えたオーバヘッド・メッセージを生成することと、
    前記第1のセクタから前記オーバヘッド・メッセージをブロードキャストすることと
    を実行させ、
    前記近隣リスト情報は、前記第1の周波数と異なる第2の周波数で動作する第2のセクタに関連し、前記第1のセクタと前記第2のセクタは、所与のアクセス・ポイントによって各々動作される地理的に同じ場所に位置するセクタである、プロセッサ読取可能媒体。
JP2010528091A 2007-10-02 2008-10-01 無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequencyhandoff)を実行するための装置及び方法 Expired - Fee Related JP5231560B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/866,254 2007-10-02
US11/866,254 US8792889B2 (en) 2007-10-02 2007-10-02 Method and apparatus for performing inter-frequency handoff in a wireless communication network
PCT/US2008/078364 WO2009046047A1 (en) 2007-10-02 2008-10-01 Method and apparatus for performing inter-frequency handoff in a wireless communication network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010541490A JP2010541490A (ja) 2010-12-24
JP5231560B2 true JP5231560B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=40259086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010528091A Expired - Fee Related JP5231560B2 (ja) 2007-10-02 2008-10-01 無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequencyhandoff)を実行するための装置及び方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US8792889B2 (ja)
EP (2) EP2046081B1 (ja)
JP (1) JP5231560B2 (ja)
KR (1) KR101272203B1 (ja)
CN (1) CN101816204A (ja)
AT (1) ATE476846T1 (ja)
CA (1) CA2699857A1 (ja)
DE (1) DE602008002030D1 (ja)
ES (2) ES2348320T3 (ja)
RU (1) RU2461989C2 (ja)
TW (1) TWI387371B (ja)
WO (1) WO2009046047A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8792920B2 (en) * 2007-11-15 2014-07-29 Ubeeairwalk, Inc. System, method, and computer-readable medium for short message service processing by a femtocell system
EP2503815A1 (en) * 2008-03-28 2012-09-26 Nokia Siemens Networks Oy Cell configuration for self-organized networks with flexible spectrum usage
JP5169451B2 (ja) * 2008-05-07 2013-03-27 富士通株式会社 基地局装置、移動通信システム、無線通信方法および無線通信プログラム
CN101883312A (zh) * 2009-05-07 2010-11-10 华为技术有限公司 切换方法、设备和系统
US9204337B2 (en) * 2010-03-09 2015-12-01 Broadcom Corporation Bandwidth mechanisms and successive channel reservation access within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
EP2687059B1 (en) 2011-03-15 2014-12-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Method and node supporting cell reselection in load balanced network
US9042287B2 (en) * 2011-11-14 2015-05-26 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for improving network loading
CN102781022B (zh) * 2012-07-19 2015-04-22 北京拓明科技有限公司 双频网层间参数的自动优化方法
US9723590B2 (en) 2014-06-09 2017-08-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for switching monitoring frequency channel number by access terminal, and access terminal
WO2017082807A1 (en) * 2015-11-10 2017-05-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods, wireless device and radio network node for managing information about one or more coverage classes associated with the wireless device
US10397831B1 (en) 2016-04-26 2019-08-27 Sprint Spectrum L.P. Systems and methods for load balancing between frequency bands based on bandwidth capacity
US10178664B1 (en) 2016-12-13 2019-01-08 Sprint Spectrum L.P. Interference mitigation in heterogeneous networks

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2873320B2 (ja) 1989-09-19 1999-03-24 日本電信電話株式会社 移動局の在圏セクタ判定方式
GEP19991849B (en) * 1991-11-11 1999-11-05 Motorola Inc Cellular Communication System and Method for Reducing
US5839071A (en) * 1993-09-21 1998-11-17 Telstra Corporation Limited Base station for a mobile telecommunications system
US5675629A (en) * 1995-09-08 1997-10-07 At&T Cordless cellular system base station
US5839070A (en) * 1995-10-13 1998-11-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for hyperband cell interoperability in a cellular telecommunications network
JP3224345B2 (ja) * 1996-06-24 2001-10-29 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Cdma移動通信システムにおけるハンドオーバ種別判定方法およびcdma移動通信システム
JP3308817B2 (ja) 1996-07-12 2002-07-29 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Cdma移動通信システムにおけるセル/セクタ判定および周波数選択方法および基地局装置と移動局装置
KR100264787B1 (ko) 1998-06-15 2000-09-01 김영환 이동통신 시스템의 핸드오프 제어방법
US6216004B1 (en) 1998-06-23 2001-04-10 Qualcomm Incorporated Cellular communication system with common channel soft handoff and associated method
US6131030A (en) 1998-08-19 2000-10-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson System network and method for the transference of cell handover information
US6167036A (en) * 1998-11-24 2000-12-26 Nortel Networks Limited Method and apparatus for a sectored cell of a cellular radio communications system
US6597911B1 (en) * 1999-05-28 2003-07-22 Ericsson Inc. System, method, and apparatus for cell searching in a next generation overlay of a preexisting network
US7457624B2 (en) * 2001-11-29 2008-11-25 Denso Corporation Mobile station expediting location registry to base station
JP3780919B2 (ja) 2001-11-29 2006-05-31 株式会社デンソー 移動通信端末およびコンピュータプログラム
US6993334B2 (en) 2002-04-30 2006-01-31 Qualcomm Inc. Idle handoff with neighbor list channel replacement
KR100965694B1 (ko) 2004-06-15 2010-06-24 삼성전자주식회사 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 소프트 핸드오버 지원을 위한 시스템 및 방법
KR100724925B1 (ko) * 2004-09-20 2007-06-04 삼성전자주식회사 무선통신 시스템에서 방송서비스를 제공하기 위한 시스템및 방법
US7483702B2 (en) * 2004-10-20 2009-01-27 Nokia Corporation Cell reselection for improving network interconnection
KR100690778B1 (ko) * 2005-04-19 2007-03-09 엘지전자 주식회사 셀룰라 이동통신시스템의 아이들 핸드오프 방법
US20060274695A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Nokia Corporation System and method for effectuating a connection to a network
KR100964842B1 (ko) * 2005-08-25 2010-06-24 삼성전자주식회사 무선 이동 통신 시스템에서 핸드오버를 위한 시스템 및방법
JP5161782B2 (ja) * 2005-10-04 2013-03-13 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 移動体システムにおける隣接リストの自動構築
JP2007107789A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Babcock Hitachi Kk ボイラ設備の据付工法
US20090207790A1 (en) * 2005-10-27 2009-08-20 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for settingtuneawaystatus in an open state in wireless communication system
US20070149196A1 (en) * 2005-12-08 2007-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Handover reestablishment method of communication system
KR100753220B1 (ko) 2005-12-30 2007-08-30 에스케이텔레시스 주식회사 와이브로 시스템에서의 핸드오버 지원 장치 및 방법
US8027306B2 (en) * 2006-02-17 2011-09-27 Lg Electronics Inc. Miscellaneous improvements on the HRPD system
US8498416B2 (en) * 2008-05-05 2013-07-30 Qualcomm Incorporated Validation of stored or incoming messages
US8514778B1 (en) * 2009-03-24 2013-08-20 Zte (Usa) Inc. Interworking overhead message protocols
CN101867551B (zh) * 2009-06-03 2015-09-02 开曼群岛威睿电通股份有限公司 多输入多输出正交频分多址技术和前同步码设计

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009046047A1 (en) 2009-04-09
ATE476846T1 (de) 2010-08-15
EP2247140B1 (en) 2013-01-09
US8792889B2 (en) 2014-07-29
CN101816204A (zh) 2010-08-25
RU2010117384A (ru) 2011-11-10
DE602008002030D1 (de) 2010-09-16
ES2399592T3 (es) 2013-04-02
CA2699857A1 (en) 2009-04-09
EP2247140A1 (en) 2010-11-03
JP2010541490A (ja) 2010-12-24
EP2046081A1 (en) 2009-04-08
RU2461989C2 (ru) 2012-09-20
US20090088158A1 (en) 2009-04-02
TWI387371B (zh) 2013-02-21
EP2046081B1 (en) 2010-08-04
ES2348320T3 (es) 2010-12-02
TW200932005A (en) 2009-07-16
KR101272203B1 (ko) 2013-06-10
KR20100072330A (ko) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5231560B2 (ja) 無線通信ネットワークにおける周波数間ハンドオフ(inter−frequencyhandoff)を実行するための装置及び方法
JP4806023B2 (ja) オーバラップしている周波数帯域において無線通信ネットワークを検出する方法および装置
JP5774781B2 (ja) ラジオ・アクセス技術探索のための方法および装置
EP2430859B1 (en) Provisioning single-mode and multimode system selection parameters and service management
JP5074609B2 (ja) Geranからutranへのシステム間セル再選択の改善
JP4976430B2 (ja) 無線通信技術をサーチする方法と装置
US20080253332A1 (en) Selectively acquired system information
US20130064176A1 (en) Apparatuses and methods for enhancing data rate for packet-switched (ps) data service
US9456337B2 (en) Apparatus and method for signaling network capabilities for a wireless device
JP2015504291A (ja) デュアルスタンバイデュアル加入者識別モジュール(dsds)におけるモビリティの検出およびシステムの取得
JP2016541138A (ja) 改良されたシステム情報復号
JP2010536253A (ja) 無線通信システムにおけるセル再選択
EP3913977B1 (en) Cell selection method, terminal device, and network device
US20210153046A1 (en) Method for configuring measurement information, terminal device, and network device
CN107079381B (zh) 无线区域网(wlan)节点、无线设备以及其中的方法
KR102484072B1 (ko) 무선 통신 방법, 단말기 디바이스 및 칩
WO2018170697A1 (zh) 一种网络接入方法及设备
CN116438839A (zh) 一种测量间隔的配置方法及装置、终端设备、网络设备
JP6426190B2 (ja) Cell_fach状態における拡張アップリンクのための無効な構成の処理
US20180351658A1 (en) Co-existence management between mitigation techniques

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120118

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120808

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees