JP5231384B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP5231384B2 JP5231384B2 JP2009276735A JP2009276735A JP5231384B2 JP 5231384 B2 JP5231384 B2 JP 5231384B2 JP 2009276735 A JP2009276735 A JP 2009276735A JP 2009276735 A JP2009276735 A JP 2009276735A JP 5231384 B2 JP5231384 B2 JP 5231384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- support plate
- headrest
- horizontal wire
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
また、乗員の通常着座時には、支持プレートが第1の横ワイヤにしか当たらないため、支持プレートが乗員の腰部を支持する支持力が過大にならない。
弾性変形しにくい第2の横ワイヤによって縦ワイヤの変位がより迅速になる。
図1に示すように、シート10は、座面11aを有するシートクッション11と、このシートクッション11の後端部に前後揺動可能に取付けられた背もたれとなるシートバック12と、このシートバック12の上端部に取付けられたヘッドレスト13とからなる。
ヘッドレスト13は、シートバック12内のヘッドレスト駆動機構15により駆動可能なアクティブヘッドレストであり、下面から左右一対の取付ステー13aが下方に突出し、これらの取付ステー13aが、ヘッドレスト駆動機構15の上部に設けられた左右一対の角パイプ状のヘッドレスト支持フレーム17にそれぞれ着脱可能に挿入されている。
上記のヘッドレスト13及びヘッドレスト駆動機構15は、乗員の頸部を保護する頸部保護機構20を構成している。
シートバックフレーム21は、左右一対のシートサイドフレーム23,23と、これらのシートサイドフレーム23,23の上端同士及び下端同士をそれぞれ連結するアッパフレーム26及びロアフレーム27とからなる矩形枠状の部材である。
鈎部32c,32eは、それぞればね部材31のストレート部31a,31aに掛けられ、鉤部32bは、ばね部材31の上方屈曲部31eに掛けられる。
引張コイルばね56は、各揺動プレート45,45と、シートサイドフレーム23,23にそれぞれ取付けられたばね受け片57とに渡されて掛けられている
上部横ワイヤ63は、車幅方向に延びる上部横長部63a,63aと、これらの上部横長部63a,63aから屈曲して上下方向に延びるとともに縦ワイヤ61,61にそれぞれ加締め部材68,68で加締められた縦長部63c,63cと、これらの縦長部63c,63cから斜め下方に延びる傾斜部63e,63eと、これらの傾斜部63e,63eを繋ぐ下部横長部63gとからなる一体成形品である。
下端部横ワイヤ66は、左右一対のワイヤ支持部材36に前下がりに傾くように設けられた傾斜長穴36aに移動可能に通されている。
従って、一対の縦ワイヤ61は最も下降した状態にあり、下端部横ワイヤ66は、ワイヤ支持部材36の傾斜長穴36aの前端部36bに当たっている。
従って、前方突出壁51aによる縦ワイヤ61の上端部61aの位置決めと、屈曲部61cによる揺動フレーム47の上方への押圧とが可能になる。
図7(a)はシート10(図1参照)に乗員が着座し、乗員の腰部、詳しくは腰椎が、白抜き矢印で示すように、シートバック12の支持プレート32上の所定部分75(黒丸で示す位置である。)をシートバック12のクッション材(不図示)を介して後向きに押圧した状態を示している。ここでは、所定部分75は上部横ワイヤ63の下部横長部63gを通る水平線上にある。
即ち、車両の前方移動に伴い、乗員が慣性で後方へ移動するため、乗員からシートバック12のクッション材を介して支持プレート32に矢印Aで示すように、後向きの荷重が所定部分77に作用し、支持プレート32が後方へ移動した状態を示している。ここでは、所定部分77は下部横ワイヤ64のストレート部64bを通る水平線上にある。
縦ワイヤ61が上方に移動することで、縦ワイヤ61の上端部61aに連結されたワイヤ連結部材51及び揺動フレーム47が支軸43を中心にして回動し、ヘッドレスト支持フレーム17が前方に揺動し、これに伴ってヘッドレスト13が初期位置(二点鎖線で示す追突前の位置)から前方へ移動する。
この結果、乗員の頭部の後方移動がヘッドレスト13で阻止される。
Claims (2)
- シートバックの骨格となるシートバックフレームと、このシートバックフレームの内側に弾性的に支持された支持プレートと、この支持プレートの背面側に配置されて上下方向に延びる左右一対の縦ワイヤと、これらの縦ワイヤの上端部にヘッドレスト支持フレーム介して取付けられたヘッドレストと、を備え、前記支持プレートに伝達された後向き荷重により前記縦ワイヤを後方且つ上方へ変位させることで前記ヘッドレスト支持フレームを介して前記ヘッドレストを前方又は前方斜め上方に変位させるヘッドレスト駆動機構を備えた車両用シートにおいて、
前記左右一対の縦ワイヤ間に、前記支持プレートの下部の背面に当接又は近接する第1の横ワイヤが渡されていると共に、この第1の横ワイヤよりも下方に第2の横ワイヤが渡され、
この第2の横ワイヤは、前記支持プレートの下部の背面に対向するとともに前記第1の横ワイヤよりも前記支持プレートから後方に離されて配置されることを特徴とする車両用シート。 - 前記第1の横ワイヤ及び前記第2の横ワイヤは弾性変形可能に設けられ、前記第2の横ワイヤは前記第1の横ワイヤよりも弾性変形しにくいことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276735A JP5231384B2 (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276735A JP5231384B2 (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011116291A JP2011116291A (ja) | 2011-06-16 |
JP5231384B2 true JP5231384B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=44282143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009276735A Active JP5231384B2 (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5231384B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014024585A1 (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用座席シート |
JP6130202B2 (ja) * | 2013-04-25 | 2017-05-17 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP6075196B2 (ja) * | 2013-05-10 | 2017-02-08 | トヨタ紡織株式会社 | 乗り物用シート |
KR101565579B1 (ko) * | 2014-07-01 | 2015-11-04 | 현대다이모스(주) | 차량용 시트의 폴딩 장치 |
JP6314271B2 (ja) * | 2017-04-13 | 2018-04-18 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP6863234B2 (ja) | 2017-10-31 | 2021-04-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5884968A (en) * | 1997-01-23 | 1999-03-23 | Lear Corporation | Seat assembly with pneumatically adjustable contour and energy absorption |
JP4151984B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2008-09-17 | 株式会社タチエス | 車両用シートのシートバック構造 |
JP5030281B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-09-19 | 株式会社タチエス | 車両用シートのシートバック構造 |
-
2009
- 2009-12-04 JP JP2009276735A patent/JP5231384B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011116291A (ja) | 2011-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11001175B2 (en) | Vehicle seat | |
JP5452858B2 (ja) | 車両用シート | |
EP1205344B1 (en) | Head rest apparatus | |
JP5231384B2 (ja) | 車両用シート | |
US7234769B2 (en) | Vehicle seat | |
JP4737501B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3623441B2 (ja) | 自動車用シートバック | |
JP4540063B2 (ja) | 車両用シート | |
US20090001785A1 (en) | Integrated Lumbar and Active Head Rest System | |
JP4640968B2 (ja) | 車両用シートおよび車両用シートの組立方法 | |
JP3783225B2 (ja) | 車両用シート構造 | |
JP4640969B2 (ja) | 車両用シートおよび車両用シートの組立方法 | |
JP3949298B2 (ja) | ヘッドレストの取付構造 | |
JP5156191B2 (ja) | アクティブヘッドレストシステムを備えた車両シート | |
KR20070054282A (ko) | 차량용 시트의 액티브 헤드레스트 | |
EP1880896A2 (en) | Integrated lumbar and active headrest system | |
JP3569171B2 (ja) | 自動車用シートバック | |
JP3595767B2 (ja) | 自動車用シートバック | |
JP4369817B2 (ja) | 自動車用シートバック | |
JP2006056515A (ja) | 車両用シート構造 | |
JP2010105424A (ja) | 車両用シートのシートバック構造 | |
JP2012091566A (ja) | 車両用シート | |
JP2006020789A (ja) | 車両用シート | |
JP2012148772A (ja) | アクティブヘッドレストシステムを備えた車両シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130321 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |