JP5230980B2 - ワイヤソースラリの磁性異物除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤソーにてシリコンインゴットを切断した後のスラリに含まれる磁性異物を効果的に除去するようにしたワイヤソースラリの磁性異物除去装置に関する。
シリコン単結晶やシリコン多結晶のインゴットからIC用ウエーハ、太陽電池用ウエーハ等の薄状板を製造する際には、ワイヤソーと呼ばれる装置が一般に用いられている。ワイヤソーは、例えば1本のワイヤを複数のローラ間に所定ピッチで巻き付けてなるワイヤ群を構成し、ローラの回転によりワイヤを高速走行させながらインゴットをワイヤに押し付けると共に、切削液と砥粒等からなる切削スラリをインゴットとワイヤとの接触部に供給して、シリコンインゴットをスライスすることによりウエーハを製造している。
前記ワイヤソーで使用したスラリは、スラリ処理装置で砥粒を回収することが行われており、回収した砥粒は切削液等と混合する調整を行った後、再びワイヤソーに供給して循環使用することが行われている。又、切削液についても回収して調整することにより再使用するようにしたものもある。
図12は従来のスラリ処理装置の一例の概略を示す側面図であり、ワイヤソー1で使用されたスラリは廃液受入タンク2に貯留され、廃液受入タンク2のスラリは、先ず遠心分離機3に導かれて砥粒と廃液とに分離され、廃液は廃液タンク4に貯められた後廃液貯留タンク5に送られて貯留され、又、砥粒は再生タンク6に貯められた後再生供給タンク7に送られて貯留される。そして、再生供給タンク7の砥粒は調合タンク8に送られて新たな砥粒や新たな切削液等と混合して調整された後、再びワイヤソー1に供給されてシリコンインゴットの切断に用いられる。図中9はスラリを送給するポンプである。
しかし、前記したように、ワイヤソー1にてワイヤによりインゴットを切断する際には、同時にワイヤが削られる等の要因から鉄等の粒子状の磁性異物がスラリ中に混入する問題がある。更に、この種の磁性異物の比重は砥粒の比重と同等であり、しかもスラリは比較的高い粘性を有しているために、前記スラリ処理装置の遠心分離機3では分離され難く砥粒と一緒に取り出されてしまう。このため、砥粒を循環して使用すると、砥粒中の磁性異物の濃度が徐々に増加するという問題を有していた。
砥粒中の磁性流体の濃度が増加すると、ワイヤソーのワイヤに磁性異物が付着して団子状になり、このためにワイヤによる切削性が損なわれるばかりでなく、切断されるウエーハの品質が低下するという問題を生じる。
このために、スラリ中に磁石を挿入して磁力により磁性異物を磁石に吸着することにより磁性異物を分離することが考えられるが、永久磁石を用いた場合には一旦吸着された微粒の磁性異物を永久磁石から確実に除去することは殆ど不可能であり、又、電磁石を用いた場合にも電磁石には残留磁気があるために一旦吸着した微粒の磁性異物は電源を切っても電磁石から除去され難く、よって磁石に吸着した磁性異物を除去する作業が大変であるという問題がある。
このため、従来では、砥粒を循環使用することにより磁性異物の濃度が高くなった場合には、砥粒或いはスラリを、定期的に系外に取り出して廃棄処分することが行われていた。
一方、磁性異物類を直接磁石に吸着させないようにして磁性異物類を分離するようにした磁性異物類除去装置が、特許文献1に示されている。特許文献1では、筒体の内部にバーマグネットを備え、該バーマグネットに一体に取り付けた出入具により、バーマグネットが筒体内を移動できるようにした構成としている。更に、バーマグネットの磁力によって筒体外面に吸着した磁性異物類はスクレーパによって除去するように構成されている。
又、特許文献2には、ケーシング内に永久磁石による棒状マグネットを配置した構成において、磁性異物除去性能を高めるために、ケーシング内に液体材料をサイクロンのように旋回して導くことにより磁極との接触確率を高めるようにしたものが示されている。
特開2006−341212号公報 特開2006−326447号公報
特許文献1の装置において、原材料(スラリ)から磁性異物類を効果的に分離するためには、バーマグネットが挿入された筒体を複数備えておき、各バーマグネットを出入具により筒体に対して同時に移動させる必要がある。ここで、バーマグネットの磁力は距離の二乗に反比例する(クーロンの法則)ため、バーマグネットによる磁性異物類の吸着力を高めるためには筒体の厚さをできるだけ薄くすると共に、筒体の内面とバーマグネットの外面との間の間隔をできるだけ小さいことが望まれる。
しかし、筒体とバーマグネットの間隔を小さく設定した場合には、出入具によって複数のバーマグネットを同時に移動させるために、出入具に固定された各バーマグネットの間隔と筒体の間隔とを精度良く一致させておく必要があり、僅かな誤差があってもバーマグネットと筒体内面とが擦れて安定した移動ができなくなる懸念があり、従って特許文献1の装置は製造が非常に大変になるという問題がある。
又、特許文献1では、筒体の外面に付着した磁性異物類をスクレーパで刮げ落すようにしているが、この方法では筒体外面の磁性異物類を良好な状態で除去することができないばかりか、ワイヤソースラリのように砥粒等が含まれている場合には、スクレーパによって筒体が削られて、筒体の削り屑の粒子がスラリに新たに混入されるという問題がある。
一方、特許文献2は、棒状マグネットに付着した磁性異物を除去するための手だてを何ら有しておらず、従って、棒状マグネットに付着した磁性異物を除去することができないために、前記棒状マグネットを用いて再び磁性異物の除去作業を行うことができないという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、ワイヤソーにてシリコンインゴットを切断した際に生じるスラリに含まれる磁性異物を磁石を有する吸着体により効果的に除去することができ、しかも吸着体に付着した磁性異物を効果的に取り除いて吸着体を繰り返し使用できるようにしたワイヤソースラリの磁性異物除去装置を提供しようとするものである。
本発明は、ワイヤソーからのスラリに含まれる磁性異物を磁石を用いて繰り返し除去するようにしたワイヤソースラリの磁性異物除去装置であって、
スラリを収容するスラリ受入槽と、
非磁性材からなる外被体の内部に磁石を移動可能に備えた吸着体と、
外被体内の磁石を流体の作用により吸着位置と退去位置とに移動させる流体駆動手段と、
吸着体を支持し、磁石が吸着位置に移動した吸着体をスラリ受入槽のスラリに挿入して外被体の外面にスラリ中の磁性異物を付着させた後吸着体をスラリから外部に取り出すようにした支持装置と、
スラリから取り出した吸着体は洗浄槽に移動され、前記吸着体内の磁石を退去位置に移動して磁性異物の付着力を消失させた状態で前記吸着体に水を噴射する水噴射装置、又は、吸着体に接するブラシ状の掻き取装置により洗浄を行って磁性異物を除去するように前記洗浄槽に備えた洗浄装置と
を有することを特徴とするワイヤソースラリの磁性異物除去装置、に係るものである。
上記ワイヤソースラリの磁性異物除去装置において、磁石は永久磁石であってもよい。
又、上記ワイヤソースラリの磁性異物除去装置において、磁石は電磁石であってもよい。
又、上記ワイヤソースラリの磁性異物除去装置において、外被体は非磁性金属からなっていてもよい。
又、上記ワイヤソースラリの磁性異物除去装置において、外被体は樹脂からなっていてもよい。
本発明のワイヤソースラリの磁性異物除去装置によれば、非磁性材からなる外被体の内部に磁石を備えた吸着体を支持装置によりスラリ受入槽に対して挿入・取出可能に支持しており、流体駆動手段により磁石を吸着位置に移動させた吸着体をスラリ受入槽のスラリに挿入して外被体の外面にスラリの磁性異物を付着させた後、吸着体をスラリから外部に取り出し、スラリから取り出した吸着体内の磁石を退去位置に移動させて磁性異物の付着力を消失させた状態で洗浄装置にて吸着体を洗浄することにより磁性異物を除去するようにしたので、吸着体に付着した磁性異物が洗浄装置によって良好に除去された吸着体をスラリ受入槽内に挿入して、スラリ中の磁性異物を吸着体により繰り返し効果的に除去できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のワイヤソースラリの磁性異物除去装置を備えたスラリ処理装置の概略を示す側面図であり、図12と同様の構成において、ワイヤソー1でインゴットの切断に用いられたスラリを貯める廃液受入タンク2と、スラリを砥粒と廃液とに遠心分離する遠心分離機3との間に、スラリ中の鉄などの磁性異物を除去する磁性異物除去装置10を設けている。
図2は上記磁性異物除去装置10の正面図、図3は図2のIII−III方向矢視図であり、図中11は台12上に設けたスラリ受入槽であり、該スラリ受入槽11には前記廃液受入タンク2からのスラリがポンプ9及び受入管9aを介して導入されるようになっている。スラリ受入槽11の後部(図3の右側)には洗浄装置13を構成する2つの洗浄槽13a,13bが順次配置されている。
図2に示すように、スラリ受入槽11及び洗浄装置13の左側部には、横行レール14によりスラリ受入槽11と洗浄装置13が配置された方向に沿って走行する支持装置15が設けられている。
前記支持装置15にはサーボモータとボールネジの組み合わせ、又はシリンダ、或いはその他の駆動装置によりレール16に沿って昇降するようにした昇降架台17が設けられており、該昇降架台17には支持ブック18によって鉛直に支持された複数の吸着体19が備えられている。図2、図3に示す例では前記スラリ受入槽11の内部に対して均等に配置されるように左右方向に5本配置した吸着体19が前後2列に設けられている。
前記スラリ受入槽11の底部には傾斜面20が設けてあり、該傾斜面20の最下部から配管21によりスラリが取り出されて前記遠心分離機3に供給されるようになっている。
吸着体19は、図4に示す如く非磁性材にて形成された筒状の外被体22と、該外被体22の内部に僅かな隙間を有して上下移動可能に挿入された磁石23とから構成されている。非磁性材からなる外被体22としては、薄く加工しても強度があり、しかも摩擦によって切削され難く、僅かに切削されてスラリ中に混入してもインゴットの切断に悪影響を及ぼさないものが好ましく、例えばSUS、アルミニウム、樹脂(PVC)等を用いることができる。又、前記磁石23には永久磁石を用いることができると共に、電磁石を用いることができる。電磁石を用いる場合には、磁石23に接続した電源線が磁石23と共に外被体22の内部を昇降できるように構成される。
図5は前記吸着体19における流体駆動手段の一例を示す断面図であり、外被体22の内部には僅かな隙間24を有して内筒25が挿入されていて、該内筒25の内部に磁石23が挿入されており、前記内筒25の底部には孔26が形成されている。そして、前記吸着体19の上端には、図4にも示すように、内筒25の内部に圧縮空気等の流体を供給するようにした押下用弁27と、前記外被体22と内筒25との間の隙間24に流体を供給するようにした押上用弁28とを備えており、押下用弁27にて内筒25内に流体を供給すると磁石23は押し下げられて吸着位置29に保持され、押上用弁28にて外被体22と内筒25との間の隙間24に流体を供給すると前記隙間24と孔26を通して下部から供給される流体により磁石23は押上げられて退去位置30に保持されるようにした流体駆動手段が構成されている。
図6は流体駆動手段の他の例を示す断面図であり、この例では磁石23を挿入する外被体22の下端に、外被体22の下端から流体を導入するようにした流体導管31を備えており、この形態では、押下用弁27にて外被体22の上端に流体を供給すると磁石23は押し下げられて吸着位置29に保持され、押上用弁28にて前記流体導管31に流体を供給すると外被体22の下部から流体が供給されることにより磁石23は押上げられて退去位置30に移動させられるようになっている。
図7に示す如く、前記磁石23が吸着位置29に保持された吸着体19を吸着位置29がスラリ内に没入するようにスラリ受入槽11内部に挿入すると、スラリ中の磁性異物32は磁石23の磁力によって外被体22の外面に付着されるようになる。
図8〜図10は、洗浄装置13の一例を示すもので、この洗浄装置13は洗浄槽13a,13bの内部に、洗浄槽13a,13bに挿入される吸着体19に洗浄水を噴射して外被体22の外面に付着した磁性異物32(図7)を洗浄除去するようにした水噴射装置33を備えている。図8の形態では給水入口34からの洗浄水を、前記したように2列に設けられた吸着体19を両側から挟むように3つに枝分かれした配管35に複数備えたノズル36から各吸着体19に洗浄水を噴射して洗浄するようになっている。
又、洗浄槽13a,13bに上記水噴射装置33を備えることに代えて、図11に示すようなブラシ状の掻取装置37を備えるようにしてもよく、この場合にはブラシ状の掻取装置37が自由に回転或いは駆動装置により回転するようになっていても良い。又、前記水噴射装置33と前記ブラシ状の掻取装置37とを合わせて備えるようにしてもよい。
洗浄槽13a,13bの洗浄水は、夫々配管38,39により取出して磁性異物32等を除去する浄化を行った後再び水噴射装置33に導いて循環使用するようにしている。
尚、図2では、2つの洗浄槽13a,13bを設けて洗浄を2回行うようにした場合について例示したが、1回の洗浄で吸着体19に付着した磁性異物32を良好に洗浄除去できる場合には、1つの洗浄槽としてもよい。
次に、上記図示例の作動を説明する。
図1のワイヤソー1でのインゴットの切断に用いられ廃液受入タンク2に貯められたスラリを図2の磁性異物除去装置10のスラリ受入槽11に所定のレベルになるように供給する。
続いて、図2に示す如く、支持装置15に備えた昇降架台17を下降させて支持ブック18に支持されている複数の吸着体19をスラリ受入槽11のスラリに没入させる。このとき、図5、図6の押下用弁27を作動して磁石23の上側に圧縮空気等の流体を供給することにより、磁石23を押し下げて吸着位置29に保持させておく。
すると、スラリに挿入された吸着体19には、磁石23の磁力によってスラリ中の磁性異物32が引き付けられ、外被体22の外面に磁性異物32が付着する。
続いて、支持装置15に備えた昇降架台17を上昇させて複数の吸着体19をスラリ受入槽11のスラリから引き抜く。
その後、支持装置15を横行レール14に沿って図3の右方向に走行させて洗浄槽13aの位置で停止させる。
更に、押上用弁28を作動して図5の隙間に、又は図6の流体導管31に圧縮空気等の流体を供給することにより磁石23を押し上げて退去位置30に保持させる。このように、磁石23が退去位置30に移動すると、外被体22に付着していた磁性異物32の付着力は消失される。
従って、この状態の吸着体19を、前記昇降架台17を下降させることにより洗浄槽13a内に挿入し、図8〜図10に示した水噴射装置33のノズル36から洗浄水を噴射して吸着体19を洗浄すると、外被体22の外面に付着していた磁性異物32は効果的に洗浄除去されるようになる。このとき、図11に示すようなブラシ状の掻取装置37を用いて洗浄するようにしてもよく、又、前記水噴射装置33と前記ブラシ状の掻取装置37とを合わせて洗浄することにより更に洗浄効果を高めることができる。
吸着体19に付着した磁性異物32が完全に除去されない場合には、支持装置15を横行レール14に沿って再び図3の右方向に走行させて洗浄槽13bの位置で停止させ、上記と同様の方法によって吸着体19の洗浄を行う。1回の洗浄で吸着体19に付着した磁性異物32を良好に除去できる場合には、1つの洗浄槽13aでの洗浄のみとしてもよい。
洗浄によって磁性異物32が良好に除去された吸着体19は、図2のように再びスラリ受入槽11のスラリに挿入して前記と同様にスラリ中の磁性異物32を吸着させることにより除去する。スラリ受入槽11のスラリ中の磁性異物32の濃度が所定値以下になるように、上記吸着体19による磁性異物32の除去操作を行う。1回の吸着でスラリ中の磁性異物32の濃度が十分に低下できた場合には1回の吸着操作としてもよい。上記吸着によって磁性異物32の濃度が低くなったスラリ受入槽11内のスラリは、スラリ処理装置の遠心分離機3(図1)に供給されて砥粒と廃液とに分離される。
なお、本発明のワイヤソースラリの磁性異物除去装置は、上記形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のワイヤソースラリの磁性異物除去装置を備えたスラリ処理装置の概略を示す側面図である。 図1の磁性異物除去装置の正面図である。 図2のIII−III方向矢視図である。 吸着体の側面図である。 吸着体における流体駆動手段の一例を示す断面図である。 流体駆動手段の他の例を示す断面図である。 吸着体をスラリに挿入すると磁性異物が磁石の磁力によって外被体の外面に付着する状態を示す断面図である。 洗浄装置が水噴射装置である場合の平面図である。 図8のIX−IX方向矢視図である。 吸着体に付着した磁性異物を洗浄水で洗浄している状態を断面図である。 洗浄装置がブラシ状の掻取装置である場合の側面図である。 従来のスラリ処理装置の一例の概略を示す側面図である。
符号の説明
1 ワイヤソー
10 磁性異物除去装置
11 スラリ受入槽
13 洗浄装置
13a,13b 洗浄槽
15 支持装置
19 吸着体
22 外被体
23 磁石
29 吸着位置
30 退去位置
32 磁性異物
33 水噴射装置
37 ブラシ状の掻取装置

Claims (5)

  1. ワイヤソーからのスラリに含まれる磁性異物を磁石を用いて繰り返し除去するようにしたワイヤソースラリの磁性異物除去装置であって、
    スラリを収容するスラリ受入槽と、
    非磁性材からなる外被体の内部に磁石を移動可能に備えた吸着体と、
    外被体内の磁石を流体の作用により吸着位置と退去位置とに移動させる流体駆動手段と、
    吸着体を支持し、磁石が吸着位置に移動した吸着体をスラリ受入槽のスラリに挿入して外被体の外面にスラリ中の磁性異物を付着させた後吸着体をスラリから外部に取り出すようにした支持装置と、
    スラリから取り出した吸着体は洗浄槽に移動され、前記吸着体内の磁石を退去位置に移動して磁性異物の付着力を消失させた状態で前記吸着体に水を噴射する水噴射装置、又は、吸着体に接するブラシ状の掻き取装置により洗浄を行って磁性異物を除去するように前記洗浄槽に備えた洗浄装置と
    を有することを特徴とするワイヤソースラリの磁性異物除去装置。
  2. 磁石は永久磁石である請求項1に記載のワイヤソースラリの磁性異物除去装置。
  3. 磁石は電磁石である請求項1に記載のワイヤソースラリの磁性異物除去装置。
  4. 外被体は非磁性金属からなる請求項1〜3のいずれか1つに記載のワイヤソースラリの磁性異物除去装置。
  5. 外被体は樹脂である請求項1〜3のいずれか1つに記載のワイヤソースラリの磁性異物除去装置。
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