JP5230680B2 - 無線通信システム - Google Patents

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本発明は、それぞれ無線機から成る親局と子局、及び前記親局と前記子局との間を中継する中継局を備え、親局、子局、中継局相互間で無線通信を行うようにした無線通信システムに関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、それぞれ無線機から成る親局、子局、及び親局と子局との間を中継する中継局を備えるとともに、親局、子局、中継局相互間において正常な無線通信が行われているかどうか監視する無線機から成る応答監視局を備えた構成となっている。
特開平9−18402号公報
前述した従来技術は、親局、子局、中継局の他に応答監視局を設けてあることから、無線機の数が多くなりやすい。したがって、ビル等の建物内に親局、子局、中継局、及び応答監視局から成る無線機を設置する場合、この設置作業が煩雑になりやすい。また、これに伴って無線機の保守点検作業も煩雑になりやすい。さらに、親局、子局、中継局、及び応答監視局を含む無線通信システムの製作費が高くなりやすい。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、親局、子局、中継局の他に応答監視局等の特別な局を設けることなく、建物内に配置した親局、子局、中継局相互間の正常な無線通信を実現させることができる無線通信システムを提供することにある。
記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、それぞれ無線機から成る親局と子局、及び当該親局と当該子局との間を中継する中継局を備え、当該親局、当該子局、及び当該中継局相互間の無線通信を可能にした無線通信システムにおいて、前記親局、前記子局、及び子局を兼ねる前記中継局のそれぞれを同じ建物内に設置し、前記子局及び前記中継局は、前記建物内の複数の状態量をそれぞれ個別に計測する無線センサを有し、前記親局、前記子局、及び前記中継局相互間の無線通信に際して重複通信を回避すべく、当該親局と通信可能な当該子局及び当該中継局は、当該親局から送信される現在時刻によって通信時間間隔を規定する基準時間を設定し、当該親局と通信不可能な当該子局は、当該中継局から送信される現在時刻によって通信時間間隔を規定する基準時間を設定し、当該親局、当該子局、及び当該中継局相互間の通信を当該基準時間毎に行わせ、当該親局は、前記複数の状態量の全てを対象にした1回毎の計測時に当該複数の状態量の全てについての取得を可能にする時間である状態量取得時間毎に当該現在時刻を出力することを特徴とる。
本発明の第2の手段は、第1の手段において、前記親局は、前記子局及び前記中継局から所定回数連続して未受信を判断する第1判断手段と、前記子局、及び前記中継局のうちの少なくとも1つの電池が交換を要する寿命となったか否かを判断する第2判断手段と、前記第1判断手段で受信が無いと判断されたとき、或いは前記第2判断手段で電池が交換を要する寿命となったと判断されたときに、前記建物の外部に配置されて前記親局、前記子局、及び前記中継局の保守点検作業を行う保守員の出動拠点に異常通報を行う通報手段と、を備えたことを特徴とする
本発明によれば親局と通信可能な子局と子局を兼ねる中継局とは、親局から出力される現在時刻に基づいて予め定めた処理により状態量を送信する基準時間を設定し、親局と通信不可能な子局は、中継局から送信される現在時刻に基づいて現在時刻に基づいて予め定めた処理により状態量を送信する基準時間を設定するため、親局、子局、及び中継局相互間の無線通信に際しての重複通信を有効に回避することができる。
また、本発明によれば親局が備える通報手段によって、親局の第1判断手段で状態量の通信が所定回数連続して未受信の子局及び中継局に対して通信障害が発生したと判定される場合や、或いは親局の第2判断手段で子局及び中継局の少なくとも一方が電池切れと判断される場合に建物外部の出動拠点に異常通報を行うため、保守点検作業向けのサービスを向上することができる。
本発明に係る無線通信システムの第1実施形態の概略構成を示す図である。 本実施形態に備えられる親局、子局、中継局の建物内における配置形態の一例を示す図である。 本実施形態に備えられる通信フォーマットの一例を示す図である。 本実施形態における送信シーケンスの一例を示す図である。 本実施形態における親局の制御部等における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る無線通信システムの実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る無線通信システムの第1実施形態の概略構成を示す図である。
この図1に概要を示すように、本実施形態に係る無線通信システムは、それぞれ無線機から成る親局4と子局1,2、及び親局4と子局2との間を中継する中継局3のそれぞれを、同じ建物6内に配置してある。
子局1,2及び中継局3は、建物6内の消費電力、使用水量、使用ガス量等の複数の状態量のそれぞれを個別に計測し、それぞれ電池によって作動する無線センサから成っている。例えば、子局1は、使用水量を計測するパルス発信付メータ20に接続してあり、子局2は、消費電力を演算する消費電流を計測するために計測対象電力線21に接続してあり、中継局3は、使用ガス量を計測するパルス発信付メータ22に接続してある。
子局1,2及び中継局3は、同等の構成となっている。例えば子局1は、消費電力を演算する消費電流を入力可能な電流入力部1aと、前述したパルス発信付メータ20に接続され、パルス発信付メータ20から出力されたパルスを入力するパルス入力部1bと、計測された使用水量の入出力が可能なパソコン5の着脱を可能にする外部インタフェイス1cとを備えている。また、アンテナ1gを介して無線通信を可能にさせる無線処理部1eと、入力したパルスに基づいて演算された使用水量を積算値として記憶するとともに、この子局1の電池寿命である現在の電圧を記憶する記憶部1fとを備えている。また、前述した電流入力部1a、パルス入力部1b、外部インタフェイス1c、無線処理部1e、及び記憶部1fのそれぞれが接続され、パルス入力部1bから入力されたパルスに基づいて使用水量を積算値として演算する処理、その積算値を記憶部1fに記憶させる処理、及び記憶部1fに記憶された積算値を無線処理部1eから無線通信させる処理等を実行する制御部1dを備えている。
子局2も、子局1と同様の電流入力部2a、パルス入力部2b、外部インタフェイス2c、アンテナ2gを有する無線処理部2e、記憶部2f、及び制御部2dを備えている。この子局2は、電流入力部2aが計測対象電力線21に接続されている。なお、電流入力部2aから入力された電流に基づいて、制御部2dで消費電力が演算され、この消費電力が状態量として記憶部2fに記憶される。
中継局3は子局も兼ねるものであり、この中継局3は、子局1,2と同様の電流入力部3a、パルス入力部3b、外部インタフェイス3c、アンテナ3gを有する無線処理部3e、記憶部3f、及び制御部3dを備えている。この中継局3は、パルス入力部3bが、使用ガス量を計測するパルス発信付メータ22に接続されている。
子局1との間で、または中継局3を介して子局2との間で、または中継局3との間で、それぞれ無線通信を行う親局4は、アンテナ4gを有する無線処理部4aと、パソコン5の着脱が可能な外部インタフェイス4bと、建物6の外部との通信を可能にする通信インタフェイス4dと、子局1,2及び中継局3のそれぞれから送信されてきた状態量の積算値の全てを各局毎に、また、同一の状態量毎に記憶する記憶部4eとを備えている。また、無線処理部4a、外部インタフェイス4b、通信インタフェイス4d、記憶部4eのそれぞれが接続され、子局1,2及び中継局3を介して無線通信された積算値の演算、記憶処理、及び建物6の外部との通信処理を実行する制御部4cを備えている。なお、制御部4cは、子局1,2及び中継局3からの受信の有無、例えばそれぞれ6回連続して、個別に計測された状態量が子局1,2及び中継局3のそれぞれから送信されたかどうかを判断する第1判断手段と、子局1,2及び中継局3のうちの少なくとも1つの電池が交換を要する寿命となったかどうか判断する第2判断手段とを有している。また、この制御部4cは、第1判断手段で受信が無いと判断されたとき、または第2判断手段で電池が交換を要する寿命となったと判断されたときに、建物6の外部に配置され、親局4、子局1,2、及び中継局3の保守点検作業を行う保守員の出動拠点9に異常通報を行う通報手段も備えている。
親局4の通信インタフェイス4dは、一般電話回線7を介して、建物6から離れた場所に設置されるエネルギ管理センタ8と、建物6の子局1,2、中継局3、及び親局4の保守点検作業を行う保守員が待機する前述の出動拠点9に接続されている。
エネルギ管理センタ8は、一般電話回線7に接続される通信インタフェイス8aと、親局4を介して送信された建物6の全ての状態量の積算値、すなわち消費電流から演算された消費電力、使用水量、使用ガス量等の積算値を記憶する記憶部8cと、これらの通信インタフェイス8a、及び記憶部8cに接続され、通信インタフェイス8aを介して入力された建物6の全ての状態量のそれぞれの積算値を記憶部8cに記憶させる処理等を実行する制御部8bとを備えている。
図2は、本実施形態に備えられる親局、子局、中継局の建物内における配置形態の一例を示す図である。
前述した建物6は、複数階床例えば3階床を有しており、1階床に、親局4と、前述した子局1に相当する子局16,17とを設置してある。2階床には、前述した子局2に相当する子局13,14と、前述した中継局3に相当する中継局15とを設置してある。3階床には、前述した子局2に相当する子局10と、中継局3に相当する中継局11,12とを設置してある。
建物6内に設置される無線機には便宜上、号機番号が付されている。1階床の親局は0号機に設定されている。3階床の子局10は1号機、中継局11は2号機、中継局12は3号機にそれぞれ設定されている。2階床の子局13は4号機、子局14は5号機、中継局15は6号機にそれぞれ設定されている。1階床の子局16は7号機、子局17は8号機に設定されている。
例えば、1階床の子局16,17のそれぞれは、親局4と直接に無線通信を行うように配置してある。2階床の子局13,14は中継局15を介して親局4と無線通信を行うように配置してある。3階床の中継局11は、子局10と、中継局12の双方と無線通信を行うように配置してあり、中継局12は親局4と無線通信を行うように配置してある。
図3は、本実施形態に備えられる通信フォーマットの一例を示す図である。
この図3に示すように、建物6内に配置される親局4、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15の通信フォーマットは、例えば同じ通信フォーマット30に設定してある。この通信フォーマット30は、通信情報格納部30a、自号機番号格納部30b、電池情報格納部30c、時刻情報格納部30d、積算値号機番号格納部30e、及び第1〜第6積算値情報エリア30f1〜30f6を含んでいる。
例えば、親局4の通信フォーマット30にあっては、通信情報格納部30aに、他局に対する時刻補正指令が格納される。自号機番号格納部30bには、自号機の番号すなわち「0号機」が格納される。電池情報格納部30cには格納されるものはない。時刻情報格納部30dには、親局4が認識している現在時刻が格納される。積算値号機格納部30e、及び第1〜第6積算値情報エリアf1〜30f6は、状態量の計測に関する格納部であるので、この親局4の通信フォーマット30には何も格納されない。
また例えば、子局10,13,14,16,17のそれぞれの通信フォーマット30にあっては、通信情報格納部30aに自身が計測した状態量の積算値の、該当する中継局に対する、あるいは親局4に対する通知が格納される。自号機番号格納部30bには、自号機の番号、すなわち対応する「1号機」「4号機」「5号機」「7号機」「8号機」のそれぞれが格納される。電池情報格納部30cには、それぞれ自身の現在の電池電圧が格納される。時刻情報格納部30dには、自身が認識している現在時刻の他、親局4の現在時刻、あるいは中継局の現在時刻に対して後述する通信時間間隔を考慮した時刻情報が格納される。積算値号機格納部30eにも、前述した自号機の番号、すなわち対応する「1号機」「4号機」「5号機」「7号機」「8号機」のそれぞれが格納される。第1〜第6積算値情報エリア30f1〜30f6には、自身が計測した状態量の積算値が格納される。現在時刻に最も近い時刻における今回の後述の状態量取得時間内における積算値が、第1積算値情報エリア30f1に格納され、前回の状態量取得時間内における積算値が第2積算値情報エリア30f2に格納され、前々回の状態量取得時間内における積算値が第3積算値情報エリア30f3に格納される。以下同様に、より前の回の積算値が、第4〜第6積算値情報エリア30f4〜30f6に格納される。
また、例えば、中継局11,12,15のそれぞれの通信フォーマット30にあっては、通信情報格納部30aに、子局に対して該当する中継局の現在時刻と後述の通信時間間隔とを考慮した時刻情報の補正指令と、関係する子局が計測した状態量の積算値を該当する中継局に与えるようにさせる通知と、親局4に対する自身が計測した状態量の積算値の通知が格納される。自号機番号格納部30bには、自号機の番号、すなわち対応する「2号機」「3号機」「6号機」のそれぞれが格納される。電池情報格納部30cには、それぞれ自身の現在の電池電圧が格納される。時刻情報格納部30dには、自身が認識している現在時刻の他、親局4の現在時刻あるいは中継局の現在時刻に対して後述する通信時間間隔を考慮した時刻情報が格納される。積算値号機格納部30eには、中継している子局、あるいは中継局の号機の番号が格納される。第1〜第6積算値情報エリア30f1〜30f6には、自身が計測した状態量の積算値、及び中継している子局、あるいは中継局が計測した状態量の積算値が格納される。
本実施形態に係る通信システムは、特に、親局4、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15の相互間で実施される無線通信の時刻が、互いに異なる時刻となるように、親局4、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15相互間の通信時間間隔を規定する基準時間を予め設定し、親局4、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15相互間の通信を基準時間毎に行わせるようにしてある。また、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15のそれぞれで計測される複数の状態量の全てを対象にした1回毎の計測時に、複数の状態量の全てについての取得を可能にする時間である状態量取得時間を予め設定してある。また、親局4、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15相互間の同一時刻に送信元から送信先になされる1つまたは複数の通信を通信回数1回と数えたときの合計通信回数に相応する前述した基準時間の累計時間が、前述した1回毎の状態量取得時間よりも、例えば十分に短くなるように、基準時間と状態量取得時間との関係を設定してある。例えば、建物6内における無線通信の実状を考慮して、通信時間間隔を規定する基準時間は10秒に設定し、通信時間間隔を10N秒(N=1,2,3・・・)に設定してあり、1回毎の状態量取得時間は10分に設定してある。
図4は、本実施形態における送信シーケンスの一例を示す図である。
本実施形態における親局4と子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15相互間の送信は、1回毎の状態量取得時間10分内に、各通信時間間隔10N秒(N=1,2,3・・・)に応じて例えば図4に示すように順次実施される。なお、図4中、白丸は送信元、黒丸は送信先を示している。
はじめに、時分割NO.0に示すように、親局4から中継局12,15及び子局16,17に送信がなされる。この親局4からの送信に応じて、中継局12は、この中継局12の現在時刻を親局4が認識している現在時刻に合せるように補正するとともに、この中継局12からの送信時刻を、親局4の送信時刻に通信時間間隔(10×1=)10秒を加えた時刻、また、(10×3=)30秒加えた時刻、さらに、(10×6=)60秒加えた時刻のそれぞれに設定する。中継局15は、この中継局15の現在時刻を親局4の現在時刻に合せるように補正するとともに、この中継局15からの送信時刻を、親局4の送信時刻に通信時間間隔(10×7=)70秒を加えた時刻、また、(10×9=)90秒加えた時刻、さらに、(10×11=)110秒加えた時刻のそれぞれに設定する。
子局16は、この子局16の現在時刻を親局4の現在時刻に合せるように補正するとともに、子局16からの送信時刻を、親局4の送信時刻に通信時間間隔(10×12=)120秒を加えた時刻に設定する。子局17は、この子局17の現在時刻を親局4の現在時刻に合せるように補正するとともに、子局17からの送信時刻を、親局4の送信時刻に通信時間間隔(10×13=)130秒を加えた時刻に設定する。
次に、時分割NO.1に示すように、親局4から中継局12,15、及び子局16,17に送信がなされた10秒後に、中継局12から中継局11及び親局4に送信がなされる。この中継局12からの送信に応じて、中継局11は、この中継局11の現在時刻を、中継局12の現在時刻に合せるように補正するとともに、この中継局11からの送信時刻を、中継局12からの送信時刻に通信時間間隔(10×1=)10秒を加えた時刻、また、(10×4=)40秒を加えた時刻のそれぞれに設定する。親局4は、中継局12の通信フォーマット30の格納事項、すなわち、中継局12で計測した状態量の積算値、及びこの中継局12の現在の電池電圧等を受信する。
次に、時分割NO.2に示すように、中継局12から中継局11及び親局4に送信がなされた10秒後に、中継局11から中継局12及び子局10に送信がなされる。この中継局11からの送信に応じて、中継局12は中継局11で計測した状態量の積算値、及び中継局11の現在の電池電圧等を記憶する。また、中継局11からの送信に応じて、子局10は、この子局10の現在時刻を中継局11の現在時刻に合せるように補正するとともに、この子局10からの送信時刻を、中継局11からの送信時刻に通信時間間隔(10×2=)20秒を加えた時刻に設定する。
次に、時分割NO.3に示すように、中継局11から中継局12及び子局10に送信がなされた10秒後に、中継局12から親局4に、中継局11で計測した状態量の積算値、及び中継局11の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.4に示すように、中継局12から親局4に送信がなされた10秒後に、子局10から中継局11に、子局10で計測した状態量の積算値、及び子局10の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.5に示すように、子局10から中継局11に送信がなされた10秒後に、中継局11から中継局12に、子局10で計測した状態量の積算値、及び子局10の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.6で示すように、中継局11から中継局12に送信がなされた10秒後に、中継局12から親局4に、子局10で計測した状態量の積算値、及び子局10の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.7で示すように、中継局12から親局4に送信がなされた10秒後に、中継局15から子局13,14、及び親局4に送信がなされる。この中継局15からの送信に応じて、子局14は、この子局14の現在時刻を中継局15の現在時刻に合せるように補正するとともに、この子局14からの送信時刻を、中継局15からの送信時刻に通信時間間隔(10×3=)30秒を加えた時刻に設定する。また、子局13は、この子局13の現在時刻を中継局15の現在時刻に合せるように補正するとともに、この子局13からの送信時刻を、中継局15からの送信時刻に通信時間間隔(10×1=)10秒を加えた時刻に設定する。親局4は、中継局15で計測した状態量、及び中継局15の現在の電池電圧等を受信する。
次に、時分割NO.8で示すように、中継局15から子局13,14、及び親局4に送信がなされた10秒後に、子局13から中継局15に、子局13で計測した状態量の積算値、及びこの子局13の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.9で示すように、子局13から中継局15に送信がなされた10秒後に、中継局15から親局4に、子局13で計測した状態量の積算値、及びこの子局13の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.10で示すように、中継局15から親局4に送信がなされた10秒後に、子局14から中継局15に、子局14で計測した状態量の積算値、及びこの子局14の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.11で示すように、子局14から中継局15に送信がなされた10秒後に、中継局15から親局4に、子局14で計測した状態量の積算値、及びこの子局14の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.12で示すように、中継局15から親局4に送信がなされた10秒後に、子局16から親局4に、子局16で計測した状態量の積算値、及びこの子局16の現在の電池電圧等が送信される。
次に、時分割NO.13で示すように、子局16から親局4に送信がなされた10秒後に、子局17から親局4に、子局17で計測した状態量の積算値、及びこの子局17の現在の電池電圧等が送信される。
このように1回毎の状態量取得時間10分の間に、時分割NO.0〜13に示すように、基準時間10秒毎に、親局4、子局10,13,14,16,17、中継局11,12,15相互間の無線通信が、互いの通信時刻が重ならないようにして実施される。なお、建物6内の状態量の計測は途切れることなく連続して実施されるが、親局4における子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15からの状態量の積算値の取得は、状態量取得時間10分毎に繰り返して行われる。そして、最新の6回分の状態量の積算値、現在の電池電圧等が、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15それぞれの通信フォーマットに格納される。
図5は、本実施形態における親局の制御部等における処理手順を示すフローチャートである。
前述した図1で示した親局4の制御部4cに、前述した図2に示した子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15それぞれの計測した状態量の積算値、及び現在の電池電圧等が入力される(手順S1)。
そこで制御部4cは、例えば同一種類の状態量毎に積算値を求め、記憶部4eに記憶させる処理を行う(手順S2)。
また、制御部4cは、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15それぞれ毎に、各局自身で計測した最新の6回分の状態量の積算値、及び各回に該当する各局自身の現在の電池電圧を、記憶部4eに記憶させる処理を行う(手順S3)。
次に、制御部4cの第1判断手段において、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15それぞれ毎に、6回連続で受信が失敗したか否かが判断される(手順S4)。この制御部4cの第1判断手段において、未受信が6回連続でないと判断されれば、正常な無線通信がなされていることになり、手順S5に移る。第1判断手段において、6回連続受信されていないと判断されたときは、通信障害を生じていることになり、手順S6に移る。
手順S5では、制御部4cの第2判断手段において、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15それぞれ毎に、電池切れを生じているかどうか判断される。この判断にあっては、例えば各局の電池電圧が定格電圧の30%以下のときに電池切れと判断される。この第2判断手段において、電池切れを生じていないと判断されたときは、該当する局の電池状態が、正常な通信を可能とする電池状態に保たれていることになり、手順S1に戻り、前述と同様の処理が引き続き実施される。また、第2判断手段において、電池切れを生じているものが存在すると判断されたときには、該当する局では正常な無線通信が実施されない虞があり、つまり通信異常の虞があり、手順S6に移る。
ここで、制御部4cの第1判断手段及び第2判断手段による判断で、親局4と、子局10,13,14,16,17、及び中継局11,12,15のそれぞれとの間で、正常な通信がなされていると判断されたときには、例えば親局4の記憶部4eに記憶されている同一種類の状態量の積算値のそれぞれが、図1に示す親局4の制御部4cの処理により、親局4の通信インタフェイス4d、一般電話回線7を介して、エネルギ管理センタ8に送信される。これらの状態量の積算値は、エネルギ管理センタ8の通信インタフェイス8aを介して制御部8bに入力され、この制御部8bの制御処理により記憶部8cに記憶される。
前述した図5に示す手順S4の第1判断手段による判断、あるいは手順S5の第2判断手段による判断で、通信障害あるいは通信異常が生じていると判断されたときは、前述したように手順S6に移るが、この手順S6では、親局4の制御部4cの通報手段から、通信インタフェイス4d、一般電話回線7を介して出動拠点9に異常通報が送信される。
この異常通報を受信した出動拠点9は、直ちに保守員を図1に示す該当する建物6に派遣する。なお、以下にあっては説明を容易にするために、子局及び中継局については、図1に示す符号を用いて説明する。
通信異常が、制御部4cの第1判断手段における6回連続受信されていない判断による通信障害である場合には、派遣された保守員は該当する子局1,2あるいは中継局3の外部インタフェイス1c,2c,3cのいずれかに、携帯したパソコン5を接続する。そこで、該当する子局1,2あるいは中継局3の記憶部1f,2f,3fのいずれかに記憶されている状態量の積算値を、パソコン5の記憶部に記憶させる処理を行う。また、このように該当する子局1,2あるいは中継局3の状態量の積算値を記憶させたパソコン5を、親局4の外部インタフェイス4bに接続し、このパソコン5に記憶させた該当する子局1,2あるいは中継局3の状態量の積算値を、親局4の制御部4cの制御処理を介して記憶部4eに記憶させる処理を行う。また、親局4の制御部4cは、入力された該当する子局1,2あるいは中継局3の状態量の積算値に基づいて、同一種類の積算値を補正する演算を行い、補正された状態量の積算値が記憶部4eに格納されるとともに、例えば、その補正された状態量の積算値が一般電話回線7を介してエネルギ管理センタ8に送信される。
また、通信異常が、制御部4cの第2判断手段における電池切れとの判断による通信異常である場合には、派遣された保守員は該当する子局1,2あるいは中継局3のいずれかの電池を速やかに交換する作業を実施する。
以上のように構成した本実施形態によれば、図1に示す建物6内の消費電流に基づく消費電力、使用水量、使用ガス量等の状態量が、前述したように子局1,2あるいは中継局3で計測され、それらの状態量の積算値が、子局1から直接に親局4に、あるいは子局2から中継局3を介して親局4に、あるいは子局を兼ねた中継局3から親局4に無線通信される。したがって、親局4において、同じ建物6内で計測される全ての状態量の積算値を把握することができる。
また、建物6内に配置した親局4、子局1,2、中継局3相互間の通信時間間隔(10×N秒:N=1,2,3・・・)を規定する基準時間10秒を予め設定し、親局4、子局1,2、中継局3相互間の通信を基準時間10秒毎に行わせるようにしてあることから、親局4、子局1,2、中継局3相互間における通信に際し、互いの通信時刻を異ならせることができる。すなわち、混信等の通信異常を生じさせること無く、正常な通信を実現させることができる。したがって、親局4、子局1,2、中継局3の他に通信異常を監視する応答監視局等の特別な局を設けることなく、建物6内に配置した親局4、子局1,2、中継局3相互間の正常な無線通信を実現させることができる。これにより、1つの建物6内に親局4、子局1,2、中継局3から成る無線機を設置させる設置作業が簡単になる。これに伴って、同じ建物6内に配置される親局4、子局1,2、中継局3から成る無線機の保守点検作業の能率を向上させることができる。さらに、同じ建物6内に配置される親局4、子局1,2、中継局3を含む無線通信システムの製作費を安くすることができる。
また、本実施形態は、複数の状態量の全てを対象にした1回毎の計測時に、複数の状態量の全てについての計測を可能にする時間である状態量取得時間10分を予め設定し、親局4、子局1,2、及び中継局3相互間の同一時刻に送信元から送信先になされる1つまたは複数の通信を通信回数1回と数えたときの合計通信回数に相応する基準時間10秒の累計時間が、1回毎の状態量取得時間よりも十分に短くなるように、基準時間と前記状態量取得時間との関係を設定してある。これにより、建物6内に新たに状態量を計測する子局あるいは中継局を追加して設置しようとする場合に、これらの追加して設置される子局あるいは中継局の数を、状態量取得時間10分と、親局4、子局1,2、及び中継局3相互間の通信回数に相応する基準時間10秒の累計時間との時間差内に相応する数に抑えるようにすれば、予め設定した基準時間10秒、及び状態量取得時間10分を変更させることなく、親局4において、同じ建物6内で計測される全て状態量の積算値を容易に把握することができる。すなわち、システムの大幅な変更を要さずに、建物6内の全ての状態量の積算値を親局4において得ることができる。これにより、子局あるいは中継局の追加に要する費用を最小限に抑えることができる。
なお、本実施形態は、3階床を有する建物6内に、親局4、子局1,2、及び中継局3を配置してあるが、建物6の階床は3階床に限られることはない。また、子局1,2及び中継局3の数は、計測される状態量に応じて種々の数を選定することができる。
また、本実施形態は、通信時間間隔を規定する基準時間を10秒に設定してあるが、この基準時間を10秒にすることには限定されない。種々の基準時間を選定することができる。同様に、本実施形態は、状態量取得時間を10分に設定してあるが、この状態量取得時間を10分にすることには限定されない。親局4、子局1,2、及び中継局3相互間の通信回数に相応する基準時間の累計時間よりも長い時間となる範囲内において、種々の状態量取得時間を選定することができる。
1 子局
2 子局
3 中継局
4 親局
5 パソコン
7 一般電話回線
8 エネルギ管理センタ
9 出動拠点
10 子局(1号機)
11 中継局(2号機)
12 中継局(3号機)
13 子局(4号機)
14 子局(5号機)
15 中継局(6号機)
16 子局(7号機)
17 子局(8号機)
20 パルス発信付メータ
21 計測対象電線
22 パルス発信付メータ
30 通信フォーマット

Claims (2)

  1. それぞれ無線機から成る親局と子局、及び当該親局と当該子局との間を中継する中継局を備え、当該親局、当該子局、及び当該中継局相互間の無線通信を可能にした無線通信システムにおいて、
    前記親局、前記子局、及び子局を兼ねる前記中継局のそれぞれを同じ建物内に設置し、
    前記子局及び前記中継局は、前記建物内の複数の状態量をそれぞれ個別に計測する無線センサを有し
    前記親局、前記子局、及び前記中継局相互間の無線通信に際して重複通信を回避すべく、当該親局と通信可能な当該子局及び当該中継局は、当該親局から送信される現在時刻によって通信時間間隔を規定する基準時間を設定し、当該親局と通信不可能な当該子局は、当該中継局から送信される現在時刻によって通信時間間隔を規定する基準時間を設定し、当該親局、当該子局、及び当該中継局相互間の通信を当該基準時間毎に行わせ、当該親局は、前記複数の状態量の全てを対象にした1回毎の計測時に当該複数の状態量の全てについての取得を可能にする時間である状態量取得時間毎に当該現在時刻を出力することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、
    前記親局は、前記子局及び前記中継局から所定回数連続して未受信を判断する第1判断手段と、前記子局、及び前記中継局のうちの少なくとも1つの電池が交換を要する寿命となったか否かを判断する第2判断手段と、前記第1判断手段で受信が無いと判断されたとき、或いは前記第2判断手段で電池が交換を要する寿命となったと判断されたときに、前記建物の外部に配置されて前記親局、前記子局、及び前記中継局の保守点検作業を行う保守員の出動拠点に異常通報を行う通報手段と、を備えたことを特徴とする無線通信システム。
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