JP5228191B2 - 化粧用ブラシ - Google Patents
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Description
また、近年、種々のパウダリー化粧料の開発が進み、これに伴う化粧方法の多様化に伴い、粉末状化粧料を皮膚面に塗布するのに際し、化粧料を多く塗布部に含ませたいとの要求が生まれてきている。
ことに、フェイス用ブラシや、チーク用ブラシなど広い面積にパウダリー化粧料を塗布する用途分野において、このニーズが高まっている。
また多量の粉末状化粧料でも一度にブラシ塗布部に含ますことが出来、衛生面の観点からも、化粧料を掬い取るために皮膚に接触したブラシ毛先をたびたび化粧料容器に戻すことなく塗布作業が出来る化粧用ブラシを提供することも課題とする。
斯かる構成の化粧用ブラシは、10mmを超え35mm以下の波長で捲縮しているS撚り及びZ撚りのブラシ毛材を、均一に混合しているため、塗布部に立体感があり、粉末状化粧料の塗布に適したものである。
斯かる構成の化粧用ブラシは、塗布部が上述の毛密度を有することで天然の獣毛を用いた塗布具に近似したものとなり、より粉末状化粧料の塗布に適したものである。
斯かる構成の化粧用ブラシは、S撚り(右撚り)とZ撚り(左撚り)とのブラシ毛材が所定割合で混合されることで、より立体感がある塗布部が形成され、一層天然の獣毛を用いた塗布具に近似したものとなり、粉末状化粧料を皮膚に均一に塗布できるものである。
また、本発明の化粧用ブラシにおいては、ポリエステル繊維が、先細形状、あるいはテーパー状となるように加工されていることが好ましい。このようにすると、化粧料の塗布時においてソフトな肌触りとなり、獣毛に近い優れた触感が得られる。
また、本発明の化粧用ブラシは、ブラシ毛材の波長間隔が長いため、撚り数が少なくて済み、撚りを開繊する際の梳きが容易となり製造効率が向上する。
さらには、複雑な工程を採らずとも一貫工程で製造することが可能となる。
前記ブラシ毛材は、繊維の長さ方向に10mmを超え35mm以下の波長、好ましくは11mm〜33mm波長で波形に捲縮している。上記の波長で波形に捲縮することで、ブラシ毛材に立体感が出て、該ブラシ毛材を束ねて塗布部にした場合に、粉末状化粧料の塗布に適したものとなる。
該ブラシ毛材の長さは、25mm以上で、通常は100mm以下であり、繊維の一端が先細りした形状、あるいは、テーパー状で先端が尖っていることが好ましい。このような形状とすることでブラシ先端部の繊維の剛性が小さくなり、ブラシ使用時に肌にソフトな触感を与えることになる。また、繊維の一端を先細りした形とすることで、より天然の獣毛に近似した構造となり、粉末状化粧料、ことに微細な粉末状化粧料の塗布に適したものとなる。ここで、波長とは、捲縮した繊維における長さ方向に隣接する捲縮の対応する位置間の距離、例えば、隣接する山の頂点と隣の山の頂点との間の距離をいう。
波長を短くすると捲縮の度合いが大きく、隣接する毛材の間に空間が形成されやすいが、毛材同士が絡まり易くなる傾向がある。これとは逆に波長を長くすると捲縮の度合いが小さく、隣接する毛材同士が絡まりにくいが、毛材間の空間が形成されにくくなる。このために隣接する毛材の撚りの方向をS撚りとZ撚りを組み合わせ、バルキー感を付与するのである。
前記繊維を撚り合わせる場合、S撚り(右撚り)であってもよく、Z撚り(左撚り)であってもよい。
浸漬させる時間等は適宜調整できる。当該方法で得られた繊維はほぼ綺麗なテーパー状となっている。
尚、先端を細く尖ったものとするには、他に浸漬させて徐々に引き上げて繊維の一端をテーパー状にする方法もあるが、引き上げ速度の調整等が困難であり、繊維の太さに凹凸ができやすく、後の処理で毛切れの虞がある。
図4(a)及び図5(a)に示すように直径が0.02mm〜0.2mm太さのポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)或いはポリブチレンテレフタレート(PBT)の繊維11と他の繊維12とを撚り合わせる。この他の繊維12としては、ナイロン、レーヨン、アクリル、ガラス繊維等の加水分解し難い繊維であればよい。図4(a)及び図5(a)に示した実施例では、他の繊維12としてポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)或いはポリブチレンテレフタレート(PBT)の繊維11よりも細いものである。
塗布部の毛密度が、上述の範囲であれば、塗布部に立体感があり、塗布部の先端部分が広がりボリュウム感が出ることで、天然の獣毛を用いた塗布具に近似したものとなり、粉末状化粧料の塗布に適したものとなる。
尚、毛密度は、長さ7cmのブラシ毛を使用してブラシを作製したとき、見掛け体積20cm3のブラシの穂先を形成するために必要なブラシ毛の使用重量により測定される。
上述の如く4:6〜6:4で混合されたブラシ毛材を塗布部に用いることで、よりボリュウム感のある塗布部が形成され、一層天然の獣毛を用いた塗布具に近似したものとなり、粉末状化粧料を皮膚に均一に塗布できるものである。
S撚り或いはZ撚りの化粧用ブラシ毛材を単一で用いて、化粧用塗布具を形成させた場合、塗布部先端の毛材の流れ方向が一定になり、化粧料の付き方に偏りが生じるという現象が現れる。
このため、S撚りの化粧用ブラシ毛材とZ撚りの化粧用ブラシ毛材とを上記範囲内で混合して塗布部に用いることで、塗布部先端の毛材の流れが、ランダムになることで、化粧料の付き方が均一になるものである。
一貫工程で製造するには、例えば次の方法によるが、この方法に限定されるものではない。
ブラシ毛材に供する原糸を公知の方法で撚りを掛け、S撚りと、Z撚りの撚糸をそれぞれ形成する。
次いで熱セットなどの方法で撚りが復元しないように固定化し、巻き返しを行いながらボビンなどに巻き取る。
S撚りと、Z撚りに加工された繊維が巻き取られたボビンを所定のボビン数だけ交互に配列し、バンドル加工を行うことによりS撚りと、Z撚りの繊維がほぼ隣接するように配置されたバンドルが形成される。
かくして得られる所定の太さのバンドルを、ブラシ毛材用に所定の長さにカットする。あとは、公知のブラシの製造法により、本発明のブラシを得ることが出来る。
また、本発明の化粧用ブラシに使用するブラシ毛材は、公知の任意の方法で染色することもできるし、抗菌化処理など種々の後加工をすることができる。
ポリトリメチレンテレフタレート繊維0.08mm×60本を合撚機で98T/m(ターン/m)の撚り数をS字方向に入れたもの(S撚り)と、Z字方向に入れたもの(Z撚り)をそれぞれ、120℃で40分間の蒸気処理を行い撚り止めを行い、捲縮の波長が11mmのS撚り及びZ撚りの撚糸を得た。次いで、該撚糸のS撚りとZ撚りとを1:1の割合で混ぜながら引き揃え直径4cmの繊維束を作成し、紙を巻き保護した。更に該繊維束を8cmの長さにカットし直径4cm、長さ8cmのコロとした。次いで、水酸化ナトリウム100g/l、第4級アミン(一方社油脂工業(株)製、商品名「DYK−1125」)6g/lの水溶液を作成し、該溶液に繊維束の一端を浸漬し、130℃で130分間処理を行い先細加工を行った。該先細加工した繊維束を染色した後、撚りを櫛で梳いて凹型の壺に毛先を下にして振動を与え毛型を整えたブラシを作成した。前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を80T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長12mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を60T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長16mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を40T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長25mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を30T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長33mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
ポリブチレンテレフタレート(PBT)繊維0.08mm×60本を合撚機で98T/m(ターン/m)の撚り数をS字方向に入れたもの(S撚り)と、Z字方向に入れたもの(Z撚り)をそれぞれ、120℃で40分間の蒸気処理を行い撚り止めを行い、捲縮の波長が11mmのS撚り及びZ撚りの撚糸を得た。次いで、該撚糸のS撚りとZ撚りとを1:1の割合で混ぜながら引き揃え直径4cmの繊維束を作成し、紙を巻き保護した。更に該繊維束を8cmの長さにカットし直径4cm、長さ8cmのコロとした。次いで、水酸化ナトリウム100g/l、第4級アミン(一方社油脂工業(株)製、商品名「DYK−1125」)6g/lの水溶液を作成し、該溶液に繊維束の一端を浸漬し、130℃で160分間処理を行い先細加工を行った。該先細加工した繊維束を染色した後、撚りを櫛で梳いて凹型の壺に毛先を下にして振動を与え毛型を整えたブラシを作成した。前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を60T/mにして前記実施例6と同様の操作を行い波長16mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例6と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維0.08mm×60本を合撚機で98T/m(ターン/m)の撚り数をS撚りと、Z撚りをそれぞれ、120℃で40分間の蒸気処理を行い撚り止めを行い、捲縮の波長が11mmのS撚り及びZ撚りの撚糸を得た。次いで、該撚糸のS撚りとZ撚りとを1:1の割合で混ぜながら引き揃え直径4cmの繊維束を作成し、紙を巻き保護した。更に該繊維束を8cmの長さにカットし直径4cm、長さ8cmのコロとした。次いで、水酸化ナトリウム100g/l、第4級アミン(一方社油脂工業(株)製、商品名「DYK−1125」)6g/lの水溶液を作成し、該溶液に繊維束の一端を浸漬し、130℃で80分間処理を行い先細加工を行った。該先細加工した繊維束を染色した後、撚りを櫛で梳いて凹型の壺に毛先を下にして振動を与え毛型を整えたブラシを作成した。前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を60T/mにして前記実施例8と同様の操作を行い波長16mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例8と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚りを掛けないポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いて前記実施例1と同様の操作により、ブラシを作成し、ボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を25T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長40mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を120T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長8mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を600T/mにして前記実施例1と同様の操作を行い波長1.7mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例1と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を20T/mにして前記実施例6と同様の操作を行い波長50mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例6と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を120T/mにして前記実施例6と同様の操作を行い波長8mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例6と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を20T/mにして前記実施例8と同様の操作を行い波長50mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例8と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
撚り数を120T/mにして前記実施例8と同様の操作を行い波長8mmの撚糸を得た。該撚糸を用いて前記実施例8と同様の操作を行いブラシを作成し、前記撚糸及び前記ブラシについてボリュウム感、コーミング性及び筆整形性について評価を行った。その結果を表1に示す。
前記実施例3と同様の操作を行い、S撚りとZ撚りとの比率を変えたブラシを作製し、化粧用パウダー(資生堂製、商品名「ラッシュスクエアーパレット(チークカラー)」)をブラシ先にとり、頬へ塗布して塗布状態を評価した。尚、塗布性試験の評価は、目視により化粧用パウダーの頬への付着状態を観察した。
S撚りとZ撚りとの比率を5:5としてブラシを作製し、塗布性試験を行った。その結果を表2に示す。
S撚りとZ撚りとの比率を6:4(試験例2)、S撚りとZ撚りとの比率を4:6(試験例3)、S撚りのみ(比較試験例4)、Z撚りのみ(比較試験例5)としてブラシを作製し、塗布性試験を行った。その結果を表2に示す。
11 加水分解性のある繊維
12 加水分解性のない繊維
2 クリップ
3 加水分解溶液
Claims (5)
- 合成繊維からなるブラシ毛材を備えた化粧用ブラシにおいて、該化粧用ブラシの塗布部は、S撚りのブラシ毛材とZ撚りのブラシ毛材とが、ほぼ均一に混合されてなり、該ブラシ毛材は、10mmを超え35mm以下の波長の捲縮を有することを特徴とする化粧用ブラシ。
- 前記塗布部が、0.3g/cm3〜0.5g/cm3の毛密度であることを特徴とする請求項1に記載の化粧用ブラシ。
- 前記塗布部が、S撚りのブラシ毛材とZ撚りのブラシ毛材とを4:6〜6:4で混合されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧用ブラシ。
- 前記合成繊維が、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維から選ばれた1種又は2種以上のポリエステル繊維であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の化粧用ブラシ。
- 前記ポリエステル繊維が、先細形状であることを特徴とする請求項4に記載の化粧用ブラシ。
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