JP5227564B2 - 管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法 - Google Patents

管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法 Download PDF

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Description

本発明は、縦樋又は、水平配管等の管材を建物の壁若しくはバルコニー等の外側面に固定して、支持する管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法に関するものである。
従来、図10乃至図12に示すような縦樋支持具及び該縦樋支持具を用いた縦樋支持方法が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
このような従来の縦樋支持具では、建物1の外側面2に沿って、上下方向に配置されている縦樋3が、アルミニウム製の押出成型品又は、ポリ塩化ビニルのような合成樹脂材料を用いて、略円筒形状に成型されている。
この縦樋3の外周面3aには、縦樋3の長手方向に沿って伸び且つ外周面3aから縦樋3の径方向外方へ突出する支持部4が形成されている。
この支持部4は、図示の例では、その水平方向断面が、縦樋3の外周面3aからその外方へ向けて末広がる三角形をなすように形成されている。
これらの縦樋3は、その支持部4が、前記建物1の外側面2(外壁)に対向するように配置されて、上下方向に沿って、所定の間隔を置いて装着される支持部材5…のうち、連結部材8を構成して、屈曲可能な連結片8bによって連結された一対の挟持板部8a,8aの各側辺に形成された把持片8c,8cによって、両側から挟持されて、支持されている。
この従来例の各支持部材5,5間の上,下方向の各間隔は、約3.0mとなるように設定されている。
また、建物1の外側面2には、図10に示すように、縦樋3が取り付けられる位置に、一対の孔2a,2aが上下方向に所定の間隔をおいて形成されている。
この従来例の一つの支持部材5に用いる各孔2a,2aの間隔は、図示の例では、約60mmに、設定されている。
更に、これらの各孔2a,2a内には、有底筒状を呈して、内筒面に雌ネジ部6a,6aを有するアンカー部材6,6が、打ち込まれて固着されている。
そして、各アンカー部材6,6には、それぞれ、前記支持部材5を構成する羽子板部材7,7のボルト部7a,7aが、螺着されている。
この羽子板部材7には、前記ボルト部7aと一体に延設されて、平板状の被挟持板部7bが設けられて、前記連結部材8に設けられた一対の挟持板部8a,8aによって、両側から挟持されている。
また、一方の前記挟持板部8a,8aからは、ボルト部材9,9が、装着状態で上,下方向に並んで設けられるように、固設されている。
更に、この従来の縦樋支持具には、支持部材5を覆う合成樹脂製のカバー部材10が、設けられている。
次に、この従来の縦樋支持具及び該縦樋支持具を用いた縦樋支持方法の作用効果について、説明する。
この従来の縦樋支持具では、図10に示すように、前記建物1の外側面2に形成された孔2a,2aに、前記アンカー部材6,6が各々埋設されて、これらのアンカー部材6,6の雌ネジ部6a,6aに、前記羽子板部材7,7のボルト部7a,7aが、螺着される。
そして、図10中矢印に示すように、これらの前記羽子板部材7,7の被挟持板部7b,7bを、両側から挟持するように、前記連結部材8の連結片8bが折り曲げられて、挟持板部8a,8aが対向させられながら、一方の挟持板部8aから突設された前記ボルト部材9,9の軸部9a,9aが、前記長孔7c,7cに各々挿通される。
この状態で、前記軸部9a,9aに、前記ナット部材9b,9bを螺合させて、締結することにより、前記縦樋3が、前記外側面2の上,下方向に沿って建物1に固定される。
更に、図11に示すように、前記カバー部材10を前記支持部材5に被せることにより、図12に示すように、連結部分が覆われて、外観品質を向上させることが出来る。
なお、他のこの種の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法としては、蝶ナットを用いるものや、或いは、水勾配の調整を行えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2,3等参照。)。
特開2007−205007号公報(第0019段落乃至第0048段落、図1乃至図6) 特開2001−303728号公報(第0025段落乃至第0069段落、図3) 特開2002−13261号公報(第0005段落乃至第0010段落、図1乃至図3)
しかしながら、このような従来の縦樋支持具では、二本の羽子板部材7,7を各々螺着させるアンカー部材6,6が埋設される孔2a,2aを、一つの縦樋支持具につき、2箇所、穿設形成しなければならない。
このような孔2a,2aの穿設工程は、高所作業となると共に、2つの孔2a,2aの間隔寸法が、全て一定となるように、縦列に形成する必要が有り、作業性が良好であるとは言い難かった。
また、比較的細い縦樋3等の管材を、この従来の縦樋支持具で支持しようとすると、相対的に縦樋支持具が、大きく見えて外観品質が良好であるとは言い難かった。
そして、建物1のコーナ部等の構造物側に、孔2aが穿設されるスペースに制限がある場合、例えば、ベランダの床部の排水路に、二本の羽子板部材7,7を用いる前記従来の縦樋支持具を使用して、配水管を吊り下げようとすると、他の部材や、建物1の内部構造体に干渉して、適用しにくい場合もあった。
更に、建物1の外側面2と、前記縦樋3との間隔調整と、この縦樋3が、滑り落ちないように、把持片8c,8cによる前記支持部4への把持力の調整を、2つのナット部材9b,9bで、同時に行わなければならないので、更に、作業性が良好であるとは言い難いといった問題もあった。
そこで、この発明は、小型、安価で、管材の取付作業性を向上させることが出来る外観品質の良好な管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、建物の外側面に穿設形成される孔に、挿通されて、挿入量を調整可能なボルト部と、該ボルト部と一体に形成されて、前記ボルト部の軸方向に沿って長手方向を有する長孔が形成された板状の被挟持片とからなる羽子板部材を有し、該羽子板部材の両側からボルト部材及びナット部材による締結で、該被挟持片を挟持する一対の挟持板部に、該挟持板部から前記外側面に沿って配管される管材の少なくとも一部を把持するように一体に延設された把持片が、形成された連結部材とを有する管材支持具であって、前記ボルト部材を、一方の挟持板部に形成された係着孔から、軸部を突設させた状態で、脱落不能に係着させると共に、前記突設されてなる軸部を、前記被挟持部の長孔に挿通させて、反対側に位置する他方の挟持板部に形成されたボルト挿通孔に挿通すると共に、該他方の把持板部側に設けられたナット部材に螺合させる際、螺合解除を防止するゆるみ止め手段を有する管材支持具を特徴としている。
また、前記ゆるみ止め手段は、前記挟持板部に形成された係着孔の周縁若しくは、前記ボルト挿通孔の周縁に形成された膨出部であることを特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記ボルト部材及びナット部材を、複数組、前記羽子板部材の長孔延設方向に沿って並設したことを特徴としている。
そして、請求項3に記載されたものは、前記ゆるみ止め手段は、前記ナット部材に一体に形成されたワッシャ部であることを特徴としている。
また、請求項4に記載されたものは、前記ゆるみ止め手段は、前記ボルト部材の軸部の根元部近傍に一体に形成されて、前記係着孔の周縁に当接することにより、廻り止めを行う廻り止め段部であることを特徴としている。
更に、請求項5に記載されたものは、前記ボルト部材及びナット部材のうち、少なくとも何れか一方の組を、締結することにより、前記一対の挟持板部間に、前記羽子板部材の該被挟持片を挟持固定し、他方の組の前記ボルト部材及びナット部材の締結により、前記管材の一部を把持する把持力を与えて、該管材をスライド不能に把持固定する請求項2記載の管材支持具を用いた管材支持方法を特徴としている。
このように構成された請求項1記載の発明では、前記ゆるみ止め手段によって、前記ボルト部材から、前記ナット部材の締結及び螺合が解除されて、前記連結部材の把持片による前記管材の一部への把持が、開放されてしまう虞を減少させることができる。
このため、ボルト部材及びナット部材を用いて、仮固定を行えると共に、前記ボルト部材及びナット部材の組数を減少させることが出来、例えば、一本の羽子板部材によっても、充分に、建物の外側面に、前記管材を吊り下げ等、支持させることができる。
また、前記ゆるみ止め手段としての膨出部が、前記ボルト部材のナット部材への螺合により、圧縮変形して、ワッシャ部材相当のバネ反力を得ることができる。
また、請求項2に記載されたものは、前記複数組のボルト部材及びナット部材が、前記羽子板部材の長孔延設方向に沿って並設されているので、何れかの組のボルト部材及びナット部材を用いて、前記建物の外壁面と、前記管材との間の間隔寸法を調整出来る。
そして、他の組のボルト部材及びナット部材を用いて、前記管材の少なくとも一部を、前記把持片が、把持する把持力を調整できるので、施工作業性が良好である。
また、請求項に記載されたものは、前記ゆるみ止め手段としてのワッシャ部が、前記ナット部材に一体に形成されているので、部品点数を減少させて、部品が散乱してしまう虞を減少させることが出来ると共に、螺合作業性が良好である。
そして、請求項に記載されたものは、前記ゆるみ止め手段としての廻り止め段部が前記ボルト部材の軸部の根元部近傍に一体に形成されて、前記係着孔の周縁に当接することにより、前記ボルト部材が、回転不能となる。
このため、該ボルト部材を回転しないように押さえる必要が無く、螺合させるナット部材を、容易に前記ボルト部材の軸部に螺着させて、締結させることができる。
また、請求項に記載されたものは、前記ボルト部材及びナット部材のうち、少なくとも何れか一方の組を用いて、締結することにより、前記一対の挟持板部間に、前記羽子板部材の該被挟持片を挟持固定する作業工程と、他方の組の前記ボルト部材及びナット部材の締結により、前記管材の一部を把持する把持力を与えて、該管材をスライド不能に把持固定する作業工程とを個別に行うことが出来るので、施工作業性が良好であると共に、位置決め精度を向上させることができる。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法について、説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、図1乃至図9に示すこの実施の形態では、図1に示すように、建物1の外側面2の所定の位置には、管材としての略パイプ状の縦樋3が、管材支持具11を用いて、離し置きされて支持、固定されている。
このうち、前記縦樋3は、アルミニウム製のもので、略円筒形状に押出成型されている。
また、この縦樋3の外周面3aには、縦樋3の長手方向に沿って伸び且つ外周面3aから縦樋3の径方向外方へ突出する支持部4が、形成されている。
この支持部4は、その水平方向断面が、縦樋3の外周面3aからその外方へ向けて末広がる三角形をなすように形成されている。
そして、前記管材支持具11は、図1に示すように、一つのこの管材支持具11に、一つづつ対応して設けられる羽子板部材7と、この管材支持具11の被挟持面を両側から挟持する一対の挟持板部13a,14aを各々有する二枚の連結部材13,14と、一方の挟持板部13aから突設されたボルト部材15,16の軸部15a,16bに、各々螺合されるナット部材17,17と、前記建物1の外側面2に穿設形成された孔2a内に、埋設されて、有底筒状を呈し、内筒面に雌ネジ部6aを有するアンカー部材6とを有して、主に、構成されている。
このうち、羽子板部材7は、前記外側面2に穿設形成される孔2aに、埋設されたアンカー部材6の雌ネジ部6aに螺合されて、挿入量を調整可能なボルト部7aと、このボルト部7の軸方向に一体に連設形成される板状の被挟持板部7bとを有して、主に構成されている。
この羽子板部材7の前記被挟持板部7bには、前記ボルト部7aの軸方向に沿って長手方向を有する長孔7cが、開口形成されていて、前記連結部材13のボルト部材15,16の軸部15a,16bが、長手方向にスライド移動可能に挿通されるように構成されている。
また、前記連結部材13,14は、図2に示すように、主に、前記羽子板部材7の被挟持板部7bの両側から、前記ボルト部材15,16及びナット部材17,17による締結で、挟持する一対の挟持板部13a,14aに、一体となるように、断面視略くの字状の把持片13b,14bが、連設されている。
この実施の形態の把持片13b,14bは、前記縦樋3の支持部4を両側から把持するように構成されていて、主に、前記ボルト部材15の軸部15aに、前記ナット部材17を螺合させる螺合量で、この支持部4を両側から把持する把持力を調整可能とするように、構成されている。
また、前記連結部材13の挟持板部13aには、一対の係着孔13c,13dが、開口形成されている。
これらの係着孔13c,13dは、前記羽子板部材7の被挟持板7bに形成された長孔7c延設方向に沿って、長手方向を有する略長方形形状を呈して、並設されている。
そして、前記係着孔13dの開口周縁部には、図3に示すように、外側に向けて膨出形成されて、ゆるみ止め手段の一つとしての膨出部13eが設けられている。
また、前記連結部材14の挟持板部14aには、一対のボルト挿通孔14c,14dが、開口形成されている。
これらのボルト挿通孔14c,14dは、前記羽子板部材7の被挟持板7bに形成された長孔7c延設方向に沿って、長手方向を有する略長方形形状を呈して、並設されている。
そして、前記ボルト挿通孔14dの開口周縁部には、図3又は図4に示すように、外側に向けて膨出形成されて、ゆるみ止め手段の一つとしての膨出部14eが設けられている。
更に、これらの係着孔13d及びボルト挿通孔14dの両側部で、前記挟持板部13a,14aの両側縁部には、両側縁に沿って、補強ビード部13f,13f及び補強ビード14f,14fが、外側に向けて突条形状を呈して膨出形成されている。
また、前記ボルト部材15,16の軸部15a,16aの根元部近傍には、ゆるみ止め手段の一つとしての廻り止め段部15b,16bが、断面略正方形状を呈して、前記係着孔13c,13d内に位置し、この係着孔13c,13dの内周縁に当接することにより、廻り止めが、行われるように一体に形成されている。
更に、この実施の形態では、図2又は図4に示すように、この廻り止め段部15b,16bに連設されて、前記係着孔13c,13dの周縁部に係止される係着段部15c,16cが、前記係着孔13cの幅方向寸法よりも大きな幅方向外径寸法を有して、これらのボルト部材15,16に一体に形成されている。
この係着段部15c,16cは、図5に示すように、前記ボルト部材15,16の前記廻り止め段部15b,16bの端面をカシメ止めすることにより形成されて、この挟持板部13aに形成された係着孔13c,13dから、軸部15a,16a、対向する挟持板部14aのボルト挿通孔14c,14c方向である面内,外方向へ、突設させた状態で、脱落不能に係着させるように構成されている。
また、この実施の形態では、前記ゆるみ止め手段の一つとして、図1に示すように、前記ナット部材17の六角部17aに一体となるように、ワッシャ部17bが形成されている。
この実施の形態のワッシャ部17bの圧接面には、渦巻き状に凹凸が形成されたバネ座面部17cが、設けられていて、突出する複数の突条が、前記ボルト挿通孔14dの周縁の膨出部14e又は、ボルト挿通孔14cの周縁に圧接されるように構成されている。
次に、この実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法の作用効果について説明する。
まず、施工順序に沿って、図5乃至図8に沿って、説明すると、この実施の形態では、図1に示すように、建物1の外側面2に穿設形成された孔2aに、アンカー部材6を埋設する。
アンカー部材6は、一つの管材支持具11毎に、一つづつ対応して設けられて、アンカー部材6,6間のピッチが、約1.2m以内に収まるように、設定される。
次に、このアンカー部材6の雌ネジ部6aに、前記羽子板部材7のボルト部7aが、螺合されて、前記被挟持板部7bの面延設方向が、縦樋3の延設方向に沿う回転角度位置で、停止させる。
そして、図5に示すように、前記連結部材13のボルト部材15,16の軸部15a,16aを前記長孔7cに挿通すると共に、縦樋3の支持部4を近接させて、この連結部材13の把持片13bを、この支持部4に係止させる。
この実施の形態では、図2及び図4に示すように、前記連結部材13の係着孔13c,13dに、前記ボルト部材15,16の係着段部15c,16cが、係着されているので、ボルト部材15,16が、この連結部材13から脱落する虞が無い。
この状態では、前記連結部材13が、図6に示すように、前記羽子板部材7及び縦樋3に仮装着されているので、前記連結部材13が脱落する虞が無く、前記連結部材14のボルト挿通孔14d,14cに前記軸部15a,16aを挿通して、縦樋3の支持部4に、この連結部材14の把持片14bを、係止させる作業性が良好である。
前記ボルト部材15,16の軸部15a,16aは、前記係着段部15c,16cによって、前記係着孔13c,13dの長手方向に一定距離スライド移動可能であると共に、カシメ止めされているので、軸部15a,16aが、挟持板部13aに対して、略垂直に突設され、転びにより先端位置が振れてしまう場合に比して、容易に、前記連結部材14のボルト挿通孔14c,14dに挿通出来る。
更に、図7に示すように、まず、前記軸部15aに、ナット部材17を螺合させて、前記連結部材13の脱落を防止する。
この際、前記ナット部材17のワッシャ部17bの圧接面に形成されたバネ座面部17cの渦巻き状の凹凸のうち、突出された複数の突条が、前記ボルト挿通孔14dの周縁の膨出部14eの上縁に軽く当接されるだけで、ナット部材17の回転を非容易とすることが出来る。
従って、装着施工作業中に、前記ボルト部材15の軸部15aから、前記ナット部材17の螺合が解除されて、前記連結部材14の把持片14bによる前記縦樋3の支持部4への把持が、開放されてしまう虞を減少させることができる。
そして、図8に示すように、前記軸部16aに、前記ナット部材17を螺合させて、前記羽子板部材7の長孔7c内で、前記ボルト部材15,16の軸部15a,16aをスライド移動させて、前記建物1の外側面2と、前記縦樋3との間隔調整を行いながら、このナット部材17を締結する。
この際、前記ナット部材17のワッシャ部17bの圧接面に形成されたバネ座面部17cの渦巻き状の凹凸のうち、突出された複数の突条が、前記ボルト挿通孔14cの周縁に圧接されながら、前記羽子板部材7の被挟持板部7bの両側から、前記連結部材13,14の挟持板部13a,14aで、挟持して固定することができると共に、ナット部材17の回転を非容易とすることが出来る。
更に、図8に示す状態で、前記ボルト部材15の軸部15aに螺合されたナット部材17を増し締めする。
この増し締めにより、前記連結部材13,14の把持片13b,14bが、前記縦樋3の支持部4を把持する把持力を調整出来るので、前記縦樋3の延設方向へは、移動不能として位置決めを行えると共に、樹脂製の前記支持部4の圧壊を減少させることができる。
そして、この実施の形態では、前記連結部材13に形成された係着孔13dの周縁の膨出部13e及び、前記ボルト挿通孔14dの周縁に形成された膨出部14eが、締結による増し締め力で、近接方向に弾性変形し、前記ゆるみ止め手段として、所望のバネ弾性反力を、前記ボルト部材15とナット部材17との間に与えることができる。
従って、更に、ナット部材17が、緩んで、軸部15aから脱落する虞を減少させることができる。
しかも、この実施の形態では、先に締結された前記ボルト部材16とナット部材17とによって、支点が形成されて、前記ボルト部材15とナット部材17との間の締結力を、有効に、前記支持部4を両側から、前記把持片13b,14bが把持する把持力として、作用させることができる。
このため、前記把持片13b,14bの幅方向寸法w2を、図11に示すような従来の把持片8c,8cの幅方向寸法w1に比して、小さくなるように設定しても、所望の把持力を得やすい。
従って、この点においても、管材支持具11を小型化できる。
この実施の形態では、更に、前記ボルト部材15,16に形成された断面略正方形状を呈する廻り止め段部15b,16bが、前記係着孔13c,13d内に位置し、この係着孔13c,13dの内周縁に当接することにより、軸部15a,16aの回転が防止されている。
このため、ボルト部材15,16を押さえる必要が無く、前記ナット部材17,17を各々螺合させることができるので、更に、施工作業性が良好である。
また、締結後は、前記ボルト部材15,16が回転することが無いと共に、前記膨出部13e,14e及びナット部材17のワッシャ部17bのバネ座面部17cによって、このボルト部材15,16に加わる外力又は振動等で、前記ナット部材17,17と軸部15a,16aの間の締結及び螺合が解除されて、前記連結部材13,14の把持片13b,14bによる前記縦樋3の支持部4への把持が、開放されてしまう虞を減少させることができる。
このため、ボルト部材15,16及びナット部材17を用いて、仮固定を行えると共に、前記ボルト部材15及びナット部材17の組数を減少させることが出来、例えば、一本の羽子板部材7によっても、充分に、建物1の外側面2に、前記縦樋2を支持させることができる。
また、前記二組のボルト部材15,16及びナット部材17,17が、前記羽子板部材7の長孔7c延設方向に沿って並設されているので、建物側の組のボルト部材16及びナット部材17を用いて、前記建物1の外壁面2と、前記縦樋3との間の間隔寸法を調整出来る。
そして、縦樋3側の組のボルト部材15及びナット部材17を用いて、前記縦樋の支持部4を把持する把持力を調整できるので、個別に水平方向の位置決め固定と、鉛直方向の位置決め固定を行え、同時に複数方向の位置決めを行う場合に比して、取付精度を良好なものとすることができると共に、調整が容易で施工作業性が良好である。
更に、前記ゆるみ止め手段としての膨出部13e,14eが、前記ボルト部材15のナット部材17への螺合により、圧縮変形して、ワッシャ部材相当のバネ反力を得ることができる。
しかも、図3,図4及び図8に示すように、前記補強ビード部14f,14fと共に、前記各連結部材13,14の挟持板部13a,14aの外側一側面方向に、各膨出部13e,14eが、膨出形成されている。
このため、ボルト部材15,16とナット部材17,17との締結により、前記挟持板部13a,14aに加わる曲げ応力方向への強度を向上させることが出来、この点においても、管材支持具11の小型化を図ることができる。
また、前記ゆるみ止め手段としてのワッシャ部17bが、前記ナット部材17に一体に形成されているので、部品点数を減少させて、部品が散乱してしまう虞を減少させることが出来ると共に、2つの部材を軸部15a,16aに挿通、螺合させる作業が、一回の螺合作業で終了するので、螺合作業性が良好である。
なお、この実施の形態の管材支持具11では、図10乃至図12に示す従来の支持部材5に比して、外寸形状が小さいので、従来から用いられているカバー部材10等を省略することも出来、良好な外観品質を得られる。
このため、比較的細い縦樋3等の管材を、この管材支持具11(縦樋支持具)…を用いて、支持することにより、相対的にバランスの良い大きさの小型の管材支持具11…によって、建物に配管される管材の外観品質を良好なものとすることができる。
図9は、この発明の実施の形態の実施例1の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法を示すものである。
なお、前記実施の形態と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
この実施例1の管材支持具11は、建物1のバルコニー104の床部104aの下面側の外側面104bに、前記管材としての水平配管103を、所定の緩勾配を有して、略水平方向へ長手方向を沿わせて吊り下げるように構成されている。
この水平配管103は、前記床部104aの排水部から延設された直管部105に接続されるエルボ管106が、上流側に連結される一端部103aと、上,下方向に沿って延設される縦樋3,3間を接続するチーズ管107が、下流側に連結される他端部103bとを有し、上側に一体形成された支持部4を、前記管材支持具11の把持片13b,14bで把持するように構成されている。
また、前記管材支持具11のアンカー部材6が埋設される孔2aは、バルコニー104の床部104aの金属製構造材104cを避けて、内側に形成されている。
そして、この実施例1の管材支持具11から直管105までの寸法a(aは、約1.2m以下)は、管材支持具11から、縦樋3までの寸法b(bは、約1.2m以下)と略等しくなるように設定されていて、バルコニー104の側面部104dから管材支持具11までの寸法cを近接させるように比較的小さく設定している。
次に、この実施例1の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法の作用効果について、前記実施の形態との相違点を中心に説明する。
この実施例1では、前記アンカー部材6が埋設される孔2aを、バルコニー104の床部104aの下面側の外側面104bに、穿設して、アンカー部材6を埋設する高所作業が、一箇所で済むと共に、前記水平配管103を吊り下げる管材支持具11も、一つで、充分、吊り下げ支持に必要な取付強度を確保できる。
更に、この実施例1では、前記把持片13b,14bが、断面略くの字に形成されているので、前記縦樋3の支持部4への把持が、締結解除により開放されても、安易に、水平配管103が脱落する虞が無い。
また、図9中二点鎖線で示す従来の支持部材5に比して、幅方向寸法1を減少させて、比較的小さな幅方向寸法2とすることが出来る。
このため、建物側の穿設不能な構造物である例えば、バルコニー104の床部104aの金属製構造材104cを回避して、内側に、アンカー部材6を埋設しても、支持部材5の図中右下部のように、近接配置されるエルボ管106の受口部106a等に干渉する虞が無い。
しかも、設置スペースを選ばないので、固定位置の自由度が向上して、この実施例1では、前記水平配管103の長手方向略中央位置の支持部4を把持できるので、バランス良く、配管を行うことができる。
更に、図中白抜き矢印のように、側面部104dに近接させて、小型の管材支持具11を一つ装着すればよいので、この点においても外観品質が良好である。
更に、この実施の形態では、水平配管103よりも、径が大きな縦樋3,3の支持に用いる管材支持具11も、水平配管103と、同じ管材支持具11,11を用いることができるので、統一感が得られ、更に外観品質が良好であると共に、一品種で、施工可能となるので、多品種を必要とする場合に比して、製造コストの増大を抑制できる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態では、縦樋3を、実施例1では、水平配管103及び縦樋3,3の支持に、管材支持具11を用いた構成を示して説明してきたが、管材は特に、これらに限らず、外側面に沿って配管される管材であれば、例えば、空調ダクト、電線及び通信線用カバー管体等、どのような用途の物であっても良く、管材の少なくとも一部を把持するように一体に延設された把持片も、管材の一部の形状に合わせて把持できれば、管材支持具11の形状、数量及び材質が、特に限定されるものではない。
また、前記実施の形態及び実施例1では、管材としての前記縦樋3,及び水平配管103が、アルミニウム製のもので、略円筒形状に押出成型されているが、特にこれに限らず、例えば、ポリ塩化ビニルのような合成樹脂材料が用いられて、略円筒形状に押出成型される等、どのような形状、数量及び材質であってもよい。
この発明の最良の実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、要部の構成を説明する分解斜視図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、図1中A−A線に相当する部分での断面図である。 実施の形態の管材支持具の構成を説明する上面図である。 実施の形態の管材支持具の構成を説明する側面図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、羽子板部材に、連結部材を取り付ける様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、羽子板部材を、連結部材で、挟持する様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、ボルト部材にナット部材を螺合する様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、ボルト部材にナット部材を螺合した様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態の管材支持具及び該管材支持具を用いた管材支持方法で、バルコニーの床部の下面側に管材支持具を用いて、水平配管を配管する様子を説明する分解斜視図である。 従来例の縦樋支持具及び該縦樋支持具を用いた管材支持方法で、羽子板部材を、連結部材で、挟持する様子を説明する分解斜視図である。 従来例の縦樋支持具及び該縦樋支持具を用いた管材支持方法で、羽子板部材を、連結部材で、挟持して、カバー部材を装着する様子を説明する分解斜視図である。 従来例の縦樋支持具及び該縦樋支持具を用いた管材支持方法で、縦樋支持具に、カバー部材を装着した様子を説明する模式的な斜視図である。
符号の説明
1 建物
2 外側面
2a 孔
3 縦樋(管材)
7 羽子板部材
7a ボルト部
7b 被挟持板部
7c 長孔
11 管材支持具
13,14 連結部材
13a,14a 挟持板部
13b,14b 把持片
13c,13d 係着孔
14c,14d ボルト挿通孔
13e,14e 膨出部
15 ボルト部
15b,16b 廻り止め段部
15c,16c 係着段部
17,17 ナット部材
17b,17b ワッシャ部
103 水平配管(管材)
104b (下面側)外側面

Claims (5)

  1. 建物の外側面に穿設形成される孔に、挿通されて、挿入量を調整可能なボルト部と、該ボルト部と一体に形成されて、前記ボルト部の軸方向に沿って長手方向を有する長孔が形成された板状の被挟持片とからなる羽子板部材を有し、該羽子板部材の両側からボルト部材及びナット部材による締結で、該被挟持片を挟持する一対の挟持板部に、該挟持板部から前記外側面に沿って配管される管材の少なくとも一部を把持するように一体に延設された把持片が、形成された連結部材とを有する管材支持具であって、
    前記ボルト部材を、一方の挟持板部に形成された係着孔から、軸部を突設させた状態で、脱落不能に係着させると共に、前記突設されてなる軸部を、前記被挟持部の長孔に挿通させて、反対側に位置する他方の挟持板部に形成されたボルト挿通孔に挿通すると共に、該他方の把持板部側に設けられたナット部材に螺合させる際、螺合解除を防止するゆるみ止め手段を有し、
    前記ゆるみ止め手段は、前記挟持板部に形成された係着孔の周縁若しくは、前記ボルト挿通孔の周縁に形成された膨出部であることを特徴とする管材支持具。
  2. 前記ボルト部材及びナット部材を、複数組、前記羽子板部材の長孔延設方向に沿って並設したことを特徴とする請求項1記載の管材支持具。
  3. 前記ゆるみ止め手段は、前記ナット部材に一体に形成されたワッシャ部であることを特徴とする請求項1又は2記載の管材支持具。
  4. 前記ゆるみ止め手段は、前記ボルト部材の軸部の根元部近傍に一体に形成されて、前記係着孔の周縁に当接することにより、廻り止めを行う廻り止め段部であることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか一項記載の管材支持具。
  5. 前記ボルト部材及びナット部材のうち、少なくとも何れか一方の組を、締結することにより、前記一対の挟持板部間に、前記羽子板部材の該被挟持片を挟持固定し、他方の組の前記ボルト部材及びナット部材の締結により、前記管材の一部を把持する把持力を与えて、該管材をスライド不能に把持固定することを特徴とする請求項2記載の管材支持具を用いた管材支持方法。
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