JP5225890B2 - 靴 - Google Patents
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Description
本発明は上記の点に鑑み発明されたものであって、安全靴等の先芯内蔵靴を製造する際のつり込み作業を省くことができる靴の構造および当該靴を形成するための部品の提供等を課題とするものである。
また、硬質の先芯を内蔵した靴は足先の保護機能を有する靴であるが、天然皮革や合成皮革によって甲皮を形成したごく一般的な安全靴の場合、靴先部を硬いものにぶつけたり擦り付けたりすると、先芯の表面に張られた甲皮が削れたり切れたりして、先芯が露出してしまう場合があった。
本発明は、当該事情に鑑み、つま先部の損傷に強い先芯内蔵靴の提供および当該靴を形成するための部品等の提供を課題とするものである。
また、先芯を内蔵した従来の安全靴は、靴先に力が加わると靴の内部で先芯が後方に動いてしまう場合があった。本発明は、当該靴内における先芯の移動を防ぐことが出来る靴の提供も課題とするものである。
足先を保護する碗状の先芯と、足入れ部を構成するアッパー体の先端部に設けられるとともに内部に前記先芯を収容するように構成したカバー体を有し、
前記カバー体は、後面に開口を有する碗状の殻体として形成されるとともに、当該殻体の一部を構成する周壁の下端に内側方向に向かう所定幅の折曲片を設け、
前記カバー体の内面に、前記収容した先芯と接触することにより当該収容した先芯の移動を妨げる移動防止部を設けたことを特徴とする靴。
記アッパー体の一部を当接させる当接部を兼ねていることを特徴とする。
また、前記仕様において硬質の先芯を装着した場合には、靴先の損傷を軽減し先芯の露出を防止することができるという効果を有している。
さらに、 本発明に係る靴は、内部に装着する先芯とカバー体との位置を一定に保つこつができ、かつアッパー体とカバー体との位置も一定に保つことができるものである。したがって、各部材の位置決めに要する製造時の工数を削減することができるという効果を有している。
また、カバー体の内部に装着した先芯は、靴の先端に衝撃や荷重が作用しても、前記カバー体に設けた移動防止部によって、移動しにくいという効果を有している。
当該靴1は、消防隊が災害現場や訓練で使用する足首部を筒状に長く形成した靴として形成されたものである。当該靴1は、先端に足先を覆うゴム製のカバー2を取り付けたアッパー体3と、当該アッパー体3の下面に設けた靴底4を有している。
当該靴1は足首部を長く形成し、靴ひも(図示せず)によって足に装着するように形成したものである。なお、本発明は、このように足首部が長いタイプの靴に限らず、足首部の短いタイプの靴にも用いるものである。また、靴ひもの有無、安全靴か軽作業用の靴であるか等の先芯強度にかかわらず適用できるものである。
部位となっている。当該カバー2をゴム又は軟質の合成樹脂により形成したのは、前記溝8の内面部分によってミシンの縫い針を誘導するとともに、縫い針を貫通させて縫製を行うことを許容するためである。また、硬いものにぶつかったり擦りつけられたりする場合でも、カバーを構成する素材自体の弾力や他の特性によって、先芯を露出させるような損傷を起こしにくいからである。
なお、当該溝8は、凹条としてカバー2の肉厚を薄くすることによって形成する場合の他、溝8に相当する部位の両側若しくは片側の肉厚を厚く盛り上げて高低差を形成し、これにより実質的に溝と同様な作用を奏する形状にしてもよいものである。
また、カバー2の折曲片9上にも、前記凸条10と同様の断面形状に形成された凸条11が設けられている。当該凸条11は、折曲片9の端縁である開口7の外周に沿って設けられており、前記凸条10との交差部分において連結することで、当該凸条10と連続する一つの凸条を構成するようになっている。
上記カバー2の内面に設けた凸条10と凸条11は、当該カバー2の内面に装着する図3(b)に示す先芯12の外周縁と当接する部位となっている。すなわち、凸条10と凸条11は、先芯12の外周縁の形状とほぼ一致するように形成されており、装着された先芯12の位置を安定的に固定するとともに靴内において容易に後退することがないように作用する移動防止部となっている。
なお、上記凸条10および凸条11は、1本の連続した凸条として形成したものであるが、課題が達成されるのであれば凸条を断続的な凸部として形成したり、折曲片9に設けていた前記凸条11を省く等、その形状や配置および係止の方法も適宜改良して使用する
ことが可能である。
また、上記のように凸条を断続的な凸部として形成する場合の一例として、図7(a)のように凸条10をカバー2の両側面のみに設けることができる。この場合、先芯12をカバーに挿入すると、先芯12の外周縁の一部が凸条10と当接するため、しっかりと固定される。このため、カバー2の凸条10のない部分を、例えばカバー2の上端縁21を図7(b)、(c)のように前方へ凹んだ形状にするなど、任意のデザインに形成することができる。またこの場合、外皮16をカバー2の上端縁21の形状に合わせて形成する必要があるが、外皮16の一部を凸条10に当接させることで、カバー2と甲被部材15の位置決めを容易に行うことができる。また、カバー2の凸条11は省いても構わない。
内皮17は、靴内に露出する単層若しくは多層の布状体であり、外皮16の裏面に貼り付けられる当該外皮16と同形状の部分と、前記端縁18よりも突出する先裏19として足先を覆うように縫製等によって立体的に形成された部分を有している。当該先裏19は、前記先芯12の内面と略同形状を成すように形成されており、後に先芯12の内面に接着される部位となっている。また、上記構成の甲被部材15の下端縁には、略足形の形状に裁断された中底20が縫製によって設けられる。
甲被部材15の製造手順の一例としては、まずカバー2と甲被部材15を縫合し、予め足の形を模した木型(図示せず)に甲被部材15を装着して先端部の形状を整える。次に、先芯12の内面に予め接着剤の塗布を行い、カバー2をめくり上げて先裏を表出させ、その先裏19に対して先芯12を押しつけ、両者を接着する。その後、めくり上げたカバー2を元に戻すことで、凸条10と凸条11が先芯12の外周縁と当接し、カバー2と先芯12とがしっかり密着する。
カバー2は成形型による一体成型物であるから、その寸法形状は安定している。また、甲被部材15も抜き型若しくはレーザー加工によって安定した形状に裁断されている。したがって、これら形状の安定した両者を、所定位置(凸条10)で安定的に固定することができるので、靴のサイズ等が安定し、一定の品質を維持した靴を提供することができるものとなっている。
2 カバー
3 アッパー体
4 靴底
5 湾曲面
6 開口
7 開口
8 溝
9 折曲片
10 凸条
11 凸条
12 先芯
13 開口
14 折曲片(スカート)
15 甲被部材
16 外皮
17 内皮
18 端縁
19 先裏
20 中底
Claims (3)
- 足先を保護する碗状の先芯と、足入れ部を構成するアッパー体の先端部に設けられるとともに内部に前記先芯を収容するように構成したカバー体を有し、
前記カバー体は、後面に開口を有する碗状の殻体として形成されるとともに、当該殻体の一部を構成する周壁の下端に内側方向に向かう所定幅の折曲片を設け、
前記カバー体の内面に、前記収容した先芯と接触することにより当該収容した先芯の移動を妨げる移動防止部を設けたことを特徴とする靴。 - 前記移動防止部が前記先芯の外周縁と当接する凸条であることを特徴とする請求項1記載の靴。
- 前記移動防止部が前記アッパー体の一部を当接させる当接部を兼ねていることを特徴とする請求項1若しくは2記載の靴。
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