JP5224542B2 - ウェブコンテンツ診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、任意のウェブコンテンツの診断結果で、他の任意のウェブコンテンツ診断結果を更新するために、更新元診断結果リスト、更新先診断結果リストのそれぞれにおける診断項目についての所定の条件に応じて、更新先診断結果リストを更新元診断結果リストで更新するかどうかを判断し、更新する診断結果更新技術に関する。
情報通信機器の発達により、近年、インターネットが広く普及している。これに伴って、インターネットを用いた情報配信が重要な社会的基幹技術になっている。このために、ウェブコンテンツには、高齢者や視覚障害者等、様々な特徴を持っているユーザ(ウェブ閲覧者)にもアクセスできること、つまりアクセシビリティに配慮することが要求されている。そこで、アクセシビリティの観点から配慮すべき事項が記載されているウェブアクセシビリティ・ガイドライン(以下、「ガイドライン」という)が発行されている。
代表的なガイドラインは、W3C(World Wide Web Consortium)によるWCAG2.0(Web Content Accessibility Guidelines 2.0)や、日本規格協会によるJIS X 8341−3「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア、及びサービス」(以下、「JIS」という)等である。
ウェブコンテンツがアクセシビリティに配慮されていることを確認するために、ガイドラインに記述されている配慮事項(以下、「診断項目」という)が満たされているかどうかを診断(以下、「アクセシビリティ診断」という)することが必要である。JISは、本年度に改定する予定であり、改定予定のJISでは、ウェブコンテンツがアクセシビリティを満たしていること証明する文書を要求し、つまり、「実装チェックリスト」というチェックリストに、診断結果をまとめることを要求している。
梅垣正宏著「改正版JIS X 8341−3を使った試験方法」UAIセミナー、2009年5月22日(URL:http://www.umegaki.jp/presentation/uai-20090522-test.html)(URL:http://www.slideshare.net/ume3jan/uai-20090522-test)
アクセシビリティ診断は、診断項目の数が多く、たとえば、WCAG2.0では、200以上のチェックポイントが記述されている。また、各チェックポイントの対象であるウェブコンテンツ中の箇所も多く、たとえば、ウェブコンテンツ中の全ての画像が対象となる診断項目もある。したがって、アクセシビリティ診断を実行するには、非常に大きな労力が必要であるという問題がある。
一方で、新規作成されたウェブコンテンツであるか、既存ウェブコンテンツを改訂したものであるかに関らず、公開する前に、ガイドラインの全項目について、アクセシビリティ診断を実行することが要求される。
一般的に、企業や自治体等が提供するウェブコンテンツは、更新情報やニュースリリース等のように、毎日や毎週という単位で、高頻度に更新されることが多く、更新の度にウェブアクセシビリティ診断を実行することは、大きな負担であるという問題がある。
本発明は、ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、ウェブコンテンツの診断作業を軽減することができるウェブコンテンツ診断装置を提供することを目的とする。
本発明のウェブコンテンツ診断装置は、更新元のウェブコンテンツにおけるアクセシビリティの診断結果のリストである更新元診断結果リストを取得する更新元診断結果リスト取得手段と、更新先のウェブコンテンツにおけるアクセシビリティの診断結果のリストである更新先診断結果リストを取得する更新先診断結果リスト取得手段と、上記更新元診断結果リスト中の更新元診断結果を、上記更新先診断結果リスト中の更新先診断結果に更新するかどうかを判断する更新判断手段と、上記判断更新判断手段による判断に従って、上記更新元診断結果で、上記更新先診断結果を更新する診断結果更新手段とを有する。
本発明によれば、ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、更新前の診断結果を更新し、当該ウェブコンテンツ中で更新した箇所のみを診断するので、ウェブコンテンツ更新時における診断作業を軽減することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1であるウェブコンテンツ診断装置1を示すブロック図である。 実施例1における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。 実施例1において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例1において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。 実施例1において更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。 本発明の実施例2における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。 実施例2において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例2において、対象箇所テキストを追加した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例2における更新先診断結果リストを示す図である。 実施例2において、対象箇所テキストを追加した更新先診断結果リストを示す図である。 実施例2において、更新された更新先診断結果リストを示す図である。 本発明の実施例3における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。 実施例3において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例3において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。 実施例3において更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。 実施例4における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。 実施例4において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例4において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。 実施例4において、更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。 実施例5における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。 実施例5において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。 実施例5において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。 実施例5において、更新された更新先診断結果リストを示す図である。
発明を実施するための形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるウェブコンテンツ診断装置1を示すブロック図である。
ウェブコンテンツ診断装置1は、CPUやHDD、OS等を有し、計算、各手段及び装置の制御を行う制御手段10と、記憶手段20と、一時記憶手段30とを有し、たとえば、コンピュータ装置である。
ウェブコンテンツ診断装置1は、実際には、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現される。すなわち、ウェブコンテンツ診断装置1を構成する各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現されている。
実施例1では、更新元として利用者が指定した単一の診断項目についての更新元診断結果リストで、更新先として利用者が指定した単一の診断項目についての更新先診断結果を更新する。つまり、同一の診断項目に関して、更新元診断結果リストで更新先診断結果を更新する。
制御手段10は、更新元診断結果リスト取得手段11と、更新先診断結果リスト取得手段12と、更新判断手段13と、診断結果更新手段14とを有する。
更新元診断結果リスト取得手段11は、たとえば図3に示す更新元診断結果リストを取得し、RAMなどの一時記憶手段30等に保存する。更新元診断結果リストは、更新元における診断結果のリストである。
更新先診断結果リスト取得手段12は、たとえば図4に示す更新先診断結果リストを取得し、一時記憶手段30等に保存する。更新先診断結果リストは、更新先における診断結果のリストである。
更新判断手段13は、取得した更新元診断結果リスト中の更新元診断結果で、更新先診断結果リスト中の更新先診断結果を更新するかどうかを個々に判断する。つまり、更新判断手段13は、上記更新元診断結果リスト中の更新元診断結果を、上記更新先診断結果リスト中の更新先診断結果に更新するかどうかを判断する。
診断結果更新手段14は、更新判断手段13の判断結果に従って更新元診断結果で、更新先診断結果を更新する。
記憶手段20は、更新元診断結果リスト、更新先診断結果リストを記憶する手段であり、HDD等によって構成されている。
図2は、実施例1における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。
図3は、実施例1において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。
まず、S101で、利用者が指定した更新元診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
診断結果リスト中の各診断結果は、個別に付与されている識別子である診断結果IDと、診断対象であるウェブコンテンツを構成するHTMLソース中の文字列である対象箇所テキストと、診断の結果である診断値とを有する。上記診断値は、数字や文字列等の制約はないが、実施例1では、○、△、×で示してある。
図4は、実施例1において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。
次に、S102で、利用者が指定した更新先診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
図4に示す更新先診断結果リストは、図3に示す更新元診断結果リストと同様の構成を有するが、診断値を入力する前の状態を示しているので、診断値は未記載である。
次に、S103で、更新先診断結果リスト中の更新先診断結果の対象箇所テキストと同じ対象箇所テキストを持っている更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれているかどうかを探索する。更新元診断結果リスト中に含まれていれば、S104で、同じ対象箇所テキストを持つ更新元診断結果の診断値を、当該更新先診断結果の診断値に設定する(更新する)。
図5は、実施例1において、更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。
S103の手順を、更新先診断結果リスト中の診断結果の全てについて実行し、図5に示す更新された更新先診断結果を得る。図4に示す例において、診断結果IDがB1である更新先診断結果は、更新元診断結果リスト中に、同じ対象箇所テキスト「<img src=“tilte.jpg”alt=“タイトル”>」を持つ更新元診断結果(診断結果ID:A1)があるので、当該更新元診断結果の診断値「○」を、当該更新先診断結果の診断値として設定する(更新する)。また、更新先診断結果リスト中の診断結果IDがB2、B120である更新先診断結果のそれぞれについて、更新元診断結果の診断値「×」、「△」を設定する。
なお、診断結果IDがB3、B4である更新先診断結果について、同じ対象箇所テキストを持っている更新元診断結果がないので、診断値を設定しない。
実施例1によれば、ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、上記のように、更新前の診断結果を更新することによって、ウェブコンテンツ中で変更された箇所のみを診断するので、ウェブコンテンツ更新時における診断作業を軽減することができる。
実施例1において、更新判断手段13は、更新元における診断の対象である文書中の文字列と、上記当該更新先における診断の対象である文書中の文字列とが互いに同一であれば、更新すると判断する手段の例である。
実施例1は、診断結果として対象箇所テキストを有するが、本発明の実施例2は、対象箇所テキストを有する代わりに、対象箇所の位置情報(開始位置、終了位置)を有し、この位置情報に基づいて、対象箇所テキストを取得する実施例である。
図6は、本発明の実施例2における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。
S201で、利用者が指定した更新元診断結果リストを記憶手段20から取得する。
図7は、実施例2において、取得した更新元診断結果リストの例を示す図である。
更新元診断結果リスト中の各診断結果は、個別に付与されている識別子である診断結果IDと、診断対象となるウェブコンテンツを構成するHTMLソース中の文字列の位置である診断対象箇所開始位置、診断対象箇所終了位置と、診断の結果である診断値とによって構成されている。上記診断値は、数字や文字列等制約はないが、実施例2では、○、△、×で示してある。
図8は、実施例2において、対象箇所テキストを追加した更新元診断結果リストを示す図である。
次に、上記取得した更新元診断結果リスト中の各診断結果の診断対象箇所開始位置と、診断対象箇所終了位置として指定されたHTMLソース中の文字列を取得し、S202で、図8に示すように、対象箇所テキストを更新元診断結果リストに追加する。
図9は、実施例2における更新先診断結果リストを示す図である。
図10は、実施例2において、対象箇所テキストを追加した更新先診断結果リストを示す図である。
次に、更新先診断結果リストについて、S203で、図9に示す更新先診断結果リストを記憶手段20から取得し、S204では、図10に示すように、対象箇所テキストを追加した更新先診断結果リストを生成する。
図11は、実施例2における更新先診断結果リストを示す図である。
次に、S205、S206で、S103、S104と同様に、対象箇所テキストを比較しながら、診断値を設定する。図11に示す更新先診断結果リストを得る。つまり、S205で、更新先診断結果リスト中の更新先診断結果の対象箇所テキストと同じ対象箇所テキストを持っている更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれているかどうかを探索する。更新元診断結果リスト中に含まれていれば、S206で、同じ対象箇所テキストを持つ更新元診断結果の診断値を、当該更新先診断結果の診断値に設定する(更新する)。
S207で、更新先診断結果リストの全ての診断結果について、S205の処理が終了したかどうかを判断し、終了していなければ、S208で、次の更新先診断結果へ進み、S205の処理を実行する。
なお、同じ対象箇所テキストを持っている更新元診断結果がない更新先診断結果については、診断値を設定しない。
ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、上記のように、更新前の診断結果を更新することによって、ウェブコンテンツ中で変更された箇所のみを診断するので、ウェブコンテンツ更新時における診断作業を軽減することができる。
本発明の実施例3は、更新元として利用者が指定した複数の診断項目に関する更新元診断結果リストを、更新先として利用者が指定した複数の診断項目に関する更新先診断結果に更新する実施例である。
実施例3であるウェブコンテンツ診断装置の構成は、図1に示すウェブコンテンツ診断装置1の構成と同様である。
実施例3であるウェブコンテンツ診断装置は、複数の機能ブロックによって構成され、実際には、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータによって実現される。すなわち、各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現される。
次に、本発明の実施例3における診断結果更新処理手順について説明する。
実施例3は、複数の診断項目が記載されている診断結果リストを更新する実施例である。つまり、実施例3では、複数の診断項目から抽出されるため、更新する場合、同一診断項目に関する結果について更新する必要があるので、診断結果リスト中に、診断項目IDが記載されている。なお、図3に示す実施例1の診断結果リストは、単一の診断項目に関するリストであるので、診断項目IDを含む必要がない。
図12は、本発明の実施例3における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。まず、S301で、利用者が指定した更新元診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
図13は、実施例3において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。
診断結果リスト中の各診断結果は、個別に付与されている識別子である診断結果IDと、診断を実行した診断項目の識別子である診断項目IDと、対象となるウェブコンテンツを構成するHTMLソース中の文字列である対象箇所テキストと、診断の結果である診断値とによって構成されている。この診断値は、数字や文字列等制約はないが、実施例3では、A、B、C、D、Eで示してある。
次に、S302で、利用者が指定した更新先診断結果リストを記憶手段20から取得する。
図14は、実施例3において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。
図14に示す更新先診断結果リストは、図13に示す更新元診断結果リストと同様の診断項目を有するが、診断値を入力する前の状態を示すので、診断値は未記載である。
次に、S303で、更新先診断結果リスト中の更新先診断結果の診断項目IDと、対象箇所テキストとの組み合わせと同じ組み合わせを持つ更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれているかどうかを探索する。上記同じ組み合わせを持つ更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれていれば、上記同じ組み合わせを持つ更新元診断結果の診断値を、当該更新先診断結果の診断値に設定する(更新する)。
図15は、実施例3において更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。
S303、S304の手順を、更新先診断結果リスト中の診断結果の全てについて、実行し、図15に示す更新された更新先診断結果を得る。
つまり、診断結果IDがB4である更新先診断結果は、更新元診断結果リスト中に、診断項目IDであるR2と、対象箇所テキストである<img src=“dishes.jpg”alt=“お皿”>との組み合わせと、同じ組合せを持つ更新元診断結果(診断結果ID:A3)があるので、当該更新元診断結果の診断値であるDを、当該更新先診断結果の診断値として設定する(更新する)。
また、更新先診断結果リスト中の診断結果IDがB30である更新先診断結果について、更新元診断結果リスト中に、診断項目IDであるR3と、対象箇所テキストである<table>………</table>との組み合わせと、同じ組合せを持つ更新元診断結果(診断結果ID:A4)があるので、当該更新元診断結果の診断値であるEを、当該更新先診断結果の診断値として設定する。
なお、診断結果IDがB1、B2、B3である更新先診断結果については、診断項目IDと対象箇所テキストとの組み合わせと同じ組合せを持つ更新元診断結果がないので、当該更新先診断結果の診断値として設定しない(更新しない)。
ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、上記のように、更新前の診断結果を更新することによって、ウェブコンテンツ中で変更された箇所のみを診断するので、ウェブコンテンツ更新時における診断作業を軽減することができる。
実施例3において、更新判断手段13は、当該更新元で診断した診断項目と、当該更新先で診断した診断項目とが互いに同一である場合に、更新すると判断する手段の例である。
実施例4は、利用者が指定した更新元診断結果、更新先診断結果の各対象箇所テキストが互いに一致し、また、各診断日時の差が一定範囲である場合に、診断結果を更新する。さらに、更新先診断結果の診断値が設定されていない場合にのみ、更新元診断結果の診断値を設定する実施例である。
実施例4であるウェブコンテンツ診断装置の構成は、図1に示すウェブコンテンツ診断装置1の構成と同様である。
実施例4であるウェブコンテンツ診断装置は、複数の機能ブロックによって構成され、実際には、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現されている。すなわち、各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現されている。
図16は、実施例4における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。
まず、S401で、利用者が指定した更新元診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
図17は、実施例4において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。
更新元診断結果リストは、個別に付与された識別子である診断結果IDと、診断を実行した日時である診断日時と、診断対象となるウェブコンテンツを構成するHTMLソース中の文字列である対象箇所テキストと、診断の結果である診断値とを有する。上記診断日時は、「2009/07/30 11:20」のように、年月日時分であるが、日時を識別できる態様であれば、どのような形式でもよい。また、診断値は、1〜100の数字であるが、数字や文字列等の制約はない。
次に、S402で、利用者が指定する更新先診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
図18は、実施例4において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。
図18に示す更新先診断結果リストの構成は、図17に示す更新元診断結果リストの構成と同様である。図18に示す更新先診断結果リストにおける上記診断値は、一部の診断結果のみが設定されているとする。
次に、S403で、更新先診断結果リスト中の対象箇所テキストと同じテキストを持つ更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれているかどうかを探索する。S404では、S403で同一のテキストを持つ更新元診断結果があると判断されれば、当該更新元診断結果の診断日時Toと、更新先診断結果の診断日時Ttとを取得し、以下の条件を満たしているかどうかを調べる。
0<Tt−To<Td ……式(1)
なお、Tdは、予め指定した時間差であり、更新を許容する時間差である。
次に、S406では、S404で条件を満たしていると判断されれば、当該更新先診断結果の設定値が設定されているかどうかを調べる。
次に、S407では、S406で設定値が設定されていると判断されれば、当該更新元診断結果の診断日時と診断値とを、当該更新先診断結果の診断値として設定する(更新する)。たとえば、古い判断日時が残っていると、その古い日時に診断したと誤解を生じさせるが、この誤解を排除するために、診断日時も更新する。
図19は、実施例4において、更新された更新先診断結果リストの例を示す図である。
S403、S404、S405、S406の手順を、更新先診断結果リスト中の診断結果の全てについて実行し、図19に示す更新された更新先診断結果を得る。なお、図19に示す結果は、上記式(1)のTdの値を、1日(24時間=1440分=86400秒)とした場合の結果である。更新先診断結果リスト中の診断結果IDがB1、B3である診断結果が、上記式(1)に示す条件を満たしているので、診断日時、診断値が更新されている。診断結果IDがB2である診断結果は、更新先診断結果の診断値が設定され、診断結果IDがB4である診断結果は、S404の診断日時の条件を満たさず、診断結果IDがB5である診断結果は、S403の対象箇所テキストが不一致であるので、更新されていない。
実施例4において、更新判断手段13は、当該更新元診断の診断日時と、当該更新先診断の診断日時との差が予め規定した値以下であれば、更新すると判断する手段の例である。また、診断結果更新手段14は、上記更新先診断の診断値が設定されていない場合に限り、上記更新元診断の診断値を、当該更新先診断の診断値に設定する手段の例である。
本発明の実施例5は、利用者が指定した更新元診断、更新先診断の各対象箇所テキストが互いに一致し、また、各診断を実行した診断者が互いに一致した場合にのみ、更新元診断の診断値を設定する実施例である。
実施例5におけるウェブコンテンツ診断装置の構成は、実施例1であるウェブコンテンツ診断装置1の構成と同様である。
ウェブコンテンツ診断装置は、機能ブロックから構成される。また、実際には、ウェブコンテンツ診断装置は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現される。すなわち、各機能ブロックはコンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現される。
次に、実施例5における診断結果更新処理手順について説明する。
図20は、実施例5における診断結果更新処理手順を示すフローチャートである。
図21は、実施例5において、取得した更新元診断結果リストを示す図である。
まず、S501で、図21に示すように、利用者が指定した更新元診断結果リストを、記憶手段20から取得する。更新元診断結果リスト中の各診断結果は、個別に付与された識別子である診断結果IDと、診断を実行した者である診断者と、対象となるウェブコンテンツを構成するHTMLソース中の文字列である対象箇所テキストと、診断の結果である診断値とによって構成されている。診断者として、その名前をアルファベットで記述しているが、診断者を識別できる態様であれば、他の記述でもよい。また、診断値は、○、△、×であるが、数値や文字等、何でもよい。
次に、S502で、利用者が指定した更新先診断結果リストを、記憶手段20から取得する。
図22は、実施例5において、取得した更新先診断結果リストを示す図である。
図22に示す更新先診断結果リストは、図21に示す更新元診断結果リストと同様であるが、診断値は、一部の診断結果についてのみ設定されているとする。
次に、S503で、更新先診断結果リスト中の診断者と対象箇所テキストとの組み合わせと同じ組み合わせを持つ更新元診断結果が、更新元診断結果リスト中に含まれているかどうかを探索する。
次に、S503で含まれていると判断されると、S504で、当該更新先診断結果の設定値が設定されているかどうかを調べる。
次に、S504で設定値が設定されていると判断されると、S505で、当該更新元診断結果の診断日時と診断値とを、当該更新先診断結果の診断値として設定する(更新する)。
図23は、実施例5において、更新された更新先診断結果リストを示す図である。
S503、S504、S505の手順を、更新先診断結果リスト中の診断結果の全てについて実行し(S506)、図23に示す更新された更新先診断結果リストを得る。更新された更新先診断結果リスト中の診断結果IDがB2、B3である診断結果は、条件を満たしているので、診断日時、診断値が更新されている。診断結果IDがB30である診断結果は、更新先診断結果の診断値が設定され(更新され)、診断結果IDがB1、B4である診断結果は、診断者と対象コンテンツとの組み合わせが一致しないので、診断日時、診断値が更新されていない。
上記実施例によれば、ウェブコンテンツを更新し、アクセシビリティを再診断する際に、当該ウェブコンテンツ中で変更された箇所のみを診断するので、ウェブコンテンツ更新時における診断作業を軽減することができる。
つまり、従来は、ホームページが少し変更されただけでも、アクセシビリティ診断を、最初から全部実行する。しかし、このようにすることは非効率であるので、上記各実施例では、変更されていない箇所(前回と同じ記述箇所)については、前回の診断結果を利用する。
上記実施例によれば、多くのケースで更新時に診断を実行する場合、更新時における診断作業が軽減されるのでアクセシビリティに配慮されたウェブコンテンツが普及することを期待できる。この結果、高齢者や障害者等のウェブコンテンツ利用者がウェブコンテンツを利用する間に、ウェブコンテンツ利用者が障害に遭遇する可能性を、効率的に減少させることができる。したがって、ウェブコンテンツへの利用者からの問い合わせやクレーム等が減り、対応に費やす稼働を削減することができる。
実施例5において、更新判断手段13は、更新元診断の診断者と、更新先診断の診断者とが同一であれば、更新すると判断する手段の例である。また、診断結果更新手段14は、更新先診断の診断値が設定されていない場合に限り、更新元診断の診断値を、更新先診断の診断値に設定する手段の例である。
また、上記各実施例を構成する手段として、コンピュータを機能させるプログラムを想定することができる。つまり、請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のウェブコンテンツ診断装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラムを想定することができる。
1…ウェブコンテンツ診断装置、
10…制御手段、
11…更新元診断結果リスト取得手段、
12…更新先診断結果リスト取得手段、
13…更新判断手段、
14…診断結果更新手段、
20…記憶手段、
30…一時記憶手段。

Claims (7)

  1. 更新元のウェブコンテンツにおけるアクセシビリティの診断結果のリストである更新元診断結果リストを取得する更新元診断結果リスト取得手段と;
    更新先のウェブコンテンツにおけるアクセシビリティの診断結果のリストである更新先診断結果リストを取得する更新先診断結果リスト取得手段と;
    上記更新元診断結果リスト中の更新元診断結果を、上記更新先診断結果リスト中の更新先診断結果に更新するかどうかを判断する更新判断手段と;
    上記判断更新判断手段による判断に従って、上記更新元診断結果で、上記更新先診断結果を更新する診断結果更新手段と;
    を有することを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  2. 請求項1において、
    上記更新判断手段は、上記更新元における診断の対象である文書中の文字列と、上記当該更新先における診断の対象である文書中の文字列とが互いに同一であれば、更新すると判断する手段であることを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  3. 請求項2において、
    上記更新判断手段は、当該更新元で診断した診断項目と、当該更新先で診断した診断項目とが互いに同一である場合に、更新すると判断することを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  4. 請求項2において、
    上記更新判断手段は、当該更新元診断の診断日時と、当該更新先診断の診断日時との差が予め規定した値以下であれば、更新すると判断する手段であることを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  5. 請求項2において、
    上記更新判断手段は、上記更新元診断の診断者と、上記更新先診断の診断者とが同一であれば、更新すると判断する手段であることを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  6. 請求項2において、
    上記診断結果更新手段は、上記更新先診断の診断値が設定されていない場合に限り、上記更新元診断の診断値を、当該更新先診断の診断値に設定する手段であることを特徴とするウェブコンテンツ診断装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のウェブコンテンツ診断装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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