JP2010108141A - ウェブサイト診断装置及びプログラム - Google Patents

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Daisuke Asai
大介 朝井
Masahiro Watanabe
昌洋 渡辺
Yoko Asano
陽子 浅野
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Abstract

【課題】ウェブサイト利用者がウェブサイト利用中に遭遇する障害を、ウェブサイト利用者の立場に立って、効率的に減少させることができるウェブサイト診断装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】ウェブサイトを構成するコンテンツ文書のURLのリストであるURLリストを取得するURLリスト取得手段と、上記コンテンツ文書に診断規則を適用して診断結果を取得する診断手段と、上記診断結果に積算する重み付け係数を取得する重み付け係数取得手段と、上記診断結果と上記重み付け係数とに基づいて上記ウェブサイトの評価値を算出する評価値算出手段とを有するウェブサイト診断装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブサイトの評価スコアを算出するために、ウェブサイトを構成するそれぞれのコンテンツ文書の評価スコアと上記コンテンツ文書に応じて得た重み付け係数とを使用するコンテンツ診断技術に関する。
情報通信機器の発達により、近年、インターネットが広く普及している。この普及に伴って、インターネットを用いた情報配信が、重要な社会的基幹技術になっている。このために、ウェブコンテンツには、高齢者や視覚障害者等、様々な特徴を持つユーザ(ウェブ閲覧者)にもアクセスできることが要求され、つまり、アクセシビリティに配慮することが要求されている。
そこで、コンテンツ制作者に対して、コンテンツ制作の際に、アクセシビリティの観点から配慮すべき事項を記載したウェブアクセシビリティ・ガイドライン(以下、「ガイドライン」という)が発行されている。このガイドラインとして、W3C(World Wide Web Consortium)によるWCAG1.0(Web Content Accessibility Guidelines 1.0)や、日本規格協会によるJIS X8341−3「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア、及びサービス」(以下、JIS)等が挙げられる。
また、上記ガイドラインに基づいて、ウェブコンテンツを診断し、アクセシビリティの観点から問題のある箇所(修正すべき箇所)を自動的に抽出するアクセシビリティ診断ツールが開発されている(たとえば、非特許文献1参照)。
上記のように、ウェブコンテンツのアクセシビリティを向上する作業を支援する仕組みの技術は整備されているが、現状では、ウェブコンテンツのアクセシビリティ配慮が十分であるとは言えず、高齢者や障害者等は、ウェブコンテンツを利用する際に、困難に遭遇することが多い。具体的には、文字が固定値に設定されているために、ブラウザ等の機能で文字を大きくしても文字が大きくならず、高齢者等、視力が衰えた利用者が見えない場合に、利用者が困難に遭遇する。つまり、リンク部分やボタンが小さく、マウスがうまく使えないユーザは、当該個所を押すことができない。
そこで、アクセシビリティに配慮しているウェブサイトを第三者が診断し、上記ウェブサイトについて、アクセシビリティ配慮度合いに応じたアクセシブルレベルを認定する取り組みが検討されている(たとえば、非特許文献2参照)。
利用者は、上記認定されたアクセシブルレベルに基づいて、利用するウェブサイトを選択することによって、困難に遭遇する機会を事前に軽減することができる。
朝井大介、渡辺昌洋、浅野陽子著「ウェブアクセシビリティ向上支援ツールの開発」ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集、ヒューマンインタフェース学会(2006)、pp.1135−1138 WAB CLUSTER."D−WAB4 Unified Web Evaluation Methodology(UWEM 1.2 Core)"(URL:http://www.wabcluster.org/uwem1_2/UWEM_1_2_CORE.pdf)
ウェブサイトのアクセシビリティ配慮度合いに応じて、アクセシビリティレベルを認定するためには、統一的な評価尺度が必要である。ウェブサイトは、複数個のウェブコンテンツから構成され、各ウェブコンテンツを診断した診断結果に応じて、上記ウェブサイトの評価値を取得する。
ウェブコンテンツを診断する場合、予め用意されている複数個の診断項目に従って診断する。この診断結果を用いて、非特許文献2で挙げた取り組み中では、次の式(1)を用いて、ウェブサイトの評価値f(s)を算出する。
f(s)=(Bp1+Bp2+…+Bpn)/(Np1+Np2+…+Npn)) ……式(1)
pi:サイト内のページpについて実施された診断において不適切であると判断された数、
pi:サイト内のページpについて実施された診断回数。
なお、診断において不適切である場合とは、文字サイズが固定値に設定されている場合や、画像を示す要素に代替テキストが設定されていない場合や、ページタイトルが設定されていない場合や、文字色と背景色のコントラスト差が十分でない場合等である。
同一ウェブサイトを構成するコンテンツの利用頻度は、コンテンツによって異なる。たとえば、トップページは、利用が多いが、階層が深いコンテンツは、利用が少ない傾向にある。つまり、アクセシビリティが不適正であると判断される箇所が利用者に及ぼす影響は、利用される頻度が低いコンテンツに含まれている不適正箇所が利用者に及ぼす影響よりも、利用される頻度が高いコンテンツに含まれている不適正箇所が利用者に及ぼす影響は、大きいと言える。このために、ウェブサイト利用者の立場に立てば、利用頻度が高いコンテンツに含まれている不適正箇所を、優先的に修正することが望ましい。
一方、コンテンツ提供者の立場に立てば、良いアクセシビリティ認定を受けるために、上記式(1)に示す評価値の値を大きくしようとする。しかし、上記式(1)において、何れのコンテンツに含まれている不適正箇所も等価に扱われ、どの不適正箇所を修正しても、増加する評価値は同じである。不適正箇所の中でも、直しやすさにはばらつきがあり、コンテンツ提供者は、効率的に評価値を向上したいので、容易に修正できる不適正箇所から順に修正することが考えられる。このために、本来は尊重されるべき利用者の望む不適正箇所の順とは異なる順で、不適正箇所が修正されるという問題がある。
本発明は、ウェブサイト利用者がウェブサイト利用中に遭遇する障害を、ウェブサイト利用者の立場に立って、効率的に減少させることができるウェブサイト診断装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ウェブサイト診断において、上記ウェブサイトを構成する各コンテンツの利用頻度を考慮して、上記ウェブサイトの評価値を取得するウェブサイト診断装置及びプログラムである。
本発明によれば、ウェブサイト利用者がウェブサイト利用中に遭遇する障害を、コンテンツ利用者の立場に立って、効率的に減少させることができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるウェブサイト診断装置WC1の構成を示す図である。
ウェブサイト診断装置WC1は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータによって実現されている。すなわち、ウェブサイト診断装置WC1を構成する各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現されている。
実施例1では、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツのURLが記述されているファイルを、利用者から取得し、上記コンテンツ内に含まれている不適正箇所数と、上記コンテンツへのアクセス数とに基づいて、上記診断対象ウェブサイトの評価値を0から1の範囲で取得する。
ウェブサイト診断装置WC1は、CPU11と、HDD12と、メモリ13と、ディスプレイ14とを有する装置であり、たとえば、コンピュータ装置である。
CPU11は、URLリスト取得手段111、重み付け係数取得手段112と、診断手段113と、評価値算出手段114とを有する。
URLリスト取得手段111は、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLのリストであるURLリストを取得し、一時記憶手段等に保存する手段である。つまり、URLリスト取得手段111は、ウェブサイトを構成するコンテンツ文書のURLのリストであるURLリストを取得するURLリスト取得手段の例である。
重み付け係数取得手段112は、上記URLリスト中のURLに対応するコンテンツ20に関する利用者の利用状況に基づいて、重み付け係数を算出する手段である。つまり、重み付け係数取得手段112は、上記診断結果に積算する重み付け係数を取得する重み付け係数取得手段の例である。
診断手段113は、上記URLリスト中のURLに対応するコンテンツ20に対して、診断規則を適用する手段である。つまり、診断手段113は、コンテンツ文書に診断規則を適用して診断結果を取得する診断手段の例である。なお、上記診断規則は、アクセシビリティに関する診断規則であり、たとえば、画像を示す要素に代替テキストが記述してあるかとか、文字のサイズが固定値に設定されていないとかの規則である。
評価値算出手段114は、上記利用状況と上記診断結果とに基づいて、ウェブサイト評価用の数値を算出する手段である。つまり、評価値算出手段114は、上記診断結果と上記重み付け係数とに基づいて、上記ウェブサイトの評価値を算出する評価値算出手段の例である。
HDD12は、診断規則を記憶する診断規則記憶手段121を有する。
また、上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の利用頻度に基づいて、重み付け係数を算出する手段である。さらに、上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の上記ウェブサイト内におけるファイル構造上の位置に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段である。しかも、上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の更新頻度に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段である。そして、上記重み付け係数取得手段は、上記ウェブサイトを構成する全てのコンテンツ文書中に含まれている上記コンテンツ文書へのリンク数に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段である。
次に、実施例1におけるウェブサイト診断処理手順について説明する。
図2は、実施例1におけるウェブサイト診断処理手順を示すフローチャートである。
図3は、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB1を示す図である。
まず、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLが記述されているファイル(以下、「URLリストファイル」という)を取得し、図3に示すように、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB1を生成する(S101)。
図4は、コンテンツ20におけるアクセス数が保存されている診断結果テーブルTB1aを示す図である。
次に、コンテンツ20におけるアクセス数を取得し、図4に示すように、上記診断結果テーブルTB1に保存する(S102)。
そして、コンテンツ20を取得し(S103)、コンテンツ20に対して診断処理を実施し、コンテンツ20中において、診断対象箇所の数である診断対象箇所数と、不適正と判断された箇所数である不適正箇所数とを取得する。
図5は、診断対象箇所数と、不適正箇所数とが保存されている診断結果テーブルTB1bを示す図である。
まず、図5に示す診断結果テーブルTB1に保存する(S104)。そして、S103、S104の作業を、全てのコンテンツ20に対して実施する(S105)。
次に、S102で取得した上記アクセス数と、S104で取得した診断対象箇所数、不適正箇所数とに基づいて、次の式(2)によって、ウェブサイトの評価値Sを取得する。
Figure 2010108141
:コンテンツ番号iのコンテンツに対するアクセス数、
:コンテンツ番号iのコンテンツにおける診断対象箇所数、
:コンテンツ番号iのコンテンツにおける不適正箇所数。
上記ウェブサイトの評価値Sは、0から1の値をとり、不適正箇所数が少ないサイト(良いサイト)ほど、0に近い値である。上記式(2)の右項の分子を見ると、不適正箇所数Fに、アクセス数Aが積算され、アクセス数Aが大きいコンテンツ20中における不適正箇所数Fがウェブサイトの評価値Sに与える影響は大きい。このために、ウェブサイトの評価値Sを良くするためには、アクセス数Aが大きいコンテンツ20の順で修正することが効率的である。
なお、実施例1では、ウェブサイトの評価値Sを、0から1の数値であるとするが、ウェブサイトの評価値Sが0から1以外の数値であってもよい。
また、実施例1では、ウェブサイトの評価値Sが小さいほうが良い値であるとするが、次の式(3)のようにすることによって、ウェブサイトの評価値Sが大きいほうが良い値であるとしてもよい。
Figure 2010108141
また、実施例1では、利用状況の指標として、アクセス数を用いているが、たとえば、訪問者数やユニークユーザ数等、コンテンツ20の利用状況を把握できるものを、アクセス数の代わりに、利用状況の指標として使用するようにしてもよい。
[変形例]
実施例1において、利用状況の指標として、コンテンツ20の更新頻度を使用するようにしてもよい。更新頻度が多いコンテンツ20は、利用者が参照することが多いので、更新頻度の多いコンテンツ20は、更新頻度の少ないコンテンツ20よりも、大きな重みを付ける。
本発明の実施例2であるウェブサイト診断装置WC2の構成は、実施例1の構成と同様である。
ウェブサイト診断装置WC2は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現される。すなわち、ウェブサイト診断装置WC2を構成する各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現される。
実施例2では、利用者より指定された診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLが記述されたファイルを取得し、コンテンツ20の個別評価値と、コンテンツ20の利用者数とに基づいて、上記診断対象ウェブサイトの評価値を、0から100の範囲で取得する。
次に、実施例2におけるウェブサイト診断装置WC2の手順について説明する。
図6は、ウェブサイト診断装置WC2の動作を示すフローチャートである。
図7は、ウェブサイト診断装置WC2において、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB2を示す図である。
まず、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLが記述されているファイルであるURLリストファイルを取得し、図7に示す各コンテンツを行に持つ診断結果テーブルTB2を生成する(S201)。
図8は、コンテンツ20における利用者数が保存されている診断結果テーブルTB2aを示す図である。
次に、コンテンツ20における利用者数を取得し、図8に示すように、上記診断結果テーブルTB2に保存する(S202)。
次に、コンテンツ20を取得する(S203)。コンテンツ20に対して診断処理を実行し、コンテンツ20中で診断対象箇所となった数である診断対象箇所数と、適正であると判断された箇所数である適正箇所数とに基づいて、コンテンツ20の個別評価値Sを、次の式(4)から取得する。
図9は、コンテンツ20の個別評価値Sが保存されている診断結果テーブルTB2bを示す図である。
そして、図9に示すように、上記診断結果テーブルTB2に、個別評価値Sを保存する(S204)。
=C/T ………式(4)
:コンテンツ番号iのコンテンツの診断対象箇所数、
:コンテンツ番号iのコンテンツの適正箇所数。
適正箇所数が多いほど、個別評価値Sは大きな値である。
S203、S204の処理の全てを、コンテンツ20に実行する(S205)。
次に、S202で取得した上記利用者数Rと、S204で取得した個別評価値Sとに基づいて、次の式(5)から、上記ウェブサイトの評価値Sを取得する。
Figure 2010108141
=コンテンツ番号iのコンテンツの利用者数。
ウェブサイトの評価値Sは、0から100の値をとり、個別評価値Sが大きいサイト(適正箇所数が多く、良いサイト)ほど、100に近い値になる。式(5)の右項の分子を見ると、個別評価値Sに利用者数Rが積算され、利用者数Rが大きいコンテンツ20中における個別評価値Sが、評価値Sに与える影響は大きい。したがって、良い評価値Sを取得するためには、利用者数Rが大きいコンテンツ20の個別評価値Sを向上させることが効率的である。
なお、実施例2では、ウェブサイトの評価値Sが、0から100の数値であるが、0から100以外の数値であってもよい。
また、実施例2では、利用状況の指標として、利用者数を用いているが、アクセス数等、コンテンツ20の利用状況が把握できるものであれば、利用状況の指標として使用するようにしてもよい。
本発明の実施例3であるウェブサイト診断装置WC3は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現される。すなわち、ウェブサイト診断装置WC3を構成する各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現される。
実施例3は、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ階層構造上、最も上位に位置するコンテンツ20であるトップページのURLを、利用者から入力として取得した上で、クローリング(コンピュータが自動的にリンクをたどりながら、サイトを構成するURLリストを取得すること)によって、上記ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLリストを取得し、上記URLで指定されるコンテンツ20内に含まれている不適正箇所数と、コンテンツ20が存在する階層数とに基づいて、診断対象ウェブサイトの評価値を0から1の範囲で取得する。
次に、実施例3におけるウェブサイト診断処理手順について説明する。
図10は、実施例3におけるウェブサイト診断処理WC3の動作を示すフローチャートである。
まず、入力値として、利用者が与えた診断対象ウェブサイトのトップページのURLで示されるコンテンツ20を起点として、上記ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLを取得する。
図11は、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB3を示す図である。
そして、図11に示すように、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB3を生成する(S301)。
次に、次の式(6)から、コンテンツ20のURLを用いて、コンテンツ20が存在する階層数Nを取得する。
図12は、コンテンツ20が存在している階層数Nが保存されている診断結果テーブルTB3aを示す図である。
そして、図12に示すように、階層数Nを診断結果テーブルTB3に保存する(S302)。
=U−U+1 ………式(6)
:コンテンツ番号iのURLに含まれているスラッシュ(/)の数、
:トップページのURLに含まれているスラッシュ(/)の数。
なお、階層数Nは、トップページを1として、下位階層に行くほど大きな値になる数である。
次に、コンテンツ20を取得し(S303)、この取得したコンテンツ20に対して診断処理を実行し、コンテンツ20中で診断対象箇所となった数である診断対象箇所数と、不適正であると判断された箇所数である不適正箇所数とを取得する。
図13は、診断対象箇所数と不適正箇所数とを保存している診断結果テーブルTB3bを示す図である。
そして、図13に示すように、診断対象箇所数と不適正箇所数とを、上記診断結果テーブルTB3に保存する(S404)。S303、S304の処理を、全てのコンテンツ20について実行する(S305)。
次に、S302で取得した階層数と、S304で取得した診断対象箇所数と不適正箇所数とに基づいて、次の式(7)から、ウェブサイトの評価値Sを取得する。
Figure 2010108141
:コンテンツ番号iのコンテンツの階層数、
:コンテンツ番号iのコンテンツの診断対象箇所数、
:コンテンツ番号iのコンテンツの不適正箇所数。
このウェブサイトの評価値Sは、0から100の値をとり、不適正箇所数が少ないサイト(良いサイト)ほど、0に近い値となる。上記式(7)の右項の分子を見ると、不適正箇所数Fに階層数Nの逆数を積算し、階層数Nが小さい。つまり、トップページに近いコンテンツ20ほど、コンテンツ20中にある不適正箇所数Fがウェブサイトの評価値Sに与える影響は大きい。したがって、ウェブサイトの評価値Sを良くするためには、上位階層のコンテンツ20から順に、修正することが効率的であり、コンテンツ20の提供者が上位階層から修正することが期待される。
一般的に、ウェブサイトでは、利用者は、トップページを起点として、下位の階層に下りながらコンテンツ20を閲覧するので、上位階層のコンテンツ20が利用される頻度が多く、コンテンツ提供者の観点と、コンテンツ利用者の観点とが合致する。
なお、実施例3では、ウェブサイトの評価値Sが、0から100の数値であるが、ウェブサイトの評価値Sが、0から100以外の数値であってもよい。
また、実施例3では、ウェブサイトの評価値Sが小さい方が良い値であるが、次の式(8)のようにし、これによって、ウェブサイトの評価値Sが大きいほうが良い値であるとしてもよい。
Figure 2010108141
本発明の実施例4であるウェブサイト診断装置WC4は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータで実現されている。すなわち、ウェブサイト診断装置WC4を構成している各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアリソース、ソフトウェアリソースによって実現されている。
実施例4では、診断対象ウェブサイトを構成するコンテンツ階層構造上最も上位に位置するコンテンツ20であるトップページのURLを、入力として、利用者から取得した上で、クローリングによって、上記ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLリストを取得する。そして、上記URLで指定されているコンテンツ20の個別評価装置と、コンテンツ20への参照リンク数Lとに基づいて、上記診断対象ウェブサイトの評価値を0から1の範囲で取得する。
ウェブサイト診断装置WC4の構成は、ウェブサイト診断装置WC1と同様である。
次に、ウェブサイト診断装置WC4におけるウェブサイト診断処理について説明する。
図14は、ウェブサイト診断装置WC4の動作を示すフローチャートである。
まず、利用者によって入力値として与えられた診断対象ウェブサイトのトップページのURLで示されるコンテンツ20を起点として、上記ウェブサイトを構成するコンテンツ20のURLを取得する。
図15は、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB4を示す図である。
そして、図15に示すような、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB4を生成する(S401)。
次に、診断結果テーブルTB4に含まれているコンテンツ20を参照する参照リンク数Lを集計する(S402)。
図16は、参照リンク数Lが保持されている診断結果テーブルTB4bを示す図である。
実施例4では、上記ウェブサイトを構成するコンテンツ20に含まれている参照リンク数Lを集計し、図16に示すように、上記診断結果テーブルTB4に保存する(S202)。そして、コンテンツ20を取得する(S403)。
次に、コンテンツ20について診断処理を実行する(S404)。コンテンツ20中で診断対象箇所になっている数である診断対象箇所数と、適正であると判断された箇所数である適正箇所数とに基づいて、コンテンツ20の個別評価値Sを、次の式(9)から取得する。
図9に示すように、コンテンツ20の個別評価値Sを、上記診断結果テーブルTB4に保存する(S405)。
=C/T ………式(9)
:コンテンツ番号iのコンテンツの診断対象箇所数、
:コンテンツ番号iのコンテンツの適正箇所数。
適正箇所数が多いほど、個別評価値Sは大きな値になる。
S403、S404、S405の処理を、全てのコンテンツ20について実行する(S406)。
次に、S402で取得した参照リンク数Lと、S403で取得した個別評価値Sとに基づいて、次の式(10)から、上記ウェブサイトの評価値Sを取得する。
Figure 2010108141
=コンテンツ番号iの参照リンク数L。
上記個別評価値Sは、0から100の値をとり、個別評価値Sが大きい(適正箇所数が多いサイトである良いサイト)ほど、100に近い値になる。式(10)の右項の分子を見ると、個別評価値Sに参照リンク数Lが積算され、利用者数Rが大きいコンテンツ20中における個別評価値Sのほうが、評価値Sに与える影響は大きい。したがって、良い評価値Sを取得するためには、参照リンク数Lが大きいコンテンツ20の個別評価値Sを向上することが効率的である。参照リンク数Lが大きいと、それだけ、参照される数が多い(利用される回数が多い)と言える。
図17は、実施例4において、参照リンク数Lと、個別評価値Sとが記載されている診断結果テーブルTB4bを示す図である。
なお、実施例4では、評価値を、0から100の数値であるが、評価値として、0から100以外の数値を使用するようにしてもよい。
また、実施例4では、考慮に入れる参照リンクを、上記ウェブサイト内に限定しているが、限定しなくてもよい。たとえば、ウェブ上に存在する全てのコンテンツ20からの参照リンク数を算出するようにしてもよい。
上記実施例によれば、ウェブサイトの品質を向上する過程で、ウェブサイトの評価値を向上するために、ウェブサイト利用者に与える影響が大きいコンテンツ順に修正することが効率的であり、上記ウェブサイト提供者が上記順に従って修正することが期待され、このようにすれば、ウェブサイト利用者が利用中に障害に遭遇する可能性を効率的に軽減することができる。
また、上記実施例によれば、ウェブサイト利用者がウェブサイト利用中に遭遇する障害を効率的に減少させることができるので、上記ウェブサイトへの上記利用者からの問い合わせやクレーム等が減り、対応に費やす稼働を削減することができる。
ウェブサイト利用者がウェブサイト利用中に遭遇する障害を効率的に減少させることができるので、上記ウェブサイトへの上記利用者からの問い合わせやクレーム等が減り、対応に費やす稼働を削減することができる。
なお、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のウェブサイト診断装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラムを想定することができる。
本発明の実施例1であるウェブサイト診断装置WC1の構成を示す図である。 実施例1におけるウェブサイト診断処理手順を示すフローチャートである。 各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB1を示す図である。 コンテンツ20におけるアクセス数が保存されている診断結果テーブルTB1aを示す図である。 診断対象箇所数と、不適正箇所数とが保存されている診断結果テーブルTB1bを示す図である。 ウェブサイト診断装置WC2の動作を示すフローチャートである。 ウェブサイト診断装置WC2において、各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB2を示す図である。 コンテンツ20における利用者数が保存されている診断結果テーブルTB2aを示す図である。 コンテンツ20の個別評価値Sが保存されている診断結果テーブルTB2bを示す図である。 実施例3におけるウェブサイト診断処理WC3の動作を示すフローチャートである。 各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB3を示す図である。 コンテンツ20が存在する階層数Nが保存されている診断結果テーブルTB3aを示す図である。 診断対象箇所数と不適正箇所数とを保存している診断結果テーブルTB3bを示す図である。 ウェブサイト診断装置WC4の動作を示すフローチャートである。 各コンテンツ20を行に持つ診断結果テーブルTB4aを示す図である。 参照リンク数Lが保持されている診断結果テーブルTB4bを示す図である。 実施例4において、参照リンク数Lと、個別評価値Sとが記載されている診断結果テーブルTB4bを示す図である。
符号の説明
WC1、WC2、WC3、WC4…ウェブサイト診断装置、
11…CPU、
111…URLリスト取得手段、
112…重み付け係数取得手段、
113…診断手段、
114…評価値算出手段、
12…HDD、
13…メモリ、
14…ディスプレイ。

Claims (6)

  1. ウェブサイトを構成するコンテンツ文書のURLのリストであるURLリストを取得するコンテンツリスト取得手段と;
    上記コンテンツ文書に診断規則を適用して診断結果を取得する診断手段と;
    上記診断結果に積算する重み付け係数を取得する重み付け係数取得手段と;
    上記診断結果と上記重み付け係数とに基づいて、上記ウェブサイトの評価値を算出する評価値算出手段と;
    を有することを特徴とするウェブサイト診断装置。
  2. 請求項1において、
    上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の利用頻度に基づいて、重み付け係数を算出する手段であることを特徴とするウェブサイト診断装置。
  3. 請求項1において、
    上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の上記ウェブサイト内におけるファイル構造上の位置に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段であることを特徴とするウェブサイト診断装置。
  4. 請求項1において、
    上記重み付け係数取得手段は、上記コンテンツ文書の更新頻度に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段であることを特徴とするウェブサイト診断装置。
  5. 請求項1において、
    上記重み付け係数取得手段は、上記ウェブサイトを構成する全てのコンテンツ文書中に含まれている上記コンテンツ文書へのリンク数に基づいて、上記重み付け係数を算出する手段であることを特徴とするウェブサイト診断装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のウェブサイト診断装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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