JPH08263547A - 品質管理システム - Google Patents

品質管理システム

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JPH08263547A
JPH08263547A JP6047195A JP6047195A JPH08263547A JP H08263547 A JPH08263547 A JP H08263547A JP 6047195 A JP6047195 A JP 6047195A JP 6047195 A JP6047195 A JP 6047195A JP H08263547 A JPH08263547 A JP H08263547A
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JP
Japan
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test result
product name
product
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Application number
JP6047195A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshizuka
浩二 吉塚
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、製品の品質を管理する品質管理シ
ステムに関し、製品の注文入力に対応して試験依頼票を
自動作成して試験内容を正確に検査部門に依頼し、得ら
れた試験結果を自動判定して試験成績書に設定したり、
ユーザからの要望に応じた試験成績書に変換して自動作
成することを目的とする。 【構成】 製品の品名コードに対応づけて試験内容を設
定した品名マスタと、注文入力に対応して、品名コード
をもとに品名マスタから試験内容を取り出して試験依頼
票に付加し出力して試験依頼する依頼票生成手段とを備
えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品の品質を管理する
品質管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原料を入荷しこれから製品を製造
して所定の試験を行って試験結果を記載した試験成績書
を当該製品に添付して出荷するという一連の工程におい
て、顧客からの製品の注文に応じて、オペレータがこの
製品に対応する試験依頼票を選択して印刷させ、この試
験依頼票と試験対象の製造した製品とを検査部門に渡し
て試験させる。試験して得られた試験結果をこの試験依
頼票に手書きで記入して複写式の試験成績書を作成し、
この試験成績書を製品に添付して出荷する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、製品の注文を受けると、オペレータが当該製品の試
験依頼票を選択して印刷させ、試験結果が得られると当
該試験依頼票に手書きで記入して試験成績書として作成
し、製品に添付していたため、試験成績書をオペレータ
がその都度選択して印刷させる必要が生じてしまうと共
に、試験結果を手書きで試験成績書に移す必要があり、
試験結果の転記ミスや試験依頼票への試験手順が正確に
指示されなかったりするという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
製品の注文入力に対応して試験依頼票を自動作成して試
験内容を正確に検査部門に依頼し、得られた試験結果を
自動判定して試験成績書に設定したり、ユーザからの要
望に応じた試験成績書に変換して自動作成することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の概念ブ
ロック図を示す。図1において、品名マスタ7は、製品
の品名コードに対応づけて試験内容(例えば試験方法お
よび試験日数など)を設定するものである。
【0006】品名別試験項目チェックマスタ8は、製品
の品名コードに対応づけて試験項目に対する評価の上限
値および下限値を設定するものである。試験結果データ
10は、製品の品名コードに対応づけて試験結果を格納
したものである。
【0007】変換テーブル11は、試験結果データ中の
試験項目の試験結果の変換前の表現と変換後の表現とを
対にして設定するものである。依頼票生成手段16は、
品名コードをもとに品名マスタ7から試験内容(例えば
試験方法および試験日数など)を取り出して試験依頼票
に付加したりなどするものである。
【0008】試験評価手段19は、試験結果データ10
に格納された試験結果について、品名別試験項目チェッ
クマスタ8を参照して対応する試験項目に対する評価の
上限値および下限値の範囲外のときに試験項目を強調表
示したりなどするものである。
【0009】項目変換手段20は、変換テーブル11を
参照して試験結果テーブル10の試験項目の試験結果の
変換前の表現を変換後の表現に変換するものである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、依頼票生成手段
16が注文入力に対応して、品名コードをもとに品名マ
スタ7から試験内容(例えば試験方法および試験日数な
ど)を取り出して試験依頼票に付加し出力して試験依頼
するようにしている。
【0011】また、依頼生成手段16が出力された試験
依頼票の同一品名コードの同一ロットが保存しておいた
過去の試験依頼票中に有るか検索し、有のときに過去の
試験結果データ10を検索して所定期間内の試験結果が
あったときに試験を省略して当該試験結果を使用し、一
方、無のときに試験依頼票を出力して試験依頼するよう
にしている。
【0012】また、試験評価手段19が試験結果データ
10に格納された試験結果について、品名別試験項目チ
ェックマスタ8を参照して対応する試験項目に対する評
価の上限値および下限値の範囲外のときに当該試験項目
を強調表示するようにしている。
【0013】この際、試験評価手段19が評価の上限値
および下限値として、製品として認められる上限値およ
び下限値からなる規格値と、当該規格値内で更に厳しい
上限値および下限値からなる管理値とを設け、管理値の
範囲外であって規格値内、および規格値外を区別して強
調表示するようにしている。
【0014】また、項目変換手段20が変換テーブル1
1を参照して試験結果データ10の試験項目の試験結果
の変換前の表現を変換後の表現に変換した試験結果デー
タ10を生成するようにしている。
【0015】従って、製品の注文入力に対応して試験依
頼票を自動作成して試験内容を正確に検査部門に依頼
し、得られた試験結果を自動判定して試験成績書に設定
したり、ユーザからの要望に応じた試験成績書に変換し
て自動作成したりすることを容易に行なうことが可能と
なる。
【0016】
【実施例】次に、図1から図18を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の概念ブロック図を示す。
図1において、端末(発送)1は、回線を介してホスト
23に接続した端末であって、各種発送を指示したりな
どするものである。
【0018】端末(受付)2は、回線を介してホスト2
3に接続した端末であって、ホスト23からの試験の受
け付けなどを行なうものであり、試験を受け付ける受付
手段3などから構成されるものである。
【0019】サーバ4は、製品を管理するものであっ
て、各種データを管理するデータ管理手段5および試験
省略手段6などから構成され、図示の7から14のマス
タやデータやファイルを管理するものである。
【0020】品名マスタ7は、製品の品名コードに対応
づけて、サンプリング指示の有無、試験場所、試験日
数、試験方法などを設定するものである(図9参照)。
品名別試験項目チェックマスタ8は、製品の品名コード
に対応づけて試験項目に対する規格値および管理値のそ
れぞれの上限値および下限値を設定するものである(図
11参照)。
【0021】試験依頼票データ9は、製品の品名コード
に対応づけて試験場所、原体区分、製造方法、試験方法
などを設定するものである(図7参照)。試験結果デー
タ10は、製品の品名コードに対応づけて試験結果を格
納したものである(図13参照)。
【0022】変換テーブル11は、試験結果データ中の
試験項目の試験結果の変換前の表現と変換後の表現とを
対にして設定するものである(図16参照)。試験成績
書マスタ12は、製品の品名コードに対応づけて試験結
果を設定するものである(図17参照)。
【0023】判定ファイル14は、試験依頼番号に対応
づけて品名コードの製品に対する試験の判定結果を設定
するものである(図18参照)。クライアント15は、
サーバ4とLANを介して接続して各種処理を行なうも
のであって、依頼票生成手段16、指示書出力手段1
7、受付手段18、試験評価手段19、および項目変換
手段20などから構成されるものである。
【0024】依頼票生成手段16は、品名コードをもと
に品名マスタ7から試験方法および試験日数などを取り
出して試験依頼票に付加したりなどするものである。指
示書出力手段17は、サンプリング指示書を出力するも
のである(図3を用いて後述する)。
【0025】受付手段18は、各種受付を行なうもので
ある(図3を用いて後述する)。試験評価手段19は、
試験結果データ10に格納された試験結果について、品
名別試験項目チェックマスタ8を参照して対応する試験
項目に対する評価の上限値および下限値の範囲外のとき
に試験項目を強調表示したりなどするものである(図3
を用いて後述する)。
【0026】項目変換手段20は、変換テーブル11を
参照して試験結果データ10の試験項目の試験結果の変
換前の表現を変換後の表現に変換するものである(図
3、図6を用いて後述する)。
【0027】クライアント21は、クライアント15と
同じものであって、LANを介してサーバ4や他のクラ
イアントと接続したものである。端末(出荷)22は、
ホスト23と回線を介して接続したものであって、製品
の出荷業務を行なうものである。
【0028】ホスト23は、回線を介して端末(発送)
1、端末(受付)2、端末(出荷)22などと接続して
全体を統括制御したり、全体のデータを保存したりする
ものである。
【0029】次に、図2の工程流れ図を参照して本発明
の1実施例の全体の流れを説明する。図2は、本発明の
1実施例の工程流れ図を示す。これは、資材を搬入して
製品を製造、および製造した製品の試験を行いその試験
結果を試験成績書にして添付し、出荷するときの一連の
品質管理の工程の流れを説明したものである。以下流れ
に従い説明する。
【0030】図2において、S21は、外販先から製品
の注文を受ける。S22は、S21で付けた注文を端末
から入力する。この際、S22で在庫確認し、有のとき
はS34とS33で試験のためのサンプルを指示してサ
ンプルを採取させたり、更に、S48とS49で出荷を
指示させたりする。
【0031】S25は、S24で製品を製造するための
資材が入荷し、このときの入荷伝票を入力する。S27
は、S23の注文の入力およびS25の資材の入力をも
とに、S26で過去の試験依頼票データ26を参照し、
今回の注文に対する試験依頼票を自動作成して出力(印
刷)する。
【0032】S28は、S26およびS27のよる結果
の受付処理を行なう。S29は、S28の受付処理後
に、製品の試験を行なうためのサンプリグ指示書29を
自動生成して出力(印刷)する。
【0033】S30は、同様に、S28の受付処理後
に、製品の試験を行なうためのサンプリングした製品に
添付するサンプリングラベルを印刷する。S31および
S32は、S29のサプリング指示書をもとに、資材の
サンプリングを行なう。
【0034】S33およびS34は、S29のサプリン
グ指示書をもとに、製品のサンプリングを行なう。S3
5は、資材および製品のサンプルを受け付け、サンプル
ラベルを張り付ける。
【0035】S36は、S35でサンプルラベルを張り
つけたサンプルの試験を実施する。S39は、S37の
分析機器で試験された結果を自動的に収集したり、S3
8で試験結果を検査員が手入力したりし、これらを試験
結果データ10として格納する。
【0036】S40は、S39で格納した試験結果デー
タ10について、品名別試験項目マスタ8をもとに管理
値、規格値の範囲外の試験項目のデータを強調表示した
りする判定処理を行なう。
【0037】S41は、S40の判定処理した結果を判
定ファイル14として保存する。S43、試験結果デー
タをもとに試験成績書を作成したり、あるいはS42で
試験を省略する場合には試験成績書マスタ12から過去
の該当する試験結果データを取り出して試験成績書を作
成したりする。
【0038】S44は、試験結果データを累積する。S
45は、S44で累積した試験結果データをまとめてデ
ータシートして出力(印刷)する。
【0039】S46からS49は、S41の判定ファイ
ルを転送し、バッチ処理を行い、試験成績書を添付した
製品につて、出荷伝票を付けて出荷する。S50からS
53は、S41の判定ファイルを転送し、バッチ処理を
行い、不足しそうな資材の入荷指示を行い倉庫に保管す
る。
【0040】以上の一連の資材の入荷、製品の注文、製
品および資材のサンプリングして試験を実施、試験結果
を自動的に取り込んで試験結果データを生成および自動
判定、判定結果を顧客先の形式に併せて試験成績書を作
成、製品に添付などの一連の品質管理処理を自動的に行
なうことが可能となる。以下図3から図18を用いて順
次詳細に説明する。
【0041】図3は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。図3において、S1は、注文入力する。これ
は、外販先からの製品の注文として、右側に記載した下
記のように入力する。
【0042】・製品の品名:サリチルアミド(防腐剤、
染料、香料用) ・数量 :20kg S2は、品名をキーに試験依頼票を取り出す。これは、
S1で注文入力された製品の品名をキーに、例えば図9
の品名マスタ7から試験依頼票データとして例えば図7
に示すように取り出す(詳細は図4を用いて後述す
る)。
【0043】S3は、S2で取り出した試験依頼票デー
タについて、3ケ月内に同一ロットがあったか判別す
る。これは、後述する図5のフローチャートに示すよう
に、S2で取り出した試験依頼票データについて、過去
3カ月以内に同一品名の同一ロットの試験が既に実施さ
れてその試験結果が試験結果データ10として保存され
ているか判別する。YESの場合には、既に有効な試験
結果データ10が保存されていると判明したので、試験
が不要となり、S11に進む。一方、NOの場合には、
試験が必要と判明したので、S4に進む。
【0044】S4は、品名マスタ7のサンプリング指示
を参照して、サンプリング指示の有無を判別する。有り
と判明した場合には、サンプルを採取する必要があるの
で、S5でサンプリング指示書として例えば図10のサ
ンプリング指示書を出力(印刷)し、S6でサプリング
採取を行い、S7でサンプルラベルを印刷して張り付
け、S8に進む。一方、S4の無しと判明した場合に
は、委託でサンプル持込みと判明したので、S6でその
委託で持ち込まれたサンプルを採取し、S7でサンプル
ラベルを印刷して張り付け、S8に進む。
【0045】S8は、S7でサンプルラベルの張りつけ
られたサンプルを受け付けると共に、サンプル採取者の
氏名を入力および試験環境(例えば試験完了予定日な
ど)を自動的に取り込み設定する。
【0046】S9は、S8で受け付けたサンプルの品名
に対応した試験を実施およびその実施結果を自動入力す
る。S10は、試験結果データ出力する。この際、試験
結果データ10について、数値に対しては上下限値内は
OKとし、それ以外はNGとする。詳述すれば、後述す
る図11の品名別試験項目チェックマスタ例に示すよう
に、 ・管理値の下限値よりも小さく規格値の下限値よりも大
きい範囲 ・管理値の上限値よりも大きく規格値の上限値よりも小
さい範囲 と、 ・規格値の下限値よりも小さい範囲 ・規格値の上限値よりも大きい範囲 とを分け、例えば前者の試験項目の値を黄色で強調表
示、後者の範囲を赤色で強調表示する。
【0047】S11は、判定処理を行なう。これは、試
験内容を確認、例えば数値は強調表示のもの(上記黄色
表示あるいは赤色表示のもの)を確認し、表現について
は内容を確認する。
【0048】S12は、全てのシステムが参照できるよ
うに保存する。これは、図1のクライアント15が全て
のシステムが参照できるように、サーバ4に保存した
り、更に回線を介してホスト23に保存する。
【0049】S13は、試験成績書を出力する。これ
は、S11で判定した試験結果データ10をもとに、例
えば後述する図17の試験成績書マスタ12に示すよう
に試験成績書を出力(印刷)する。
【0050】S14は、データシートを出力する。これ
は、例えば後述する図15に示すような同一品名のロッ
ト番号に対応づけて試験成績書などの内容を整理し見や
すくして出力する。
【0051】S15は、試験項目名と規格内容の変換を
行なう。これは、後述する図6のフローチャートに示す
ように、例えば外販先の試験成績書の内容に変換し、試
験成績書を出力(印刷)する。
【0052】S16は、出荷する。これは、製品に試験
成績書を添付して出荷する。以上によって、注文が入力
されると、試験依頼票データを自動作成し、3ケ月以内
に同一品名の同一ロットの試験結果データが有ったとき
にそのときの試験成績書を添付して出荷し、一方、試験
結果データが無かったときは製品や資材のサンプリング
しこれにサンプルラベルを張りつけて試験依頼データに
サンプル採取者の氏名や試験実施環境を自動設定し、試
験を実施依頼する。試験結果を自動的に取り込んで試験
結果データ10を生成および品名別試験項目チェックマ
スタ8をもとに管理値や規格値の範囲外を強調表示して
管理者に判定を促し、その判定の結果OKとなった試験
結果データについて必要に応じて外販先用に試験内容な
どを変換し、試験成績書を作成して製品に添付して出荷
する。これらにより、注文から試験実施、試験結果デー
タの評価、および試験成績書の作成までの品質を自動的
に管理することが可能となる。
【0053】図4は、本発明の試験依頼票データの生成
フローチャートを示す。これは、図3のS2の詳細フロ
ーチャートである。図4において、S2−1は、品名コ
ードで品名マスタ7を読み込む。これは、右側に記載し
たように、注文を受けた製品が ・製品の品名:サリチルアミド(防腐剤、染料、香料
用) ・数量 :20kg の場合、この品名のコードをもとに、図9の品名マスタ
7を参照し、当該品名コードのレコードの内容を取り込
む。
【0054】S2−2は、品名マスタ7の試験場所を付
加する。これは、S2−1で取り込んだ品名マスタ7の
レコードのうちの、試験場所(1:理化学(原体/原
料)、2:理化学(製品/製剤)、3:生物(ウサギ、
モルモットなど))のいずれかを取り込み、試験依頼票
データに付加、例えば図7の試験依頼票データの先頭の
試験場所に付加する。ここで、1:理化学(原体/原
料)を付加する。
【0055】S2−3は、S2−2で付加した試験依頼
票データ9を作成する。以上によって、製品の注文に対
応して、例えば図7の試験依頼票データ9が自動生成さ
れることとなる。
【0056】図5は、本発明の試験済の判定フローチャ
ートを示す。これは、図3のS3の詳細フローチャート
である。図5において、S3−1は、試験依頼票データ
を検索する。これは、過去に作成して保存しておいた試
験依頼票データについて、図4によって自動作成した試
験依頼票データと同一品名の同一ロットのものがあるか
検索する。
【0057】S3−2は、S3−1の検索の結果、同一
品名の同一ロットの試験依頼票データが過去に作成され
たか判別する。YESの場合には、S3−3に進む。一
方、NOの場合には、終了する(End)。
【0058】S3−3は、S3−2でYESとなった試
験依頼票データについて保存しておいたその試験結果デ
ータの試験日時が3ケ月以内で有効な期間内か判別す
る。YESの場合には、過去3ケ月以内に同一品名で同
一ロットの試験が実施されてその試験結果データが保存
されていると判明したので、S3−5でその試験結果デ
ータをコピーし終了する。一方、NOの場合には、その
試験結果データは有効期限切れであると判明したので、
終了する。
【0059】以上によって、図4で自動生成した試験依
頼票データについて、同一品名かつ同一ロットかつ3ケ
月以内の有効期間内の試験結果データがあった場合、試
験を省略し、その試験結果データをコピーして試験実施
を省略することを自動判定することが可能となる。
【0060】図6は、本発明の変換フローチャートを示
す。これは、図3のS15の詳細フローチャートであ
る。図6において、S15−1は外販用の変換テーブル
11を取り出す。これは、例えば後述する図16の変換
テーブル(外販用)11を取り出す。
【0061】S15−2は、変換テーブル11から1つ
のエントリを取り出し、変換する。これは、例えば図1
6の変換テーブル(外販用)11のおよびからなる
1エントリを取り出し、図14の試験結果データ10の
該当する試験項目“試験測定結果”のフィールドの変換
前の内容“0.005%”(図13参照)を、変換後の
内容“限度内”に変換する。
【0062】S15−3は、終わりか判別する。NOの
場合には、次のエントリを外販用の変換テーブル11か
ら取り出して繰り返す。YESの場合には、終了する。
以上によって、例えば図13の試験結果データ10を図
16の外販用の変換テーブル11を参照して図14の外
販用の試験結果データ10に変換(試験測定結果“0.
005%”を“限度内”に変換)することを自動的に行
なうことが可能となる。
【0063】図7は、本発明の試験依頼票データ例を示
す。これは、製品の品名コードに対応づけて図示の下記
の項目について設定するものである。 ・試験場所 1:理化学(原体/原料) 2:理化学(製品/製剤) 3:生物(ウサギ、モルモットなど) ・棚卸区分 1:最終製品 2:最終製品以外 ・品名コード 1101156(サリチルアミドのコード) ・原体区分 1:原体 2:原体以外 ・試験依頼日 試験を依頼された年月日 ・依頼課 試験依頼元 ・工程コード 製品の製造工程コード ・入荷伝票No. 入荷の伝票番号 ・製造方法 製造方法 ・試験方法 試験法 図8は、本発明の試験依頼票例を示す。これは、図7の
試験依頼票データのうち、注文に合致する形式の試験依
頼票データを取り出し、注文内容を設定して印字した試
験依頼票である。この試験依頼票には、図示の下記の項
目を設定する。
【0064】・品名 :サリチルアミド ・ロットNo:Y001 ・数量 :20kg(荷姿) ・依頼課 :NNNNNNNNNN ・依頼日 :99.99.99 ・工程コード:NNNNN ・入荷伝票No:99999999 ・製造方法 :X-XXXX ・試験方法 :9999 XXXXXXXXXX 図9は、本発明の品名マスタ例を示す。この品名マスタ
7は、図示の下記の項目を設定したものである。
【0065】・品名コード 1101156(サリチルアミドのコード) (注:サリチルアミドは、酸味と甘味を持つ、無色の結
晶で、タンパク質の加水分解によって生じる有機化合
物。用途としては、防腐剤、染料、香料用として使用さ
れる)。
【0066】・サンプリング指示 0:無し(委託) 1:有り(採取) ・試験場所 1:理化学(原体/原料) 2:理化学(製品/製剤) 3:生物(ウサギ、モルモットなど) ・試験日数 試験に要する日数 ・棚卸区分 1:最終製品 2:最終製品以外 ・原体区分 0:原体以外 1:原体 図10は、本発明のサンプリング指示書例を示す。この
サンプリング指示書は、図2のS5で出力(印字)する
ものであって、図示の項目を下記のように設定する。
【0067】 品名 ロットNo 採取量 個数 メーカー名 製変有無 製造年月日 サリチルアミド Y001 500g 1 NN〜NN 無し 99.99.99 図11は、本発明の品名別試験項目チェックマスタ例を
示す。この品名別試験項目チェックマスタ8は、管理値
の上限値、下限値、および規格値の上限値、下限値を図
示の下記のように設定したものである。
【0068】 管理値 規格値 品名 試験項目 上限値 下限値 上限値 下限値 サリチルアミド 純度試験 L1 L2 L3 L4 (アンモニウム) ここで、管理値は、規格値よりも厳しい値としている。
この規格値と管理値を用い、の範囲の試験結果を黄色
で強調表示し、規格値外のの範囲の試験結果を赤色で
強調表示する。
【0069】図12は、本発明のサンプリングラベル例
を示す。これは、既述した図3のS7で印刷したサンプ
リングラベルの例であって、図示の下記の項目を設定す
る。 ・サリチルアミド(品名) ・Y001(ロットNo) ・100g(採取量) ・0001(内部コード):品名、ロット単位の一意の
コードであって、試験実施における分析装置などから入
力するコードで、品名、ロットNoと対応づけている。
【0070】・970202(採取日) 図13は、本発明の試験結果データ例を示す。この試験
結果データ10は、図示の下記の項目を設定する。
【0071】 品名 ロットNO 試験項目 試験内容 試験測定値 試験実施日 サリチルアミド Y001 外観 白色の結晶 − 99年99月99日 純度試験 アンモニウム 0.005% 99年99月99日 図14は、本発明の外販先向けに変換した試験結果デー
タ例を示す。この試験結果データ10は、図16の変換
テーブル11をもとに、図13の試験結果データ10を
変換したものであって、図示の下記の項目を設定する。
【0072】 品名 ロットNO 試験項目 試験内容 試験測定値 試験実施日 サリチルアミド Y001 外観 白色の結晶 − 99年99月99日 純度試験 アンモニウム 限度内 99年99月99日 図15は、本発明のデータシート例を示す。このデータ
シート例は、図3のS14で出力される例であって、図
示の下記の項目を出力する。
【0073】 ・品名:サリチルアミド ・ロットNo Y001 Y002 Y003 ・・・ 試験項目 外観 白色 白色 白色 におい なし なし なし 純度試験 限度内 限度内 限度内 図16は、本発明の変換テーブル例(外販用)を示す。
これは、外販用に試験結果を変換するものであって、図
示の下記の項目を設定する。
【0074】 変換前 変換後 品名 試験項目名 規格内容 試験項目名 規格内容 サリチルアミド 乾燥減量 0.5%以下 − 限度内 図17は、本発明の試験成績書マスタ例を示す。この試
験成績書マスタは、図示の下記の項目を設定する。
【0075】・品名コード 1101156(サリチルアミドのコード) ・段落 成績書に印字する際の開始位置 ・試験No 試験項目番号 ・試験規格 成績書に印字する試験規格 ・表現 成績書に印字する結果を表現内容に置き換える。
【0076】・結果単位 試験結果の単位記号 図18は、本発明の判定ファイル例を示す。この判定フ
ァイル14は、製品の品名の試験の判定結果を設定する
ものであって、図示の下記の項目を設定する。
【0077】・試験依頼No. 試験依頼の受付番号 ・品名コード 1101156(サリチルアミドのコード) ・判定年月日 判定した年月日 ・判定結果 1:適合 2:不適合 3:試験済A
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品の注文入力に対応して試験依頼票を自動作成して試
験内容を正確に検査部門に依頼し、得られた試験結果を
自動判定して試験成績書に作成したり、試験依頼元に併
せた試験成績書を自動作成したりなどする構成を採用し
ているため、注文に応じて試験依頼票を自動作成して検
査部門に間違い無く正確に依頼したり、自動作成した試
験依頼票について既に有効な試験済みを判定して無駄な
重複する試験を回避したり、試験依頼した試験結果を自
動的に取り込んで試験結果データを生成し試験成績書を
自動作成したり、外販先に併せた型式の試験依頼書を自
動作成したりすることができ、注文から出荷までの品質
管理を自動化することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念ブロック図である。
【図2】本発明の1実施例の工程流れ図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の試験依頼票データの生成フローチャー
トである。
【図5】本発明の試験済の判定フローチャートである。
【図6】本発明の変換フローチャートである。
【図7】本発明の試験依頼票データ例である。
【図8】本発明の試験依頼票例である。
【図9】本発明の品名マスタ例である。
【図10】本発明のサンプリング指示書例である。
【図11】本発明の品名別試験項目チェックマスタ例で
ある。
【図12】本発明のサンプリングラベル例である。
【図13】本発明の試験結果データ例である。
【図14】本発明の外販先向けに変換した試験結果デー
タ例である。
【図15】本発明のデータシート例である。
【図16】本発明の変換テーブル例(外販用)である。
【図17】本発明の試験成績書マスタ例である。
【図18】本発明の判定ファイル例である。
【符号の説明】
1:端末(発送) 2:端末(受付) 3:受付手段 4:サーバ 5:データ管理手段 6:試験省略手段 7:品名マスタ 8:品名別試験項目チェックマスタ 9:試験依頼票データ 10:試験結果データ 11:変換テーブル 12:試験成績書マスタ 14:判定ファイル 15、21:クライアント 16:依頼票生成手段 17:指示書出力手段 18:受付手段 19:試験評価手段 20:項目変換手段 22:端末(出荷) 23:ホスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の品名コードに対応づけて試験内容を
    設定した品名マスタと、 注文入力に対応して、品名コードをもとに上記品名マス
    タから試験内容を取り出して試験依頼票に付加し出力し
    て試験依頼する依頼票生成手段とを備えたことを特徴と
    する品質管理システム。
  2. 【請求項2】製品の品名コードに対応づけて試験依頼票
    に基づいて試験された試験結果を保存する試験結果デー
    タと、 上記出力された試験依頼票の同一品名コードの同一ロッ
    トが保存しておいた過去の試験依頼票中に有るか検索
    し、有のときに上記試験結果データを検索して所定期間
    内の試験結果があったときに試験を省略して当該試験結
    果を使用し、一方、無のときに試験依頼票を出力して試
    験依頼する依頼票生成手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の品質管理システム。
  3. 【請求項3】製品の品名コードに対応づけて試験項目に
    対する評価の上限値および下限値を設定する品名別試験
    項目チェックマスタと、 試験依頼票をもとに試験した試験結果を格納する試験結
    果データと、 この試験結果データに格納された試験結果について、上
    記品名別試験項目チェックマスタを参照して対応する試
    験項目に対する評価の上限値および下限値の範囲外のと
    きに当該試験項目を強調表示する試験評価手段とを備え
    たことを特徴とする品質管理システム。
  4. 【請求項4】上記評価の上限値および下限値として、製
    品として認められる上限値および下限値からなる規格値
    と、当該規格値内で更に厳しい上限値および下限値から
    なる管理値とを設け、管理値の範囲外であって規格値
    内、および規格値外を区別して強調表示することを特徴
    とする請求項3記載の品質管理システム。
  5. 【請求項5】試験依頼票をもとに試験した試験項目の試
    験結果を格納する試験結果データと、 この試験結果データ中の試験項目の試験結果の変換前の
    表現と変換後の表現とを対にして設定する変換テーブル
    と、 この変換テーブルを参照して上記試験結果テーブルの試
    験項目の試験結果の変換前の表現を変換後の表現に変換
    した試験結果データを生成して出力する項目変換手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3あるいは請求項4記
    載の品質管理システム。
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JP2008146296A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報提供システム、商品情報提供サーバ、商品情報提供プログラム
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