JP5533874B2 - Gui評価システム、方法およびプログラム - Google Patents

Gui評価システム、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、システムのユーザビリティに関する評価を行うGUI評価システム、GUI評価方法およびGUI評価プログラムに関する。
GUI(Graphical User Interface)では、重要な操作や時間のかかる操作、特に一度操作してしまうと後で復旧することが困難な操作を実行する前に、ユーザに実行の可否を確認し、操作のキャンセルを可能とすることはユーザビリティにおいて重要な要素である。しかし、特に重要でない(復旧が比較的容易な)操作や利用頻度が高い操作に対しても常に確認を行っていると反って操作性を損ねることになる。
このため、実際のシステムの利用状況や業務要件を考慮し、利用頻度が高く、重要性の低い操作については確認ダイアログを表示しないようにする必要があるが、常に利用の状況や業務要件を把握できているとは限らない。そして、利用状況や業務要件が不明確な場合には、操作の重要性が不明確なため、確認ダイアログを表示すべき操作か否か(過剰ではないか)を判定する際に評価者の裁量が多分に影響し、客観的な判定ができない。
例えば、ユーザビリティの評価に関連する第1の技術として、特許文献1に記載されているGUI自動評価装置では、画面設計のガイドを入力し、そのガイドデータを形式的なルールとして蓄積したルールと、評価対象のシステムのGUIオブジェクトのデータをウィンドウごとに属性情報および属性値として記載したGUI情報とをマッチングし、ウィンドウごとにルールとの適合結果を出力する。また、特許文献1には、製品の仕様書やソース、GUI構築ツールなどからGUI情報を生成する手段についても記載されている。
また、関連する第2の技術として、特許文献2に記載されているテスト実行装置では、テストを実行する際にユーザが指定するユーザシーケンスと、ユーザシーケンスが手順通りに実行するために補完される補完シーケンスとを操作データベースに保持する。そして、ユーザシーケンスの実行手順に従ってユーザシーケンスを実行する際に、GUI部の状態を確認し、可能であればユーザシーケンスを実行する。一方、不可能な場合には、適切な補完シーケンスを検索して、補完シーケンスを実行した後にユーザシーケンスを実行することで、規定の操作手順を自動的に実行させるテストを可能とする。
また、関連する第3の技術として、特許文献3に記載されているWeb画面作成ツールおよび用語チェックツールでは、Web画面のソースファイルについて、あらかじめ登録された同音異義語、送り仮名、類義語の表記を誤りやすい用語を用いてチェックを行う。そして、評価対象のWeb画面において、登録されている用語が検出された場合には、その用語に対する修正候補を一覧表示する。
特開平8−241191号公報 特開2004−110267号公報 特開2004−234402号公報
しかし、特許文献1に記載されているGUI自動評価装置では、開発中のプロトタイプや他社製品など仕様書やソースを取得できない場合、GUI情報を手作業で記載する必要があり、このGUI情報を正しく作成すること自体が困難である。また、仕様書が入手できる場合でも、仕様書自体が誤っている可能性もあるため、実際に動作する評価対象のシステムでの評価が必要となる。
また、特許文献2に記載されているテスト実行装置では、規定のユーザシーケンスが正常に実行できたか否かを確認するに過ぎず、シーケンス実行におけるGUI部分やシーケンス自体の評価を行うことはできない。また、特許文献2に記載されているテスト実行装置では、評価対象のシステムにあわせてシーケンスを用意する必要がある。
また、特許文献3に記載されているWeb画面作成ツールおよび用語チェックツールでは、登録されていない用語以外のユーザビリティに関する特性については評価することができない。
以上のことから、一般的なGUIの評価方法では、次のような課題を有する。
ユーザビリティの評価対象とするシステムの利用状況や業務要件が不明確な場合に、確認メッセージを表示すべき操作か否か(過剰ではないか)を、客観的に判定できないことである。また、システムの利用状況や業務要件が明確な場合においても、確認メッセージを表示すべき操作か否かを客観的に判定することは困難であることである。
その理由は、評価者が確認メッセージが表示される操作の重要性を推定した上で、重要性が高いと判断した場合に確認メッセージを表示すべきと判定を行う必要があるが、操作の重要性の算出方法や確認メッセージを表示するか否かの判定基準となる閾値として、客観的かつ共通的な基準となるものは存在せず、評価者の裁量により定められるためである。
また、評価者が確認メッセージが表示される操作の重要性を把握している場合でも、高いか低いかといった大雑把なレベルでの認識に留まり、確認メッセージを表示すべきか否かの明確な基準が規定されていることが無い。その結果、是非の判定は評価者の裁量によるものとなるためである。
そこで、本発明は、GUIの評価において、表示する確認メッセージの妥当性を客観的に判断することができるGUI評価システム、GUI評価方法およびGUI評価プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるGUI評価システムは、GUIのユーザビリティを評価する情報処理装置を備えたGUI評価システムであって、情報処理装置が、評価対象のGUIについて、GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出手段と、作業負荷算出手段が算出した負荷値に基づいて、作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認是非判定手段とを含むことを特徴とする。
本発明によるGUI評価方法は、GUIのユーザビリティを評価するGUI評価方法であって、情報処理装置の作業負荷算出手段が、評価対象のGUIについて、GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出し、情報処理装置の確認是非判定手段が、算出した負荷値に基づいて、作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定することを特徴とする。
本発明によるGUI評価プログラムは、GUIのユーザビリティを評価するコンピュータに適用されるGUI評価プログラムであって、コンピュータに、評価対象のGUIについて、GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する負荷値算出処理と、算出した負荷値に基づいて、作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する妥当性判定処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、GUIの評価において、表示する確認メッセージの妥当性を客観的に判断することができる。
本発明によるGUI評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 作業負荷算出部3が実行する処理例を示す流れ図である 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。 第2の実施形態におけるGUI評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 部品情報入力部201が入出力手段1に出力する、部品情報を指定するための画面例を示す説明図である。 第3の実施形態におけるGUI評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 確認レベル判定部401が保持する重要性(負荷値)と操作頻度とによる判定用マップの例を示す説明図である。 確認レベルが最も高い確認ダイアログの例を示す説明図である。 GUI評価システムの最小の構成例を示すブロック図である。
実施形態1.
次に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の特徴は、GUI評価システムが、作業負荷算出部3と確認是非判定部4とを含むことである。作業負荷算出部3は、評価者の操作に従って指定された作業に用いられるUI部品や画面の種別や数に基づいて、作業のユーザへの負荷の程度を示す負荷値を算出して、確認是非判定部4に出力する。確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力する負荷値を、作業の重要性とみなし、所定の閾値を超えるか否かにより、作業に関する確認メッセージの表示の是非を判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。
なお、本実施形態では、評価対象のシステムを実際に利用する人をユーザといい、GUI評価システムを用いて評価対象のシステムを評価する人を評価者という。
図1は、本実施形態におけるGUI評価システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明による第1の実施形態におけるGUI評価システムは、入出力手段1と、対象作業指定部2と、作業負荷算出部3と、確認是非判定部4とを含む。なお、GUI評価システムは、例えば、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。
入出力手段1は、具体的には、マウスやキーボード等の入力装置と、ディスプレイ装置等の出力装置とによって実現される。入出力手段1は、評価者による入力装置を用いた入力操作に従って、情報を入力する機能と、情報を出力装置に出力する機能とを備えている。
対象作業指定部2は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。対象作業指定部2は、評価者の操作に従って入出力手段1が入力した入力情報に基づいて、重要度の算出対象としたい作業を画面又はUI部品の集合として特定し、特定した画面又はUI部品の集合を、一つの(指定した)作業に関する情報として作業負荷算出部3に出力する機能を備えている。
作業負荷算出部3は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。作業負荷算出部3は、対象作業指定部2から出力される作業に関する情報を参照し、作業に用いられる全ての画面およびUI部品を抽出する機能を備えている。また、作業負荷算出部3は、抽出した各画面においてUI部品ごとに、UI部品の種別(例えば、テキストボックスやリストボックス、ラジオボタンなど)とUI部品の特性(例えば、テキストボックスの行数や近接する参照ボタンの有無、リストボックスの項目数、ラジオボタンの選択肢数など)とに基づいて、UI部品の負荷値を決定する機能を備えている。また、作業負荷算出部3は、同一画面上に含まれるUI部品の負荷値の総和を、その画面を用いて行われる作業の負荷値として算出する機能を備えている。
尚、作業負荷算出部3は、画面間の階層関係を考慮して負荷値を算出するようにしても良い。例えば、作業負荷算出部3は、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、深い階層にある画面の負荷値に規定のウェイトを加算(又は積算)した上で、作業に用いられる全ての画面(又はUI部品)の負荷値の総和を、作業の負荷値として算出し、確認是非判定部4に出力する。
図2は、作業負荷算出部3が実行する処理例を示す流れ図である。
GUIのユーザビリティを評価するために、評価者は、入出力手段1を用いて、評価対象の作業として、画面群Xn(n=1、2、3…)を指定する操作を行う。すると、対象作業指定部2は、評価者の操作に従って、画面群Xn(n=1、2、3…)を指定し、指定した画面群Xn(n=1、2、3…)を作業負荷算出部3に出力する。
次に、作業負荷算出部3は、対象作業指定部2が指定した画面群Xn(n=1、2、3…)から、任意の画面X1を選択する(ステップS1)。
次に、作業負荷算出部3は、選択した画面X1に含まれるUI部品群Ym(m=1、2、3…)から、UI部品Y1を選択する(ステップS2)。
次に、作業負荷算出部3は、選択したUI部品Y1の種別に基づいて、UI部品の特性を参照し、UI部品Y1の負荷値L11を算出する(ステップS3)。
例えば、選択したUI部品の種別がテキストボックスの場合を想定する。この場合、作業負荷算出部3は、一般的なテキストボックス(例えば、行数が一行、初期状態が空欄、自由に入力可)に対して設定された規定負荷値Ltを基準に、行数や初期値が予め入力されているか否か、フォーカス時に入力種別(英数、日本語など)を制御されるか否か、テキストボックスの右横や直下に「参照」ボタンや「カレンダー」ボタンが存在するか否かなどの特性を確認する。そして、作業負荷算出部3は、規定負荷値Ltに規定のウェイトを加減又は積算することで、UI部品の負荷値Lを算出する。
作業負荷算出部3は、例えば、5行のテキストボックスの場合には、負荷値を5Lt(基準値の5倍)と算出し、1行で横に「参照」ボタンを備えるテキストボックスの場合には、負荷値を0.8Ltと算出する。
また、UI部品の種別がリストボックスの場合には、選択可能な項目数が多すぎると、一般的なリストボックスに対して設定された規定負荷値Ll(Ltよりは少ない)に対し、設定される負荷値は、大きくなる。
ラジオボタンやチェックボックス、操作ボタンなど、他のUI部品についても同様に、基準となる負荷値が規定されており、作業負荷算出部3は、同様に規定されているUI部品種別ごとの特性を参照し、UI部品の負荷値を算出する。なお、これらの規定負荷値は、例えば、予めシステム管理者等によって登録される。また、これらの規定負荷値は、例えば、GUIのユーザビリティを評価する際に、評価者によって、登録、更新される。
次に、作業負荷算出部3は、ステップS1で選択した画面に含まれる全てのUI部品について負荷値を算出したか否かを判定する。そして、全てのUI部品について負荷値を算出していないと判定すると、作業負荷算出部3は、ステップS2に処理を移行する。その後、ステップS1で選択した画面に含まれる全てのUI部品について負荷値を算出したと判定するまで、作業負荷算出部3は、ステップS2〜S3の処理を繰り返す。
次に、作業負荷算出部3は、画面X1に含まれる全てのUI部品群Ym(m=1、2、3…)の負荷値L1mの総和を、画面X1の負荷値L1として算出する(ステップS4)。
次に、作業負荷算出部3は、指定された作業に用いられる全ての画面について負荷値を算出したか否かを判定する。そして、全ての画面について負荷値を算出していないと判定すると、作業負荷算出部3は、ステップS1に処理を移行する。
その後、作業負荷算出部3は、指定された作業に用いられる全ての画面群Xn(n=1、2、3…)において、上記処理(ステップS1〜S4)を実施し、各画面の負荷値Lnを算出する。
次に、画面間に階層関係が存在する場合(例えば、指定した画面群の任意の画面で、ユーザがボタンを押下する操作を行うことにより、呼び出される画面が存在する場合)、作業負荷算出部3は、階層の深さに応じて規定のウェイトを加算又は積算して画面の負荷値を算出する。この後、作業負荷算出部3は、全ての指定画面群Xn(n=1、2、3…)の負荷値の総和を作業の負荷値Lとして算出する(ステップS5)。
例えば、ユーザが画面X1に含まれる「詳細」ボタンを押下する操作を行うことで呼び出される画面X2は、階層レベルが2となる。そのため、作業負荷算出部3は、画面X2に含まれるUI部品から算出された画面の負荷値L2に対し、階層の深さに応じて規定されたウェイトである階層ウェイトαを積算した値αL2を最終的な負荷値として算出する。なお、これらの階層ウェイトは、例えば、予めシステム管理者等によって登録される。また、これらの階層ウェイトは、例えば、GUIのユーザビリティを評価する際に、評価者によって、登録、更新される。
確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値を参照し、負荷値を作業の重要度を示す指標とみなし、重要度が所定の閾値を超えるか否かを判定する。そして、閾値を超えない場合には、確認是非判定部4は、確認メッセージが表示することが過剰な確認処理である(問題あり)として判定し、判定結果を入出力手段1に出力する。本実施形態では、作業負荷算出部3が作業の負荷値を算出することで、評価対象の作業の重要度を算出する。
尚、確認是非判定部4は、例えば、作業の内容を示す情報(例えば、ファイルの削除操作や、編集作業のキャンセルなど)を参照し、作業内容に応じた所定のウェイトを用いて、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値に加算又は積算し、重要度を示す指標としても良い。例えば、確認是非判定部4は、ウェイトとして、重み係数等を用いて計算する。
次に、本実施形態の動作例として、作業負荷算出部3と確認是非判定部4とが、評価者の操作に従って指定された評価対象とする作業に用いられる画面についての負荷値を算出し、算出した負荷値に基づいて、確認メッセージを表示すべきか否かを判定する流れについて説明する。
図3は、作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。図3に示すリスト30では、選択行に対し、ユーザが「削除」ボタン31を押下する操作を行った場合に、確認ダイアログ33が表示される。
この場合、評価者は、「削除」ボタン31を押下することで行われる作業(確認ダイアログ33の表示処理やデータの削除処理)を評価するために、入出力手段1を用いて、リスト30で削除対象となる行を復旧(再入力)する作業として、ユーザが「新規登録」ボタン32を押下する操作を行った場合に呼び出される新規登録画面40(図4)を、確認ダイアログ33に対応する作業として指定する操作を行う。
すると、対象作業指定部2は、評価者の操作に従って、「削除」ボタン31を押下する作業に対応する作業として、「新規登録」ボタン32を押下する作業を指定する。
次に、作業負荷算出部3は、対象作業指定部2によって作業として指定された新規登録画面40に含まれるUI部品であるテキストボックス「氏名」とテキストボックス「連絡先」とのそれぞれに対し、負荷値を算出する。
図4に示す例では、いずれのテキストボックスも一行の一般的なものであるため、作業負荷算出部3は、テキストボックスに対して予め設定されている規定負荷値「10」を、そのまま各UI部品の負荷値として算出する。
更に、作業負荷算出部3は、前述の2個のテキストボックスの負荷値を足した値「20」を新規登録画面40の負荷値として算出する。そして、作業負荷算出部3は、算出した負荷値を作業の負荷値として、確認是非判定部4に出力する。
次に、確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力した作業の負荷値「20」を、確認ダイアログ33が確認する事項の重要度を示す指標と見なした上で、所定の閾値「50」と比較する。そして、確認是非判定部4は、負荷値が所定の閾値よりも小さいため、重要性が低い操作に対して確認ダイアログ33を表示しているとして、問題ありと判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
以上のように、本実施形態では、データを削除する操作を実行する際に表示される確認ダイアログが過剰であるか否かを判定するために、対象作業指定部2は、同じデータを復旧(再入力)するための作業(画面)を指定する。そして、作業負荷算出部3は、指定した作業の負荷値を算出する。そして、確認是非判定部4は、算出した負荷値を、確認ダイアログにより確認される事項の重要度を示す指標と見なして、規定の閾値を超えるか否かで、確認ダイアログ33が過剰か否かを判定する。このことによって、評価者の裁量に影響されない客観的な判定を行うことができる。
次に、本実施形態の別の動作例として、作業負荷算出部3と確認是非判定部4とが、評価者の操作に従って評価対象と指定された作業に用いられる画面についての負荷値を算出し、算出した負荷値に基づいて、確認メッセージを表示すべきか否かを判定する流れについて説明する。
図5は、作業に用いられる画面の一例を示す説明図である。図5に示すツリー50では、ユーザが、選択ノードに対して、表示されるコンテキストメニュー51で「削除」を選択する操作を行った場合に、確認ダイアログ52が表示される。
これに対して、ツリー50で削除対象となるノードを復旧(再入力)する作業は、ユーザが、コンテキストメニュー51の「新規作成」を押下する操作を行った場合に呼び出される新規作成画面60(図6)と、新規作成画面60の「詳細設定」ボタン押下する操作を行った場合に呼び出される詳細設定画面70(図7)とを含む。
この場合、評価者は、入出力手段1を用いて、新規作成画面60および詳細設定画面70を確認ダイアログ52に対応する作業として指定する操作を行う。
すると、対象作業指定部2は、評価者の操作に従って、確認ダイアログ52に対応する作業として、新規作成画面60と、詳細設定画面70とを指定する。
次に、作業負荷算出部3は、新規作成画面60に含まれるUI部品群に対して、それぞれ負荷値を算出する。図6に示すテキストボックス「フォルダ名」は、一般的なものである。そのため、作業負荷算出部3は、テキストボックスに対して予め設定されている規定の負荷値「10」をテキストボックス「フォルダ名」の負荷値として算出する。
これに対し、テキストボックス「アイコン」は、1行だが、横に直接入力以外の手段として「参照」ボタンを備えている。そのため、作業負荷算出部3は、規定の負荷値「10」にウェイト「0.8」を積算した値「8」を、テキストボックス「アイコン」の負荷値として算出する。
また、図6に示すテキストボックス「備考」は、行数が5である。そのため、作業負荷算出部3は、規定の負荷値「10」にウェイト「5」を積算した値「50」を、テキストボックス「備考」の負荷値として算出する。
また、図6に示すリストボックス「グループ」は、選択できる項目数が5である。そのため、作業負荷算出部3は、一般的なリストボックスとみなし、リストボックスに対して予め設定されている規定の負荷値「5」を、リストボックス「グループ」の負荷値として算出する。
また、図6に示すラジオボタン「重要度」は、選択できる項目数が3である。そのため、作業負荷算出部3は、一般的なラジオボタンとみなし、ラジオボタンに対して予め設定されている規定の負荷値「3」を、ラジオボタン「重要度」の負荷値として算出する。
また、図6に示すチェックボックス「重要度をサブノードに適用」は、項目数が1である。そのため、作業負荷算出部3は、一般的なチェックボックスとみなし、チェックボックスに対して予め設定されている規定の負荷値「2」を、チェックボックス「重要度をサブノードに適用」の負荷値として算出する。
次に、作業負荷算出部3は、上記の各UI部品に対して算出した負荷値の総和78(10+8+50+5+3+2)を新規作成画面60の負荷値として算出する。
作業負荷算出部3は、同様に、詳細設定画面70に含まれるUI部品群に対して、それぞれ負荷値を算出する。
図7に示すテキストボックス「詳細設定1」は、一般的なものである。そのため、作業負荷算出部3は、テキストボックスに対して予め設定されている規定の負荷値「10」を、テキストボックス「詳細設定1」の負荷値として算出する。
また、図7に示すテキストボックス「詳細設定3」は、行数が3である。そのため、作業負荷算出部3は、規定の負荷値「10」にウェイト「3」を積算した値「30」を、テキストボックス「詳細設定3」の負荷値として算出する。
また、図7に示すリストボックス「詳細設定2」は、選択できる項目数が20である。そのため、作業負荷算出部3は、一般的なリストボックスよりも選択操作に手間がかかるとみなし、リストボックスに対して予め設定されている規定の負荷値「5」にウェイト「2」を積算した値「10」をリストボックス「詳細設定2」の負荷値として算出する。
次に、作業負荷算出部3は、上記の各UI部品に対して算出した負荷値の総和50(10+30+10)に対し、詳細設定画面70の階層レベル(新規作成画面60に比べて階層が1深い)を考慮したウェイト「1.2」を積算した値「60」を詳細設定画面70の負荷値として算出する。
更に、作業負荷算出部3は、新規作成画面60および詳細設定画面70の負荷値の総和138(78+60)を、指定された作業の負荷値として、確認是非判定部4に出力する。
確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力した作業の負荷値「138」を、確認ダイアログ52が確認する事項の重要度を示す指標と見なした上で、所定の閾値50と比較する。そして、負荷値が所定の閾値よりも大きいため、確認是非判定部4は、重要性が高い操作に対して確認ダイアログ52を表示しているとして、問題なしと判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
以上のように、本動作例では、データを削除する操作を実行する際に表示される確認ダイアログが過剰であるか否かを判定するために、対象作業指定部2は、同データを復旧(再入力)するための作業(画面群)を指定する。そして、作業負荷算出部3は、指定した画面の階層構造を考慮した上で、作業の負荷値を算出する。そして、確認是非判定部4は、算出した負荷値を確認ダイアログによって確認される事項の重要度を示す指標と見なして、所定の閾値を超えるか否かで、確認が過剰か否かを判定する。このことによって、評価者の裁量に影響されない客観的な判定が可能となる。
次に、本実施形態の別の動作例として、作業負荷算出部3と確認是非判定部4とが、評価者の操作に従って指定された作業に用いられる画面についての負荷値を算出し、算出した負荷値に基づいて、確認メッセージを表示すべきか否かを判定する流れについて説明する。
図8に示すように、新規作成画面80(図6の新規作成画面60と同じ)では、ユーザが作業を中断する「キャンセル」ボタンを押下する操作を行った場合に、確認ダイアログ81が表示される。
この場合、評価者は、入出力手段1を用いて、ユーザが「キャンセル」ボタンを押下する操作を行うことにより破棄される作業として、新規作成画面80を、確認ダイアログ81に対応する作業として指定する操作を行う。
すると、対象作業指定部2は、評価者の操作に従って、確認ダイアログ81に対応する作業として、新規作成画面80を指定する。
次に、作業負荷算出部3は、対象作業指定部2が指定した新規作成画面80に含まれるUI部品群に対して、それぞれ負荷値を算出する。前述の例と同様、作業負荷算出部3は、新規作成画面80の負荷値を「78」と算出し、これを作業の負荷値として確認是非判定部4に出力する。
確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力した作業の負荷値「78」を、確認ダイアログ81が確認する事項の重要度を示す指標と見なした上で、所定の閾値「50」と比較する。そして、負荷値が所定の閾値よりも大きいため、確認是非判定部4は、重要性が高い操作に対して確認ダイアログ81を表示しているとして、問題なしと判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
以上のように、本動作例では、作業を途中で中断し、そこまでの作業を破棄する際に表示される確認ダイアログが過剰であるか否かを判定するために、対象作業指定部2は、破棄されるデータを入力するための作業(画面)を指定する。そして、作業負荷算出部3は、指定された作業の負荷値を算出する。そして、確認是非判定部4は、算出した負荷値を確認ダイアログにより確認される事項の重要度を示す指標と見なして、所定の閾値を超えるか否かで、確認が過剰か否かを判定する。このことによって、評価者の裁量に影響されない客観的な判定が可能となる。
尚、本実施形態の例で示したUI部品ごとの規定負荷値やウェイトの値、および演算方法については、別の値や演算方法(例えば、加算のかわりに積算など)を用いても構わない。
また、評価者の操作に従って、対象作業指定部2が作業を指定する際に、確認内容(例えば、データ削除に関する確認か、作業の破棄に関する確認か)をあわせて指定可能とし、確認是非判定部4は、確認内容ごとに異なる閾値を保持して、判定を行うようにしても構わない。
また、評価者の操作に従って、対象作業指定部2が作業を指定する際に、画面単位ではなく、例えば、画面内のUI部品単位で指定可能としても構わない。
尚、本実施形態では、評価者の操作に従って、対象作業指定部2が作業に用いられる画面やGUI部品を指定可能とし、これを参照して確認方法の妥当性の判定を行っているが、対象作業指定部2を備えるかわりに、事前に評価対象の作業を特定する情報を保持し、作業負荷算出部3が参照するようにしても構わない。
以上のように、本実施形態におけるGUI評価システムを用いれば、評価者が画面又はUI部品単位で指定した作業について、指定した作業に用いられる画面やUI部品の種別や数により、作業のユーザへの負荷を算出し、これを作業の重要性とみなして所定の閾値を超えるか否かを判定することが可能となる。
その結果、利用状況や業務要件が不明確な場合でも、データ削除時や任意の作業のキャンセル時に、実行確認のメッセージを表示すべきか否かを、評価者の裁量によることなく客観的に判定することができる。すなわち、評価者は、所定の基準に基づいてGUIのユーザビリティを評価することができる。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の特徴は、第1の実施形態の構成に加え、対象作業指定部2が部品情報入力部201を、作業負荷算出部3が部品情報処理部301をそれぞれ備えることである。
部品情報入力部201は、評価者の指定操作に従い、指定された作業に用いられる各UI部品と対応付けて、入力の必要性や操作頻度、入力時に業務上の知見を必要とするか否かなどを示す部品情報を、作業負荷算出部3に出力する機能を備えている。
部品情報処理部301は、部品情報入力部201が出力する各UI部品と対応付けられた部品情報を参照して、UI部品の負荷値を算出する機能を備えている。
本実施形態におけるGUI評価システムの構成例を示すブロック図を図9に示す。以下、第1の実施形態と異なる構成部についてのみ説明する。
部品情報入力部201は、評価者の操作に従って入出力手段1が入力した情報に基づいて、指定された作業に用いられる各UI部品に対し、入力の必要性や操作頻度、入力時に業務上の知見を必要とするか否かなど、利用状況や業務要件に関わる情報を付加し、部品情報として作業負荷算出部3に出力する機能を備えている。
部品情報処理部301は、部品情報入力部201が出力する個々のUI部品と対応付けられた部品情報を参照して、UI部品の負荷値を算出する。
次に、本実施形態の動作例として、指定された作業に用いられるUI部品ごとに部品情報を指定し、これを参照して負荷値を算出し、算出した負荷値に基づいて、確認メッセージを表示すべきか否かを判定する流れについて説明する。
図10は、部品情報入力部201が入出力手段1に出力する、部品情報を指定するための画面例を示す説明図である。
図10に示す画面例は、第1の実施形態で紹介した新規作成画面60(図6)および詳細設定画面70(図7)に関するものある。図10に示すように、画面例では、画面名や部品名、部品の種別、特性などの評価対象とする画面情報から読み取れる情報を表示していることに加え、各UI部品の入力の必須/任意、操作頻度、入力時に業務知識を必要とするか否かといった利用状況や業務要件に関する項目を指定可能としている。
図10に示す例では、例えば、「ノードの作成」画面(新規作成画面60)に含まれるテキストボックス「フォルダ名」は、入力が必須であり、かつ、入力の際に業務知識を必要としないと指定されている。
また、テキストボックス「アイコン」は、入力が必須ではないが、操作頻度が中(低くない)であると指定されている。また、チェックボックス「重要度をサブノードに適用」は、評価者がそのUI部品に関する情報を保持していないため、部品情報が全て不明となっている。
次に、第2の実施形態におけるGUI評価システムの動作について説明する。GUIのユーザビリティを評価するために、評価者は、評価者が入出力手段1を用いて、作業を指定するとともに、作業に用いられる画面の全てUI部品について、評価者が把握できる範囲で部品情報を入力する操作を行う。
すると、部品情報入力部201は、評価者の操作に従って、全てのUI部品について部品情報の入力を行い、入力した部品情報を作業負荷算出部3に出力する。
次に、作業負荷算出部3は、新規作成画面60に含まれるUI部品群に対して、それぞれ負荷値を算出する。この際、部品情報処理部301は、部品情報入力部201が出力する部品情報を参照し、各UI部品の負荷値を補正する処理を行う。
テキストボックス「フォルダ名」は、一般的なものである。そのため、部品情報処理部301は、テキストボックスに対して予め設定されている負荷値「10」とした上で、入力必須であることから規定のウェイト「1」を積算し、さらに、業務知識を不要とすることから規定のウェイト「1」を積算して、結果、負荷値を「10」と補正する。
また、テキストボックス「アイコン」は、1行だが、横に直接入力以外の手段として「参照」ボタンを備えている。そのため、部品情報処理部301は、規定の負荷値「10」にウェイト「0.8」を積算し、更に、入力が任意ではあるが、操作頻度が中であることから規定のウェイト「0.5」を積算する。また、部品情報処理部301は、業務知識を不要とすることから規定のウェイト「1」を積算し、結果、負荷値を4と補正する。
また、テキストボックス「備考」は、行数が5である。そのため、部品情報処理部301は、規定の負荷値「10」にウェイト「5」を積算し、更に、入力が任意で、かつ操作頻度が低いため規定のウェイト「0」を積算し、結果、負荷値を0と補正する。
また、リストボックス「グループ」は、選択できる項目数が5である。そのため、部品情報処理部301は、一般的なリストボックスとみなし、リストボックスに対して予め設定されている負荷値「5」とし、更に入力必須であることから規定のウェイト「1」を積算する。また、部品情報処理部301は、業務知識を必要とすることから規定のウェイト「1.5」を積算し、結果、負荷値を「7.5」と補正する。
また、ラジオボタン「重要度」は、選択できる項目数が3である。そのため、部品情報処理部301は、一般的なラジオボタンとみなし、ラジオボタンに対して予め設定されている負荷値「3」とし、更に入力必須であることから規定のウェイト「1」を積算する。また、部品情報処理部301は、業務知識を必要とすることから規定のウェイト「1.5」を積算し、結果、負荷値を「4.5」と補正する。
また、チェックボックス「重要度をサブノードに適用」は、項目数が1である。そのため、部品情報処理部301は、一般的なチェックボックスとみなし、チェックボックスに対して設定されている負荷値「2」とし、更に、入力の必要性や頻度などが不明なため、規定のウェイト「1」を積算し、結果、負荷値を「2」と補正する。
次に、作業負荷算出部3は、上記の各部品に対して算出した負荷値の総和28(10+4+7.5+4.5+2)を新規作成画面60の負荷値として算出する。
作業負荷算出部3は、同様に、詳細設定画面70に含まれるUI部品群に対して、それぞれ負荷値を算出する。詳細設定画面70のUI部品については、全て入力が任意であり、かつ、操作頻度が低いため、部品情報処理部301は、規定のウェイト「0」を積算し、全てのUI部品の負荷値を「0」と補正する。その結果、作業負荷算出部3は、各部品の負荷値の総和0を詳細設定画面70の負荷値として算出する。
次に、作業負荷算出部3は、新規作成画面60および詳細設定画面70の負荷値の総和28(28+0)を指定された作業の負荷値として、確認是非判定部4に出力する。
次に、確認是非判定部4は、作業負荷算出部3が出力した作業の負荷値「28」を、確認ダイアログ52が確認する事項の重要度を示す指標と見なした上で、規定の閾値「50」と比較する。そして、負荷値が規定の閾値よりも小さいため、確認是非判定部4は、重要性が低い操作に対して確認ダイアログ52を表示しているとして、問題ありと判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
以上のように、本実施形態では、データ削除操作を実行する際に表示される確認ダイアログが過剰であるか否かを判定するために、部品情報入力部201は、同データを復旧(再入力)するための作業(画面群)を構成するUI部品ごとに、入力の必要性や操作頻度、業務知識の必要性などの部品情報を指定可能とする。そして、部品情報処理部301は、指定された部品情報を参照して、各UI部品の負荷値を補正して算出する。このことによって、本実施形態では、GUIのユーザビリティの評価において、より利用状況や業務要件に即した判定が可能となる。
尚、本実施形態では、評価者の操作に従って、対象作業指定部2が作業に用いられる画面やGUI部品を指定可能とし、これを参照して確認方法の妥当性の判定を行っているが、対象作業指定部2を備えるかわりに、事前に評価対象の作業を特定する情報や部品情報を保持し、作業負荷算出部3が参照するようにしても構わない。
以上のように、本実施形態におけるGUI評価システムを用いれば、評価者が画面又はUI部品単位で指定した作業について、指定した作業に用いられる画面やUI部品の種別や数を示す情報に加えて、評価者がUI部品単位で指定した部品情報を参照して、作業のユーザへの負荷値を算出し、これを作業の重要性とみなして所定の閾値を超えるか否かを判定することが可能となる。
その結果、利用状況や業務要件に即したより信頼性の高いかたちで、データ削除時や任意の作業のキャンセル時に、実行確認のメッセージを表示すべきか否かの判定をすることができる。また、利用状況や業務要件が不明確な場合でも、評価者が把握している範囲で部品情報を入力することで、第1の実施形態の構成に比べて、より信頼性の高い結果を得ることができる。
実施形態3.
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の特徴は、第1の実施形態又は第2の実施形態の構成に加え、対象作業指定部2が作業頻度入力部202を、確認是非判定部4が確認レベル判定部401をそれぞれ備えることである。
作業頻度入力部202は、評価者が入力手段1を用いて指定した作業を実行する頻度を入力する操作を行うと、評価者の操作に従って、作業の操作頻度を示す操作頻度情報として出力する機能を備えている。
確認レベル判定部401は、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値と、作業頻度入力部202が出力する作業の操作頻度情報とを参照し、確認ダイアログ表示時のレベル(例えば、アイコンの有無や種類(「?」か「!」かなど)、ボタンフォーカスの初期状態を実行ボタンとすべきか、キャンセルボタンとすべきかなど)の妥当性を判定する機能を備えている。
本実施形態におけるGUI評価システムの構成例を示すブロック図を図9に示す。以下、第2の実施形態と異なる構成部についてのみ説明する。
GUIのユーザビリティを評価するために、評価者は、評価者が入出力手段1を用いて、作業を指定するとともに、作業を実行する頻度を入力する操作を行う。
すると、作業頻度入力部202は、評価者の操作に従って、指定した作業を示す情報とともに、指定した作業を実行する頻度を付加し、作業の操作頻度情報として確認是非判定部4に出力する。
確認レベル判定部401は、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値と、作業頻度入力部202が出力する作業の操作頻度情報とを参照する。そして、確認レベル判定部401は、負荷値と操作頻度とを軸とする平面上における作業の座標を求め、所定の範囲設定に従い、確認レベル(例えば、アイコンの有無や種類(「?」か「!」かなど)、ボタンフォーカスの初期状態を実行ボタンとすべきか、キャンセルボタンとすべきかなど)の妥当性を判定する。
図12は、確認レベル判定部401が保持する重要性(負荷値)と操作頻度とによる判定用マップの例を示す説明図である。図12に示す判定マップでは、作業の負荷値が50以下の場合には、重要性を「低」とし、負荷値が50〜100の場合には、重要性を「中」とし、負荷値が100以上の場合には、重要性を「高」とする。なお、操作頻度については、評価者が「高」「中」「低」のいずれかを選択、指定して決められるものとする。
図12に示す例では、例えば、重要性が「高」で、操作頻度が「低」の場合には、確認ダイアログを表示し、確認ダイアログには「!」マークのアイコンを配置し、かつ、初期状態のボタンフォーカスを「キャンセル」ボタンとすることを妥当としている。
また、図12に示す判定マップでは、重要性および操作頻度がいずれも「中」の場合には、「?」マークのアイコンを配置し、初期状態のボタンフォーカスを「OK」ボタンとすることを妥当としている。また、図12に示す判定マップでは、重要性が低く、操作頻度が高い場合については、確認を行わないことを妥当としている。例えば、重要性が低く、操作頻度が高い場合には、確認ダイアログを表示しないことを妥当としている。
図13は、確認レベルが最も高い確認ダイアログの例を示す説明図である。図13に示す確認ダイアログ130では、「!」マークのアイコン131を配置し、かつ、初期状態のボタンフォーカス132を「キャンセル」ボタンとしている。
次に、本実施形態の動作例として、評価者の操作に従って指定した作業の操作頻度情報と負荷値とを参照し、確認のレベルが妥当か否かを判定する流れについて説明する。
第1の実施形態で紹介した図5に示すツリー50のノードを削除する操作について、評価者が入出力手段1を用いて、操作頻度を「低」と指定するように操作したとする。
第1の実施形態において示した図5の例では、作業の負荷値は138である。確認レベル判定部401は、指定した作業の負荷値が規定値の100以上であることから、重要性を「高」と決定する。
次に、確認レベル判定部401は、操作頻度「低」とあわせて、図12に示す判定マップを参照し、妥当な確認のレベルとして、要確認、アイコン「!」を使用、初期フォーカスが「キャンセル」ボタン、を抽出する。
次に、確認レベル判定部401は、作業に用いられる確認ダイアログ33が、抽出した妥当な確認レベルと異なる(すなわち、アイコン種類および初期フォーカスが異なる)ことから、「問題あり」と判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
また、第2の実施形態において示した例では、指定した作業の負荷値が28となる。この場合、確認レベル判定部401は、作業の負荷値が規定値の50以下であることから、重要性を「低」と決定する。
次に、確認レベル判定部401は、操作頻度「低」とあわせて、図12の判定マップを参照し、妥当な確認レベルとして、要確認、アイコン「?」を使用、初期フォーカスが「OK」ボタン、を抽出する。
次に、確認レベル判定部401は、作業に用いられる確認ダイアログ33が、抽出した妥当な確認レベルと一致することから、「問題なし」と判定し、入出力手段1に判定結果を出力する。その後、入出力手段1は、例えば、表示装置に判定結果を表示するように制御する。
結果、評価者が作業の操作頻度を指定可能とし、重要性(負荷値)に加えて利用頻度を考慮し、妥当とする確認のレベルを変更した判定マップを用いることで、より細やかな確認ダイアログ表示の妥当性の判定が可能となる。
以上のように、本実施形態におけるGUI評価システムを用いれば、評価者が画面又はUI部品単位で指定した作業について、指定した作業の操作頻度をあわせて指定可能とする。また、指定した操作頻度を作業の負荷値とあわせて参照し、作業の重要性(負荷値)と操作頻度との両軸を用いて、作業の座標が規定のどの領域に含まれるかにより、妥当な確認のレベルを決定することで、確認ダイアログ表示のレベルの妥当性を判定することができる。
その結果、確認ダイアログの表示の有無だけでなく、確認ダイアログの表示におけるアイコンの有無や種類、初期フォーカスボタンの位置など、確認レベルの妥当性を細やかに、かつ客観的に判定することが可能となる。
尚、本実施形態では、評価者の操作に従って作業頻度入力部202が作業の操作頻度を指定可能とし、これを参照して確認レベルの判定を行っているが、事前に実際のユーザの操作ログなどを保持し、分析したデータを備えている場合には、これを参照するようにしても構わない。
以下、本発明の前提となる一般的なGUIの評価方法の課題と、本発明による課題の解決手段およびその効果について説明する。本発明の前提として、一般的なGUIの評価方法には、以下の課題がある。
第1の課題は、ユーザビリティの評価対象とするシステムの利用状況や業務要件が不明確な場合に、確認メッセージを表示すべき操作か否か(過剰ではないか)を、客観的に判定できないことである。また、システムの利用状況や業務要件が明確な場合においても、確認メッセージを表示すべき操作か否かを客観的に判定することは困難であることである。
その理由は、評価者が確認メッセージが表示される操作の重要性を推定した上で、重要性が高いと判断した場合に確認メッセージを表示すべきと判定を行う必要があるが、操作の重要性の算出方法や確認メッセージを表示するか否かの判定基準となる閾値として、客観的かつ共通的な基準となるものは存在せず、評価者の裁量により定められるためである。
また、評価者が確認メッセージが表示される操作の重要性を把握している場合でも、高いか低いかといった大雑把なレベルでの認識に留まり、確認メッセージを表示すべきか否かの明確な基準が規定されていることが無い。その結果、是非の判定は評価者の裁量によるものとなるためである。
第2の課題は、第1の課題への対処において、UI部品に関する汎用的な特性にのみ従って該当する作業の負荷値(重要性)を算出した場合、出力される負荷値の信頼性が低くなることである。
その理由は、それぞれのUI部品を用いた入力が必須でない場合や、任意の場合における利用頻度、入力時に何らかの知見を要するか否かなどの情報が、ユーザへの負荷に影響するためである。
第3の課題は、確認ダイアログを表示する際に、アイコンの有無や種類(「?」か「!」かなど)、ボタンフォーカスの初期状態を実行ボタンとすべきか、キャンセルボタンとすべきかなどにより決定される確認のレベルの妥当性を、客観的に判定できないことである。
その理由は、評価者が確認ダイアログが表示される操作の重要性と利用頻度を考慮した上で、重要性が高く、かつ利用頻度が低いものほど、確認のレベルを高くすべきと判定を行う必要があるが、操作の重要性や利用頻度を用いた確認レベルの判定基準として、客観的かつ共通的な基準となるものは存在せず、評価者の裁量により定められるためである。
上記の課題を解決するために、本発明によるGUI評価システムは、以下のような手段を備えている。
第1の課題を解決する本発明のGUI評価システムは、入出力手段1と、対象作業指定部2と、作業負荷算出部3と、確認是非判定部4とを含む。
入出力手段1は、マウスやキーボードなどの入力装置によって実現され、評価者の操作に従って情報を入力する入力手段と、ディスプレイ装置などによって実現される出力手段を備える。
対象作業指定部2は、評価者の操作に従って入出力手段1が入力する情報に従い、重要度の算出対象としたい作業を画面又はUI部品の集合として特定し、一つの作業に関する情報として作業負荷算出部3に出力する。
作業負荷算出部3は、対象作業指定部2から出力される作業に関する情報を参照し、作業に用いられる全ての画面およびUI部品を抽出し、各画面におけるUI部品ごとに、UI部品の種別(テキストボックスやリストボックス、ラジオボタンなど)とUI部品の特性(テキストボックスの行数や近接する参照ボタンの有無、リストボックスの項目数、ラジオボタンの選択肢数など)に従い、UI部品の負荷値を決定し、同画面上に含まれるUI部品の負荷値の総和を画面の負荷値として算出する。
更に、作業負荷算出部3は、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、深い階層にある画面の負荷値に規定のウェイトを加算(あるいは積算)した上で、作業に用いられる全ての画面(あるいはUI部品)の負荷値の総和を、作業における負荷値として算出し、確認是非判定部4に算出する。
確認是品判定部4は、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値を参照し、作業の重要度を示す指標とみなして、重要度が所定の閾値を超えない場合には、確認メッセージが表示することが過剰な確認(問題あり)として判定し、判定結果を入出力手段1に出力する。
このような構成を採用し、評価者が画面又はUI部品単位で指定した作業について、作業に用いられる画面やUI部品の種別や数により、作業のユーザへの負荷を算出し、これを作業の重要性とみなして所定の閾値を超えるか否かを判定することで、第1の課題を解決することができる。
上記の第2の課題を解決する本発明のGUI評価システムは、第1の課題を解決する本発明のGUI評価システムに加え、対象作業指定部2が部品情報入力部201を、作業負荷算出部3が部品情報入力部301をそれぞれ含む。
部品情報入力部201は、評価者の操作に従って入出力手段1が入力する情報に従い、指定作業に用いられるUI部品それぞれに対し、入力の必要性や操作頻度、入力時に業務上の知見を必要とするかなど、利用状況や業務要件に関わる情報を付加し、部品情報として作業負荷算出部3に出力する。
部品情報処理部301は、部品情報入力部201が出力する個々のUI部品と対応づけられた部品情報を参照して、UI部品の負荷値を算出する。
このような構成を採用し、評価者が個々のUI部品について指定した利用状況や業務要件に関する部品情報を参照し、作業に用いられるUI部品の種別や数に加えて、部品情報を用いて作業のユーザへの負荷値を算出し、これを作業の重要性とみなして所定の閾値を超えるか否かを判定することで、第2の課題を解決することができる。
上記の第3の課題を解決する本発明のGUI評価システムは、第1又は第2の課題を解決する本発明のGUI評価システムに加え、対象作業指定部2が作業頻度入力部202を、確認是非判定部4が確認レベル判定部401をそれぞれ含む。
作業頻度入力部202は、評価者の操作に従って入出力手段1が入力する情報に従い、指定作業を実行する頻度を付加し、作業の操作頻度として確認是非判定部4に出力する。
確認レベル判定部401は、作業負荷算出部3が出力する作業の負荷値と、作業頻度入力部202が出力する作業の操作頻度とを参照し、負荷値と操作頻度とを軸とする平面上における作業の座標を求め、所定の範囲設定に従い確認レベルの妥当性を判定する。
このような構成を採用し、評価者が指定した作業の操作頻度を、作業の負荷値とあわせて参照し、作業の重要性(負荷値)と操作頻度との両軸を用いて、作業の座標が規定のどの領域に含まれるかにより確認のレベルの妥当性を決定することで、第3の課題を解決することができる。
上記の課題を解決する手段を備えることによって、本発明によるGUI評価システムは、以下の効果を有するといえる。
第1の効果は、利用状況や業務要件が不明確な場合でも、データ削除時や任意の作業のキャンセル時に、実行確認のメッセージを表示すべきか否かの判定を、評価者の裁量によることなく客観的に実行可能とすることにある。
その理由は、確認メッセージが表示される操作の削除対象となるデータを再入力するための作業やキャンセル前の作業を、評価者が画面又はUI部品群として指定することで、作業に用いられるUI部品や画面の種別や数に基づいて、作業のユーザへの負荷を算出し、これを作業の重要性とみなして規定の閾値を超えるか否かを判定できるためである。
第2の効果は、第1の効果に比べて、より信頼性の高い負荷値を算出可能とすることにある。
その理由は、評価者が個々のUI部品について、利用状況や業務要件に関する部品情報を指定することで、作業に用いられるUI部品の種別や数に加えて、部品情報を用いて作業のユーザへの負荷値を算出し、これを作業の重要性とみなして所定の閾値を超えるか否かを判定できるためである。
第3の効果は、確認ダイアログを表示する際に、確認のレベル(アイコンの有無や種類(「?」か「!」かなど)、ボタンフォーカスの初期状態を実行ボタンとすべきか、キャンセルボタンとすべきかなど)が、操作内容に即した妥当なものか否かを客観的に判定可能とすることにある。
その理由は、評価者が指定した作業の操作頻度を、作業の負荷値とあわせて参照し、作業の重要性(負荷値)と操作頻度との両軸を用いて、作業の座標が規定のどの領域に含まれるかにより確認のレベルの妥当性を決定し、判定基準とできるためである。
このように、本発明によるGUI評価システムによれば、データを削除する操作や編集作業を途中で中断する操作を行う場合に、実行の可否を確認するメッセージ表示の妥当性を評価することができる。
次に、本発明によるGUI評価システムの最小構成について説明する。図13は、GUI評価システムの最小の構成例を示すブロック図である。図13に示すように、GUI評価システムは、最小の構成要素として、作業負荷算出手段10と、確認是非判定手段20とを含む。
最小構成のGUI評価システムでは、作業負荷算出手段10は、評価対象のGUIについて、GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する。そして、確認是非判定手段20は、作業負荷算出手段10が算出した負荷値に基づいて、評価対象の作業に関する確認の方法の妥当性を判定する。
従って、最小構成のGUI評価システムによれば、GUIの評価において、確認メッセージ等を表示することの妥当性を、所定の基準に基づいて、客観的に判断することができる。
なお、本実施形態では、以下の(1)〜(10)に示すようなGUI評価システムの特徴的構成が示されている。
(1)GUI評価システムは、GUIのユーザビリティを評価するGUI評価システムであって、評価対象のGUI(作業)について、GUIに用いられUI部品(例えば、テキストボックスやリストボックス)の属性(例えば、種別や特徴)に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出手段(例えば、作業負荷算出部3によって実現される)と、作業負荷算出手段が算出した負荷値に基づいて、作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定手段(例えば、確認是非判定部4によって実現される)とを含むことを特徴とする。
(2)GUI評価システムにおいて、作業負荷算出手段は、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を作業の負荷値(例えば、重要度)として算出し、確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、作業に関する確認の方法が妥当でないと判定するように構成されていてもよい。
(3)GUI評価システムは、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報を参照し、作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別とUI部品ごとの特徴とに基づいて、UI部品の負荷値を決定し、画面上に含まれるUI部品の負荷値の総和を画面の負荷値とし、作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、作業における負荷値として算出する作業負荷算出手段(例えば、作業負荷算出部3によって実現される)と、作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値に基づいて、作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定手段(例えば、確認是非判定部4によって実現される)とを含むことを特徴とする。
(4)GUI評価システムにおいて、評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、特定した画面又はUI部品の集合を評価対象作業情報として出力する対象作業指定手段(例えば、対象作業指定部2によって実現される)を含むように構成されていてもよい。
(5)GUI評価システムにおいて、確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した負荷値に対し、作業内容(例えば、ファイルの削除操作や、編集作業のキャンセルなど)に関するウェイトを用いて作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、作業に関する確認の方法の妥当性を判定するように構成されていてもよい。
(6)GUI評価システムにおいて、作業負荷算出手段は、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイト(例えば、階層ウェイト)を用いて、負荷値を算出するように構成されていてもよい。
(7)GUI評価システムにおいて、作業負荷算出手段は、評価作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別とUI部品ごとの特徴とに加えて、部品情報に基づいて、UI部品の負荷値を算出する部品情報処理手段(例えば、部品情報処理部301)を含むように構成されていてもよい。
(8)GUI評価システムにおいて、対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度を示す情報を付加し、部品情報として出力する部品情報入力手段(例えば、部品情報入力部201)を含むように構成されていてもよい。
(9)GUI評価システムにおいて、確認是非判定手段は、作業負荷算出部が算出した作業の負荷値と、作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認レベル判定手段(例えば、確認レベル判定部401)を含むように構成されていてもよい。
(10)GUI評価システムにおいて、対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、作業を実行する頻度を示す情報を付加し、作業の操作頻度情報として出力する作業頻度入力手段(例えば、作業頻度入力部202)を含むように構成されていてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)GUIのユーザビリティを評価するGUI評価システムであって、評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出手段と、前記作業負荷算出手段が算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定手段とを含むことを特徴とするGUI評価システム。
(付記2)作業負荷算出手段は、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられるUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を作業の負荷値として算出し、確認是非判定手段は、前記作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の方法が妥当でないと判定する付記1記載のGUI評価システム。
(付記3)少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに基づいて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出する作業負荷算出手段と、前記作業負荷算出手段が算出した前記作業の負荷値に基づいて、前記作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定手段とを含むことを特徴とするGUI評価システム。
(付記4)評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、特定した当該画面又はUI部品の集合を評価対象作業情報として出力する対象作業指定手段を含む付記3記載のGUI評価システム。
(付記5)確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する付記3又は付記4記載のGUI評価システム。
(付記6)作業負荷算出手段は、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、負荷値を算出する付記3から付記5のうちいずれかに記載のGUI評価システム。
(付記7)作業負荷算出手段は、評価作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する部品情報処理手段を含む付記3から付記6のうちいずれかに記載のGUI評価システム。
(付記8)対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度を示す情報を付加し、部品情報として出力する部品情報入力手段を含む付記7記載のGUI評価システム。
(付記9)確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認レベル判定手段を含む付記3から付記8記載のGUI評価システム。
(付記10)対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報として出力する作業頻度入力手段を含む付記9記載のGUI評価システム。
(付記11)GUIのユーザビリティを評価するGUI評価方法であって、評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出し、算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認の方法の妥当性を判定することを特徴とするGUI評価方法。
(付記12)UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を当該GUIの負荷値として算出し、算出した前記作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の方法が妥当でないと判定する付記11記載のGUI評価方法。
(付記13)少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに基づいて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出し、算出した前記作業における負荷値に基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定することを特徴とするGUI評価方法。
(付記14)評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、評価対象作業情報とする付記13記載のGUI評価方法。
(付記15)作業の負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて当該作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する付記13又は付記14記載のGUI評価方法。
(付記16)作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、当該作業の負荷値を算出する付記13から付記15のうちいずれかに記載のGUI評価方法。
(付記17)評価作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する付記13から付記16のうちいずれかに記載のGUI評価方法。
(付記18)評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度に関する情報を付加し、部品情報とする付記17記載のGUI評価方法。
(付記19)作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する付記13から付記18のうちいずれかに記載のGUI評価方法。
(付記20)評価者の指定操作に従って、当該作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報とする付記19記載のGUI評価方法。
(付記21)GUIのユーザビリティを評価するためのGUI評価プログラムであって、コンピュータに、評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出処理と、算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定処理とを実行させるためのGUI評価プログラム。
(付記22)コンピュータに、作業負荷算出処理で、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられるUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を作業の負荷値として算出する処理を実行させ、確認是非判定処理で、算出した前記作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の方法が妥当でないと判定する処理を実行させる付記21記載のGUI評価プログラム。
(付記23)コンピュータに、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を備える評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴を用いて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出する作業負荷算出処理と、算出した前記負荷値に基づいて、前記作業に関する確認の方法の妥当性を判定する確認是非判定処理とを実行させるためのGUI評価プログラム。
(付記24)コンピュータに、評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、評価対象作業情報とする対象作業指定処理を実行させる付記23記載のGUI評価プログラム。
(付記25)コンピュータに、確認是非判定処理で、作業の負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて当該作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する処理を実行させる付記23又は付記24記載のGUI評価プログラム。
(付記26)コンピュータに、作業負荷算出処理で、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、負荷値を算出する処理を実行させる付記23から付記25のうちいずれかに記載のGUI評価プログラム。
(付記27)コンピュータに、作業負荷算出処理で、評価作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する処理を実行させる付記23から付記26のうちいずれかに記載のGUI評価プログラム。
(付記28)コンピュータに、対象作業指定処理で、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度に関する情報を付加し、部品情報とする処理を実行させる付記27記載のGUI評価プログラム。
(付記29)コンピュータに、確認是非判定処理で、作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認の方法の妥当性を判定する処理を実行させる付記23から付記28のうちいずれかに記載のGUI評価プログラム。
(付記30)コンピュータに、対象作業指定処理で、評価者の指定操作に従って、作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報とする処理を実行させる付記29記載のGUI評価プログラム。
以上、実施形態及び実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2009年8月31日に出願された日本特許出願2009−200721を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、コンピュータ上でシステムのユーザビリティ評価を行う作業全般において、指定の作業(画面やUI部品群)におけるユーザ負荷を算出し、これを指定の作業の重要性と見なして、操作実行時の確認の有無やレベルの妥当性評価を行う用途に適用できる。
1 入出力手段
2 対象作業指定部
3 作業負荷算出部
4 確認是非判定部
10 作業負荷算出手段
20 確認是非判定手段
201 部品情報入力部
202 作業頻度入力部
301 部品情報処理部
401 確認レベル判定部

Claims (30)

  1. GUIのユーザビリティを評価する情報処理装置を備えたGUI評価システムであって、
    前記情報処理装置は、
    評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出手段と、
    前記作業負荷算出手段が算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認是非判定手段とを
    含むことを特徴とするGUI評価システム。
  2. 作業負荷算出手段は、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられるUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を作業の負荷値として算出し、
    確認是非判定手段は、前記作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の表示が妥当でないと判定する
    請求項1記載のGUI評価システム。
  3. 少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに基づいて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出する作業負荷算出手段と、
    前記作業負荷算出手段が算出した前記作業の負荷値に基づいて、前記作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認是非判定手段とを
    含むことを特徴とするGUI評価システム。
  4. 評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、特定した当該画面又はUI部品の集合を評価対象作業情報として出力する対象作業指定手段を含む
    請求項3記載のGUI評価システム。
  5. 確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する
    請求項3又は請求項4記載のGUI評価システム。
  6. 作業負荷算出手段は、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、負荷値を算出する
    請求項3から請求項5のうちいずれか1項に記載のGUI評価システム。
  7. 作業負荷算出手段は、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する部品情報処理手段を含む
    請求項3から請求項6のうちいずれか1項に記載のGUI評価システム。
  8. 対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度を示す情報を付加し、部品情報として出力する部品情報入力手段を含む
    請求項4記載のGUI評価システム。
  9. 確認是非判定手段は、作業負荷算出手段が算出した作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認レベル判定手段を含む
    請求項3から請求項8記載のGUI評価システム。
  10. 対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報として出力する作業頻度入力手段を含む
    請求項4記載のGUI評価システム。
  11. GUIのユーザビリティを評価するGUI評価方法であって、
    情報処理装置の作業負荷算出手段が、評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出し、
    前記情報処理装置の確認是非判定手段が、算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する
    ことを特徴とするGUI評価方法。
  12. 作業負荷算出手段が、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を当該GUIの負荷値として算出し、
    確認是非判定手段が、算出した前記作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の表示が妥当でないと判定する
    請求項11記載のGUI評価方法。
  13. 情報処理装置の作業負荷算出手段が、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに基づいて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出し、
    前記情報処理装置の確認是非判定手段が、算出した前記作業における負荷値に基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する
    ことを特徴とするGUI評価方法。
  14. 情報処理装置の対象作業指定手段が、評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、評価対象作業情報とする
    請求項13記載のGUI評価方法。
  15. 確認是非判定手段が、作業の負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて当該作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する
    請求項13又は請求項14記載のGUI評価方法。
  16. 作業負荷算出手段が、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、当該作業の負荷値を算出する
    請求項13から請求項15のうちいずれか1項に記載のGUI評価方法。
  17. 作業負荷算出手段が、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する
    請求項13から請求項16のうちいずれか1項に記載のGUI評価方法。
  18. 対象作業指定手段が、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度に関する情報を付加し、部品情報とする
    請求項17記載のGUI評価方法。
  19. 確認是非判定手段が、作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する
    請求項13から請求項18のうちいずれか1項に記載のGUI評価方法。
  20. 対象作業指定手段は、評価者の指定操作に従って、当該作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報とする
    請求項14記載のGUI評価方法。
  21. GUIのユーザビリティを評価するコンピュータに適用されるGUI評価プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    評価対象のGUIについて、当該GUIに用いられるUI部品の属性に基づいて、作業の負荷の程度を示す負荷値を算出する作業負荷算出処理と、
    算出した負荷値に基づいて、前記作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認是非判定処理とを
    実行させるためのGUI評価プログラム。
  22. コンピュータに、
    作業負荷算出処理で、UI部品の種別及び特徴に基づいて、評価対象のGUIに用いられるUI部品の負荷値を算出し、算出したUI部品の負荷値の総和を作業の負荷値として算出する処理を実行させ、
    確認是非判定処理で、算出した前記作業の負荷値が所定の閾値を超えている場合に、前記作業に関する確認の表示が妥当でないと判定する処理を実行させる
    請求項21記載のGUI評価プログラム。
  23. コンピュータに、
    少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を備える評価対象作業情報を参照し、当該作業に用いられるUI部品ごとに、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴を用いて、当該UI部品の負荷値を決定し、前記画面上に含まれる当該UI部品の負荷値の総和を当該画面の負荷値とし、当該作業に用いられる画面又はUI部品の負荷値の総和を、当該作業における負荷値として算出する作業負荷算出処理と、
    算出した前記負荷値に基づいて、前記作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する確認是非判定処理とを
    実行させるためのGUI評価プログラム。
  24. コンピュータに、
    評価者の指定操作に従って、評価対象とする作業を画面又はUI部品の集合として特定し、評価対象作業情報とする対象作業指定処理を実行させる
    請求項23記載のGUI評価プログラム。
  25. コンピュータに、
    確認是非判定処理で、作業の負荷値に対し、作業内容に関するウェイトを用いて当該作業の重要度を算出し、算出した重要度に基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する処理を実行させる
    請求項23又は請求項24記載のGUI評価プログラム。
  26. コンピュータに、
    作業負荷算出処理で、作業に用いられる画面が複数あり、画面間に階層関係がある場合には、画面の階層関係に関するウェイトを用いて、負荷値を算出する処理を実行させる
    請求項23から請求項25のうちいずれか1項に記載のGUI評価プログラム。
  27. コンピュータに、
    作業負荷算出処理で、少なくとも画面又はUI部品を特定する情報を含む評価対象作業情報に加えて、作業に用いられる個々のUI部品の操作の必要性又は頻度に関する部品情報を参照し、少なくともUI部品の種別と当該UI部品ごとの特徴とに加えて、前記部品情報に基づいて、当該UI部品の負荷値を算出する処理を実行させる
    請求項23から請求項26のうちいずれか1項に記載のGUI評価プログラム。
  28. コンピュータに、
    対象作業指定処理で、評価者の指定操作に従って、指定した作業に用いられるUI部品に対し、操作の必要性又は頻度に関する情報を付加し、部品情報とする処理を実行させる
    請求項24記載のGUI評価プログラム。
  29. コンピュータに、
    確認是非判定処理で、作業の負荷値と、当該作業の操作頻度を示す操作頻度情報とに基づいて、当該作業に関する確認表示の有無の妥当性を判定する処理を実行させる
    請求項23から請求項28のうちいずれか1項に記載のGUI評価プログラム
  30. コンピュータに、
    対象作業指定処理で、評価者の指定操作に従って、作業を実行する頻度を示す情報を付加し、当該作業の操作頻度情報とする処理を実行させる
    請求項24記載のGUI評価プログラム。
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