JP5223409B2 - デジタル無線機、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のフレームから構成されるスーパーフレームの受信に対応するデジタル無線機、制御方法及びプログラムに関するものである。
デジタル通信方式(例:RCR STD -27H)では、フレームとは別にスーパーフレームについて規定している。スーパーフレームは、複数のフレームを順番に配列したものであり、下記の利点がある。
(a)フレーム単位で1つのデータを構成する機能チャネルとスーパーフレーム単位で構成する機能チャネルとの2種類を使用することができ、プロトコルデータの構成に幅が持てる。例えば、速やかに機能する必要があるデータは1フレームに割当て、時間をかけてもよいデータはスーパーフレームに割当てる。
(b)スーパーフレームでは、それを構成する各フレームについて番号に応じた機能チャネルを定義することができ、複数の意味を持つ機能チャネルを使用することができる。例えば自機に対する通信呼出しのフレーム番号をあらかじめ何らかの手順で定めておくことにより、他のフレームの受信を停止した間欠受信ができるようになり、省電力化を図ることができる。
特許文献1は、複数のフレームから構成されるスーパーフレームを送受する無線通信システムを開示する(特許文献1の段落0001及び図1)。該無線通信システムでは、空きチャネルに該当するフレームに、それが属するスーパーフレームにおける順番としてのフレーム番号を挿入して、送受するように取決めている(特許文献1の図4のS404及び図5のS502→S504)。結果、受信機は、スーパーフレームの同期ワードを検出することかできない場合、次のスーパーフレームの同期ワードの受信を待つ代わりに、空きチャネルの番号を利用して、スーパーフレームとの同期を確立することにより、スーパーフレーム同期の確立を早めることができるようになっている(特許文献1の段落0050)。
図11は従来のデジタル無線機における音声再生処理の説明図である。該音声再生処理における処理対象のフレーム及びスーパーフレームの構造については、本発明の実施例についての図2及び図3で詳しく説明するので、ここでは省略して、従来の音声再生処理の主要点について説明する。また,図11の時刻t1〜t8も、本発明の実施例についての後述の図4で定義するとおりであり、ここでは詳細な説明を省略する。
スーパーフレームでは、それを構成する各フレームは、先頭から順番にプロトコルデータの1つの区分と音声データの2つの区分とが配置されている。各スーパーフレームに含まれる音声データのプロトコル手順(たとえばID情報等)は、該スーパーフレームの全フレームからプロトコルデータを収集し、収集したプロトコルデータからレイヤ3の構造を組み立てて取得する必要がある。
受信環境(例:弱電界やフェージング)や、受信機の性能及びユーザ操作(例:チャネル切替タイミング又は電源投入タイミング)等の理由により、受信開始がスーパーフレームの途中となることがある。図11では、受信開始が、第1スーパーフレームの最初とならず、第1スーパーフレームの受信途中の時刻t2となっている。スーパーフレームのプロトコル情報を取得するためには、スーパーフレーム同期が確立した後の最初のスーパーフレームの最後のフレームのプロトコルデータを受信するまで待つ必要があり、図11では、第2スーパーフレームの最後のフレームのプロトコルデータの受信が終了する時刻t7となる。したがって、従来のデジタル無線機では、受信開始時刻t2から時刻t7までの期間の音声データは、再生することなく、破棄している。
特開2007−96567号公報
従来のデジタル無線機では、時刻t2から時刻t7までの受信期間の音声データは破棄され、結果、再生音の頭切れに繋がっている。
特許文献1の通信システムは、空きチャネルがある場合には、それにフレーム番号を挿入して、スーパーフレームの同期を早めることができるが、音声通信のように、空きチャネルが生じなかったり、又は空きチャネルが極めて少なかったりする状況下では、適用が難しい。また、フレームの登録番号が判明しても、該フレームが属しているスーパーフレームのプロトコル手順は依然として不明であり、再生音の頭切れ防止に繋げることは困難である。
本発明の目的は、スーパーフレームの正規プロトコル情報が取得できないことに因る実情報再生の頭切れを抑制することができるデジタル無線機、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、フレーム同期が確立しだい、フレームの実データを順次格納しておき、スーパーフレームの仮プロトコル情報を生成してから、今回の実データから実情報(例:音声)を再生すべきか否かを仮プロトコル情報に基づき判定する。そして、判定が正であれば、格納しておいた実データから実情報を再生することにする。
スーパーフレームのプロトコル情報取得前の実データの再生に適用する仮プロトコル情報は、例えば(a)スーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコル情報、又は(b)所定のフレーム番号のフレームが欠落しているスーパーフレームに対して、その欠落フレームのフレーム番号と同一のフレーム番号のフレームを別のスーパーフレームから補って、フレーム番号順に並べて全部のフレーム番号のフレームを揃えた仮スーパーフレームを構築し、該仮スーパーフレームのプロトコル情報である。
別の本発明によれば、スーパーフレームのプロトコル情報を取得前であっても、フレーム同期後に受信したフレームについて、該フレームから実データを抽出し、実データから実情報を再生する。そして、その後、生成した仮プロトコル情報に基づき実情報の再生を継続するか中止するかを決める。
本発明のデジタル無線機は次のものを備えている。
フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する実データ格納手段、
仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する仮プロトコル情報生成手段、
実情報再生条件を前記仮プロトコル情報から抽出する実情報再生条件抽出手段、及び
前記実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する実情報再生手段。
本発明のデジタル無線機制御方法は次のステップを備えている。
フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する実データ格納ステップ、
仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する仮プロトコル情報生成ステップ、
実情報再生条件を前記仮プロトコル情報から抽出する実情報再生条件抽出ステップ、及び
前記実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する実情報再生ステップ。
本発明のプログラムは、前述のデジタル無線機の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、スーパーフレームの正規のプロトコル情報の取得前にフレーム同期により受信したフレームの実データに対して、所定のプロトコル情報を適用して、再生の可否を判断し、実情報の再生における頭切れを防止することができる。
図1はデジタル無線通信システム10の概略図である。該デジタル無線通信システム10は、1つの基地局11と、複数の移動局12とから構成され、例えばFDMA(周波数分割多重接続:Frequency Division Multiplex Access)方式で基地局11−移動局12間で通信が行われる。移動局12は、例えば車載端末や携帯端末である。
基地局11−移動局12間の通信は、制御用キャリア及び通信用キャリアを用いて行われる。制御用キャリアは全部の移動局12に対して共通に使用され、通信用キャリアは通信中の移動局12ごとに割り当てられる。制御用キャリアには、報知チャネル(BCCH: Broadcast Control Channel)、一斉呼出しチャネル(PCH: Paging Channel)及び信号制御チャネル(SCCH: Signaling Control Channel)が含まれる。
報知チャネルは、基地局11から全移動局12へチャネル構造やシステム構成の情報を送る片方向チャネルである。一斉呼出しチャネルは、基地局11が全移動局12へ向けて同一情報を一斉に送る片方向チャネルである。信号制御チャネルは、基地局11と個別の移動局12との間で情報を送受する双方向チャネルである。
図2はフレームの構造例を示す。該フレームでは、先頭に同期ワードが配置され、3つの区分が順番に該同期ワードに後続する。3つの区分とは、1番目がプロトコルデータの区分、2番目及び3番目の区分が音声データの区分となっている。同期ワードはフレームのデータ同期を取るために使用される。
図3はスーパーフレームの構造例を示す。該スーパーフレームは、図2のフレームを3つ、順番に並べたものから構成されている。説明の便宜上、スーパーフレームを構成する複数のフレームについて、基地局11からの送信順に、すなわちスーパーフレームにおける配置順に第1、第2及び第3を付けて呼ぶとともに、第1〜第3フレームの同期ワード及びフレームデータについても、フレームと同一の番号を付けて呼ぶことにする。
スーパーフレーム同期は、例えばPDC(RCR STD-27)では、(a)先頭のスーパーフレームの同期ワードを他のフレームとは反転した形にしたり、(b)同期バーストと呼ばれる物理チャンネルでフレーム番号の同期を取ったり、(c)レイヤ2以降の処理で、情報要素を解析したりすることにより、行われる。
図4は移動局12における第1の音声再生処理の説明図である。説明の便宜上、スーパーフレームについて基地局11からの送信順に、第1、第2、第3、・・・を付けて呼ぶことにする。
図4において、時刻t1は、基地局11が第1スーパーフレームを送信開始した時刻である。時刻t2は、移動局12が基地局11からの無線信号を受信開始した時刻であり、第1スーパーフレームの第1フレームの途中の時刻となっている。移動局12は、受信電波の弱電界等の理由により、時刻t1より遅れて、時刻t2から受信開始すると、想定している。
時刻t3は移動局12が第1スーパーフレームの第2フレームを受信開始する時刻である。t2−t3の期間では、フレーム同期が確立されていないので、フレームデータを組み立てることができず、フレームデータは破棄することになる。
時刻t4は第1スーパーフレームの第2フレームの同期ワードを検出した時刻である。t4以降、スーパーフレーム同期は未確立であるものの、フレーム同期は確立されているので、フレームデータの組み立てが可能になる。t4以降は、各フレームからフレームデータを組み立てて、該フレームデータの内、音声データをバッファにストアする。フレームのプロトコルデータは、スーパーフレームの全フレームのプロトコルデータが集まらないと、プロトコル情報を抽出できないので、ストアせず、破棄する。
該バッファにおけるデータの読み書きは、FIFO(First-In First-Out)形式で行う。また、該バッファのサイズは、2スーパーフレームの音声データの量と同程度以上が望ましい。
時刻t5は移動局12が第2スーパーフレームを受信開始した時刻である。時刻t6は、移動局12が第2スーパーフレームの同期ワードを検出し、スーパーフレーム同期を確立した時刻である。前述したように、スーパーフレームの同期ワードは、他のフレームとは反転したり、同期バーストにしたりすることにより、フレームの同期ワードとは区別して検出されるようになっている。時刻t6以降は、スーパーフレーム同期が確立されたことにより、スーパーフレームのデータを組み立てることが可能になる。時刻t5以降に受信したフレームについては、そのプロトコルデータはスーパーフレームのデータを組み立てるために使用可能となるので、該プロトコルデータは有効とされる。
時刻t7は、第2スーパーフレームの最後のフレームのプロトコルデータの収集が終了した時刻である。これにより、第2スーパーフレームについての正規のプロトコル情報を生成するための全部のプロトコルデータが揃うので、時刻t7において、それらプロトコルデータから正規のプロトコル情報を生成する。正規のプロトコル情報から音声再生条件を抽出することができる。音声再生条件の具体例は、フレームに含まれる音声データの送信先に自機のIDが含まれていることである。自機が音声再生条件に適合しているならば、時刻t3以降にバッファに蓄積していた音声データをFIFO形式で出力し、音声データに係る音声を時刻t7から移動局12のスピーカより出力する。
これにより、図4の音声再生処理では、従来の図11の音声再生処理に比べて、おおよそスーパーフレームの2つに相当する時間分の再生音の頭切れが防止される。なお、図4の音声再処理では、時刻t3以降の音声データに係る音声を時刻t7から再生開始することになるので、移動局12において、相手無線機から受信した音声がおおよそスーパーフレームの2つに相当する受信時間分、遅れて再生されることになるが、通常の使用では不都合は生じない。
図5は移動局12における第2の音声再生処理の説明図である。時刻t1〜t8の定義は、図4のものと同一である。図5の音声再生処理において、図4の音声再生処理と同一の部分は、説明を省略し、相違点について説明する。
前述の図4の音声再生処理では、時刻t3から時刻t5までのプロトコルデータは、正規のプロトコル情報の生成に繋がらないので、破棄していたのに対し、図5の音声再生処理では、t3以降の受信フレームのプロトコルデータは、バッファにストアして、仮プロトコル情報に生成に使用する。
時刻t10は、第2スーパーフレームの第1フレームの受信が終了した時刻であり、時刻t6と時刻t7との中間の時刻になる。時刻t3から時刻t5までの期間に、第1スーパーフレームの第2及び第3フレームのプロトコルデータ及び音声データがバッファにストアされ、時刻t5から時刻t10までの期間に、第2スーパーフレームの第1フレームのデータがバッファにストアされる。
スーパーフレームの各フレームについて、送信順にフレーム番号1〜3を付けると、t3−t5の期間には第1スーパーフレームについてフレーム番号2,3のフレームを取得し、t5−t10の期間に第2スーパーフレームについてフレーム番号1のフレームを取得し、全体のt3−t10の期間では、時間的に前後に隣接するスーパーフレームをまたがるものの、スーパーフレームについての全部のフレーム番号のフレームが揃うことになる。これらフレームについて、フレーム番号順に並べ替えて、仮スーパーフレームを構築し、該仮スーパーフレームのプロトコルデータを組み立てる。そして、仮スーパーフレームのプロトコルデータから抽出した音声再生条件、例えば送信先IDが自機のIDと一致していることに適合するならば、バッファからFIFO形式で音声データを読出し、該音声データから音声を再生する。
時刻t9は、第2スーパーフレームの第1フレームのプロトコルデータを受信して、仮スーパーフレームのプロトコルデータを組み立て終了した時刻とする。時刻t9は、第2スーパーフレームの第1フレームの受信を終了した時刻t10より早くなる。
仮スーパーフレームでは、フレーム番号順に、第2スーパーフレームの第1フレーム、第1スーパーフレームの第2フレーム、第3フレームと並ぶが、音声データの音声再生順は、仮スーパーフレームにおける並び順ではなく、現実の受信順に、すなわちFIFOのバッファからの出力順に、第1スーパーフレームの第2フレームの音声データ、第1スーパーフレームの第3フレームの音声データ、第2スーパーフレームの第1フレームの音声データの音声となる。
同一のプロトコルデータが、各スーパーフレームで繰り返し利用することがある。この目的は、後から受信可能となったデジタル無線機が、自機のIDを取得できた時点で通信に参入する(後追い参入と呼ばれる)機能を実現するためであり、狭帯域デジタル通信方式規格(ARIB STD-T61)等に見られる。仮プロトコル情報を仮スーパーフレームのプロトコルデータから生成する図5の音声再生処理は、このような同一プロトコルデータをスーパーフレームで繰り返し利用する場合に十分に適用することができる。
なお、仮プロトコル情報に基づく音声再生判断は、同一のプロトコルデータが、各スーパーフレームで繰り返し利用されており、自機宛てのIDが含められている見込みに基づくものであるので、該見込みが外れていることがあり得る。したがって、時刻t7で、第2スーパーフレームのプロトコルデータ、すなわち正規のプロトコル情報を取得しだい、該正規のプロトコル情報から抽出した音声再生条件に係るIDが自機のIDと一致するか否かを検証し、見込みが外れていれば、直ちに音声再生を中止する。
図5の音声再生処理では、前述の図4の音声再生処理に比べて、音声の頭切れを時刻t7から時刻t9へ移行したおおよそ2フレーム分、早めることができる。また、図5の音声再生処理では、音声の出力遅れが、そのフレームを受信した時刻よりおおよそ1スーパーフレームの受信時間分に済ませることができる。
秘密性の高い通信(例:軍事利用通信)以外のビジネスユース等では、音声の頭切れをなくし、かつ少しでも遅延を減らすことのほうが重要であり、また、発生したとしても、フレーム長及びスーパーフレーム長によっては、わずかな時間であるため、図5の音声再生処理はほぼ問題とならない。
図6は移動局12における第3の音声再生処理の説明図である。時刻t1〜t8の定義は図4の時刻t1〜t8と同一である。時刻t10の定義は図5のt10と同一である。図6の音声再生処理では、バッファへのプロトコルデータ及び音声データのストア開始は、図5の音声再生処理と同様に、時刻t3からとなる。
時刻t13は、第1スーパーフレームの第2フレームのデータを組み立てた時刻であり、時刻t4より少しだけ遅れた時刻となる。図6の音声再生処理では、t13以降、フレーム同期によりデータを組み立てることができたフレームについて、フレームの受信順にそれらの音声データから音声を再生する。こうして、図6の音声再生処理では、図5の音声再生処理に比して、音声の再生開始を時刻t9から時刻t13へ移行させたおおよそ1スーパーフレーム分、早めることができる。また、音声データの受信とほぼ同時にその音声を出力することができ、音声出力の遅延を抑制することができる。
しかしながら、第1スーパーフレームの第2及び第3フレームの音声データの再生はスーパーフレームの正規のプロトコル情報の判断に基づくものではないので、自機が音声再生条件に適合していないことが予想される。そこで、時刻t10で、第2スーパーフレームの第1フレームを受信しだい、図5の音声再生処理場合と同様に、仮スーパーフレームを作成し、該仮スーパーフレームのプロトコルデータから音声再生条件を抽出し、見込みが外れていないかを検証する。該音声再生条件に自機が適合していると判断したならば、音声データからの音声の再生を継続し、適合していないと判断したならば、再生を中止する。
時刻t10において、音声の再生継続と判断した場合には、さらに、時刻t7においてスーパーフレームについての正規のプロトコルデータから抽出した音声再生条件に基づき再検証を行う。再検証の結果、音声再生条件に自機が適合していると判断したならば、音声データからの音声の再生を継続し、適合していないと判断したならば、再生を中止する。
図7はデジタル無線機30のブロック図である。デジタル無線機30の具体例は、図4及び図5の音声再生処理機能を装備する移動局12である。デジタル無線機30は、実データ格納手段31、仮プロトコル情報生成手段32、実情報再生条件抽出手段33及び実情報再生手段34を備えている。
実データ格納手段31は、フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する。仮プロトコル情報生成手段32は、仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する。実情報再生条件抽出手段33は、実情報再生条件を仮プロトコル情報から抽出する。実情報再生手段34は、実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する。
実データとは、フレームに含まれる再生対象に係るデータと定義し、プロトコルデータは除外される。前述の移動局12の例では、実データは音声データとなっている。実データは、音声データ以外のメールや画像等のコンテンツデータであってもよい。仮プロトコル情報は、スーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータだけに基づき生成してもよいし(例:図4の音声再生処理)、それ以外のプロトコルデータを加味して、生成してもよい(例:図5の音声再生処理)。
実情報再生条件とは、例えば送信側のデジタル無線機から送られてくる送信先情報に係る条件である。例えば、自機のIDやグループが送信先IDやグループに一致する場合には、実情報再生条件に自機が適合していて、判定が正であるとする。
デジタル無線機30では、スーパーフレームの正規プロトコル情報取得前に受信したフレームの実データを有効利用して、再生音の頭切れを抑制することができる。
好ましくは、仮プロトコル情報生成手段32は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームについての正規プロトコル情報を、正規プロトコル情報取得前に受信したフレームの実データに適用する仮プロトコル情報とする。この具体例は、図4の音声再生処理で説明したものである。図4の音声再生処理では、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームが第2スーパーフレームであり、第2スーパーフレームについてのプロトコル情報を取得した後(例:図4の時刻t7)、該プロトコル情報に係る送信先IDが自機のIDとなっていれば、プロトコル情報取得前のバッファ格納の音声データから音声を再生して、スピーカより出力している。正規のプロトコル情報から実情報再生条件を抽出することにより、見込みの実情報再生条件に係る判定に因る誤再生を抑制することができる。
フレーム同期後でスーパーフレーム同期前の期間におけるスーパーフレームのフレームについて、フレーム同期前のフレームを未取得フレームと呼び、フレーム同期後のフレームを取得フレームと呼ぶことにする。好ましくは、仮プロトコル情報生成手段32は、取得フレームと、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームにおいてフレーム番号が未取得フレームのフレーム番号に一致するフレームとをフレーム番号順に並べて、仮スーパーフレームを構築し、該仮スーパーフレームのプロトコル情報を仮プロトコル情報に設定する。
仮スーパーフレームを構築するデジタル無線機30の具体例は、前述の図5の音声再生処理を実施する移動局12である。図5の音声再生処理では、第1スーパーフレームについて、未取得フレームをフレーム番号1の第1フレーム、取得フレームをフレーム番号2,3の第2及び第3フレームとしている。そして、第2スーパーフレームのフレーム番号1の第1フレームと、第1スーパーフレームのフレーム番号2,3の第2及び第3フレームとをフレーム番号順に並べて、仮スーパーフレームを構築している。
仮スーパーフレームを構築するデジタル無線機30では、実情報再生条件抽出手段33は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームのプロトコルデータを取得した時は、該スーパーフレームのプロトコル情報に仮プロトコル情報を更新する。また、実情報再生条件抽出手段33は更新後のプロトコル情報に基づき実情報再生条件を更新する。これに対して、実情報再生手段34は、更新後の実情報再生条件について自機が適合しているか否かを再判定し、再判定が否であれば実情報の再生を中止する。
仮スーパーフレームのプロトコル情報は、あくまで、正規プロトコル情報から抽出した実情報再生条件の判定が正になるという見込みに立って、行っているので、見込みが外れることがあり得る。最初の正規プロトコル情報は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームのプロトコルデータを入手した時に取得できるので、該プロトコルデータを入手しだい、該プロトコルデータを基にした正規プロトコル情報を生成し、さらに、該正規プロトコル情報から抽出した実情報再生条件についての判定を行って、見込みが正しいかを検証する。そして、検証の結果、見込みが外れていたならば、直ちに実情報の再生を中止する。見込みが外れていたと検証されても、実情報を誤って再生した期間は短いので、悪影響は少なく、それよりも、見込みが正しかった場合における受信開始時の再生音等の頭切れ防止の利点の方がはるかに大きい。
図8はデジタル無線機40のブロック図である。デジタル無線機40の具体例は、図6の音声再生処理を実施する機能を装備する移動局12である。デジタル無線機40は、フレームデータ組み立て手段41及び実情報再生手段42を備えている。デジタル無線機40は、さらに、仮プロトコル情報生成手段45及び実情報再生条件抽出手段46を備えることができる。
フレームデータ組み立て手段41は、スーパーフレーム同期前のフレーム同期後から受信フレームについてそのデータを組み立てる。実情報再生手段42は、データを組み立てたフレームの実データから実情報を再生する。
デジタル無線機40では、プロトコル情報を考慮せずに直ちにフレームの実データから実情報を再生する。これにより、スーパーフレーム同期前の実情報の欠落による受信初期時の実情報再生の頭切れを防止するとともに、実情報を受信してから再生するまでの遅れを抑制することができる。
好ましくは、仮プロトコル情報生成手段45は、取得フレームと、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームにおいてフレーム番号が未取得フレームのフレーム番号に一致するフレームとをフレーム番号順に並べて、仮スーパーフレームを構築し、該仮スーパーフレームのプロトコルデータから仮プロトコル情報を生成する。実情報再生条件抽出手段46は、実情報再生条件を仮プロトコル情報から抽出する。これに対して、実情報再生手段42は、実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が否であれば実データからの実情報の再生を中止する。
デジタル無線機40では、プロトコル情報を考慮せずに直ちにフレームの実データから実情報を再生するが、これは、正規のプロトコル情報から抽出した実情報再生条件に自機が適合しているという見込みで、正規プロトコル情報の取得に先立ち、実情報を再生するものである。したがって、仮スーパーフレームのプロトコル情報を取得しだい、該仮スーパーフレームのプロトコル情報から抽出した実情報再生条件に自機が適合しているか否かの判定を行って、見込みの当て外れを確認し、これにより、見込みが外れた場合の実情報再生期間を最小限に押さえ込むことができる。
好ましくは、仮プロトコル情報生成手段45は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームのプロトコルデータを取得した時は、該スーパーフレームのプロトコル情報に仮プロトコル情報を更新する。また、実情報再生条件抽出手段46は更新後のプロトコル情報に基づき実情報再生条件を更新する。これに対し、実情報再生手段42は、更新後の実情報再生条件について自機が適合しているか否かを再判定し、再判定が否であれば実情報の再生を中止する。
こうして、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームのプロトコル情報、すなわち正規プロトコル情報を取得しだい、正規プロトコル情報に係る実情報再生条件についての再判定が行われ、再判定が否であれば、実データからの実情報の再生が中止されるので、見込み違いによる実情報の再生期間を十分に短く抑えることができる。
図9はデジタル無線機制御方法50のフローチャートである。デジタル無線機制御方法50はデジタル無線機30(図7)に適用される。
S51では、フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する。S52では、仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する。S53では、実情報再生条件を仮プロトコル情報から抽出する。S54では、実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する。
S51〜S54の処理は、デジタル無線機30(図5)の実データ格納手段31〜実情報再生手段34の機能にそれぞれ対応している。したがって、実データ格納手段31〜実情報再生手段34の機能について述べた具体的態様はS51〜S54の処理についての具体的態様としても適用可能である。
図10はデジタル無線機制御方法60のフローチャートである。デジタル無線機制御方法60はデジタル無線機40(図8)に適用される。
S61では、スーパーフレーム同期前のフレーム同期後から受信フレームについてそのデータを組み立てる。S62では、データを組み立てたフレームの実データから実情報を再生する。
S61,S62の処理は、デジタル無線機40(図8)のフレームデータ組み立て手段41及び実情報再生手段42の機能にそれぞれ対応している。したがって、フレームデータ組み立て手段41及び実情報再生手段42の機能について述べた具体的態様はS61,S62の処理についての具体的態様としても適用可能である。
デジタル無線機制御方法60では、また、デジタル無線機40の仮プロトコル情報生成手段45及び実情報再生条件抽出手段46の機能に対応する処理を実行するステップを適宜、追加可能である。仮プロトコル情報生成手段45及び実情報再生条件抽出手段46に対応するステップは、S62の前に挿入される。デジタル無線機40において、仮プロトコル情報生成手段45及び実情報再生条件抽出手段46の機能について述べた具体的態様はS61,S62の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータをデジタル無線機30又はデジタル無線機40の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、デジタル無線機制御方法50又はデジタル無線機制御方法60の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、当業者の自明の範囲内で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
デジタル無線通信システムの概略図である。 フレームの構造例を示す図である。 スーパーフレームの構造例を示す図である。 移動局における第1の音声再生処理の説明図である。 移動局における第2の音声再生処理の説明図である。
移動局における第3の音声再生処理の説明図である。 デジタル無線機のブロック図である。 別のデジタル無線機のブロック図である。 デジタル無線機制御方法のフローチャートである。 別のデジタル無線機制御方法のフローチャートである。 従来のデジタル無線機における音声再生処理の説明図である。
符号の説明
30:デジタル無線機、31:実データ格納手段、32:仮プロトコル情報生成手段、33:実情報再生条件抽出手段、34:実情報再生手段、40:デジタル無線機、41:フレームデータ組み立て手段、42:実情報再生手段、45:仮プロトコル情報生成手段、46:実情報再生条件抽出手段、50:デジタル無線機制御方法、60:デジタル無線機制御方法。

Claims (6)

  1. フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する実データ格納手段、
    仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する仮プロトコル情報生成手段、
    実情報再生条件を前記仮プロトコル情報から抽出する実情報再生条件抽出手段、及び
    前記実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する実情報再生手段、
    を備えることを特徴とするデジタル無線機。
  2. 前記仮プロトコル情報生成手段は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームについての正規プロトコル情報を、正規プロトコル情報取得前に受信したフレームの実データに適用する前記仮プロトコル情報に設定することを特徴とする請求項1記載のデジタル無線機。
  3. フレーム同期後でスーパーフレーム同期前の期間におけるスーパーフレームのフレームについて、フレーム同期前のフレームを未取得フレームと呼び、フレーム同期後のフレームを取得フレームと呼ぶことにし、
    前記仮プロトコル情報生成手段は、取得フレームと、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームにおいてフレーム番号が未取得フレームのフレーム番号に一致するフレームとをフレーム番号順に並べて、仮スーパーフレームを構築し、該仮スーパーフレームのプロトコル情報を前記仮プロトコル情報に設定することを特徴とする請求項1記載のデジタル無線機。
  4. 前記仮プロトコル情報生成手段は、スーパーフレーム同期後の最初のスーパーフレームのプロトコルデータを取得した時は、該スーパーフレームのプロトコル情報に前記仮プロトコル情報を更新し、
    前記実情報再生条件抽出手段は前記更新後のプロトコル情報に基づき実情報再生条件を更新し、
    前記実情報再生手段は、更新後の実情報再生条件について自機が適合しているか否かを再判定し、再判定が否であれば実情報の再生を中止することを特徴とする請求項3記載のデジタル無線機。
  5. フレーム同期以降に受信したフレームについてその実データを格納する実データ格納ステップ、
    仮プロトコル情報をスーパーフレーム同期後のスーパーフレームのプロトコルデータに基づき生成する仮プロトコル情報生成ステップ、
    実情報再生条件を前記仮プロトコル情報から抽出する実情報再生条件抽出ステップ、及び
    前記実情報再生条件に自機が適合しているか否かを判定し、判定が正であれば実データから実情報を再生する実情報再生ステップ、
    を備えることを特徴とするデジタル無線機制御方法。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のデジタル無線機の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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