JP5223119B2 - エアバッグ装置付きステアリングホイール - Google Patents

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Description

本発明は、車両等の乗り物に前方から衝撃が加わった場合に、その衝撃から運転者を保護するためのエアバッグ装置を備えたエアバッグ装置付きステアリングホイールに関するものである。
車両等の乗り物では、前突等により前方から衝撃が加わった場合に、その衝撃から運転者を保護する必要があることから、操舵装置の一部を構成するステアリングホイールとして、その中央部分にエアバッグ装置を組込んだものを採用することが広く行われている。
例えば、特許文献1には、エアバッグ装置、バッグカバー及び加飾部材(意匠部材)を備えた車両用のエアバッグ装置付きステアリングホイールが記載されている。このエアバッグ装置は、膨張用ガスにより、運転者側である後側へ向けて膨張するエアバッグを有する。バッグカバーは、エアバッグを取り囲み、かつ自身の外側面に、同外側面に交差する段差面を有する筒状壁部と、筒状壁部を後側から塞ぐ蓋部とを備える。加飾部材は、筒状壁部の段差面よりも後側部分を取り囲んだ状態でバッグカバーに装着されている。
上記構成のエアバッグ装置付きステアリングホイールでは、前突等により車両に前方から衝撃が加わると、エアバッグに膨張用ガスが供給される。この膨張用ガスによりエアバッグが膨張し、蓋部が押圧されて、破断予定部において複数の扉部に破断される。各扉部は、自身のヒンジ部を支点として外側へ開く。扉部毎のヒンジ部の少なくとも1つは、筒状壁部の扉部との境界部よりも前側に設けられたボトムヒンジ部によって構成されている。そして、各扉部間に生じた開口を通じてエアバッグが後方へ膨張展開する。運転者とステアリングホイールとの間に膨張したエアバッグが介在し、このエアバッグが運転者を衝撃から保護する。
さらに、上記エアバッグ装置付きステアリングホイールでは、バッグカバーにおいて、扉部がボトムヒンジ部を支点として外側へ開こうとする力(開裂力)を利用して、そのバッグカバーの周りの加飾部材も破断させて外側へ開かせる(開裂させる)ようにしている。すなわち、加飾部材においてボトムヒンジ部に対応する箇所が、同ボトムヒンジ部よりも後側に設けられている。そのため、ボトムヒンジ部を支点として扉部が開く途中で加飾部材と干渉し、同扉部の開裂力により加飾部材が開かれる。そして、この加飾部材の破断(開裂)により、ボトムヒンジ部を支点とする扉部がより大きく開く。各扉部間により大きな開口が形成され、エアバッグの膨張可能な領域が拡大する。
特開2003−220956号公報
ところが、上記特許文献1に記載されたエアバッグ装置付きステアリングホイールでは、破断した加飾部材が飛散しないよう別の方策(対策)をとらなければならない。また、加飾部材には、単にバッグカバー周りを装飾するだけでなく、バッグカバーに追従して破断することが求められることとなり、その破断機能の分、バッグカバーに使用可能な材料の種類が大きく制限される問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、加飾部材が飛散したり、加飾部材に使用可能な材料の種類が大きく制限されたりするのを抑制しつつ、ボトムヒンジ部を支点とする扉部を大きく開かせることのできるエアバッグ装置付きステアリングホイールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、膨張用ガスにより、運転者側である後側へ向けて膨張するエアバッグと、前記エアバッグを取り囲み、かつ自身の外側面に、同外側面に交差する段差面を有する筒状壁部、及び前記筒状壁部を後側から塞ぐ蓋部を備えるバッグカバーと、挿通孔を有し、かつ同挿通孔の内壁部において、前記筒状壁部の前記段差面よりも後側部分を取り囲み、さらに自身の少なくとも後側の面に装飾の施された加飾部材とを備え、膨張する前記エアバッグにより前記蓋部を複数の扉部に破断させ、ヒンジ部を支点として各扉部を開かせるようにしたエアバッグ装置付きステアリングホイールであって、前記蓋部は、上側の扉部と下側の扉部に仕切られ、前記下側の扉部の前記ヒンジ部は、前記筒状壁部の同扉部との境界部近傍に設けられた通常ヒンジ部により構成されるとともに、前記内壁部の前記通常ヒンジ部に対応する箇所が、同通常ヒンジ部の前側近傍に設けられており、前記上側の扉部の前記ヒンジ部は、前記筒状壁部の同扉部との境界部よりも前側に設けられたボトムヒンジ部により構成されるとともに、前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所が、同ボトムヒンジ部よりも前側に設けられていることを要旨とする。
上記の構成によれば、エアバッグの非膨張時には、加飾部材が筒状壁部を取り囲んで、バッグカバーの周りを装飾する。
また、筒状壁部の段差面は、加飾部材の内壁部が当接されることにより、同加飾部材の前方への動きを規制する。
乗り物に対し前突等による衝撃が加わると、膨張用ガスがエアバッグに供給される。この膨張用ガスにより、エアバッグが後側(運転者側)へ向けて膨張する。この膨張するエアバッグにより、バッグカバー、特に蓋部に押圧力が加わり、同蓋部が複数の扉部に破断される。破断された各扉部は、同扉部毎のヒンジ部を支点として外側へ開く。
この際、ヒンジ部がボトムヒンジ部によって構成された扉部は、筒状壁部の扉部との境界部よりも前側の箇所を支点として開く。そのため、筒状壁部の扉部との境界部にヒンジ部を設け、このヒンジ部を支点として開く場合に比べ、扉部はより前方、すなわち運転者から前側へ遠ざかった領域で開く。このとき、内壁部のボトムヒンジ部に対応する箇所が、同ボトムヒンジ部よりも前側に位置している。そのため、加飾部材は、扉部が開く動作の妨げとなりにくい。従って、加飾部材との干渉が原因で、扉部の開き具合が小さくなることが起こりにくい。ボトムヒンジ部に本来の機能を発揮させつつ、扉部を外側へ大きく開かせることが可能である。
また、扉部を大きく開かせるために加飾部材が破断されないため、加飾部材が飛散することがないし、加飾部材に使用可能な材料の種類が大きく制限されることもない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記加飾部材における前記挿通孔の周りの一部には、他部よりも幅が狭く、かつ前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所を含む幅狭部が形成され、前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所が、前記ステアリングホイールの回転軸線に交差する面上に形成される一方、同箇所の両端部分が、同面に交差する別の面上に形成された連結部を介して、前記通常ヒンジ部に対応する箇所に繋がっていることを要旨とする。
上記の構成によれば、幅狭部は、加飾部材における挿通孔周りの他部よりも幅が狭く、強度が低い。これに伴い、幅狭部に含まれ、かつ内壁部のボトムヒンジ部に対応する箇所も強度が低い。しかし、内壁部のボトムヒンジ部に対応する上記箇所がステアリングホイールの回転軸線に交差する面上に形成されているのに対し、同箇所の両端部分が、同面に交差する別の面上に形成された連結部を介して、通常ヒンジ部に対応する箇所に繋がっている。このように、内壁部のボトムヒンジ部に対応する箇所と連結部とが異なる面上に形成されていることから、内壁部のボトムヒンジ部に対応する箇所の剛性は、その箇所と連結部とが同一の面上に形成されている場合よりも高くなる。
従って、前突等により前傾しようとする運転者の前方へ向かう押圧力が、膨張展開したエアバッグ、及びボトムヒンジ部を支点として開いた扉部を通じて、内壁部のボトムヒンジ部に対応する箇所に伝わっても、幅狭部が破断しにくい。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記加飾部材は、前記バッグカバーの前記ステアリングホイールへの固定後に、同バッグカバーの後方から、前記筒状壁部の前記段差面よりも後側部分に装着されるものであることを要旨とする。
上記の構成によれば、加飾部材がバッグカバーに装着された状態では、加飾部材が、筒状壁部の外側面に交差する段差面よりも後側に位置する。すなわち、ステアリングホイールを後方から見た場合には、加飾部材における挿通孔の内壁部が段差面上に重なる。そのため、ステアリングホイールの構成部材のうち、筒状壁部の外側であって、加飾部材よりも前方に位置するものが、上記の段差面上に重なる加飾部材によって隠される。この隠されるものの中には段差面も含まれる。こうしてバッグカバーの一部が加飾部材によって隠される分、同バッグカバーにおいて運転者側から視認される部分が小さくなる。このことは、ステアリングホイールをスポーティなデザインとするうえで有効である。
なお、上記請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明における加飾部材としては、請求項に記載の発明によるように、少なくとも主要部が硬質の合成樹脂により形成されたものを用いることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記加飾部材の少なくとも後側の面にメッキが施されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、加飾部材の少なくとも後側の面に形成されたメッキの層が金属光沢を発する。そのため、ステアリングホイールがよりスポーティなものとなる。
請求項6に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記幅狭部はU字状の断面を有することを要旨とする。
上記の断面形状を有することにより、平板状をなすものに比べ幅狭部の剛性が高くなり、請求項5に記載の発明の効果がより一層得られやすくなる。
本発明のエアバッグ装置付きステアリングホイールによれば、加飾部材が飛散したり、加飾部材に使用可能な材料の種類が大きく制限されたりするのを抑制しつつ、ボトムヒンジ部を支点とするバッグカバーの扉部を大きく開かせることができる。
本発明を具体化した一実施形態におけるステアリングホイールを示す正面図。 図1のステアリングホイールを矢印A方向から見た状態を示す側面図。 図1のB−B線に沿ったステアリングホイールの断面構造を示す断面図。 図1のC−C線に沿ったステアリングホイールの断面構造を示す断面図。 図1のステアリングホイールにおけるバッグカバーを示す正面図。 図1のステアリングホイールにおける加飾部材を示す正面図。 バッグカバー及び加飾部材をそれぞれ右側方から見た状態を示す側面図。 バッグカバー及び加飾部材をそれぞれ上方から見た状態を示す平面図。 図4の状態からバッグカバーの蓋部が破断されて、各扉部が開かれた状態のステアリングホイールを示す部分断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2の少なくとも一方に示すように、車両の運転席よりも前方(図2の右方)には、回転軸線Lを中心として回転するステアリングシャフト(操舵軸)11が、運転席側(図2の左側)ほど高くなるように傾斜した状態で配設されている。ステアリングシャフト11の後端部には、本実施形態のステアリングホイール13が一体回転可能に取付けられている。ステアリングホイール13は、リム部(ハンドル部、リング部と呼ばれることもある)14、パッド部15及びスポーク部16を備えている。リム部14は、上記ステアリングシャフト11を中心とした略円環状をなしている(図1参照)。ステアリングシャフト11が上記のように傾斜していることから、リム部14もまた下側ほど運転席に近づくように傾斜している(図2参照)。
パッド部15は、リム部14によって囲まれた空間に配置されている。パッド部15の前側部分はロアカバー17によって構成されている。スポーク部16は、リム部14及びパッド部15を連結するものであり、複数本(ここでは3本)設けられている。
なお、本実施形態では、ステアリングホイール13の各部について説明する際には、ステアリングシャフト11の回転軸線Lを基準とする。この回転軸線Lに沿う方向をステアリングホイール13の「前後方向」といい、回転軸線Lに直交する面に沿う方向のうち、ステアリングホイール13の起立する方向を「上下方向」というものとする。従って、ステアリングホイール13の前後方向及び上下方向は、車両の前後方向(水平方向)及び上下方向(鉛直方向)に対し若干傾いていることとなる。
また、リム部14における周方向の位置を特定するために、本実施形態では、車両が直進しているときの状態、すなわち中立状態を基準に、「上」、「下」、「左」、「右」を規定するものとする。
図3及び図4の少なくとも一方に示すように、ステアリングホイール13の上記構成部材(リム部14、パッド部15、スポーク部16)の各内部には、鉄、アルミニウム、マグネシウム、又はこれらの合金等によって形成された芯金20が配設されている。芯金20はステアリングホイール13の骨格部分をなすものであり、略円環状のリング部芯金21と、リング部芯金21の略中心部分に位置するボス部芯金22と、リング部芯金21及びボス部芯金22を連結するスポーク部芯金23とを備えている。
そして、上記の構成を有する芯金20は、ボス部芯金22において上記ステアリングシャフト11の後端に一体回転可能に取り付けられている。なお、芯金20では、リング部芯金21と、各スポーク部芯金23のリング部芯金21寄りの箇所とが、軟質樹脂等からなる被覆部24によって被覆され、さらにその外側に皮革等からなる表皮25が被せられている。
芯金20において、ボス部芯金22の全体と、各スポーク部芯金23のボス部芯金22寄りの箇所とは、上記パッド部15のロアカバー17によって覆われている。ロアカバー17は、硬質樹脂等によって板状に形成されており、ビス等の締結部材(図示略)によって芯金20に締付け固定されている。
上記パッド部15の内部には、エアバッグ装置30が配設されている。エアバッグ装置30は、バッグホルダ33と、このバッグホルダ33に対しそれぞれ組付けられたエアバッグ31及びインフレータ32とを備えている。バッグホルダ33には、車両に設けられたホーン装置(図示略)を作動させるための複数のホーンスイッチ機構34(図4参照)が取付けられている。そして、各ホーンスイッチ機構34が芯金20に装着されることで、バッグホルダ33が各ホーンスイッチ機構34を介して芯金20に支持されている。この支持により、エアバッグ装置30は、芯金20に対しフローティング状態となっている。そのため、エアバッグ装置30は、各ホーンスイッチ機構34を変形させることにより前後方向へ移動(変位)可能である。
インフレータ32は前後方向に高さの低い円柱状をなしており、その内部には、膨張用ガスを発生するガス発生剤(図示略)が収容されている。インフレータ32は、その外周面から突出するフランジ部35において、バッグホルダ33に締結されている。なお、インフレータ32としては、上記ガス発生剤を用いたタイプに代えて、高圧ガスの充填された高圧ガスボンベの隔壁を火薬等によって破断して膨張用ガスを噴出させるタイプが用いられてもよい。
エアバッグ31は可撓性を有する布帛等からなり、折り畳まれた状態でインフレータ32の後側に配置されている。エアバッグ31は、その前端の開口部において、バッグホルダ33に取付けられている。
ステアリングホイール13は、さらにバッグカバー40及び加飾部材60を備えている。バッグカバー40は、折り畳まれた状態の上記エアバッグ31を取り囲む筒状壁部41と、その筒状壁部41を後側から塞ぐ蓋部42とを備えている。筒状壁部41の外側面は、上記回転軸線Lに略平行となっている。これらの筒状壁部41及び蓋部42は、軟質樹脂等によって一体に形成されている。そして、筒状壁部41が上記バッグホルダ33に対し後方かつ外側から被せられて係止されている。従って、バッグカバー40は、バッグホルダ33とともに前後方向へ移動可能である。
図5及び図7において破線で示すように、上記蓋部42には、その前側から溝を設けることにより、同蓋部42の他の箇所よりも厚みの小さな破断予定部43が形成されており、この破断予定部43によって、蓋部42が複数の扉部に仕切られている。本実施形態では、蓋部42は、上側の略半分を構成する第1扉部44、下側の左半分を構成する第2扉部45、及び下側の右半分を構成する第3扉部46の3つの扉部に仕切られている。破断予定部43は、蓋部42の他の箇所よりも強度が低くなっており、エアバッグ31が膨張展開したときに、この破断予定部43において蓋部42が第1扉部44、第2扉部45及び第3扉部46に破断されるようになっている。
図4、図5、及び図7〜図9の少なくとも1つに示すように、破断された各扉部44〜46は、それぞれヒンジ部を支点として外側へ開く。なお、図4、図5、及び図7〜図9では、これらのヒンジ部が太い二点鎖線又は点(・)によって示されている。本実施形態では、これらのヒンジ部が、1つのボトムヒンジ部47と2つの通常ヒンジ部48,49とによって構成されている。
ボトムヒンジ部47は、第1扉部44が開く際の支点となる箇所であり、筒状壁部41の上部において、第1扉部44との境界部41Aよりも前側へ離れた箇所に設定されている。ボトムヒンジ部47の前後方向の位置は、筒状壁部41の周方向のどの部位においても略同一となるように設定されている。通常ヒンジ部48は、第2扉部45が開く際の支点となる箇所であり、筒状壁部41の下部左側において、第2扉部45との境界部41Bに設定されている。通常ヒンジ部49は、第3扉部46が開く際の支点となる箇所であり、筒状壁部41の下部右側において、第3扉部46との境界部41Cに設定されている。両通常ヒンジ部48,49の前後方向の位置は、筒状壁部41の周方向のどの部位においても略同一となるように設定されている。
筒状壁部41の外側面には、その外側面から外側方へ突出するフランジ部51が、同筒状壁部41の略全周にわたって設けられている。フランジ部51は、後述する加飾部材60を前側から受止める機能を有するものである。フランジ部51は、ボトムヒンジ部47に対応する箇所51Aでは、そのボトムヒンジ部47から前側へ一定距離隔てた箇所に設けられている。また、フランジ部51は、通常ヒンジ部48に対応する箇所51Bでは、その通常ヒンジ部48から前側へ一定距離隔てた箇所に設けられている。さらに、フランジ部51は、通常ヒンジ部49に対応する箇所51Cでは、その通常ヒンジ部49から前側へ一定距離隔てた箇所に設けられている(図7参照)。フランジ部51において、ボトムヒンジ部47と通常ヒンジ部48との間の箇所51Dは、上部ほど前側に位置するように傾斜している(図8参照)。同様に、フランジ部51において、ボトムヒンジ部47と通常ヒンジ部49との間の箇所51Eもまた、上部ほど前側に位置するように傾斜している。上記箇所51A〜51Eを含むフランジ部51の全体の後面は、筒状壁部41の外側面及び回転軸線Lに交差(直交)する段差面52を構成している。
図6〜図9の少なくとも1つに示すように、加飾部材60はベゼルとも呼ばれる部材であり、自身の中央部に、筒状壁部41の段差面52よりも後側部分が挿通可能な挿通孔61を有している。加飾部材60は、挿通孔61の周囲の壁である内壁部62を基準とし、それよりも左側及び右側へそれぞれ膨出する膨出部63を有するとともに、内壁部62の下側へ膨出する膨出部64を有する。左右の膨出部63には、各種スイッチ71,72(図1参照)を配置するための孔65があけられている。
加飾部材60における挿通孔61の周りの一部、ここでは上部は、他部よりも幅W(図6参照)の狭い幅狭部66とされている。この幅狭部66には、内壁部62においてボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aが含まれている。すなわち、幅狭部66は、図9に示すように、挿通孔61の近傍で前後方向へ延びる内側の脚部66Aと、その脚部66Aから外側へ一定距離隔てた箇所において、脚部66Aに略平行に設けられた外側の脚部66Bと、内外両脚部66A,66Bの各後端部を繋ぐ接続部66Cとを備え、U字状の断面を有している。そして、内側の脚部66Aの長さ方向についての少なくとも一部によって上記箇所62Aが構成されている。この箇所62Aの前端面は、ステアリングホイール13の回転軸線Lに交差、ここでは直交する面S1上に形成されている。なお、図7及び図9では、この面S1は一点鎖線で示されている。図7中の後述する面S2についても同様である。
図6及び図8の少なくとも一方に示すように、上記箇所62Aの長さ方向についての一方の端部は、連結部62Dを介して、通常ヒンジ部48に対応する箇所62Bに繋がり、他方の端部は、連結部62Eを介して、通常ヒンジ部49に対応する箇所62Cに繋がっている。これらの連結部62D,62Eは、いずれも、上記面S1に交差する別の面S2上に形成されている(図7参照)。
上記加飾部材60の主要部は、硬質の合成樹脂により形成されている。また、加飾部材60の少なくとも後側の面はメッキ層67によって被覆されており、金属光沢を発している。本実施形態では、メッキ層67は、上記後側の面にとどまらず、加飾部材60の全面に形成されている。
上記の構成を有する加飾部材60は、図5、図6及び図9の少なくとも1つに示すように、挿通孔61の内壁部62において、筒状壁部41の段差面52よりも後側部分を取り囲んだ状態でバッグカバー40に装着されている。この装着状態では、内壁部62が上記フランジ部51の後側近傍に位置する。具体的には、内壁部62は、ボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aでは、そのボトムヒンジ部47とフランジ部51との間に位置する(図9参照)。また、内壁部62は、通常ヒンジ部48に対応する箇所62Bでは、図示しないが、その通常ヒンジ部48とフランジ部51の箇所51Bとの間に位置する。内壁部62は、通常ヒンジ部49に対応する箇所62Cでは、図示しないが、その通常ヒンジ部49とフランジ部51の箇所51Cとの間に位置する。
内壁部62において、ボトムヒンジ部47と通常ヒンジ部48との間の連結部62Dは、フランジ部51の箇所51Dとの間において、上部ほど前側に位置するように傾斜している(図7参照)。同様に、内壁部62において、ボトムヒンジ部47と通常ヒンジ部49との間の連結部62Eは、フランジ部51の箇所51Eとの間において、上部ほど前側に位置するように傾斜している(図7参照)。
本実施形態では、内壁部62は、どの箇所62A〜62C及び連結部62D,62Eにおいても、フランジ部51から後方へ若干離れている(図9参照)が、接触してもよい。いずれの場合であっても、内壁部62がフランジ部51の段差面52に当接することにより、加飾部材60の前方への動きが規制される。
さらに、加飾部材60における内壁部62の左方近傍及び右方近傍からは、それぞれ前方へ向けて支持部材68が延びている(図7及び図8参照)。そして、加飾部材60は、これらの支持部材68の前端部において芯金20に締結されている。従って、加飾部材60は、上記エアバッグ装置30及びバッグカバー40とは異なり、前後方向へは移動不能である。
上記のようにして本実施形態のエアバッグ装置30付きステアリングホイール13が構成されている。このステアリングホイール13では、図3及び図4の少なくとも一方に示すように、運転者がバッグカバー40の蓋部42を押圧することにより、バッグカバー40がエアバッグ装置30を伴って後退する。この後退により、ホーンスイッチ機構34が閉成して、ホーン装置が作動(鳴動)する。
エアバッグ装置30の非作動時には、加飾部材60が筒状壁部41を取り囲んで、バッグカバー40の周りを装飾する。
また、加飾部材60がバッグカバー40に装着された上記状態では、図4及び図9に示すように、加飾部材60が、筒状壁部41の外側面に交差(直交)する段差面52よりも後側に位置する。すなわち、後方からステアリングホイール13を見た場合、加飾部材60における挿通孔61の内壁部62が段差面52上に重なる。そのため、ステアリングホイール13の構成部材のうち、筒状壁部41の外側であって、加飾部材60よりも前方に位置するもの(例えばホーンスイッチ機構34)が、上記の段差面52上に重なる内壁部62によって隠される。この隠されるものの中には、段差面52も含まれる。こうしてバッグカバー40の一部が加飾部材60によって隠される分、同バッグカバー40において運転者側から視認される部分が小さくなる。このことは、ステアリングホイール13をスポーティなデザインとするうえで有効である。
また、加飾部材60の少なくとも後側の面に形成されたメッキ層67が金属光沢を発する。このことからも、ステアリングホイール13にスポーティな感覚が与えられる。
前突等により車両に対し前方から衝撃が加わると、慣性により運転者が前傾しようとする。エアバッグ装置30では、インフレータ32から膨張用ガスがエアバッグ31に供給される。この膨張用ガスにより、エアバッグ31が後側(運転者側)へ向けて膨張する。この膨張するエアバッグ31により、バッグカバー40、特に蓋部42に押圧力が加わり、同蓋部42が破断予定部43において第1扉部44、第2扉部45及び第3扉部46に破断される。図9において二点鎖線で示すように、破断された第1扉部44はボトムヒンジ部47を支点として上側へ開く。また、破断された第2扉部45は通常ヒンジ部48を支点として左下側へ開く。破断された第3扉部46は通常ヒンジ部49を支点として右下側へ開く。
各扉部44〜46が上記のように外側へ開くことで、それらの間に開口が生ずる。この開口を通じてエアバッグ31が後方へ向けて膨張展開する。前突の衝撃により前傾しようとする運転者とステアリングホイール13との間に、膨張展開したエアバッグ31が介在することとなり、運転者の前傾が拘束されて、衝撃から保護される。
この際、通常ヒンジ部48が筒状壁部41の第2扉部45との境界部41B近傍に位置し、通常ヒンジ部49が筒状壁部41の第3扉部46との境界部41C近傍に位置するのに対し、ボトムヒンジ部47は、筒状壁部41の第1扉部44との境界部41Aよりも、前側に位置する(図9参照)。そのため、筒状壁部41の第1扉部44との境界部41Aにヒンジ部を設け、このヒンジ部を支点として開く場合に比べ、第1扉部44はより前方、すなわち運転者から前側へ遠ざかった領域で開く。これに伴い、第1扉部44においてボトムヒンジ部47から最も離れた箇所は、運転者から前側へ遠ざかり、前傾した運転者と干渉しにくくなる。
また、このときには、加飾部材60の内壁部62において、通常ヒンジ部48に対応する箇所62Bが、同通常ヒンジ部48よりも前側に位置するとともに、通常ヒンジ部49に対応する箇所62Cが、同通常ヒンジ部49よりも前側に位置している。そのため、加飾部材60は、第2扉部45及び第3扉部46が開く動作の妨げとなりにくい。従って、加飾部材60との干渉が原因で、第2扉部45及び第3扉部46の開き具合が小さくなることが起こりにくく、通常ヒンジ部48,49は本来の機能を発揮しやすい。
さらに、本実施形態では、加飾部材60の内壁部62においてボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aが、同ボトムヒンジ部47よりも前側へ離れた箇所に位置している。そのため、加飾部材60は、第1扉部44が開く動作の妨げとなりにくい。従って、加飾部材60との干渉が原因で、第1扉部44の開き具合が小さくなることが起こりにくい。ボトムヒンジ部47は本来の機能を発揮しやすく、第1扉部44が上側へ大きく開きやすい。これに伴い、エアバッグ31は、第1扉部44に引っ掛かることなく上側へスムーズに膨張展開しやすい。
なお、開いた各扉部44〜46によって加飾部材60が押されて前方へ動こうとした場合、加飾部材60の内壁部62の各箇所62A〜62C及び連結部62D,62Eが、フランジ部51の対応する箇所51A〜51Eの段差面52に当接することにより、その加飾部材60の前方への動きが規制される。
また、特許文献1に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイールとは異なり、本実施形態のステアリングホイール13では、第1扉部44を大きく開かせるために加飾部材60が破断されない。そのため、加飾部材60の飛散のおそれがないし、加飾部材60に使用可能な材料の種類が多い。
一方、膨張展開したエアバッグ31が運転者を拘束する際には、そのエアバッグ31は、慣性により前傾しようとする運転者を受け止める。この際、エアバッグ31には、運転者による前方へ向かう押圧力が加わる。この押圧力は、各ヒンジ部47〜49を支点として開いた扉部44〜46を通じて、内壁部62のヒンジ部47〜49に対応する箇所62A〜62Cに加わる。
ここで、幅狭部66は、加飾部材60における挿通孔61周りの他部よりも幅が狭く、強度が低い。これに伴い、幅狭部66に含まれ、かつ内壁部62のボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aも強度が低い。しかし、内壁部62のボトムヒンジ部47に対応する上記箇所62Aがステアリングホイール13の回転軸線Lに交差する面S1上に形成されているのに対し、同箇所62Aの両端部分が、同面S1に交差する別の面S2上に形成された連結部62D,62Eを介して、通常ヒンジ部48,49に対応する箇所62B,62Cに繋がっている。このように、内壁部62の箇所62Aと連結部62D,62Eとが互いに交差する面S1,S2上に形成されていることから、内壁部62のボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aは、その箇所62Aと連結部62D,62Eとが同一の面上に形成されている場合よりも高い剛性を発揮する。また、幅狭部66が、断面U字状をなしていることから、同幅狭部66の剛性は一層高まっている。
従って、前突による衝撃により、前傾しようとする運転者の前方へ向かう押圧力が、上述したように膨張展開したエアバッグ31、及びボトムヒンジ部47を支点として開いた第1扉部44を通じて、幅狭部66のボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aに伝わっても、幅狭部66が破断することなく、この押圧力を受け止める。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)第1扉部44のヒンジ部を、筒状壁部41の同第1扉部44との境界部41Aよりも前側に設けられたボトムヒンジ部47によって構成するとともに、加飾部材60の内壁部62においてボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aを、同ボトムヒンジ部47よりも前側に設けている(図4及び図9)。
そのため、加飾部材60が飛散したり、加飾部材60に使用可能な材料の種類が大きく制限されたりするのを抑制しつつ、ボトムヒンジ部47を支点とする第1扉部44を大きく開かせることができる。その結果、各扉部44〜46間に大きな開口を形成し、エアバッグ31の膨張展開可能な領域を拡大することができる。
(2)加飾部材60を、バッグカバー40のステアリングホイール13への固定後に、同バッグカバー40の後方から、筒状壁部41の段差面52よりも後側部分に装着している(図3及び図4)。そのため、バッグカバー40において運転者側から視認される部分(意匠部分)を小さくし、ステアリングホイール13をスポーティなデザインとすることができる。
(3)加飾部材60の少なくとも後側の面にメッキ層67を形成している。そのため、加飾部材60に金属光沢を付与し、ステアリングホイール13をよりスポーティなものとすることができる。
(4)ボトムヒンジ部47の両隣のヒンジ部を、筒状壁部41の扉部45,46との境界部41B,41C近傍に位置する通常ヒンジ部48,49によって構成する。加飾部材60の内壁部62において通常ヒンジ部48,49に対応する箇所62B,62Cを、同通常ヒンジ部48,49の前側近傍に設ける。
加飾部材60における挿通孔61の周りの一部に、他部よりも幅Wが狭く、かつ内壁部62のボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aを含む幅狭部66を形成する。上記箇所62Aをステアリングホイール13の回転軸線Lに交差する面S1上に形成する一方、同箇所62Aの両端部分を、同面S1に交差する別の面S2上に形成された連結部62D,62Eを介して、通常ヒンジ部48,49に対応する箇所62B,62Cに繋いでいる(図7及び図9)。こうした構成により、幅狭部66の強度を高めている。
従って、前突等により前傾しようとする運転者の前方へ向かう押圧力が、上述したように膨張展開したエアバッグ31、及びボトムヒンジ部47を支点として開いた第1扉部44を通じて、内壁部62のボトムヒンジ部47に対応する箇所62Aに伝わっても、幅狭部66が破断するのを抑制することができる。
(5)内外一対の脚部66A,66Bと、それらの後端部を繋ぐ接続部66Cとにより幅狭部66を構成することで、同幅狭部66の断面形状をU字状にしている(図9)。こうした断面形状とすることにより、平板状をなすものに比べ幅狭部66の剛性を高め、上述した(4)の効果をより一層確実なものとすることができる。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・蓋部42における破断予定部43の形成箇所を変更することで、同蓋部42を、前記実施形態とは異なる数・形状の扉部に破断させるようにしてもよい。
・2つ以上のヒンジ部をボトムヒンジ部によって構成してもよい
・幅狭部66の断面形状を、U字状とは異なるものに変更してもよい。
・加飾部材60におけるメッキ層67の形成箇所を、少なくとも後側の面を含むことを条件に、前記実施形態とは異なるものに変更してもよい。
・前記実施形態では、筒状壁部41の外側面の周りにフランジ部51を設け、その後側の面を段差面52としたが、筒状壁部41に、厚みの小さな薄肉部分と、それよりも前側に位置し、かつ厚みの大きな肉厚部分とを設ける。そして、肉厚部分の薄肉部分との境界面を段差面52としてもよい。
・本発明は、車両に限らず、航空機、船舶等の他の乗り物における操舵装置のステアリングホイールに適用することもできる。この場合、車両には、自家用車に限らず各種産業車両も含まれる。
13…ステアリングホイール、31…エアバッグ、40…バッグカバー、41…筒状壁部、41A,41B,41C…境界部、42…蓋部、44…第1扉部、45…第2扉部、46…第3扉部、47…ボトムヒンジ部、48,49…通常ヒンジ部、52…段差面、60…加飾部材、61…挿通孔、62…内壁部、62A,62B,62C…箇所,62D,62E…連結部、66…幅狭部、L…回転軸線、S1,S2…面、W…幅。

Claims (6)

  1. 膨張用ガスにより、運転者側である後側へ向けて膨張するエアバッグと、
    前記エアバッグを取り囲み、かつ自身の外側面に、同外側面に交差する段差面を有する筒状壁部、及び前記筒状壁部を後側から塞ぐ蓋部を備えるバッグカバーと、
    挿通孔を有し、かつ同挿通孔の内壁部において、前記筒状壁部の前記段差面よりも後側部分を取り囲み、さらに自身の少なくとも後側の面に装飾の施された加飾部材と
    を備え、膨張する前記エアバッグにより前記蓋部を複数の扉部に破断させ、ヒンジ部を支点として各扉部を開かせるようにしたエアバッグ装置付きステアリングホイールであって、
    前記蓋部は、上側の扉部と下側の扉部に仕切られ、
    前記下側の扉部の前記ヒンジ部は、前記筒状壁部の同扉部との境界部近傍に設けられた通常ヒンジ部により構成されるとともに、前記内壁部の前記通常ヒンジ部に対応する箇所が、同通常ヒンジ部の前側近傍に設けられており、
    前記上側の扉部の前記ヒンジ部は、前記筒状壁部の同扉部との境界部よりも前側に設けられたボトムヒンジ部により構成されるとともに、前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所が、同ボトムヒンジ部よりも前側に設けられていることを特徴とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。
  2. 記加飾部材における前記挿通孔の周りの一部には、他部よりも幅が狭く、かつ前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所を含む幅狭部が形成され、
    前記内壁部の前記ボトムヒンジ部に対応する箇所が、前記ステアリングホイールの回転軸線に交差する面上に形成される一方、同箇所の両端部分が、同面に交差する別の面上に形成された連結部を介して、前記通常ヒンジ部に対応する箇所に繋がっている請求項1に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。
  3. 前記加飾部材は、前記バッグカバーの前記ステアリングホイールへの固定後に、同バッグカバーの後方から、前記筒状壁部の前記段差面よりも後側部分に装着されるものである請求項1又は2に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。
  4. 前記加飾部材の少なくとも主要部が硬質の合成樹脂により形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。
  5. 前記加飾部材の少なくとも後側の面にメッキが施されている請求項に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。
  6. 前記幅狭部はU字状の断面を有する請求項に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイール。
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