JP5222613B2 - 折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構 - Google Patents

折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構 Download PDF

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Description

本発明は、外観にスライド用ガイドが現れないようにした小型の折り畳み式洋傘に用いられる伸縮自在な多段式のシャフト機構に関する。
従来、外観にスライド用ガイドが現れないようにした伸縮自在な多段式のシャフトを構成要素とする折り畳み式洋傘が知られている(例えば特許文献1参照)。この多段式シャフトは、複数のパイプの中、シャフトの最も内側のパイプを除いた各パイプの内径部にその長手方向に沿ってほぼ全長にわたって凹溝を形成し、シャフトの最も外側のパイプを除いた各パイプの後端部の外径部に凸条を設け、各パイプの凸条を外側のパイプの内径部の凹溝に軸方向にスライド自在に嵌合させ、外側と内側のパイプの相対回転を阻止した構成となっている。
特開2005−237415号公報
伸縮自在なシャフトを構成する各パイプの内径部にその長手方向に沿った凹溝を形成する作業は高精度を要し、その加工が難しく、製造コストが高くなるとともに、パイプの径があまり細いと凹溝の加工が難しく、伸縮自在シャフトの小型化に限界があった。また、たとえ伸縮シャフトの径の小型化が可能であっても、あまりシャフトを細くすると、シャフトに内蔵された下ろくろを係止するはじき(バネ)が小型となってしまい、必要とされるはじきの強度が得られないという問題点があり、これらがシャフトの小型化を妨げる要因となっている。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、複数のパイプを入れ子式にスライド自在に嵌挿して多段式の伸縮自在なシャフト部分を構成した折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構であって、前記複数のパイプの中、前記シャフト部分の最も内側のパイプを除いた各パイプの内径部にその長手方向に沿ってほぼ全長にわたって凹溝を形成し、前記複数のパイプの中、前記シャフト部分の最も外側のパイプを除いた各パイプの後端部の外径部に凸条を設け、該各パイプの凸条を該各パイプの外側のパイプの内径部の凹溝に軸方向にスライド自在に嵌合させ、外側と内側のパイプの相対回転を阻止するようにするとともに、前記シャフト部分の外観にスライド用ガイドが現れないようにし、前記シャフト部分に軸方向に沿ってスライド自在に下ろくろを嵌挿し、該下ろくろを、前記シャフト部分にスライド自在に嵌挿可能な管状の本体と、該本体の管璧に形成された係止片収納部と、該係止片収納部に揺動自在に軸支され先端に引掛部が形成された細長状の係止片と、前記係止片を前記軸支部を中心として所定回転方向に付勢するばね手段と、前記係止片の後部に固設された外部操作可能な係止解除部材とで構成し、前記ばね手段の弾力によって前記係止片の引掛部を前記シャフト部分の外周面に弾接し、前記シャフト部分の所定位置に前記引掛部を受け入れる係止穴を設け、前記引掛部が前記係止穴に嵌入したとき、前記本体が前記シャフト部分に解除可能に係止されるようにしたものである。
また本発明は、前記凹溝が形成されたパイプは、平板状のステンレス製金属板の長手方向に予め凹溝を形成し、該凹溝を形成した後、平板状のステンレス製金属板を前記凹溝を内側にしてパイプ状に丸めて成型したことを特徴とする。
また本発明は、前記各パイプの中、最も内側のパイプを除いた各パイプの先端を絞って係止部を形成し、前記シャフト部分を伸張した際、外側のパイプの係止部に内側のパイプの後端部に固設したストッパーが衝突して、内側のパイプが外側のパイプから外れないようにし、前記係止部の近傍に軟質材からなるリングを嵌合配置し、前記内側のパイプの外周面が前記リングを介して前記外側のパイプにスライド自在に支承されるようにしたものである。
本発明は上述の如く構成したので、折り畳み式洋傘の伸縮シャフト部分の径方向の小型化を実現することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図7は、折り畳み式洋傘のシャフト部分と、骨組み部分の一部を示す説明図であり、傘を開いた状態を示している。シャフト部分2は、3本のパイプからなり、一番太い第1のパイプ3(図3参照)には、第2の中間スライドパイプ4が嵌合配置され、該第2の中間スライドパイプ4に第3の先端スライドパイプ6が嵌合配置されている。
前記シャフト部分2には、下ろくろ8がスライド可能に嵌合配置されている。前記先端スライドパイプ6の先端には、石突が固設された上ろくろ10が固設されている。前記第1のパイプ3の一端には取っ手(図示省略)が固定されている。前記第1のパイプ3と、スライドパイプ4,6から成るシャフト部分2は全体として伸縮自在な入れ子式のいわゆる中棒を構成している。前記シャフト部分2は、3本のパイプ3,4,6が互いに相対回転しないように、互いに後述する回転防止機構を介して嵌合し、3本のパイプは軸方向にのみ互いにスライド自在に嵌合している。
前記上ろくろ10と下ろくろ8には、折り畳み自在な骨部分12が結合している。シャフト部分2を伸ばし、下ろくろ8を、シャフト部分2に沿って先端方向に移動させると、図7に示すように、骨部分12が、下ろくろ8の移動に伴って開く。下ろくろ8は、最先端位置まで移動すると、図5に示すように、下ろくろ8に内蔵された係止片14によって、上部スライドシャフト6に解除可能に係止されるように構成されている。
図5及び図6は、下ろくろ8の内部構造を示している。下ろくろ8の本体8aは合成樹脂の筒体により構成され、中空部がシャフト部分2にスライド自在に遊嵌している。前記下ろくろ8の本体8aの凹溝部16には、骨部分12の受骨12aの各一端が枢支され、下ろくろ8は、受骨12aとの結合によって、シャフト部分2に対して、回転方向の移動が規制されている。前記本体8aの管璧には肉厚部分が形成され、この肉厚部分に、本体8aの軸方向に延びる穴からなる係止片収納部18が形成されている。
該係止片収納部18には、図10に示すように、係止片14の両側面を本体8aの軸方向に対して平行な方向に規制する、互いに平行なガイド壁面20,22が所定間隔を存して形成されている。前記係止片収納部18の上面と下面は開放され、上面の開放部には、蓋体24が脱着可能に嵌着している。前記係止片収納部18のガイド壁面20,22には、ばね支持軸26の両端を受け入れこれを回転自在に保持する溝28,30が穿設されている。前記係止片14は、図8に示すように、その中間部に、互いに所定の間隔を存して対向する一対の側面部14a,14bを有し、その一方端に、下向き直角方向に屈折した引掛部14cが形成され、その他方端に、係止解除部材取り付け用の立ち上がり部14dが形成されている。
前記立ち上がり部14dには、係止解除部材36が固着されている。前記側面部14a,14bの中間部には、係止片14の長手方向に対して直角方向に貫通するばね支持軸26が貫通配置され、該ばね支持軸26には、前記側面部14a,14b間に位置して、コイルばね32が嵌挿配置されている。前記ばね支持軸26の両端は、前記溝28,30に嵌挿され、係止片14は、ばね支持軸26を中心として図5中、シャフト部分2の外周面に対して垂直な平面内で、回転自在に前記係止片収納部18内に支承されている。前記コイルばね32の一方の引き出し部32aは、前記係止片収納部18の上面開放部に嵌着された蓋体24の下面に係合し、前記コイルばね32の他方の引き出し部32bは、前記一対の側面部14a,14bの中の一方の側面部14aに係合している。
前記係止片14は、前記コイルばね32の弾力によって、図5中、ばね支持軸26を中心として、反時計方向に付勢されている。前記係止片14は、前記係止片収納部18内で、側面部14a,14bの両外側面が、本体8aの軸方向に延びる前記ガイド壁面20,22に当接し、該ガイド壁面20,22によって、横ブレ方向の移動が規制されている。前記上部スライドシャフト6の所定位置には、前記係止片14の引掛部14cを受け入れ、これと係合する係止穴34が穿設されている。
上記した構成において、傘が閉じた状態では、係止片14の先端の引掛部14cはシャフト部分2の外周面に、コイルばね32の弾力によって弾接している。傘を開くときは、シャフト部分2を伸ばし、下ろくろ8をシャフト部分2に沿ってその先端方向に移動させる。図6は、シャフト部分2を伸ばした状態において、係止片14が、上部スライドシャフト部分2の外周面に弾接している状態を示している。下ろくろ8を、上部スライドシャフト部分2に沿って、先端方向に所定位置まで移動すると、係止片14は、上部スライドシャフト部分2の係止穴34に嵌合し、下ろくろ8は、上部スライドシャフト部分2の先端側の所定位置に係止される。
該下ろくろ8が係止された状態において、図7に示すように、傘が開いた状態となる。傘を閉じたいときは、ボッチから成る係止解除部材36を押し、係止片14を、コイルばね32の弾力に抗して、図5中、ばね支持軸26を中心として、時計方向に揺動させる。この係止片14の揺動によって、係止片14は係止穴34から外れ、下ろくろ8は自由にシャフト部分2に沿ってスライド自在となる。該状態において、下ろくろ8を、シャフト部分2に沿って、取っ手側にスライドさせる。
係止片14は、図8に示すように、両外側面が、係止片収納部18の両ガイド壁面20,22によって規制されるため、係止片14の位置がシャフト部分2に対して、左右方向即ちその軸方向に対して直角方向にブレることがなく、係止片14の引掛部14cは、下ろくろ8のシャフト部分2に沿った移動により、正確に係止穴34上に導かれる。
次に、上記シャフト部分2の構成について図1乃至図4を参照して説明する。
シャフト部分2を構成する各パイプ3,4,6は、ステンレスにより構成されている。第1図乃至第3図に示すように、パイプ3,4の内径部には、それぞれ長手方向に沿って平行に且つ長手方向全長にわたって、互いに略120度の間隔を存して3本の凹溝11,13が穿設されている。前記各凹溝11,13の断面形状は山状に形成され、なめらかな曲面を有している。前記パイプ3の外周面は全長に亘って丸く即ち外周の断面が円形に形成されている。
前記パイプ4,6の外周面は、外側のパイプによって隠れる各後端部を除いて、外部から見える部分Kが丸く形成され、該各パイプ4,6,は、対応する外側のパイプ3,4にスライド自在に嵌挿されている。各パイプ4,6の外部から見える部分Kには適宜な印刷技術により絵や模様などのカラー印刷が施され、各パイプ4,6の外周面に印刷面mが形成されている。また前記パイプ3の外周面にも印刷面mが形成されている。前記パイプ4,6の外周面の各後端部側即ちパイプの根本側には、図1乃至図3に示すように、各パイプ4,6の長手方向に対して平行な方向に配置された所定長さの3本の凸条15,17が、互いに略120度の間隔を存して突設されている。
前記各凸条15,17の断面形状は、前記凹溝11,13の断面形状と略同一の山状に構成されている。また、前記凹溝11,13の断面形の寸法と、対応する凸条15,17の断面形の寸法とは略同一に設定され、各凸条15,17が対応する外側の凹溝11,13にスライド自在に嵌合することができるように構成されている。前記パイプ6以外のパイプ3,4は、先端を絞って、係止部Sが形成され、シャフト部分2を伸長した際、外側のパイプ3,4の係止部Sに、内側のパイプ4,6の後端部に固設されたストッパー19が衝突し、内側のパイプ4,6が外側のパイプから外れないように構成されている。
前記外側のパイプ3,4の先端の近傍には180度の間隔を存してそれぞれ一対のインデックス孔38が形成されている。また、前記内側のパイプ4,6の後端の近傍に180度の間隔を存してそれぞれ一対の貫通孔40が形成されている。前記内側のパイプ4,6の内径部後端にはばね(図示省略)が屈曲配置され、これの両端に凸曲面を有する突起体(図示省略)が固着されている。前記突起体は、前記貫通孔40に嵌合配置され、その先端凸曲面が前記貫通孔40から所定量突出する方向に弾発されている。
前記パイプ4は、図1に示すように、ステンレスの薄い金属板Pにより構成され、図1(A)に示す細長薄状の平板の状態において、一方の面に、平板の長手方向に対して直角方向に所定間隔を存して、平板の長手方向に延びる凹溝13が予め加工される。次に、凹溝13が形成された平板状の金属板Pを押し出し方式あるいはローラ方式などの所要のパイプ成型機により、凹溝13が内側となるように、パイプ状に成型する。第1のパイプ3も同様に成型される。このように、平板状のステンレス製金属板の長手方向に予め凹溝を形成し、該凹溝を形成した後、平板状のステンレス製金属板を前記凹溝を内側にしてパイプ状に丸めて成型することで、パイプ3,4の内側に長手方向に沿った凹溝を高精度に且つ容易に形成することが可能となる。
上記各パイプ3,4の各係止部Sの内径部には、シコン、ジュラコン等の軟質体即ちシリコン樹脂、ジュラコン樹脂等の軟質体から成るリング42が嵌合配置され、パイプ3に、パイプ4が、リング42を介して、スライド自在に支持され、パイプ4に、パイプ6が、リング42を介して、スライド自在に支持されている。パイプ3に内蔵されたリング42の内径面は、パイプ3に嵌挿するパイプ4の外周印刷面mにスライド自在に面接触し、パイプ4に内蔵されたリング42の内径面は、パイプ4に嵌挿するパイプ6の外周印刷面mにスライド自在に面接触している。上記リング42によって、前記パイプ4,6の係止部Sの内径部との接触が回避される。これにより、パイプ4,6の外周の印刷面mに傷がつくのを防止することができる。
上記した構成において、第1のパイプ3と第2のパイプ4は、第2のパイプ4の凸条15が第1のパイプ3の内径部の凹溝11にスライド自在に嵌合しているため、互いに、長手方向のみスライドが可能であり、第1のパイプ3に対して第2のパイプ4が相対回転する方向の移動が、凸条15と凹溝11の嵌合構造によって阻止される。第2のパイプ4と第3のパイプ6間の関係も上記第1のパイプ3と第2のパイプ4との関係と同様であり、互いの長手方向のスライド移動が可能であり、相対回転方向の移動が、外側のパイプの凹溝13とこれに嵌合する内側のパイプの凸条17によって阻止される。尚、凹溝の断面形状は図1(B)に示す矩形状あるいは図2(C)に示すように、弧状でもよく特に図示する断面形状に限定されるものではない。
前記シャフト部分2を伸長し前記外側のパイプ3,4の係止部Sに前記内側のパイプ4,6のストッパー19が係止されたとき、丁度、内側のパイプ4,6の突起体が、外側のパイプ3,4の前記インデックス孔38に嵌合し、前記内側と外側のパイプの相対的な長手方向の移動と周回転とがばねにより付勢された突起体により解除可能にロックされ、内側のパイプ4,6が対応する外側のパイプ3,4から簡単に外れたり、回転することがない。
本発明の説明図である。 シャフト部分を示し、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)はD−D線断面図である。 シャフト部分の説明的正面図である。 シャフト部分のE−E線断面図である。 下ろくろ係止機構の断面図である。 下ろくろ係止機構の断面図である。 傘のシャフト部分と骨部分を示す説明図である。 下ろくろの平面図である。 下ろくろ本体の平面図である。 下ろくろのA−A線断面図である。 下ろくろのB−B線断面図である。 係止片の平面図である。
符号の説明
2 シャフト部分
3 第1のパイプ
4 第2の中間スライドシャフト
6 第3のスライドシャフト
8 下ろくろ
8a 本体
10 上ろくろ
11 凹溝
12 骨部分
13 凹溝
14 係止片
14a 側面部
14b 側面部
14c 引掛け部
15 凸条
16 凹溝部
17 凸条
18 係止片収納部
19 ストッパー
20 ガイド壁面
22 ガイド壁面
24 蓋体
26 ばね支持軸
28 溝
30 溝
32 コイルばね
34 係止穴
36 係止解除部材
38 インデックス孔
40 貫通孔
42 リング

Claims (1)

  1. 複数のパイプを入れ子式にスライド自在に嵌挿して多段式の伸縮自在なシャフト部分2を構成した折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構であって、前記複数のパイプの中、前記シャフト部分2の最も内側のパイプを除いた各パイプの内径部にその長手方向に沿ってほぼ全長にわたって凹溝を形成し、前記複数のパイプの中、前記シャフト部分2の最も外側のパイプを除いた各パイプの後端部の外径部に凸条を設け、該各パイプの凸条を該各パイプの外側のパイプの内径部の凹溝に軸方向にスライド自在に嵌合させ、外側と内側のパイプの相対回転を阻止するようにするとともに、前記シャフト部分の外観にスライド用ガイドが現れないようにし、前記シャフト部分2に軸方向に沿ってスライド自在に下ろくろを嵌挿し、該下ろくろを、前記シャフト部分2にスライド自在に嵌挿可能な管状の本体8aと、該本体8aの管壁に形成された係止片収納部18と、該係止片収納部18にばね支持軸26によって揺動自在に軸支され先端に引掛部14cが形成された細長状の係止片14と、前記係止片14をばね支持軸26を中心として所定回転方向に付勢するばね手段と、前記係止片14の後部に固設された外部操作可能な係止解除部材36とで構成し、前記ばね手段の弾力によって前記係止片14の引掛部14cを前記シャフト部分2の外周面に弾接し、前記シャフト部分2の所定位置に前記引掛部14cを受け入れる係止穴34を設け、前記引掛部14cが前記係止穴34に嵌入したとき、前記本体8aが前記シャフト部分2に解除可能に係止されるようにし、前記係止片収納部18は、前記本体8aの軸方向に対して直角方向の上面と下面とが開放された形状を有するとともに該本体8aの軸方向に沿って延びる互いに平行なガイド壁面20,22を有し、前記係止片14の両側面が前記ガイド壁面20,22間に揺動自在に配置され、該ガイド壁面20,22によって前記係止片14の横ブレが阻止されるように、前記係止片14は、所定の間隔を存して対向する一対の側面部14a,14bを有し、該側面部14a,14bを前記ばね支持軸26が貫通し、該一対の側面部14a,14bの内側に位置してコイルばね32が前記ばね支持軸26に嵌挿配置され、該コイルばね32の一方が前記係止片14に係合し、該コイルばね32の他方が前記本体8aの側に係合し、該コイルばね32が前記ばね手段を構成し、前記側面部14a,14bの外側面が前記ガイド壁面20,22に対面して配置され、該側面部14a,14bの前記ばね支持軸26を中心とする揺動の横ブレ方向の変位が前記ガイド壁面20,22によって規制されるようにし、前記係止片収納部18の上面の開放部に蓋体24を脱着可能に嵌着し、前記凹溝が形成されたパイプは、平板状のステンレス製金属板の長手方向に予め凹溝を形成し、該凹溝を形成した後、平板状のステンレス製金属板を前記凹溝を内側にしてパイプ状に丸めて成型したことを特徴とする折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構。
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