JP5221056B2 - 電線撚り合わせ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の電線を互いに撚り合わせて、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する対撚り線を製造する電線撚り合わせ装置に関する。
機械としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。このため、前記自動車は、前述した電子機器に各種の信号や電力を供給するためにワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられるコネクタと、を備えている。ワイヤハーネスは、コネクタが前述した電子機器のコネクタに結合することにより、前述した電子機器に各種の信号や電力を供給する。
前述したワイヤハーネスは、電子機器に各種の信号を伝送する電線として、互いに並行な二本の電線が互いに撚り合わされた対撚り線を用いることがある。対撚り線を用いる際には、一方の電線にプラスの電位の信号を流し、他方の電線にマイナスの電位の信号を流し、これらのプラスの電位の信号とマイナスの電位の信号を同時に流す。対撚り線は、二本の電線に互いに逆位相の信号を同時に流すことにより、これらの二本の電線によって伝送される信号のノイズを抑制する。
前述した対撚り線を製造する装置として、従来から種々の電線撚り合わせ装置(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)が用いられてきた。特許文献1などに示された従来の電線撚り合わせ装置は、二本の電線を互いに並行な状態で保持し、当該電線の一端部を軸芯回りに回転し、他端部を固定することで、これら二本の電線を互いに撚り合わせて、前述した対撚り線を製造してきた。
前述した特許文献1に示された電線撚り合わせ装置は、電線の一端部を軸芯回りに回転し他端部を固定して、電線同士を撚り合わせるために、電線同士を撚り合わせる際に、当該電線をねじることとなる。このため、特許文献1に示された電線撚り合わせ装置を用いると、電線同士を撚り合わせた後に、当該電線のねじりが解放されて、せっかく撚り合わせた電線同士が分離しやすいという問題があった。
この種の問題を解決するために、特許文献2に示された電線撚り合わせ装置では、前述した電線の他端部をその電線回りに回転自在に保持することで、電線同士を撚り合わせる際に、電線がねじられても、このねじりが電線に蓄積することを防止している。
特開平10−340644号公報 特開2004−103516号公報
前述した特許文献2に示された電線撚り合わせ装置は、電線の他端部を回転自在に支持するクランパの向きが固定されているために、電線を撚り合わせていくと、クランパの近傍で電線が屈曲することとなる。特に、電線の他端部を撚り合わせる際には、最も屈曲する。このため、前述した特許文献2に示された電線撚り合わせ装置は、特に電線の撚り合わせ作業の最後の方では、クランパが回転しにくくなって、電線がねじられてしまうことがあった。このため、特許文献2に示された電線撚り合わせ装置は、撚り合わせた後の撚り合わせた電線同士の分離を確実に防止できるわけではない。
したがって、本発明の目的は、撚り合わされた電線同士が分離することを確実に防止できる電線撚り合わせ装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電線撚り合わせ装置は、二本の電線の一端部を保持する電線保持部と、前記電線保持部を軸芯回りに回転させる回転駆動部と、前記電線保持部と間隔をあけて設けられ、かつ一本の前記電線の他端部を当該電線回りに回転自在に保持する単芯保持部を互いに並設して一対設けた回転保持部とを備えた電線撚り合わせ装置において、前記単芯保持部が、前記電線の他端部を当該電線回りに回転自在に保持するクランプ保持部と、前記一対の単芯保持部の前記クランプ保持部の先端同士が互いに接離する方向に、当該クランプ保持部を変位自在に支持する変位支持部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電線撚り合わせ装置は、請求項1に記載の電線撚り合わせ装置において、前記変位支持部は、前記クランプ保持部を回転自在に支持したことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の電線撚り合わせ装置は、請求項1又は請求項2に記載の電線撚り合わせ装置において、前記軸芯に沿って移動自在であるとともに前記二本の電線を互いに並行に保つ移動保持部と、前記移動保持部を前記軸芯に沿って移動させる移動駆動部と、を備え、前記移動駆動部が前記移動保持部を前記電線の一端部寄りに位置付けて、前記回転駆動部が前記軸芯回りに前記電線を回転させるのに連動して、前記移動駆動部が前記移動保持部を前記回転保持部に向かって移動させることで、前記二本の電線を互いに撚り合わせることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の電線撚り合わせ装置は、請求項3に記載の電線撚り合わせ装置において、前記回転駆動部が前記軸芯回りに前記電線を回転させるのに連動して、前記クランプ保持部を前記電線回りに回転させる強制回転部を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載された本発明によれば、電線の他端部を保持するクランプ保持部の先端同士を接離自在に支持する変位支持部を備えているので、電線同士を撚り合わせる際に、このクランプ保持部が電線から引っ張られて、当該電線と常に一直線上に位置付けられることとなる。
請求項2に記載された本発明によれば、変位支持部がクランプ保持部を回転自在に支持しているので、電線同士を撚り合わせる際に、このクランプ保持部が電線から引っ張られて、当該電線と確実に常に一直線上に位置付けられることとなる。
請求項3に記載された本発明によれば、移動保持部が二本の電線を並行に保ち、電線保持部が回転駆動部により回転されることで、二本の電線を撚り合わせるので、電線保持部が回転駆動部により回転されると、移動保持部と電線保持部との間の電線が互いに撚り合わされる。
請求項4に記載された本発明によれば、回転駆動部が回転するのに連動して、強制回転部が電線がねじれないように、クランプ保持部を前記電線回りに回転させる。このため、電線をねじることなく、二本の電線を撚り合わせることができる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、クランプ保持部が、電線同士を撚り合わせる際に、電線から引っ張られて、当該電線と常に一直線上に位置付けられるので、このクランプ保持部の近傍で電線が屈曲することを防止できる。したがって、常に、クランプ保持部が、電線の他端部をこの電線回りに回転自在に保持することができ、電線同士を撚り合わせる際に、当該電線がねじられることを確実に防止できる。よって、電線同士が分離することを確実に防止できる。
請求項2に記載の本発明は、クランプ保持部が、電線同士を撚り合わせる際に、電線から引っ張られて、当該電線と確実に常に一直線上に位置付けられるので、このクランプ保持部の近傍で電線が屈曲することを防止できる。したがって、常に、クランプ保持部が、電線の他端部をこの電線回りに確実に回転自在に保持することができ、電線同士を撚り合わせる際に、当該電線がねじられることをより確実に防止できる。よって、電線同士が分離することをより確実に防止できる。
請求項3に記載の本発明は、電線保持部が回転駆動部により回転されると、移動保持部と電線保持部との間の電線が互いに撚り合わされるので、二本の電線を確実に撚り合わせることができる。
請求項4に記載の本発明は、電線をねじることなく、二本の電線を撚り合わせることができるので、電線同士が分離することをより一層確実に防止できる。
本発明の一実施形態にかかる電線撚り合わせ装置1を、図1ないし図6を参照して説明する。電線撚り合わせ装置1は、二本の電線2同士を撚り合わせて、図2に示す対撚り線3を製造する装置である。
対撚り線3は、図2に示すように、二本の電線2と、当該電線2の一端部2aの端末に取り付けられたコネクタ4とを備えている。電線2は、図3に示すように、導電性の芯線5と、当該芯線5を被覆した絶縁性の合成樹脂で構成される被覆部6とを備えた所謂被覆電線である。
コネクタ4は、前述した電線2の一端部2aの端末に取り付けられた端子金具と、端子金具を収容したコネクタハウジング7とを備えている。端子金具は、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られる。端子金具は、電線2の芯線5と電気的に接続される。コネクタハウジング7は、絶縁性の合成樹脂で構成され、箱状に形成されている。コネクタハウジング7は、端子金具を収容する端子収容室が設けられている。端子収容室は、直線状に延在したコネクタハウジング7内に設けられた空間であって、互いに平行に配置されている。
前述した対撚り線3は、各電線2の一端部2aの端末に端子金具が取り付けられ、そして、端子金具がコネクタハウジング7内に挿入された後、二本の電線2が撚り合わされて、得られる。また、前述した対撚り線3は、前述した二本の電線2の両端部2a,25bにおける電線2同士の撚り合わせピッチT1が、中央部2cにおける電線2同士の撚り合わせピッチT2よりも細かく(短く)形成されている。なお、電線2同士の撚り合わせピッチT1,T2とは、対撚り線3の平面視において、電線2同士が交差する位置間の距離を示している。なお、図2では、一対の電線2間に間隔を設けて、対撚り線3の構成を模式的に示している。しかし、実際の対撚り線3では、一対の電線2が互いに略密着して、これら電線2間には殆ど間隔がない。
電線撚り合わせ装置1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、装置本体10と、回転駆動部としてのモータ11と、電線保持部としての保持治具12と、回転保持部13と、移動駆動部14と、移動保持部としての移動保持部材15と、図示しない制御手段としての制御装置と、を備えている。
装置本体10は、ベース板16と、第1ベース部17と、第2ベース部18とを備えている。ベース板16は、平面形状が矩形状に形成されている。第1ベース部17は、ベース板16の一端部上に設けられ、その上面が平坦に形成されている。第2ベース部18は、ベース板16の他端部上に設けられ、その上面が平坦に形成されている。
モータ11は、装置本体10の第1ベース部17上に設けられ、その出力軸がベース板16の中央寄りに位置つけられかつベース板16の長手方向と平行に設けられている。モータ11は、保持治具12を後述する軸芯P回りに回転させる。
保持治具12は、図1(b)及び図3に示すように、治具本体19と、蓋体20とを備えている。治具本体19は、直方体状に形成されている、治具本体19は、その長手方向が、前記モータ11の出力軸と平行な状態で、当該出力軸に取り付けられている。治具本体19には、上面から凹の保持凹部21が形成されている。
保持凹部21は、コネクタ4のコネクタハウジング7の外形に沿って形成され、治具本体19の回転保持部13寄りの端面に開口している。保持凹部21は、その内側にコネクタ4のコネクタハウジング7を収容して、当該コネクタ4のコネクタハウジング7即ち前述した二本の電線2の一端部2aを保持する。保持凹部21は、コネクタ4のコネクタハウジング7の長手方向がモータ11の出力軸と平行な状態で、当該コネクタ4のコネクタハウジング7を保持する。また、保持凹部21は、その内側に収容したコネクタ4のコネクタハウジング7から導出した電線2の中央に、モータ11の出力軸を位置付ける位置に配置されている。
蓋体20は、平板状に形成されているとともに、側方からみてく字状に屈曲して形成されている。蓋体20は、その屈曲した中央部が、治具本体19のモータ11寄りの端部に回転自在に支持されている。蓋体20は、回転保持部13寄りの端部が、治具本体19に近づく方向に図示しないばねなどによって付勢されている。
保持治具12は、保持凹部21内にコネクタ4のコネクタハウジング7を収容し、かつ蓋体20と治具本体19との間にコネクタ4のコネクタハウジング7を挟んで、このコネクタ4のコネクタハウジング7即ち二本の電線2の一端部2aを保持する。また、保持治具12は、治具本体19が出力軸に取り付けられているので、出力軸即ち二本の電線2間の中央に位置し出力軸即ち電線2の長手方向と平行な軸芯P(図1中に一点鎖線で示す)を中心として、モータ11によって回転される。このように、保持治具12は、治具本体19がモータ11の出力軸に取り付けられていることで、軸芯P回りに二本の電線2を回転自在に保持する。さらに、保持治具12の治具本体19と蓋体20とには、互いの間にコネクタ3の近傍に位置する電線2の一端部2aを挟むクランプ部19a,20aが設けられている。
回転保持部13は、図1に示すように、移動ベース22と、一対の単芯保持部23とを備えている。移動ベース22は、装置本体10の第2ベース部18上にベース板16の長手方向即ち二本の電線2の長手方向(軸芯P)に沿って移動自在に設けられている。このため、回転保持部13は、ベース板16の長手方向に沿って、保持治具12と間隔をあけて設けられている。移動ベース22は、保持治具12に向かってコイルばね24によって付勢されている。
単芯保持部23は、図5(a)及び図5(b)に示すように、それぞれが移動ベース22上に設けられ、ベース板16の幅方向に沿って互いに並設されている。単芯保持部23は、変位支持部としての固定板28と、クランプ保持部25とを備えている。
固定板28は、厚手の円盤状に形成されている。固定板28は、移動ベース22上に重ねられて、この移動ベース22に固定されている。固定板28は、ベース板16の表面に対して直交する即ち前述した軸芯Pに対して直交する軸芯Q回りにクランプ保持部25を回転自在に支持している。固定板28は、軸芯Q回りにクランプ保持部25を回転自在に支持することで、一対の単芯保持部23のクランプ保持部25の後述するクランパ27の先端同士が互いに接離する方向に、クランプ保持部25を変位自在に支持する。
クランプ保持部25は、回転板29と、ベース30と、回転軸31と、クランパ27とを備えている。回転板29は、固定板28と同形状の円盤状に形成され、この固定板28と同軸に当該固定板28に重ねられている。回転板29は、その中心を中心として、前述した軸芯Q回りに固定板28に回転自在に支持されている。
ベース30は、回転板29から立設した柱状に形成されている。ベース30は、回転板29に固定されている。また、ベース30には、ベース板16の表面に沿って、当該ベース30を貫通した貫通孔が形成されている。貫通孔は、その断面形状が円形に形成されている。回転軸31は、円柱状に形成され、貫通孔内に通されて、その軸芯回りに回転自在に支持されている。回転軸31の軸芯は、ベース板16の表面と平行である。
クランパ27は、互いの間に電線2の他端部2bを挟持可能な挟持部材32を一対備えている。これら一対の挟持部材32は、図示しないばねなどによって、互いに近づく方向に付勢されている。一対の挟持部材32のうち一方は、回転軸31に固定されている。クランパ27は、挟持部材32間に電線2の他端部2bを挟んで保持する。クランパ27は、挟持部材32間に挟んだ電線2が回転軸31と同軸なる位置に配置されている。
前述したクランプ保持部25は、クランパ27の挟持部材32間に電線2の他端部2bを挟み、回転軸31及びクランパ27がこれらの軸芯回りに回転自在に支持されていることで、電線2の他端部2bを当該電線2回りに回転自在に保持する。
前述した構成の単芯保持部23即ち回転保持部13は、クランパ27が電線2の他端部2bを保持し、回転軸31がベース30に対して軸芯回りに回転することで、電線2の他端部2bを該電線2の軸芯回りに回転自在に保持する。また、回転保持部13は、固定板28が軸芯Q回りにクランプ保持部25を回転自在に支持することで、一対の単芯保持部23のクランプ保持部25のクランパ27同士を互いに接離自在とする。
移動駆動部14は、モータ33と、ねじ軸34と、スライダ35とを備えている。モータ33は、第1ベース部17に取り付けられ、前述したモータ11の下方に配置されている。モータ33は、その出力軸がベース板16の中央寄りに位置しかつモータ11の出力軸と平行に配置されている。
ねじ軸34は、その外周面にねじ溝が形成された円柱の棒状に形成されている。ねじ軸34は、その一端がモータ33の出力軸に取り付けられ、他端が第2ベース部18に回転自在に支持されている。このため、ねじ軸34は、モータ33によって、その軸芯回りに回転される。ねじ軸34は、その長手方向がモータ33の出力軸と同軸に配置されている。即ち、ねじ軸34は、その長手方向が保持軸12と回転保持部13とに保持された二本の電線2の長手方向(軸芯P)に沿っている。
スライダ35は、方体状に形成され、前記ねじ軸34が螺合するねじ孔が設けられている。スライダ35は、ねじ軸34がその軸芯回りに回転されることで、ねじ軸34の長手方向即ち保持治具12と回転保持部13に保持された二本の電線2の長手方向(軸芯P)に沿って移動される。
前述したスライダ35は、移動保持部材15が電線2の両端部2a,2bに位置する時の当該移動保持部材15の移動速度を、移動保持部材15が電線2の中央部2cに位置する時の当該移動保持部15の移動速度よりも遅くなるように移動される。
移動保持部材15は、図4に示すように、立設柱37と、保持部38とを備えている。立設柱37は、円柱状に形成され、スライダ35から立設した状態で、このスライダ35に固定されている。保持部38は、本体部39と、蓋体40と、係止部材41とを備えている。本体部39は、厚手の平板状に形成され、立設柱37に固定されている。本体部39には、その上面から凹の溝42が一対形成されている。溝42は、断面円弧状に形成され、かつベース板16の長手方向即ち二本の電線2の長手方向(軸芯P)に沿って直線状に延在している。溝42は、ベース板16の幅方向に沿って互いに間隔をあけて、互いに平行に配置されている。溝42は、その内側に電線2を位置付ける。
蓋体40は、厚手の平板状に形成され、本体部39とヒンジ43によって一体に形成されている。蓋体40は、ヒンジ43を中心として回転自在に設けられ、ヒンジ43を中心として回転することで本体部39の溝42の内面との間に電線2を挟む位置と、本体部39の溝42の内面との間に電線2を挟まなくなる位置とに亘って変位自在である。また、蓋体40には、本体部39の溝42の内面との間に電線2を挟む位置に位置付けられると、前述した溝42と合致して、当該溝42とともに断面丸形の穴を形成する合致溝44が一対形成されている。
係止部材41は、蓋体40に回転自在に設けられているとともに、本体部39に係止自在となっている。係止部材41は、図示しないねじりコイルばねによって、本体部39に係止する方向に付勢されている。係止部材41は、蓋体40に対して回転することで、図4中に実線で示す本体部39に係止する位置と、図4中に二点鎖線で示す本体部39に対する係止が解除される位置とに亘って変位自在である。
前述した構成によって、蓋体40は、係止部材41が本体部39に係止する又は係止部材41の本体部39への係止が解除されることで、本体部39に着脱自在となっている。蓋体40は、係止部材41が本体部39に係止することで、本体部39に取り付けられる。そして、蓋体40は、本体部39に取り付けられると、該本体部39の溝42の内面との間に電線2を挟む。このように、本体部39と蓋体40との間に電線2を挟んで、保持部38は、電線2を互いに並行(平行及び略平行な状態を示す)に保持する。
前述した構成の移動保持部材15は、スライダ35に固定されることで、ねじ軸34即ち前述した二本の電線2の長手方向(軸芯P)に沿って移動自在であるとともに、移動駆動部14のモータ33によって、前述した電線2の長手方向(軸芯P)に沿って移動される。また、移動保持部材15は、保持部38の本体部39と蓋体40との間に電線2を挟み、これらの電線2を溝42内に位置付けることで、これら二本の電線2を互いに並行に保つ。
制御装置は、周知のRAM、ROM、CPUなどを備えたコンピュータであって、前述したモータ11と、移動駆動部14のモータ33と接続して、これらの動作を制御することで、電線撚り合わせ装置1全体の制御をつかさどる。制御装置は、保持治具12にコネクタハウジング7がセットされて二本の電線2が撚り合わされていない状態では、移動駆動部14のモータ33を制御して、移動保持部材15を最もモータ11寄りに位置つける。そして、制御装置は、モータ11を駆動して二本の電線2を軸芯P回りに回転させて、これら二本の電線2同士を撚り合わせながら、モータ33を駆動して移動保持部材15を回転保持部13に向かって移動させる。
このとき、制御装置は、保持治具12即ち保持治具12に保持された二本の電線2を軸芯P回りに予め定められた数回転させる毎に、ねじ軸34を予め定められた数回転させてスライダ35即ち移動保持部材15を予め定められた距離移動させるように、モータ11,33を制御する。即ち、制御装置は、モータ11,33を互いに同期させて駆動する。
図示例では、前述したねじ溝36aが軸芯に対して傾きθ1分傾いているねじ軸34の両端部34aにスライダ35が位置付けられていると、二本の電線2を軸芯P回りに1回転させる毎に、スライダ35即ち移動保持部材15を回転保持部13に向かって約10mm程度移動させるように、制御装置は、モータ11,33を制御する。前述したねじ溝36bが軸芯に対して傾きθ2分傾いているねじ軸34の中央部34bにスライダ35が位置付けられていると、二本の電線2を軸芯P回りに1回転させる毎に、スライダ35即ち移動保持部材15を回転保持部13に向かって約20mm程度移動させるように、制御装置は、モータ11,33を制御する。また、図示例では、スライダ35がねじ軸34の両端部34aに位置付けているときのモータ33がねじ軸34を回転させる回転数と、スライダ35がねじ軸34の中央部34bに位置付けているときのモータ33がねじ軸34を回転させる回転数とは、互いに等しくなっている。
また、制御装置には、電線撚り合わせ装置1を操作するための操作部45が接続されている。制御装置は、操作部45の操作スイッチ46から入力された命令通りに、電線撚り合わせ装置1全体を制御する。なお、操作部45には、電線撚り合わせ装置1の駆動/停止/緊急停止用の操作スイッチ46が設けられている。
前述した電線撚り合わせ装置1を用いて、前述した対撚り線3を以下のように製造する。まず、各々の電線2を所定の長さに切断して、その一端部2aの端末に端子金具を取り付けて、当該端子金具をコネクタハウジング7の端子収容室内に収容する。そして、電線撚り合わせ装置1が停止して状態で、コネクタハウジング7を保持治具12の保持凹部21にセットして、電線2の一端部2aを保持治具12に保持させる。
そして、各電線2の他端部2bを回転保持部13のクランパ27に保持させるとともに、電線2の中央部2cを移動保持部材15の保持部38の本体部39の溝42内に通して、本体部39と蓋体40との間に挟んで、移動保持部材15に電線2の中央部2cを保持させる。その後、操作部45の操作スイッチ46を操作して、電線撚り合わせ装置1全体を駆動する。
すると、制御装置は、モータ11を停止したまま、モータ33を駆動して、スライダ35即ち移動保持部材15を最もモータ11即ち保持治具12寄りに位置付ける。すると、図6(a)に示すように、一対の単芯保持部23のクランプ保持部25のクランパ27同士が最も離れた状態となる。そして、制御装置は、予め定められた回転数でモータ11,33を駆動させる。すると、二本の電線2が軸芯P回りに回転されながら、移動保持部材15が回転保持部13に向かって移動する。このとき、移動保持部材15の保持部38が二本の電線2を互いに並行に保つので、保持治具12と移動保持部材15の保持部38との間に位置する二本の電線2が互いに撚り合わされて、移動保持部材15の保持部38と回転保持部13のクランパ27との間に位置する二本の電線2が互いに並行なままとなる。
このため、移動保持部材15の移動速度によって、前述した二本の電線2同士の撚り合わせピッチT1,T2が定められる。即ち、移動保持部材15の移動速度が遅くなると、前述した二本の電線2同士の撚り合わせピッチT1,T2が細かく(短く)なり、移動保持部材15の移動速度が速くなると、前述した二本の電線2同士の撚り合わせピッチT1,T2が粗く(長く)なる。
また、モータ11が、軸芯P回りに二本の電線2を回転させて、電線2がねじられると、当該電線2のねじりによって回転保持部13のクランパ27が回転して、当該電線2のねじりを開放する。このため、電線2にはねじり方向の応力が残留しない。
さらに、移動保持部材15が回転保持部13に近づくのにしたがって、図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態に向かって、一対の単芯保持部23のクランパ27の先端が互いに近づく方向に回転板29が固定板28に対して徐々に回転して、クランパ27と電線2の他端部2bとを一直線上に位置付けて、回転軸31即ちクランパ27を確実に回転させる。このため、二本の電線2同士を寄り合わせる際に、クランパ27を確実に回転でき、電線2のねじりを確実に開放できる。
そして、移動保持部材16が、図6(b)に示すように、回転保持部13に最も近づいて一対の単芯保持部23のクランプ保持部25のクランパ27の先端同士が最も近づくと、制御装置は、モータ11,33を停止する。そして、作業員が、電線撚り合わせ装置1自体を停止して、保持治具12及びクランパ27から互いに撚り合わされた電線2の両端部2a,2bを取り外して、前述した対撚り線3が得られる。こうして、電線撚り合わせ装置1を用いて、二本の電線2を互いに撚り合わせて、対撚り線3を製造する。
本実施形態によれば、電線2の他端部2bを保持するクランプ保持部25のクランパ27の先端同士を接離自在に支持する固定板28を備えているので、電線2同士を撚り合わせる際に、このクランプ保持部25が電線2から引っ張られて、クランプ保持部25のクランパ27が当該電線2と常に一直線上に位置付けられることとなる。
このため、電線2同士を撚り合わせる際に、クランプ保持部25のクランパ27の近傍で電線2が屈曲することを防止できる。したがって、常に、クランプ保持部25が、電線2の他端部2bをこの電線2回りに回転自在に保持することができ、電線2同士を撚り合わせる際に、当該電線2がねじられることを確実に防止できる。よって、電線2同士が分離することを確実に防止できる。
また、固定板28がクランプ保持部25を軸芯Q周りに回転自在に支持しているので、電線2同士を撚り合わせる際に、このクランプ保持部25のクランパ27が電線2から引っ張られて、当該電線2と確実に常に一直線上に位置付けられることとなる。したがって、電線2同士を撚り合わせる際に、当該電線2がねじられることをより確実に防止でき、よって、電線2同士が分離することをより確実に防止できる。
移動保持部材15が二本の電線2を並行に保ち、保持治具12がモータ11により回転されることで、二本の電線2を撚り合わせるので、保持治具12がモータ11により回転されると、移動保持部材15と保持治具12との間の電線が互いに撚り合わされることとなる。このため、保持治具12がモータ11により回転されると、移動保持部材15と保持治具12との間の電線2が互いに撚り合わされるので、二本の電線2を確実に撚り合わせることができる。また、このため、移動保持部材15の保持治具12から回転保持部13に向かう移動速度を早くすると、電線2同士の撚り合わせピッチT1,T2が粗くなる(長くなる)。
このため、電線2の中央部2cに位置する時の移動保持部材15の移動速度よりも、当該電線2の両端部2a,2bに位置する時の移動保持部材15の移動速度を遅くするので、両端部2a,2bの電線2同士の撚り合わせピッチT1が中央部2cの撚り合わせピッチT2よりも細かくなる(短くなる)。したがって、両端部2a,2bが中央部2cよりもより強固に電線2同士が撚り合わされることとなって、両端部2a,2bにおいて、電線2同士が分離し易くなることを防止できる。
また、保持治具12が二本の電線2の一端部2aに取り付けられたコネクタ4を保持するので、一端部2aにコネクタ4が取り付けられた状態の電線2同士を撚り合わせることとなる。このように、特に、一端部2aには元々コネクタ4が取り付けられているので、当該一端部2aにおいて電線2同士が分離することを確実に防止できる。
さらに、移動保持部材15の保持部38が、互いに平行な溝42が設けられた本体部39と蓋体40とを備えているので、確実に二本の電線2を並行な状態に保つことができる。このため、電線2同士を撚り合わせる最中に、当該電線2同士が離間することを防止でき、確実に二本の電線2同士を撚り合わせることができる。
前述した実施形態では、移動保持部材15の保持部38が、本体部39と蓋体40との間に電線2を挟むことで、電線2同士を並行に保っている。しかしながら、本発明では、図7に示すように、保持部38は、電線2を挟むことなく、電線2同士を並行に保っても良い。なお、図7において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図7に示す場合には、保持部38は、平板状に形成された本体部39と、この本体部39の幅方向の中央から立設した仕切り壁47とを備えている。保持部38は、本体部39上に電線2を載置し、二本の電線2を仕切り壁47で互いに仕切る。こうすることで、図7に示された移動保持部材15の保持部38は、二本の電線2を互いに並行に保つ。
また、前述した実施形態では、移動保持部材15が保持部38を一つのみ備えている。しかしながら、本発明では、移動保持部材15が、図8及び図9に示すように、保持部38を複数備えても良い。図8に示す場合には、ベース板16の幅方向に沿って互いに間隔をあけて保持部38を二つ設けている。図9に示す場合には、ベース板16の幅方向に沿って互いに間隔をあけて保持部38を四つ設け、互いに隣り合う保持部38の鉛直方向とベース板16の長手方向の位置を互いにずらしている。
なお、図8及び図9に示すように、移動保持部材15が保持部38を複数備えている場合には、勿論、図10に示すように、保持治具12と回転保持部13とをそれぞれ複数設け、これらの保持治具12及び回転保持部13を保持部38と同数設ける。なお、図10は、図9に示すように、保持部38を四つ設けた場合を示している。
なお、図8乃至図10において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。また、図10では、一つのモータ11の駆動力を、各保持治具12の回転とねじ軸34の回転に用いるためのギヤボックス48を備えている。
前述した図8乃至図10に示す場合も、前述した実施形態と同様にねじ溝36a,36bが形成されており、前述した実施形態と同様の効果を奏でる。さらに、図8乃至図10に示す場合によれば、保持治具12と回転保持部13と移動保持部材15の保持部38を複数、同数設けているので、一度に複数対の電線2同士を撚り合わせることができる。したがって、対撚り線3の生産性を向上することができる。
また、本発明の電線撚り合わせ装置1は、図11に示すように、強制回転部49を備えても良い。なお、図11において、前述した実施形態などと同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
強制回転部49は、図11に示すように、クランプ保持部25に取り付けられたプーリと、これらのプーリ間に掛け渡された無端ベルト50と、モータ51とを備えている。プーリは、クランプ保持部25に保持される電線2と同軸となるように、当該クランプ保持部25に取り付けられている。無端ベルト50は、伸縮自在な材料で構成され、かつ無端環状に形成されて、プーリ間を循環するように、これらのプーリに掛け渡されている。モータ51は、移動ベース22に取り付けられ、その出力軸に無端ベルト50の内周面に設けられた歯と噛み合うピニオンが取り付けられている。モータ51は、無端ベルト50をプーリ間に循環させる。
前述した構成の強制回転部49は、モータ11が軸芯P回りに保持治具12即ち二本の電線2を回転するのと連動して、前記電線2各々がねじれないように、モータ51が無端ベルト50を循環させて電線2回りにクランプ保持部25を回転させる。こうすることで、図11に示された電線撚り合わせ装置1は、モータ12が回転するのに連動して、強制回転部49が電線2がねじれないように、クランプ保持部25を前記電線2回りに回転させるため、電線2をねじることなく、二本の電線2を撚り合わせることができる。よって、電線2同士が分離することをより一層確実に防止できる。
なお、図11に示す場合においても、無端ベルト50が伸縮することで、二本の電線2を撚り合わせる際に、クランプ保持部25のクランパ27が電線2から引っ張られて、このクランプ保持部25が軸芯Q周りに回転して、クランパ27を当該電線2と確実に常に一直線上に位置付けられることとなる。このため、図11に示す場合においても、常に、クランプ保持部25が、電線2の他端部2bをこの電線2回りに回転自在に保持することができ、電線2同士を撚り合わせる際に、当該電線2がねじられることを確実に防止できる。よって、電線2同士が分離することを確実に防止できる。
本発明では、種々の手段を用いて、移動保持部材15の移動速度を両端部34aと中央部34bとで前述したように互いに異ならせれば良い。さらに、本発明では、クランパ27及び回転軸31をモータなどによって強制的に回転させても良い。また、本発明では、クランプ保持部25を軸芯Q回りに回転自在に限らず、スライドさせるなどのクランパ27の先端同士が接離するように、変位自在とすればよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
(a)は、本発明の一実施形態にかかる電線撚り合わせ装置の構成を示す平面図であり、(b)は、図1(a)に示された電線撚り合わせ装置の構成を示す側面図である。 図1に示された電線撚り合わせ装置で製造される対撚り線の構成を示す平面図である。 図1に示された電線撚り合わせ装置の保持治具の構成を示す斜視図である。 図1に示された電線撚り合わせ装置の移動保持部材の正面図である。 (a)は、図1に示された電線撚り合わせ装置の回転保持部の平面図であり、(b)は、図1に示された電線撚り合わせ装置の回転保持部の側面図である。 (a)は、図5(a)に示された回転保持部の一対の単芯保持部のクランプ保持部のクランパ同士が最も離れた状態を示す平面図であり、(b)は、図6(a)に示された回転保持部の一対の単芯保持部のクランプ保持部のクランパ同士が最も近づいた状態を示す平面図である。 図4に示された移動保持部材の変形例の正面図である。 図4に示された移動保持部材の他の変形例の正面図である。 図4に示された移動保持部材の更に別の変形例の正面図である。 図9に示された移動保持部材を備えた電線撚り合わせ装置の構成を示す平面図である。 図1に示された電線撚り合わせ装置の回転保持部の変形例の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 電線撚り合わせ装置
2 電線
2a 一端部
2b 他端部
11 モータ(回転駆動部)
12 保持治具(電線保持部)
13 回転保持部
14 移動駆動部
15 移動保持部材
23 単芯保持部
25 クランプ保持部
28 固定板(変位支持部)
P 軸芯

Claims (4)

  1. 二本の電線の一端部を保持する電線保持部と、
    前記電線保持部を軸芯回りに回転させる回転駆動部と、
    前記電線保持部と間隔をあけて設けられ、かつ一本の前記電線の他端部を当該電線回りに回転自在に保持する単芯保持部を互いに並設して一対設けた回転保持部と、を備えた電線撚り合わせ装置において、
    前記単芯保持部が、
    前記電線の他端部を当該電線回りに回転自在に保持するクランプ保持部と、
    前記一対の単芯保持部の前記クランプ保持部の先端同士が互いに接離する方向に、当該クランプ保持部を変位自在に支持する変位支持部と、を備えたことを特徴とする電線撚り合わせ装置。
  2. 前記変位支持部は、前記クランプ保持部を回転自在に支持したことを特徴とする請求項1記載の電線撚り合わせ装置。
  3. 前記軸芯に沿って移動自在であるとともに前記二本の電線を互いに並行に保つ移動保持部と、
    前記移動保持部を前記軸芯に沿って移動させる移動駆動部と、を備え、
    前記移動駆動部が前記移動保持部を前記電線の一端部寄りに位置付けて、前記回転駆動部が前記軸芯回りに前記電線を回転させるのに連動して、前記移動駆動部が前記移動保持部を前記回転保持部に向かって移動させることで、前記二本の電線を互いに撚り合わせることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電線撚り合わせ装置。
  4. 前記回転駆動部が前記軸芯回りに前記電線を回転させるのに連動して、前記クランプ保持部を前記電線回りに回転させる強制回転部を備えたことを特徴とする請求項3記載の電線撚り合わせ装置。
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