JP5219964B2 - 製造指示装置、プログラム、製造指示システム及び製造指示方法 - Google Patents

製造指示装置、プログラム、製造指示システム及び製造指示方法 Download PDF

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Description

本発明は、各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する技術に関する。
産業機械やモータなどの個別受注生産製品では、顧客が要求した納期までに製品を製造するため、生産計画や製造指示を決定する必要がある。
例えば、特許文献1には、納期を順守するために、最終工程完了までの残処理時間と、納期までの残時間と、の比によって計算される納期余裕度の小さいものから、仕掛部品の処理を行う製造指示を行う技術が記載されている。
特開2004-295679号公報
例えば、産業機械やモータなど複数のサブラインがメインラインで合流する組立ラインでは、大型部品が合流工程において集合するために、合流工程の仕掛置き場に空きがなくなる可能性があり、合流工程の仕掛数が重要視される。
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、納期の余裕度から処理順序を作成する技術では、各部品の合流工程までの処理時間を考慮しておらず、各部品の到着時刻がずれ、全部品が揃わない場合がある。そのため、合流工程において、先に到着した部品は、作業が開始できず、仕掛数が増大してしまう場合がある。
そこで、本発明は、納期を遵守し、かつ合流工程における仕掛数が少なくなるようにすることを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、納期に余裕のない仕掛部品については、合流工程までの残処理時間の短い製品に使用されるものを優先して処理するようにする。
例えば、本発明は、各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する製造指示装置であって、製品、および、当該製品の納期、を特定する受注情報と、製品、当該製品を構成する部品、当該部品を製造する工程経路、および、当該工程経路において他の工程経路を経由してきた他の部品と合流する合流工程、を特定する部品構成情報と、工程経路、当該工程経路に含まれる工程、当該工程での処理時間、を特定する工程経路情報と、製品、当該製品を構成する部品、当該部品が属している工程、当該部品が当該工程での処理が行われているか否か、を特定する作業実績情報と、を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記作業実績情報より、工程に属し、当該工程での処理が行われていない前記部品を当該工程における仕掛部品として特定する処理と、前記部品構成情報より、前記仕掛部品の工程経路と、合流工程と、を特定する処理と、前記工程経路情報より、前記仕掛部品の工程経路における合流工程までの工程での処理時間を集計することにより、前記仕掛かり部品の合流工程までの残処理時間を算出し、前記仕掛部品を有する製品の納期までの残り時間を算出し、前記残り時間を前記残処理時間で除算して納期余裕度を算出する処理と、前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品については、前記納期余裕度が小さいものから順に各工程に投入する処理順序とし、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とする処理と、を行うこと、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、納期遅れを少なくし、かつ合流工程における仕掛数が少なくなるようにすることができる。
製造指示システムの概略図。 組立ラインの一例を示す概略図。 製造指示装置の概略図。 受注情報テーブルの概略図。 部品構成情報テーブルの概略図。 工程経路情報テーブルの概略図。 作業実績情報テーブルの概略図。 パラメータ情報テーブルの概略図。 コンピュータの概略図。 各工程に仕掛かっている部品の処理順序を特定する処理を示すフローチャート。 表示画面の一例を示す概略図。 表示画面の一例を示す概略図。 表示画面の一例を示す概略図。 部品の処理順序を作成する処理を示すフローチャート。
図1は、本発明の一実施形態である製造指示システム100の概略図である。図示するように、製造指示システム100は、製造指示装置110と、受注処理装置130と、生産計画立案装置150と、生産ライン管理装置170と、を備え、これらはネットワーク190を介して相互に情報の送受信を行うことができるようにされている。
ここで、本発明では、産業機械やモータなど複数のサブラインがメインラインで合流する工程を有する組立ラインにおける製造指示(処理順序の特定)を対象とする。
例えば、図2(組立ラインの一例を示す概略図)に示すように、大型モータの組立ライン191のように、サブライン工程であるコイル工程191aから乾燥工程191cで作成されるステータ192と、サブライン工程である製缶工程191dから乾燥工程191gで作成されるロータ193と、が最終製品であるモータを作成するメインライン工程である組立191hから発送工程191iにおける組立工程191hで合流する。
組立ライン191では、製品ごとに、工程経路が異なり、全工程中、いずれかの工程を通過しない場合もある。また、製品ごとに、各工程の処理時間は異なる。そのため、組立工程191hまでの処理時間は、各部品によって異なり、組立工程191hに到着する時刻がずれ、組立工程191hの仕掛が増大する。
なお、本発明における製造指示システム100では、組立ライン191における各工程の仕掛の処理順序を即時に決定し、利用者に提供する。
図3は、製造指示装置110の概略図である。図示するように、製造指示装置110は、記憶部111と、制御部118と、入力部123と、出力部124と、通信部125と、を備える。
記憶部111は、受注情報記憶領域112と、部品構成情報記憶領域113と、工程経路情報記憶領域114と、作業実績情報記憶領域115と、パラメータ情報記憶領域116と、を備える。
受注情報記憶領域112には、製品毎の納期を特定する受注情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図4(受注情報テーブル112aの概略図)に示すような受注情報テーブル112aが記憶される。
図示するように、受注情報テーブル112aは、受注番号欄112bと、製品番号欄112cと、製品欄112dと、納期欄112eと、納め先欄112fと、を有する。
受注番号欄112bには、各々の受注を一意に識別するための識別情報が格納される。ここでは、受注を受けた際に採番される受注番号が格納される。
製品番号欄112cには、受注番号欄112bで特定される受注で、注文を受けた製品を特定する識別情報である製品番号が格納される。
製品欄112dには、受注番号欄112bで特定される受注で、注文を受けた製品の製品名が格納される。
納期欄112eには、受注番号欄112bで特定される受注で、注文を受けた製品の納期を特定する情報が格納される。ここで、納期は、年月日で特定されているが、このような態様に限定されるものではない。
納め先欄112fには、受注番号欄112bで特定される受注で、注文を受けた製品を納める納め先を特定する情報が格納される。
図3に戻り、部品構成情報記憶領域113には、製品毎に、当該製品を構成する部品と、当該部品が製造される工程経路と、を特定する部品構成情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図5(部品構成情報テーブル113aの概略図)に示すような部品構成情報テーブル113aが記憶される。
図示するように、部品構成情報テーブル113aは、製品番号欄113bと、製品欄113cと、構成部品欄113dと、工程経路欄113eと、合流工程欄113fと、を有する。
製品番号欄113bには、製品を特定する識別情報である製品番号が格納される。
製品欄113cには、製品番号欄113bで特定される製品の製品名を特定する情報が格納される。
構成部品欄113dには、製品番号欄113bで特定される製品を構成する部品を特定する情報が格納される。ここでは、部品を特定する情報として部品名が格納される。
工程経路欄113eには、製品番号欄113bで特定される製品の構成部品欄113dで特定される部品を製造するための工程経路を特定する情報が格納される。ここでは、工程経路を特定する情報として、各々の工程経路に一意に割り当てられている工程経路番号が格納される。
合流工程欄113fには、製品番号欄113bで特定される製品を製造する組立ラインにおいて、サブラインで製造されてきた部品が合流する工程を特定する情報が格納される。ここで、工程を特定する情報として、工程名が格納される。
図3に戻り、工程経路情報記憶領域114には、工程経路に含まれる工程と、当該工程の処理時間と、を特定する工程経路情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図6(工程経路情報テーブル114aの概略図)に示すような工程経路情報テーブル114aが記憶される。
図示するように、工程経路情報テーブル114aは、工程経路欄114bと、工程欄114cと、処理時間欄114dと、を有する。
工程経路欄114bには、各々の工程経路を特定する情報が格納される。
工程欄114cには、工程経路欄114bで特定される工程経路に含まれる工程を特定する情報が格納される。なお、各々の工程経路に含まれる工程は、上方のレコードから順に処理されるものとする。
処理時間欄114dには、工程経路欄114bで特定される工程経路の工程欄114cで特定される工程の処理時間を特定する情報が格納される。
図3に戻り、作業実績情報記憶領域115には、製品を構成する部品毎に、処理待ち又は処理中の工程と、当該工程の前工程の終了時刻と、を特定する作業実績情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図7(作業実績情報テーブル115aの概略図)に示すような作業実績情報テーブル115aが記憶される。
図示するように、作業実績情報テーブル115aは、製品番号欄115bと、部品欄115cと、製造工程欄115dと、終了時間欄115eと、開始時間欄115fと、を有する。
製品番号欄115bには、製品を特定する識別情報である製品番号が格納される。
部品欄115cには、製品番号欄115bで特定される製品を構成する部品を特定する情報が格納される。
製造工程欄115dには、製品番号欄115bで特定される製品の部品欄115cで特定される部品が、処理待ち又は処理中の工程を特定する情報が格納される。
終了時間欄115eには、製造工程欄115dで特定される工程の前工程での処理の終了時間を特定する情報(年月日時間)が格納される。
開始時間欄115fには、製造工程欄115dで特定される工程での処理が開始された開始時間を特定する情報(年月日時間)が格納される。なお、製造工程欄115dで特定される工程での処理が開始されていない場合には、本欄は空欄とされる。
図3に戻り、パラメータ情報記憶領域116には、納期の遅れを判断するためのパラメータを特定するパラメータ情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図8(パラメータ情報テーブル116aの概略図)に示すようなパラメータ情報テーブル116aが記憶される。
図示するように、パラメータ情報テーブル116aは、項目欄116bと、値欄116cと、を有する。
項目欄116bには、パラメータの項目を特定する情報が格納される。ここでは、項目を特定する情報として、「納期遅れ基準値」及び「間隔時間」がそれぞれ格納される。
値欄116cには、項目欄116bで特定される項目に対応する値を特定する情報が格納される。
図3に戻り、制御部118は、全体制御部119と、情報取得部120と、処理順序算出部121と、を備える。
全体制御部119は、製造指示装置110における全体の処理を制御する。
情報取得部120は、受注処理理想値130、生産計画立案装置150及び生産ライン管理装置170より必要な情報を取得して、記憶部111に記憶する。
例えば、情報取得部120は、受注処理装置130より、受注情報テーブル112aの各レコードに格納する情報を取得し、受注情報テーブル112aに格納する処理を行う。
また、情報取得部120は、生産計画立案装置150より、部品構成情報テーブル113a及び工程経路情報テーブル114aの各レコードに格納する情報を取得し、部品構成情報テーブル113a及び工程経路情報テーブル114aに格納する処理を行う。
さらに、情報取得部120は、生産ライン管理装置170より、作業実績情報テーブル115aの各レコードに格納する情報を取得し、作業実績情報テーブル115aに格納する処理を行う。
ここで、情報取得部120は、予め定められた時に、受注処理理想値130、生産計画立案装置150及び生産ライン管理装置170から情報を取得するようにしてもよく、また、これらの装置より情報が送られてきた時に、対応するテーブルに格納するようにしてもよい。
処理順序算出部121は、各工程に仕掛かっている部品の処理順序を特定する処理を行う。
例えば、処理順序算出部121は、各工程に仕掛かっている部品の納期余裕度を算出し、納期に余裕のない部品は、納期までの余裕度の小さいものから順に各工程での処理順序とし、納期に余裕のある部品は、合流工程までの近接度の小さいものから順に各工程での処理順序とする。
入力部123は、情報の入力を受け付ける。
出力部124は、情報を出力する。
通信部125は、ネットワーク190を介した情報の送受信を行う。
以上に記載した製造指示装置110は、例えば、図9(コンピュータ900の概略図)に示すような、CPU(Central Processing Unit)901と、メモリ902と、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置903と、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の可搬性を有する記憶媒体904に対して情報を読み書きする読書装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置908と、を備えた一般的なコンピュータ900で実現できる。
例えば、記憶部111は、CPU901がメモリ902又は外部記憶装置903を利用することにより実現可能であり、制御部118は、外部記憶装置903に記憶されている所定のプログラムをメモリ902にロードしてCPU901で実行することで実現可能であり、入力部123は、CPU901が入力装置906を利用することで実現可能であり、出力部124は、CPU901が出力装置907を利用することで実現可能であり、通信部125は、CPU901が通信装置908を利用することで実現可能である。
この所定のプログラムは、読書装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読書装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。
受注処理装置130は、顧客からの受注を受け付けて、予め定められた時又は製造指示装置110からの要求に応じて、受け付けた受注情報を製造指示装置110に送信する。
生産計画立案装置150は、製造指示システム100の利用者から、部品構成情報及び工程経路情報の入力を受け付けて、予め定められた時又は製造指示装置110からの要求に応じて、受け付けた部品構成情報及び工程経路情報を製造指示装置110に送信する。
生産ライン管理装置170は、生産ラインに配置されている各生産装置や各生産装置の利用者より、作業実績情報の入力を受け付けて、予め定められた時又は製造指示装置110からの要求に応じて、受け付けた作業実績情報を製造指示装置110に送信する。
図10は、各工程に仕掛かっている部品の処理順序を特定する処理を示すフローチャートである。
まず、処理順序算出部121は、記憶部111より、受注情報テーブル112a、部品構成情報テーブル113a、工程経路情報テーブル114a、作業実績情報テーブル115a及びパラメータ情報テーブル116aを読み込む(S10)。
次に、処理順序算出部121は、合流工程(ここでは、組立工程)までの各工程において、部品の納期までの余裕度と、組立工程までの近接度と、から部品の処理順序を作成する(S11)。なお、このステップS11での処理の詳細は、図14を用いて説明する。また、合流工程以降の各工程の部品の処理順序は、任意の方法、例えば、納期余裕度等が小さいものから順に処理するようにすればよい。
次に、処理順序算出部121は、合流工程における製品(ここでは、モータ)の総仕掛数及び総仕掛時間を算出する(S12)。
例えば、処理順序算出部121は、作業実績情報テーブル115aにおいて、開始時間欄115fに開始時間が格納されていないレコードを、部品構成情報テーブル113aを参照して、各製品の工程経路毎における工程毎にまとめることで、各工程に仕掛かっている部品を特定する。
また、処理順序算出部121は、モータj(jはモータを識別するために、1から順に各モータに割り振られた自然数であって、1≦j≦n)を構成する全ての部品の集合において、各工程に仕掛かっている部品の組立工程までの処理時間を工程経路情報テーブル114aの処理時間欄114dより特定して、仕掛かっている工程から組み立て工程までの処理時間を集計することで、各工程に仕掛かっている部品の残処理時間を算出する。
そして、処理順序算出部121は、モータjを構成する全ての部品の集合において、各工程に仕掛かっている部品の組立工程までの残処理時間の最大値をMaxM、組立工程までの残処理時間の最小値をMinMとすると、モータjを構成する部品i(iは部品を識別するために、1から順に各部品に割り振られた自然数)の組立工程における仕掛時間WTは下記の(1)式となる。
Figure 0005219964
この(1)式により、組立ラインの組立工程における、各モータの仕掛時間が算出できる。
さらに、モータの総数をn(nは自然数)とすると、モータの総仕掛時間TWTは、下記の(2)式となる。
Figure 0005219964
この(2)式により、組立ラインの組立工程における、全製品の仕掛時間が算出できる。
また、処理順序算出部121は、パラメータ情報テーブル116aに格納されている間隔時間を用いて、組立工程におけるモータの総仕掛数を算出する。
例えば、処理順序算出部121は、現在時刻をT、間隔時間をST、モータjを構成する部品の集合において、組立工程までの残処理時間の最小値をMinMとすると、下記の(3)式が成立する部品は、時刻TからT+STの間に、モータjが組立工程に仕掛かっている。この(3)式により、組立ラインの組立工程における、時間間隔STごとの総仕掛数を算出できる。
Figure 0005219964
次に、処理順序算出部121は、ステップS11で算出される納期までの余裕度、組立工程まで近接度及び部品の処理順序と、ステップS12で算出される組立工程における製品の総仕掛時間及び組立工程における製品の総仕掛数と、を予め定められた表示画面に加工して、出力部124に出力する(S13)。
図11は、表示画面192の一例を示す概略図である。図11の例では、後述する表示選択領域192aにおいて「処理順序」が選択された場合の例である。
図示するように、表示画面192は、表示選択領域192aと、工程選択領域192bと、処理順序表示領域192cと、を有する。
表示選択領域192aにおいて「処理順序」が選択された場合には、工程選択領域192bで処理順序を表示する工程が選択されることにより、当該工程における仕掛部品(背品番号及び部品名で特定)の処理順序を特定する情報が、納期余裕度及び近接度を特定する情報とともに処理順序表示領域192cに表示される。
このような表示画面192により、製造指示装置110の利用者は、パラメータ情報テーブル116aに格納されている納期遅れ基準を再設定する際の参考情報として、処理順序と、その処理順序によって処理される部品の納期までの余裕度と、組立までの近接度を参照することができる。
図12は、表示画面の一例を示す概略図である。図12の例では、表示選択領域192aにおいて「仕掛時間」が選択された場合の例である。
図示するように、表示画面192は、表示選択領域192aと、合流工程の総仕掛時間領域192dと、仕掛時間表示領域192eと、を有する。
表示選択領域192aにおいて「仕掛時間」が選択された場合には、合流工程の総仕掛時間領域192dに合流工程の総仕掛時間が表示され、仕掛時間表示領域192eには、各製品の各々の部品毎に仕掛かっている工程及び合流工程までの残処理時間と、合流工程における製品の総仕掛時間と、を特定する情報が表示される。
このような表示画面192により、製造指示装置110の利用者は、パラメータ情報テーブル116aに格納されている納期遅れ基準を再設定する際の参考情報として、組立工程における製品の仕掛時間、組立工程における製品の総仕掛時間、を参照することができる。
図13は、表示画面の一例を示す概略図である。図13の例では、表示選択領域192aにおいて「総仕掛数」が選択された場合の例である。
図示するように、表示画面192は、表示選択領域192aと、総仕掛数表示領域192fと、を有する。
表示選択領域192aにおいて「総仕掛数」が選択された場合には、総仕掛数表示領域192fには、各々の製品毎に、組立工程における仕掛時間及び総仕掛数を特定する情報が表示される。
このような表示画面192により、製造指示装置110の利用者は、パラメータ情報テーブル116aに格納されている納期遅れ基準を再設定する際の参考情報として、間隔時間ごとの組立工程における総仕掛数を参照することができる。
図10に戻り、製造指示装置110の利用者が、表示画面192を参照することにより、総仕掛時間と、総仕掛数が、利用者の評価基準を満たすならば修正をしないものとして(ステップS14でNo)、処理を終了し、利用者の評価基準を満たさないならば修正を行うものとして(ステップS14でYes)、ステップS15に進む。
ステップS15では、処理順序算出部121は、入力部123を介して、製造指示装置110の利用者より、パラメータ情報テーブル116aに格納されている納期遅れ基準の値の修正の入力を受け付け、ステップS11に戻り処理を繰り返す。
ここで、製造指示装置110の利用者は、納期順守を重要視するならば、納期遅れ基準の値を小さくなるように再設定し、仕掛時間や仕掛数を重要視するならば、納期遅れ規準の値を大きくなるように再設定する。
図14は、図10におけるステップS11における部品の処理順序を作成する処理を示すフローチャートである。
まず、処理順序算出部121は、部品毎に納期までの余裕度を算出する(S20)。
例えば、部品iの発送工程完了までの残処理時間P、納期までの残時間をTとすると、納期余裕度Cは、下記の(4)式となる。
Figure 0005219964
次に、処理順序算出部121は、パラメータ情報テーブル116aに格納されている納期遅れ基準値の値と、ステップS20で算出された納期までの余裕度から、納期遅れの部品を判定する(S21)。
例えば、処理順序算出部121は、納期遅れ基準値の値をK、部品iの納期余裕度をCとすると、C<Kならば納期から遅れ、C≧Kならば納期を順守すると判定する。
次に、処理順序算出部121は、ステップS21で納期から遅れると判定された部品について、ステップS20によって算出される納期余裕度の小さいものから処理するように、処理順序を作成する(S22)。
次に、処理順序算出部121は、ステップS21で納期を順守すると判定された部品について、その部品が構成する製品の全部品の中で、合流工程までの作業時間の最小値を近接度と定義し、近接度の小さい部品から処理するように、処理順序を作成し、ステップS22で作成された処理順序がある工程の場合には、ステップS22で作成された処理順序の後に近接度の小さい部品から処理する処理順序をつなげる(S23)。このようにすることで、合流工程に早く到着する部品の仕掛時間を削減するような処理順序が可能となる。
例えば、部品iの組立工程までの残処理時間をM、モータjを構成する部品の集合をFとすると、組立工程までのモータの近接度Nは、下記の(5)式となる。
Figure 0005219964
この(5)式により、組立ラインの合流工程(組立工程)における、各製品(各モータ)の近接度を算出できる。
なお、(5)式で算出される値が同じ部品については、製品の全部品の中で、組立工程までの作業時間の最大値を遠隔度と定義し、遠隔度の小さい部品から、処理するように、処理順序を作成する。このようにすることにより、(5)式で算出される値が同じ部品間においても、組立工程に早く到着する部品の仕掛時間を削減するような処理順序が可能となる。
例えば、部品iの組立工程までの残処理時間をM、モータjを構成する部品の集合をFとすると、組立工程までのモータの遠隔度Dは、下記の(6)式となる。
Figure 0005219964
この(6)式により、組立ラインの合流工程(組立工程)における、各製品(各モータ)の遠隔度を算出できる。
以上のように、本実施形態によれば、製品の組立ラインにおいて、顧客の要求する納期を順守し、かつ、組立の仕掛数を最小化する処理順序を作成することができる。
100 製造指示システム
110 製造指示装置
111 記憶部
112 受注情報記憶領域
113 部品構成情報記憶領域
114 工程経路情報記憶領域
115 作業実績情報記憶領域
116 パラメータ情報記憶領域
118 制御部
119 全体制御部
120 情報取得部
121 処理順序算出部
123 入力部
124 出力部
125 通信部

Claims (16)

  1. 各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する製造指示装置であって、
    製品、および、当該製品の納期、を特定する受注情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品を製造する工程経路、および、当該工程経路において他の工程経路を経由してきた他の部品と合流する合流工程、を特定する部品構成情報と、
    工程経路、当該工程経路に含まれる工程、当該工程での処理時間、を特定する工程経路情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品が属している工程、当該部品が当該工程での処理が行われているか否か、を特定する作業実績情報と、
    を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記作業実績情報より、工程に属し、当該工程での処理が行われていない前記部品を当該工程における仕掛部品として特定する処理と、
    前記部品構成情報より、前記仕掛部品の工程経路と、合流工程と、を特定する処理と、
    前記工程経路情報より、前記仕掛部品の工程経路における合流工程までの工程での処理時間を集計することにより、前記仕掛かり部品の合流工程までの残処理時間を算出し、前記仕掛部品を有する製品の納期までの残り時間を算出し、前記残り時間を前記残処理時間で除算して納期余裕度を算出する処理と、
    前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品については、前記納期余裕度が小さいものから順に各工程に投入する処理順序とし、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とする処理と、を行うこと、
    を特徴とする製造指示装置。
  2. 請求項1に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、
    前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品であって、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が等しい仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最大値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とすること、
    を特徴とする製造指示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、
    各工程において、前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品を処理した後に、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品の処理を行うように、処理順序を特定する処理を行うこと、
    を特徴とする製造指示装置。
  4. 請求項3に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、各工程における前記仕掛部品の処理順序を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行うこと、
    を特徴とする製造指示装置。
  5. 請求項3又は4に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、
    製品毎に、当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間の最大値から、当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値を減算することで、合流工程における仕掛時間を算出し、
    製品毎に当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間と、前記仕掛時間と、を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行うこと、
    を特徴とする製造指示装置。
  6. 請求項3から5の何れか一項に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、
    特定の時間間隔における前記合流工程での仕掛部品の総数を集計し、当該特定の時間間隔と、当該総数と、を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行うこと、
    を特徴とする製造指示装置。
  7. 請求項3から6の何れか一項に記載の製造指示装置であって、
    前記制御部は、
    前記閾値の値の修正値の入力を、入力部を介して受け付けると、前記処理順序を再度特定すること、
    を特徴とする製造指示装置。
  8. コンピュータを、各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する製造指示装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータは、
    製品、および、当該製品の納期、を特定する受注情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品を製造する工程経路、および、当該工程経路において他の工程経路を経由してきた他の部品と合流する合流工程、を特定する部品構成情報と、
    工程経路、当該工程経路に含まれる工程、当該工程での処理時間、を特定する工程経路情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品が属している工程、当該部品が当該工程での処理が行われているか否か、を特定する作業実績情報と、
    を記憶する記憶手段と、制御手段と、を備え、
    前記制御手段に、
    前記作業実績情報より、工程に属し、当該工程での処理が行われていない前記部品を当該工程における仕掛部品として特定する処理と、
    前記部品構成情報より、前記仕掛部品の工程経路と、合流工程と、を特定する処理と、
    前記工程経路情報より、前記仕掛部品の工程経路における合流工程までの工程での処理時間を集計することにより、前記仕掛かり部品の合流工程までの残処理時間を算出し、前記仕掛部品を有する製品の納期までの残り時間を算出し、前記残り時間を前記残処理時間で除算して納期余裕度を算出する処理と、
    前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品については、前記納期余裕度が小さいものから順に各工程に投入する処理順序とし、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とする処理と、を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品であって、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が等しい仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最大値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とさせること、
    を特徴とするプログラム。
  10. 請求項8又は9に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    各工程において、前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品を処理した後に、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品の処理を行うように、処理順序を特定する処理を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、各工程における前記仕掛部品の処理順序を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  12. 請求項10又は11に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    製品毎に、当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間の最大値から、当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値を減算することで、合流工程における仕掛時間を算出し、
    製品毎に当該製品に含まれる部品の前記合流工程までの残処理時間と、前記仕掛時間と、を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  13. 請求項10から12の何れか一項に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    特定の時間間隔における前記合流工程での仕掛部品の総数を集計し、当該特定の時間間隔と、当該総数と、を予め定められた表示形式にして出力部に出力する処理を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  14. 請求項10から13の何れか一項に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記閾値の値の修正値の入力を、入力部を介して受け付けると、前記処理順序を再度特定させること、
    を特徴とするプログラム。
  15. 各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する製造指示システムであって、
    製品、および、当該製品の納期、を特定する受注情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品を製造する工程経路、および、当該工程経路において他の工程経路を経由してきた他の部品と合流する合流工程、を特定する部品構成情報と、
    工程経路、当該工程経路に含まれる工程、当該工程での処理時間、を特定する工程経路情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品が属している工程、当該部品が当該工程での処理が行われているか否か、を特定する作業実績情報と、
    を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記作業実績情報より、工程に属し、当該工程での処理が行われていない前記部品を当該工程における仕掛部品として特定する処理と、
    前記部品構成情報より、前記仕掛部品の工程経路と、合流工程と、を特定する処理と、
    前記工程経路情報より、前記仕掛部品の工程経路における合流工程までの工程での処理時間を集計することにより、前記仕掛かり部品の合流工程までの残処理時間を算出し、前記仕掛部品を有する製品の納期までの残り時間を算出し、前記残り時間を前記残処理時間で除算して納期余裕度を算出する処理と、
    前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品については、前記納期余裕度が小さいものから順に各工程に投入する処理順序とし、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とする処理と、を行うこと、
    を特徴とする製造指示システム。
  16. 製品、および、当該製品の納期、を特定する受注情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品を製造する工程経路、および、当該工程経路において他の工程経路を経由してきた他の部品と合流する合流工程、を特定する部品構成情報と、
    工程経路、当該工程経路に含まれる工程、当該工程での処理時間、を特定する工程経路情報と、
    製品、当該製品を構成する部品、当該部品が属している工程、当該部品が当該工程での処理が行われているか否か、を特定する作業実績情報と、
    を記憶する記憶部と、制御部と、を備える製造指示装置が、各工程に仕掛部品を投入する処理順序を特定する製造指示方法であって、
    前記制御部が、前記作業実績情報より、工程に属し、当該工程での処理が行われていない前記部品を当該工程における仕掛部品として特定する処理を行う過程と、
    前記制御部が、前記部品構成情報より、前記仕掛部品の工程経路と、合流工程と、を特定する処理を行う過程と、
    前記制御部が、前記工程経路情報より、前記仕掛部品の工程経路における合流工程までの工程での処理時間を集計することにより、前記仕掛かり部品の合流工程までの残処理時間を算出し、前記仕掛部品を有する製品の納期までの残り時間を算出し、前記残り時間を前記残処理時間で除算して納期余裕度を算出する処理を行う過程と、
    前記制御部が、前記納期余裕度が予め定められた閾値に満たない仕掛部品については、前記納期余裕度が小さいものから順に各工程に投入する処理順序とし、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品については、前記納期余裕度が予め定められた閾値以上の仕掛部品を有する製品を構成する部品の前記合流工程までの残処理時間の最小値が小さな製品の仕掛部品から順に各工程に投入する処理順序とする処理を行う過程と、
    を有すること、
    を特徴とする製造指示方法。
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