JP5219255B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子電流制御を行う有機エレクトロルミネッセント(EL)発光装置および照明器具に関し、特に、順逆反転回路によって一時的に低電圧異常の発光素子に逆電圧を印加し、電流を流すことによってインピーダンスを低下した部分を修復し、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する有機エレクトロルミネッセント発光装置および照明器具に関する。
近年、有機エレクトロルミネッセント装置を用いた照明器具として、発光素子電流を一定に制御するようなものが知られている。有機エレクトロルミネッセント装置は、有機物中に注入された電子と正孔が再結合して生じた励起子によって発光が起こる現象を利用した装置である。近年では、この有機エレクトロルミネッセント装置を用いたディスプレイの開発が盛んに行われている。これは、有機エレクトロルミネッセント装置が、液晶表示装置と比較して、広い視野角、速い応答速度および高いコントラストなどを有することによるものである。
一般に、有機LED装置は、陰極と陽極の間に有機層が挟持された構造を有している。そして、電圧を印加すると、陰極からは電子が、陽極からは正孔がそれぞれキャリアとして注入される。これらのキャリアが有機層の内部で再結合すると、励起子が発生して発光が起こる。
このように有機エレクトロルミネッセント装置は、一般的に発光層と正孔輸送層や電子輸送層等とを含む有機層と、その有機層を介して対向配置された一対の電極(陰極及び陽極)とを備えている。通常、有機層は、例えば100nm程度といった非常に薄い層厚を有するものである。従って、微少異物の混入や有機層の形成ムラ等に起因して、電極間でリーク不良が発生したり、電極間の絶縁耐圧性不良等が発生したりする虞がある。
このような不良が発生すると、有機エレクトロルミネッセント装置駆動時に黒点や暗線、黒線が観察されることとなり、有機エレクトロルミネッセント装置の表示品位が低下する。また、黒点等には至らないまでも、十分な絶縁耐圧性を有さない箇所がある場合は、有機エレクトロルミネッセント装置駆動中にリーク電流が発生してしまう虞もある。特に、近年では有機エレクトロルミネッセント装置の大型化が進み、このような不良の発生確率が増大する傾向にあり、大きな問題となっている。
このような状況に鑑み、例えば、複数種類の有機層に、その発光色毎に相互に異なる印加条件で逆バイアス電圧を印加して絶縁不良部を絶縁化することにより、各々、発光色が相互に異なる発光層を少なくとも含む複数種類の有機層と、複数種類の有機層を介して対向配置された一対の電極とを備えた有機エレクトロルミネッセント装置の一対の電極間の絶縁不良部を修復する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、基板の上に、陽極、発光層を含む有機層および陰極が順次積層されてなる積層体が形成された有機エレクトロルミネッセント素子の製造方法において、陰極が、第1の導電層、バッファ層および第2の導電層が順次配置されて形成され、積層体を形成した後にエージングを行うことを特徴とする有機エレクトロルミネッセント素子の製造方法が知られている。
これによれば第1の導電層、バッファ層および第2の導電層を順次積層して陰極を形成し、また積層体を形成した後にエージングを行うことによって、従来より、駆動電圧の低い有機エレクトロルミネッセント素子を製造することができる(例えば、特許文献2参照)。
また、有機エレクトロルミネッセント素子に所望の直流電圧を供給する直流電源手段と、直流電源手段の電圧供給の停止を検出する検出手段と、直流電源手段の電圧供給が停止されたときに有機エレクトロルミネッセント素子に逆特性の電圧を供給する逆電圧供給手段とを具備した照明装置も提案されている(特許文献3)。
特開2007-207703号公報 特開2007-200662号公報 特開2007-149463号公報
発光素子に使用している有機エレクトロルミネッセント素子は、製造上のバラツキや発光素子の点灯状態によって、部分的に電流集中し、インピーダンスが低下するという発光素子の低電圧異常の故障を発生することがある。しかしながら、上記従来例では、発光素子電流を一定に制御しているだけで、発光素子が低電圧異常になった場合、発光素子の点灯を維持することができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、順逆反転回路によって一時的に低電圧異常の発光素子に逆電圧を印加し、電流を流すことによってインピーダンスを低下した部分を修復し、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する有機エレクトロルミネッセント発光装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、直流電流の供給を受けて発光する複数の発光素子と、発光素子に一定以上の電流を供給する直流電源回路と、発光素子ごとに割当てられ、発光素子に印加される電流の順逆を、複数のスイッチを介して切替える複数の順逆反転回路とを具備した発光装置であって、前記順逆反転回路は、前記複数の発光素子のいずれかの異常を検出した場合に、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加し、前記複数の発光素子は、直列接続された第1および第2の発光素子を含み、前記順逆反転回路は、電源間に直列接続された第1、第2および第3のスイッチペアを含み、前記第1の発光素子は、前記第1および第2のスイッチペアの直列接続点間に接続され、前記第2の発光素子は、前記第2および第3のスイッチペアの直列接続点間に接続されることを特徴とする。
上記構成によれば、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加する順逆反転回路を備えるので、発光素子に異常が発生しても、正常な発光素子を不点灯にすることなく、正常に修復することができる。また、上記構成によれば、第1および第2の発光素子を第1から第3のスイッチペアで駆動できるので、発光装置のスイッチ数を少なくすることができる。
また、本発明の発光装置において、前記第2のスイッチペアは、正常な発光素子に流れる順方向電流と、異常な発光素子に流れる逆方向電流とを兼用して流すスイッチを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、第2のスイッチペアは、正常な発光素子に流れる順方向電流と異常な発光素子に流れる逆方向電流とを兼用して流すスイッチを含むので、低電圧異常の発光素子に逆電圧を印加している間も他の正常な発光素子の点灯を維持することができる。
また、本発明の発光装置は、直流電流の供給を受けて発光する複数の発光素子と、発光素子に一定以上の電流を供給する直流電源回路と、発光素子ごとに割当てられ、発光素子に印加される電流の順逆を、スイッチを介して切替える複数の順逆反転回路とを具備した発光装置であって、前記順逆反転回路は、前記スイッチを複数の発光素子で兼用し、前記複数の発光素子のいずれかの異常を検出した場合に、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加することを特徴とする。また、本発明の発光装置において、前記順逆反転回路は、前記複数の発光素子に印加される電流の順逆を切替える複数のスイッチと、前記複数の発光素子の電圧を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部が検出した前記複数の発光素子の電圧に基づいて、前記複数のスイッチのオンオフを制御する順逆反転回路制御部と、前記順逆反転回路制御部からの信号に応じて前記複数のスイッチを駆動するドライブ回路とを備えることを特徴とする。また、本発明の発光装置において、前記複数の発光素子は、直列接続されたn個のランプを含み、前記順逆反転回路は、電源間に直列接続された(n+1)個のスイッチペアを含み、前記n個のランプのそれぞれは、前記(n+1)個のスイッチペアのそれぞれの直列接続点間に接続されることを特徴とする。
上記構成によれば、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加する順逆反転回路を備えるので、発光素子に異常が発生しても、正常な発光素子を不点灯にすることなく、正常に修復することができる。また、上記構成によれば、電圧検出部が検出した複数の発光素子の電圧に基づいて、複数のスイッチのオンオフを制御する順逆反転回路制御部を備えるので、一時的に異常となった発光素子に逆電圧を印加し、電流を流すことによってインピーダンスを低下した部分を修復し、異常が発生した発光素子を正常に修復することができる。また、上記構成によれば、n個のランプのそれぞれが(n+1)個のスイッチペアのそれぞれの直列接続点間に接続されるので、発光装置のスイッチ数を少なくすることができる。
また、本発明の発光装置において、異常な発光素子の正極側で電源の負極と接続されているスイッチをローサイドスイッチとし、異常な発光素子の負極側で電源の正極と接続されるスイッチをハイサイドスイッチとした場合に、前記順逆反転回路制御部は、前記ローサイドスイッチおよび前記ハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方を間欠的に動作させ、異常な発光素子に逆方向電圧を間欠的に印加することを特徴とする。
上記構成によれば、順逆反転回路制御部は、ローサイドスイッチおよびハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方を間欠的に動作させ、異常な発光素子に逆方向電圧を間欠的に印加するので、間欠駆動のONデューティを制御することにより、逆電圧を印加した時に流れる電流量を制御して低電圧異常が発生した発光素子を正常に修復することができる。
また、本発明の発光装置において、前記ローサイドスイッチおよび前記ハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方は、正常な発光素子の順方向電流および異常な発光素子の逆方向電流を兼用して流すように制御されることを特徴とする。
上記構成によれば、ローサイドスイッチおよびハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方は、正常な発光素子の順方向電流および異常な発光素子の逆方向電流を兼用して流すように制御されるので、低電圧異常の発光素子に逆電圧を印加している間も他の正常な発光素子の点灯を維持することができる。
また、本発明の発光装置は、直列接続されたn個の発光素子と、電源間に直列接続された(n+1)個のスイッチペアとを含む順逆反転回路を、m個並列に接続して構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、直列接続されたn個の発光素子をm個並列に接続して構成され、発光装置のスイッチ数を少なくすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、複数の発光素子への供給電力を調整する発光素子電力供給回路と、発光素子電圧を検出する発光素子電圧検出回路と、発光素子に印加される電流の順逆を切替える複数の順逆反転回路からなる発光装置において、前記順逆反転回路は、前記発光素子電圧検出回路で発光素子電圧が所定の値以下で発光素子の低電圧異常を検出し、その検出した発光素子に逆電圧を印加し、隣接する順逆反転回路のスイッチの一部を兼用するようにしているため、低電圧異常発光素子に逆電圧を印加している場合も他の正常は発光素子の点灯を維持することができ、小型化を維持しつつ、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する発光装置を提供することができる。
また、本発明によれば、前記順逆反転回路は、n個の発光素子を直列に接続することができ、スイッチの数を(2n+2)個にしているため、スイッチ数を少なくし、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する発光装置を提供することができる。
また、本発明によれば、前記順逆反転回路は、前記発光素子電圧検出回路で発光素子電圧が所定の値以下で発光素子の低電圧異常を検出し、その検出した発光素子に逆電圧を印加したとき、スイッチの一部を間欠駆動しているため、逆電圧を印加するときの電流量を制御することができ、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する発光装置を提供することができる。
さらに、本発明によれば、前記順逆反転回路は、n個の発光素子を直列に接続することができ、かつn個の直列接続した発光素子をm個並列接続することができ、スイッチの数を(m×(2n+2))個にしているため、スイッチ数を少なくし、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する発光装置を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図1から図7を用いて説明する。本実施の形態は、図1に示すように、発光装置100は発光素子としての有機エレクトロルミネッセント素子からなるランプと、このランプを点灯するランプ点灯装置から構成される。すなわち、本実施の形態の発光装置100のランプ点灯装置は、制御電圧を生成する制御電源回路1と、直流電圧を発光素子としての有機エレクトロルミネッセント素子からなるランプに必要な電力に変換する降圧チョッパ回路2と、ランプに流れる電流を検出するランプ電流検出回路3と、複数のランプを含み、複数のランプの接続の順逆を反転可能な順逆反転回路4と、ランプに所望の電力を供給するための制御信号を生成する制御回路5と、ランプに流れる電流を制御するランプ電流指令回路6とを備える。
図1の各回路について説明する。直流電源としてランプに点灯電流を流すための電解コンデンサC1には、例えば図示しない昇圧チョッパ回路により商用交流電源を整流平滑して得られた直流電圧が印加されている。この直流電圧は、本回路では、例えば約100Vで一定に保たれており、これは有機エレクトロルミネッセント素子から成るランプを点灯維持するのに必要なランプ両端電圧となっている。
なお、5Vから7V程度必要な有機エレクトロルミネッセント素子を5個直列接続したランプが2個直列に接続した場合、50Vから70V程度の電圧が必要になる。5Vから7V程度必要な有機エレクトロルミネッセント素子を1個からなるランプが2個直列に接続した場合、10Vから14V程度の電圧が必要になり、直流電圧は20V程度でよい。また、直流電源は電池でもよい。
制御電源回路1は、分圧用の抵抗R1,R2とツェナーダイオードZD1よりなり、制御回路5に供給する電圧Vccを生成する回路である。
降圧チョッパ回路2は、スイッチング素子Q1、回生用ダイオードD1、インダクタL1、コンデンサC2よりなり、スイッチング素子Q1が高周波でスイッチングすることにより、電解コンデンサC1に蓄積されている直流電圧をランプに必要な電力に変換する。
制御回路5には、ランプ電流指令回路6とランプ電流検出回路3からの信号を受けてQ1駆動回路7へ信号を出す回路から構成されている。
ランプ電流指令回路6はランプピーク電流値指令値、ランプ電流デューティーを決定している。たとえば、マイクロチップ社製PIC12F675(A/D変換機能・フラッシュメモリ付8ビットマイコン)のような汎用マイコンIC1で構成されており、抵抗R4、R5の分圧点の電圧を監視することにより、ランプ電圧を検出し、その検出値に応じて、負荷であるランプの点灯判別をしている(負荷異常検出もしている)。
そのために7番ピンはA/D変換入力に設定されており、コンデンサC2の両端電圧から得られるランプ電圧値を読み取る。また、2番、3番、4番ピンは2値出力に設定されている。1番ピンは電源端子、8番ピンはグランド端子である。
制御回路5は降圧チョッパ回路2のスイッチング素子Q1を制御することによりランプに所望の電力を供給する。電流検出抵抗R3によりランプの電流値を検出し、誤差アンプOP1により電流値を調整する。
具体的には、誤差アンプOP1の出力電圧と比較器OP2のマイナス端子の三角波信号とを比較することにより降圧チョッパ回路2のスイッチング素子Q1のオン・オフ動作を調整し、供給する電力を調整する。比較器OP2によるスイッチング素子Q1の駆動信号の生成動作を図2に示す。
図2(a)はマイコンIC1の2番ピンのH/Lの出力状態を示しており、同図(b)は比較器OP2のマイナス端子に印加されるコンデンサC4の電圧、同図(c)の実線は比較器OP2のプラス端子に印加される基準電圧、破線はコンデンサC4の電圧、同図(d)は比較器OP2の出力を示している。なお、比較器OP2と誤差アンプOP1は1パッケージに2個のオペアンプを内蔵したICなどで安価に構成でき、その制御電源は電圧Vccから供給される。
マイコンIC1の2番ピンがHレベルのとき、スイッチング素子Q8がオンすることにより、コンデンサC4が短絡され、その蓄積電荷は放電される。マイコンIC1の2番ピンがLレベルになると、スイッチング素子Q8がオフすることにより、抵抗R14を介してコンデンサC4が充電され、その電圧が上昇して行く。
コンデンサC4の電圧は比較器OP2のマイナス端子に印加されている。比較器OP2のプラス端子には誤差アンプOP1の出力電圧が基準電圧として印加されている。コンデンサC4の電圧が基準電圧よりも低い期間は比較器OP2の出力はHレベルとなる。
したがって、マイコンIC1の2番ピンから出力される周波数で、スイッチング素子Q1はオン・オフ駆動され、そのパルス幅は誤差アンプOP1の出力電圧が上昇するにつれて大きくなる。それゆえ、誤差アンプOP1のプラス端子の基準電圧を可変することにより、ランプ電流値を調整することが可能である。
AND回路IC2は、ANDの論理素子でマイコンIC1の4番ピンの出力とOP2の出力によって、スイッチング素子Q1の駆動回路へのオン・オフ信号を決定する。
ランプに直流電流を流す場合には、マイコンIC1の4番ピンの出力がHレベルにすることによって制御する。また、ランプに直流電流を間欠的に流す場合(PWM制御と呼ぶ)は、マイコンIC1の4番ピンの出力を任意の周波数でオン・オフし、そのオン時間の割合を変えることによってランプ電流の実効値を制御する。
図3に順逆反転回路4の構成を示す。順逆反転回路4は、スイッチQ41〜Q46と、電圧検出回路R41〜R46と、スイッチQ41〜Q46のドライブ回路11〜13と電圧検出回路R41〜R46からそれぞれのランプ電圧を算出する電圧検出部15と、電圧検出部15の結果からそれぞれのスイッチQ41〜Q46のON/OFFを制御する順逆反転回路制御部16で構成される。図3はランプが2個直列に接続できる例を示している(ランプ1とランプ2が接続できる)。
複数の有機エレクトロルミネッセント素子から構成されている場合のランプを例に説明する。定格が7V程度必要な有機エレクトロルミネッセント素子を5個直列接続にしているのでランプ1個あたりのランプ定格電圧は35V程度で、ランプ定格電流は400mAである。ランプが2個直列に接続しているので、順逆反転回路4の入力電圧は70V程度の電圧になる。順逆反転回路4の入力電流は400mAとなる。
電圧検出部15は、定常点灯の場合、ランプ1のランプ電圧をVla2とVla4との差として算出する。同様にランプ2のランプ電圧をVla4とVla6との差として算出する。検出したランプ電圧が定常のランプ電圧より低い所定の電圧(例えば数V)を下回った場合、ランプの低電圧異常を検出し、そのランプに逆電圧がかかるようにスイッチQ41〜Q46を制御する。順逆反転回路制御部16、電圧検出部15は汎用マイコンICで構成され、図1のIC1と兼用することも可能である。
ランプが2個直列に接続できる例でランプ2が低電圧異常になった場合についての動作を、図7に示す電圧および電流波形を参照して説明する。
順逆反転回路4の正常時(定常接続)の状態を図4に示す。この場合、Q41とQ46がONでその他をOFFとしている。ランプ1とランプ2は直列に接続され、Q41側からQ46側に電流が流れている。電流Ilaは、降圧チョッパ回路2によって定電流になるように制御されている。
すなわち、図7(a),(b),(c)の電圧波形に示すように、定常時は時間0〜t1(横軸)に対して、抵抗R41と抵抗42の接続点の電圧Vla2はV1、抵抗R43と抵抗44の接続点の電圧Vla4はV2、抵抗R45と抵抗46の接続点の電圧Vla6は0である。また、図7(d),(e)の電流波形に示すように、ランプ1を流れる電流Ila1およびランプ2を流れる電流Ila2はともにIlaである。なお、図7(f)〜(i)はスイッチQ41,46,44,45のON/OFF波形である。
ランプ2が異常になりインピーダンスが低下してくると、ランプ2電圧が低下しランプ2電圧(Vla4−Vla6)(ただし、Vla6=0)が定常のランプ電圧より低い所定の電圧に下がることによって低電圧異常を検出する。すなわち、図7(a),(b)に示すように、時間t1〜t2における電圧Vla2および電圧Vla4の低下を検出する(異常検出)。
図5は、ランプ2が異常の場合の様子を示す。ランプ2の異常時はQ44をONにし、Q46をOFFにし、Q45をON/OFFの間欠駆動をさせる。Q41はONを維持する。間欠駆動の周波数は、ランプの光ちらつきを感じない程度の周波数とする(例えば、数100Hzから数kHzとする)。この場合、Q45がONのときランプ2に逆電圧が印加され、Q45がOFFのときランプ1が点灯する。また、Q44はランプ2の逆方向電流とランプ1の順方向電流を流すために兼用される。
すなわち、図7(a)の時間t2〜t3は順逆反転期間で、電圧Vla2が間欠的になり、図7(d),(e)に示すように、ランプ1を流れる電流Ila1とランプ2を流れる電流Ila2が、間欠的に逆方向に流れる。
図5に示すように、ランプ2のランプ電圧はVla6−Vla4(ただし、Vla4=0)で算出できるので、ランプ電圧が定常電圧に近い値まで上昇すると(図7の時間t3)ランプ2が正常に修復されたと判断し、図4の接続にもどす(図7(a)の正常検出・順逆反転)。正常検出はランプ電流を検出することによっても可能である(逆電位電流が流れなくなる。図7(e)のIla2)。
この場合、異常時の間欠駆動のONデューティを変えることによって、正常ランプの明るさを制御することが可能であり、異常ランプへ印加する逆電流の量を制御することができる。すなわち、Q45のONデューティを上げることによって異常ランプへの印加する逆電流の量を増やすことになり、反対に正常ランプへの電流を抑え明るさを抑えることになる。
ランプが2個直列に接続された順逆反転回路4のスイッチの数は6個で、ランプ1個づつに順逆反転回路4を用いたものより2個少なくすることができる。ランプがn個直列に接続された場合は、順逆反転回路4のスイッチの数が2n+2個で、2n−2個削減することができる。
したがって、順逆反転回路4のスイッチ数を少なくし、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する有機エレクトロルミネッセント発光装置および照明器具を提供することができる。また、低電圧異常ランプに逆電圧を印加している場合も他の正常ランプを点灯維持することができる有機エレクトロルミネッセント発光装置および照明器具を提供することができる。
次に、図6を参照して、ランプ1が低電圧異常になった場合についての動作を説明する。正常時(定常接続)は図4と同様で、Q41とQ46がONでその他をOFFとしている。ランプ1とランプ2は直列に接続され、Q41側からQ46側に電流が流れている。電流Ilaは、降圧チョッパ回路2によって定電流になるように制御されている。
ランプ1が異常になりインピーダンスが低下してくると、ランプ電圧が低下しランプ電圧(Vla2−Vla4)が定常のランプ電圧より低い所定の電圧に下がることによって低電圧異常を検出する。
ランプ1の低電圧異常を検出するとQ43をONにし、Q41をOFFにし、Q42をON/OFFの間欠駆動をさせる。Q46はONを維持する。間欠駆動の周波数は、ランプの光ちらつきを感じない程度の周波数とする(例えば、数100Hzから数kHzとする)。
この場合、Q42がONのときはランプ1に逆電圧が印加され、Q42がOFFのときはランプ2が点灯する。また、Q43はランプ1の逆方向電流とランプ2の順方向電流を流すために兼用される。ランプ1のランプ電圧はVla4−Vla2で算出できるので、ランプ電圧が定常電圧に近い値まで上昇するとランプ1が正常に修復されたと判断し、図4の接続にもどす。
すなわち、ランプ2が異常な場合(図5)、Q41、Q44が常時ONで、Q45がONのときランプ2に逆電圧を印加し、Q45がOFFのときランプ1を点灯させる。そして、Q44はランプ1の点灯電流とランプ2の逆電圧電流を兼用で流す(同時には流さない)。一方、ランプ1が異常な場合(図6)、Q43、Q46が常時ONで、Q42がONのときランプ1に逆電圧を印加し、Q42がOFFのときランプ2を点灯させる。そして、Q43はランプ2の点灯電流とランプ1の逆電圧電流を兼用で流す(同時には流さない)。
このように、本実施の形態にかかる発光装置100は、複数のランプのいずれかの異常を検出した場合に、異常を検出したランプに逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加したランプの正常を検出した場合に、正常を検出したランプに順方向電圧を印加する順逆反転回路4を備えるので、ランプに異常が発生しても正常に修復することができる。
また、電圧検出部15が検出した複数のランプの電圧に基づいて、複数のスイッチのオンオフを制御する順逆反転回路制御部16を備えるので、一時的に異常となったランプに逆電圧を印加し、電流を流すことによってインピーダンスを低下した部分を修復し、異常が発生したランプを正常に修復することができる。
さらに、スイッチペアQ43,Q44は、正常なランプに流れる順方向電流と、異常なランプに流れる逆方向電流とを兼用して流すスイッチを含むので、低電圧異常のランプに逆電圧を印加している場合も他の正常なランプの点灯を維持することができる。
(実施の形態2)
図8〜図11は、ランプ1〜3を直列に接続した場合の順逆反転回路4の接続を説明するための図である。本実施の形態の順逆反転回路4は、スイッチQ41〜Q48と、電圧検出回路R41〜R48と、スイッチQ41〜Q48のドライブ回路11〜14と電圧検出回路R41〜R48からそれぞれのランプ電圧を算出する電圧検出部15と、電圧検出部15の結果からそれぞれのスイッチQ41〜Q48のON/OFFを制御する順逆反転回路制御部16で構成される。
図8は順逆反転回路4の正常時(定常接続)でQ41とQ48がONでその他をOFFとしている。ランプ1、ランプ2およびランプ3が直列に接続され、Q41側からQ48側に電流が流れている。電流Ilaは、降圧チョッパ回路2によって定電流になるように制御されている。
図9は、ランプ1が異常の場合を示す。ランプ1が異常になりインピーダンスが低下してくると、ランプ電圧が低下しランプ電圧(Vla2−Vla4)が定常のランプ電圧より低い所定の電圧に下がることによって低電圧異常を検出する。
ランプ1の低電圧異常を検出するとQ43をONにし、Q41をOFFにし、Q42をON/OFFの間欠駆動をさせる。Q48はONを維持する。間欠駆動の周波数は、ランプの光ちらつきを感じない程度の周波数とする(例えば、数100Hzから数kHzとする)。
この場合、Q42がONのときはランプ1に逆電圧が印加され、Q42がOFFのときはランプ2,3が点灯する。また、Q43はランプ1の逆方向電流とランプ2,3の順方向電流を流すために兼用される。ランプ1のランプ電圧はVla4−Vla2で算出できるので、ランプ電圧が定常電圧に近い値まで上昇するとランプ1が正常に修復されたと判断し、図8の接続にもどす。
図10は、ランプ2が異常の場合を示す。ランプ2が異常になりインピーダンスが低下してくると、ランプ電圧が低下しランプ電圧(Vla4−Vla6)が定常のランプ電圧より低い所定の電圧に下がることによって低電圧異常を検出する。
ランプ2の低電圧異常を検出するとQ41,48を常時ONにし、Q44,45をON/OFFの間欠駆動をさせる。間欠駆動の周波数は、ランプの光ちらつきを感じない程度の周波数とする(例えば、数100Hzから数kHzとする)。
この場合、Q44,45がONのときはランプ2に逆電圧が印加され、Q44がONでQ45がOFFのときはランプ1のみが点灯し、Q44がOFFでQ45がONのときはランプ3のみが点灯する。また、Q44,45はランプ2の逆方向電流とランプ1,3の順方向電流を流すために兼用される。ランプ2のランプ電圧はVla6−Vla4で算出できるので、ランプ電圧が定常電圧に近い値まで上昇するとランプ2が正常に修復されたと判断し、図8の接続にもどす。
図11は、ランプ3が異常の場合を示す。ランプ3が異常になりインピーダンスが低下してくると、ランプ電圧が低下しランプ電圧(Vla6−Vla8)が定常のランプ電圧より低い所定の電圧に下がることによって低電圧異常を検出する。
ランプ3の低電圧異常を検出するとQ46をONにし、Q48をOFFにし、Q47をON/OFFの間欠駆動をさせる。Q41はONを維持する。間欠駆動の周波数は、ランプの光ちらつきを感じない程度の周波数とする(例えば、数100Hzから数kHzとする)。
この場合、Q47がONのときはランプ3に逆電圧が印加され、Q47がOFFのときはランプ1,2が点灯する。また、Q46はランプ3の逆方向電流とランプ1,2の順方向電流を流すために兼用される。ランプ3のランプ電圧はVla8−Vla6で算出できるので、ランプ電圧が定常電圧に近い値まで上昇するとランプ3が正常に修復されたと判断し、図8の接続にもどす。
以上は、ランプ1、2、3(n=3の場合)のそれぞれが異常な場合を説明した。ランプの数がn=3以上の場合は、異常ランプの正極側のローサイドスイッチ(電源の負極と接続されている)と負極側のハイサイドスイッチ(電源の正極と接続されている)のどちらかもしくは両方を間欠的に動作させ、そのスイッチのどちらかもしくは両方が正常ランプの順方向電流と異常ランプの逆方向電流を兼用で流すように制御すればよい。
このように本実施の形態の発光装置100は、直列接続されたn個のランプを含むことができ、その場合、順逆反転回路4は、電源間に直列接続された(n+1)個のスイッチペアを含み、n個のランプのそれぞれは、(n+1)個のスイッチペアのそれぞれの直列接続点間に接続されるので、発光装置100に含まれるスイッチ数を少なくすることができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について図1から図7および図12を用いて説明する。回路は図1から図3に示すように、実施の形態1と同じであるので省略する。図12にランプ1、2の直列接続体とランプ3、4の直列接続体とを並列に接続した例を示す。動作についても図4から図7に示すように、実施の形態1と同じであるので省略する。
複数の有機エレクトロルミネッセント素子から構成されている場合のランプを例に説明する。定格が7V程度必要な有機エレクトロルミネッセント素子を5個直列接続にしているのでランプ1個あたりのランプ定格電圧は35V程度で、ランプ定格電流は400mAである。ランプが2個直列に接続し、さらに2個並列に接続しているので、順逆反転回路の入力電圧は70V程度の電圧になる。順逆反転回路の入力電流は800mAとなる。
ランプが2個直列接続されたものをさらに2個並列に接続された順逆反転回路4のスイッチの数は12個で、ランプ1個づつに順逆反転回路を用いたものより4個少なくすることができる。ランプがn個直列かつm個並列に接続された場合は、順逆反転回路4のスイッチの数がm×(2n+2)個で、m×(2n−2)個削減することができる。したがって、順逆反転回路4のスイッチ数を少なくし、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する有機エレクトロルミネッセント発光装置および照明器具を提供することができる。
以下、本発明で用いられる有機エレクトロルミネッセント素子照明器具について図13を参照しつつ説明する。有機エレクトロルミネッセント照明器具200はガラス基板27,保護ガラス31、ITO(陽極)28、有機発光層29、アルミニウム電極(陰極)30で構成される有機エレクトロルミネッセント素子32と有機エレクトロルミネッセント素子32に発光装置とケース22からなる。21は発光面、25はケース上面、26はケース下面を示す。また、前記実施の形態1乃至3で説明した発光装置の順逆反転回路を含む点灯回路は電力を供給する給電部(図示省略)と電子部品23とプリント基板24で構成される。
したがって、有機エレクトロルミネッセント照明器具200に含まれるスイッチ数を少なくするとともに、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有し、異常の発生したランプに逆電圧を印加している間も他の正常なランプの点灯を維持することができる有機エレクトロルミネッセント照明器具200を提供することができる。
なお、前記実施の形態では、発光素子として有機エレクトロルミネッセント素子を用いた場合について説明したが、有機エレクトロルミネッセント素子に限定されることなく、無機エレクトロルミネッセント素子、LEDなど、電極間に電圧を印加することによって発光する素子などにおいて、絶縁不良部を修復することで、リフレッシュできる他の素子にも適用可能であることはいうまでもない。
また、前記実施の形態では、照明器具について説明したが、照明器具に限定されることなく、露光用光源などの各種光源に適用可能であることはいうまでもない。
本発明は、順逆反転回路によって一時的に低電圧異常の発光素子に逆電圧を印加し、電流を流すことによってインピーダンスを低下した部分を修復し、低電圧異常が発生しても正常に修復する機能を有する有機エレクトロルミネッセント発光装置および照明器具として利用可能である。
本発明の実施の形態1にかかる発光装置100の概略構成を説明するための図 本発明の実施の形態1において比較器OP2によるスイッチング素子Q1の駆動信号の生成動作を示す図 本発明の実施の形態1にかかる順逆反転回路4の概略構成を説明するための図 本発明の実施の形態1において順逆反転回路4の正常時(定常接続)の状態を示す図 本発明の実施の形態1において順逆反転回路4の異常時(ランプ2が異常)の状態を示す図 本発明の実施の形態1において順逆反転回路4の異常時(ランプ1が異常)の状態を示す図 本発明の実施の形態1にかかる発光装置100の電圧波形および電流波形を示す図 本発明の実施の形態2において順逆反転回路4の正常時(定常接続)の状態を示す図 本発明の実施の形態2において順逆反転回路4の異常時(ランプ1が異常)の状態を示す図 本発明の実施の形態2において順逆反転回路4の異常時(ランプ2が異常)の状態を示す図 本発明の実施の形態2において順逆反転回路4の異常時(ランプ3が異常)の状態を示す図 本発明の実施の形態3における順逆反転回路4の概略構成を説明するための図 本発明の実施の形態で用いられる有機エレクトロルミネッセント照明器具200の概略構成を説明するための図
符号の説明
1 制御電源回路
2 降圧チョッパ回路
3 ランプ電流検出回路
4 順逆反転回路
5 制御回路
6 ランプ電流指令回路
7 Q1駆動装置
11,12,13,14 ドライブ回路
15 電圧検出部
16 順逆反転回路制御部
21 発光面
22 ケース
23 電子部品
24 プリント基板
25 ケース上面
26 ケース下面
27,31 ガラス
28 ITO(透光性電極)
29 有機発光層
30 アルミニウム電極
100 発光装置
200 照明器具

Claims (6)

  1. 直流電流の供給を受けて発光する複数の発光素子と、
    発光素子に一定以上の電流を供給する直流電源回路と、
    発光素子ごとに割当てられ、発光素子に印加される電流の順逆を、複数のスイッチを介して切替える複数の順逆反転回路とを具備した発光装置であって、
    前記順逆反転回路は
    記複数の発光素子のいずれかの異常を検出した場合に、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加し、
    記複数の発光素子は、直列接続された第1および第2の発光素子を含み、
    前記順逆反転回路は、電源間に直列接続された第1、第2および第3のスイッチペアを含み、
    前記第1の発光素子は、前記第1および第2のスイッチペアの直列接続点間に接続され、
    前記第2の発光素子は、前記第2および第3のスイッチペアの直列接続点間に接続されることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項記載の発光装置であって、
    前記第2のスイッチペアは、正常な発光素子に流れる順方向電流と、異常な発光素子に流れる逆方向電流とを兼用して流すスイッチを含むことを特徴とする発光装置。
  3. 直流電流の供給を受けて発光する複数の発光素子と、
    発光素子に一定以上の電流を供給する直流電源回路と、
    発光素子ごとに割当てられ、発光素子に印加される電流の順逆を、複数のスイッチを介して切替える複数の順逆反転回路とを具備した発光装置であって、
    前記順逆反転回路は
    記複数の発光素子のいずれかの異常を検出した場合に、異常を検出した発光素子に逆方向電圧を印加し、逆方向電圧を印加した発光素子の正常を検出した場合に、正常を検出した発光素子に順方向電圧を印加し、
    記順逆反転回路は、
    前記複数の発光素子に印加される電流の順逆を切替える複数のスイッチと、
    前記複数の発光素子の電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した前記複数の発光素子の電圧に基づいて、前記複数のスイッチのオンオフを制御する順逆反転回路制御部と、
    前記順逆反転回路制御部からの信号に応じて前記複数のスイッチを駆動するドライブ回路とを備え
    記複数の発光素子は、直列接続されたn個の発光素子を含み、
    前記順逆反転回路は、電源間に直列接続された(n+1)個のスイッチペアを含み、
    前記n個の発光素子のそれぞれは、前記(n+1)個のスイッチペアのそれぞれの直列接続点間に接続されることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項記載の発光装置であって、
    異常な発光素子の正極側で電源の負極と接続されているスイッチをローサイドスイッチとし、異常な発光素子の負極側で電源の正極と接続されるスイッチをハイサイドスイッチとした場合に、前記順逆反転回路制御部は、前記ローサイドスイッチおよび前記ハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方を間欠的に動作させ、異常な発光素子に逆方向電圧を間欠的に印加することを特徴とする発光装置。
  5. 請求項記載の発光装置であって、
    前記ローサイドスイッチおよび前記ハイサイドスイッチのどちらかもしくは両方は、正常な発光素子の順方向電流および異常な発光素子の逆方向電流を兼用して流すように制御されることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項記載の発光装置であって、
    直列接続されたn個の発光素子と、電源間に直列接続された(n+1)個のスイッチペアとを含む順逆反転回路を、m個並列に接続して構成されることを特徴とする発光装置。
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