JP5219106B1 - 履物用中敷の成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形する際における作業性を向上しながらも簡易な構成で個々の使用者の足底形状に応じた履物用中敷を成形し得る履物用中敷の成形方法を提供する。
【解決手段】履物用中敷1の成形方法は、使用者の足2の少なくとも踵部分3から土踏まず部分5までに略相当するような大きさとされ軟化状態のシート状の硬化性基材11,12を少なくとも含む中敷基材10を、宙吊り状に展張させた伸張性薄膜状体22の表面に載せ、該薄膜状体を伸張させながら使用者の足底に相対的に押し付けることで足形に沿わせるように前記硬化性基材を変形させた後、硬化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴等の履物に敷かれる中敷の成形方法に関する。
従来より、靴等の履物には、中敷(インソール)が敷かれている。このような中敷は、一般的には、標準的な足形に合わせて形成された既製品であり、使用者各人の足にフィットしない場合が多々あった。
例えば、下記特許文献1では、人の足の裏側の平面形状に切断した形状記憶ポリウレタン発泡体シートの表裏面に保護シートを張り付けた中敷きをスキー靴などの内部にセットし、加熱して軟化させた状態で、使用者の足を挿入し、中敷きを変形させ、硬化させて中敷きを製造する方法が提案されている。
また、下記特許文献2では、熱柔化性物質からなる中底素地を加熱し、柔化させ、使用者の足底にあてがい、手で足底表面に沿うようなでつけて足の踵及び土踏まずの輪郭に適合した形状に型決めし、硬化させて中底を成形する方法が提案されている。
また、下記特許文献3では、熱可塑性を有する平板状のインソールを加熱して軟らかくし、インソール成型用の踏台に載せ、上方からユーザの足を載せ加圧することでインソールを成型する方法が開示されている。また、踏台を、複数のスポンジ層からなるものとし、上面側に標準的な足型に基く凹状の擬似足型を設けた構成としている。
特開平5−199906号公報 特開2000−60603号公報 特開2003−304909号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された方法では、スキー靴などの内部にセットした状態で使用者の足を挿入し、中敷きを変形させるようにしているので、使用者の足底形状、特に土踏まず等の足底の凹形状に中敷きが沿い難くなることが考えられる。
上記特許文献2に記載された方法では、使用者の足底にあてがい、手でなでつけて中底素地を変形させるようにしているので、成形作業が面倒であり、また、足底周囲、特に踵周囲等の凸形状に沿わせる際に皺が形成され易くなることが考えられる。
上記特許文献3に記載された方法では、成型用の踏台を、その上面側に標準的な足型に基く凹状の擬似足型を設けた構成としている。そのため、使用者の左右の足のそれぞれに応じた踏台を準備する必要があり、また、使用者の足のサイズに合わせて複数の踏台を準備する必要が生じる。また、足底形状は個々の使用者によって多彩であり、例えば、比較的に足底の土踏まず等の凹凸形状が少ない(アーチが低い)使用者の足底形状に応じたインソールを形成し難くなるということも考えられる。
また、上記特許文献1,3に記載された方法では、スキー靴などの内部や踏台にセットした中敷き(インソール)に使用者の足を載せ、体重を掛けて中敷きを変形させることとなるため、足に体重が掛けられた状態となり、自然な状態の足底に応じた形状になり難くなるということも考えられえる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、成形する際における作業性を向上しながらも簡易な構成で個々の使用者の足底形状に応じた履物用中敷を成形し得る履物用中敷の成形方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る履物用中敷の成形方法は、使用者の足の少なくとも踵部分から土踏まず部分までに略相当するような大きさとされ軟化状態のシート状の硬化性基材を少なくとも含む中敷基材を、宙吊り状に展張させた伸張性薄膜状体の表面に載せ、該薄膜状体を伸張させながら使用者の足底に相対的に押し付けることで足形に沿わせるように前記硬化性基材を変形させた後、硬化させることを特徴とする。
本発明においては、前記薄膜状体の表面に載せた前記中敷基材の表側に展張させた伸張性薄膜状体を更に覆い被せ、これら薄膜状体を伸張させながら前記硬化性基材を変形させるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記薄膜状体を、透明としてもよい。
また、本発明においては、前記硬化性基材を、熱可塑性を有したものとし、該硬化性基材を、前記薄膜状体の表面に載せる前に加熱して前記軟化状態とし、前記硬化させる際には冷却するようにしてもよい。
また、本発明においては、使用者を椅子に座らせた状態で、前記硬化性基材を変形させるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記中敷基材を、前記硬化性基材の表面及び裏面の両方または一方にシート状のクッション材を積層した積層基材としてもよい。
本発明に係る履物用中敷の成形方法によれば、成形する際における作業性を向上しながらも簡易な構成で個々の使用者の足底形状に応じた履物用中敷を成形することができる。
本発明の一実施形態に係る履物用中敷の成形方法の手順の一例を模式的に示す概略フローチャートである。 (a)、(b)は、同履物用中敷の成形方法に用いられる中敷基材の一例を模式的に示す概略斜視図、(c)は、同中敷基材の概略分解斜視図である。 (a)、(b)は、同履物用中敷の成形方法の手順の一例を模式的に示す概略斜視図である。 (a)、(b)は、同履物用中敷の成形方法の手順の一例を模式的に示す概略側面図である。 (a)、(b)は、同履物用中敷の成形方法の手順の一例を模式的に示す概略側面図である。 (a)〜(c)は、同履物用中敷の成形方法を用いて成形された履物用中敷の中間成形体の一例を模式的に示し、(a)、(b)は、概略斜視図、(c)は、概略側面図である。 (a)〜(c)は、同履物用中敷の成形方法を用いて成形された履物用中敷の一例を模式的に示し、(a)、(b)は、概略斜視図、(c)は、概略側面図である。 (a)〜(c)は、同履物用中敷の成形方法を用いて成形された履物用中敷の他例を模式的に示す概略斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図6は、本実施形態に係る履物用中敷の成形方法の一例を模式的に示す図であり、図7及び図8は、同成形方法を用いて成形された履物用中敷の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る履物用中敷の成形方法を用いて成形された履物用中敷(インソール)1は、図7に示すように、比較的に薄い異形シート状体とされている。この中敷1は、使用者の足2(図2(a)及び図4(b)参照)の少なくとも踵部分3から土踏まず部分5までに略相当するように形成されている。また、この中敷1は、少なくとも踵部分3から土踏まず部分5までに略相当する部位の足底周囲を覆うように形成されている。本実施形態では、使用者の足2の踵部分3から爪先部分4までの足底の全体形状に相当する中敷1を例示している。
この中敷1は、図示は省略しているが、種々の履物に敷かれて使用される。この中敷1が敷かれる履物としては、革靴(ビジネスシューズ)や運動靴、長靴(ブーツ)、スキー靴、スケート靴等の種々の靴としてもよい。また、比較的に踵が高いハイヒール等の靴としてもよく、その他、種々の履物としてもよい。
また、この中敷1は、履物に既存の中敷が敷かれている場合には、その既存中敷を取り外し、履物に敷くようにしてもよい。または、この中敷1を、既存の中敷上に敷くようにしてもよい。さらには、この中敷1を、既存または既製の中敷の下に敷くようにしてもよい。
本実施形態に係る中敷1の成形方法は、図1〜図6に示すように、使用者の足2の少なくとも踵部分3から土踏まず部分5までに略相当するような大きさとされ軟化状態のシート状の硬化性基材11,12を少なくとも含む中敷基材10を、宙吊り状に展張させた伸張性薄膜状体22の表面に載せ、この薄膜状体22を伸張させながら使用者の足底に相対的に押し付けることで足形に沿わせるように硬化性基材11,12を変形させた後、硬化させるようにしている。このような構成とすることで、成形する際における作業性を向上しながらも簡易な構成で個々の使用者の足底形状に応じた中敷1を成形することができる。
つまり、宙吊り状に展張させた薄膜状体22の表面に載せられた中敷基材10(硬化性基材11,12)が薄膜状体22の伸張を伴い薄膜状体22によって使用者の足形に沿うように変形する。これにより、例えば、手でなでつけるのみで中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させるような方法とした場合と比べて、成形する際における作業性を向上させることができ、また、中敷基材10(硬化性基材11,12)に皺等が形成され難く、履き心地の良い中敷1を成形することができる。また、使用者の左右の足のそれぞれに応じた踏台や、使用者の足のサイズに合わせて複数の踏台を用いる必要がなく、簡易な構成で個々の使用者の足底形状に応じた中敷1を成形することができる。また、中敷基材10(硬化性基材11,12)を使用者の足形に沿わせて変形させる際に、使用者の体重が足に掛かり難くなり、自然な状態の好ましい足底形状に応じた中敷1を成形することができる。
また、中敷基材10を宙吊り状の薄膜状体22に載せるようにしているので、薄膜状体22を伸張させて中敷基材10(硬化性基材11,12)をある程度変形させた後に薄膜状体22を手でなでつけ、中敷基材10(硬化性基材11,12)を更に好ましい形状に変形させるようなことも可能となる。例えば、足底の内側縦アーチ(いわゆる土踏まず)や外側縦アーチ、横アーチ等のアーチ形状をより際立たせるように変形させるようなことも可能となる。また、使用者の足の傾き(外反足、内反足)等に応じて好ましい形状となるように変形させるようなことも可能となる。つまりは、個々の使用者に応じた好ましい形状の中敷1を成形するようなことも可能となる。また、中敷基材10の構成等によっては中敷基材10の樹脂等が成形作業者の手指に付着するようなことも考えられるが、このようなことを防止することもできる。
また、本実施形態では、図3〜図5に示すように、使用者を椅子6に座らせた状態で、中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させるようにしている。このような構成とすれば、例えば、立位状態で踏み付けて中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させるような方法とした場合と比べて、使用者の体重が略足に掛からず、より自然な状態の足底形状に応じた中敷1を成形することができる。つまり、荷重による足底形状の歪みを軽減することができ、より好ましい足底形状に応じた中敷1を成形することができる。
また、本実施形態では、中敷基材10が載せられる薄膜状体22を透明としている(図3及び図5参照)。このような構成とすれば、薄膜状体22を上記のように手でなでつけ、中敷基材10(硬化性基材11,12)を更に変形させる際に中敷基材10を足裏側から視認でき、より容易にかつ正確な成形作業を行うことができる。
また、本実施形態では、薄膜状体22の表面に載せた中敷基材10の表側に展張させた伸張性薄膜状体24を更に覆い被せ、これら薄膜状体22,24を伸張させながら硬化性基材11,12を変形させるようにしている。このような構成とすれば、これら表裏両側の薄膜状体22,24によって中敷基材10を挟むように保持した状態で中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させることができ、中敷基材10(硬化性基材11,12)に皺等が形成されることをより抑制することができる。また、表側の薄膜状体24を設けない場合には、中敷基材10の構成等によっては中敷基材10の樹脂等が足底(素足または靴下)に付着するようなことも考えられるが、このようなことを防止することもできる。
また、本実施形態では、この表側の薄膜状体24を透明としている。このような構成とすれば、裏側の薄膜状体22に載せられた中敷基材10を視認でき、中敷基材10に対する足底の位置合わせを確実に行い易くすることができる。また、例えば、中敷基材10の表面に足底の位置合わせマーク等を施した場合にも、位置合わせマークを視認でき、中敷基材10に対する足底の位置合わせを容易に行うことができる。
これら表裏の薄膜状体22,24としては、中敷基材10を変形させる際に破断し難く適度に伸張する強度や伸度を有した透明な樹脂系フィルム等としてもよい。例えば、薄膜状体22,24を、ポリエチレン系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂等から形成されたフィルムとしてもよい。
本実施形態では、ポリエチレン系樹脂からなる梱包用のいわゆるストレッチフィルムを薄膜状体22,24として採用している。このような梱包用のストレッチフィルムを薄膜状体22,24とすることで、中敷基材10が薄膜状体22,24に密着し、また、薄膜状体22,24同士が互いに密着し、中敷基材10の位置ずれを抑制することができる。
これら薄膜状体22,24の厚さ寸法は、薄膜状体22,24の構成(材質や層構成)等に応じて適宜の寸法としてもよく、例えば、本実施形態のようにストレッチフィルムを薄膜状体22,24とした場合には、10μm〜20μm程度としてもよい。
また、本実施形態では、図3に示すように、これら表裏の薄膜状体22,24を枠状部材21,23に展張させて保持させている。
これら枠状部材21,23は、概ね同様の構成とされている。また、これら枠状部材21,23には、中敷基材10よりも大きい開口が形成されており、該開口を塞ぐように各薄膜状体22,24が展張状態で保持されている。
また、これら枠状部材21,23は、互いに対向する面(図示下側の枠状部材21の上面、図示上側の枠状部材23の下面)に沿わせるようにそれぞれの薄膜状体22,24が保持されており、これら枠状部材21,23を積層した状態では、それぞれの薄膜状体22,24が互いに略密着する構成とされている。
これら枠状部材21,23としては木製や合成樹脂製、金属製のものとしてもよく、板紙や段ボール等の紙製のものとしてもよい。また、薄膜状体22,24を展張させた状態で枠状部材21,23に保持させる態様としては、適宜、接着剤や粘着テープ等によって薄膜状体22,24を枠状部材21,23に固定するようにしてもよい。また、本実施形態のようにストレッチフィルムを薄膜状体22,24とした場合には、枠状部材21,23の薄膜状体22,24が当接する部位に沿って滑り止め部材を添設し、保持させる態様としてもよい。また、図例では、これら枠状部材21,23同士を固定する固定部材を設けた例を示している。このような固定部材としては、アジャスターファスナー等のファスナー金具(固定止金具)によってこれら枠状部材21,23同士を接離自在に固定するようにしてもよい。または、固定部材としては、面ファスナー等としてもよく、さらにはこのような固定部材を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、薄膜状体22,24を基台25に宙吊り状に保持させている。この基台25と表裏の薄膜状体22,24をそれぞれに保持させた枠状部材21,23とによって中敷成形装置20を構成している。
基台25は、当該基台25が設置される床と薄膜状体22,24との間にスペースが形成されるように薄膜状体22,24を床から浮いた状態で保持する構成とされている。また、この基台25は、図5(a)に示すように、薄膜状体22,24を伸張させた状態で、その下方側に成形作業者の手指等の挿入が可能な構成とされている。
本実施形態では、この基台25に、表裏の薄膜状体22,24をそれぞれに保持させた枠状部材21,23を保持させることで、薄膜状体22,24を宙吊り状に保持させている。また、展張状態の薄膜状体22,24を床に対して略水平となるように基台25に保持させている。
また、本実施形態では、基台25に、宙吊り状に保持された薄膜状体22,24の下方側において上下方向に移動可能とされた平板状の押し当て部材27を設けている。図例では、基台25の四隅に脚状に設けられた支柱に対して上下動自在とされた枠状保持部材26を設け、この枠状保持部材26に押し当て部材27を保持させた態様としている。
また、本実施形態では、中敷基材10の硬化性基材11,12を、熱可塑性を有したものとしている。このような構成とすれば、中敷基材10を加熱することで硬化性基材11,12を軟化状態とでき、冷却することで硬化させることができる。また、硬化させた後、例えば、局所的に再加熱することで軟化させることができ、成形後に微調整を行うことも容易に可能となる。
また、本実施形態では、図2に示すように、中敷基材10を、硬化性基材11,12の表面に、シート状のクッション材13を積層した積層基材としている。このような構成とすれば、硬化性基材11,12のみからなる中敷基材10を変形させ、硬化させた後にクッション材13を積層するような方法とした場合と比べて、中敷1の成形時間の短縮化を図ることができる。
また、本実施形態では、中敷基材10を、硬化性基材としての表面側の第1硬化性基材11と裏面側の第2硬化性基材12とを積層した積層基材としている。つまり、本実施形態では、中敷基材10を、クッション材13、第1硬化性基材11及び第2硬化性基材12を表面側から裏面側に向けてこの順に積層した三層状の構造としている。
これら硬化性基材11,12は、硬化させた後に適度の保形性及びある程度の可撓性を有したものとしてもよい。
また、本実施形態では、これら硬化性基材11,12を、メッシュ状(多孔状)としている。このような構成とすれば、水分を透過させることができ、足蒸れを抑制することができる。
これら硬化性基材11,12としては、メッシュ状に編まれた基布に、熱可塑性樹脂を塗布したり、含浸させたりして形成されたものとしてもよい。基布としては、例えば、ポリエステル系樹脂やポリプロピレン系樹脂等の合成樹脂系繊維や、綿等の天然繊維からなるものとしてもよい。基布としては、その他、植物繊維や動物繊維、鉱物繊維、ガラス繊維、炭素繊維等からなるものとしてもよい。
また、これら硬化性基材11,12に含まれる熱可塑性樹脂としては、40℃〜80℃程度、好ましくは50℃〜75℃程度に加熱することで軟化する合成樹脂を採用するようにしてもよい。例えば、ポリエステル系樹脂や、ポリエチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等としてもよく、その他、熱可塑性エラストマーとしてもよい。
また、図例では、第1硬化性基材11よりも第2硬化性基材12を目の粗いメッシュ状としている。また、第1硬化性基材11よりも第2硬化性基材12の厚さを大きくしている。
また、本実施形態では、第1硬化性基材11よりも第2硬化性基材12を小さくしている。本実施形態では、図2及び図5に示すように、第1硬化性基材11を、使用者の足2の踵部分3から爪先部分4までの足底の全体形状に相当する大きさとしている。また、第2硬化性基材12を、使用者の足2の踵部分3から内外の縦アーチ及び横アーチの少なくとも最大高部分までに略相当する大きさとしている。また、第2硬化性基材12を、横アーチのサポートが可能なように、平面視して爪先側に凸湾曲形状としている。つまり、第2硬化性基材12を、使用者の足2の母指球部分及び小指球部分を含む爪先側の部分を概ね除いた部位に相当する大きさとしている。このような構成とすることで、第2硬化性基材12を踵部分3、内外の縦アーチ及び横アーチ部分をより強力にサポートする補強用として機能させることができる。
また、本実施形態では、第1硬化性基材11の踵部分3の底部に相当する部位に、厚さ方向に貫通する踵開口11aを設けている。このような構成とすることで、上記のような第2硬化性基材12を積層した場合にも、足底の接地部となる母指球部、小指球部及び踵底部の3点の高低差を緩和させることができる。なお、このような踵開口11aは、中敷1が敷かれる靴のヒール高等によっては設けないようにしてもよい。また、第2硬化性基材12にも踵開口を設けるようにしてもよい。
なお、これら第1硬化性基材11と第2硬化性基材12とは、適宜の形状に切断等により加工し、積層して加熱することで互いの熱可塑性樹脂を溶融させ、接合するようにしてもよい。
また、これら硬化性基材11,12の大きさや厚さ、硬化後の硬さ、積層枚数等は、使用者の足2の形状や、上記したような履物の種類、既存中敷が取外し可能か否か、履物の用途(運動靴であれば、スポーツの種類、例えば、ウォーキング用やランニング用、サイクリング用、サッカー用、バスケット用等)等に応じて適宜、設定するようにしてもよい。これら硬化性基材11,12の厚さとしては、例えば、それぞれ0.5mm〜2mm程度としてもよい。また、このように硬化性基材を二層構造とせずに、いずれか一方のみからなるものとしてもよい。また、上記したようなメッシュ状の硬化性基材11,12に限られず、パンチング等が施された通気性を有した硬化性基材11,12としてもよく、または、通気性のない平板状の硬化性基材11,12としてもよい。
また、本実施形態では、クッション材13を、使用者の足2の踵部分3から爪先部分4までの足底の全体形状に相当する大きさとしている。図例では、成形前のクッション材13を、第1硬化性基材11よりも爪先側を延出させるように大きくしている。このような構成とすることで、後記するように中敷基材10を薄膜状体22上に載置して薄膜状体22を伸張させながら中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させる際に、素足で行う場合における薄膜状体22(24)への使用者の足2の爪の接触を抑制することができ、薄膜状体22(24)の破断を抑制することができる。
このクッション材13としては、ウレタンやエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)等の発泡系材料からなるものとしてもよい。
なお、このクッション材13の大きさや厚さ等は、上記した硬化性基材11,12と同様、適宜、設定するようにしてもよい。このクッション材13の厚さとしては、例えば、1mm〜3mm程度としてもよい。また、このクッション材13は、適宜の接着剤等によって第1硬化性基材11に貼着するようにしてもよい。
また、本実施形態では、中敷基材10を成形した後に、表面仕上材として表面材14を更に貼着して積層している(図7(a)参照)。この表面材14は、使用者の足2の踵部分3から爪先部分4までの足底の全体形状に相当する大きさとされている。
この表面材14としては、各種繊維を編みこんだ編布や不織布等としてもよく、さらには天然皮革や合成皮革等としてもよい。
なお、この表面材14は、適宜の接着剤等によってクッション材13に貼着するようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る履物用中敷の成形方法の手順の一例について説明する。
図1に示すように、まず、使用者の左右の足2を測定する(ステップ100)。この足測定工程では、足長(サイズ)や足幅、足囲(ワイズ)、アーチ形状、足底圧、傾斜(外反、内反)等を測定、確認するようにしてもよい。また、この際、フットプリンターや、粘土状の踏台、レーザー、鏡、ガラス板等を用いて測定、確認するようにしてもよい。
次いで、使用者の足2や履物の種類、用途等に応じた中敷基材10を準備する(ステップ101)。この中敷基材準備工程では、図2に示すように、上記した硬化性基材11,12及びクッション材13を積層し、使用者の足2の大きさに合わせて切断等し、加工するようにしてもよい。また、この中敷基材10(硬化性基材11,12)の成形前の大きさは、踵部分3の周囲や内外の縦アーチのサポートが可能なように、大きく形成するようにしてもよい。例えば、踵部分3の周囲や内外の縦アーチをサポートする部位が、踵部分3の底部(接地部)から10mm〜30mm程度、上方に突出するような大きさとしてもよい。
なお、この中敷基材準備工程は、足のサイズや用途等に応じて複数種を予め準備し、上記した足測定工程に先立って行うようにしてもよい。
また、中敷基材10の表面に、使用者の足2の位置合わせ用のマーキング(位置合わせマーク)を施しておくようにしてもよい。例えば、踵中央部や、親指付根部、小指付根部等に相当する部位にマーキングを施しておくようにしてもよい。
また、中敷基材10にクッション材13を設けないようにしてもよい。つまりは、硬化性基材11,12のみからなる中敷基材10としてもよい。この場合には、成形後にクッション材13を積層するようにしてもよい。
次いで、中敷基材10を加熱し、軟化させる(ステップ102)。この中敷基材加熱工程では、中敷基材10を、硬化性基材11,12の熱可塑性樹脂が軟化する所定温度となるように加熱する。この中敷基材加熱工程は、所定温度の湯に浸けることで加熱したり、電子レンジやオーブン、プレス等の加熱機器を用いて加熱したりするようにしてもよい。また、スチームアイロン等を用いて蒸気によって加熱したり、ヒートガン(ドライヤー)等を用いて温風によって加熱したりするようにしてもよい。
そして、図3及び図4(a)に示すように、この軟化状態の中敷基材10を、基台25に保持された裏側の薄膜状体22の表面に載せ(ステップ103)、この中敷基材10の表側に表側の薄膜状体24を配置する(ステップ104)。
次いで、図4(b)及び図5(a)に示すように、椅子6に座らせた状態の使用者の足2を、中敷基材10に位置合わせし、表側の薄膜状体24を介して中敷基材10に押し付け、薄膜状体22,24を伸張させながら中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させる(ステップ105)。この中敷基材変形工程を行う際には、成形作業者が補助し、使用者の足2が中立状態となるように膝等を保持しながら行うようにしてもよい。また、成形作業者が補助して使用者の足2を中敷基材10に対して押し付けるようにしてもよい。また、この際、成形作業者が必要に応じて裏側の薄膜状体22をその下方側から手でなでつけることで、中敷基材10(硬化性基材11,12)を更に変形させるようにしてもよい。また、この際、中敷基材10の構成にもよるが本実施形態のように第1硬化性基材11が爪先側にもあるような場合には、爪先側が必要以上に変形(上反り)しないように変形途中で裏側の薄膜状体22の爪先側部位に相当する部位を破断等するようにしてもよい。または、枠状部材21に保持させた裏側の薄膜状体22を、爪先側がないものとしてもよい。
また、この際、図5(b)に示すように、必要に応じて、押し当て部材27を、上方に移動させ、裏側の薄膜状体22を介して中敷基材10の裏面側に押し当て中敷基材10の上記接地部に相当する部位を平坦化するようにしてもよい。このような構成とすることで、成形後の中敷1を履物内に安定して収納させることができる。なお、この際、履物のヒールの高さ等に応じたスペーサを踵部分3に相当する部位の押し当て部材27の上面に介在させるようにしてもよい。または、履物のヒールの高さ等に応じた凸部を有した押し当て部材27を採用するようにしてもよい。なお、履物の既存中敷の構成等によっては、このような接地部平坦工程を行わないようにしてもよい。
次いで、中敷基材10を冷却し、硬化させる(ステップ106)。この中敷基材硬化工程では、使用者の足2を中敷基材10に対して相対的に押し付けた状態で中敷基材10を冷却するようにしてもよい。この場合は、保冷剤を袋詰めした保冷袋を、裏側の薄膜状体22を介して中敷基材10の下方側から押し当てて冷却したり、中敷基材10を冷風によって冷却したりするようにしてもよく、さらには自然冷却させるようにしてもよい。また、上記のような態様に代えて、または加えて、使用者の足2を上方に移動させ、上側の枠状部材23を取り外し、中敷基材10を裏側の薄膜状体22から取り外し、中敷基材10を冷却するようにしてもよい。この場合は、上記同様、保冷袋や冷風、自然冷却等によって中敷基材10を冷却するようにしてもよく、冷蔵庫や保冷庫、保冷バッグ等に収容して冷却するようにしてもよい。
上記のように冷却し、硬化させれば、図6に示すように、使用者の足底形状に変形された中間成形体15が成形される。
そして、この中間成形体15(中敷基材10)の形を調整する(ステップ107)。この形調整工程では、上記のように大きく形成された中敷基材10を切断等により加工することで、使用者の履物内に収容可能なように形を調整するようにしてもよい。この際、既存の中敷が取り外し可能な場合には、既存の中敷の大きさに合わせて切断等により、形を調整するようにしてもよい。また、使用者の足形状や特徴、履物の種類や用途等に応じて、成形後の中敷1の踵部周囲や内外の縦アーチの立ち上がり高さが適宜の高さとなるように適宜、切断等により調整するようにしてもよい。また、この際、例えば、ヒートガン等によって局所的に再加熱し、局所的に軟化させ、更に変形させて微調整を行うようにしてもよい。
また、中間成形体15(中敷基材10)の表面に、表面材14を貼着する(ステップ108)。この表面材14の貼着は、上記した形調整工程後に行うようにしてもよく、または、形調整工程前に行うようにしてもよい。さらには、この表面材14を、上記した中敷基材変形工程前に、中敷基材10の一部として積層しておくようにしてもよい。なお、このような表面材14を積層しないようにしてもよい。
上記のような種々の工程を経て、図7に示すように、中敷1が成形される。なお、中敷1を使用者の履物内に収容し、履物を履かせた際に不具合等がある場合には、上記同様、ヒートガン等によって局所的に再加熱し、局所的に軟化させ、更に変形させて微調整を行うようにしてもよい。
このように成形された中敷1は、使用者の履物内に収容させた状態では、履物に一体化し、移動せず、使用者の足を安定的にサポートする中敷1となる。
なお、上記した手順は一例であり、その他、種々の手順の採用が可能である。
また、図例では、左足用の中間成形体15及び中敷1を例示しているが、右足用も同様にして成形される。
また、中敷基材(中敷)の積層態様や大きさは、上記した例に限られず、図8に示すように、種々の積層態様、大きさとしてもよい。
図8(a)では、第2硬化性基材12を積層していない中敷1Aを例示している。
図8(b)では、中敷1Bを第1硬化性基材11Aのみからなるものとし、その大きさを、上記した例の第2硬化性基材12と同様の大きさとしている。つまり、爪先側のない中敷1Bを例示している。
これら図8(a)、(b)に示す中敷1A,1Bでは、踵開口11aの下方側に第2硬化性基材12がないため、例えば、中敷1A,1Bを履物に敷き、その履物を履いた状態で着地等する際には使用者の足2の踵部分3で荷重を受けることができる。
図8(c)では、中敷1Cを第1硬化性基材11Bのみからなるものとし、その大きさを、上記した例の第2硬化性基材12と同様の大きさとしている。また、踵開口11aを設けていない例を示している。
これら各変形例に係る中敷1A,1B,1Cも、上記と略同様にして本実施形態に係る履物用中敷の成形方法によって成形可能である。
なお、中敷基材(中敷)の積層態様や大きさは、上記した各例に限られず、上記したように、使用者の足2の形状や、履物の種類、既存中敷が取外し可能か否か、履物の用途等に応じて、その他、種々の積層態様、大きさとしてもよい。
なお、本実施形態では、定置状態の枠状部材21に保持された薄膜状体22に載置された中敷基材10に対して使用者の足底を押し付け、薄膜状体22(24)を伸張させながら中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させる態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、定置状態の足底に対して薄膜状体22(24)を保持する枠状部材21(23)を移動させることで薄膜状体22(24)を伸張させながら中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させるような態様としてもよい。さらには、薄膜状体22(24)を保持する枠状部材21(23)及び足底を相互に移動させることで薄膜状体22(24)を伸張させながら中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させるような態様としてもよい。これらの場合は、薄膜状体22(24)を保持する枠状部材21(23)を基台25に対して上下動自在に保持させる態様としてもよい。また、この場合は、薄膜状体22(24)を保持する枠状部材21(23)を基台25に対して電動等によって上下動させる態様等としてもよい。
また、本実施形態では、展張状態の薄膜状体22,24を床に対して略水平となるように基台25に保持させた態様とした例を示しているが、このような態様に限られず、展張状態の薄膜状体22,24を床に対して斜めや略垂直となるように基台25に保持させた態様としてもよい。
また、薄膜状体22,24を保持する基台25を設けずに、例えば、成形作業者等が薄膜状体22(24)を保持する枠状部材21(23)を保持したり、移動させたりする態様等としてもよい。
また、本実施形態では、使用者を椅子6に座らせた状態で、中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させる態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、他の座位状態や、立位状態、臥位状態で、中敷基材10(硬化性基材11,12)を変形させる態様としてもよい。
また、本実施形態では、表裏の薄膜状体22,24を透明としたがこれらの両方または一方を不透明なものとしてもよい。例えば、ゴム等のエラストマー系材料からなる伸張性を有した薄シート状体としてもよく、または伸張性を有したメッシュ状体としてもよい。
また、本実施形態では、中敷基材10の表側に薄膜状体24を覆い被せて成形する態様とした例を示しているが、このような表側の薄膜状体24を設けずに成形する態様としてもよい。
また、本実施形態では、硬化性基材11,12を、熱可塑性を有したものとした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、ポリウレタン系樹脂やシリコーン系樹脂等の湿気硬化性(水硬性)樹脂を含む硬化性基材11,12としてもよい。この場合は、上記したステップ102に代えて、中敷基材10の変形前または変形後に、中敷基材10を水等に浸けたり、中敷基材10に水等を噴霧して湿らせるようにしてもよい。さらには、紫外線等の光硬化性を有した硬化性基材11,12を採用するようにしてもよい。要するに、軟化状態で使用者の足形に沿わせるように変形可能で、硬化後は通常の使用状態では適度な保形性を有し、軟化し難い硬化性基材11,12を採用するようにすればよい。
1,1A,1B,1C 中敷(履物用中敷)
10 中敷基材(積層基材)
11,11A,11B 第1硬化性基材
12 第2硬化性基材
13 クッション材
22 裏側の薄膜状体
24 表側の薄膜状体
2 足
3 踵部分
5 土踏まず部分
6 椅子

Claims (6)

  1. 使用者の足の少なくとも踵部分から土踏まず部分までに略相当するような大きさとされ軟化状態のシート状の硬化性基材を少なくとも含む中敷基材を、宙吊り状に展張させた伸張性薄膜状体の表面に載せ、該薄膜状体を伸張させながら使用者の足底に相対的に押し付けることで足形に沿わせるように前記硬化性基材を変形させた後、硬化させることを特徴とする履物用中敷の成形方法。
  2. 請求項1において、
    前記薄膜状体の表面に載せた前記中敷基材の表側に展張させた伸張性薄膜状体を更に覆い被せ、これら薄膜状体を伸張させながら前記硬化性基材を変形させることを特徴とする履物用中敷の成形方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記薄膜状体は、透明であることを特徴とする履物用中敷の成形方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記硬化性基材は、熱可塑性を有しており、
    該硬化性基材を、前記薄膜状体の表面に載せる前に加熱して前記軟化状態とし、前記硬化させる際には冷却することを特徴とする履物用中敷の成形方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    使用者を椅子に座らせた状態で、前記硬化性基材を変形させることを特徴とする履物用中敷の成形方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記中敷基材は、前記硬化性基材の表面及び裏面の両方または一方にシート状のクッション材を積層した積層基材であることを特徴とする履物用中敷の成形方法。
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