JP5217345B2 - フォトマスクおよびフォトマスクブランクス - Google Patents

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Description

本発明は、LSI、超LSI等の高密度集積回路の製造に用いられるフォトマスクおよびそのフォトマスクを製造するためのフォトマスクブランクスに関し、特に、高NA露光装置を使用し、露光波長とほぼ同程度のサイズのマスクパターンをウェハ上に転写するとき、ウェハ上のパターンのハーフピッチが45nm以降の先端リソグラフィ技術に用いられる低反射型のフォトマスクおよびフォトマスクブランクスに関する。
IC、LSI、超LSIなどの半導体集積回路は、フォトマスク(以下、マスクとも称する)を使用したいわゆるリソグラフィ工程を繰り返すことによって製造される。パターニング前のフォトマスク基板はフォトマスクブランクス(以下、ブランクスとも称する)として知られており、バイナリ型フォトマスクブランクスは透明基板、クロム(Cr)を主成分とする遮光膜からなる構造が実用化されている。高精度な半導体集積回路を実現するために、フォトマスクブランクスは低欠陥、エッチング制御性を向上させるための膜組成・膜構造、低応力、並びに露光波長に対する低反射率化といった性能が要求される。これらの要求を満たすためにクロムを主成分とするフォトマスクブランクスにおいては、各種の膜組成、層構造、並びに成膜方法が提案・実用化されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
しかしながらフォトマスクに要求されるスペックは年々厳しくなってきており、例えばITRSロードマップ2006年アップデートによると、DRAM65nmハーフピッチで要求されるマスクのCD ユニフォーミティ、リニアリティはそれぞれ3nm、10nmとなっており、マスク材料からの見直しが再検討されている(非特許文献1参照)。
クロム系以外のマスク材料として、アルミニウム(Al)化合物はクロムほど一般的ではないが、古くから検討されているマスク材料の一つである。合成石英に代表される透明基板とクロム系遮光膜の密着性を向上させるために窒化アルミニウム(AlN)などのアルミニウム化合物を中間層として用いているフォトマスク材料が提案されている(特許文献4、特許文献5参照)。またアルミニウム化合物は紫外域で透過性が高いため、シリコン化合物との混合も含めた位相シフトマスク材料(特許文献6参照)、あるいはクロム化合物との混合による位相シフトマスク材料として提案されている(特許文献7参照)。上記の文献に記載された従来のフォトマスクブランクスに適用されたアルミニウム系材料は、アルミニウム化合物の高い光透過性を利用した半透過膜としての利用が主である。
一方、金属アルミニウム自体は紫外域以降の短波長でも吸収が大きく、ArFレーザ(193nm)やKrFレーザ(248nm)の露光波長では遮光材料としても適している。また軽元素に分類されるため、高加速電子線描画機を用いたレジスト描画時の後方散乱の影響が小さく、電子線描画にも適した材料といえる。加工面においても酸素非含有塩素系ガスでドライエッチング可能のため、クロム系材料と比較した場合、レジスト高解像度化に効果的なレジストの薄膜化、ローディング効果の低減、レジスト寸法からのマスク寸法のシフト量の低減が図れる。またフッ素系ガスでは実質的にドライエッチングされないため、モリブデンシリサイド酸化窒化膜のようなフッ素系ガスでドライエッチングする位相シフトマスク材料と組み合わせた場合、各層を選択的に加工できるため、寸法制御性の向上も図れるという利点を有している。
ところが、アルミニウム系材料は、SPM(硫酸過水、硫酸と過酸化水素水との混合液)あるいはSC−1(アンモニア過水、アンモニア水と過酸化水素水との混合液)などの従来用いられている酸やアルカリのマスク洗浄液には著しく弱く、実用性に劣るという問題があった。一方、露光波長の短波長化、高エネルギー化に伴い、マスク上の硫酸イオンあるいはアンモニウムイオンなどのマスク洗浄時の残留イオンが露光時に結晶成長し、ウェハ転写に悪影響を及ぼすことが明らかになっており、洗浄方法自体の改善が迫られている。洗浄能力を維持しつつマスク上の残留イオンを抑制する手段として、SPM洗浄などの代わりにオゾン水洗浄が有効であり実用化されており、そのオゾン水洗浄に対してアルミニウム系材料は優れた耐性を有する。したがって、アルミニウム系材料による従来の洗浄時の耐薬品性に劣るという問題は、洗浄方法を変えることにより回避あるいは低減し得る見込みが立ってきた。
特開昭61−272746号公報 特開平4−9847号公報 特開2006−146152号公報 特許第1547203号公報 特開昭62−35361号公報 特開2002−62638号公報 特開平8−272074号公報 International Technology Roadmap For Semiconductors 2006 Update,Lithography,p.9,半導体技術ロードマップ専門委員会(2006)
しかしながら、金属アルミニウム薄膜をマスクの遮光膜として用いた場合、ウェハへのマスクパターン転写時に、アルミニウム薄膜表面の極めて高い反射率のために露光光の多重反射を生じ、ウェハ転写画像の解像力を低下させてしまうという問題があった。そのため、アルミニウム系化合物を遮光膜として用いるには、露光波長において遮光膜表面を低反射率化(例えば反射率20%以下)した低反射型遮光膜を備えたフォトマスク(以下、低反射型フォトマスクと称する)が求められている。
本発明者は、KrFおよびArFエキシマレーザステッパを対象にして、特にArFエキシマレーザの193nmの露光波長を主なターゲットとし、遮光性を維持するためにアルミニウム(Al)を主成分とした遮光型フォトマスクの低反射化を図ろうとした場合、アルミニウムの著しい低屈折率(0.26)が原因のために、酸化ケイ素(SiO2)、窒化珪素(Si34)、酸化アルミニウム(Al23)などの従来用いられてきた一般的な反射防止膜をアルミニウム薄膜上に積層成膜しても、露光波長域で反射率を20%以下にすることができないことを見出した。
また、窒化アルミニウム(AlN)を反射防止膜として用いた場合、膜厚を最適化すれば193nm付近の反射率を20%以下にすることができるが、一方で、200〜400nmの波長域で反射率が急激に変化するため、検査・計測で使用する可能性のある200〜400nm波長域での反射率制御が困難となり、検査・計測に支障を生じるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、アルミニウムを主成分として、遮光性が高くてパターン加工性に優れ、露光波長で低反射率を示し、かつ、200〜400nmの波長域での反射率変動が比較的緩やかであり、ウェハ上のハーフピッチ45nm以降のリソグラフィ技術に適した低反射型のフォトマスクおよびフォトマスクブランクスを提供することである。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係るフォトマスクブランクスは、透明基板上に単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が形成されたフォトマスクブランクスにおいて、前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜の最表面層が、反応性スパッタリングにより成膜されたアルミニウム化合物と該アルミニウム化合物に添加し含有された金属アルミニウムとで構成され、前記金属アルミニウムの含有率が60原子%以下であり、前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が、露光波長193nmまたは248nmにおいて、膜厚200nm以下のときの光学濃度が3以上であり、表面反射率が20%以下であることを特徴とするものである。
請求項2の発明に係るフォトマスクブランクスは、請求項1に記載のフォトマスクブランクスにおいて、前記アルミニウム化合物が、窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウムまたは酸化窒化アルミニウムであることを特徴とするものである。
請求項の発明に係るフォトマスクは、透明基板上の単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜をパターン化したフォトマスクにおいて、前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜の最表面層が、反応性スパッタリングにより成膜されたアルミニウム化合物と該アルミニウム化合物に添加し含有された金属アルミニウムとで構成され、前記金属アルミニウムの含有率が60原子%以下であり、前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が、露光波長193nmまたは248nmにおいて、膜厚200nm以下のときの光学濃度が3以上であり、表面反射率が20%以下であるであることを特徴とするものである。
請求項の発明に係るフォトマスクは、請求項に記載のフォトマスクにおいて、前記アルミニウム化合物が、窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウムまたは酸化窒化アルミニウムであることを特徴とするものである。
本発明のフォトマスクブランクスによれば、アルミニウム化合物からなる薄膜中に60原子%以下の金属アルミニウムを添加して低反射膜とすることにより、アルミニウムのように著しく屈折率が小さい遮光膜に対しても低反射化を図ることが可能となる。この手法は、結果的に低反射膜の紫外から可視光の遮光性も向上させ、紫外から可視光域で反射率変化を緩やかにする効果もある。また最表面層がアルミニウム系材料であることが維持されるため、アルミニウム系材料特有の描画・エッチング・洗浄工程での優れた特性は維持される。またアルミニウムの添加量を制御することにより、単層構造でも遮光性が維持され、レジスト高解像度化に効果的なレジストの薄膜化が可能となり、電子線描画時の後方散乱の影響が小さく高精度の微細レジストパターンを形成でき、ドライエッチング時のローディング効果が低減され、レジスト寸法からのマスク寸法のシフト量が低減された高精度のフォトマスクを得ることができる。
本発明のフォトマスクによれば、マスクパターンが高い遮光性を有して露光波長での反射率が低く抑えられ、高解像のウェハ転写画像が得られ、マスクパターンの検査・計測波長での反射率が比較的緩やかなために、安定したパターン検査・計測が可能となる。また非クロム系で、CD ユニフォーミティに優れた高解像の単層の低反射型のフォトマスクを得ることが可能となる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る低反射型のフォトマスクおよびフォトマスクブランクスについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の単層構造の低反射型遮光膜よりなるフォトマスクブランクス(図1(a))およびそれを用いて製造された本実施形態のフォトマスク(図1(b))の一例を示す断面模式図である。図1(a)に示すように、本実施形態のフォトマスクブランクスは、透明基板11とその上に設けられた低反射型の単層の遮光膜12からなり、遮光膜12はアルミニウム化合物と、このアルミニウム化合物に添加した金属アルミニウムとで構成され、金属アルミニウムの含有率が60原子%(以後、atm%とも記す)以下とするものである。
本実施形態において、透明基板11としては、露光光を高透過率で透過する光学研磨された合成石英ガラス、蛍石、フッ化カルシウムなどを用いることができるが、通常、多用されており品質が安定し、短波長の露光光の透過率の高い合成石英ガラスがより好ましい。
本実施形態において、遮光膜12を構成する上記のアルミニウム化合物としては、窒化アルミニウム(AlN)または酸化アルミニウム(Al23)または酸化窒化アルミニウム(AlON)が好ましい。上記の遮光膜12は、ターゲットにアルミニウム(Al)、スパッタガスとして窒化アルミニウムを成膜する場合にはAr/N2ガス、酸化アルミニウムを成膜する場合にはスAr/O2ガス、または酸化窒化アルミニウムを成膜する場合にはAr/N2/O2を用い、スパッタリング法などの通常の成膜方法で形成することができる。
本実施形態の低反射型の遮光膜12は、単層構造であり、金属アルミニウムが薄膜表面に存在するのでブランクス表面の低抵抗化が図れ、電子線描画機を用いてレジストパターンを形成させる場合に描画時のチャージアップが抑制でき、パターン精度を向上させることができる。
本実施形態の低反射型の遮光膜12は、単層構造の遮光膜であってドライエッチング時に酸素ガスを必要とせずに酸素非含有塩素系ガスでエッチングできるために、ドライエッチング時のレジスト膜減り量が低減でき、結果的にレジストの薄膜化による微細レジストパターンの形成が可能となり、それに伴い微細な遮光膜パターンの形成が可能となる。また遮光膜12は酸素非含有塩素系ガスでエッチングするため、透明基板11が合成石英の場合、合成石英はエッチングされず、図1(b)に示すように、良好な断面形状の微細な低反射型の遮光膜パターン13を有する低反射型フォトマスクを得ることができる。
本実施形態によるフォトマスクは、アルミニウム化合物に添加する金属アルミニウムの含有率を60atm%以下とすることにより、遮光膜パターン13は露光波長において光学濃度(OD)3程度の高い遮光性を維持しながら、露光波長に対して低反射率を示し、好ましくは20%以下とすることができ、コントラストの高いマスク画像をウェハ上に転写することができる。さらに、検査・計測で使用する可能性のある200〜400nm波長域での反射率変動が比較的緩やかとなり、例えば、波長257nm、365nmでの検査・計測において、安定した検査・計測が可能となる。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態の2層構造の遮光膜よりなるフォトマスクブランクス(図2(a))およびそれを用いて製造された本発明のフォトマスク(図2(b))の一例を示す断面模式図である。図2(a)に示すように、本実施形態のフォトマスクブランクスは、透明基板21上に順に遮光膜22、低反射膜23が積層されてなり、最表面層となる低反射膜23はアルミニウム化合物と、このアルミニウム化合物に添加した金属アルミニウムとで構成され、金属アルミニウムの含有率が60原子%以下とするものである。
本実施形態において、透明基板21としては、第1の実施形態と同じ材料が用いられ、光学研磨された合成石英ガラス、蛍石、フッ化カルシウムなどを用いることができ、通常、短波長の露光光の透過率の高い合成石英ガラスがより好ましい。
本実施形態において、遮光膜22としては、アルミニウム(Al)に限定されず他の遮光性の高い金属膜、例えば、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ジルコニウム(Zr)などを用いることもできるが、低反射膜23と同種のアルミニウム(Al)が成膜、パターン加工が同一装置で可能となり、より好ましい。以下、遮光膜23としてアルミニウム(Al)を用いた場合について述べる。上記の遮光膜22はターゲットにアルミニウムを用い、スパッタリング法などの通常の成膜方法で形成することができる。
本実施形態において、最表面層となる低反射膜23を構成するアルミニウム化合物としては、窒化アルミニウム(AlN)または酸化アルミニウム(Al23)または酸化窒化アルミニウム(AlON)が好ましく、これらのアルミニウム化合物に金属アルミニウムを添加することにより低反射膜とすることができる。上記の低反射膜23は、ターゲットにアルミニウム(Al)、スパッタガスとして窒化アルミニウムを成膜する場合にはAr/N2ガス、酸化アルミニウムを成膜する場合にはスAr/O2ガス、酸化窒化アルミニウムを成膜する場合にはAr/N2/O2を用い、スパッタリング法などの通常の成膜方法で形成することができる。
本実施形態のブランクスは、2層構造であり、最表面層の低反射膜23に金属アルミニウムが存在するのでブランクス表面の低抵抗化が図れ、電子線描画機を用いてレジストパターンを形成させる場合、描画時のチャージアップが抑制でき、パターン精度を向上させることができる。
また、図2に示すような複数層からなるフォトマスクブランクスにおいて、遮光膜22がアルミニウム系材料である場合、低反射膜23と同時に遮光膜22を塩素系ガスでドライエッチングでき、アルミニウム系材料特有の描画・エッチング・洗浄特性も維持できる。一方、遮光膜22が塩素系ガスで実質的にエッチングされず、フッ素系ガスまたは酸素含有塩素系ガスでエッチングできる材料である場合には、低反射膜23をエッチングマスクとして遮光膜22をエッチングすることも可能である。図2では2層構造の場合について説明したが、3層以上の構成においても、最表面層を金属アルミニウムを60原子%以下含有するアルミニウム化合物からなる低反射膜とすることにより、本発明を適用することができる。
本実施形態によるフォトマスクは、アルミニウム化合物に添加する金属アルミニウムの含有率を60atm%以下とすることにより、光学濃度(OD)3程度の遮光性を維持しながら、露光波長に対して低反射率を示し、好ましくは20%以下とすることができ、コントラストの高いマスク画像をウェハ上に転写することができる。さらに、マスク画像を構成する低反射膜パターン25は、金属アルミニウムを含有し紫外から可視光領域でも遮光性を有するため、この波長域での反射率スペクトルを緩やかにする効果があり、検査・計測で使用する可能性のある200〜400nm波長域での反射率変動が比較的緩やかとなり、例えば、波長257nm、365nmでの検査・計測において、安定した検査・計測が可能となる。
以下、実施例によりさらに詳しく説明する。
表1および表2は、アルミニウムをターゲットとし、平行平板型DCマグネトロンスパッタリング装置を用いて反応性スパッタリングにより成膜した金属アルミニウム(Al)含有窒化アルミニウム膜のAl含有率(Al/(AlN+Al))および金属アルミニウム含有酸化アルミニウム膜のAlの含有率(Al/(AlO+Al))を変えた膜種と波長193nmの各々の光学定数を示している。なお、スパッタリング成膜した窒化アルミニウム、酸化アルミニウムの組成比は必ずしも化学量論的な組成比とは限らず、本発明はその他の組成比をもつ窒化物、酸化物に対しても同様の効果があることは明らかであり、以下の本発明の説明においては、窒化アルミニウムはAlN、酸化アルミニウムはAlOとして記述する。
表1および表2に示す各膜種の成膜条件は、圧力:9mTorr、カソードパワー:1.5kWとし、Al含有AlNを成膜する場合にはAr/N2ガス、Al含有AlOを成膜する場合にはAr/O2ガスを用い、ガス流量は適宜調節している。成膜した膜のAl、AlN、AlOの組成比はX線光電子分光分析装置(XPS:Xray Photoelectron Spectroscopy、アルバック・ファイ社製Quantum2000)を用いてAl2pの光電子束縛エネルギーのスペクトル解析より求め、光学定数はエリプソメーター(ジェー・エー・ウーラム社製VUV−VASE)の測定より得た。
次に、光学研磨した6インチ角、0.25インチ厚の透明な合成石英基板上に、表1、表2で得た膜種をスパッタリング成膜して各種のフォトマスクブランクスを作成した。成膜は露光波長193nmまたは248nmの光学濃度(OD)がほぼ3になるよう膜厚を最適化し、表3〜表10に示す膜厚、反射率を有する各ブランクスを得た。なお、表3〜表10において、光学濃度は大塚電子社製MCPD3000、反射率は大塚電子社製MCPD7000で測定し、遮光膜の膜厚は成膜前に基板上にレジスト塗布した部位上の遮光膜を成膜後にレジスト剥膜することにより除去して段差を形成させ、AFM装置(エスアイアイ ナノテクノロジー社製L−trace)を用いて計測した。また、図3〜図10は、表3〜表10に示す各々の結果をグラフ化したものである。
本発明においては、単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜からなるフォトマスクブランクスとして、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下である膜種を好ましい膜種として選択した。露光波長における表面反射率が20%を超えると、露光光の多重反射を生じ、ウェハ転写画像の解像力を低下させるおそれが生じてくるからである。光学濃度(OD)が3未満であると、ステッパ露光時の露光の重なりにより、レジストのカブリ現象を生じるおそれがあり、薄膜の膜厚が200nmを超えると微細パターン形成が困難になってくるからである。
以下、図表に基づいて各実施例について述べる。
(実施例1)
<AlN膜(単層)に金属Alを添加:露光波長193nm>
露光波長193nm用のブランクスとして、表1で得られた結果に基づいて、AlN膜(単層)に金属Alを添加し、表3に示す膜種a〜fのブランクスを得た。AlN膜のみの単層(表3の膜種f)では実用レベルである200nm以下の膜厚で十分な遮光性が得られなかったが、表3の膜種c〜eに示すように、AlN膜に金属Alを約20〜60atm%の範囲で添加するとAlN膜単層でも実用レベルの膜厚で遮光性が得られ、かつ波長193nmの反射率も20%以下にすることができた。図3は、表3に示す結果をグラフ化したものであるが、図3に示すように、AlN膜への金属Al添加量が増えAl含有率が高くなるほど波長193nm、248nm、365nmの反射率変化が緩やかになっている。
本実施例の場合、上記の通り、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種を選び、表3の膜種c、d、eがブランクスとして好適であると選定した。なお、膜種cで作成したフォトマスクブランクスのシート抵抗を測定したところ100Ω/□であった。
次に、上記の選択したブランクス上に日本ゼオン(株)製電子線レジストZEP520Aを膜厚100nmで塗布し、プリベーク後、電子線描画装置にてパターン露光し、日本ゼオン製ZEN−N50により現像し、所望形状のレジストパターンを形成した。
次に、上記のレジストパターンをマスクとして、ドライエッチング装置によりレジストパターンから露出している遮光膜をドライエッチングし、パターニングした。膜種cのブランクスは導電性が高く、描画時のチャージアップの問題も生じず、高精度パターン描画が容易であった。ドライエッチングは酸素非含有塩素系ガスで行ったため、遮光膜のエッチングレートがレジストのエッチングレートと比較して3倍早く、100nmのレジスト膜厚で問題なく遮光膜のパターニングができた。最後にレジストをO2プラズマでアッシングして除去し、表3の膜種c〜eによる第1の実施形態の単層構造で良好な断面形状の微細な低反射型の遮光膜パターンを有するArFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例2)
<AlN膜(単層)に金属Alを添加:露光波長248nm>
実施例1と同様にして、露光波長248nm用のブランクスとして、AlN膜(単層)に金属Alを添加し、表4に示す膜種a〜fのブランクスを得た。図4は、表4に示す結果をグラフ化したものである。表4で波長248nmの反射率が20%以下は膜種d、eであるが、膜種eは実用レベルの膜厚として適しない。
本実施例の場合、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種として、AlN膜に金属Alを40atm%添加した表4の膜種dがブランクスとして好適であると選定した。
次に、実施例1と同様にして、表4の膜種dのブランクスをパターン加工し、第1の実施形態の単層構造で良好な断面形状の微細な低反射型の遮光膜パターンを有するKrFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例3)
<AlO膜(単層)に金属Alを添加:露光波長193nm>
露光波長193nm用のブランクスとして、表2で得られた結果に基づいて、AlO膜(単層)に金属Alを添加し、表5に示す膜種a、g〜kのブランクスを得た。表5で波長193nmの反射率が20%以下は膜種i、jであるが、膜種jは実用レベルの膜厚として適しない。表5の結果をグラフ化した図を図5に示す。
本実施例の場合、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種として、AlO膜に金属Alを40atm%添加した表5の膜種iがブランクスとして好適であると選定した。
次に、実施例1と同様にして、表5の膜種iのブランクスをパターン加工し、第1の実施形態の単層構造で良好な断面形状の微細な低反射型の遮光膜パターンを有するArFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例4)
<AlO膜(単層)に金属Alを添加:露光波長248nm>
実施例3と同様にして、露光波長248nm用のブランクスとして、AlO膜(単層)に金属Alを添加し、表6に示す膜種a、g〜kのブランクスを得た。表6の結果をグラフ化した図を図6に示す。表6で波長248nmの反射率が20%以下は膜種i、jであるが、膜種jは実用レベルの膜厚として適しない。
本実施例の場合、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種として、AlO膜に金属Alを40atm%添加した表6の膜種iがブランクスとして好適であると選定した。
次に、実施例1と同様にして、表6の膜種iのブランクスをパターン加工し、第1の実施形態の単層構造で良好な断面形状の微細な低反射型の遮光膜パターンを有するKrFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例5)
<Al遮光膜上のAlN低反射膜に金属Alを添加:露光波長193nm>
上記の平行平板型DCマグネトロンスパッタリング装置を用いて、合成石英基板上に遮光膜としてAl膜を成膜し、次いで表1で得た膜種a〜fを低反射膜として上記のAl膜上に成膜して2層構造のフォトマスクブランクスを作成し、表7に示す各ブランクスの膜厚、反射率を得た。図7は表7の結果をグラフ化したものである。表7に示す各々のブランクスの膜厚は、波長193nmの光学濃度(OD)3を狙いつつ波長193nmの反射率が最小値になるよう最適化しており、膜厚の1層目はAl膜、2層目はAlを添加したAlN膜である。
本実施例の場合、上記の通り、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下である膜種として、表7の膜種c、d、e、fがあるが、図7に示されるように、膜種f(金属Alを含まないAlN低反射膜)は200〜400nmの波長域で反射率が急激に変化するために、前期のように検査・計測に支障を生じる。したがって、ブランクスとして表7の膜種c、d、eを好適であると選定した。
表7に示すように、Al遮光膜上のAlN低反射膜に金属Alを60atm%以下添加したフォトマスクブランクス(表7の膜種c〜e)は、波長193nmの反射率を20%以下にすることができ、金属Alを添加するほど波長193nm、248nm、365nmの反射率変化が緩やかになっており、安定した検査・計測が可能となった。
次に、上記の選択した各ブランクス上に電子線レジストを塗布し、電子線描画装置にてパターン露光し、所望形状のレジストパターンを形成した。次に、上記のレジストパターンをマスクとして、ドライエッチング装置によりレジストパターンから露出している金属Al添加AlN低反射膜、続いてAl膜の順にドライエッチングし、パターニングした。低反射膜と遮光膜がともにAlで構成されているので、塩素系ガスで順次エッチングすることができる。最後にレジストをO2プラズマでアッシングして除去し、表7の膜種c〜eによる、第2の実施形態の遮光膜、低反射膜の2層構造で微細パターンを有するArFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例6)
<Al遮光膜上のAlN低反射膜に金属Alを添加:露光波長248nm>
実施例5と同様にして、露光波長248nm用のブランクスとして、遮光膜としてAl膜を成膜し、次いで表1で得た膜種a〜fを低反射膜として上記のAl膜上に成膜して2層構造のフォトマスクブランクスを作成し、表8に示す各ブランクスの膜厚、反射率を得た。図8は表8の結果をグラフ化したものである。
表8において、波長248nmの反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種としては、表8の膜種d、eであり、本実施例の場合、膜種d、eがブランクスとして好適であると選定した。
次に、実施例5と同様にして、表8の膜種d、eのブランクスをパターン加工し、第2の実施形態の遮光膜、低反射膜の2層構造で微細パターンを有するKrFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例7)
<Al膜上のAlO低反射膜に金属Alを添加:露光波長193nm>
露光波長193nm用のブランクスとして、合成石英基板上にAl膜、表2で得た膜種a、g〜kを低反射層として順に成膜してフォトマスクブランクスを作成した。なお、各層の膜厚は、波長193nmの光学濃度(OD)3を狙いつつ波長193nmの反射率が最小値になるよう最適化しており、表9に示す結果を得た。図9は表9をグラフ化したものである。
表9に示すように、酸化アルミニウム(AlO)低反射膜単独(表9の膜種k)では低反射膜の膜厚を最適化しても波長193nmの反射率が54%あるのに対し、金属アルミニウム(Al)をおよそ20〜60%添加したフォトマスクブランクス(表9の膜種h〜j)では波長193nmの反射率を20%以下にすることができ、金属アルミニウムを添加するほど波長193nm、248nm、365nmの反射率変化が緩やかになっていた。
本実施例の場合、上記の通り、露光波長における表面反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種を選択し、表9の膜種h、i、jがブランクスとして好適であると選定した。
次に、表8の膜種h、i、jのブランクスをパターン加工し、第2の実施形態の遮光膜、低反射膜の2層構造で微細パターンを有するArFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
(実施例8)
<Al膜上のAlO低反射膜に金属Alを添加:露光波長248nm>
実施例7と同様にして、露光波長248nm用のブランクスとして、遮光膜としてAl膜を成膜し、次いで表2で得た膜種を低反射膜として上記のAl膜上に成膜して2層構造のフォトマスクブランクスを作成し、表10に示す各ブランクスの膜厚、反射率を得た。図10は表10の結果をグラフ化したものである。
表10において、波長248nmの反射率が20%以下で、光学濃度(OD)がほぼ3のときの膜厚が200nm以下であり、波長200〜400nmの反射率の変化が緩やかな膜種としては、表10の膜種i、jであり、本実施例の場合、膜種i、jがブランクスとして好適であると選定した。
次に、表10の膜種i、jのブランクスをパターン加工し、第2の実施形態の遮光膜、低反射膜の2層構造で微細パターンを有するKrFエキシマレーザ用低反射型フォトマスクを得た。
上記の実施例では、ブランクスおよびマスクを構成するアルミニウム化合物が窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウムの場合について説明したが、本発明においては、アルミニウム化合物が酸化窒化アルミニウムの場合であっても、同様の効果が得られるものである。酸化窒化アルミニウムの薄膜中に60原子%以下の金属アルミニウムを添加して低反射膜とすることができ、アルミニウム系材料特有の描画・エッチング・洗浄工程での優れた特性は維持される。またアルミニウムの添加量を制御することにより、単層構造でも遮光性が維持され、電子線描画時の後方散乱の影響が小さく高精度の微細レジストパターンを形成でき、ドライエッチング時のローディング効果が低減され、レジスト寸法からのマスク寸法のシフト量が低減された高精度のフォトマスクを得ることができる。
本発明の単層構造の低反射型遮光膜よりなるフォトマスクブランクス(図1(a))およびそれを用いて製造された本発明のフォトマスク(図1(b))の一例を示す断面模式図である。 本発明の2層構造の遮光膜よりなるフォトマスクブランクス(図2(a))およびそれを用いて製造された本発明のフォトマスク(図2(b))の一例を示す断面模式図である。 露光波長193nmの場合において、本発明の単層構造のAlN膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長248nmの場合において、本発明の単層構造のAlN膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長193nmの場合において、本発明の単層構造のAlO膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長248nmの場合において、本発明の単層構造のAlO膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長193nmの場合において、本発明の2層構造のAl上の低反射膜AlN膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長248nmの場合において、本発明の2層構造のAl上の低反射膜AlN膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長193nmの場合において、本発明の2層構造のAl上の低反射膜AlO膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。 露光波長248nmの場合において、本発明の2層構造のAl上の低反射膜AlO膜にAlを添加した時の反射率スペクトルである。
符号の説明
11、21 透明基板
12 低反射型の遮光膜
13 低反射型の遮光膜パターン
22 遮光膜
23 低反射膜
24 遮光膜パターン
25 低反射膜パターン
Qz 石英基板

Claims (4)

  1. 透明基板上に単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が形成されたフォトマスクブランクスにおいて、
    前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜の最表面層が、反応性スパッタリングにより成膜されたアルミニウム化合物と該アルミニウム化合物に添加し含有された金属アルミニウムとで構成され、前記金属アルミニウムの含有率が60原子%以下であり、
    前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が、露光波長193nmまたは248nmにおいて、膜厚200nm以下のときの光学濃度が3以上であり、表面反射率が20%以下であることを特徴とするフォトマスクブランクス。
  2. 前記アルミニウム化合物が、窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウムまたは酸化窒化アルミニウムであることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクブランクス。
  3. 透明基板上の単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜をパターン化したフォトマスクにおいて、
    前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜の最表面層が、反応性スパッタリングにより成膜されたアルミニウム化合物と該アルミニウム化合物に添加し含有された金属アルミニウムとで構成され、前記金属アルミニウムの含有率が60原子%以下であり、
    前記単層の薄膜もしくは2層以上の薄膜が、露光波長193nmまたは248nmにおいて、膜厚200nm以下のときの光学濃度が3以上であり、表面反射率が20%以下であることを特徴とするフォトマスク。
  4. 前記アルミニウム化合物が、窒化アルミニウムまたは酸化アルミニウムまたは酸化窒化アルミニウムであることを特徴とする請求項に記載のフォトマスク。
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