JP5217039B2 - 電子部品の樹脂封止方法およびそれを用いて製造された電子部品封止成形品 - Google Patents

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本発明は、電子部品の樹脂封止方法およびそれを用いて製造された電子部品封止成形品に関する。
電子部品の樹脂封止成形品は、一般に以下の工程を経て製造される。シリコンチップなどを搭載したプリント基板またはリードフレームなどの電子部品をキャビティ内に収まるように金型の上型と下型との間に挟み込む。または、ピンなどを用いてプリント基板またはリードフレームなどを保持させる。その後、キャビティの一端に開口しているゲートから液状の封止樹脂が注入される。封止樹脂を硬化させることにより、パッケージが成形されて、電子部品樹脂封止成形品が製造される。
封止樹脂としては熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂が多く用いられ、この場合はトランスファ成形法などにより封止樹脂が成形される。封止樹脂として熱可塑性樹脂を用いた場合には、射出成形法などにより封止樹脂が成形される。
キャビティ内に封止樹脂が流入される際に、プリント基板の上面側および下面側を流動する封止樹脂の流動速度の差が大きい場合、プリント基板の上面側と下面側との間に圧力差が生じる。この圧力差によりプリント基板の変形、または、プリント基板に搭載されている電子部品の位置ずれもしくは破壊が起こることがある。
そこで、通常は、プリント基板をキャビティの中心部に配置して、プリント基板の上面側および下面側を流動する封止樹脂の流動速度の差を小さくするように試みられる。しかし、プリント基板に搭載される電子部品の形状およびキャビティの形状などの制約により、封止樹脂の流動速度を均一にすることは難しい。
電子部品の位置ずれおよび変形を低減する電子部品の樹脂封止方法を開示した先行文献として、特許文献1がある。特許文献1に記載された電子部品の樹脂封止方法においては、キャビティの一部に段差またはコアを設けて、樹脂流動および樹脂圧力が生じる場所および方向を制御することにより、電子部品の位置ずれなどの不良の発生の防止を図っている。
特許第2771838号公報
キャビティの一部に段差またはコアを設けた場合、封止成形品の形状にその段差またはコアの形状が反映される。つまり、封止成形品の外形の一部に段差または凹部が形成されることになり、封止成形品の強度および実装性が低下する。また、封止成形品の表面に樹脂未充填部およびボイドが発生して、封止成形品の特性が低下する。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、電子部品の位置ずれおよび変形を低減するとともに、封止成形品の特性を向上させる、電子部品の樹脂封止方法およびそれを用いて製造された電子部品封止成形品を提供することを目的とする。
本発明に基づく電子部品の樹脂封止方法は、電子部品が成形金型のキャビティ内に配置される工程と、電子部品が配置されたキャビティ内に液状の封止樹脂が流入される工程と、封止樹脂が固化される工程とを備えている。液状の封止樹脂が流入される工程においては、電子部品の上面側を液状の封止樹脂が流動する上面側流路、および、電子部品の下面側を液状の封止樹脂が流動する下面側流路が形成されている。電子部品には、上面側流路と下面側流路との液状の封止樹脂の流体抵抗の差を低減するために、上面側流路または下面側流路の一部の流路面積を減少させる障壁部材が表面上に固定されている。
本発明によれば、電子部品上に障壁部材を設けることにより、電子部品の位置ずれおよび変形を低減するとともに、封止成形品の特性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る電子部品の樹脂封止方法を説明する斜視図である。 図1のII−II線矢印方向から見た断面図である。 同実施形態に係るプリント基板と障壁部材との寸法関係を示す平面図である。 同実施形態に係るキャビティ内の寸法関係を示す断面図である。 上面側流路と下面側流路との流速に差がある場合にプリント基板に発生するたわみを模式的に示す図である。 実験例の障壁部材を配置したプリント基板を模式的に示す側面図である。 実験例の障壁部材を配置したプリント基板を模式的に示す側面図である。
以下、本発明に基づいた一実施形態における電子部品の樹脂封止方法およびそれを用いて製造された電子部品封止成形品について図を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子部品の樹脂封止方法を説明する斜視図である。図2は、図1のII−II線矢印方向から見た断面図である。図1においては、簡単のため金型を透明に示している。
図1および2に示すように、上金型8と下金型9とが組み合わされることにより、キャビティ10が形成される。上金型8には、キャビティ10内に液状の封止樹脂11を流入させるためのゲート7が設けられている。本実施形態においては、3つのゲート7が設けられているが、ゲートの数はこれに限られない。下金型9には、後述するヒートシンク4が載置される凹部が形成されている。
本実施形態においては、他の電子部品を搭載した電子部品であるプリント基板1キャビティ10内に設置されている。具体的には、プリント基板1の下面の4角に、支持ピン5が取付けられている。プリント基板1は、ヒートシンク4の上面に支持ピン5が立った状態になるように配置されている。そのため、プリント基板1の下面とヒートシンク4の上面との間には空間が形成されている。
ヒートシンク4の上面には、3つの矩形状のリードフレーム3が互いに間隔を置いて、リードフレーム3の長手方向に直交する方向に並列に配置されている。リードフレーム3の上面上に、2つの矩形状のシリコンチップ2が互いに間隔を置いて、それぞれ3つのリードフレーム3に跨るように配置されている。
プリント基板1の上面上に、エポキシ樹脂を硬化させて作製した直方体状の障壁部材6が、エポキシ系の接着剤により固定されている。障壁部材6は、2つのシリコンチップ2の間の位置の直上に配置されている。また、障壁部材6は、障壁部材6の延在方向とシリコンチップ2の延在方向とが平行になるように配置されている。
上記のように、電子部品が成形金型のキャビティ10内に配置される。本実施形態においては、他の電子部品を搭載したプリント基板1を用いたが、他の電子部品の種類、他の電子部品の数量および実装方法は特に限定されない
次に、プリント基板1が配置されたキャビティ10内に液状の封止樹脂11が流入される。封止樹脂としては、エポキシ樹脂を用いた。成形方法としては、トランスファ成形法を用いた。
図2に示すように、ゲート7から封止樹脂11が注入される方向と、プリント基板1の延在する方向が平行であるため、キャビティ10内に流入した封止樹脂11は、プリント基板1の上面側と下面側とに分かれて流動する。
言い換えると、液状の封止樹脂11が流入される際には、プリント基板1の上面側を液状の封止樹脂11が流動する上面側流路12、および、プリント基板1の下面側を液状の封止樹脂11が流動する下面側流路13が形成されている。
図3は、本実施形態に係るプリント基板と障壁部材との寸法関係を示す平面図である。図4は、本実施形態に係るキャビティ内の寸法関係を示す断面図である。図4においては、簡単のため、支持ピン5を図示していない。
図3,4に示すように、プリント基板1の長さをL1、幅をW1とする。障壁部材6の長さをL2、幅をW2、高さをhとする。図3に示すように、プリント基板1の上面においては、障壁部材6上の流路を含まない流路14と、障壁部材6上の流路を含む流路15とが形成される。
図4に示すように、本実施形態においては、プリント基板1の上面側の流路面積の方がプリント基板1の下面側の流路面積より大きい。キャビティ10内の幅はプリント基板1の上下において同じであるため、プリント基板1の上面側の流路の高さH2は、プリント基板1の下面側の流路の高さH1より高い。なお、流路の高さH1,H2は、流路における平均高さである。よって、たとえば、流路の高さH1は、シリコンチップ2の存在する位置における高さとシリコンチップ2の存在しない位置における高さとの平均値である。
液状の封止樹脂が流動する際の流動抵抗は、流路面積に相関している。そのため、本実施形態においては、プリント基板1の上面側における流動抵抗の方が、下面側における流動抵抗より小さい。この流動抵抗の差を低減するために、障壁部材6を設けている。
プリント基板1の上面に障壁部材6が固定されていることにより、プリント基板1の上面側の流路の一部の流路面積が減少されている。具体的には、プリント基板1の上面側の流路の一部の高さが(H2−h)となり低くなることにより、プリント基板1の上面側の流路面積が減少されている。
ここで、プリント基板1の上面側に位置する上面側流路16における液状の封止樹脂の流速を体積流速Q2とする。プリント基板1の下面側に位置する下面側流路17における液状の封止樹脂の流速を体積流速Q1とする。図3に示すように、上記の流路14における液状の封止樹脂の流速を体積流速Q2Aとする。上記の流路15における液状の封止樹脂の流速を体積流速Q2Bとする。Q2=Q2A+Q2Bの関係が成立している。
図3,4に示すような流体の流れにおいては、以下の式1が成立している。
Figure 0005217039
なお、pは圧力、ηは流体の粘度、Lは流路の長さ、Qは体積流速、Hは流路の高さ、Wは流路の幅である。
液状の封止樹脂の流路が上面側流路16(14,15)および下面側流路17に分岐する点においては、圧力が等しいため以下の式2が成立する。
Figure 0005217039
プリント基板1の上面側および下面側における液状の封止樹脂の流動バランスがとれていることが好ましい。言い換えると、流路の幅を重率に取った平均流速が、上面側流路16および下面側流路17において等しいことが好ましい。この場合、以下の式3が成立する。
Figure 0005217039
ここで、V1=Q1/H1W、V2A=Q2A/H2(W1−W2)、V2B=Q2B/(H2−h)W2である。
上記の式2および式3から、以下の式4が導かれる。
Figure 0005217039
図5は、上面側流路と下面側流路との流速に差がある場合にプリント基板に発生するたわみを模式的に示す図である。図5に示すように、本実施形態においては、プリント基板1は支持ピン5に両端を支持されている。上面側流路16の流路面積が下面側流路17の流路面積より大きい場合、上面側流路16における封止樹脂の流速は下面側流路17における封止樹脂の流速より大きくなる。
その結果、プリント基板1の上面側に先に封止樹脂が充填され圧力が高くなる。この圧力によりプリント基板1には下に凸状のたわみが発生する。最もたわみが大きいプリント基板1の中心部では、プリント基板1の上面の位置が長さdだけ下方にずれている。
障壁部材6を設けることにより、上面側流路16の一部の流路面積を減少させて、上面側流路16と下面側流路17との液状の封止樹脂の流体抵抗の差を減少させる。したがって、上面側流路16における封止樹脂の流速と下面側流路17における封止樹脂の流速との差が低減される。その結果、上記のたわみを小さくすることができる。具体的には、長さdを小さくすることができる。
プリント基板1のたわみを小さくすることにより、プリント基板1に搭載される電子部品の位置ずれおよび変形を抑制することができる。
封止樹脂が固化されることにより、電子部品封止成形品が製造される。障壁部材6は、封止樹脂により埋め込まれてしまうため、製造された成形品の外形には現れない。よって成形品の表面に凹部が形成されることによる電子部品封止成形品の強度および実装性が低下することを防止することができる。また、電子部品封止成形品の表面に樹脂未充填部およびボイドが発生することを抑制することができる。
以下、本発明の実験例について説明する。
実験例1
1=75mm,L1=40mm,厚さ1mmであるプリント基板1の上面に、エポキシ樹脂硬化板から切出した直方体状の障壁部材6をエポキシ系接着剤により固定した。プリント基板1の4角を支持ピン5で支持して金型のキャビティ10内に設置した。このとき、プリント基板1の上面側の流路の高さH2=6mm、面側の流路の高さH1=5mmであった。
封止樹脂としてエポキシ樹脂(日立化成製:CEL1620)を用いた。トランスファー成形機を用いて、金型温度180℃、樹脂充填時間10秒、硬化時間120秒、圧力10MPaの条件において成形した。封止されたプリント基板1のたわみは、成形品を切断して図5に示す長さdを測定し、たわみ率r(%)を算出して評価した。なお、たわみ率rは、r=d/W1×100の式から求められる。
本実験例においては、W2=50mm,L2=2mm,h=4.6mmである障壁部材6をプリント基板1の上面の中央部に固定した。その結果、たわみ率rは、0.7%となった。このとき、式4の左辺をA,右辺をBとすると、A=0.306、B=0.314となっている。
比較例1
比較例1として、実験例1の条件において障壁部材6を設けずに製造した電子部品封止成形品のプリント基板1のたわみ率rを算出した。その結果、r=8%となった。たわみ率rの許容値の目安は5%であり、好ましくは1%以下である。そのため、障壁部材6を設けずに製造した電子部品封止成形品の特性は好ましくなかった。
実験例2
実験例2として、実験例1の条件において障壁部材6の寸法を変更して製造した電子部品封止成形品のプリント基板1のたわみ率rを算出した。W2=40mm,L2=5mm,h=4.2mmである障壁部材6を用いた。その結果、r=0.8%となった。このとき、A=0.306、B=0.288となっている。
比較例2
比較例2として、実験例1の条件において障壁部材6の寸法を変更して製造した電子部品封止成形品のプリント基板1のたわみ率rを算出した。W2=5mm,L2=5mm,h=2mmである障壁部材6を用いた。その結果、r=5.3%となった。このとき、A=0.306、B=0.115となっている。
実験例
実験例として、実験例1の条件において障壁部材6の寸法および形状を変更して製造した電子部品封止成形品のプリント基板1のたわみ率rを算出した。図6は、実験例の障壁部材を配置したプリント基板を模式的に示す側面図である。図6に示すように、実験例の障壁部材6Aは、逆L字形状の横断面を有している。障壁部材6Aの寸法は、W2=50mm,L2=2mm,h=4.6mmとした。その結果、r=0.8%となった。このとき、A=0.306、B=0.314となっている。
実験例
実験例として、実験例1の条件において障壁部材6の寸法および形状を変更して製造した電子部品封止成形品のプリント基板1のたわみ率rを算出した。図7は、実験例の障壁部材を配置したプリント基板を模式的に示す側面図である。図7に示すように、実験例の障壁部材6Bは、T字形状の横断面を有している。障壁部材6Bの寸法は、W2=50mm,L2=2mm,h=4.6mmとした。その結果、r=0.8%となった。このとき、A=0.306、B=0.314となっている。
表1は、上記の実験例の結果をまとめたものである。
Figure 0005217039
表1に示すように、たわみ率rの許容値の目安である5%以下にするためには、A/2<B<2Aの関係を満たす必要がある。さらに、たわみ率rが1%以下になるために、3A/4<B<5A/4の関係を満たすことが好ましい。なお、上記の関係を満たせば、障壁部材6の横断面形状は特に限定されない。
上記の実験結果から、上面側流路16および下面側流路17のうち流路面積の大きい方の流路の高さをH2、小さい方の流路の高さをH1、プリント基板1の長さをL1、幅をW1、障壁部材6の長さをL2、幅をW2、高さをhとすると、下記の式5で示す関係を満たすことにより、プリント基板1のたわみ率rを5%以下に低減することができる。
Figure 0005217039
プリント基板1のたわみを低減することにより、プリント基板1に搭載される電子部品の位置ずれ、変形および破壊の発生を抑制することができる。また、本実施形態においては、障壁部材6はプリント基板1上に固定されているため、電子部品封止成形品の外形の形状に影響しない。さらに、電子部品封止成形品の表面にボイドなどが発生することを防止して、電子部品封止成形品の特性を向上させることができる。
本発明は、メモリ半導体のように基板を用いない電子部品において、リードフレームのパッド部により液状の封止樹脂の流路が2分される場合などにも適用することができる。
なお、今回開示した上記実施形態および実験例はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態および実験例のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 プリント基板、2 シリコンチップ、3 リードフレーム、4 ヒートシンク、5 支持ピン、6,6A,6B 障壁部材、7 ゲート、8 上金型、9 下金型、10 キャビティ、11 封止樹脂、12,16 上面側流路、13,17 下面側流路、14,15 流路。

Claims (2)

  1. 電子部品を搭載した板状の基板が成形金型のキャビティ内に配置される工程と、
    前記基板が配置されたキャビティ内に液状の封止樹脂が流入される工程と、
    前記封止樹脂が固化される工程と
    を備え、
    前記液状の封止樹脂が流入される工程においては、前記基板の上面側を前記液状の封止樹脂が流動する上面側流路、および、前記基板の下面側を前記液状の封止樹脂が流動する下面側流路が形成され、
    前記基板には、前記上面側流路と前記下面側流路との前記液状の封止樹脂の流体抵抗の差を低減するために、前記上面側流路または前記下面側流路の一部の流路面積を減少させる障壁部材が表面上に固定され、
    前記上面側流路および前記下面側流路のうち流路面積の大きい方の流路の高さをH 2
    小さい方の流路の高さをH 1 、前記基板の長さをL 1 、幅をW 1 、前記障壁部材の長さをL 2 、幅をW 2 、高さをhとすると、下記の数式で示す関係を満たす、電子部品の樹脂封止方法。
    Figure 0005217039
  2. 請求項1に記載の電子部品の樹脂封止方法を用いて製造された電子部品封止成形品。
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