JP5216938B2 - 非接触電力伝送用コイル - Google Patents

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Description

この発明は、電磁誘導により非接触で電力を伝送する非接触電力伝送用コイルに関する。ただし、この発明の利用は、上述した非接触電力伝送用コイルには限られない。
図8は、従来の非接触給電装置に用いられるコイルを示す平面図である。図8に示す非接触給電装置2000は、1次コイルと2次コイルを対向配置させることにより、これらが非接触であっても電磁誘導の相互誘導作用により電力を伝送させる非接触給電装置である(例えば、下記特許文献1参照。)。この非接触給電装置2000は、背板2015上に、複数本の平行導線を1セットとした線材からなるコイル2001を同一面で扁平に巻き回した構造であり、コイル2001をモールド樹脂2017で被覆固定してなる。このモールド樹脂2017中には発泡材が混入されている。コイル2001の両端は、ほぼ同一部分で外部に向けて曲げて取り出され、電力が供給される。
対向するコイルについても図8と同様の構成であり、この非接触給電装置は、例えば電気自動車のバッテリー充電用に使用され、電磁誘導の相互誘電作用に基づき、1次側(給電側)のコイル2001から、2次側(受電側)のコイル(不図示)に、非接触で電力を供給する。
特開2008−87733号公報
図8は高周波の交流抵抗を低減する為にリッツ線が用いられているが、巻き回し等により製造が複雑になる。また重量的にも重いという問題があった。製造工程の簡易化や製品の軽量化、更なる薄型化を実現し、且つ高効率のコイルを提案する。金属パターンによるコイルは、表皮効果に対して有効であるが、従来の非接触給電装置では、以下の問題が生じた。
1.近接効果の影響
コイルの内側になるほど磁束が強くなる。そのため、近接効果の影響が大きく、コイルの内側になるほど導体内での電流偏りが大きくなる。
2.コイル上の交差箇所の影響
内側まで巻き回された導体(1次コイル)2001の端部を外部に導出するために、コイル2001に対して直交する交差箇所Aが形成され、この交差箇所Aで熱が発生してしまう。
1.近接効果の影響について
図9−1は、導体が2つの場合の近接効果を説明するための説明図である。2つの平らな導体2201,2202が平行に近接配置され、同じ方向に同じ電流が流れているとする。この場合、下部の電流密度特性グラフに示すように、導体2201,2202上の電流は、互いに離れる外側に偏って流れる。
図9−2は、導体が2つの場合の近接効果を説明するための説明図である。2つの導体2201,2202が平行に近接配置され、逆方向に同じ電流が流れているとする。この場合、下部の電流密度特性グラフに示すように、導体2201,2202上の電流は、互いに近寄る内側に偏って流れる。
図9−3は、導体が3つの場合の近接効果を説明するための説明図である。3つの導体2201,2202,2203が平行に近接配置され、同じ方向に同じ電流が流れているとする。この場合、下部の電流密度特性グラフに示すように、外側の導体2201,2202上の電流は、互いに離れる外側に偏って流れる。中央の導体2203については、両側の導体2201,2202からの影響を受け偏りは少ないが、全体に電流が流れにくくなる。
図9−4は、コイル上の電流方向を示す平面図である。巻き回された導体2201,2202,2203は、図中のc−c線でみて全体の左側と右側では電流の向きが逆方向となっている。これにより、電流密度グラフに示すように、外側の導体2201は、図9−3と同様に、電流は外側に偏って流れる。そして、内側の導体2202については、外側に位置する同じ向きの電流の影響に加えて、コイルの対向側(右側は左側)の導体の影響を受けるため、さらに内側の偏りが高くなる。
電流密度の特性は、内側の導体2202は、図9−2の影響と、図9−3の影響が加算された如く内側への電流の偏りが高くなっている(箇所C)。なお、中央の導体2203については、コイルの対向側(右側は左側)の導体の影響が若干緩和されているが、それでも、図9−3に比べて内側への電流の偏りが高い。
上述したように、巻き回されたコイルは、近接効果の影響により、コイルの内側になるほど磁束が強くなり、コイルの内側になるほど導体内での電流偏りが大きくなる。その為、金属パターンでコイルを形成した場合、抵抗値を下げる目的でパターン幅を広げても効果が薄い。
2.コイル上の交差箇所の影響について
図10は、従来の他のコイルを示す平面図である。この図10は、温度分布を説明するために用いたコイル2301であり、上記図8に示したコイル2001に対して導体が金属パターンで形成されている点が異なる。そして、図8のコイル2001と同様に、内側まで巻き回されたコイル2301の端部2301Eが導体2302を介して外部の電極2303まで導出されており、この導出のために、コイル2301の巻き回しの方向に対して導体2302の部分が直交する交差箇所Dが形成されている。この交差箇所Dは、近接効果で最も電流の偏った部分の為、非常に強い磁束の影響を受け、渦電流が発生し熱損失が発生する。
図11は、図10に示したコイルを駆動したときの温度分布を示す図である。図中白くなるにつれ温度が高いことを示しており、最小31℃程度なのに対し、最大で86℃程度まで高い箇所が生じている。特に、コイル2301の内側につれて温度が高いことが示されている。また、図中のe−e線に沿った温度分布のグラフを下部に示す。このグラフから判るのは、3周で巻き回されたコイル2301は、最外周が最も温度が低く、内側にいくにしたがい温度が高くなり、最内周に最も温度が高くなるピーク値pが生じている。また、コイル2301上で交差箇所Dでの温度が高い。したがって、最も温度が高いのは、コイル2301の内側であってかつ交差箇所dである。このように、従来のコイルでは、導体の交差箇所で高熱が発生するとともに、この熱による効率の低下の問題を有していた。
上述のように、従来のコイルは、導体を線材で形成したときには、これを巻き回し、また、導出する等により製造が複雑になる。また、線材は銅線であり重量的にも重いという問題点があった。また、コイル上で巻き回しの交差箇所があると、この部分で熱が発生し、効率が低下した。さらに、近接効果の影響により、コイルの内側になるほど導体内での電流偏りが大きくなり、特に、金属パターンで形成するとより影響が大きく生じた。このように、従来のコイルは多様な問題を有していた。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる非接触電力伝送用コイルは、支持部材と、前記支持部材の一方の面に形成され、金属パターンからなる導体がスパイラル状に巻き回された第1のコイルと、を有し、前記第1のコイルは、前記スパイラルの方向へ短冊状に前記導体が分割された第1の領域と、前記導体が短冊状に分割されない第2の領域と、を含み、前記第1のコイルの第1の領域は、前記スパイラルの中心から複数の距離で短冊状に分割された前記導体が、1周する角度の複数の箇所でそれぞれ前記複数の距離とはそれぞれ異なる距離に入れ替えて複数の前記導体をいずれも交互に最内周に位置させ、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材は前記支持部材の他方の面に形成された金属パターンを含み、前記支持部材の他方の面に形成された金属パターンは、前記支持部材の他方の面に形成されたスパイラル状に巻き回された第2のコイルであり、前記第2のコイルは、前記スパイラルの方向へ短冊状に前記導体が複数に分割された第3の領域と、前記導体が短冊状に分割されない第4の領域と、を含み、前記第2のコイルの第3の領域は、前記スパイラルの中心から複数の距離で短冊状に分割された複数の前記導体が、1周する角度の複数の箇所でそれぞれ前記複数の距離とはそれぞれ異なる距離に入れ替えて複数の前記導体をいずれも交互に最内周に位置させ、
前記第1のコイルにおいて、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材は第2のコイルの第3の領域に含まれ、かつ第2のコイルにおいて、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材には第1コイルの第1の領域に含まれることを特徴とする。
図1は、非接触電力伝送用コイルの実施の形態における要部を示す平面図である。 図2は、非接触電力伝送用コイルが適用される充電システムを示すブロック図である。 図3は、非接触電力伝送用コイルの実施例1の構成を示す平面図である。 図4は、実施例1の非接触電力伝送用コイルの温度分布特性を示す図である。 図5−1は、非接触電力伝送用コイルの実施例2の構成を示す平面図(表面側)である。 図5−2は、非接触電力伝送用コイルの実施例2の構成を示す平面図(裏面側)である。 図6は、非接触電力伝送用コイルの実施例3の構成を示す平面図である。 図7は、実施例3による電流の偏りの状態を説明する図である。 図8は、従来の非接触給電装置に用いられるコイルを示す平面図である。 図9−1は、導体が2つの場合の近接効果を説明するための説明図(その1)である。 図9−2は、導体が2つの場合の近接効果を説明するための説明図(その2)である。 図9−3は、導体が3つの場合の近接効果を説明するための説明図である。 図9−4は、コイル上の電流方向を示す平面図である。 図10は、従来の他のコイルを示す平面図である。 図11は、図10に示したコイルを駆動したときの温度分布を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる非接触電力伝送用コイルの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(非接触電力伝送用コイルの基本構成−内周3分割の例)
はじめに、本実施の形態にかかる非接触電力伝送用コイルの構成について説明する。図1は、非接触電力伝送用コイルの実施の形態における要部を示す平面図である。図1に示す非接触電力伝送用コイル(コイル)100は、巻き回されたコイルの導体110のうち最も内周に位置する導体110だけを部分的に記載したものである。
図示のように、巻き回されている導体110は、図示しない基板上に金属パターンにより形成されている。この導体110は、1本で幅L1を有しているのに対し、中央領域120内部に位置する最も内周に位置する導体110については、所定の起点110Aから短冊状に複数(図示の例では3つ)に分割した導体(短冊導体)110a〜110cで構成している。導体110の終点である端部110Eには一つの電極が形成され、この端部110Eでは分割された短冊導体110a〜110cがいずれも接続されている。なお、図面上では、短冊導体110a〜110cの部分の全体の幅L2は、短冊導体110a〜110c間に隙間等があるため、導体110の幅L1より広く記載してあるが、これらの幅L1とL2は一致させても良い。すなわち、導体110が幅L1を有するとき、3分割した短冊導体110a〜110cのそれぞれは導体110の幅L1の1/3程度の幅を基準とし、やや幅広としたり狭くしてもよい。
そして、3つに分割された短冊導体110a〜110cは、四角状の中央領域120の各辺120a〜120dに対し、最も内周に位置する(各辺に近接する)短冊導体110a〜110cが入れ替わるよう配置されている。コイル100の巻き回しの順位を説明すると、はじめの辺120aには、導体110が沿って配置され、辺120bでは近い順でみて、分割された短冊導体110c、110b、110aの順で配置されている。辺120cでは、近い順でみて、分割された短冊導体110a、110c、110bの順で配置されている。辺120dでは、近い順でみて、分割された短冊導体110b、110a、110cの順で配置されている。
ここで、121,122は接続導体であり、具体的には、ジャンパ線、あるいは導体110が形成された基板に形成されたスルーホールおよび配線パターンによりなり、絶縁された状態で他の短冊導体110a〜110cを跨ぐ。同様に、導体110の端部110Eについても、同様の接続導体を介して外部に取り出されている。このように、導体110を跨ぐ配線がなされるが、導体110に近接して跨ぐ形ではなく、電気的に絶縁されたジャンパ線、あるいは基板の内部や裏面に形成された配線パターン(金属パターン)を介して跨ぐ構成であるため、従来の交差箇所で生じたような発熱は生じない。
上記のように、3分割された短冊導体110a〜110cは、最も内周に位置するものが、各辺120b〜120dでそれぞれ入れ替わる。すなわち、3分割された短冊導体110a〜110cのうち一つが、いずれかの辺120b〜120dで最も内周に位置している。
上記構成によれば、巻き回されたコイルの導体110のうち最も内周に位置する短冊導体110a〜110cは複数に分割され、分割されたどの短冊導体110a〜110cのいずれも最も内周に位置することになる。分割された短冊導体110a〜110cがそれぞれ交互に最も内周に位置するように配置が入れ替わっているため、コイルの内側になるほど導体内での電流偏りが大きくなる、という近接効果の影響を抑制することができ、巻き回された導体110の最も内周の部分での発熱による損失を抑えることができるようになる。特に、導体110の最も内周の位置に高い発熱のピークが生じることを抑えることができる。
そして、上記構成のコイル100は、高周波電流が流れるコイルに金属パターンを用いており、軽量に構成できるとともに、エッチングにより基板上に簡単に形成できる。
上記の実施の形態では、短冊導体の分割数を3としたが、これに限らず複数(2〜n)とすることができる。例えば、中央領域が四角形で辺の数を4としたときには、短冊導体の数を4として、分割された短冊導体が入れ替わって最内周の各辺に近接するように配置できる。中央領域が五角形であれば短冊導体の分割数を5とすることができる。
また、中央領域が円形状であれば、短冊導体の分割数を複数(2〜n)とし、分割された短冊導体が全周を所定角度単位で分割した角度で入れ替わって中央領域に近接するように配置できる。この所定角度単位は、分割数で割った角度とすればよい。例えば短冊導体の分割数が3分割であれば、所定角度は120度ずつとなる。このように、基板および導体のパターンの形状は各種形状が考えられ、いずれに対しても上記構成の短冊導体を適用することができる。
(充電システムの構成)
次に、上述した非接触電力伝送用コイル100は、電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)への充電を行う充電システム200に適用される。図2は、非接触電力伝送用コイル100が適用される充電システム200を示すブロック図である。充電システム200は、充電装置201と、自動車側に設けられた受電装置210とにより構成されている。
充電装置201および受電装置210には、それぞれ非接触電力伝送用コイル100が設けられ、充電装置201から伝送された電力が一対の非接触電力伝送用コイル100を介して自動車側の受電装置210のバッテリー(2次電池)213に充電される。
充電装置201は、商用電源や家庭用電源などのAC電源、もしくは太陽光発電などの外部から供給されるDC電源を電力供給源とする。供給された電源は、力率改善回路(PFC:Power Factor Correction)202、DCコンバータ203、インバータ204を介して上述したコイル100に供給される。インバータ204は、DC−AC変換、および周波数・PWM制御を行う。205は、コイル100の共振コンデンサである。これにより、コイル100には、特定の電圧・周波数が印加され、コイル100は、対向する自動車側の受電装置210に電磁界を発生させる。
受電装置210のコイル100は、充電装置201のコイル100で発生された電磁界を受け、共振コンデンサ211と、整流器・制御回路212により直流に変換した後、自動車の2次電池213を充電する。
そして、上記構成のコイル100を用いた充電システム200によれば、コイル100部分での損失を少なくできるため、高効率の充電システムとすることができる。
(実施例1)
図3は、非接触電力伝送用コイルの実施例1の構成を示す平面図である。図3において、非接触電力伝送用コイル(コイル)300は、支持部材である基板301の一方の面である表面301a上に導体110を巻き回して構成している。なお、上述した図1に記載の構成は、図3に記載の構成の一部であり、同一の構成部には図1に記載の符号を付してある。
図3に示した基板301は、角部分が傾斜しているが、略矩形状に形成されており、コイル300は、基板301の外周から内周に向けて一方向にスパイラル状に巻き回された金属パターンからなる。基板301としては、紙フェノールや紙エポキシ、ガラスコンポジット、ガラスエポキシなどの基材が用いられる。基板301の中心部分には、コイルが配置されない矩形状の中央領域120が形成されている。
導体110は、ほぼ一定な幅を有し、図3に示す例では3周で巻き回されており、最内周の短冊導体110a〜110cは、中央領域120の各辺120b〜120dに近接する短冊導体110a〜110cが入れ替わるよう配置されている。また、121,122は接続導体であり、短冊導体110a〜110cの配置を入れ替えるために設けられる。110Sおよび110Eは、それぞれ電極であり、動作電源の供給用に図示しない接続導体が接続され、外部に導出される。
表1には、実施例1における周波数別の交流抵抗を示す。この表に示すように、いずれの周波数においても、実施例1における短冊導体110a〜110cを設けた構成(3分割+入れ替わり有)の構成によれば、交流抵抗を低減化させることができる。例えば、コイル300の駆動の周波数が1kHzのとき、単に短冊導体を3分割で形成し、配置の入れ替えを行わなかった場合に対し実施例1の低減率は56%であった。
Figure 0005216938
これにより、実施例1によれば、短冊導体110a〜110cの配置の入れ替えを行うことにより、入れ替えを行わなかった場合と比べて交流抵抗を56%に低減でき、電流の偏りを解消できることが示されている。また、駆動の周波数が10kHz時には入れ替えを行わなかった場合と比べて66%に低減でき、100kHz時には76%に低減でき、いずれも交流抵抗を抑えることができ、効率を向上できるようになる。
図4は、実施例1の非接触電力伝送用コイルの温度分布特性を示す図である。図示のように、最大でも30℃程度であり、従来に比して温度を低く抑えることができる。上図のI−I線で見た温度分布図を下図に示す。下図は横軸が位置、縦軸が温度である。図示のように、導体110が全体で3周(a,b,c)されているうち、最も内周(c)に位置する短冊導体110a〜110cの部分(c1,c2,c3)は、短冊導体110a〜110cが入れ替え配置されているため、外周の他の部分a,bに比して全体的に温度は高いが、最も内周c3の温度に突出した高温のピークは表れておらず、平均化されている。
(実施例2)
図5−1、図5−2は、非接触電力伝送用コイルの実施例2の構成を示す平面図である。実施例2は、実施例1で説明したコイル300を基板301の両面に形成したものである。図5−1が基板301の表面301aに形成した第1のコイル500aであり、図5−2が基板301の裏面301bに形成した第2のコイル500bである。第1のコイル500aの基本構成は、実施例1に示したコイル300と同じである(但し、巻き回しの方向はa方向であり、図3と逆)。
図5−2は、基板301の表面301aから見た透視図である。図5−1に重なる基板301の表面301aに第1のコイル500aを設け、裏面301bに第2のコイル500bを設ける。そして、第1のコイル500aの終端と、第2のコイル500bの始端とを電気的に接続している。この際、第1のコイル500aの終端の巻き回しの方向aと、第2のコイル500bの始端の巻き回しの方向aとを一致させておく。
第1のコイル500aと第2のコイル500bは、導体110の最内周部分に3分割された短冊導体110a〜110cが設けられている。そして、基板301の表面301aの短冊導体110a〜110cは、基板301の裏面301bの短冊導体110a〜110cとスルーホール520,521,522を介して互いに電気的に接続されている。また、511,512は、この実施例2の電極であり、それぞれスルーホール531,532を介して基板301の表裏に位置する第1のコイル500aの始端と、第2のコイル500bの終端が一対の電極として形成されている。
ここで、第2のコイル500b側に設けられた短冊導体110a〜110cについては、基板301の表面301aに形成されている第1のコイル500aの短冊導体110a〜110cの配置の入れ替えを行うための接続導体の機能を有している。
短冊導体110aの配置の入れ替えを説明する。第1のコイル500a側の短冊導体110a〜110cについては、便宜上、最も内周に位置する短冊導体の配置をAとし、中央の配置をB、最も外周の配置をCとする。まず、基板301の表面301a側の第1のコイル500aの分割の起点110A(辺120b)に位置している短冊導体110aの配置の入れ替えを辿ってみる。
この短冊導体110aは、はじめに、辺120bの位置では最も外周Cに位置しており、次に、短冊導体110aは、スルーホール520を介して基板301の裏面301bに形成された接続導体541に接続されている。接続導体541は、図5−2に示すように、辺120bの位置では最も外周Cに位置しているが、辺120cの位置では、中央Bに位置するようパターン形成されている。これにより、短冊導体110aは、基板301の表面301aの辺120cの位置では、中央Bの位置に変更される。この後、短冊導体110aは、スルーホール521を介して基板301の裏面301bに形成された接続導体542に接続されている。接続導体542は、図5−2に示すように、辺120cの位置では中央Bに位置しているが、辺120dの位置では、最も内周Aに位置するようパターン形成されている。これにより、短冊導体110aは、基板301の表面301aの辺120dの位置では、内周Aの位置に変更される。上記のように、短冊導体110aは、外周C→中央B→内周Aの順で配置が変更される。
同様に、短冊導体110bについては、中央B→スルーホール520→接続導体551→内周A→外周Cの順で配置が変更されている。また、短冊導体110cについては、内周A→外周C→スルーホール521→接続導体561→中央Bの順で配置が変更されている。上記構成において、配置の入れ替えには、必ずしもスルーホール520,521,522を用いて基板301の裏面301bに設けられた接続導体だけを用いるに限らない。基板301の表面301a側に設けられた短冊導体110a〜110cの一部で配置入れ替えを行うこともできる。図5−1に示す例では、辺120b部分の内周Aに位置する短冊導体110cは、辺120c部分で外周Cの位置まで導出されている。同様に、辺120c部分の内周Aに位置する短冊導体110bは、辺120d部分で外周Cの位置まで導出されている。このように、基板301の表面301aおよび裏面301bそれぞれで短冊導体110a〜110cの配置の入れ替えを行っている。
上述した実施例2によれば、実施例1同様に、短冊導体110a〜110cの配置の入れ替えにより、電流の偏りを解消でき、交流抵抗を抑えることができ、効率を向上できる。また、電流の偏りが解消できたことで束も分散し、且つパターンの交差箇所の渦電流も低減したため、突出した高温のピークが生じない。そして、実施例1に比して基板301の表裏にコイルが形成されているため、巻数を倍にすることができ、対応してインダクタンスを2乗倍の値に増加させることができる。
(実施例3)
図6は、非接触電力伝送用コイルの実施例3の構成を示す平面図である。実施例3の非接触電力伝送用コイル(コイル)600では、上述した実施例1と同様に、支持部材である基板301の一方の面である表面301a上に導体110を巻き回して構成している。この実施例3で異なる点は、最内周における導体(短冊導体)110の分割数を4としている。
4分割された短冊導体110a〜110dは、四角状の中央領域120の4つの各辺120a〜120dそれぞれに近接する短冊導体110a〜110dが入れ替わるよう配置されている。また、121〜123は接続導体であり、短冊導体110a〜110dの配置を入れ替えるために設けられる。
配置の入れ替えを具体的に説明する。辺120aの位置では、短冊導体110aが最も外部に位置し、内周につれて短冊導体110b、110c、110dの順で配置している。辺120bの位置では、接続導体121により、最も外周の短冊導体110aが最も内周に配置替えされており、短冊導体110bが最も外部に位置し、内周につれて短冊導体110c、110d、110aの順で配置されている。辺120cの位置では、接続導体122により、短冊導体110bが最も内周に配置替えされており、短冊導体110cが最も外部に位置し、内周につれて短冊導体110d、110a、110bの順で配置されている。辺120dの位置では、接続導体123により、短冊導体110cが最も内周に配置替えされており、短冊導体110dが最も外部に位置し、内周につれて短冊導体110a、110b、110cの順で配置されている。
図7は、実施例3による電流の偏りの状態を説明する図である。図示のように、4分割し、かつ、上述したように、分割された4つの短冊導体110a〜110dを交互に配置替えすることにより、特定の短冊導体に電流が偏ることがなく、図中1〜4に示す4分割された短冊導体110a〜110dのいずれについてもほぼ同じ値(25%前後)で電流が流れていることが判った。この図には対比用として内周の導体110を4分割しただけの構成(配置替え無)を記載してある。単に導体110の内周を4分割しただけであり、短冊導体110a〜110dの配置替えを行わない場合には、図示のように、電流の偏りが15%〜40%と、内周につれて電流の偏りが大きくなり、最も内周で突出した電流値が生じている。このように、短冊導体110a〜110dは、単に分割させるだけではなく、配置替えを行うことが効果的であることが判る。
上記の実施例3によれば、短冊導体の分割数を4とし、これら4分割された短冊導体がいずれも内周に位置するよう配置替えした構成であるため、実施例1で説明した3分割の構成に比してさらに、内周に位置する短冊導体における電流の偏りを防止できるようになる。
上記の実施例3の変形例としては、実施例2と同様に、基板301の表裏にそれぞれコイルを形成することが考えられる。これにより、4分割された短冊導体110a〜110dによる電流偏りを防止できるとともに、巻数を倍にしてインダクタンスを増大できる効果を得ることができる。
また、以上説明した各実施例では、基板および導体のパターンが四角形の構成を例に説明したが、上述したようにその形状は円形や多角形等の各種形状が考えられ、同様に適用できる。また、上記の実施例では、導体110のパターンは、外側から内側に連れて次第に小さくなっていく構成について説明したが、これに限らない。基板上には同心円状に異なる複数の径の導体をパターン形成し、ある箇所で段差を有して隣接する径が異なるパターンを接続する構成としてもよい。
さらに、上記実施例のように、基板上の導体110として金属パターンを用いることによって、軽量化できるとともに、パターンを変更するだけで、様々なインダクタンスを簡単に作成することが可能となる。
また、基板301の基材としては、ポリイミドのようなテープ状のものとしてもよく、これらの基材の上に金属パターンを形成することもできる。例えば、FPCやTCPなどのテープ状の基材で基板301を構成することによって、重量を低減化できるようになると共に、コイル形状を平面だけでなく立体的な構造にすることも可能となる。基板301を立体的に形成することにより、これに対応して磁束の方向を立体的にすることも可能である。
100,300 非接触電力伝送用コイル
110 導体
110a〜110c 短冊導体
120 中央領域
120a〜120d 辺
121,122,123 接続導体
200 充電システム
201 充電装置
210 受電装置
301 基板
301a 表面
301b 裏面
110E,110S,511,512 端部(電極)
520,521,522,531,532 スルーホール
541,542,551,561 接続導体

Claims (1)

  1. 支持部材と、
    前記支持部材の一方の面に形成され、金属パターンからなる導体がスパイラル状に巻き回された第1のコイルと、
    を有し、
    前記第1のコイルは、前記スパイラルの方向へ短冊状に前記導体が分割された第1の領域と、前記導体が短冊状に分割されない第2の領域と、を含み、
    前記第1のコイルの第1の領域は、前記スパイラルの中心から複数の距離で短冊状に分割された前記導体が、1周する角度の複数の箇所でそれぞれ前記複数の距離とはそれぞれ異なる距離に入れ替えて複数の前記導体をいずれも交互に最内周に位置させ、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材は前記支持部材の他方の面に形成された金属パターンを含み、
    前記支持部材の他方の面に形成された金属パターンは、前記支持部材の他方の面に形成されたスパイラル状に巻き回された第2のコイルであり、
    前記第2のコイルは、前記スパイラルの方向へ短冊状に前記導体が複数に分割された第3の領域と、前記導体が短冊状に分割されない第4の領域と、を含み、
    前記第2のコイルの第3の領域は、前記スパイラルの中心から複数の距離で短冊状に分割された複数の前記導体が、1周する角度の複数の箇所でそれぞれ前記複数の距離とはそれぞれ異なる距離に入れ替えて複数の前記導体をいずれも交互に最内周に位置させ、
    前記第1のコイルにおいて、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材は第2のコイルの第3の領域に含まれ、かつ第2のコイルにおいて、前記入れ替えられた導体間には接続部材が設けられ、前記接続部材には第1コイルの第1の領域に含まれること
    を特徴とする非接触電力伝送用コイル。
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