JP5216286B2 - スペアタイヤ着脱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スペアタイヤ着脱装置に係り、詳しくは、タイヤ取り出し時、テールゲートを開いた後、腰を曲げたり、跪いたりすることなく、装着されたケーブルを引っ張るだけで容易にタイヤの取り出し、および装着が出来るスペアタイヤ着脱装置に関する。
通常、乗用車では、スペアタイヤは、トランクにスペースを設けタイヤをその中に収納して上部にフロアカバーを被せるものが多いが、RV(MPV、SUV)では、スペアタイヤをリアフロア下に設置する。図4に示す通り、RV(MPV、SUV)でこのスペアタイヤを取り出したり、あるいは装着する際には、レバーでタイヤを外し、床上に落とした後、腰を曲げてタイヤを車体の外側に取り出す作業が必要となり、床あるいは地面に跪いて重いタイヤを持ち上げるため衣服を汚したり、腰痛を発生させることになる。乗用車では、トランクリッドを開けた後、腰を曲げて重いタイヤを持ち上げる必要があり、RVと同様、腰痛の原因となることが多い。
最近、走行中にパンクして空気圧が0になっても、時速60km以下のスピードであれば100kmくらいは走行出来るように作られたランフラットタイヤ(RUNFLAT TIRE)を装着した車が市場に出ている。路上での危険なタイヤ交換作業が不要で、スペアタイヤをなくせるメリットがあるため、メーカー各社が開発に取り組んでいるが、特殊なリム(ホイール)を使用すること、バネ下重量が増加することなどのデメリットもあり、広く普及するまでには至っていない。しかし、米国のように荒野が広い場所では、数100km走行しても何の施設も見当たらない場合があり、スペアタイヤの需要が高く、着脱の簡単な方式の開発が期待されている。
特開2005−335426号公報 特開平7−228273号公報
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、タイヤ取り出し時、タイヤを持ち上げたり、跪いてタイヤを移動させることなく、簡単な操作でスペアタイヤをリアバンパの後方まで移動させることが出来るスペアタイヤ着脱装置および方法を提供することである。本発明の別の目的は、車両後方の衝突時の安全性を向上させた車両後方構造を提供することである。
記目的を達成するため本発明によるスペアタイヤ着脱装置は、スペアタイヤが装着されたリアフロア下部に車両の前後方向に沿って設けられたリアフロアセンターサイドメンバーと、前記リアフロア最後部に車両の幅方向に設けられたバックビームと、スペアタイヤのリム部に設けられたホルダーと、前記リアフロアセンターサイドメンバーおよび前記バックビームと前記ホルダーとを結合する3個のリンクおよび4個のジョイントからなるリンク機構と、前記リアフロアセンターサイドメンバーと平行に取り付けられて前記ホルダーと結合されたリンクの端のジョイントと結合され、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿ってスライド可能なラックを含むラックアンドピニオン機構と、前記ラックアンドピニオン機構のピニオンに結合され前記ピニオンの回転により前記ラックをスライドさせて前記スペアタイヤを取り出し、または、装着させる操作ケーブルと、前記ラックアンドピニオン機構に装着され、スペアタイヤ装着時に前記ホルダーと結合されたリンクの端をスペアタイヤ装着位置に復元させる復元機構と、を含んで構成されるスペアタイヤ着脱装置であって、前記リンク機構の第1リンクが、一端を前記ラックアンドピニオン機構のラックと第1ジョイントで連結され、他端を第2ジョイントにより第2リンクと結合され、この第2リンクは、一端を第3ジョイントを介して前記リアフロアセンターサイドメンバーに結合され、他端を第3ジョイントと第2ジョイントとを結ぶ部分を介してスペアタイヤのホルダーと結合され、第3リンクが、一端を第4ジョイントでバックビームに結合され、他端を前記ホルダーと結合されており、前記第2リンクは、第3ジョイントとリアフロアセンターサイドメンバーとの結合部を結ぶ部分と、中間部に第2ジョイントを有し前記第3ジョイントと前記ホルダーとが結合される部分とから構成されており、前記操作ケーブルを引き出すことにより、ラックアンドピニオン機構のラックに結合された第1ジョイントが、リアフロアセンターサイドメンバーに沿ってバックビームの方向に移動するに伴って、下記段階が順次行なわれてスペアタイヤ着脱を行なうことを特徴とする。スペアタイヤを下方に押し下げる下方押し下げ段階(B)、スペアタイヤを進行方向後方に移動させる水平移動段階(C)、スペアタイヤの進行方向後方側を持ち上げる後方側持ち上げ段階(D)(E)、スペアタイヤがバックビーム後方に垂直に立ち上がる状態になるスペアタイヤ立ち上がり段階(F)、前記スペアタイヤ立ち上がり段階において、前記ホルダーからスペアタイヤを取り外す段階。
上記のようなスペアタイヤ着脱装置において、前記リアフロアセンターサイドメンバーは、車両進行方向と平行に複数個設けられ、それぞれが端をリアフロアサイドメンバーに、他端を前記バックビームに固定されていることが好ましく、また、前記ラックアンドピニオン機構は、ピニオンを正逆方向に回転させるレバーと、前記レバーを正方向に回転させるスペアタイヤ装着用の操作ケーブルと、逆方向に回転させるスペアタイヤ取り出し用の操作ケーブルを備えていることが好適であり、さらには、前記ラックアンドピニオン機構は、スペアタイヤが前記バックビーム後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された後、前記スペアタイヤ取り出し用の操作ケーブルが復元機構によるスペアタイヤ装着位置への引き込みを阻止するストッパを備え、前記ストッパは、スペアタイヤが前記バックビーム後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された時点で自動的に作動することが好ましいそして、前記下方押し下げ段階は、前記ラックアンドピニオン機構のラックに結合された前記第1ジョイントが、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントおよびこれに繋がる第2リンクを下方に押し下げ、第2リンク先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤを下方に押し下げることが好ましく、また、前記水平移動段階は、前記第1ジョイントが、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記下方押し下げ段階からさらに前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントをさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンクの先端が進行方向後方に移動し、第2リンク先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤを進行方向後方に移動させることが好適であり、さらには、前記後方側持ち上げ段階は、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記水平移動段階からさらに前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントをさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンクの先端が上向きに転じ、第3リンクの動きと相俟って第2リンクおよび第3リンクの先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤの進行方向後方側を上方に持ち上げることが好ましく、さらにまた、前記スペアタイヤ立ち上がり段階は、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記後方側持ち上げ段階からさらに前記バックビームの方向に移動して、前記リアフロアセンターサイドメンバーと第2リンクの結合部に接近するに従い、第2ジョイントをさらに下方に押し下げてこれに繋がる逆J字形の第2リンクの先端をさらに上向きにするとともに、第3リンクの動きと相俟って第2リンクおよび第3リンクの先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤの進行方向後方側を上方に持ち上げてスペアタイヤの傾斜をさらに大きくし、最終的には、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーと第2リンクの結合部に到達するとスペアタイヤがバックビーム後方に垂直に立ち上がる状態になることが好適であり、また、前記スペアタイヤ立ち上がり段階において、前記ホルダーから前記スペアタイヤを取り外した後、あるいは、前記ホルダーにスペアタイヤが装着されていない場合に、別のスペアタイヤあるいは新しいスペアタイヤを前記ホルダーに取り付け、前記ストッパの作動を停止させた後、スペアタイヤ装着用の操作ケーブルを引き出すことにより、前記段階(E)、(D)、(C)、(B)を経てスペアタイヤ装着状態に至ることが好ましい。
本発明によれば、スペアタイヤ装着時にテールゲートを開けた後ケーブルを引くことにより車体下部に設置されたスペアタイヤを簡単に引き出すことが出来るため、RVや乗用車の場合に腰を曲げる必要がなく、また、RVの場合は床面または地面に跪く必要がない。また、本発明では、スペアタイヤを車体下部に設置するため、車体構造自体の衝撃エネルギー吸収能力が増すことになり、衝突時の安全性を向上させることが出来る。さらに、一般的なリンクシステムと異なりモーターと制御装置を使用しない方式であるため、製造コストを低減出来る効果がある。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態としての一実施例を詳細に説明する。
実施例によるスペアタイヤ着脱装置の概略図を図1に、スペアタイヤ着脱段階を示す作動図を図2に、スペアタイヤ着脱装置操作用のケーブルとラックアンドピニオンの関係を図3に、また、車体後部の構造を示す側面図を図4に示した。
図1に示したとおり、本実施例によるスペアタイヤ着脱装置は、リアフロアセンターサイドメンバー2と、バックビーム3と、ホルダー5と、3個のリンクと、4個のジョイントからなるリンク機構1と、ラックアンドピニオン機構6と、操作ケーブル9,10と、復元機構と、を含んで構成される。リアフロアセンターサイドメンバー2は、車両リアフロア下部において車両進行方向と平行に複数個設けられ、端をリアフロアサイドメンバーに、他端をバックビーム3に固定されている。バックビーム3は、車両リアフロア最後部に車両の幅方向に設けられる。ホルダー5は、車輪のリム部に第2リンク12との結合用と、第3リンク13との結合用が設けられている。
リンク機構1は、直径15mmの鋼鉄製の3個のリンクと、4個のジョイントから構成されている。第1リンク11は、端をラックアンドピニオン6と第1ジョイント14で連結され、他端を第2ジョイント15により第2リンク12と結合されている。第2リンク12は、第2ジョイント15と第3ジョイント16を含み、第3ジョイント16とリアフロアセンターサイドメンバー2との結合部を結ぶ部分と、逆J字形曲線からなり中間部に第2ジョイント15を有し第3ジョイント16とスペアタイヤ4のホルダー5とを結合する部分とから構成されている。ホルダー5は、タイヤリムに取り付けられ、スペアタイヤ4と第2リンク12、第3リンク13と結合させるもので、スペアタイヤ4への取り付けが簡単なクランプ方式が採用できるが、これは周知の方法であるため、説明は省略する。第3リンク13はC形曲線状で、端を第4ジョイント17でバックビーム3に結合され、他端をスペアタイヤ4のホルダー5と結合されている。
ラックアンドピニオン機構のラック7は、リアフロアセンターサイドメンバー2と平行に取り付けられ、ラック7は、第1ジョイント14と結合され、リアフロアセンターサイドメンバー2に沿ってスライド可能となっている。ラックアンドピニオン機構6には、ピニオン8を正逆方向に回転させるレバーと、レバーを正方向に回転させるスペアタイヤ装着用ケーブル10と、逆方向に回転させるスペアタイヤ取り出し用ケーブル9が装着されている。
ラックアンドピニオン機構6は、スペアタイヤ4がバックビーム3の後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された後、スペアタイヤ取り出し用ケーブル9が復元機構(図示なし)により引き込まれないようにするストッパ(図示なし)を備え、ストッパは、スペアタイヤ4がバックビーム3の後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された時点で自動的に作動するようになっている。
次に、スペアタイヤ着脱装置の操作方法とスペアタイヤ4が取り出される過程について説明する。本実施例のスペアタイヤ着脱装置において、車両のフロアの下にスペアタイヤ4が装着された状態で取り出し用ケーブル9を引き出すことにより、ラックアンドピニオン6のラック7に結合された第1ジョイント14が、リアフロアセンターサイドメンバー2に沿ってバックビーム3の方向に移動し、第1ジョイント14がリアフロアセンターサイドメンバー2と第2リンク12の結合部に到達するとスペアタイヤ4がバックビーム3の後方で垂直に立ち上がり、スペアタイヤ4を立った姿勢で取り外すことが出来る。
図2に示したとおり、スペアタイヤ4は、スペアタイヤ4を下方に押し下げる下方押し下げ段階B、スペアタイヤ4を進行方向後方に移動させる水平移動段階C、スペアタイヤ4の進行方向後方側を持ち上げる段階D、E、スペアタイヤ4がバックビーム3後方に垂直に立ち上がる状態になるスペアタイヤ立ち上がり段階Fを経て、車両のフロアの下に装着された状態Aからバックビーム2の後方に垂直に立ち上がる状態Fに移動する。
スペアタイヤ下方押し下げ段階Bでは、ラックアンドピニオン6のラック7に結合された第1ジョイント14が、リアフロアセンターサイドメンバー2に沿ってバックビーム3の方向に移動し、第2ジョイント15およびこれに繋がる第2リンク12を下方に押し下げ、第2リンク12先端に結合されたホルダー5によりスペアタイヤ4を下方に押し下げる。第3リンク13のホルダー5側端末は、押し下げられるスペアタイヤ4とともに下方に押し下げられる。
水平移動段階Cでは、第1ジョイント14が、リアフロアセンターサイドメンバー2に沿って下方押し下げ段階Bからさらにバックビーム3の方向に移動し、第2ジョイント15をさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンク12の先端が進行方向後方に移動し、第2リンク12の先端に結合されたホルダー5によりスペアタイヤ4を進行方向後方に移動させる。第3リンク13のホルダー5側の端末は、進行方向後方に移動するスペアタイヤ4とともに進行方向後方に移動する。
後方側持ち上げ段階Dでは、第1ジョイント14がリアフロアセンターサイドメンバー2に沿って水平移動段階Cからさらにバックビーム3の方向に移動し、第2ジョイント15をさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンク12の先端が上向きに転じ、第3リンク13の動きと相俟って第2リンク12および第リンク13の先端に結合されたホルダー5によりスペアタイヤ4の進行方向後方側を上方に持ち上げる。
後方側持ち上げ段階E、スペアタイヤ立ち上がり段階Fでは、第1ジョイント14がリアフロアセンターサイドメンバー2に沿ってスペアタイヤ4の進行方向後方側持ち上げ段階からさらにバックビーム3の方向に移動して、リアフロアセンターサイドメンバー2と第2リンク12の結合部に接近するに従い、第2ジョイント15をさらに下方に押し下げてこれに繋がる逆J字形の第2リンク12の先端をさらに上向きにするとともに、第3リンク13の動きと相俟って第2リンク12および第リンク13の先端に結合されたホルダー5によりスペアタイヤ4の進行方向後方側を上方に持ち上げてスペアタイヤ4の傾斜をさらに大きくし、最終的には、第1ジョイント14がリアフロアセンターサイドメンバー2と第2リンク12の結合部に到達するとスペアタイヤ4がバックビーム3の後方に垂直に立ち上がる状態になる。
スペアタイヤ立ち上がり段階Fにおいて、ホルダー5からスペアタイヤ4を取り外した後、あるいは、ホルダー5にスペアタイヤ4が装着されていない場合に、別のスペアタイヤあるいは新しいスペアタイヤをホルダー5に取り付け、スペアタイヤ取り出し用ケーブル9が復元機構により引き込まれないようにするストッパを外した後、装着用ケーブル10を引き出すことにより、スペアタイヤ取り出し時と逆の段階を経てスペアタイヤ装着状態にすることができる。
本発明のスペアタイヤ着脱装置によれば、タイヤ交換時にテールゲートを開いて操作ケーブルを引っ張るだけで簡単にスペアタイヤ4を車両後方に取り出すことが出来る。従って、これまでのように、タイヤ着脱時に腰を曲げて作業したり、RVの場合のように地面に膝をついて衣服を汚す心配が無くなる。また、本発明のスペアタイヤ着脱装置を採用することにより、衝突時の安全性も向上させることが出来る。トランクに収められたスペアタイヤは、剛体であるため後方での衝突時にタイヤが変形しないため車体の衝突エネルギー吸収性能の点で問題がある。
本発明のスペアタイヤ着脱装置では、スペアタイヤを車体の下方に装着しているためスペアタイヤが車体メンバーと隔離されることとなり、車体メンバー自体の衝突エネルギー吸収能力を増加させることが出来る。併せて、スペアタイヤ着脱装置のリンク機構も衝突エネルギー吸収の役割を担うことになる。
また、一般的な、リンク機構では、モーターと制御装置によりタイヤの着脱を行なうようになっているが、本発明のスペアタイヤ着脱装置では、テールゲートを開いて操作ケーブルを引っ張るだけでラックアンドピニオン機構によるリンクの作動でタイヤを着脱でき、製造原価低減にも効果がある。
本発明のスペアタイヤ着脱装置は、軽トラックにおいて充分な地上高さが確保でき貨物積載空間が平坦化されるため特に効果的であるが、第3リンク13の長さを調節することで、車高の低い乗用車にも充分適用できる。
本発明のスペアタイヤ着脱装置の概要を示す概略図である。 ペアタイヤ取り出し段階を示す作動図である。 スペアタイヤ着脱装置操作用のケーブルとラックアンドピニオンの関係を示す図である。 車体後部の構造を示す側面図である。 従来のスペアタイヤ取り出し状況を示す図である。
1 リンク機構
2 リアフロアセンターサイドメンバー
3 バックビーム
4 スペアタイヤ
5 ホルダー
6 ラックアンドピニオン機構
7 ラック
8 ピニオン
9 スペアタイヤ取り出し用ケーブル(操作ケーブル)
10 スペアタイヤ装着用ケーブル(操作ケーブル)
11 第1リンク
12 第2リンク
13 第3リンク
14 第1ジョイント
15 第2ジョイント
16 第3ジョイント
17 第4ジョイント

Claims (9)

  1. スペアタイヤが装着されたリアフロア下部に車両の前後方向に沿って設けられたリアフロアセンターサイドメンバーと、
    前記リアフロア最後部に車両の幅方向に設けられたバックビームと、
    スペアタイヤのリム部に設けられたホルダーと、
    前記リアフロアセンターサイドメンバーおよび前記バックビームと前記ホルダーとを結合する3個のリンクおよび4個のジョイントからなるリンク機構と、
    前記リアフロアセンターサイドメンバーと平行に取り付けられて前記ホルダーと結合されたリンクの端のジョイントと結合され、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿ってスライド可能なラックを含むラックアンドピニオン機構と、
    前記ラックアンドピニオン機構のピニオンに結合され前記ピニオンの回転により前記ラックをスライドさせて前記スペアタイヤを取り出し、または、装着させる操作ケーブルと、
    前記ラックアンドピニオン機構に装着され、スペアタイヤ装着時に前記ホルダーと結合されたリンクの端をスペアタイヤ装着位置に復元させる復元機構と、を含んで構成されるスペアタイヤ着脱装置であって、
    前記リンク機構の第1リンクが、一端を前記ラックアンドピニオン機構のラックと第1ジョイントで連結され、他端を第2ジョイントにより第2リンクと結合され、この第2リンクは、一端を第3ジョイントを介して前記リアフロアセンターサイドメンバーに結合され、他端を第3ジョイントと第2ジョイントとを結ぶ部分を介してスペアタイヤのホルダーと結合され、第3リンクが、一端を第4ジョイントでバックビームに結合され、他端を前記ホルダーと結合されており、
    前記第2リンクは、第3ジョイントとリアフロアセンターサイドメンバーとの結合部を結ぶ部分と、中間部に第2ジョイントを有し前記第3ジョイントと前記ホルダーとが結合される部分とから構成されており、
    前記操作ケーブルを引き出すことにより、ラックアンドピニオン機構のラックに結合された第1ジョイントが、リアフロアセンターサイドメンバーに沿ってバックビームの方向に移動するに伴って、下記段階が順次行なわれてスペアタイヤ着脱を行なうことを特徴とするスペアタイヤ着脱装置。
    スペアタイヤを下方に押し下げる下方押し下げ段階(B)、
    スペアタイヤを進行方向後方に移動させる水平移動段階(C)、
    スペアタイヤの進行方向後方側を持ち上げる後方側持ち上げ段階(D)(E)、
    スペアタイヤがバックビーム後方に垂直に立ち上がる状態になるスペアタイヤ立ち上がり段階(F)、
    前記スペアタイヤ立ち上がり段階において、前記ホルダーからスペアタイヤを取り外す段階。
  2. 前記リアフロアセンターサイドメンバーは、車両進行方向と平行に複数個設けられ、それぞれが端をリアフロアサイドメンバーに、他端を前記バックビームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスペアタイヤ着脱装置。
  3. 前記ラックアンドピニオン機構は、ピニオンを正逆方向に回転させるレバーと、前記レバーを正方向に回転させるスペアタイヤ装着用の操作ケーブルと、逆方向に回転させるスペアタイヤ取り出し用の操作ケーブルを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスペアタイヤ着脱装置。
  4. 前記ラックアンドピニオン機構は、スペアタイヤが前記バックビーム後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された後、前記スペアタイヤ取り出し用の操作ケーブルが復元機構によるスペアタイヤ装着位置への引き込みを阻止するストッパを備え、前記ストッパは、スペアタイヤが前記バックビーム後方に垂直に立ち上がる状態に取り出された時点で自動的に作動することを特徴とする請求項に記載のスペアタイヤ着脱装置。
  5. 前記下方押し下げ段階は、前記ラックアンドピニオン機構のラックに結合された前記第1ジョイントが、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントおよびこれに繋がる第2リンクを下方に押し下げ、第2リンク先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤを下方に押し下げることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスペアタイヤ着脱装置
  6. 前記水平移動段階は、前記第1ジョイントが、前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記下方押し下げ段階からさらに前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントをさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンクの先端が進行方向後方に移動し、第2リンク先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤを進行方向後方に移動させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のスペアタイヤ着脱装置
  7. 前記後方側持ち上げ段階は、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記水平移動段階からさらに前記バックビームの方向に移動し第2ジョイントをさらに下方に押し下げ、これに繋がる逆J字形の第2リンクの先端が上向きに転じ、第3リンクの動きと相俟って第2リンクおよび第リンクの先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤの進行方向後方側を上方に持ち上げることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のスペアタイヤ着脱装置
  8. 前記スペアタイヤ立ち上がり段階は、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーに沿って前記後方側持ち上げ段階からさらに前記バックビームの方向に移動して、前記リアフロアセンターサイドメンバーと第2リンクの結合部に接近するに従い、第2ジョイントをさらに下方に押し下げてこれに繋がる逆J字形の第2リンクの先端をさらに上向きにするとともに、第3リンクの動きと相俟って第2リンクおよび第リンクの先端に結合されたホルダーによりスペアタイヤの進行方向後方側を上方に持ち上げてスペアタイヤの傾斜をさらに大きくし、最終的には、前記第1ジョイントが前記リアフロアセンターサイドメンバーと第2リンクの結合部に到達するとスペアタイヤがバックビーム後方に垂直に立ち上がる状態になることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のスペアタイヤ着脱装置
  9. 前記スペアタイヤ立ち上がり段階において、前記ホルダーから前記スペアタイヤを取り外した後、あるいは、前記ホルダーにスペアタイヤが装着されていない場合に、別のスペアタイヤあるいは新しいスペアタイヤを前記ホルダーに取り付け、前記ストッパの作動を停止させた後、スペアタイヤ装着用の操作ケーブルを引き出すことにより、前記段階(E)、(D)、(C)、(B)を経てスペアタイヤ装着状態に至ることを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載のスペアタイヤ着脱装置
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