JP5215492B2 - 靴下のインナー - Google Patents
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Description
従来の指間装具を図10(a)、図10(b)に示す
図10(a)は、従来の指間装具203の平面図であり、図10(b)は、従来の指間装具203を足104の指102に装着した状態を示す図である。従来の指間装具203は、包帯のような包帯布100に、足の指がはいる切込み101を5つ設けてあり、その切込み101に指102を挿入する実際に、足104の指102に、指間装具203を挿入すると、包帯布100が伸びて、図10(b)のように、足104の指102の間に、指間装具203が位置する。しかし、指102の大きさ、指102の間の隙間は、人により異なり、シート1枚に一定の切込み101を設けた指間装具203では十分に、フィットできない。
指間装具203が指102の足指102裏の凹みの隙間は、誰もが一番汗をかく、1枚の十字状の切り込みに、指102を通り抜けるだけでは、十分にフィットしない。
就寝前に足指や踵をクリーム等でケアーした後も、カバーと、指間装具と重ねて、カバー上部の端部をきって、足首に結ぶとしっかりと足に固定できる。切り欠き中央が、下部へ切り込まれているので、足を挿入すると、足の甲にフィットする。さらに、自宅以外で素足にスリッパを、特に温泉等で気になることが多い、カバーの、内側を外側に返して装着すると、綴じ部が裏側に縫製された履物の様になり、切り欠き部中央は、足の甲にフィットする。
厚みも約0.02mm程度の不織布を使用すると、靴下を履き、靴を履いても、靴に負担にならない。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1(a)は、本発明の指間装具203の斜視図である。図1(b)、(c)は、本発明の指間装具203を人の足104へ装着した状態を示す。
本発明の指間装具203は、ひだ201と芯202とからなる。
ひだ201は、細長い棒状、または、線状の部分で、多くの線状、または棒状のひだ201が、芯202から突出されて、芯を中心に、2方向、または、4方向、周辺へ伸びている。長さは、1cmから2cm程度であり、指102の長さの半分程度である。ひだ201は、芯202を直方体とした場合、少なくとも、その両側面から伸びている。
芯202は、ひだ201間を連結する部分で線状の芯である。1本の直方体、ひも状である。多数のひだ201を有する。芯202の幅は、約1mmから0.5mmである。
本発明では、シート状の不織布から作製されるので、つなぎ目がなく加工もしやすい。
指間装具203の端部は、足指裏の凹み等の隙間に収まる。靴下の脱着で外れない。したがって破棄する時は繋がって外しやすく、取り替えが簡単である。指102の1本ごとに巻いても、2本ごとに巻いても、親指など特定の指に巻いてもよい。薬剤を塗った場合も、靴下も汚れず、便利である。
本発明の指間装具203では、人の足104の大きさによらず、その指102の周りに巻くことができる。さらに、芯202は、ひも状の形状であるので、指102に巻いていくことが簡単にできる。さらに、ひだ201により、指間に、空間を有しながら、装着できて通気性が確保できる。又、ひだ201の長さが、1から2cm位で、指の長さの半分程度なので、指から突出せず、かつ、足指裏の凹み等の隙間に埋めることができる。指間装具203は、足指裏の凹みの隙間にまで、十分にフィットする
破棄する時は繋がって着脱が容易である。汗ばんだ時に取り替えると、わら草履を装着したようなサラッとかんでストレスも軽減できる。
図2(a)から図2(d)、図3(a)から図3(c)を用いて、本発明の指間装具203の製造方法を示す。約厚み0.02mm位のシート状の、不織布300を用意する。薄いシートを重ねて使用することでゴワゴワ感をなくしてフィットする。3から4つに折りたたむ。折りたたんだものに、切れ目301を1つの端、側面、横から入れる。その後、折りたたんだものを広げると、図1(a)の指間装具203ができる。
図2(d)のように、両端から、短い切れ目301を入れてもよい。この場合、図2(c)と比較して、ひだ201の長さが短くなる。
図3(a)と図3(b)に別の切り目を入れた例を示す。図2(b)から図2(d)では、切れ目301は、直線であったが、図3(a)では、V字の切れ目301を入れている。この場合に、広げると、指間装具203は、図3(b)となる。ひだ201が直線である場合より、V字のような屈曲した形状の方が、より、指間、足指裏の凹みを埋め、指間に馴染み、フィットする。切れ目301は、湾曲させた形状や曲線でもよい。図3(c)のようなジグザクの切れ目301でもよい。
本発明の指間装具203の提供方法を、図4(a)、(b)を用いて説明する。本発明の指間装具203は、使い捨てで用いられる。
足指の汗でストレスを溜める事なく、臭いに悩まされず、水虫から開放されるために、朝から出かけて帰宅する迄に、指間装具203を、403パックから取り出し、指102に巻いて、靴下を履く。汗ばんだら靴下を脱ぐ時に、指102から、指間装具203をはずし廃棄する。次回403パックから取り出し新しい指間装具203を取り替える。風呂あがりや、薬剤使用後も、指間装具203を指102に巻く。汗ばむと新しい指間装具203を取り替えることで、臭いも軽減もできる。従って、水虫予防におおいに役立ちストレスも軽減する
図4(a)は、上部に、図4(b)は、側面から上面につながった開口401を設けている。さらに、図4(c)のように携帯用に、薄型のパック403も可能である。携帯できるように、蓋409を設けている。
シート状の段階でパッケージにするので、コンパクトになり、携帯し易く、かつ、取り扱いしやすい。また、シールパックでもよい。
本発明の指間装具203に、粉を付着させておくと、より、さらさら感がでる。つまり、図2の製造のある段階で、粉を付着させておく。
図2(a)の不織布300を準備した時点でシート状の不織布300に粉を付着させると全体に付着させやすい。
図5(a)〜(d)に別の指間装具203の例を示す。
(構成)
図5(a)の指間装具203では、指入れ部601と平面部603と、開口部605、折り返し部609とからなる。
指入れ部601は、平面部603に、足を載せ指入れ部601に挿入する。
前記、挿入するには、指入れ部601の両端に開口部605があり、折り返し部609が形成されている。折り返し部609を上に跳ね上げ、平面部603に、足を載せ指入れ部601に中央の3本指を挿入する。親指と小指は、外側にあり、指の太さや形状が異なるので、図5(c)の指入れ部604が装着するとよい。
図5(b)の指間装具203では、図5(a)の構成に、さらに、指間部606を有する。指間部606は、指入れ部601の間をつなぐ部分で直線状の部分である。指入れ部601間で凹部状に凹んでいる。図5(a)に指間部606をさらに設けることで、指の太さ等個人差が有り、装着しやすくした。さらに、平面部603は、幅広くなり足の裏に保湿クリーム等を塗った場合にも踵の裏だけでなしに側面にまでガードして靴下が履ける。
指間装具203をさらに、図5(c)を全ての指5本にも装着して使用できる。図5(c)の指入れ部604の開口部605が両端でなく片方だけでもよい。指の側面に、病気のあるときは重宝する。
指入れ部601を芯と考えると、芯を中心に折り返し部609と平面部603とがあり、上記の例と同様に芯部の両側にひだ部が配置されている。
図5(c)は、図5(a)の指間装具203と組み合わされて使用される指間装具203である。
指入れ部604は、筒部分が、1つのみである。1本の指のみ入れる。図5(c)は、指入れ部604の開口部605が両側にあり、開口部605は、大きく開放するので指102を挿入しやすくした。
また、指入れ部604の開口部605が片方でもよい。指の側面に薬剤を塗った時に便利である。
(使用方法)
図5(a)、(b)の指間装具203を親指、小指以外に装着し、親指、小指には、図5(c)の指間装具203を装着して使用できる。図5(c)の指間装具203は、補助的に装着するもので、必須ではない。ただし、図5(c)の指間装具203を単独で使用することができる。
指入れ部601の両端に開口部605があり、折り返し部609が形成されていることによって上に跳ね上げられ指入れ部601に挿入しやすく指入れ部601に中央の3本指を挿入する。
外側の親指と、短い小指は、挿入しやすい指間装具203(c)指入れ部604に挿入すると5本の指間装具が装着される。折り返し部609は、指入れ部601の上面から繋がり、平面部603は、足の裏側のジメジメ感を軽減し装着しやすく便利である。又、足のケアーで油分のある塗り薬を使用しても、指間装具203は、便利である。
中央の足指3本のみを挿入する図5(a)の指間装具と、図5(c)の指のみの指間装具203とを用いることで全指を覆う。個人差のある太い親指と、短い小指に便利である。さらに、薬剤等塗る場合にも重宝である。
なお、指入れ部601は3つの場合で説明したが、1本または2本の場合もでもよい。
図6(a)、図6(b)に実施例を示す。図6(a)は、指入れ部701と切り欠き702と挿入口705、折り返し部709とからなる。
指入れ部701は、指を入れる部分であり、中央に3つの円柱状のものと、両脇に側部が欠けている円柱状のものとからなる。
折り返し部709は、ひだ形状で、指入れ部701の上面、下面の下端に配置されている。指間装具203を足にはめるときに手でもつところである。指入れ部701を芯とすれば両端に折り返し部709、つまり、ひだ部がある。
挿入口705は、指入れ部701につながる部分にあり、指を挿入する部分である。
図6(b)では、さらに、平面部703がある。平面部703は、足の裏を保持する部分である。平面部703をひだ部とし、指入れ部701を芯とすれば、芯の両端にひだ部がある。
指間装具203を足に装着する場合に、両端に開口部702があり、折り返し部709を上に跳ね上げ平面部703に、足裏部を乗せ、挿入口705から指入れ部701に挿入する。外側の親指と短い小指は、両端に開口部702は、指入れ部701に添わすだけで5本の指間装具が装着される。
(効果)
折り返し部709は、指入れ部701の上面から繋がり、平面部703は、足の裏側のジメジメ感を軽減する。さらに、平面部703は幅広く、足のケアーで側面に迄、油分のある塗り薬を使用した時には、指間装具203は、踵を包むように覆うことができる。装着後、平面部703は足の裏を保持する。図6の(b)は切り欠き702があるので、1枚で5本の指間装具が装着される。
複数の連続する足の指を入れる筒状の指入れ部701、601からなることに特徴がある指間装具ある。
さらに、前記連続する筒状の指入れ部701、601間に位置する指間部606とからなる指間装具である。
さらに、前記筒状の指入れ部701、601に接続される平面部603、703とからなる指間装具である。
なお、図5、6の例、および、この明細書の他の例においても、足は、右足、左足どちらでも対応できるように、変形させられる。
さらに、前記連続する指入れ部701、601である筒状部分が1つ、または、2つ、または、3つである指間装具である。
さらに、1つから3つの連続する指を入れる筒状の部分、指入れ部701、601からなる前記指間装具と、1本の指を入れる筒状の指入れ部604からなる指間装具とを足の指に装着する使用方法である。
図7(a)から図7(d)は、図5から図6の指間装具の製造方法を示す。
図7(a)は、不織布を筒状にしたものである。シート状の不織布を円柱上に巻いて、その端部のつなぎ1001を熱で圧着して接合する。粘着剤が不織布に設けられている。図7(b)は、図7(a)の筒状を適切な長さにカットしたものである。側面をカットすれば図5(c)となる。図7(c)は、大きく円柱を作製後、上辺2箇所にわけ目1002を熱圧着で設けたものである。熱圧着でその部分は、分離され、かつ、表面と裏面間が接着される。このような、方法を組み合わせることで、図5、図6の指間装具を作製できる。また、図7(d)では、さらに、わけ部1012を設けている。わけ部1012を切り取り、その周辺を熱圧着する。いろいろな形状を作製することができる。わけ部1012の形状を変化させればいろいろな形状を作製できる。他の例も、同様の方法で作製できる。
図8に、足を覆うカバー801の例を示す。図8(a)は、足104に装着前の状態を示す。
カバー上部802は、カバーの上部で、円柱状の筒である。
カバー下部804の、上端のシールは、前足を挿入する部分を形成する。
カバー切り欠き部803は、カバー上部802とカバー下部804とをわける部分である。カバー801の縦方向のほぼ中央にある。
切り欠き中央部805は、カバー切り欠き部803につづく部分で、カバー切り欠き部803の直線部に対して、切り欠き中央部805が斜め下方向へ直線状にもけられているので、カバー下部804の上端にシールができて、靴状の前足部分を形成する。
使用方法を、図8(b)に示す。カバー801の上辺から、足104を入れて、袋綴じ部806と、カバー上部802を、切り欠き中央部805まで外側に折り返し、折り返したカバー上部802をねじって、ねじった輪に足先を通し、土踏まずの位置で、カバー801を足に固定する。この状態で靴下を履く。このカバー801は、足と靴下の間に位置し、特に、ブーツ等を履く時には、臭いや、蒸れが軽減される。さらに、カバー801と指102に、図1の(a)(b)(c)叉は、図5の(a)(b)(c)(d)と重ねて使用することもできる。
就寝前に足指や踵をクリーム等でケアーした後も、前記のように、カバー801と、指間装具203と重ねて、カバー上部802の端部(図8(a)の右端)をきって、足首に結ぶとしっかりと足に固定できる。切り欠き中央805が、下部へ切り込まれているので、足を挿入すると、足の甲にフィットする。さらに、自宅以外で素足にスリッパを、特に温泉等で気になることが多い、カバー801の、内側を外側に返して装着すると、綴じ部が裏側に縫製された履物の様になり、切り欠き部中央805は、足の甲にフィットする。
カバー801の材質は上記の指間装具203と同じ不織布でもよい。
厚みも約0.02mm程度の不織布を使用すると、靴下を履き、靴を履いても、靴に負担にならない。袋綴じ部806は、熱の圧着で作製できる。
これら開口部の位置は、挿入される足の前方、図では右には必要、他の部分にあってもよい。
開口部の種類は、図9(a)では、スリット、ライン状の切欠810、図9(b)では、コの字の形のひだ820、図9(c)では、長方形の開口811を設けた。それぞれの切欠810、ひだ820、開口811から、足の指を出すことができる。図6(a)と使用すると装着しにくい5本指の靴下に足指がするりと挿入され、装着しやすいインナーにもなる。
図9(b)では、コの字の形のひだ820が、カバー下部804に形成されている。指間にひだ820が位置でき、上記と同様の効果がある。
図9(c)では、カバー下部804に、長方形の開口811を設けている。
なお、すべての上記例を通して以下が可能である。
製造方法が示されていない例は、図2、図3、図7に示している製造方法を変形、組み合わせて製造できる。
各実施の形態は、適時組み合わせることができる。特にひだの形状は各実施の形態を相互に用いることができる。
足の指で説明したが、手の指でも同様にも適用できる。冬季の手ぶくろの内にこの指間装具をはめてもよい。
101 切込み
102 指
104 足
201 ひだ
202 芯
203 指間装具
300 不織布
301 切れ目
401 開口
402 包み
403 パック
601 指入れ部
603 平面部
604 指入れ部
605 開口部
606 指間部
609 折り返し部
701 指入れ部
702 切り欠き
703 平面部
705 挿入口
709 折り返し部
801 カバー
802 カバー上部
803 カバー切り欠き部
804 カバー下部
805 切り欠き中央部
806 袋綴じ部
810 切欠
811 開口
820 ひだ
1001 つなぎ目
1002 わけ目
1012 わけ部
Claims (1)
- 円柱状の第1筒であり、その上辺は足挿入口であるカバー上部と、
上部が前記第1筒と同形状の第2筒であり、下部が袋状であり、開口を有するカバー下部と、
上記カバー上部と前記カバー下部との間の一部に位置し、前記カバー上部と前記カバー下部をわけるカバー切り欠き部とからなる靴下のインナーにおいて、
前記カバー切り欠きは、前記第1筒と前記第2筒とを直線状に分け、前記第1筒と前記第2筒との接続部手前で前記カバー下部方向へ曲がり、
靴下のインナー全体が、不織布のシートから形成されており、
前記開口は、前記カバー下部をライン状に切り欠いた、コの字状の形のひだである靴下のインナー。
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