JP3501367B2 - 調整可能な脚部保護用具 - Google Patents

調整可能な脚部保護用具

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JP3501367B2
JP3501367B2 JP2001102188A JP2001102188A JP3501367B2 JP 3501367 B2 JP3501367 B2 JP 3501367B2 JP 2001102188 A JP2001102188 A JP 2001102188A JP 2001102188 A JP2001102188 A JP 2001102188A JP 3501367 B2 JP3501367 B2 JP 3501367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気性と吸湿性を
有する材料からなり、足底部と足先端部とを覆い、靴の
内部との接触を隔絶し、脚部の衛生を保持すると共に、
快適感を向上し、且つサイズを調整でき、それぞれ異な
る足のサイズに適応でき、且つ所定の時間の使用後に使
い捨てるようにしてもよい調整可能な脚部保護用具に係
わるものである。
【0002】
【従来の技術】一般の革靴は水で洗うことができないの
で、靴の内部に長期間に汗と脚部分泌物とが蓄積され、
容易に腐ってしまったり、細菌を生じたりするようにな
り、悪臭まで放つこともしばしばある。脚部に靴下を履
かない場合、または単にストッキングを履く場合、靴を
履く脚部の清潔さと衛生を確保できなくなる。
【0003】また、革靴の固有のシートは、一般に材質
が硬く、弾性が悪い。長期間に亘って使用すると、容易
に脚部に傷を付けるようになる(例えば、足底部に腫れ
物が生じる)。布またはゴムによって作られるスポーツ
シューズ及びレジャー靴には、一般に厚いスポンジ製の
シートが使用されるが、それによって振動防止効果を図
り、旦つ水で洗うことができるが、水で洗った場合、そ
の後に乾かしにくくなり、且つスポンジシートが大量に
汗を吸収しやすいので、細菌と悪臭を生じ易くなる。
【0004】脚部の清潔衛生と快適感を得るために、一
般の人は靴を履く前によく靴下を履くが、靴下を履いた
場合にあってもその欠点を有する。つまり、綿や毛など
の吸湿性の好ましい靴下は、一度汗を吸収して濡れた後
には、逆に皮膚に対し粘着性を生じ、脚部に不快適感を
与えるようになる。また、スカートを穿く女性にあって
は、一般的な短い靴下はシューズより露出され、美感上
好ましくない。そのため、ストッキングのほうがすべす
べして靴が履きやすく、美感を達成しやすいので、大部
分の女性はストッキングを穿くようになっている、。し
かしながら、ナイロンなどの繊維は一般に吸湿性が悪
く、暑い時期に履く場合には不快であり、且つその材料
が薄くなるので、シューズ内における細菌の繁殖や悪臭
の放出などの欠点を依然として生じるようになる。
【0005】靴と靴下の前記諸欠点に鑑みて、他の数多
くの補助性の脚部保護用品が提案されるようになってい
る。例えばシートがその1種である。当該シートは一般
には靴の内部に置かれ、クッションを増加すると共に、
吸湿力をも向上でき、また、抗菌剤や防臭剤などを添加
するものもあり、脚部の快適感を向上できるようにな
り、且つ脚部疾病の生成も防止できるようにするが、ク
ッション及び吸湿力の強いものはその厚さが厚く、脚部
を押し詰めしやすくなり、逆に不快適感を生じる。さら
にその耐久性については、大量に汗を吸収するためその
抗菌性と防臭性などの効果が所定の時間の使用後に迅速
に劣るようになる。厚さの薄いものの場合では、クッシ
ョンと吸湿効果が特に悪くなる。また、一般のシートは
大体足底部のみに接触し、足指部の上面部と足の上面部
(甲部)に接触することがなく、足部の衛生や快適感の
増進についてその効果に限度がある。
【0006】前記説明したものの類似の従来例として、
特開平7-23806号公報、特開平11−32808
号公報、実用新案登録第3056083号及び同第30
73086号などが挙げられる。また、靴下に穿くこと
ができる中敷としては、例えば特開2000―3720
6号公報に示されているものがあり、当該物は片状を呈
し、足底部に付着され、複数の突起体を有し、足底部に
マッサージ効果を生じさせる効果があるとはいえ、脚部
の衛生や吸湿などの効果につてはあまり期待できな
い。
【0007】特開平9−176902号公報に記載され
た携帯用使い捨て靴下は、その形状が普段に使用される
浴室用の帽子に似ており、緩んだ方式によって脚部を包
み、主に、靴を脱いだ際に脚部を包む用途に使用され
る。
【0008】実開平6−33907号公報に記載される
指付き靴下は、分割した指袋部を有し、指部のそれぞれ
の挿入を許容し、その開口と弾性帯とは靴面より低く形
成でき、靴内に履かれる場合に露出することはなく、ス
トッキングや他の靴下と合わせて使用できるが、そのク
ッション性及び吸湿能力には限度があり、サイズの調整
には範囲が小さく、製造コストが高く、使い捨てのもの
として使用する場合に適しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例における
靴,靴下及びシートなどには、すべての機能性が完備さ
れていないという欠点を有することに鑑みて、本発明
は、前袋部を有する足シートを提供し、通気性及び吸湿
性の材料からなり、また、足シートの両側にそれぞれ側
翼を有し、足底部と指部と両側面部と脚背面部前端を包
むことができ、靴の内部と隔絶でき、足部を完璧的に保
護でき、細菌などの感染を受けることがなく、脚部の衛
生を保持でき、且つ振動を防止できると共に、防湿性を
有し、足部の乾燥性と快適性を保持できるものを提供す
ることをその主要な目的とする。
【0010】本発明は、使用の際、靴内に内蔵でき、露
出することがなく、靴下やストッキングの効果を発揮で
き、且つ靴下とストッキングと合わせて使用でき、脚部
のクッション性と吸湿能力を向上でき、且つ服及び靴に
容易に合わせることができ、外見上に違和感を生じさせ
ない脚部保護用具を提供することをその次の目的とす
る。
【0011】本発明は、良好的なサイズ調整機能を有
し、それぞれ異なるサイズの脚部に合わせることがで
き、且つ男女を問わず、すべて適用でき、且つ左足や右
足を問わずすべて適用でき、そのため、コストを低減で
き、短期間使用後に捨ててもよく、靴下を洗濯と乾燥
する作業の必要がなく、旅行と出張に好適な便利性を提
供できる物品を提供することをその第3の目的としてい
る。
【0012】本発明は、良好的な通気性と吸湿性を有
し、一般の綿製靴下に合わせて穿くことができ、いつで
も脱いで使い捨てでき、いつでも清潔的な脚部保護用具
と交換でき、足部をよく乾燥と快適に保持し、特に足部
に汗が多い人や激しい体力活動、例えばスポーツや球技
運動やハイキングや登山などの汗生成量が多い場合に適
用できる脚部保護用具を提供することをその第4の目的
としている。
【0013】本発明は、脚部保護用具の前端部に5個の
分離した指収納袋を設けることによってそれぞれ指部を
収納し、指同士間の空気の流通性を増進し、指同士間の
汗を吸収し、指同士間の皮膚の摩擦を減少し、指同士間
の乾燥性と快適性を向上し、且つ足部疾病の生成を防止
できる脚部保護手段を提供することをその第5の目的と
する。
【0014】本発明は、抗菌剤と防臭剤と足部疾病治療
用薬物などの薬品を脚部保護用具に施し、脚部、特に指
部の感染を防止または感染しにくくすることをその第6
の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記諸課題を解決するた
めに、本発明による調整可能な脚部保護用具は、通気性
と吸湿性を有する材料、例えば不織布や織布や紙類など
の材料を高周波加熱または熱溶融の方式によってまず足
シートを作り、また、足シートの上面部と先端部に指部
保護層を接着し、前袋部を形成し、前記前袋部の下方に
前端部を形成し、且つその後方に中間部と足踵部を形成
する。足シートには上層と中間吸湿層と底層を有し、底
層は、中間部と足踵部の両側にそれぞれ外方へ突出する
側翼を有し、それぞれの側翼に少なくとも1つの縦方向
縫目を有し、且つ足踵部の両側に沿って足腫部縫目を形
成し、且つ足踵部に複数の隔てられた横方向縫目が形成
され、適当な縫目に沿って余分の足シートの末端と側翼
の外側辺をカットでき、また、接着部によって両側翼の
末端から足踵部までの部位を接合でき、この場合、脚部
保護用具が足底部と指部と両側面と足背面部と先端部を
完全に包むことができ、足部の衛生を向上でき、細菌の
感染を防止でき、クッション性と吸湿力を向上でき、脚
部の乾燥性と快適性を増進できる。
【0016】本発明の脚部保護用具は密接的に脚部を覆
うことができ、スリッパを履くように地面を叩くことは
なく、靴下やストッキングを取り替えて代用でき、ま
た、靴下やストッキングの外部または内部に穿いてもよ
く、靴や靴下の内部に隠して外部へ露出させることがな
く、外見の不協調を引き起こすことはなく、女性の場合
では、ストッキングを履く場合、またはストッキングや
靴下を履くつもりがない場合、すべて足部の衛生を増進
でき、且つ乾燥で快適で便利である。
【0017】本発明の脚部保護用具はそのサイズを調整
でき、異なるサイズの脚部の使用に供することができ
る。且つ男性や女性や左足や右足などを問わずすべて適
用できる。そのため、製造コストを低減でき、使い捨て
式の用具として本発明を使用する場合、巧みに包装で
き、携帯に便利であり、自動販売機によっても販売で
き、コンビニでの販売にも好適であり、ユーザーがいつ
でも交換利用でき、使用後の脚部保護用具を捨ててもよ
く、携帯と洗濯と乾燥などの煩雑な処理作業は一切不要
である。旅行者や出張者に対してはとても便利である。
【0018】本発明は、前袋部の前端部に5つの分離し
た指袋を形成し、それぞれ指部を収納することによって
指同士間の空気の流通性を向上し、且つ指同士間の汗を
吸収し、指同士間の摩擦を減少することによって指同士
間の乾燥性と快適性を向上すると共に、足部疾病の生成
を防止できる。
【0019】本発明は、指部保護層と足シートに抗菌や
防臭などの処理を施すことができ、足部の細菌の感染に
よる疾病を治療でき、または細菌の感染度を減少させる
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。 図1と図
2A及び図2Bは本発明の実施例1の脚部保護用具1で
あり、それには指部保護層2と足シート3とを有する。
指部保護層2は前縁部且つ両側縁部に沿って足シート3
に接着され、前袋部21を形成し、それは閉鎖される前
縁部22と後縁部23と後方へ向ける開口を有し、足前
部と指部を収納できる。脚部保護用具1は円弧形の縫目
24を有し、その両端が後縁部23と接する。
【0021】足シート3は柔軟で細長い形状の複合層状
体であり、その上下構造として上層4と中間吸湿層5と
底層6とを含む。足シート3はその前後関係が前端部3
1と中間部32と足踵部33とを有する。前端部31は
指部保護層2の下方に位置する。前端部31と中間部3
2には大きいほうの幅があり、足踵部33の幅がより狭
く形成される。足シート3の外形が大体左右対称を成
し、左足または右足の使用に供することができる。
【0022】底層6は中間部32び足踵部33の両側
より外方へ向いて両側翼部61,61´を延出形成す
る。側翼部61,61´にはそれぞれ少なくとも1本の
縦方向縫目65,65´を有し、それらは側翼の外縁部
に対し所定の間隔で隔てられ、足踵部33の両側縁部に
もそれぞれ足踵部縦縫目34を有し、且つ足踵部33を
跨って複数の隔てられる横縫目35を有する。両側翼部
61,61´の前端部と前袋部21とが所定の長さ重ね
られ、且つ前端の上部表面に接着部62,62´が形成
され、また、接着部62,62´には剥離紙63,63
´が覆われている。両側翼61,61´の末端64,6
4´が足踵部33の後部より突出しており、そのうちの
末端64´には接着部7が設けられ、前記横縫目35も
接着部7を横渡して形成される。
【0023】指部保護層2の上層4と底層6とは、通気
性且つ透水性の不織布,織布,または紙類によって製造
され、吸湿層5は高吸湿性の材料より製造され、例えば
公知の素材ウッドパルプ(Wood Pulp)や高分子
ポリ繊維などが用いられる、前記上層4と吸湿層5は、
公知の接着方法例えば、高周波加熱または熱溶着などの
方式によって上層4の外縁部にそって底層6に接着す
る。指部保護層2も同様な方式によって足シート3に接
着されて前袋部21を形成する。
【0024】図3と図4に示すように、本発明の脚部保
護用具は使用の際、ユーザーが足前端と指部を前袋部2
1に入れ、それから足踵部後端部と合わせる横縫目35
を見て縦縫目34に沿って側翼部61,61´を取り離
した足踵部まで取り離し、それから合わせられる横縫目
35に沿って余分の足踵部33末端をカットする。
【0025】ユーザーは一部の側翼末端64,64´を
保留することによって足踵部を囲むようにし、それか
ら、選定した横縫目35に沿って余分の側翼末端64,
64´をカットする。それから、側翼末端を積み重ねる
方式によって足踵部の後方に囲み、それから接着部7に
よって側翼61の外表面に接着し、こうする場合、脚部
保護用具1が緊密的に足部を覆うことができる。
【0026】ユーザーも縫目65,65´に沿って余分
の側翼61,61´の外縁部をカット除去でき、それか
ら剥離紙63,63´を取り離し、接着部62,62´
によって側翼61,61´の前端部を指部保護層2の外
表面に接着でき、こうする場合、側翼61,61´を足
の両側面に貼り付けられ、且つ指部保護層を伸ばすこと
によってそれを平坦として皺が出ないようにすることが
できる。
【0027】前記構成によって製造される脚部保護用具
1は足底部と指部と足両側面と一部の足背面部を完全に
覆う事ができ、靴の内部との接触を隔絶でき、各種の細
菌による感染を防止でき、足部及指部より生じる汗が
上層4より吸湿層5に沁み込み、指部保護層2と側翼6
1,61´に沁み込み、蒸発して大気に発散され、足部
の乾燥と快適感を保ち、また、足シート3もクッション
性を増加でき、足部の傷むことを減少できる。
【0028】前記の脚部保護用具1は靴下やストッキン
グを代用でき、靴下やストッキングの内部や外部に履く
こともでき、縫目65,65´及び24に沿って適当に
側翼61,61´の外縁部と指部保護層2の後縁部23
における余分の部分をカットして除去することによって
靴8内に履かれる場合、その上縁部81(図4参照)を
超えないようにすることができ、そのため、任意に服を
合わせることができ、美観性に影響を与えることがな
く、特に女性がストッキングを履いている場合、且つ靴
下を履きたくない場合、及びストッキングを履きたくな
い場合に適する。
【0029】本発明の脚部保護用具1は短期間使用また
は使い捨て式のものとして使用でき、旅行者や出張者に
好適であり、旅行中に靴下洗濯・乾燥などの手数を省
略でき、また、足部に汗が多い場合や激しい体力活動を
して大量に汗が出る場合、本発明の脚部保護用具1は靴
下に合わせて一斉に使用でき、クッション性と吸湿能力
を増加でき、足部を乾燥で快適感を持たせるように感じ
させることができる。また、濡れたり汚くなった脚部保
護用具1はいつでも捨てることができ、身につける必要
がなく、多くの不便性を解消できる。
【0030】前記に説明した本発明の基本的な構造や特
徴や機能性や優れる点など、本発明はそれらの基本構造
をさらに改変してまたは補充してそれらの使用可能性を
向上でき、以下に本発明の他の実施例を説明する。
【0031】図1に示すように、脚部保護用具1の上層
4と底層6にはプレス加工によって複数の凹凸形状の滑
り防止縞36のパターンを形成でき、表面摩擦力を向上
できる。こうする場合、足部が脚部保護用具1に履かれ
る場合または脚部保護用具を靴内に履く場合、滑りを防
止でき、脚部の傷むことを防止できる。他に、図1に示
すように、指部保護層2と足シート3とに複数の通気孔
25,37を形成し、靴内及び指同士の間に空気を流通
促進でき、湿気の蒸発を増進でき、足部の乾燥と快適
感を保持できる。
【0032】本発明の他の目的はサイズを調整可能に
し、それぞれ異なるサイズの脚部の使用に供することで
ある。そのため、その基本的なサイズは大きいほうの脚
部を収納するために形成されるサイズである。、小さい
ほうの足部の着用に調整できるように、足シート3の縦
方向の寸法は適当な横縫目35に沿って足腫部33の末
端の余分の部分をカットすることによって調整できる。
普段、人間の足部の横方向のサイズの差別が小さく、縦
方向のサイズの差別が大きくなり、そのため、足シート
3の幅方向のサイズを調整することによって幅の小さい
ほうのユーザーの足部に適用するために、側翼61,6
1´を上方へ向いて引っ張って足シート3の両側を上向
きにして足の両側面を貼り付けれよい(図4参照)。
足シート3が厚いため、その引っ張り上がる両側辺を足
の両側面に沿うようにするために図1と図2Aと図2B
に他の実施例を示す。それらは足シート3の両側縁部の
所定の距離隔 たった位置に1本以上の縦方向の折り込み
線38を形成する。この場合、足シート3の両側が引っ
張られ容易に足部に付着するようになり、足部の快適感
を向上できる。同様に、足シートの前端部31において
も両側に1本以上の円弧形状の折り込み線39を形成で
き、それらによって前端部31の両側を容易に指部に引
きずられて近接させることができ、そのサイズを小さい
ほうの脚部の使用に適するようにすることができる。
【0033】接着部7は両側翼末端64,64´を接着
してそれらを足踵部に囲むことができるようにするもの
であり、すべりや緩みを防止できる。それらは従来の数
多くの接着技術より適当に選択使用できる。図1と図2
Aと図2Bはそれらの実施例であり、それらは側翼61´
の末端64´に近接する上表面に粘着層71を塗布し、
且つその上に剥離紙72を覆う。粘着層71と剥離紙7
2にも横縫目35が形成される。使用の際、一部の剥離
紙72を取り離し、粘着層71を露出させ、それを他の
側の側翼61の外表面に(図3と図4に示すように)接
着させるようにする。
【0034】粘着層71を繰り返して側翼61より取り
外し使用できるようにするために、側翼61の外表面に
すべすべのガラス紙66を付着して粘着層71の接着を
供することができる(図2B、図3及び図4参照)。
【0035】図5Aと図5Bは接着部7の他の2つの実
施例である。図5Aにおいて、それにはテープ73を有
し、2枚の剥離紙74,74´によってそれぞれ半分を
覆って形成されるものであり、使用の際、まず一枚の剥
離紙(例えば74´)を取り外し、半分のテープ73を
露出させ、それからある側翼の末端(例えば64´)の
外表面に接着し、それから当該側翼末端を足腫部を取り
囲んで他の側翼61の外表面に重ね、また、他の半分の
剥離紙74を取り外してテープ73の他の半分の接着層
を露出させ、側翼61の外表面に接着する(図示しない
が、図4に示す状態に近い)。
【0036】図5Bは他の接着部の実施例であり、図5
Aに示すものに似ており、それらには2枚の分離したテ
ープ76,76´を有し、それぞれ一端が一枚の中間に
設置される弾性帯77に連結される。テープ76,76
´においてはそれぞれ剥離紙78,78´が設けられ、
その使用方式は図5Aに示すものに似ており、しかしな
がら弾性帯77を有するようになるから、側翼末端6
4,64´が緊密的に足踵部に付着されるようになり、
すべったり緩んだりすることは一切ない。
【0037】前記側翼61,61´の前端の接着部6
2,62´も単独なテープ73例えば、図5Aに示すも
のに利用でき、こうする場合、足シート3の製造プロセ
スをもっと簡素化できるようになる。
【0038】図6は本発明の脚部保護用具1の他の実施
例であり、それらは主に靴舌部を有する靴の場合やユー
ザーが脚部保護用具1を足背面部を覆うようにしたい場
合に応用されるものである。それらは指部保護層2を前
袋部後縁部23より後向いて所定の長さを延伸して舌部
26を形成するもので、舌部後縁部27と両舌部側縁部
28と複数の隔てられた横縫目29を有し、舌部26は
両側翼61,61´に合わせると、足背面部に対し多い
包み部を提供できる。そのサイズを調整して小さいほう
の足部に適用するために、横縫目29と縦縫目65,6
5´より余分の舌部26の末端や側翼61及び側翼61
´の外端部をカット除去できる。また、舌部26もテー
プ73(図5A参照)を用いて側翼61,61´に接着
でき、それらを緊密的に足背面部を覆い、滑りを防止で
きるようにする。
【0039】図7は本発明の他の実施例であり、それら
は前袋部21の前端部に5つの分離した指袋81,8
2,83,84,85を形成し、それぞれの指袋には封
じられる前縁部と両側縁部と後向く開口を有し、指部を
収納できるように形成される。
【0040】このような構造を有する場合、指部同士間
の空気の流通を向上でき、指部同士間の汗を吸収でき、
指部同士間の摩擦を減少でき、指部の乾燥と快適感を向
上でき、足部の疾病の生成を防止できる。指袋を柔軟に
指部に覆うように、足シート先端部31の前縁部に指袋
の開口の外部に前端縁部30を設けることによって上層
4と吸湿層5との終止縁部とすることができる。
【0041】即ち、それぞれの指袋は単に指部保護
と底層6とによって接着形成され、勿論、前端縁部30
を吸湿層5と底層6の終止層としてもよい。それぞれの
指袋は指部保護層2と上層4とによって接着することに
より形成できる。この実施例の場合では左足と右足の脚
部保護用具1はそれぞれ別れて製造するようになる。
【0042】本発明の脚部保護用具1は適当に脚部と指
部を包む事ができ、靴内部との接触を避けることができ
るほかに足部の衛生も向上でき、且つクッション性と吸
湿能力を向上でき、足部の乾燥と快適感を向上でき、且
つ指部保護層2と足シート3(指袋81〜85を含む)
に抗菌剤や臭気除去剤や疾病治療薬などの処理を施せ、
医療の効果を付加させることができ、足部の清潔と細菌
の感染の防止の効果を図れる。
【0043】前記指部保護2と上層4と底層6は通気
性及び透水性の好ましい不織布や織布や紙類によって製
造されてなるシートを、カット生成して伸縮性を有する
シートを形成するのが好ましい。前袋部21または指袋
81〜85を形成して足前端突起部を収納するために、
指部保護層2を足シート3の前端部に接着する場合、平
面接着または足モデルを製造して予め接着するように成
形させることができる。
【0044】指部保護層2と前端部31は平面接着方式
を採用して前袋部21または指袋81〜85を形成する
場合、指部保護層2と前端部31には大きいほうの幅を
有するように突起した足前端部を収納できるようにする
方がよい。
【0045】他の方式はまず通用性の足前端部(例え
ば、図7の実施例に従うと共に、指部を包含する)の足
モデルを作り、指部保護層2と前端部31を接着して突
起を有する前袋部21と指袋81〜85を形成してもよ
い。
【0046】本発明の脚部保護用具1はまず大きいほう
のサイズに製造して、使用の際、余分の足踵部33と側
翼61,61´をカット除去し、小さいほうの足に適用
できるようにすることができ、大きい範囲の脚部のサイ
ズのユーザーの使用に供することができ、コストを低減
でき、流通性を向上できる。また、予め複数のサイズの
ものを製造し、例えば、大中小の3サイズに作り、足部
の異なるサイズのユーザーのそれぞれに適用できるよう
にすることもできる。こうする場合、コストは増加する
が、それぞれのサイズの脚部保護用具を小さい範囲内で
調整できるようにし、足部にもっとフィットすると共
に、快適感を生じさせることができるようになる。
【0047】
【発明の効果】前記の説明から分かるように、本発明の
脚部保護用具は通気性と吸湿性の材料によって製造さ
れ、且つサイズを調整可能に製造し、且つその指部保護
層と足シートとが足底部と指部と両側面と一部の足背面
部とを包むことができ、靴内で靴内部との直接的な接触
を防止でき、足部と指部の靴内に発生する細菌の感染を
防止でき、脚部の清潔と衛生を確保できる。
【0048】本発明の脚部保護用具はまたクッション性
の好ましい、且つ吸湿力が強い足シートを提供し、且つ
吸湿力を有する指部保護層と底層と側翼とを有し、足部
の振動防止能力を向上でき、脚部の傷むことを効果的に
保護できると共に、脚部の乾燥と快適感を確保できる。
【0049】本発明の脚部保護用具は前袋部を有する足
シートと側翼を有し、脚部を覆う事ができ、履く場合、
靴より露出することがなく、靴下とストッキングに合わ
せても利用でき、足部の衛生と快適感を向上でき、且つ
外観上に悪い影響を与えることがないので、ユーザの着
用の協調性を確保できる。
【0050】本発明の脚部保護用具は指部保護層と足シ
ートに設けられる縫目に沿って余分の指部保護層の末端
と足踵部の末端と側翼の外端部をカット除去でき、且つ
足シートに設けられ折り込み線によって脚部保護用具
のサイズを調整して異なるサイズの足部に適用可能に調
整できる。
【0051】本発明の脚部保護用具は左右対称式構造を
採用することができ、且つサイズ調整可能であるの
で、男性や女性や左足や右足を問わずすべて利用でき、
製造コストを減少でき、短期間の使用後に使い捨てでき
るので、洗濯と乾燥化の手数を除去でき、旅行者や出張
者に特に好適である。
【0052】本発明の脚部保護用具は軽くて巧みな形に
作ることができるので、ユーザーの携帯に便すると共
に、自動販売機によって販売でき、且つコンビニでも販
売でき、ユーザーがいつでも選択や交換ができ、脚部の
衛生と清潔さと乾燥と快適感を常時に確保できる。
【0053】本発明の脚部保護用具は前袋部の前端部に
5つの分離した指袋を形成することによってそれぞれの
指部を収納できるようにし、指部同士間の空気の流通性
を確保できるほか、指部同士間の汗を吸収でき、指部同
士間の皮膚の摩擦を減少でき、指部の乾燥と快適感を向
上でき、細菌による感染を防止できる。
【0054】本発明の脚部保護用具は指部保護層と足シ
ートに抗菌剤や臭気除去剤や疾病治療薬を施すことによ
って脚部の疾病を治療でき、細菌の感染の防止でき、足
部の健康と快適さを向上できる。更に又、脚部保護用具
1の上層4と底層6にはプレス加工によって複数の凹凸
形状の滑り防止縞36のパターンを形成でき、表面摩擦
力を向上できる。こうする場合、足部が脚部保護用具1
に履かれる場合または脚部保護用具を靴内に履く場合、
滑りを防止でき、脚部の傷むことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の調整可能な脚部保護用具を
示す斜視透視図である。
【図2A】図1における線2A−2Aに沿う断面図であ
る。
【図2B】図1における線2B−2Bに沿う断面図であ
る。
【図3】実施例1の使用状態を示す透視図である。
【図4】実施例1の使用状態を示す側面図である。
【図5A】本発明の接着部の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図5B】本発明の接着部の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図6】本発明の実施例2を示す斜視透視図である。
【図7】本発明の実施例3を示す平面図である。
【符号の説明】
1 調整可能な脚部保護用具 2 指部保護層 21 前袋部 22 前縁部 23 後縁部 24 縫目 25 通気孔 26 舌部 27 舌部後縁部 28 舌部側縁部 29 横縫目 3 足シート 30 前端縁部 31 前端部 32 中間部 33 足踵部 34 足踵部縦方向縫目 35 足踵部横方向縫目 36 滑り防止縞部 37 通気孔 38 折り込み線 39 折り込み線 4 上層 5 吸湿層 6 底層 61 側翼 61´ 側翼 62 接着部 63 剥離紙 63´ 剥離紙 64 側翼末端 64´ 側翼末端 65 側翼縦縫目 65´ 側翼縦縫目 66 ガラス紙 7 接着部 71 粘着部 72 剥離紙 73 テープ 74 剥離紙 77 弾性帯 81〜85 指袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41B 11/10 A41B 11/00 A41D 13/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部の先端部及び指部を包む指部保護
    層と、 指部保護層の下方に位置すると共に、後方へ所定の長さ
    を延出させた足底部と足踵部を包む足シートと、からな
    り、 前記指部保護層と前記足シートとがすべて通気性を有す
    る不織布または紙類によって形成され、また、前記足シ
    ートは前端部と中間部と足踵部とを有し且つ指部保護
    層がその前縁部と両側縁部に沿って前端部の外縁部に接
    着されて前袋部を形成し、当該前袋部には密封の前縁部
    と両側縁部と後向く開口を有し、前袋部開口部より後方に所定の長さ延伸させた舌部が形
    成されると共に、該舌部には後縁部と両側縁部とに複数
    の隔てられた横縫目が形成されており 、 前記足シートには中間部と足踵部の両側より外方へ向け
    て延伸する2つの側翼部が形成され、それぞれの側翼部
    には前袋部の末端と所定の長さが重ねられる前端部を有
    し、側翼部の前端部の上部表面に側面接着部が形成さ
    れ、それぞれの側翼部には少なくとも1つの縦方向縫目
    を有し、外縁部と所定の距離隔てられ、且つ足踵部のあ
    る側縁部に沿って足踵部縦縫目が形成され、また、複数
    の所定の間隔を持つ足部横縫目が足踵部及びその両側
    翼に形成されると共に、両側翼の末端が足踵部の外方へ
    突出形成され、前記側翼のいずれか一方の末端表面に末
    端接着部が形成されるようにしたことを特徴とする調整
    可能な脚部保護用具。
  2. 【請求項2】 前記足シート包括上層と、前記上層の下
    方に位置し、外形が前記上層とほぼ同様で、通気性材料
    と吸湿性材料とからなる吸湿層と、前記吸湿層の下方に
    位置する底層とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の調整可能な脚部保護用具。
  3. 【請求項3】 前記指部保護層には複数の通気孔が形成
    されると共に、前記足シートにも複数の通気孔を有し、
    且つ両側縁部に所定の距離を隔てられる部位にそれぞれ
    一本以上の折り込み線を有し、且つ上層と底層にそれぞ
    れ凹凸状の滑り防止縞がプレス加工形成されるようにす
    ることを特徴とする請求項2に記載の調整可能な脚部保
    護用具。
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