JP5215237B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば電力用の送配電設備あるいは受電設備などに用いられ、可動通電部に連結された絶縁ロッドとこの絶縁ロッドを駆動する操作機構部とを備えた開閉装置に関するものである。
従来の開閉装置としては、図17に示すものがある。図17は開閉装置を示す断面側面図である。図17においては、操作機構部14の図示しない駆動源により操作ロッド14bを駆動し、その操作ロッド14bの駆動と連動して駆動レバー16が支軸16とともにその支軸16の軸心周りに反時計回りに回動し、駆動レバー16の他方側16bに連結された絶縁ロッド13が上方に押し上げられる。絶縁ロッド13の上端側である一方側13aに連結された可動通電軸8が上方に移動し、可動通電軸8の可動側電極7が固定通電軸6の固定側電極5に接触する。固定側電極5と可動側電極7とが接触することにより真空バルブ1の電極間が閉極される。
また、真空バルブ1の電極間を開極する場合には、操作機構部14の図示しない駆動源により操作ロッド14bを閉極時の動作とは逆方向に駆動し、その操作ロッド14bの駆動と連動して支軸16とともにその支軸16の軸心周りに時計回りに回動し、駆動レバー16の他方側16bに連結された絶縁ロッド13が下方に押し下げられる。絶縁ロッド13の上端側である一方側13aに連結された可動通電軸8が下方に移動し、可動通電軸8の可動側電極7が固定通電軸6の固定側電極5から離間とて接触状態が開放される。固定側電極5と可動側電極7との接触状態が開放されることにより真空バルブ1の電極間が開極される。
ところで、上述したような開閉装置においては、例えば事故時の短絡発生や種々発生する過電圧において適切な裕度を保つためにも、絶縁強度に格差を設けて地絡優先とすることが従来の知見であることから、絶縁強度を対地間<異相主回路間<主回路間の順に上げていくことが望ましい。このような適切な裕度を勘案して絶縁強度を選定することを絶縁協調とも言われている。
上述したような開閉装置における絶縁特性について述べる。絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離は図17にEで示すようなものとなる。図17に示すように、絶縁沿面距離Eを適切に確保するため、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁ロッド13にひだ部13cを間隔をおいて複数設けている。
例えば事故時の短絡発生や過電圧が発生した場合においては、主回路間や異相主回路間などではなく、大地電位側、すなわち、基台フレーム3側に短絡するようにしている。また、汚損や結露などにより絶縁性能が劣化してきた場合においても、必ず大地電位側、すなわち、基台フレーム3側に短絡するようにしている。このようにすることにより、開閉装置の損傷を小さく抑えるようにしている。
このように構成された従来の開閉装置においては、絶縁ロッド13にひだ部13cを設けて絶縁沿面距離Eを適切に確保するようにしているので、開閉装置の定格電圧に応じた絶縁ロッド13およびひだ部13cを選択して使用している。
特開昭61−185815号公報 特開2000−353460号公報
上述した従来の開閉装置においては、絶縁ロッド13にひだ部13cを設けて絶縁沿面距離Eを適切に確保するようにしているが、開閉装置の定格電圧に応じた絶縁ロッド13およびひだ部13cを選択して使用する必要がある。したがって、大容量の定格電圧用、中容量の定格電圧用、小容量の定格電圧用の使用用途が要求される場合には、3種類の絶縁ロッド13およびひだ部13cを必要としていた。
その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができず、量産化も困難なものとなり、コスト低減を図ることができないという課題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成でコスト低減を図ることができる開閉装置を提供することを目的とする。
この発明に係わる開閉装置は、絶縁フレーム内に配置される真空バルブと、軸心を前記真空バルブの電極間開閉方向と直交するように配設された支軸と、前記支軸と直交するように前記支軸に固着された駆動レバーと、前記駆動レバーの一方側に連結される操作ロッドを有し、前記駆動レバーを介して前記支軸を回動させる操作機構部と、一方側が前記真空バルブの可動通電軸に連結され、他方側が前記駆動レバーの他方側に連結され、前記支軸の回動に連動して前記真空バルブの電極間開閉方向に移動し、前記真空バルブの電極間を開閉する絶縁ロッドと、一方側が前記絶縁ロッドの一方側と前記絶縁ロッドの他方側との間で前記絶縁ロッドと所定の空隙を介して配置され、他方側が大地電位側にある部材に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段とを備えたものである。
また、この発明に係わる開閉装置は、大地電位側にある金属製の基台フレーム上に配置された絶縁フレームと、前記絶縁フレーム内に配置される真空バルブと、軸心を前記真空バルブの電極間開閉方向と直交するように配設された支軸と、前記支軸と直交するように前記支軸に固着された駆動レバーと、前記駆動レバーの一方側に連結される操作ロッドを有し、前記駆動レバーを介して前記支軸を回動させる操作機構部と、一方側が前記真空バルブの可動通電軸に連結され、他方側が前記基台フレームに設けられた貫通穴に貫挿されて前記駆動レバーの他方側に連結され、前記支軸の回動に連動して前記真空バルブの電極間開閉方向に移動し、前記真空バルブの電極間を開閉する絶縁ロッドと、一方側が前記絶縁ロッドの一方側と前記絶縁ロッドの他方側との間で前記絶縁ロッドと所定の空隙を介して配置され、他方側が大地電位側にある前記基台フレームに取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段とを備えたものである。
この発明に係わる開閉装置は、一方側が絶縁ロッドの一方側と絶縁ロッドの他方側との間で絶縁ロッドと所定の空隙を介して配置され、他方側が大地電位側にある部材に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段を設けた構成としたことにより、同じ絶縁ロッドを使用して絶縁沿面距離を調整することができる開閉装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる開閉装置を示す断面側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態3に係わる開閉装置を示す要部断面平面図である。 この発明の実施の形態4に係わる開閉装置を示す要部断面平面図である。
この発明の実施の形態5に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる開閉装置における絶縁沿面距離調整手段部を図5の左側から見た図である。 この発明の実施の形態5に係わる開閉装置を示す要部拡大断面側面図である。 この発明の実施の形態5に係わる開閉装置における絶縁沿面距離調整手段部を図7の左側から見た図である。
この発明の実施の形態6に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態7に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態8に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この発明の実施の形態9に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態9に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態10に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この発明の実施の形態11に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 この発明の実施の形態12に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。 従来の開閉装置を示す断面側面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる開閉装置を示す断面側面図である。図1において、1は真空バルブ、2は大地電位側にある金属製の基台フレーム3上に取り付けられた絶縁フレーム2であり、内部空間に真空バルブ1が配置される。4は絶縁フレーム2の上部側に取り付けられた上部側端子導体、5は真空バルブ1内に配置され、固定通電軸6に固着された固定側電極であり、固定通電軸6を通して上部側端子導体4と電気的に接続される。7は真空バルブ1内に配置され、固定側電極5と相対して対向し可動通電軸8に固着された可動側電極である。9は絶縁フレーム2の下部側に取り付けられた下部側端子導体、10は真空バルブ1外に延在する可動通電軸8と下部側端子導体9とを電気的に接続する可撓性導体である。11は上部側端子導体4の絶縁フレーム2外に伸張する端部に設けられた上部側ジャンクション、12は下部側端子導体9の絶縁フレーム2外に伸張する端部に設けられた下部側ジャンクションである。
13は真空バルブ1側と後述する操作機構部14とを電気的に絶縁するための絶縁ロッドであり、この絶縁ロッド13の一方側13a、すなわち、上端側が可動通電軸8の真空バルブ1外に延在する下端部に取り付けられ、この絶縁ロッド13の他方側13b、すなわち、下端側が基台フレーム3の貫通穴3aに挿通されて基台フレーム3内に位置している。13cは絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間に設けられたひだ部である。14は可動通電軸8を駆動するための操作機構部であり、図は一例として、大地電位側にある金属製の基台フレーム3上に取り付けられている。操作機構部14の外壁は大地電位側にある金属製のフレーム体14aで構成されている。なお、図示しない操作機構部14の駆動源により操作ロッド14bが駆動される。15は軸心を真空バルブ1の固定側電極5と可動側電極7間の開閉方向、すなわち、絶縁ロッド13の軸心と直交するように配設された支軸であり、例えば、操作機構部14が取り付けられた基台フレーム3内に軸支されている。16は支軸15に固着された駆動レバーであり、この駆動レバー16の一方側16aが操作機構部14の操作ロッド14bにピン17により連結され、駆動レバー16を介して支軸15を回動させる。また、駆動レバー16の他方側16bは絶縁ロッド13の下端側である他方側13bに回動自在にピン18により連結されている。
19は一方側19aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側19bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段19は、図は一例として、L字状板部材で構成されている。また、L字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応したものである。すなわち、絶縁沿面距離調整手段19を設けていない場合は、開閉装置の大容量の定格電圧用に対応したものである。
次に動作について説明する。上述した実施の形態1による開閉装置においては、操作機構部14の図示しない駆動源により操作ロッド14bを駆動し、その操作ロッド14bにピン17により連結された駆動レバー16の一方側16aが押し下げられ、すなわち、駆動レバー16は操作ロッド14bの駆動と連動して支軸16とともにその支軸16の軸心周りに反時計回りに回動する。駆動レバー16が反時計回りに回動することにより、駆動レバー16の他方側16bにピン18により連結された絶縁ロッド13が上方に押し上げられる。絶縁ロッド13が上方に押し上げられることにより、絶縁ロッド13の上端側である一方側13aに連結された可動通電軸8が絶縁ロッド13と連動して上方に移動し、可動通電軸8の可動側電極7が固定通電軸6の固定側電極5に接触する。固定側電極5と可動側電極7とが接触することにより真空バルブ1の電極間が閉極される。
また、真空バルブ1の電極間を開極する場合には、操作機構部14の図示しない駆動源により操作ロッド14bを閉極時の動作とは逆方向に駆動し、その操作ロッド14bにピン17により連結された駆動レバー16の一方側16aが押し上げられ、すなわち、駆動レバー16は操作ロッド14bの駆動と連動して支軸16とともにその支軸16の軸心周りに時計回りに回動する。駆動レバー16が時計回りに回動することにより、駆動レバー16の他方側16bにピン18により連結された絶縁ロッド13が下方に押し下げられる。絶縁ロッド13が下方に押し下げられることにより、絶縁ロッド13の上端側である一方側13aに連結された可動通電軸8が絶縁ロッド13と連動して下方に移動し、可動通電軸8の可動側電極7が固定通電軸6の固定側電極5から離間とて接触状態が開放される。固定側電極5と可動側電極7との接触状態が開放されることにより真空バルブ1の電極間が開極される。
ところで、上述した図17の構成は、開閉装置の大容量の定格電圧用に対応したものであり、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応したものとするときは、上述した従来装置の場合にはその中容量の定格電圧用に対応した絶縁ロッド13およびひだ部13cのものを使用する必要があった。しかし、この実施の形態1によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、L字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている。
このように、この実施の形態1によれば、絶縁沿面距離調整手段19を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図2に基づいて説明する。図2はこの発明の実施の形態2に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この実施の形態2において、20は一方側20aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側20bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段20は、図は一例として、L字状板部材で構成されている。また、L字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態2によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、すなわち、上述した実施の形態1による絶縁沿面距離よりもさらに縮めるために、L字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを上述した実施の形態1による対地間耐電圧レベルよりもさらに下げている。
このように、この実施の形態2によれば、絶縁沿面距離調整手段20を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
以上のように、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを開閉装置の大容量の定格電圧用、開閉装置の中容量の定格電圧用、開閉装置の小容量の定格電圧用のそれぞれ使用することができ、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図3に基づいて説明する。図3はこの発明の実施の形態3に係わる開閉装置を示す要部断面平面図である。
この実施の形態3においては、絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aに長穴19cを形成し、絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aと絶縁ロッド13のひだ部13cとの空間絶縁距離を調整して絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aをボルト21により基台フレーム3に固定するようにしたものである。
この実施の形態3によれば、絶縁沿面距離調整手段19の一方側19aと絶縁ロッド13のひだ部13cとの空間絶縁距離を容易に調整することができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態3に係わる開閉装置を示す要部断面平面図である。
この実施の形態4においては、絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aに長穴20cを形成し、絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aと絶縁ロッド13のひだ部13cとの空間絶縁距離を調整して絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aをボルト22により基台フレーム3に固定するようにしたものである。
この実施の形態4によれば、絶縁沿面距離調整手段20の一方側20aと絶縁ロッド13のひだ部13cとの空間絶縁距離を容易に調整することができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5を図5ないし図8に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の形態5に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。図6はこの発明の実施の形態5に係わる開閉装置における絶縁沿面距離調整手段部を図5の左側から見た図である。図7はこの発明の実施の形態5に係わる開閉装置を示す要部拡大断面側面図である。図8はこの発明の実施の形態5に係わる開閉装置における絶縁沿面距離調整手段部を図7の左側から見た図である。
上述した実施の形態1および実施の形態2においては、開閉装置の中容量の定格電圧用の絶縁沿面距離調整手段19、開閉装置の小容量の定格電圧用の絶縁沿面距離調整手段20としており、それぞれ高さ方向寸法が相違するL字状板部材となっている。この実施の形態5においては、一つの絶縁沿面距離調整手段23で開閉装置の中容量の定格電圧用、開閉装置の小容量の定格電圧用に使用することができるようにしたものである。
この実施の形態5における絶縁沿面距離調整手段23は、次のように構成される。L字状板部材からなる基材24の一方側24aが絶縁ロッド13のひだ部13c近傍に配置され他方側24bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に取り付けられ、基材24の一方側24aには上下方向に伸長する移動用長穴24cが形成されている。基材24の一方側24aの絶縁ロッド13側に配置され下方側にねじ(図示せず)が形成された調整体25が絶縁ロッド13のひだ部13cと所定の空隙を介して配置されている。調整体25は基材24の一方側24aに形成された移動用長穴24cを通してボルト26が調整体25のねじに螺入され、ボルト26の締め付けにより調整体25が基材24の一方側24aに保持されている。これら基材24、調整体25、ボルト26により、絶縁沿面距離調整手段23が構成されている。
図5および図6においては、調整体25が例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置しており、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている場合を示し、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。
図7および図8においては、調整体25が上方向に移動されて例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置しており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている場合を示し、上述した実施の形態2と同様の効果を奏する。なお、調整体25が上方向に移動は、ボルト26を少し緩めることにより、基材24の一方側24aに形成された移動用長穴24cの下から上方向に調整体25を移動させボルト26を締め付けることにより基材24の一方側24aに保持することができる。
このように、この実施の形態5においては、一つの絶縁沿面距離調整手段23でその調整体25の上下方向の移動調整により開閉装置の中容量の定格電圧用および開閉装置の小容量の定格電圧用の両方に対応して使用することができる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6を図9に基づいて説明する。図9はこの発明の実施の形態6に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この実施の形態6においては、金属製のボルト27からなる絶縁沿面距離調整手段の場合を示しており、ボルト27の頭部27aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、ボルト27のねじ部27bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に螺着されている。この絶縁沿面距離調整手段であるボルト27の頭部27aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態6によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、絶縁沿面距離調整手段であるボルト27の頭部27aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている。
このように、この実施の形態6においても、上述した実施の形態1と同様の効果を奏する。また、この実施の形態6においては、絶縁沿面距離調整手段であるボルト27を基台フレーム3に螺着するだけでよく、上述した実施の形態1よりもさらに簡単な構成とすることができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7を図10に基づいて説明する。図10はこの発明の実施の形態7に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この実施の形態7においては、金属製のボルト28からなる絶縁沿面距離調整手段の場合を示しており、ボルト28の頭部28aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、ボルト28のねじ部28bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に螺着されている。この絶縁沿面距離調整手段であるボルト28の頭部28aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態7によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、絶縁沿面距離調整手段であるボルト28の頭部28aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを上述した実施の形態6よりさらに下げている。
このように、この実施の形態7においても、上述した実施の形態2と同様の効果を奏する。また、この実施の形態7においては、絶縁沿面距離調整手段であるボルト28を基台フレーム3に螺着するだけでよく、上述した実施の形態2よりもさらに簡単な構成とすることができる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8を図11に基づいて説明する。図11はこの発明の実施の形態8に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この実施の形態8においては、金属製で長尺の調整ボルト29からなる絶縁沿面距離調整手段の場合を示しており、調整ボルト29の頭部29aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、調整ボルト29のねじ部29bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3a近傍に進退自在に螺入されている。図11はこの絶縁沿面距離調整手段である調整ボルト29の頭部29aが、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した状態のものである。
この実施の形態8によれば、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、絶縁沿面距離調整手段である調整ボルト29の頭部298aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている。
このような状態において、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを上げる際は、調整ボルト29を締めていくことにより、調整ボルト29のねじ部29bが基台フレーム3にさらに螺入されていき、調整ボルト29の頭部29aが例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に位置するまで締め付ければよい。
このように、この実施の形態8においては、一つの絶縁沿面距離調整手段である調整ボルト29の進退調整により調整ボルト29の頭部29aの上下方向の位置を調整することができるので、開閉装置の小容量の定格電圧用および開閉装置の中容量の定格電圧用の両方に対応して使用することができる。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9を図12および図13に基づいて説明する。図12および図13はこの発明の実施の形態9に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
これら各図において、大地電位側にある金属製の基台フレーム3の貫通穴3bは上述した各実施の形態における貫通穴3aよりも大きなものとして構成し、図12は例えば開閉装置の大容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離E1となっている。
この状態において、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離E2とする場合には、図13に示すように構成する。図13において、30は一方側30aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側30bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3b近傍に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段30は、図は一例として、断面Z字状板部材で構成されている。また、Z字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段30の一方側30aは、例えば絶縁ロッド13の基台フレーム3内に位置する他方側13b近傍に配置されており、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態9によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、Z字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段30の一方側30aを例えば絶縁ロッド13の基台フレーム3内に位置する他方側13b近傍に配置し、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離E2として対地間耐電圧レベルを下げている。
このように、この実施の形態9によれば、絶縁沿面距離調整手段30を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
実施の形態10.
この発明の実施の形態10を図14に基づいて説明する。図14はこの発明の実施の形態10に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
この実施の形態10において、開閉装置の小中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離E3とする場合には、図14に示すように構成する。図14において、31は一方側31aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側31bが大地電位側にある部材、図は一例として、金属製の基台フレーム3の貫通穴3b近傍に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段31は、図は一例として、断面Z字状板部材で構成されている。また、Z字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段31の一方側31aは、例えば絶縁ロッド13の基台フレーム3上面と同レベルに位置する他方側13b近傍に配置されており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態10によれば、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、Z字状板部材で構成された絶縁沿面距離調整手段31の一方側31aを例えば絶縁ロッド13の基台フレーム3上面と同レベルに位置する他方側13b近傍に配置し、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離E3として対地間耐電圧レベルを上述した実施の形態9よりもさらに下げている。
このように、この実施の形態10によれば、絶縁沿面距離調整手段31を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。また、上述した実施の形態9と同様の効果を奏する。
実施の形態11.
この発明の実施の形態11を図15に基づいて説明する。図15はこの発明の実施の形態11に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
上述した各実施の形態においては、大地電位側にある部材として、金属製の基台フレーム3としその基台フレーム3に絶縁沿面距離調整手段を取り付ける場合について述べたが、この実施の形態11においては、大地電位側にある部材として、操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aとする場合を示している。
図15において、32は一方側32aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側32bが操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aに取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段32は絶縁フレーム2を貫挿し、絶縁沿面距離調整手段32の一方側32aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態11においては、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、絶縁沿面距離調整手段32の一方側32aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの最下方のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている。すなわち、この実施の形態11の場合は絶縁沿面距離調整手段32を通して操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aに短絡するように構成したものである。
このように、この実施の形態11によれば、絶縁沿面距離調整手段32を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
実施の形態12.
この発明の実施の形態12を図16に基づいて説明する。図16はこの発明の実施の形態12に係わる開閉装置を示す要部断面側面図である。
上述した各実施の形態においては、大地電位側にある部材として、金属製の基台フレーム3としその基台フレーム3に絶縁沿面距離調整手段を取り付ける場合について述べたが、この実施の形態11においては、大地電位側にある部材として、操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aとする場合を示している。
図16において、33は一方側33aが絶縁ロッド13の一方側13aと他方側13bとの間でその絶縁ロッド13と所定の空隙を介して配置され、他方側33bが操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aに取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段である。この絶縁沿面距離調整手段33は絶縁フレーム2を貫挿し、絶縁沿面距離調整手段33の一方側33aは、例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置されており、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応したものである。
この実施の形態12においては、絶縁ロッド13およびひだ部13cは同一のものを使用し、絶縁ロッド13の一方側13aの可動通電部と例えば大地電位側にある金属製の基台フレーム3との間の絶縁沿面距離を開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した距離に縮めるために、絶縁沿面距離調整手段33の一方側33aを例えば絶縁ロッド13の複数のひだ部13cの下から2段目のひだ部13c近傍に配置し、開閉装置の小容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離として対地間耐電圧レベルを下げている。すなわち、この実施の形態12の場合は絶縁沿面距離調整手段33を通して操作機構部14の外壁で大地電位側にある金属製のフレーム体14aに短絡するように構成したものである。
このように、この実施の形態12によれば、絶縁沿面距離調整手段33を設けるという簡単な構成により、同一の絶縁ロッド13およびひだ部13cを使用して、開閉装置の中容量の定格電圧用に対応した絶縁沿面距離を確保することができる。その結果として、開閉装置の部品の標準化を図ることができ、量産化も可能となり、コスト低減を図ることができる開閉装置を得ることができる。
この発明は、例えば電力用の送配電設備あるいは受電設備に用いられ、可動通電部に連結された絶縁ロッドとこの絶縁ロッドを駆動する操作機構部とを備えた開閉装置に関し、簡単な構成でコスト低減を図ることができる開閉装置の実現に好適である。
1 真空バルブ 2 絶縁フレーム
3 基台フレーム 8 可動通電軸
13 絶縁ロッド 14 操作機構部
14a 操作ロッド 15 支軸
16 駆動レバー 19 絶縁沿面距離調整手段
20 絶縁沿面距離調整手段 23 絶縁沿面距離調整手段
27 絶縁沿面距離調整手段 28 絶縁沿面距離調整手段
29 絶縁沿面距離調整手段 30 絶縁沿面距離調整手段
31 絶縁沿面距離調整手段 32 絶縁沿面距離調整手段
33 絶縁沿面距離調整手段

Claims (7)

  1. 絶縁フレーム内に配置される真空バルブと、軸心を前記真空バルブの電極間開閉方向と直交するように配設された支軸と、前記支軸と直交するように前記支軸に固着された駆動レバーと、前記駆動レバーの一方側に連結される操作ロッドを有し、前記駆動レバーを介して前記支軸を回動させる操作機構部と、一方側が前記真空バルブの可動通電軸に連結され、他方側が前記駆動レバーの他方側に連結され、前記支軸の回動に連動して前記真空バルブの電極間開閉方向に移動し、前記真空バルブの電極間を開閉する絶縁ロッドと、一方側が前記絶縁ロッドの一方側と前記絶縁ロッドの他方側との間で前記絶縁ロッドと所定の空隙を介して配置され、他方側が大地電位側にある部材に取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段とを備えたことを特徴とする開閉装置。
  2. 大地電位側にある金属製の基台フレーム上に配置された絶縁フレームと、前記絶縁フレーム内に配置される真空バルブと、軸心を前記真空バルブの電極間開閉方向と直交するように配設された支軸と、前記支軸と直交するように前記支軸に固着された駆動レバーと、前記駆動レバーの一方側に連結される操作ロッドを有し、前記駆動レバーを介して前記支軸を回動させる操作機構部と、一方側が前記真空バルブの可動通電軸に連結され、他方側が前記基台フレームに設けられた貫通穴に貫挿されて前記駆動レバーの他方側に連結され、前記支軸の回動に連動して前記真空バルブの電極間開閉方向に移動し、前記真空バルブの電極間を開閉する絶縁ロッドと、一方側が前記絶縁ロッドの一方側と前記絶縁ロッドの他方側との間で前記絶縁ロッドと所定の空隙を介して配置され、他方側が大地電位側にある前記基台フレームに取り付けられた金属製の絶縁沿面距離調整手段とを備えたことを特徴とする開閉装置。
  3. 前記絶縁沿面距離調整手段はL字状板部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉装置。
  4. 前記L字状板部材は任意の位置に調整できることを特徴とする請求項3に記載の開閉装置。
  5. 前記絶縁沿面長調整手段はボルトであることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉装置。
  6. 前記ボルトは任意の位置に調整できることを特徴とする請求項5に記載の開閉装置。
  7. 前記絶縁沿面距離調整手段は前記基台フレームに大きく形成された前記貫通穴近傍に取り付けられ、一方側が前記絶縁ロッドの他方側と所定の空隙を介して配置されたことを特徴とする請求項2に記載の開閉装置。
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