JP5213885B2 - 蛍光管処理システム - Google Patents
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Description
非発光型の薄型パネルを用いた薄型テレビを解体し、バックライトユニットに設けられた蛍光管をリサイクルするに際し、バックライトユニットから蛍光管は取り外され、取り外された蛍光管は専門の処理工場に搬送して処理される。しかしながら、蛍光管の取り外しは通常手作業で行われており、蛍光管が破損すると、漏れた水銀ガスを作業者が吸引したり、環境汚染につながるおそれがある。
図1は本発明の実施の形態1に係る蛍光管の処理システムS1を示しており、この処理システムS1には、作業者が所定の作業を行うための作業台2と、破損蛍光管を収容する破損蛍光管収容容器4と、作業台2の上に散乱した破損蛍光管の破片を吸い込む吸引機(例えば、掃除機)6と、水銀ガスを吸着する水銀ガス吸着部8と、水銀ガス吸着部8で処理された水銀ガス濃度の低いガスを吸引して大気中に排出する吸排気ファン10とを備えている。
図8は本発明の実施の形態2に係る蛍光管の処理システムS2を示しており、この処理システムS2は、上述した実施の形態1に係る蛍光管の処理システムS1の構成に、水銀ガスを希釈するための空気を供給する空気供給源60を水銀ガス吸着部8に接続したものである。また、水銀ガス吸着部8と空気供給源60とを接続する配管には、電磁開閉弁62と流量調整弁64が設けられている。
図11は、本発明の実施の形態3に係る蛍光管の処理システムS3を示しており、この処理システムS3は、上述した実施の形態1に係る蛍光管の処理システムS1の構成に、破損蛍光管収容容器4内の水銀ガス濃度を検出する水銀ガス濃度計66を追加したものである。
図12は本発明の実施の形態4に係る蛍光管の処理システムS4を示しており、この処理システムS3は、上述した実施の形態1に係る蛍光管の処理システムS1の構成に、吸排気ファン10の排気側配管に電磁開閉弁68を設けるとともに、電磁開閉弁68の手前(吸排気ファン10側)から水銀ガス吸着部8の入口側配管に繋がる戻り配管(リターンライン)70を設け、戻り配管70に電磁開閉弁72を設けたものである。
・吸引機6:1.4m3/min(100%)
・水銀ガス吸着部8:0.080m3の活性炭を収容
・吸排気ファン10:3m3/min
・作業台2からの吸引ガス流量:2m3/min
・破損蛍光管収容容器4からの吸引ガス流量:0.7m3/min
・吸引機6からの吸引ガス流量:0.28m3/min
・空気供給源60からの空気流量:0.3m3/min
同様に、作業可能ランプ(緑)が点灯することを確認でき、表示部44に「破損蛍光管投入可」が表示された。
4 破損蛍光管収容容器、 6 吸引機、 8 水銀ガス吸着部、
10 吸排気ファン、 11 作業ブース、 12 電磁開閉弁、 14 逆止弁、
16 電磁開閉弁、 18 流量調整弁、 20 電磁開閉弁、 22 流量調整弁、
24,26,28 水銀ガス濃度計、 30 流量計、 32 制御部、
34 センサ入力部、 36 演算部、 38 バルブ制御部、 40 表示制御部、
42 ファン制御部、 44 表示部、 46 操作盤、
48 吸排気ファン運転スイッチ、 50 吸引機運転スイッチ、
52 主電源入ボタン、 54 主電源切ボタン、 56 オフタイマボタン、
58 リセットボタン、 60 空気供給源、 62 電磁開閉弁、
64 流量調整弁、 66 水銀ガス濃度計、 68 電磁開閉弁、 70 戻り配管、
72 電磁開閉弁。
Claims (19)
- 非発光型の薄型パネルを用いた薄型テレビにバックライトとして使用されている蛍光管を処理するためのシステムであって、
バックライトユニットに設けられた蛍光管を取り外すための作業台と、破損した蛍光管を収容する破損蛍光管収容容器と、破損蛍光管の破片を吸い込む吸引機と、前記作業台に設けられた吸引フードと前記破損蛍光管収容容器と前記吸引機に接続され、水銀ガス吸着剤を収容した水銀ガス吸着部と、該水銀ガス吸着部で処理されたガスを吸引して大気中に排出する吸排気ファンとを備え、
前記作業台近傍の作業環境の水銀ガス濃度を検出する第1の水銀ガス濃度計と、前記吸排気ファンの排気側の水銀ガス濃度を検出する第2の水銀ガス濃度計と、前記水銀ガス吸着部のガス入口側の水銀ガス濃度及びガス流量をそれぞれ検出する第3の水銀ガス濃度計及び流量計を設け、前記第1及び第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が第1のガス濃度以下の場合にシステム運転を許容するとともに、前記吸排気ファンの起動後、前記第3の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が所定のガス濃度以下で、前記流量計で検出したガス流量が所定のガス流量以上の場合に、前記破損蛍光管収容容器への破損蛍光管の投入を許容するようにしたことを特徴とする蛍光管処理システム。 - 前記吸引フードと前記水銀ガス吸着部とを接続する配管に設けられた第1の電磁開閉弁と、前記破損蛍光管収容容器と前記水銀ガス吸着部とを接続する配管に設けられた第2の電磁開閉弁と、前記吸引機と前記水銀ガス吸着部とを接続する配管に設けられた第3の電磁開閉弁をさらに備え、システム運転時、前記第1乃至第3の電磁開閉弁を開制御する一方、システム停止時、前記第1乃至第3の電磁開閉弁を閉制御することを特徴とする請求項1に記載の蛍光管処理システム。
- システム停止時、前記第2及び第3の電磁開閉弁の閉制御から所定時間経過後、前記第1の電磁開閉弁を閉制御するとともに、前記吸排気ファンを停止することを特徴とする請求項2に記載の蛍光管処理システム。
- 前記破損蛍光管収容容器と前記水銀ガス吸着部とを接続する配管に設けられた第1の流量調整弁と、前記吸引機と前記水銀ガス吸着部とを接続する配管に設けられた第2の流量調整弁をさらに備え、システム運転開始時、前記第1の流量調整弁を第1の開度まで開制御するとともに、前記第2の流量調整弁を第1の開度まで開制御し、前記第3の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が前記所定のガス濃度以下で、前記流量計で検出したガス流量が前記所定のガス流量以上の場合に、前記第1の流量調整弁を前記第1の開度より大きい第2の開度まで開制御するとともに、前記第2の流量調整弁を前記第1の開度より小さい第2の開度まで絞り制御するようにしたことを特徴とする請求項2あるいは3に記載の蛍光管処理システム。
- 前記吸引機の起動時、前記第2の電磁開閉弁を閉制御し、前記第2の流量調整弁を全開位置まで開制御することを特徴とする請求項4に記載の蛍光管処理システム。
- 前記吸引機の停止時、前記第2の電磁開閉弁を開制御し、前記第2の流量調整弁を前記第2の開度まで絞り制御することを特徴とする請求項5に記載の蛍光管処理システム。
- 前記水銀ガス吸着部に接続された空気供給源をさらに備え、システム運転時、前記空気供給源からの空気を前記水銀ガス吸着部に送るようにしたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第3の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が前記所定のガス濃度以下で、前記流量計で検出したガス流量が前記所定のガス流量以上の場合に、前記水銀ガス吸着部への前記空気供給源からの空気の供給を停止することを特徴とする請求項7に記載の蛍光管処理システム。
- 前記破損蛍光管収容容器内の水銀ガス濃度を検出する第4の水銀ガス濃度計をさらに備え、該第4の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度に応じて前記第1の流量調整弁の開度を制御することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記吸排気ファンの排気側配管に設けられた第4の電磁開閉弁と、該第4の電磁開閉弁の前記吸排気ファン側の配管から前記水銀ガス吸着部の入口側配管に繋がる戻り配管と、該戻り配管に設けられた第5の電磁開閉弁をさらに備え、前記第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が前記第1のガス濃度より高い第2のガス濃度以下の場合に、前記第4の電磁開閉弁を開状態に維持するとともに、前記第5の電磁開閉弁を閉状態に維持し、前記第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が前記第2のガス濃度を超えると、前記第4の電磁開閉弁を閉制御するとともに、前記第5の電磁開閉弁を開制御することを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記作業台近傍の作業環境の状態を示す表示部をさらに備え、該表示部が複数の表示ランプを有し、前記第1及び第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度が前記第1のガス濃度以下の場合に、作業可能を示す第1の表示ランプを点灯することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第1及び第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度のいずれかが前記第1のガス濃度を超え、前記第1のガス濃度より高い第2のガス濃度以下の場合に、注意を示す第2の表示ランプを点滅することを特徴とする請求項11に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第1及び第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度のいずれかが前記第2のガス濃度を超えると、警告及び作業中止を示す第3の表示ランプを点滅することを特徴とする請求項12に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第1及び第2の水銀ガス濃度計で検出した水銀ガス濃度のいずれかが前記第2のガス濃度を超えると、警告音が鳴るようにしたことを特徴とする請求項12あるいは13に記載の蛍光管処理システム。
- 前記流量計で検出したガス流量と比較される前記所定のガス流量は、前記吸排気ファンの容量に基づいて決定されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記水銀ガス吸着剤が活性炭であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記作業台と前記破損蛍光管収容容器と前記吸引機を、開閉手段を有する作業ブースに収容したことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第1乃至第3の水銀ガス濃度計を一つの水銀ガス濃度計で構成し、該一つの水銀ガス濃度計を切替器を介して前記作業台の近傍と、前記水銀ガス吸着部の入口側配管と、前記吸排気ファンの排気側配管に接続したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の蛍光管処理システム。
- 前記第1乃至第4の水銀ガス濃度計を一つの水銀ガス濃度計で構成し、該一つの水銀ガス濃度計を切替器を介して前記作業台の近傍と、前記水銀ガス吸着部の入口側配管と、前記吸排気ファンの排気側配管と、前記破損蛍光管収容容器に接続したことを特徴とする請求項9に記載の蛍光管処理システム。
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