JP5212419B2 - 脱穀機の揺動選別装置 - Google Patents
脱穀機の揺動選別装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5212419B2 JP5212419B2 JP2010101097A JP2010101097A JP5212419B2 JP 5212419 B2 JP5212419 B2 JP 5212419B2 JP 2010101097 A JP2010101097 A JP 2010101097A JP 2010101097 A JP2010101097 A JP 2010101097A JP 5212419 B2 JP5212419 B2 JP 5212419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- sheave
- plate
- swing sorting
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
すなわち、請求項1記載の発明は、扱室(2)からの脱穀処理物を受け入れて揺動移送する揺動選別棚(15)の揺動移送方向上手側から、移送棚(16)と、該移送棚(16)の移送終端部に連設された固定シーブ板(26)の表面に沿って左右方向に往復移動するスクレーパ(30)を備えた第1シーブ(17)と、該第1シーブ(17)の移送終端部に連続する傾斜角度変更可能な可動シーブ板(27)を有した第2シーブ(18)とを備え、前記スクレーパ(30)には、前後方向に沿う姿勢で、且つ左右方向に所定の間隔をおいて配置された清掃プレート(28)と、前記固定シーブ板(26)の上面に接触して付着物を除去するスクレーパ部(29)とを備え、該スクレーパ部(29)には、移動方向に対して所定角度に傾斜する刃縁を清掃プレート(28)から左右両側に突設して平面視で略ハの字型の傾斜刃縁(29a,29a)を形成し、前記可動シーブ板(27)の下端側に前向きの第2折曲案内片(27a)を形成する一方、前記固定シーブ板(26)の上端側には後向きの第1折曲案内片(26a)を形成し、前記清掃プレート(28)には、この第1折曲案内片(26a)を形成した固定シーブ板(26)の前後方向での断面形状に合うガイド穴(32)を穿設し、該ガイド穴(32)に固定シーブ板(26)をスライド自在に挿通し、前記スクレーパ部(29)の傾斜刃縁(29a,29a)を固定シーブ板(26)の上面に摺接させる構成とした脱穀機の揺動選別装置とする。
第1シーブ(17)の各固定シーブ板(26)は、上端側に後向きの第1折曲案内片(26a)が形成されるので、各固定シーブ板(26,26)間から下方に抜け落ちる処理物の漏下量が制限され、また、固定シーブ板(26)表面への藁屑の付着も抑制され、スクレーパ(30)の作動負担が軽減される。
脱穀フィードチェン(4)を外側にオープンすると、駆動用モータ(34)や操作ケーブル(37a,37b)等の連動機構が露出するので、これらのメンテナンスが機体の外側から簡単に行える。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を奏するものでありながら、スクレーパ(30)の連動機構に設ける作動負荷吸収用の安全装置(42)は、スクレーパ(30)を処理物量の少ないフィードチェン(4)側へ作動させる側には設けず、スクレーパ(30)を処理物量の多い側へ作動させる場合の引き操作側に設けることで、この安全装置(42)が必要以上の作動負荷を吸収することになり、特に操作ケーブル(37a,37b)に無理な負担がかからず、狂いや破損の恐れがなく、スクレーパ(30)を正確に作動させることができ、脱穀作業を円滑に維持することができる。
また、揺動選別棚(15)におけるフィードチェン(4)側の部位に作動アーム(40)を配置することによって揺動選別棚(15)の左右バランスの均等化を図ることができる。
図1に示す脱穀機(脱穀部)は、次のような構成になっている。
すなわち、脱穀部1は、扱室2の一側に張設された脱穀フィードチェン4により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室2内で駆動回転する扱胴3により脱穀処理するよう構成している。扱室2の下半周部には受網5が張設され、扱胴3の上部を覆う扱胴カバー6は、扱室の一側を支点として揺動開閉する構成である。扱室2のフィードチェン4側とは反対側には、扱室からの2番処理物を受け入れて脱粒処理する2番処理胴7が扱胴3と平行して2番処理室8内に軸架されている。また、2番処理胴の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴10が排塵処理室11内に架設されている。前記2番処理室8の始端側(前側)には2番還元口9が開口されており、この2番還元口9からの2番処理物は揺動選別棚15の右側寄り部に片寄って還元されるようになっている。
扱室下方の揺動選別装置(揺動選別棚)15は、脱穀処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながら篩い選別する構成であり、選別方向上手側から移送棚16、第1シーブ17、第2シーブ18、ストロ−ラック19の順に配置し、且つ、前記第2シーブ18の下方にグレンシ−ブ20、1番戻し棚21a、2番戻し棚21bを配置して設けた構成としている。
前記第1シーブ17は、前後方向に所定間隔を開けて上下方向に傾斜する固定状態の固定シーブ板26からなり、第2シーブは傾斜角変更自在な可動シーブ板27からなる。固定シーブ板26には上端側に後向きの折曲案内片(第1折曲案内片)26aが形成され、可動シーブ板27には下端側に前向きの折曲案内片(第2折曲案内片)27aが形成されている。
4 フィードチェン
15 揺動選別棚
16 移送棚
17 第1シーブ
18 第2シーブ
26 固定シーブ板
26a 折曲案内片(第1折曲案内片)
27 可動シーブ
27a 折曲案内片(第2折曲案内片)
28 清掃プレート
29 スクレーパ部
29a 傾斜刃縁
30 スクレーパ
32 ガイド穴
34 駆動用モータ
37a 操作ケーブル
37b 操作ケーブル
40 作動アーム
42 スプリング(安全装置)
Claims (3)
- 扱室(2)からの脱穀処理物を受け入れて揺動移送する揺動選別棚(15)の揺動移送方向上手側から、移送棚(16)と、該移送棚(16)の移送終端部に連設された固定シーブ板(26)の表面に沿って左右方向に往復移動するスクレーパ(30)を備えた第1シーブ(17)と、該第1シーブ(17)の移送終端部に連続する傾斜角度変更可能な可動シーブ板(27)を有した第2シーブ(18)とを備え、前記スクレーパ(30)には、前後方向に沿う姿勢で、且つ左右方向に所定の間隔をおいて配置された清掃プレート(28)と、前記固定シーブ板(26)の上面に接触して付着物を除去するスクレーパ部(29)とを備え、該スクレーパ部(29)には、移動方向に対して所定角度に傾斜する刃縁を清掃プレート(28)から左右両側に突設して平面視で略ハの字型の傾斜刃縁(29a,29a)を形成し、前記可動シーブ板(27)の下端側に前向きの第2折曲案内片(27a)を形成する一方、前記固定シーブ板(26)の上端側には後向きの第1折曲案内片(26a)を形成し、前記清掃プレート(28)には、この第1折曲案内片(26a)を形成した固定シーブ板(26)の前後方向での断面形状に合うガイド穴(32)を穿設し、該ガイド穴(32)に固定シーブ板(26)をスライド自在に挿通し、前記スクレーパ部(29)の傾斜刃縁(29a,29a)を固定シーブ板(26)の上面に摺接させる構成とした脱穀機の揺動選別装置。
- 前記スクレーパ(30)は、駆動用モータ(34)の回転駆動により、交互に引き操作する一対の操作ケーブル(37a,37b)および左右方向に往復揺動する作動アーム(40)を備えた連動機構を介して左右方向に往復移動すべく連動すると共に、この連動機構における揺動選別棚(15)上へ落下する処理物量の少ないフィードチェン(4)側への作動方向側には、スクレーパ(30)の作動負荷を吸収する安全装置を設けず、この連動機構における揺動選別棚(15)上へ落下する処理物量の多い側への作動方向側に、スクレーパ(30)の作動負荷を吸収する安全装置(42)を設け、前記作動アーム(40)を揺動選別棚(15)におけるフィードチェン(4)側の部位に配置した請求項1記載の脱穀機の揺動選別装置。
- 前記連動機構を、揺動開閉可能な脱穀フィードチェン(4)の下方空間部に配置した請求項2記載の脱穀機の揺動選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010101097A JP5212419B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010101097A JP5212419B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012186889A Division JP5704137B2 (ja) | 2012-08-27 | 2012-08-27 | 脱穀装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011229431A JP2011229431A (ja) | 2011-11-17 |
JP5212419B2 true JP5212419B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=45319446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010101097A Active JP5212419B2 (ja) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | 脱穀機の揺動選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5212419B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6108127B2 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-04-05 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60131137U (ja) * | 1984-02-09 | 1985-09-02 | 井関農機株式会社 | 脱穀機における穀物移送装置 |
JPH0610759Y2 (ja) * | 1987-01-19 | 1994-03-23 | 株式会社クボタ | チヤフシ−ブ |
JP3181489B2 (ja) * | 1995-03-14 | 2001-07-03 | 三菱農機株式会社 | 脱穀機の選別装置 |
JP4052064B2 (ja) * | 2002-08-26 | 2008-02-27 | 井関農機株式会社 | 脱穀機 |
JP2009027934A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 脱穀選別装置 |
JP5136756B2 (ja) * | 2007-10-23 | 2013-02-06 | 井関農機株式会社 | 脱穀装置 |
-
2010
- 2010-04-26 JP JP2010101097A patent/JP5212419B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011229431A (ja) | 2011-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5024363B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別棚清掃装置 | |
JP5212419B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
JP5765012B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5704137B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5540864B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
JP5454430B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5146854B2 (ja) | コンバイン | |
JP5089934B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP5778392B2 (ja) | コンバインの選別装置 | |
JP5204948B2 (ja) | コンバイン | |
JP5737492B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5278375B2 (ja) | 脱穀機の選別装置 | |
JP5212404B2 (ja) | 脱穀機の揺動選別装置 | |
JP2011072288A (ja) | コンバイン | |
TWI422322B (zh) | Deforestation | |
JP2009254266A (ja) | 脱穀装置の選別部構造 | |
JP2013074858A (ja) | コンバイン | |
JP5573463B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5712795B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5941790B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
JP5799489B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5617527B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5392379B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP2013013341A (ja) | 脱穀装置 | |
JP2012070656A (ja) | 脱穀装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5212419 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |