JP5278375B2 - 脱穀機の選別装置 - Google Patents
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即ち、請求項1記載の発明は、脱穀部(1)からの脱穀処理物を受け入れて揺動選別する揺動選別棚(15)のシーブ(17)に、前後方向に平行で左右方向所定間隔置きに配設したプレート(28)と各シーブ板(26)面上の付着物を除去するスクレーパ(29)とからなる複数の清掃具(30)を設け、該清掃具(30)をシーブ板(26)に対して左右方向へ往復移動可能に取り付けると共に、該シーブ板(26)とスクレーパ(29)との間には脱穀処理物中の枝梗が入り込む程度の隙間(L)を設け、前記スクレーパ(29)の後端側には、各シーブ板(26)の上端側を後向きに折曲形成した後向き案内片(26a)の上面に沿って左右方向に摺接移動するサブスクレーパ(29A)を一体的に設け、前記スクレーパ(29)には、プレート(28)を挟んで左右対称に形成すると共に、移動方向に対してシーブ板(26)面上の付着物を下方に向けて削ぎ落とす方向に傾斜する傾斜角(θ1)を有する平面視で略ハの字型の傾斜刃縁(29s)を形成した脱穀機の揺動選別装置とした。
請求項3記載の発明は、前記スクレーパ(29)の上面を平坦面(29f)としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱穀機の揺動選別装置とした。
請求項4記載の発明は、前記複数の清掃具(30)を左右方向へ往復移動させる揺動アーム(40)と一体の天秤アーム(38)を、前記揺動選別棚(15)におけるシーブ(17)の前方の部位に配置された移送棚(16)の下方であって、唐箕(22)を内装する唐箕風洞(22a)の上方に形成された空間部に配置し、前記天秤アーム(38)を往復揺動させる操作ケーブル(37)を、前記唐箕(22)の前側に配置された前枠板(44)に有する切欠穴(45)から前方へ延出させ、前記唐箕風胴(22a)の前面に設けた吸気口(46)からの吸気によって前記切欠穴(45)からの処理物の吹き出しを防止する構成とした請求項1又は請求項2又は請求項3記載の脱穀機の揺動選別装置とした。
図1、図2及び図3に示す脱穀機(脱穀部)は、次のような構成になっている。
すなわち、脱穀部1は、扱室2の一側に張設された脱穀フィードチェン4により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室2内で駆動回転する扱胴3により脱穀処理するよう構成している。扱室2の下半周部には受網5が張設され、扱胴3の上部を覆う扱胴カバー6は、扱室の一側を支点として揺動開閉する構成である。扱室2のフィードチェン4側とは反対側には、2番螺旋24及び扱室からの2番処理物を受け入れて脱粒処理する2番処理胴7が扱胴3と平行して2番処理室8内に軸架されている。また、2番処理胴7の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴10が排塵処理室9内に架設されている。なお、前記扱室2は、前側板2aと中側板2b,2cとの間に構成され、扱室終端の排塵口11は中側板2bと2cとの間に形成されている。そして、扱胴3を前記排塵口11より後方に延長して中側板2cと後側板2dとの間にささり粒回収室12を構成している。
前記第一シーブ17aは、前記ささり粒回収室12より前方に配置され前後方向に所定間隔を開けて上下方向に傾斜する固定状態の固定シーブ板26からなり、第2シーブ17bは、第一シーブ17aからの処理物及びささり粒回収室13からの処理物を受け入れて篩い選別するように構成され、傾斜角変更自在な可動シーブ板27からなる。固定シーブ板26には上端側に後向きに折り曲げた後向き案内片26aが形成され、可動シーブ板27には下端側に前向きに折り曲げた前向き案内片27aが形成されている。
図11は、分割螺旋を複数個内装した伸縮式の穀粒排出オーガの従来例を示すもので、最短縮状態(イ)では最大一杯まで完全に短縮させる構成であり、最伸長状態(ロ)では最大一杯まで完全に伸長させる構成である。かかる従来例によると、伸縮オーガの最伸長時に穀粒の排出途中で排出クラッチを切って、オーガを縮小する時、オーガ筒内に残留する穀粒圧によって電動駆動系に過負荷が生じ、無理に駆動すると穀粒の損傷を招いたり、伸縮螺旋が破損したりする問題があった。
15 揺動選別棚
17 第1チャフシーブ
26 固定シーブ板
26a 後向き案内片
28 拡散プレート(プレート)
29 シーブスクレーパ(スクレーパ)
29A サブスクレーパ
29s 傾斜刃縁
29f 平坦面
30 拡散清掃具(清掃具)
L 隙間
Claims (4)
- 脱穀部(1)からの脱穀処理物を受け入れて揺動選別する揺動選別棚(15)のシーブ(17)に、前後方向に平行で左右方向所定間隔置きに配設したプレート(28)と各シーブ板(26)面上の付着物を除去するスクレーパ(29)とからなる複数の清掃具(30)を設け、該清掃具(30)をシーブ板(26)に対して左右方向へ往復移動可能に取り付けると共に、該シーブ板(26)とスクレーパ(29)との間には脱穀処理物中の枝梗が入り込む程度の隙間(L)を設け、
前記スクレーパ(29)の後端側には、各シーブ板(26)の上端側を後向きに折曲形成した後向き案内片(26a)の上面に沿って左右方向に摺接移動するサブスクレーパ(29A)を一体的に設け、
前記スクレーパ(29)には、プレート(28)を挟んで左右対称に形成すると共に、移動方向に対してシーブ板(26)面上の付着物を下方に向けて削ぎ落とす方向に傾斜する傾斜角(θ1)を有する平面視で略ハの字型の傾斜刃縁(29s)を形成した脱穀機の揺動選別装置。 - 前記サブスクレーパ(29A)は、移動方向に対して後向き案内片(26a)上面の付着物を下方に向けて削ぎ落とす方向に傾斜する傾斜角(θ2)をもつ傾斜刃縁(29s)を形成したことを特徴とする請求項1記載の脱穀機の揺動選別装置。
- 前記スクレーパ(29)の上面を平坦面(29f)としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の脱穀機の揺動選別装置。
- 前記複数の清掃具(30)を左右方向へ往復移動させる揺動アーム(40)と一体の天秤アーム(38)を、前記揺動選別棚(15)におけるシーブ(17)の前方の部位に配置された移送棚(16)の下方であって、唐箕(22)を内装する唐箕風洞(22a)の上方に形成された空間部に配置し、前記天秤アーム(38)を往復揺動させる操作ケーブル(37)を、前記唐箕(22)の前側に配置された前枠板(44)に有する切欠穴(45)から前方へ延出させ、前記唐箕風胴(22a)の前面に設けた吸気口(46)からの吸気によって前記切欠穴(45)からの処理物の吹き出しを防止する構成とした請求項1又は請求項2又は請求項3記載の脱穀機の揺動選別装置。
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- 2010-05-27 JP JP2010121158A patent/JP5278375B2/ja active Active
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