JP5211974B2 - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信方法に関する。
無線通信システムの例として、複数の基地局を配置して、隣接する複数の無線エリアを形成する例を挙げて説明する。
この例では、特に、周波数の利用効率について改善を図った周波数軸方向のFFRを適用した場合の周波数の面的な配置の様子を図1により説明する。図1は、基地局BS1からBS3の3つの基地局のセル配置の例を示す図である。
図2は、周波数軸方向のFFRを適用した場合の周波数配置の例を示す。図2において、基地局BS1〜BS3のそれぞれの基地局の中心付近に位置する端末との無線通信は、いずれも同一周波数帯A(図2(B))を利用する。また、基地局の周辺部は、上記周波数帯Aを3分割したような周波数帯B,C,Dを利用する(図2(A))。例えば、基地局BS1は、周波数帯Bを利用する。
このように周波数を配置することで、周波数利用効率の最も良い周波数配置(これをリユース1と呼ぶ)と、干渉を低減してスループットを向上した周波数配置(これをリユース3と呼ぶ)のそれぞれの良い点を混合することができる。
すなわち、基地局の中心付近は干渉が低く同一周波数を用いることができるので、リユース1で周波数を配置し、基地局の周辺部は同一周波数であるリユース1では干渉が大きく、スループットが低下するので、リユース3で別の周波数を用いる。これにより、最も周波数利用効率の高いリユース1も使用しつつ、周辺部では干渉を低減することができるので、スループットが向上できる。
図3に、一般的な直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)に周波数軸方向のFFRを適用した場合のフレーム構成の例を示す。縦軸にサブチャネル方向、横軸にシンボル方向を示している。図3に示す例は、基地局BS1に対するフレームマッピングであり、リユース3のシンボル方向(時間軸方向)ゾーンは、3つの基地局それぞれに1/3に分割された周波数帯域が割り当てられている。
一方、図4は、時間軸方向にFFRを適用した場合の周波数配置図である。周波数の面的な配置は図1に示したと同じであるが、周波数帯域が図4に示すように周波数基地局BS2〜BS4に対してそれぞれ共通する周波数帯域となる。
図5は、図4に対応して時間軸方向のFFRを適用した場合のOFDMAのフレーム構成の例を示す。フレーム内での適用周波数の期間が1/3に時間分割して割り当てられるようにしている点が、先の図3に示した周波数軸方向FFRとは異なる点である。
従来技術として、特許文献1に示される発明がある。この文献では、データ量に基づいて基地局の送信電力を変化させ、リユース1とリユース3のゾーンの大きさを変化させることが示される。
特開2007-274042号公報
上記のように、OFDMA方式においてFFRを適用する場合、従来は、無線フレーム内のリユース1のゾーンと、リユース3のゾーンの境界は、固定である。
しかし、この発明者は、境界を固定的に決定すると、状況によっては、スループットを低下させてしまうことに気づいた。例えば、リユース1ゾーンで送信すべきデータ量がリユースゾーン3で送信すべきデータ量より多い場合、リユースゾーン3では無線リソースに空きが生じ、無線リソースを浪費しまうこともおこりえる。このため、送信したいビット数が、送信バッファでオーバーフローして送れないという問題が生じることもある。
よって、本願発明は、無線リソースの有効利用を図ることを目的とする。
第1の案では、第1の期間では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置において、前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整する制御部と、該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
第2の案では、第1の期間では、隣接する1又は複数の基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間に含まれる複数の部分期間のうち、前記隣接する1又は複数の基地局が、排他的に送信を行う各部分期間では送信を行わず、該第2の期間に含まれ、該各部分期間とは異なる部分期間であって、該隣接する基地局が送信を行わない第2の部分期間において、第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置において、前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し、調整された第2の期間内の部分期間を前記第2の部分期間として適用する制御部と、該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
本発明によれば、無線リソースの有効利用を図ることができる。
以下に図面を参照して実施例について説明する。なお、実施例は発明の理解のためのものであり、実施例の適用がこれに限定されるものではない。
この実施例では、基地局(無線通信装置)は、第1の期間(例えば、リユース1で無線通信を行う期間(図3のA参照))では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間(例えば、リユース3で無線通信を行う期間(図3のB参照))では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う。
そして、この基地局は、第1の期間と第2の期間の時間配分を調整する制御部を備え、この制御部により調整された時間配分に従って、第1の無線端末群と第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部を更に備えるようにする。
これにより、第1の期間と第2の期間と境界(時間的な境界)を可変とすることができ、無線リソースの有効利用を図る途が開けることとなる。
また、基地局(無線通信装置)は、第1の期間(例えば、リユース1で無線通信を行う期間(図5のA参照))では、隣接する1又は複数の基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間(例えば、リユース3で無線通信を行う期間のB〜D参照)に含まれる複数の部分期間のうち、隣接する1又は複数の基地局が、排他的に送信を行う各部分期間(例えば、図5のC,D)では送信を行わず、第2の期間に含まれ、この各部分期間とは異なる部分期間であって、隣接する基地局が送信を行わない第2の部分期間(図5のB参照)において、第2の無線端末群との間で無線通信を行うものであってもよい。
そして、この基地局は、第1の期間と第2の期間の時間配分を調整し、調整された第2の期間内の部分期間を第2の部分期間として適用する制御部と、この制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部とを備えるようにする。
これにより、第1の期間と第2の期間と境界(時間的な境界)を可変とすることができ、無線リソースの有効利用を図る途が開けることとなる。
図6は、実施例を適用する基地局装置の構成例を示すブロック図である。
ダウンリンクDL側とアップリンクUL側は、共用器スイッチ2を通して切り替えられて送受アンテナ1に接続される。
送受アンテナ1で受信されたアップリンク信号が、無線受信部3で中間周波信号に変換される。中間周波信号はCP除去部4に入力され、サイクリックプリフィックス(CP)が除去される。
ついで、FFT部5で、送信側IFFTに対応してフーリエ変換(FFT)され、時間軸上の信号に変換される。
FFT部5の出力は、パイロット抽出部6と、復調部7に入力する。パイロット抽出部6でパイロット信号が抽出され、チャネル推定部8で、抽出されパイロット信号を基準にチャネル推定が行われ、その推定に基づいて復調部7で、移動局側で用いられ変調方式に対応する復調が行われベースバンド信号が得られる。
復調部7からのベースバンド信号は復号部9で、移動局側での符号化に対応する復号化が行われる。
復号部9で復号化された信号は、IPネットワークインタフェース12を通して他の基地局装置に送られる。
さらに、復号部9で復号化された信号は、復号化された信号に含まれる下り伝播環境を示すデータが、下り伝播環境データ抽出部10で抽出され、フレームスケジュール機能部11に送られる。
フレームスケジュール機能部11は、送信バッファ部13からの下り方向の送信データの読出し、フレームフォーマットへの周波数配置を行なうマップ生成部17に対してのゾーン境界位置設定を制御する。
かかるフレームスケジュール機能部11の機能については後に更に詳細に実施例を説明する。
送信バッファ部13から読み出される下り方向送信データは、符号化部14で符号化され、シンボルマッパ部15に送られる。
シンボルマッパ部15は、パイロット信号及びプリアンブル生成部16で生成されるパイロット信号及びプリアンブル信号を入力し、更にマップ生成部17で生成されるデータ領域の周波数軸方向及びシンボル方向のチャネル配置信号を入力する。
シンボルマッパ部15は、マップ生成部17からのチャネル配置信号に従って、パイロット信号及びプリアンブル信号と、下り送信データをフレームフォーマットに当てはめて出力する。
シンボルマッパ部15の出力は、IFFT部18で逆フーリエ変換され、周波数領域信号に変換される。IFFT部18で逆フーリエ変換された信号に、CP挿入部19でサイクリックプリフィックス(CP)が挿入され、無線送信部20で無線周波数信号に変換され、共用器スイッチ2を経由して送受共用アンテナ1から放射される。
図7は、図6におけるフレームスケジュール機能部11を中心とする、実施例の特徴部の詳細構成を説明する図である。また、図8は、図7に示す構成の動作フローであり、送信フレーム毎に実行される。
図7において、各基地局は、先のフレーム送信時のそれぞれの移動端末における受信品質情報がフィードバックされる。そして、かかるフィードバックされる受信品質情報に基づき送信バッファ13において、リユース1ゾーン130とリユース3ゾーン131とにそれぞれの移動端末を振り分け帰属させ、対応する移動端末に向けた送信データをバッファする。
したがって、フレームスケジュール機能部11のフレームスケジューラ112は、設定においてリユース1ゾーンに属する無線端末(移動端末)MSに向けた、送信バッファ部13内の送信データ130のデータ量(MS#1A〜MS#nA)を取得する(ステップS1:図8)。
ついで、リユース1ゾーンに属する無線端末MSに対する変調及び符号化スキーム(MCS:Modulation and Coding Scheme)を取得する(ステップS2)。
ここで、MCSは、次のようにして求められる。
フレームスケジュール機能部11は、レジスタ110を有している。レジスタ110には、リユース1ゾーンに属する無線端末MS(MS#1A〜#nA)とリユース2ゾーンに属する無線端末MS(MS#1B〜#mB)のそれぞれの下りの伝搬環境(CINR)情報を下り伝播環境データ抽出部10から受取る。
フレームスケジュール機能部11は、MCSテーブル111を有している。
MCSテーブル111の拡大説明図が、図9に示される。図9において、CINRの範囲毎にMCSと1スロットの送信ビット数が対応づけられている。
例えば、CINRが10〜15dBの範囲内にある場合は、MCSとして16QAMの変調方式が採用され、1スロットの送信ビット数は192ビットとであることが、読取れる。
したがって、先の送信フレーム時にリユース1ゾーンに属する無線端末MSの対応するレジスタ110に設定されているCINRが、MCSテーブル111を参照していずれの範囲にあるかを判定して対応するMCSが求められる。
図8に戻り、先にステップS1で取得した送信バッファ13内のデータ量をステップS2で取得したMCSを考慮して送信するに必要なスロット(シンボル)数に変換する(ステップS3)。
かかる処理をリユース1ゾーンに属する全ての無線端末MSについて行う(ステップS4、YES)。
ついで、上記ステップS1〜S4における処理と同様の処理をリユース3ゾーンに属する無線端末MSについて行う。
すなわち、リユース3ゾーンに属する無線端末MSの送信バッファ13内のデータ量(MS#1B〜MS#mB)を取得する(ステップS5)。リユース3ゾーンに属するMCSを取得し(ステップS6)、取得したMCSを考慮してスロット数に変換する(ステップS7)。これをリユース3ゾーンの全無線端末MSに対して行う(ステップS8、Yes)。
ここで、具体例により、変換部112Aで行われるステップS3及びステップS7の変換処理を説明する。
例えば、リユース1ゾーンに属する5つの無線端末MS1〜MS5のユーザーが存在し、送信バッファ13にバッファされたそれらの占有するバイト量が以下であったと仮定する。
無線端末MS1の送信バッファ内のデータ量が100[Byte]
無線端末MS2の送信バッファ内のデータ量が50[Byte]
無線端末MS3の送信バッファ内のデータ量が100[Byte]
無線端末MS4の送信バッファ内のデータ量が200[Byte]
無線端末MS5の送信バッファ内のデータ量が50[Byte]
また、初期の伝播環境(CINR)値から先のフレーム送信時に無線端末MS1,2,3、及び5がリユース1のゾーンへ、無線端末MS4がリユース3のゾーンへ振り分けられ、伝搬環境(CINR)がそれぞれ以下の値になったと仮定する。
無線端末MS1の伝搬環境(CINR)が7[dB]
無線端末MS2の伝搬環境(CINR)が13[dB]
無線端末MS3の伝搬環境(CINR)が38[dB]
無線端末MS4の伝搬環境(CINR)が26[dB]
無線端末MS5の伝搬環境(CINR)が11[dB]
なお、以下の計算における固定量はWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)のFUSCの場合とする。
無線端末MS1は、伝搬環境(CINR)=7[dB]であるので、図9に示したMCSテーブル111の拡大図に表示されたとおり、前記伝播環境に対応するMCSは項02にあるQPSK(3/4)を採用する。
ここで、1スロットで通信可能なビット数Zは次式で求められる。
Z=A×C×S
但し、Aは、変調レートを示し、BPSKは1、QPSKは2、8PSKは3、16QAMは4、64QAMは6となる。
Cは、符号化レートを示す。
さらに、Sは、1スロット当たりのシンボル数を示し、先に述べたようにWiMAXのダウンリンクDLのFUSCの場合は96シンボル(=1サブチャネル(subchannel)(=48サブキャリア[subcarrier])×2シンボル(symbol))である。
したがって、上記式Z=A×C×Sに当てはめると
1スロットで送信可能なビット数Zは、
Z=2ビット/シンボル×3/4×96シンボル=144ビットである。
一方、無線端末MS1の送信バッファ1内のデータ量は100バイトなので、100バイトを送信するのに必要なスロット数を算出すると、
100バイトの送信に必要なスロット数SLは、
SL=100バイト×8ビット/バイト÷ 144ビット/スロット≒5.6スロット
となり、約5.6スロットを割り当てることになる。
以下、同様に計算すると、無線端末MS2〜MS5の各基地局に必要とされるスロット数は以下のようになる。
無線端末MS2は、2.1スロット、
無線端末MS3は、1.7スロット、
無線端末MS4は、4.2スロット、
無線端末MS5は、2.1スロットとなる
このように求められた移動局のそれぞれのリユース1ゾーンのスロット数及びリユース3ゾーンのスロット数がリユース1ゾーンΣ計算部112C、リユース3ゾーンΣ計算部112Dに入力される。
かかるユース1ゾーンΣ計算部112C、リユース3ゾーンΣ計算部112Dへの入力の振り分けは、ゾーン判定部112Bによりレジスタ110の読出しと同期して行われる。
図7において、リユース1ゾーンΣ計算部112Cは、ゾーン判定部112Bの出力により振り分け入力されたリユース1ゾーンに属する無線端末MS#1A〜mAの送信データ量(バッファ内データ量)に対応するスロット数の合計スロット数(=ΣA)を計算する(ステップS9)。
同様にリユース3ゾーンΣ計算部112Dは、ゾーン判定部112Bの出力により振り分け入力されたリユース3ゾーンに属する無線端末MS#1B〜#mBの送信データ量(バッファ内データ量)に対応するスロット数の合計スロット数(=ΣB)を計算する(ステップS10)。
ついで、ゾーン位置決定部112Eは、リユース1ゾーンΣ計算部112Cとリユース3ゾーンΣ計算部112Dの出力を入力し、リユース1ゾーンの合計スロット数(=ΣA)とリユース3ゾーンの合計スロット数(=ΣB)の比(=ΣA)からリユース1ゾーンの合計スロット数(=ΣA)の割合比ΣA/(ΣA+ΣB)に対応するように、リユース1とリユース3の境界位置とする(ステップS11)。
このように、フレームスケジューラ112のゾーン位置決定部112Eで求めた境界位置の情報を送信バッファ13と、マップ生成部17に渡す(ステップS12)。
なお、境界位置の決定方法は、これに限られず、外部入力により設定変更を行うようにすることもできる。
ここで、上記ゾーン位置決定部112Eで求められる境界位置を具体例で以下に説明する。
上記した5つの無線端末MS1〜MS5を想定する。リユース1ゾーンΣ計算部112Cでユース1ゾーンに振り分けられた無線端末MS1, MS2, MS3, MS5の合計スロット数を計算すると、リユース1ゾーンの合計スロット数=5.6+2.1+1.7+2.1 =11.5スロットとなる。
また、リユース3ゾーンΣ計算部112Dで計算されるリユース3ゾーンの合計スロット数を求めると、リユース3ゾーンに属する基地局はMS4のみであるので、4.2スロットである。
ついで、ゾーン位置決定部112Eでそれらの比率を取ると、
(リユース1ゾーンの合計スロット数) : (リユース3ゾーンの合計スロット数)=11.5:4.2≒8:3 になる。
よって、ダウンリユース1ゾーンとリユース3ゾーンの境界位置が8対3になるように設定する。
これに対応して、送信バッファ13は、下り方向送信データDLをリユース1ゾーンとリユース3ゾーンに対して、8対3になるように分配して送信バッファ13に格納する。
一方、マップ生成部17は、フレームスケジューラ112からの境界位置情報に従って、図3又は図5を簡略して図10に示すダウンリンクのサブフレームにおいて、シンボル方向に8:3の位置Xをリユース1ゾーンとリユース3ゾーンの境界位置とする。
このように境界付けられたリユース1ゾーンの領域に、リユース1ゾーンに属する無線端末向けの送信データを配置する。
一方、リユース3ゾーンの領域には、リユース3ゾーンに属する無線端末向けの送信データを実施例として、周波数軸方向FFRとするか時間軸方向FFRとするかにより、図3又は図5のようにリユース3ゾーンに属する無線端末向けの送信データを配置する。
すなわち、周波数軸方向FFRとする場合は、図2に示したように、ダウンリンクDLサブフレームのリユース3ゾーンに属する無線端末の数でサブチャンネル(周波数軸方向)を均等に周波数分割してそれぞれの無線端末に割り当てる。
一方、時間軸方向FFRとする場合は、図4に示したようにリユース3ゾーンに属する無線端末の数でリユース3ゾーンを時間軸方向(シンボル方向)に均等に時分割してそれぞれの無線端末に割り当てる。
そして、各無線端末は、割り当てられた無線リソースを用いて基地局との間で無線通信を行うこととなる。
図11は、更に別の実施例を示すシステム図であり、複数の基地局BSの上位にゲートウエイ100を設け、ゲートウエイ100を通して、自基地局の境界位置情報と他基地局の境界位置情報を交換するようにしたシステムである。
図11では、簡略化のため、基地局BS1と基地局BS3についてのみゲートウエイ100に送信する自基地局の境界位置情報101,102、ゲートウエイ100から受信する他基地局の境界位置情報103,104を示している。
図12は、図11の実施例システムに対応し、図6におけるフレームスケジュール機能部11を中心とする、実施例の特徴部の詳細構成を説明する図である。
先の実施例の対応する図7の構成と異なる点は、フレームスケジューラ112のゾーン位置決定部112Eが、ゲートウエイ100に自基地局の境界位置情報を送信し、ゲートウエイ100から他基地局の境界位置情報を受信する構成が示されている点である。
さらに、図13は、かかる図12の構成に対応する動作フローである。図13において、ステップ1〜ステップ11までは、先の実施例動作を示す図8のフローで説明したと同様である。異なる点は、次のようである。
すなわち、各基地局BSは、自基地局BSのゾーン境界位置情報を上位に位置するゲートウエイ(ASN-GW)100へ通知する(ステップS20)。一方で、周辺基地局BSからの境界位置情報をゲートウエイ100から受信する(ステップS21)。
図11において、簡単化のために、基地局BS1とBS3についてのみ、ゲートウエイ(ASN-GW)100と送受する情報項目を示している。
すなわち、基地局BS1からゲートウエイ(ASN-GW)100には、基地局BS1の境界情報101が送られ、ゲートウエイ(ASN-GW)100から基地局BS1へは、境界情報103が送られる。
同様に、基地局BS2からゲートウエイ(ASN-GW)100には、基地局BS3の境界情報102が送られ、ゲートウエイ(ASN-GW)100から基地局BS3へは、境界情報104が送られる。
基地局のフレームスケジューラ112のゾーン位置決定部112Eは、ゲートウエイ100から送られるリユース1ゾーンに属する自基地局と他基地局のNセル分の境界位置情報の加算平均値を求める(ステップS22)。
この平均値は、自式により求められる。
リユース1ゾーンのNセルの位置情報の平均値=(1/N)×Σ((ΣA))
同様に、リユース3ゾーンに属する自基地局と他基地局のNセル分の境他位置情報の加算平均値を求める(ステップS23)。
この平均値は、自式により求められる。
リユース3ゾーンのNセルの位置情報の平均値=(1/N)×Σ((ΣB))
ついで、ゾーン位置決定部112は、リユース1ゾーンのNセルの位置情報の平均値とリユース3ゾーンのNセルの位置情報の平均値の比率を次式で求め、境界位置を定める(ステップS24)。
{(1/N)×Σ((ΣA))}/{((1/N)×Σ((ΣA)))+(1/N)×Σ((ΣB)))}
ゾーン位置決定部112Eは、このように決定された比率で定められ境界位置情報をマップ生成部17に送る。
マップ生成部17は、ゾーン位置決定部112Eから送られる境界位置情報によりダウンリンクのサブフレームに設定されるリユース1ゾーンとリユース3ゾーンに、先に図7について説明したと同様にして、周波数軸方向FFR或いは、時間軸方向FFRに基づいて、送信バッファ13からの送信データを配置する。
(付記1)
第1の期間では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置において、
前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整する制御部と、
該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
付記1において、
前記制御部は、前記第1の無線端末群についての送信データの第1のバッファ量と前記第2の無線端末群についての送信データの第2のバッファ量との関係に基づいて前記時間配分を制御する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記3)
付記2において、
前記制御部は、バッファ量が多いことを前記時間配分を増大させる要素として用い、前記バッファ量が少ないことを前記時間配分を減少させる要素として用いる、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記4)
付記2において、
前記制御部は、無線端末との間の無線品質に応じて変調方式を切り替える適応変調制御を行い、
前記無線端末の無線品質が良いと前記第1の無線端末群に属させ、前記無線端末の無線品質が悪いと前記第2の無線端末群に属させる場合に、前記第1の無線端末群に対して前記第2の無線端末群と比べてより高速な変調方式が適用されることに基づく送信時間の短縮を前記第1の期間に対する前記時間配分を小さくする方向に作用させる要素として用いる、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記5)
第1の期間では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信方法であって、
前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し、
前記調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う、
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記6)
第1の期間では、隣接する1又は複数の基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間に含まれる複数の部分期間のうち、前記隣接する1又は複数の基地局が、排他的に送信を行う各部分期間では送信を行わず、該第2の期間に含まれ、該各部分期間とは異なる部分期間であって、該隣接する基地局が送信を行わない第2の部分期間において、第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置において、
前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し、調整された第2の期間内の部分期間を前記第2の部分期間として適用する制御部と、
該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。
(付記7)
送信フレーム毎に、周波数軸方向とシンボル方向で規定される領域を、隣接する基地局に共通する周波数を第1の無線端末群に割り当てる第1の領域と、隣接する基地局に共通しない周波数を第2の無線端末群に割り当てる第2の領域に分割配分したフレームを用いる無線通信装置であって、
前記第1及び第2の無線端末群のそれぞれの無線端末の送信データを保持する送信バッファと、
前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を設定するフレームスケジューラ部を有し、
前記フレームスケジューラ部は、
先のフレーム送信時における前記第1の領域に属する前記第1の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第1の集積値を求め、
前記第2の領域に属する前記第2の無線端末群に属する前記第2の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第2の集積値を求め、
前記第1の集積値と第2の集積値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記8)
付記7において、
前記フレームスケジューラ部は、
前記第1の集積値及び第2の集積値のそれぞれに対し、他の基地局における第1の集積値及び第2の集積値との間の平均値を求め、
前記求めた第1の集積値の平均値及び第2の集積値の平均値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記9)
付記7又は8において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、シンボル方向に均等配分することを特徴とする無線通信装置。
(付記10)
付記7又は8において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、周波数軸方向に均等配分することを特徴とする無線通信装置。
(付記11)
送信フレーム毎に、前記周波数軸方向とシンボル方向で規定される領域を、隣接する基地局に共通する周波数を第1の無線端末群に割り当てる第1の領域と、隣接する基地局に共通しない周波数を第2の無線端末群に割り当てる第2の領域に分割配分する周波数帯域再配分方法であって、
先のフレーム送信時における前記第1の領域に属する前記第1の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する送信データ量と、下り伝播環境情報を取得するステップと、
前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第1の集積値を求めるステップと、
前記第2の領域に属する前記第2の無線端末群に属する前記第2の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する送信データ量と、下り伝播環境情報を取得するステップと、
前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第2の集積値を求めるステップと、
前記第1の集積値と第2の集積値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定するステップを有する、
ことを特徴とする周波数再配分方法。
(付記12)
付記11において、
さらに、前記第1の集積値及び第2の集積値のそれぞれに対し、他の基地局における第1の集積値及び第2の集積値との間の平均値を求めるステップと、
前記求めた第1の集積値の平均値及び第2の集積値の平均値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定するステップを有する、
ことを特徴とする周波数再配分方法。
(付記13)
付記11又は12において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、シンボル方向に均等配分するステップを有することを特徴とする周波数再配分方法。
(付記14)
付記11又は12において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、周波数軸方向に均等配分するステップを有することを特徴とする周波数再配分方法。
(付記15)
それぞれ無線セル領域を有し、前記無線セル領域内の無線端末と通信を行う複数の無線基地局を有する無線通信システムであって、
前記複数の無線基地局のそれぞれは、
送信フレーム毎に、周波数軸方向とシンボル方向で規定される領域を、隣接する基地局に共通する周波数を第1の無線端末群に割り当てる第1の領域と、隣接する基地局に共通しない周波数を第2の無線端末群に割り当てる第2の領域に分割配分したフレームを用い、
前記第1及び第2の無線端末群のそれぞれの無線端末の送信データを保持する送信バッファと、
前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を設定するフレームスケジューラ部を有し、
前記フレームスケジューラ部は、
先のフレーム送信時における前記第1の領域に属する前記第1の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第1の集積値を求め、
前記第2の領域に属する前記第2の無線端末群に属する前記第2の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第2の集積値を求め、
前記第1の集積値と第2の集積値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記16)
付記15において、
前記フレームスケジューラ部は、
前記第1の集積値及び第2の集積値のそれぞれに対し、他の基地局における第1の集積値及び第2の集積値との間の平均値を求め、
前記求めた第1の集積値の平均値及び第2の集積値の平均値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記17)
付記15又は16において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、周波数軸方向に均等配分することを特徴とする無線通信システム。
(付記18)
付記15又は16において、
前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、シンボル方向に均等配分することを特徴とする無線通信システム。
基地局BS1〜BS3の3つの基地局のセル配置の例を示す図である。 周波数軸方向のFFRを適用した場合の周波数配置の例を示す図である。 直交周波数分割多元接続(OFDMA)に周波数軸方向のFFRを適用した場合のフレーム構成例を示す図である。 時間軸方向のFFRを適用した場合の周波数配置の例を示す図である。 図4に対応して時間軸方向のFFRを適用した場合のOFDMAのフレーム構成の例を示す図である。 実施例を適用する基地局装置の構成例ブロック図である。 図6におけるフレームスケジュール機能部11を中心とする、実施例の特徴部の詳細構成を説明する図である。 図7に示す構成の動作フローを示す図である。 MCSテーブルの拡大説明図である。 図3又は図5を簡略してダウンリンクのサブフレームを示す図である。 別の実施例を示すシステム図である。 図11の実施例システムに対応し、図6におけるフレームスケジュール機能部を中心とする、実施例の特徴部の詳細構成を説明する図である。 図12の構成に対応する動作フローを示す図である。
符号の説明
10 下り伝播環境データ抽出部
11 フレームスケジュール機能部
13 送信バッファ部
17 マップ生成部1
110 レジスタ
111 MCSテーブル
112 フレームスケジューラ
112A 変換部
112B ゾーン判定部
112C リユース1ゾーンΣ計算部
112D リユース3ゾーンΣ計算部
112E ゾーン位置決定部
100 ゲートウエイ

Claims (10)

  1. 第1の期間では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置において、
    前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し,且つ前記第2の期間では,前記隣接する基地局と共通する複数の周波数を時間方向に分割して配分する制御部と、
    該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記第1の無線端末群についての送信データの第1のバッファ量と前記第2の無線端末群についての送信データの第2のバッファ量との関係に基づいて前記時間配分を制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2において、
    前記制御部は、バッファ量が多いことを前記時間配分を増大させる要素として用い、前記バッファ量が少ないことを前記時間配分を減少させる要素として用いる、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項2において、
    前記制御部は、無線端末との間の無線品質に応じて変調方式を切り替える適応変調制御を行い、
    前記無線端末の無線品質が良いと前記第1の無線端末群に属させ、前記無線端末の無線品質が悪いと前記第2の無線端末群に属させる場合に、前記第1の無線端末群に対して前記第2の無線端末群と比べてより高速な変調方式が適用されることに基づく送信時間の短縮を前記第1の期間に対する前記時間配分を小さくする方向に作用させる要素として用いる、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 第1の期間では、隣接する基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間では、隣接する基地局と共通しない周波数を用いて第2の無線端末群との間で無線通信を行う基地局を用いた無線通信方法であって、
    前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し、
    さらに,前記第2の期間で,前記隣接する基地局と共通する複数の周波数を時間方向に分割して配分し,
    前記調整された時間配分に従って、該基地局と、前記第1の無線端末群、前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 第1の期間では、隣接する1又は複数の基地局と共通する周波数を用いて第1の無線端末群との間で無線通信を行い、第2の期間に含まれる複数の部分期間のうち、前記隣接する1又は複数の基地局が、排他的に送信を行う各部分期間では送信を行わず、該第2の期間に含まれ、該各部分期間とは異なる部分期間であって、該隣接する基地局が送信を行わない第2の部分期間において、第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信装置であって,
    前記第1の期間と前記第2の期間の時間配分を調整し、調整された第2の期間内の部分期間を前記第2の部分期間として適用する制御部と、
    該制御部により調整された時間配分に従って、前記第1の無線端末群と前記第2の無線端末群との間で無線通信を行う無線通信部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  7. 送信フレーム毎に、周波数軸方向とシンボル方向で規定される領域を、隣接する基地局に共通する周波数を第1の無線端末群に割り当てる第1の領域と、隣接する基地局に共通しない周波数を第2の無線端末群に割り当てる第2の領域に分割配分したフレームを用いる無線通信装置であって、
    前記第1及び第2の無線端末群のそれぞれの無線端末の送信データを保持する送信バッファと、
    前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を設定するフレームスケジューラ部を有し、
    前記フレームスケジューラ部は、
    先のフレーム送信時における前記第1の領域に属する前記第1の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第1の集積値を求め、
    前記第2の領域に属する前記第2の無線端末群に属する前記第2の無線端末群のそれぞれの無線端末に対する前記送信バッファ内の送信データ量と、下り伝播環境情報を取得し、前記下り伝播環境情報に対応して予め定められた変調及び符号化スキームに基づき、前記送信データ量に必要なスロット数の前記第1の無線端末群に対する第2の集積値を求め、
    前記第1の集積値と第2の集積値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項7において、
    前記フレームスケジューラ部は、
    前記第1の集積値及び第2の集積値のそれぞれに対し、他の基地局における第1の集積値及び第2の集積値との間の平均値を求め、
    前記求めた第1の集積値の平均値及び第2の集積値の平均値の割合比に対応して、新たな送信フレームにおける前記第1の領域と第2の領域の配分の境界位置を決定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  9. 請求項7又は8において、
    前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、周波数軸方向に均等配分することを特徴とする無線通信装置。
  10. 請求項7又は8において、
    前記第2の領域を前記第2の無線端末群の複数の無線端末に、時間軸方向に均等配分することを特徴とする無線通信装置。
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