JP5208863B2 - 防振装置 - Google Patents
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Description
<その他>
<手段>
技術的思想1記載の防振装置は、車体側に取り付けられる第1取付部材と、前記第1取付部材がインサート成形される脚部および前記脚部に連続して形成される本体部を有すると共に樹脂材料から構成される連結部材と、振動発生体側に取り付けられる第2取付部材と、前記第2取付部材を前記連結部材の本体部に連結すると共にゴム状弾性体から構成される防振基体とを備えたものであり、前記第1取付部材および第2取付部材は、貫通孔を有する筒状に形成され、前記第1取付部材の軸心方向および前記第2取付部材の軸心方向は、互いに平行に構成されている。
技術的思想2記載の防振装置は、技術的思想1記載の防振装置において、前記第1取付部材の筒状の両端から突出する突起、或いは、前記第1取付部材の筒状の両端が存在する前記連結部材の壁面から突出する突起のいずれか一方を備え、前記第1取付部材は、前記車体側に固着されると共に所定間隔を隔てて立設される一対の板状の壁部の間に挿入された後、前記壁部のそれぞれに形成された孔部と前記第1取付部材の貫通孔とにボルト部材が内挿されて締結されることで、前記車体側に取り付けられるものであり、前記第1取付部材が前記壁部の間に挿入された場合に、前記壁部のそれぞれの端部に前記突起が当接することで、前記壁部のそれぞれに形成された孔部の位置に前記第1取付部材の貫通孔の位置が合致されるものである。
技術的思想3記載の防振装置は、技術的思想2記載の防振装置において、前記第1取付部材に備えられた前記突起の突出方向は、前記第1取付部材および第2取付部材の軸心方向と平行に構成されている。
技術的思想4記載の防振装置は、技術的思想1から3のいずれかに記載の防振装置において、前記第1取付部材は、筒状の一対の側筒部と、前記一対の側筒部の間に連結される筒状の間筒部とを備え、前記一対の側筒部または前記間筒部のいずれか一方は、外周面の一部に、前記筒状の内方へ向って窪んだ窪み部、或いは、前記筒状の外方へ向って突出する突出部のいずれか一方を備えている。
<効果>
技術的思想1記載の防振装置によれば、第2取付部材および防振基体と第1取付部材とが挿入された樹脂金属のキャビティ内へ樹脂材料が射出され連結部材が射出成形されることで、これら各部材が一体に形成される。ここで、第1取付部材の軸心方向および第2取付部材の軸心方向は、互いに平行に構成されているので、第1取付部材、第2取付部材および防振基体を樹脂金型に設置し、樹脂を成形した後、成形品である防振装置を樹脂金型から抜き取る場合に、抜き取り方向を、同じ方向にすることができる。よって、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができるという効果がある。
技術的思想2記載の防振装置によれば、技術的思想1記載の防振装置の奏する効果に加え、第1取付部材の筒状の両端から突出する突起、或いは、第1取付部材の筒状の両端が存在する連結部材の壁面から突出する突起のいずれか一方を備え、そのいずれか一方の突起は、第1取付部材が壁部の間に挿入された場合に、壁部のそれぞれの端部に当接して、壁部のそれぞれに対する第1取付部材の挿入移動を規制することで、壁部のそれぞれに形成された孔部の位置に第1取付部材の貫通孔の位置を合致させる。よって、第1取付部材に形成された貫通孔の位置と、壁部のそれぞれに形成された孔部の位置とを、短時間かつ正確に合致させることができる。従って、第1取付部材の貫通孔と壁部のそれぞれに形成された孔部とにボルト部材を内挿して締結する作業の効率を向上させることができるという効果がある。
ここで、技術的思想2の防振装置と異なり、筒状の一端、或いは、筒状の一端が存在する連結部材の壁面だけに突起が備えられる構成では、その一端側の貫通孔と孔部とにおける位置は合致させることができるが、突起が設けられていない他端側の貫通孔と孔部との位置には、挿入方向におけるズレが発生する。よって、貫通孔と孔部とにボルト部材を内挿して締結する作業を行う場合には、他端側の貫通孔と孔部との位置を合致させる作業が発生し、作業の効率が低下する。これに対し、技術的思想2記載の防振装置では、筒状の両端、或いは、筒状の両端が存在する連結部材の壁面に突起を設けているので、一端側および他端側のそれぞれにおいて、貫通孔と孔部との位置にズレが発生することはなく、これら貫通孔と孔部との位置を短時間かつ正確に合致させることができる。よって、第1取付部材の貫通孔と壁部のそれぞれに形成された孔部とにボルト部材を内挿して締結する作業の効率を向上させることができるのである。
技術的思想3記載の防振装置によれば、技術的思想2記載の防振装置の奏する効果に加え、第1取付部材に備えられた突起の突出方向は、第1取付部材および第2取付部材の軸心方向と平行に構成されているので、突起を備えた第1取付部材、第2取付部材および防振基体を樹脂金型に設置し、樹脂を成形した後、成形品である防振装置を樹脂金型から抜き取る場合に、抜き取り方向を、同じ方向にすることができる。よって、第1取付部材に突起が備えられる場合でも、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができるという効果がある。
技術的思想4記載の防振装置によれば、技術的思想1から3のいずれかに記載の防振装置の奏する効果に加え、第1取付部材は、筒状の一対の側筒部と、一対の側筒部の間に連結される筒状の間筒部とを備え、一対の側筒部または間筒部のいずれか一方は、外周面の一部に、筒状の内方へ向って窪んだ窪み部、或いは、筒状の外方へ向って突出する突出部のいずれか一方を備えている。よって、一対の側筒部が突出部を備える場合、或いは、間筒部が窪み部を備える場合には、第1取付部材の外周の一部に凹状の括れを形成して、その括れに樹脂を食い込ませることができる。一方、一対の側筒部が窪み部を備える場合、或いは、間筒部が突出部を備える場合には、第1取付部材の外周の一部に凸状の出っ張りを形成して、その出っ張りに樹脂を絡ませることができる。よって、軸心方向に沿う力が第1取付部材へ繰り返し作用される場合であっても、第1取付部材が連結部材の脚部から抜け落ちることを低減することができるという効果がある。
ここで特に、技術的思想4記載の防振装置では、一対の側筒部および間筒部が円筒状であった場合でも、第1取付部材の外周の一部に形成される凹状の括れ、或いは、凸状の出っ張りにより、第1取付部材の軸心周りの回転力に対する抵抗を大きくすることができる。よって、第1取付部材へ軸心周りの回転力が作用しても、凹状の括れ、或いは、凸状の出っ張りがその回転力に抵抗して、第1取付部材が脚部に対して軸心周りに回転することを防止することができるという効果がある。
10 連結部材
11 本体部
13 脚部
13a,50a 突起
30 内筒(第2取付部材)
30a 貫通孔(第2取付部材の貫通孔)
40 防振基体
50,250,350 取付金具(第1取付部材)
50c 貫通孔(第1取付部材の貫通孔)
50d,250d,350d 側筒部
50e,250e,350d 間筒部
70b 壁部
70c 孔部
70d 上端面(壁部の端部)
250f,350f 窪み部
Claims (3)
- 車体側に取り付けられると共に貫通孔を有する筒状に形成される第1取付部材と、前記第1取付部材がインサート成形される脚部および前記脚部に連続して形成される本体部を有すると共に樹脂材料から構成される連結部材と、振動発生体側に取り付けられると共に貫通孔を有する筒状に形成される第2取付部材と、前記第2取付部材を前記連結部材の本体部に連結すると共にゴム状弾性体から構成される防振基体とを備えた防振装置において、
前記第1取付部材の筒状の両端から突出する突起、或いは、前記第1取付部材の筒状の両端が存在する前記連結部材の壁面から突出する突起のいずれか一方を備え、
前記第1取付部材の軸心方向および前記第2取付部材の軸心方向は、互いに平行に構成され、
前記第1取付部材は、前記車体側に固着されると共に所定間隔を隔てて立設される一対の板状の壁部の間に挿入された後、前記壁部のそれぞれに形成された孔部と前記第1取付部材の貫通孔とにボルト部材が内挿されて締結されることで、前記車体側に取り付けられるものであり、
前記第1取付部材が前記壁部の間に挿入された場合に、前記壁部のそれぞれの端部に前記突起が当接することで、前記壁部のそれぞれに形成された孔部の位置に前記第1取付部材の貫通孔の位置が合致されることを特徴とする防振装置。 - 前記第1取付部材に備えられた前記突起の突出方向は、前記第1取付部材および第2取付部材の軸心方向と平行に構成されていることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
- 前記第1取付部材は、
筒状の一対の側筒部と、
前記一対の側筒部の間に連結される筒状の間筒部とを備え、
前記一対の側筒部または前記間筒部のいずれか一方は、
外周面の一部に、前記筒状の内方へ向って窪んだ窪み部、或いは、前記筒状の外方へ向って突出する突出部のいずれか一方を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防振装置。
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