JP5208731B2 - 中空本体要素の製造方法、中空本体要素部品アセンブリ、中空本体要素製造用順送型ツールおよびローリング機構 - Google Patents

中空本体要素の製造方法、中空本体要素部品アセンブリ、中空本体要素製造用順送型ツールおよびローリング機構 Download PDF

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Description

本発明は、通常は板金からなる部品への取り付け用の、ナット要素などの中空本体要素の製造方法に関し、特に、それぞれの工程を行う複数の作業ステーションを有する順送型ツールを使用して、形材に前もって穴をあけた後で、棒状の形材または巻材の形態で存在する形材から所定の長さで個々の要素に切断し、任意選択で、次に円筒状のねじ部を形成することによって、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形を有する中空本体要素を製造する方法に関する。また、本発明は、この方法に従って製造される中空本体要素、中空本体要素および板金部品からなる部品アセンブリ、さらにこの方法を行う順送型ツールおよびこの順送型ツールと組み合わせて使用できるローリング機構に関する。
最初に挙げた方法、さらに、対応する中空本体要素および部品アセンブリは、例えば、2005年4月13日に出願の国際出願PCT/EP2005/003893号で公知である。
本発明の目的は、使用するツールが早期に機能しなくなるような負荷をそのツールにかける必要なく、望ましい価格で、中空本体要素、特に、方形ナット要素を製造できる最初に挙げた方法をさらに発展させることである。さらに、このように製造された中空本体要素は、例えば、高い引抜き力(pull−out force)といった優れた機械特性、優れた回転防止性を有するべきであり、さらに、通常は板金からなる部品と、これに取り付けられた中空本体要素と、を有する部品アセンブリの疲労特性を動的負荷のもとでも改良できるように、弱められた切欠効果を呈するべきである。また、中空本体要素は、きわめて好ましい価格で製造できなければならない。加えて、中空本体要素の製造で使用する順送型ツールと、さらに中空本体要素を製造するためのローリング機構と、に関する特に有益な設計を本発明に従って利用可能にしなければならない。
本発明の目的は、請求項1による方法と、請求項23による中空本体要素と、請求項37による部品アセンブリと、請求項41による順送型ツールと、請求項46によるローリング機構と、によって満たされ、それぞれの従属請求項は、本発明の好ましい実施形態を表す。
本発明の方法では、使用する形材は方形断面を有し、そのため、製造するのに安価である。本発明による製造方法を通じて、使用するツールが摩耗を多量に受けることなく、かつ使用するプランジャが早期に機能しなくなることなく、中空本体要素を製造することができる。さらに、順送型ツール内にある形材ストリップの伸長問題は、入ってくる形材ストリップの設計に応じて、1つの矯正ステーションまたは多くても2つの矯正ステーションしか順送型ツール内で必要とされない、すなわち、最初に挙げた国際出願PCT/EP2005/003893号に比較して、本発明によれば、中空本体要素の案内部分にアンダーカットを形成するステーションはもはや必要とされないという点で非常に効果的な態様で解決される。
その一方で、1つのステーションで、1つの形材に対して2つの加工作業が常に行われる作業ステップで製造を行う国際出願PCT/EP2005/003893号の発明の利点は維持される。これは、順送型ツールの製造に対するコストおよび複雑性を極端に上げることなく、製造プラントの生産性を2倍にする。作業要素を2倍化すると、実際上、コストおよび複雑性がある程度増加することになる。しかし、これは、相応する製造品質によって、比較的早期に、容易に取り戻すことができる。
1つの順送型ツールで複数の形材を平行して加工することは確かに可能であるが、これは、1つの形材または1つの形材の順送で問題が発生した場合に、故障が直るまで順送型ツール全体を止めなければならず、それによって、かなりの製造損失が生じることから、必ずしも好ましいとは限らない。それにもかかわらず、本発明は、複数の形材を同時に加工する順送型ツールを使用して実施することができる。
本発明の方法と、本発明による中空本体要素と、本発明による部品アセンブリと、さらに本発明による順送型ツールと、の特に好ましい実施形態を特許請求の範囲から理解することができる。
本発明の方法と、本発明の中空本体要素と、さらに本発明に従って使用される順送型ツールと、のさらなる利点を、図面および図面についての以下の説明に見出すことができる。
図1〜図12の各図は、既存の発明を基にして構築された本発明を理解するのに有益な国際出願PCT/EP2005/003893号に示す図と同じ図を示し、また、図13〜図21に示した各図は、本発明をより的確に表す。
図1は、方形断面をなして、第1の幅広面2、第2の幅広面3、および2つの幅狭面7、8を備えた細長い形材1の一部を示している。形材の長手方向縁部9は、図示のように、丸みをつけることができる。なお、縁部9は、例えば、面取りした面、すなわち矩形形状などの別の形状とすることもできる。形材は、例えば、基本的に長方形形状または正方形形状のナット要素などの中空要素を製造するために、順送型ツール内で加工される。中空要素がナット要素として具現化される場合には、中空本体要素の穴にねじを切るか、またはねじを形成しなければならない。これは通常、順送型ツール以外の別の機械で行われる。また、中空本体要素を板金部品に取り付けた後では、例えば、転造ねじや切削ねじを用いてねじ山を加工することだけが可能である。さらに、中空本体要素にねじを設ける必要はなく、中空本体要素の穴は、シャフトを回転支持する平滑な穴として、または差込みピンを受け入れるプラグマウントとして機能することができる。
図1の形材21または同様の形材から中空本体要素を製造するのに役立つ第1の順送型ツール10は、図2に縦断面図で示されており、縦断面図は、形材の中心を通って切り取られている。
通常はプレステーブルに直接固定されるか、または図示していない中間プレートを介してプレステーブルに間接的に固定される下側プレート12を図2に見ることができる。下側プレート12は、この例では4つあるが、複数の支柱14を担持し、4つのうちの2つを、すなわち、切断面の後ろにある2つの支柱を見ることができる。さらなるプレート16が支柱の上にあり、通常はプレス機の上側ツールプレートかまたはプレス機の中間プレートに固定される。案内18は、(例えば、ここでは図示していないねじを用いて)プレート16にねじ留めされており、プレス機のストローク運動に応じて、支柱14を上下にスライドさせるように設計されている。形材1は、プレス機のストローク毎に矢印の方向20に、形材から製造される個々の中空本体要素の長手方向寸法Lの2倍に相当する量だけ実際に進む。図2および図3の示すところでは、形材1は、第2の幅広面3を上向きにして案内されて順送型ツールを通っているのが分かる。図3の順送型ツールの中央領域の拡大図から分かるように、順送型ツールは、この実施例では、4つの作業ステーションA、B、C、Dを有し、各作業ステーションでは、プレス機のストローク毎にそれぞれ2つの作業が同時に行われている。
第1のステーションAでは、第1のステップa)として、いわゆるアップセット加工が行われる。
第2の作業ステーションBでは、第2のステップb)で穴抜き(ピアシング)加工が行われ、第3の作業ステーションCでは、第3のステップc)で潰し加工または平坦化加工が行われる。最後に、第4の作業ステーションDで切断パンチ22が使用されて、プレス機のストローク毎に形材1から2つの中空本体要素を分離する。これを行う場合に、パンチの右手側は、第1の中空本体要素、すなわち、図3の中空本体要素21の後ろに配置された分離点と、さらに第2の中空本体要素21’の後ろの切断点とで形材を切断して通り抜ける。順送型ツールは、図2および図3に閉じた状態で示されており、この閉じた状態では、2つの中空本体要素21、21’がちょうど形材1から切り離されたところである。切断加工の直前に、ナット要素21の前方側は、圧縮コイルスプリング26によって下方に押された直角カム27の傾斜面24に当たる。このため、形材ストリップが前進すると、カム24はその傾斜面で上方に押され、それによって、スプリング26が圧縮される。第1の中空本体要素21が切断された後で、カム24はナット要素21の右手側を押して、図3の右手側にはっきりと示した傾斜した状態にナット要素を傾ける。次いで、ナット要素21は、スライダに乗って順送型ツールの作業領域から抜け、例えば、次に、重力の効果によるか、または噴出する圧縮空気を用いるなどして、横方向スライドを介して図2による順送型ツールから横方向にナット要素21を誘導することができる。
第2の中空本体要素21’は、切断ダイ30の穴28を通り、その後、プレート40、42、44、12に形成された対応する穴32、34、36、38を通って落ちる。
プレート12内の孔または穴38は、プレステーブル内かまたはプレート12とプレステーブルの間に設けた中間プレート内の別の穴(図示せず)とつなげることができ、これは、21’などのナット要素を、例えば、重力の作用のもとに、または横方向スライドを介して、または噴出する圧縮空気を使用して誘導するのを可能にする。
図3に示す特定の構造では、プレート44は、図示していないねじによってプレート12にねじ留めされている。プレート42は、それぞれの作業ステーションに対応し、(断面図の平面から外れて配置されているために)図示していない別のねじによって、通しプレート44にねじ留めされた複数のプレート分割体からなる。同様に、通しプレート40は、ここでもまた実際に、図示していないねじを用いてプレート42の分割体にねじ留めされている。通しプレート40の上には、プレート40にねじ留めされたプレート分割体50、52、54、56、58、60が順番に置かれている。プレート50は、形材1用の下側案内部、より正確に言えば、この図では下側面を形成する形材1の第1の幅広面2用の下側案内部を形成する支持プレートである。プレート分割体52、54、56は、作業ステーションA、B、Cに対応し、それに対して、切断ダイ30用の受け部を形成するプレート分割体58、60は、作業ステーションDに対応している。
強力な圧縮コイルスプリング62は、他のスプリングが切断面から外れて配置されているために、図2および図3に1つのスプリングしか見出すことができないが、通しプレート44とプレート分割体50、52、54、56、58、60の間の複数の位置に配置されている。符号62などのこれらのスプリングは、プレート分割体50〜60をプレス機の開放と同時に持ち上げる機能を有し、それによって、形材ストリップ1もまた持ち上げられて、アップセットパンチ64、66の作業領域から離れ、それによって、形材は中空本体要素21の長さ量Lの2倍だけさらに進むことができる。
順送型ツールの分割面は、形材1の上に配置され、図3にTで示されている。
形材ストリップの上には、ここでもまた図示していないねじによって通しプレート82にねじ留めされたプレート分割体72、74、76、78、80が順番に配置されている。さらに、プレート82は、上側プレート16にねじ留めされている。
したがって、プレス機の開放と同時に、プレート72、74、76、78、80は、実際に、アップセットパンチ64、66と協働するダイ92、94だけでなく、2つの穴パンチ84、86と、2つの上側平坦化パンチ88、90と、さらに切断パンチ22とが形材ストリップ1と係合しなくなるまで、プレート22および上側プレート16とともに持ち上げられる。スプリング62による形材ストリップの持ち上げと連動したこの移動により、形材ストリップ1は、プレス機の次のストロークに備えて、中空本体要素21の長さ寸法の2倍だけさらに前進できる。
作業ステーションA、Bの長手方向、すなわちストリップ1の方向20の寸法は、中空本体要素21の長さ寸法の4倍に相当することがわかる。作業ステーションCは、中空本体要素21の長さ寸法の3倍に相当する長さ寸法を有し、それに対して、作業ステーションDは、中空本体要素21の長さ寸法の倍数に相当する長さ寸法を有し、この実施例では、ちょうど6倍とされている。これは、形材ストリップ1の加工が行われない、符号98などのいわゆる空位置が存在することを意味する。しかし、これらの空位置は、使用するツールの個々の構成要素を十分に安定させ、それらを支持するために必要とされる空間を提供する。
さらに、図3から分かるように、穴抜きパンチ84、86と協働する穴抜きダイ100、102は、中央穴104、106をそれぞれ有し、この中央穴は、インサートスリーブ112、114内の別の穴108、110と整列しており、これは、打ち抜かれたスラグ116、118を廃棄できるようにする。すなわち、打ち抜かれたスラグは、穴104、106よりも直径を大きくされた穴108、114と、プレート12内の別の穴120、122とを通って下方に落ち、ナット要素21の場合と同様の方法および手段で設けることができる、プレステーブルかまたは中間プレート内の対応する通路を介して、廃棄するかまたは遠くに運ぶことができる。
ここには示していないが、形材ストリップ1の左右に、すなわち図3の図面の平面の裏と表に案内要素が配置され、この案内要素は、例えば、プレート50、52、54、56、58の側部によって形成することができ、順送型ツールを通る所望の移動路を形材ストリップが確実にたどるようにする。側部には小さい自由空間を設けることができ、この自由空間により、横方向に起こり得る形材ストリップの膨張が可能になる。
アップセットパンチと協働するダイボタン92、94のアップセットパンチ64、66と、穴抜きパンチと協働するダイボタン100、102の穴抜きパンチ84、86と、平坦化パンチ88、90とについての設計の詳細は、そのほかの点に関して、次の図面でもってさらに正確に説明される。
通常は板金からなる部品に取り付けるための、ナット要素などの中空本体要素を製造する方法は、図2および図3の順送型ツールを用いて実施される。この方法は、それぞれの工程を行う複数の作業ステーションA、B、C、Dを有する順送型ツールを使用して、形材1に前もって穴23をあけた後で、棒状の形材または巻材の形態で存在する形材1から、個々の要素を所定の長さに切断し、任意選択で、次に円筒状のねじ部を形成することによって、例えば、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形を備えた中空本体要素21、21’を製造するのに寄与する。この方法は、形材1用の、または互いに平行して配置された複数の形材用の各作業ステーションA、B、C、Dにおいて、順送型ツールのストローク毎に2つの作業がいずれの場合も同時に行われることを特徴とする。すなわち、アップセットパンチ、穴抜きパンチ、および対応するダイボタンなどの個々のツールが相当する数量だけ存在するならば、基本的には、互いに平行した複数の形材1を同じ順送型ツールで同時に加工することが可能である。
最後の作業ステーションでは、2つの中空本体要素21、21’が、いずれの場合にも切断パンチ22を用いて形材または各形材1から切断される。
切断パンチ22は、第1の中空本体要素21の後ろの第1の点と、第2の中空本体要素21’の後ろの第2の点で形材を切断して通り抜け、第2の中空本体要素21’は、形材の移動路から外れて、形材1の長手方向に対して垂直な切断パンチの移動方向に案内される。第1の中空本体要素21は、順送型ツールの切断ステーション内で、通常少なくとも最初は、形材の移動路の方向に運ばれる。
順送型ツールの各作業ステーションは、形材の長手方向に、完成した中空本体要素21、21’の長手方向寸法の3倍または4倍または倍数に相当する長さを有する。
示した順送型ツールの実施形態では、形材の移動路に対して傾斜して配置されたカム面24を有するスプリング装架カム27が、最後の作業ステーションの出口端で、形材の前端部の前縁部によって、スプリング装置26の力に逆らって付勢される。形材の前端部に形成された中空本体要素21を切り離した後で、中空本体要素21は、順送型ツールからの取り出しを容易にするために、スプリング装架カムによって下方に傾けられる。
図2および図3の実施形態では、下側スタンプ64、66は、アップセット加工を行うように動作し、穴パンチ84、86は、穴パンチに面した、形材1の反対側から穴抜き加工を行う。
平坦化加工を行う場合に、それぞれの平坦化スタンプ88、90は、上方から形材ストリップ1に作用し、一方、ストリップは、プレート分割体56によって穴抜き部の近くで支持される。この代わりに、例えば、中空穴抜き部分の端面をより鋭利な縁部構造とするために、平坦化加工中に形材ストリップの穴の先端領域で形材を支持する必要があると思われる場合に、プレート分割体56にある支持ピンを形材ストリップの穴の先端に配置することも可能である。
特定の中空本体要素の製造について説明した幾つかの実施例が以下に提示される。
図4A〜図4Eおよび図5A〜図5Dを参照して、通常は板金からなる部品に取り付けるように設計されたナット要素などの中空本体要素を製造する本発明の方法が以下に説明される。その1つは、ここでは特に、それぞれの工程を行う複数の作業ステーションA、B、C、Dを有する順送型ツール(図2、図3)を使用して、形材に前もって穴204を打ち抜いた後で、棒状の形材(1、図1)または巻材の形態で存在する形材から、個々の要素を所定の長さに切断し、任意選択で、次に円筒状のねじ部206を形成することによって、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形202を有する中空本体要素200を製造する方法に関する。この方法は、以下のステップを特徴とする。
a)第1のステップでは、断面が長方形の図4Aの形材1から始めて、上部から降りてくるアップセットダイボタン92、94とアップセットパンチ64、66を使用して、アップセット加工を行う。アップセット加工によって、形材1の第1の幅広面2に円筒状の凹部208が形成され、かつ第1の幅広面2の反対側にある形材の第2の幅広面3に中空円筒状突起210が形成され、この突起は、図4Bに示すリング状凹部212によって囲まれる。形材ストリップ1は、プレス機、すなわち順送型ツールの閉鎖中に、プレート分割体52より上に突出したアップセットパンチ64、66の端部に押し付けられる。アップセットパンチの突出端部は、図4Bに示す円筒状凹部208の形状に対して相補的な形状を有する。同様に、アップセットパンチと協働するダイボタン92、94の端面は、中空円筒状突起210の形状と、図4Bのとおりにこの中空円筒状突起を囲むリング状凹部212とに対して相補的な形状を有する。
b)第2のステップでは、円筒状凹部208のベース部214と中空円筒状突起210のベース部216の間に残ったウェブ218が、プレス機、すなわち順送型ツールの閉鎖時に、穴パンチ88、90を用いて穴抜きされて、貫通穴204(図4C)を形成する。打ち抜かれたスラグは、説明したように、それぞれ、穴104、106、108、110を通って廃棄される。
c)第3のステップでは、中空円筒状突起210は、その自由端面(free end face)220で平坦化されて、外面をアンダーカットされた穴抜き部222を形成し、それによって、幅広面2、3に対して平行で、穴204の縦中心軸226に対して垂直な平面内にある図4の端面224が形成される。その後、作業ステーションDで中空本体要素を形材から分離することができ、必要ならば、図4Eまたは同様の図5Cに示すように、続いて、ねじ山206を設けることもできる。
必要ならば、第3のステップはステップb)と結合することができる。
ステップa)のアップセット加工中に、円筒状凹部の直径と中空円筒状突起の内径とは、少なくとも実質的に同じにされる。
さらに、形材の第1の幅広面2にある円筒状凹部208の開口229には、好ましくはステップa)のアップセット加工中か、またはステップb)の穴抜き加工中か、またはステップc)の平坦化加工中に、丸みをつけたまたは面取りした入口縁部230が設けられ、この入口縁部は、要素を使用するときにねじの出口を形成する。
ステップa)のアップセット加工中か、またはステップb)の穴抜き加工中か、またはステップc)の平坦化加工中に、中空円筒状突起210の口部232にも、完成した要素でねじの入口を形成する、丸みをつけた、または面取りした出口縁部234を設けるのが好ましい。
ステップb)によるウェブの穴抜き中に、少なくとも実質的に円筒状凹部208の直径と一致し、かつ中空円筒状突起210の内径と一致する直径で穴204が形成される。さらに、第1のステップa)のアップセット加工中に、中空円筒状突起210の自由端には、外側に面取り面236が設けられる。さらにまた、このアップセット加工中に、リング状凹部212には、形材ストリップの第1の幅広面2、および第2の幅広面3に対して略平行な平面内に少なくとも位置し、少なくとも実質的に丸い、中空円筒状突起210の外側面への移行部240と半径方向内側で合流し、60°から90°の範囲、好ましくは約90°の円錐の内包角を形成する円錐面242に半径方向外側で合流するリング状のベース領域238が設けられる。
リング状凹部212のリング状領域238から円錐面242への移行部243は丸みをつけられ、リング状凹部212にある円錐面の、形材の第2の幅広面3への出口245もまた丸みをつけられる。実際には、円錐面242は、丸みをつけた移行部243が丸みをつけた出口245と接線方向において合流するように構成される。
アンダーカット244の加工中に、アンダーカットは、中空円筒状突起210の円筒部分で形成され、この円筒部分は、形材1の第2の幅広面3の概ねの高さで、中空円筒状突起210の領域246に合流し、この領域246は、ステップc)を行うときに太くされ、形材の第2の幅広面3を越えて少なくとも実質的に突出する。
中空円筒状突起210の太い領域246は、少なくとも実質的に円錐形とされ、第1および第2の幅広面から離れる方向に広がり、中空円筒状突起の、端面224に隣接した太い領域の円錐角は、30°から70°の範囲にあり、好ましくは約50°とされる。平坦化加工の後では、中空円筒状突起219は、縁をできる限り鋭利にした穴抜き縁部250内の外よりにあるその自由端で終端する。
特に、図5Aおよび図5Bから分かるように、リング状凹部は、平面図で方形である中空本体要素の最短横断寸法よりほんのわずか小さい外径とされ、それにより、リング状凹部212は、形材1の第2の幅広面3とともに、0.25mmから1mmの範囲、好ましくは約0.5mmのウェブ284、286を形成し、第2の幅広面3の平面内において、最も狭い地点が形成される。
図5E〜図5Iおよび図5J〜図5Nは、基本的に図5A〜図5Dと同じ要素を示すが、穴抜き部222の設計に関して小さな差異があり、穴抜き部は、図5E〜図5Iと図5J〜図5Nとによる2つの変形型に理想的な形状を有する。
図5E〜図5Iおよび図5J〜図5Nでは、これまでの実施形態に対しても使用された同じ符号が使用されている。当然のことながら、先の説明は、図5E〜図5Iおよび図5J〜図5Nにも当てはまる。すなわち、同じ符号を有する部分についての先の説明は、図5E〜図5Iおよび図5J〜図5Nについての説明にも当てはまる。この取り決めは、別の図においても保持されるので、重要な差異や重要な特徴のみが特にここで説明される。
図5E〜図5Iの実施形態と図5J〜図5Nの実施形態の間の主な差異は、図5E〜図5Iの実施形態が、例えば、板金厚さが1.2mmから2.0mmの範囲にあるより厚い板金に対して使用され、それに対して、図5J〜図5Nの実施形態は、例えば、板金厚さが0.4mmから1.2mmの範囲にある幾分薄い板金に対して使用されるという事実にある。
具体的には、図5Eは、穴抜き部222の下側端面に面する下からの図、すなわち、図5Hの矢印方向Eからの図を示している。図5Fは、図5Eの垂直切断面F−Fに対応する断面図であり、図5Fでは、軸方向に延び、図5Eで12時と6時の位置に配置された、回転を防止する2つのリブ272をそれぞれ断面図に見ることができる。それに対して、図5Eに載せられた、回転を防止する別の4つのリブ272’は、図5Fにも、切断面G−Gによる断面図を示す図5Gにも見ることができない。リブ272’はまた、それらが基本的に穴抜き部222の後ろにほとんど隠れているので、図5Eの表示によって認識できるだけである。切断面は、回転を防止するリブ272またはリブ272’が、切断面内にまたは切断面に隣接して位置しないように選択され、かつリブが切断面内の側面図で認識できるほど十分に大きくはないので、図5の断面図で明瞭に認められない。
図5Hおよび図5Iはそれぞれ、図5Gまたは図5Fにある、鎖線で書かれた長方形でそれぞれ示す領域の拡大図である。図5Hおよび図5Iから分かるように、穴抜き部222の下側端面224は、先端部250から接線方向に延びる切断面内の曲線によって形成される。
これは、中空本体要素の縦中心軸226に対して垂直な平面内に、かなりのリング面成分を有する図5A〜図5Dの実施形態の端面224との違いを表す。
さらに、図5Dに円錐形の傾斜面242として表したリング状凹部212の領域は、実際上は、転換点で互いに合流する2つの曲線によって形成されることが図5Hおよび図5Iの図面から特に分かる。この実施例では、2つの線301、303で示した非常に短い直線部分しか有していないが、この直線部分はまた、実際には存在する必要がない。すなわち、凹部の斜めに配置した壁(湾曲領域243、245)を形成する2つの曲線が、接線方向に互いに直接合流することができる。それにもかかわらず、転換点の領域には、ほぼ平坦と称することができる面領域が存在するので、「少なくとも実質的に円錐形の」という表記は正しい。当然のことながら、より明確な完全に円錐形の領域を設けることもできる。
同じ符号を使用することによって、図5J〜図5Nが図5E〜図5Iと全く同様に解釈できると分かる。ここでの唯一の差異は、図5Eで回転を防止するノーズ272’が、実際にはリング状穴抜きエッジ250の後ろに隠れているために、図5Jに見ることができないことである。つまり、回転を防止するノーズ272を図5Kおよび図5Nに見ることができるだけである。
図6A〜図6Eによる中空本体要素を製造する代替の方法では、ステップa)によるアップセット加工時に、対応する形状とされたアップセットパンチ64、66とアップセットダイボタン92、94とを使用することにより、リング状の隆起部分260が、形材の第1の幅広面2に円筒状凹部208を囲んで形成され、この隆起部分は、例えば、基本的に中空円筒状突起を囲むリング状凹部212の体積と一致する材料体積を表している。この実施形態では、円筒状凹部208の直径は、中空円筒状突起210の内径よりも大きくなっている。さらに、ねじ山206は、段付き穴264の円錐形領域262で終端しており、この実施例においては、この円錐形領域は、任意選択で、丸みをつけたねじ出口の代わりに使用することができる(これは、図4A〜図4Cまたは図5A〜図5Dの実施形態でもそれぞれ実施できる)。
リング状凹部のベース部は、この実施形態では、中空円筒状突起210から円錐面242への丸い移行部243のみで形成され、これは、図4A〜図4Eと図5A〜図5Dの実施形態でもそれぞれ実施できる。
ステップa)によるアップセット加工時に、回転を防止する特徴部272が、対応する外形のアップセットパンチ92、94によって、中空円筒状突起210から外向きで、中空円筒状突起210を囲むリング状凹部212の領域内の内側に形成される。
回転を防止するこれらの特徴部は、(図示のように)リブ272および/または溝(図示せず)によって、中空円筒状突起210の半径方向外側に形成することができる。これらのリブ272は、軸方向226に延び、中空円筒状突起210のアンダーカット244にまたがる。これらのリブは、少なくとも実質的に、アンダーカットの半径方向最大深さの40%から90%の範囲にある量に相当する半径方向の幅を有する。
このように、中空本体要素200は、通常は板金からなる部品280に取り付ける(図7Aおよび図7B)ために形成され、第1の幅広面2と第2の幅広面3を備えた少なくとも実質的に正方形または長方形の外形202を有し、さらに、第2の幅広面を越えて突出し、アンダーカットを有し、第2の幅広面にあるリング状凹部212によって囲まれた穴抜き部246と、第1の幅広面2から穴抜き部246を通って延びる穴204とを有し、この穴は、任意選択で、円筒状のねじ部206を有し、中空本体要素は、回転を防止する特徴部272が中空円筒状突起210上で外側に、および/または中空円筒状突起210を囲むリング状凹部212の領域内の内側に形成されることを特徴とする。
中空本体要素はさらに、第2の幅広面3が1つの平面内でリング状凹部212の半径方向外側にあるので、すなわち、中空本体要素の横逃げ面への移行部にある任意の丸みをつけた部分や面取り面から離れて位置するので、リング状凹部の外側にある領域には、バー、溝、またはアンダーカットが全く存在しないことを特徴とする。
リング状凹部212は、平面図で断面が方形である中空本体要素の最短横断寸法よりもほんのわずかだけ小さい外径とされ、それによって、リング状凹部は、形材の第2の幅広面3とともに、第2の幅広面の平面内の最も狭い地点284、286に残存する、0.25mmから1mmの範囲、好ましくは約0.5mmのウェブを形成している。
図7Aおよび図7Bは、図5A〜図5Dに基づいた本発明による同一の要素200が、例えば、厚さが0.7mmの薄い方の板金部品(図7A)と、例えば、厚さが1.85mmの厚い方の板金(図7B)とともにどのように使用できるかを示している。板金材料は、ダイボタンを使用した圧縮成形後に、リング状凹部212全体を埋め、リング状凹部の全面と、アンダーカットの領域にある回転を防止する特徴部272の全面と、に接触した状態に置かれる。したがって、両方の場合とも、回転を防止するリブ272との重なりは良好となり、このため、中空本体要素200と板金部品280の間の回転を良好に防止できる。穴抜き部246は、これらの実施例では、少なくとも基本的に変形せず、自己穴抜き(セルフピアシング)の態様で板金部品に挿入される。穴抜き部246の平坦な端面224は、(図7Aに示すような)薄い板金では、板金部品の下側面の高さにあり、厚い方の板金部品(図7B)では、板金部品の下側面より上にある(すなわち、板金部品のその面が中空本体要素の本体部から離れている)。両方の場合とも、リング状凹部282は穴抜き部を囲んで存在し、穴抜き部は、プレス機、またはロボットを介して、もしくはC形フレームにおいて、中空本体要素の自己穴抜き部取り付け中に、相補的に設計されたダイボタンの特定の形状によって付与された形を有する。これに関連して、留め具要素に自己穴抜きを設ける場合には一般的であるように、ダイボタンは、発生した打抜きスラグを廃棄する中央穴を有する。本発明による中空本体要素は自己穴抜き型とされるが、それでも、前もって穴を抜いた板金部品に使用することができる。本発明による中空本体要素の第2の実施形態では、別の範囲にある板金部品厚さを、例えば、1.85mmから3mmまでを対象とすることができる。それには、単に穴抜き部を幾分長くすればよい。
平面図で正方形の中空本体要素は、第2の幅広面3が板金部品280の上側面と直接接触するが、板金部品に埋まらないように、または実質的に埋まらないように取り付けられるので、切欠作用をおそれる必要はなく、動的負荷がかかる場合でも、優れた耐疲労性によって良好な疲労挙動が得られる。中空本体要素は、平面図で正方形であるが、穴抜き部が平面図で円形であり、したがって、方向性がないので、それぞれ使用するセッティングヘッドに対してダイボタンを特別に方向合わせする必要がない。セッティングヘッドとダイボタンが互いに同軸上にあり、中空本体要素の縦軸226と同軸上にあることを保証するだけでよい。図7Aまたは図7Bの部品アセンブリにさらなる部品を取り付けるときに、さらなる部品は通常、底部からねじ部(thread)にねじ込まれるスクリュウ(図示せず)によって、底部で板金部品に固定される。したがって、中空本体要素200と板金部品の連結は、スクリュウの締め付けによって強化される。
さらに、回転を防止するリブは、例えば、図8A〜図8D、図9A〜図9D、または図10A〜図10Dに示すように、半径方向にリング状凹部212と交差する、もしくは、またがることがあり得る点に留意しなければならない。回転を防止するこのようなリブは、幅広面3と同一平面上に置くことができるか(図8A〜図8D)、またはリング状凹部内に引っ込んで存在することができる(回転を防止するこの種の特徴部は、図面に示されていない)。
図8A〜図8Dの実施形態では、272”で示される、回転を防止するリブの自由端上面(free top side)は、リング状凹部212の外側にある幅広面3の面と同じ平面にある。しかし、これらの面272”は、幅広面3から後退させて配置することもできる。回転を防止するリブは、リング状凹部212にまたがっているので、アンダーカット244の領域で、リング状穴抜き部222の側部に見出すこともできる。
図9A〜図9Cは、さらなる変形形態を示しており、回転を防止する特徴部は、リング状凹部212上を半径方向に延びる回転を防止するリブの形状を有しているが、図9A〜図9Dによる実施形態の回転を防止するリブ272の上面272”’は、穴抜き部222に向かう方向に進むにつれて高くなるように傾斜して配置されており、したがって、リング状凹部上を半径方向に延びてそれにまたがるだけでなく、穴抜き部222のアンダーカット244で、アンダーカット244の長さの大部分にわたって、または全長にわたって軸方向にも延びている。
図10A〜図10Dは、図9A〜図9Dの実施形態と非常に似ている実施形態を示しているが、ここでの回転を防止するリブは曲がっていて、湾曲部272”””を介して互いに合流する半径方向成分272””と軸方向成分272””’を有し、したがって、全体として、上述のような曲がった形状を有する。
図11A〜図11Dは、ここでは、リング状凹部212の斜めに配置した側壁に形成された凹部272”””’または溝の形態の、回転を防止する別の種類の特徴部を示しており、凹部272”””’は、ここでは、平面図でほぼ貝殻(shell)状の形状を有する。例えば、幅広面3の領域にさらに細くされた細長い溝など、他の形状の凹部も考えられる。
最後に、図12A〜図12Dは、本発明による中空本体要素の幾分異なる形態を示している。
図12A〜図12Dによる実施形態の中空本体要素の形状における重要な差異は、リング状凹部が、ここでは平面図で多角形形状212’を有し、特定の場合として、実際に正方形形状を有するという事実に見ることができ、リング状凹部は、対応する数量、すなわち、4つの斜めに傾けた面400、402、404、406を有し、これらの傾斜面は、湾曲部408、410、412、414を介して互いに合流している。平面図で多角形のリング状凹部212’の最下点には、4つの隅領域416、418、420、422によって定義され、要素の縦中心軸226に対して垂直な平面に配置された面領域がある。穴抜き部222は、湾曲部424を介してこれらの隅領域と合流し、この湾曲部は、半径方向の最外地点で、4つの隅部416、418、420、422によって形成された面領域の最大横断寸法よりわずかに大きい直径を有しており、この湾曲部は、最終的には4つの斜めに配置した面の最下端部に合流している。426、426’、426”などの細い平行線はすべて、特に板金部品の緩やかな曲げを保証する湾曲部または丸みをつけた面を示している。
この実施形態では、リング状凹部212’の多角形形状それ自体が、必要とされる回転防止機能を担うので、回転を防止する別のリブを設ける必要がない。この実施形態はまた、斜めに配置した面と、さらにリング状凹部のベース領域にある隅領域が要素の接触面であるために有利であり、相応した低い面圧で板金部品に作用することができ、要素が沈降する危険がない。それにもかかわらず、回転防止に対して高い有用性が得られ、引き抜きに対しても高い抵抗力が得られる。
さらに、斜めに配置した面の間の丸みをつけた領域は、特に、部品に動的負荷がかかった場合に疲労につながることがある、顕著に鋭利な部分が板金部品の対応する領域に存在しないという利点を有する。穴抜き部222は、他の実施形態と同様に、板金部品内に円形の穴を形成するので、使用中の疲労亀裂につながることがある応力集中も予想されない。中空本体要素の板金部品への取付中に、この要素は、少なくとも実質的に変形を受けない。変形は望ましくなく、板金部品は、適切な相補的形状のダイボタンによって、穴抜き部222を囲む領域にある正方形の凹部212’に運ばれ、穴抜き部を囲むこの穴抜き部と完全に接触する。
図8A〜図8Dから図12A〜図12Dのすべての実施形態では、中空本体要素は、第1の幅広面2において平坦化される。すなわち、端面は、図5A〜図5Nの前の実施形態に従って、中空本体要素の縦中心軸226に対して垂直に位置する。しかし、図8A〜図8Dから図12A〜図12Dの実施形態の対応する端面は、図6Dの実施形態と完全に同様にできると考えられる。図12A〜図12Dでは、これは、隆起部分が、図6Dと同様な円形リング形状の隆起部分の代わりに、この場合、対応する多角形形状、ここでは正方形形状となることを意味する。
この応用例における多角形形状について説明すると、この多角形形状には、3〜12のいずれの多角形形状面、すなわち、斜めに配置した面を備えた多角形が含まれる。
図12A〜図12Dに示された実施形態では、平面図で正方形の凹部領域で材料の移動が相当生じるので、平坦化によって変形されて穴抜き部222が形成される中空円筒状突起を、中空本体要素の第2の幅広面3からの材料の移動のみで得ることがここでは完全に可能である。すなわち、材料が第1の幅広面2から移動する、製造方法の第1のステップのアップセット加工を行う必要がない。すなわち、ここでは、請求項1による第1の製造ステップa)を、平面図で多角形のリング状凹部の領域からと、中空円筒状突起210の中空空間の領域からの材料の移動だけによって、中空円筒状突起210が形成される成形加工で置き換えることができる。その後の穴抜き加工時に、この方法で形成された本体は、次いで、第1の幅広面2から始まり、中空空間232のベース部216に至る穴抜きを受ける。
リング状凹部212の配置は、必ずしもアップセット加工と同時に行う必要はなく、穴抜き加工や平坦化加工と組み合わせることができる。言い換えると、この場合に、穴抜きパンチ84、86または平坦化パンチ88、90は対応する形状を有さなければならない。
順送型ツール内で中空本体要素を互いに切り離す必要はなくて、中空本体要素の全体形状を形成した後で、形材の形や再度巻いた形で形材を保管するかまたは使用することができ、次いで、中空本体要素を部品に取り付けるために、セッティングヘッドで形材を使用する場合に、個々の中空本体要素への分割だけが行われる。
図1〜図12に関連させて先に説明した方法、中空本体要素、部品アセンブリ、および順送型ツールを単純化する修正によって生まれた本発明の方法、中空本体要素、部品アセンブリ、順送型ツール、およびローリング機構を以下に説明する。図13〜図27による本発明の説明を容易にするために、図1〜図12による実施形態に対して使用された同じ符号が使用される。当然のことながら、先の説明はまた、図13〜図27に対しても当てはまる、すなわち、同じ符号を有する部分の先の説明は、図13〜図27の説明に対しても当てはまるので、重要な差異のみを説明することが必要である。したがって、ここでは、重要な部分の重要な差異のみを特に説明する。
図13A〜図13Dを参照すると、案内部、すなわち中空突起210が、ここではアンダーカットなしで設計されているという事実を除いて、図5A〜図5Dによる要素と同様の中空本体要素が示されている。従って、回転を防止する軸方向リブ272が、アンダーカット内に隠れないで、ここでは中空円筒形状である突起210から半径方向に離れるように突出しているために、軸方向リブ272をより良好に見分けることができる。さらに、別のやり方では、中空円筒状突起つまりリベット部210の矯正時にねじ山が変形し、これにより、ボルトの導入がより困難になるか、または不可能になることから、本発明による中空本体要素のねじ山は、中空円筒状突起の直前で終端しており、中空円筒状突起の中に突出していないことが明瞭に示されている。
本発明による中空本体要素は、図5A〜図5Dの実施形態についての修正形態に関して説明しただけであるが、先に説明した中空本体要素の実施形態のすべて、すなわち、特に、図5E〜図5N、図6A〜図6E、図8A〜図8D、図9A〜図9D、図10A〜図10D、図11A〜図11D、および図12A〜図12Dの各中空本体要素は、図示した各図のそれぞれの回転防止用特徴部の設計を用いて、円筒状突起が図13A〜13Dに示すように、中空突起210のアンダーカットを削除して、本発明による中空本体要素に作り替えることができる。
次に、このような中空本体要素を板金部品にどのように取り付けて、圧縮抜け(press−out)、押し出し抜け(push−out)、および、こじ開け抜け(lever−out)を防止できるのか、さらに、中空本体要素は自己穴抜きの態様で使用することができるかどうか、といった疑問が生じる。最初の疑問に対する答えは、それぞれの中空本体要素は、ここでは、リベット要素として形成されて、実際に、中空円筒状突起は、突起部を板金部品の穴に通した後でビード状にかしめられて、リベットビードを形成するということである。これを行うことができる方法は、前もって穴を抜いた板金部品280’に関連した図14Bに示されており、図14Bでは、穴500がビード502のベース領域に設けられている。これは、前もって穴を抜いた板金部品である。中空円筒状突起を板金部品の穴500に通した後で、リベット部を形成する中空円筒状突起は、リベットダイ504を使用してビード状にかしめられて、リベットビード506を形成し、このリベットビードは、リベットビード506と、幅広面3にあるリング状凹部212のベース面と、の間に形成されたリング状の溝508内の穴500との境界領域で、板金部品を圧着した状態で受ける。
本発明の中空本体要素の中空円筒状突起には、アンダーカットが設けられていないが、それでも、自己穴抜きが2段階で行われる場合、中空本体要素を板金部品に自己穴抜きの態様で取り付けることができる。第1の段階またはステーションでは、中空円筒状突起が、板金部品の他方の側に配置された適切な穴抜きダイとともに使用されて、板金部品内に穴をあけ、穴抜きスラグを穴抜きダイの中央通路に通して除去する(図示せず)。その後で、実際に、穴の縁と係合した場合に、中空円筒状突起と穴との摩擦(hollw friction)および/または回転を防止する特徴部またはリブの結果として、中空本体要素が板金部品に「吊された」まま残る。第2の段階またはステーションでは、中空円筒状突起によって形成されたリベット部は、例えば、図14Cのリベットダイなどの適切なリベットダイでビード状にかしめられて、リベットビードを形成する。
一方、本発明による中空本体要素の形態はまた、順送型ツールの単純化を可能にする。中空突起のアンダーカットがないので、これまでは必要とされた、アンダーカット付近での中空突起の平坦化を行う順送型ツールの第3のステーションCがもはや必要ではなくなって、このステーションを削除することができ、これに伴い順送型ツールが単純化される。次に、この方法をもたらす順送型ツールの形態が、図15および図16に示されている。前の説明は、図15および図16の対応する部分や部品に対しても当てはまるので、前に使用された図2および図3の符号が図15および図16で使用されており、さらなる説明は省略する。
この単純化は、たった1つの矯正ステーション(ステーションA)、すなわち、アップセット加工を行うステーションしか必要とされないことを意味し、アップセット加工では、伸長、すなわち、形材ストリップの長手方向の伸長が起こり、これは望ましくない。穴抜き加工または切り離し加工を行う残りのステーションB、Dでは、形材ストリップの伸長は全く起こらない。作業ステーションB、Dでのこれらの加工から、対応する作業ステーションB、Dが矯正ステーションとしてみなされないことが分かる。
順送型ツールのさらなる単純化も可能であり、実際に、アップセット加工は順送型ツール以外の、例えば後述する、図19A〜図19C、図20A〜図20Cまたは図21A〜図21Cによる、ローリング機構で行うことができる。このような構成の場合、ローリング機構が形材ストリップを順送型ツールに直接供給するように、ローリング機構を順送型ツールに連結することができる。しかし、これは必須ではない。ローリング機構は、必要とされるアップセット部分を有する形材ストリップを中間製品として送出することができ、次いで、この中間製品を所定の長さでまたは巻材の形態で順送型ツールに供給することができる。ローリングは、次の順送型ツールでの製造とは別の工場で行うことができる。アップセットステーションが順送型ツールにない場合、矯正ステーションは存在せず、伸長問題はもはや発生しない。これは理想的な問題解決手段を意味する。
アップセットステーションAが順送型ツールから削除されるか、または第1の場所に組み込まれない場合に、順送型ツールは、図17および図18に示すように設計される。先の説明は、対応する部分や部品に対しても当てはまるので、前に使用された図2および図3の符号は、図17および図18にも記載されており、さらなる説明は省略する。
図19A〜図19Cでは、第1の幅広面2と反対側に配置された幅広面3とを備え、かつ少なくとも実質的に長方形断面を有する進入形材ストリップ1から、規則的に交互する形材部からなる送出形材ストリップ1’を、ローリング機構は製造するように設計されており、この送出形材ストリップは、図17および図18の順送型ツール用の進入ストリップを形成する。このために、送出形材ストリップ1’は、少なくとも実質的に進入形材ストリップ1の断面形状を有する第1の形材部と、進入形材ストリップ1から製造され、それぞれが第1の幅広面に円筒状凹部208を有し、第2の幅広面3にリング状凹部212で囲まれた中空円筒状突起210を有する第2の形材部とで構成される交互する形材部からなる。
ローリング機構は、ディスク状形状の第1のロールおよび第2のロールからなるが、これらロールの一部だけが、実際に、図19Aに斜視図で、図19Bに部分側面図および半径方向部分断面図で、図19Cに固定ギャップ領域の拡大図で示されている(図20A〜図20Cおよび図21A〜図21Cの各図面が対応して描かれている)。ロール600、602は互いに同期され、反対の回転方向604、606に動く。進入形材ストリップ1は、ギャップ領域608で、すなわち、ロール間の固定ギャップ610で矯正される。第1のロール600は、一定の角度間隔で配置され、円筒状凹部208の形状に対して相補的な形状を備えた複数の突起612を有する。同様に、第2のロール602は、第1のロールの突起と同じ間隔で配置された複数の定形部または定形領域614を有し、その定形領域はそれぞれ、中空円筒状突起210の形状に対して相補的な形状616を備えた中央部と、さらに、中空円筒状突起210を囲むリング状凹部212の形状に対して相補的な形状を備えた、中央部を囲むリング状突起618と、を有する。
図20A〜図20Cまたは図21A〜図21Cのローリング機構では、各ロールは、図19Cの符号618などの、形材ストリップ内にリング状凹部を形成することになる定形突起がロール602にないことを除いて、同様に設計されている。これは、例えば、リング状凹部212の形成が穴抜き加工と組み合わされる(これによって、穴の壁の修正に寄与することができる)という点から、またはリング状凹部212の形成が異なる作業ステーションで(例えば、追加した作業ステーションで)行われるという点から、中空本体要素にとって望ましいリング状凹部212が、順送型ツールで製造されなければならないことを意味する。
すべてのローリング機構において、第1のロール600の突起612と、第2のロール602の定形部または定形領域614とが、符号620などの逃げ部分を有するならば、すなわち、円筒形状とは異なるややボール状の形状を有するならば、それは好ましく、そのややボール状の形状は、障害なくロールの離脱移動がロールで行われるのを保証し、すなわち、形成された形材ストリップが出ていくときに、ロールと形材ストリップとの衝突が起こり得ないのを保証する。
第1のロールの各突起によって移動される形材ストリップ材料の体積は、少なくとも実質的に、第2のロール側で移動した材料の材料体積に、すなわち、次のように構成される体積にうまく一致しなければならない。つまり、中空円筒状突起210の体積に、第2の幅広面を越えて延びる突起のベース領域の体積を加え、さらに突起を囲むリング状凹部212の体積を引いた体積である。
最後に、第1のロール600の突起612および/または第2のロールの定形部614は、図19〜図21に示すように、それぞれのロール600またはロール602のそれぞれのインサートによって形成することができ、図21A〜図21Cだけは、定形部614をインサートとして実装していない。インサートを使用すると、摩耗または破損したインサートを、ロール全体を交換する必要なく、容易に交換することができる。
本発明は、外形が長方形または正方形である中空本体要素の製造を対象としているが、使用するツールが、例えば、対応する設計の打抜き工具を使用して、形材ストリップから所望の外形形状のものを製造するために設計されることを条件として、それらの外形が多角形、長円形、または円形の要素、あるいは別の形態の要素の製造に使用することもできる。
上に述べたように、通常は板金280からなる部品への取り付け用の、ナットなどの中空本体要素を製造する方法が本発明に従って提供され、特に、それぞれの工程が行われる複数の作業ステーションA、B、Dまたは複数の作業ステーションB、Dを有する順送型ツールを使用して、形材に穴204を前もってあけた後で、棒状の形材1または巻材の形態で存在する形材から、要素を所定の長さに切断し、任意選択で、その後、円筒状のねじ部206を形成することによって、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形202を有する中空本体要素を製造する方法が本発明に従って提供される。本発明の方法は、次のステップによって特徴づけられる。
a)第1のステップで、長方形断面の形材1から始めて、形材の第1の幅広面2に円筒状凹部208を形成し、第1の幅広面2の反対側にある形材の第2の幅広面3に、リング状凹部212が突起210を囲んだ状態で、中空円筒状突起210を形成するアップセット加工を行うステップ。
b)第2のステップで、円筒状凹部のベース部214と中空円筒状突起210のベース216との間に残ったウェブ214を穴抜きまたは打ち抜きして貫通穴204を形成するステップ。
c)第3のステップで、中空本体要素200を形材から切り離し、任意選択で、ねじ200を設けるステップ。
上述のように、アップセット加工は順送型ツールかまたは、例えば、ローリング機構などの前加工工程で行うことができる。
ステップa)のアップセット工程中に、円筒状凹部208の直径と、中空円筒状突起210の内径と、が少なくとも実質的に同じにされなければならない。
ステップb)によるウェブの穴抜き中に、少なくとも実質的に円筒状凹部208の直径と、中空円筒状突起210の内径と、に一致する直径を備えた穴204を形成するのが好ましい。
中空円筒状突起210の加工では、中空円筒状突起が、形材の第2の幅広面を越えて突出するように設計されるのが好ましい。
ステップa)によるアップセット加工中に、形材の第1の幅広面2に円筒状凹部208を囲むリング状の隆起部分260を形成することができる。
ステップa)によるアップセット加工中に、中空円筒状突起210から外向きにおよび/または中空円筒状突起210を囲むリング状凹部212の領域内の内側に、回転を防止する特徴部272を形成することができる。
回転を防止する特徴部は、中空円筒状突起210の半径方向外側にリブ272および/または溝によって形成することができる。
回転を防止する特徴部は、リング状凹部212のベース部と、形材の第2の幅広面と円筒状突起の自由端との間における地点と、の間で、中空円筒状突起210の一部に沿って軸方向に延びるリブ272によって形成されるのが好ましい。
この点において、回転を防止するリブ272は、アンダーカット244の半径方向最大深さの、少なくとも実質的に40%から90%の範囲に相当する半径方向の幅を有することができる。
前の方法とは別に、ステップa)で、同様に長方形断面の形材1から始める成形加工を行うことができ、その成形加工では、任意選択で、形材1の第1の幅広面2に円筒状凹部208を設けないで、形材1の第2の幅広面3に、好ましくは、平面図で多角形形状、特に正方形形状の凹部212’を設け、この凹部212’は、中空円筒状突起210を囲み、この中空円筒状突起は、一部を凹部212’の形成時に移動された材料から、一部を中空円筒状突起210の中空空間の形成によって移動された材料から形成され、凹部212’には、中空本体要素の縦中心軸に対して傾けて配置した1つのリング面または複数のリング面が設けられ、第2のステップb)では、形材1の第1の幅広面2と中空円筒状突起210のベース部216との間の材料を穴抜きまたは打ち抜きして、貫通穴204を形成する。
通常は板金280からなる部品280に取り付けられる本発明による中空本体要素は、特に、第1の幅広面2と第2の幅広面3とを備えた少なくとも実質的に正方形または長方形の全体的な形状を有し、アンダーカットのない中空円筒状突起210は、第2の幅広面3を越えて突出し、かつ第2の幅広面にあるリング状凹部212によって囲まれ、さらに、穴204は、第1の幅広面2からリベット部を形成する中空円筒状突起かつ/または穴抜き部222を通り、この穴は、任意選択で、円筒状のねじ部206を備え、回転を防止する特徴部272が中空円筒状突起210から外向きに形成され、かつ/または中空円筒状突起210を囲むリング状凹部212の領域で内向きに形成され、中空円筒状突起にアンダーカットが設けられないことを特徴とする。
回転を防止する特徴部は、中空円筒状突起210の半径方向外側にリブ272および/または溝によって形成されるのが好ましい。
回転を防止する特徴部は、中空円筒状突起210に沿って軸方向に延びるリブ272によって形成することができる。
回転を防止するリブ272は、少なくとも実質的に中空円筒状突起210の壁厚さの10%から60%の範囲にある半径方向の幅を有することができる。
回転を防止する特徴部はまた、リング状凹部にまたがり、半径方向に延びるリブ272の形態で設けることができる。この種の実施形態は、あとでさらに詳細に説明する図22A〜図22Dに見ることができる。
さらに、回転を防止する特徴部は、リング状凹部にわたって半径方向に延び、中空円筒状突起に沿って軸方向に延びる、斜めに配置した回転を防止するリブの形態で設けることができる。
また、回転を防止する特徴部は、斜めに配置したリング状凹部の面に配置された凹部の形態で設けることができる。
第2の幅広面3は、面内でリング状凹部212の半径外側にあり、すなわち、中空本体要素の横逃げ面への移行部にある丸みのついた部分または面取り面から離れて位置し、このため、リング状凹部の外側にある領域には、バー、溝、またはアンダーカットはない。
リング状凹部212は、平面図で方形である中空本体要素200の最短横断寸法よりもほんのわずかに小さい外径で設計されるのが好ましく、それによって、リング状凹部は、形材の第2の幅広面とともに、第2の幅広面の平面内の最も狭い地点に、0.25mmから1mmの範囲、好ましくは、約0.5mmのウェブを形成する。
さらに、本発明は、通常は板金からなる部品280への取り付け用の中空本体要素を提供し、特に、第1の幅広面2および第2の幅広面3を備えた少なくとも実質的に正方形または長方形の外形を有し、中空円筒状突起は、第2の幅広面3を越えて突出し、かつ第2の幅広面3にあるリング状凹部212’によって囲まれ、さらに、穴204は、第1の幅広面2から中空突起または打抜き部210を通って延び、任意選択でこの穴が円筒状のねじ部206を有し、この中空本体要素は、リング状凹部212’が平面図において多角形、特に正方形であり、リング状凹部212’には、中空本体要素の縦中心軸に対して傾けて配置した1つまたは複数の面が設けられ、中空円筒状突起210にはアンダーカットがないことを特徴とする。
本発明による部品アセンブリは、部品、例えば、板金部品280に取り付けられた上記に示した種類の発明の中空本体要素200で構成され、部品すなわち板金部品280の材料は、中空本体要素のリング状凹部212の面と、回転を防止する特徴部272の面と、さらに、ビード状にかしめられてリベットビードを形成した中空円筒状突起210の面と、に接触する。
これに関して、リベットビードが、中空本体要素200の本体部から遠い方の板金部品の面を越えて突出しないように、またはわずかに突出し、中空本体要素のリング状凹部212を囲む中空本体要素の第2の幅広面3より下の領域に存在するように、板金部品のリング状の溝282の軸方向深さは、中空円筒状突起210の長さと、板金部品280の厚さと、に応じて選択される。
中空本体要素200のリング状凹部212を囲む領域にある中空本体要素200の第2の幅広面3は、板材に少なくとも実質的に押し付けられないか、または最大でもわずかに押し付けられるのが好ましい。
通常は板金からなる部品に取り付けるナットなどの中空本体要素200を製造する本発明の順送型ツールは、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形202を有する中空本体要素を製造し、具体的には、形材に前もって穴204を穴抜きした後、棒状の形材または巻材の形態で存在する形材1から、所定の長さの個々の要素に切断し、任意選択で、次に円筒状のねじ部206を形成し、形材または互いに平行して配置した複数の形材に対して、いずれの場合にも、順送型ツールのストローク毎に各作業ステーションで2つの作業が同時に行われ、穴抜き加工を作業ステーションBで行うことができ、形材または各々の形材からの中空本体要素の切り離しをその後の作業ステーションDにある切断パンチを用いて行うことができることを特徴とする。
これに関連して、第1の作業ステーションAでアップセット加工を行って、例えば、断面が少なくとも実質的に長方形である形材の第1の幅広面に円筒状凹部208を形成し、第1の幅広面の反対側にある形材の第2の幅広面にリング状凹部212によって囲まれた中空円筒状突起を形成することができる。
これに関連して、アップセット加工後に穴抜き加工を行って、円筒状凹部208のベース部と中空円筒状突起の中央通路との間に残ったウェブを穴抜きすることができる。
順送型ツールは、第1の幅広面2と、通常は第1の幅広面の反対側にある第2の幅広面3と、を備え、少なくとも実質的に長方形の断面を有する進入形材ストリップ1とともに動作させるために設計変更され、この進入形材ストリップは、規則的に交互する形材ストリップ1の形材部分と、形材ストリップ1から加工され、それぞれ、第1の幅広面に円筒状凹部208を有し、第2の幅広面3にリング状凹部212によって囲まれた中空円筒状突起210を有する形材部分と、で構成される。
上記のように、本発明による中空本体要素200の場合、回転を防止するリブ272が、半径方向にリング状の溝212にまたがるようにリブ272を設計することも可能である。この種の中空本体要素200の構造が図22A〜図22Dに示されている。図13A〜図13Dの中空本体要素より優れた1つの重要な差異は、回転を防止するリブ272が、ここに示すように、半径方向にリング状の溝212にまたがり、この実施形態において、回転を防止するリブ272を形成する材料が、障害のない湾曲部を介してリベット部210に合流し、さらに、リング状凹部212のベース領域および外側傾斜面に合流するという点である。図22Dの回転を防止するリブ272の上面は、要素の第2の幅広面3に対してわずかに後退しているが、この面と同一平面上に置くこともできる。ここでまた、円筒状リベット側210の内側円筒面288が、ねじ部206の外径よりも幾分大きい内径を有していて、一方で、リベット留めされた状態では、図22Cで下から来るボルトをねじ部206に挿入する助けとなり、内径288は、円錐形領域288”によってねじ入口を形成してねじ部に合流しており、この円錐形領域は、ボルトの挿入時に、ボルトをねじ部206の中心に置くのにも役立つ。
この実施形態では、円筒状リベット部210の外側面の丸みをつけた部分は、図13A〜図13Dの実施形態のものよりも幾分さらに顕著とされる。一方、内側の円錐面288’はより小さくなっている。ここでは、円錐面は若干丸みをつけて示されているが、円錐形に切り取った面としてそれ自体公知の態様で設計することもできる。
図22Cでは、側面斜視図で円筒状リベット部の左右にある回転を防止するリブ272を見ることができ、ハッチングで表した部分は、回転を防止するリブ272材料の湾曲部の斜視図を再現しており、回転を防止するリブ272材料は、図22Cの断面図平面の後方下部にあり、軸方向溝、すなわち、リング状凹部212の傾斜面に合流する。図22A〜図22Dによる中空本体要素を板金に取り付けるのに実施可能な方法が、比較的薄い板金部品280’に対しては図23A〜図23Dの図面に示され、比較的厚い板金部品に対しては図24A〜図24Dに示されている。取り付け自体は、図14A〜図14Dに関連させてすでに説明した方法と同様に行うことができる。すなわち、同様に504などのダイボタンを用いて行うことができ、このダイボタンは、この実施例では、リベットビード506の形成に関与する図14Cによる中央支柱(ポスト)領域または中央隆起部分に加えて、中央支柱を囲む平面図で正方形の隆起部分を有し、この隆起部は、図23Bの凹部510の形状と一致する断面形状と、図23A〜図23Dの平面図における溝510の周辺部形状に対して相補的な形状と、を有する。このダイボタンの外側隆起部分の、平面図における正方形の形状により、図23A〜図23Dおよび図24A〜図24Dによる凹部510と、これらの図にある対応する隆起部分512と、が同時に正確に形成され、この隆起部分512は対応する正方形形状を有し、板金部品280’への取り付け領域で中空本体要素200をすき間なく囲む。このようにして、(図23A〜図23Dまたは図24A〜図24Dに示されていないが、そこに存在する)リブ272を通じて行う回転防止に加えて、さらなる回転防止がもたらされる。場合によっては、回転を防止するリブ272を削除するか、または高さを低くすることができ、中空本体要素200の外側面を囲む正方形の隆起部分512を、回転を防止する単独の特徴部として使用することができる。
平面図における正方形の隆起部分512はまた、中空本体要素200の下方側を板金部品280に移行する際に視覚的に有利なものとなる。
同一の中空本体要素200を厚さが異なる板金部品280’で使用することができて、それでもなお、中空本体要素が板金部品280’への信頼性の高い取り付けを保証することは、図23A〜図23Dと図24A〜図24Dの比較を通じて明らかである。このように、中空リベット部210の長さが異なるという点で異なる中空本体要素200の2つの実施形態だけで、例えば、0.6mmから3.5mmの範囲(制限なし)の板金厚さを扱えるようにすることが可能である。要素の領域にある板金部品の下側面と、さらにリベットビード506の下側面とが、要素の外側にある板金部品の裏面とともに1つの平面内にあることも有益であり、これは、さらなる部品を板金部品の下側面にねじ留めするのに好都合である。これは、前もって定めたリベット部の長さに対して許容できる範囲内で、板金部品の厚さに無関係に行うことができる。
図22A〜図22Dによる中空本体要素200を製造する方法は、大部分が前に説明した方法と一致し、図25A〜図25F、図26、および図27を参照して、以下に、さらに細部を簡単に説明する。
図25A〜図25Fを参照すると、中空本体要素が製造される形材ストリップは、実質的に長方形のストリップであるが、側面7、8は、互いに対して若干傾いて立っており、すなわち、実際に、形材の第2の幅広面3の領域よりも形材の第1の幅広面の領域で、面積(空間)が小さくなるように傾斜していることを図25Aに見ることができる。これは、ストリップに亘る断面を表す図25Aの形材ストリップ1のハッチング領域によってもたらされる。
図25Bは、丸み部230を備えた円筒状凹部208が形材の第1の幅広面2に形成され、円筒状のリベット部210と、さらにそれを囲むリング状の溝212とが、形材の第2の幅広面に形成されるアップセット加工を行った後の形材ストリップを示している。図25Bの図では見ることができないが、リング状の溝212にまたがる回転を防止するリブ272がこの第1の矯正ステップで同時に形成される。さらに、形材ストリップの長手方向に対して垂直、すなわち、一方の幅狭面7と他方の幅狭面8との間に延びる514などの切欠が、形材ストリップの幅広面3に形成されている。
これらの切欠は、形材ストリップから個々の要素を後で切り離す助けとなる脆弱点を形成する。図25Bで、これらの切欠は、後で符号200などの中空本体要素を形成するストリップの中央にある中間部分と、左手の切欠514の左に見える別の中空本体要素の一部および右手の切欠514の右に見えるさらに別の中空本体要素200の一部と、の境界を形成している。
図22A〜図22Dの要素を製造する順送型ツールは、図25A〜25Fに示された製造ステップに対応しており、これに関連して、この順送型ツールは図26に示され、さらに図27に、縮尺を拡大した順送型ツールの関連領域が示されている。
図26および図27の順送型ツールは、上記で説明したように、図15および図16の順送型ツールと概略的に同じであり、この理由から、同じ符号が、同一の部品または同じ機能を有する部品に対しても使用されている。図26および図27による順送型ツールについてのこの説明では、基本的に、図15および図16による順送型ツールまたは他のすでに説明した順送型ツールに対する重要な差異のみを述べる。
図15および図16の順送型ツールでは、アップセットパンチ64、66が形材ストリップ1の下に配置され、対応するダイボタン92、94は形材ストリップ1の上に配置されているが、図26および図27の実施例では、アップセットパンチ64、66は形材ストリップ1の上に配置され、一方、対応するダイボタン92、94は形材ストリップの下に配置されている。これに関連して、図26および図27の実施形態のアップセットダイボタン92、94の支持は、図15および図16の実施形態とは多少異なって行われている。なお、ダイボタンはまた、ここで、下側ツールに固定した状態で配置されている。
上述した形材ストリップの側面7、8の傾斜した配置の意図するところは、アップセットパンチ64、66によって形成された円筒状の中空空間208に隣接する上側領域で、形材ストリップがアップセットパンチ64、66によって幅を拡大され、それによって、幅狭面7、8が、上側幅広面2および下側幅広面3に対して垂直な配置をとる傾向にあり、順送型ツールを通りさらに先の通路に形材ストリップを適切に案内する助けとなることである。
図15および図16の順送型ツールより、図26および図27の実施形態では、穴パンチ84、86は形材ストリップ1の上に配置され、一方、対応するダイボタン100、102は、形材ストリップ1の下に配置されている。
図26および図27による順送型ツールのさらなるステーションとして、2つの拡張ダイ704、706が形材ストリップの下に設けられており、これらの拡張ダイは、円筒状のリベット部210を拡張する働きをして、ねじ入口を形成する円錐形領域288”と、円錐形のまたは丸みをつけた入口領域288’と、を備えた拡張中空円筒領域288の最終的な構造を決める。この場合に、形材ストリップの上には、2つのパンチ700、702が配置されており、これらのパンチは、プレス機の閉鎖時に、前にすでに形成された円筒状凹部208と係合し、個々の中空本体要素の縦軸226の方向に拡張ダイ704、706から作用する力を吸収する。さらに、これらのパンチは、ねじ出口の領域にある中空本体要素の形状を修正するのに役立ち、かつ/または領域208の内径もしくはねじ切り加工を行う前の貫通穴204の校正に役立ち、このねじ切り加工は、切断パンチ222によって形材ストリップから個々の要素を切り離し、個々の中空本体要素をプレス機から取り出した後で最初に行われる。
図15および図16の上述の順送型ツールとは異なり、ここでは、切断パンチの領域から中空本体要素を取り除くために、スプリング装架カムを使用せずに、差し込み式の案内チャネル118が使用され、この案内チャネルは、要素が形材ストリップの進行方向に切断パンチの領域から外れて、順送型ツールを出るようにする。プレス機のストローク毎に形材ストリップから切り離された第2の中空本体要素200’は、前と同様に、切断ダイ30の通路穴28を通り、下側プレート12の拡大穴38を通って導出され、例えば、プレート12を出た後かまたはプレート12内でスライダを介してプレス機から横方向に導出することができる。
この実施形態では、符号708の小さい隆起部分に留意すべきである。この隆起部分は、符号514などの切欠を形成するのに寄与する。符号710の構成要素にも留意すべきである。これは、形状ストリップが順送型ツール内でこれまで適切に加工されてきて、正確な位置に配置されるのを保証するために、降下して円筒状の中空空間208に入る位置センサである。
センサ710が、プレス機の各ストローク毎にその中空空間内に所与の量だけ下がらないで、例えば、その中空空間に隣接する、またはその中空空間がない形状ストリップの上側幅広面を打つ場合、これは、例えば、符号64、66などのアップセットパンチが摩耗か破損しているために、単純に中空空間が存在しないのだから、その場合に、センサ710は、プレス機の閉鎖中に、センサ710のカラー712に作用するスプリング714の力に逆らって上方にずれ、それによって、近接センサ716の近くに来て、近接センサは、プレス機の緊急停止に寄与する対応する信号を送信する。次いで、障害の理由を調査することができ、必要な修正または修理を行った後でプレス機の運転を再開することができる。
プレス機の開放ストローク時に、上側ツールは、アップセットパンチ64、66、センサ710、穴抜きパンチ84、86、支持パンチ700、702、および切断パンチ22が形材ストリップの上側面2から離れるだけ十分上方に持ち上げられなければならず、形材ストリップは、アップセットダイ92、94、切欠を形成する突起708、穴抜きダイ100、102、固定拡張ダイ704、706、および切断ダイ30などの下側ツールの突出部品から離れるだけ十分に持ち上げられなければならない。プレス機のストローク毎に、形材ストリップは、矢印720に従って2つの中空本体要素200の長さに相当する長さだけ右に移動される。この実施形態では、各ステーションは、個々の中空本体要素200の長さを複数合わせたものに相当する長さに対応している。ここでは、図面に示すように、順送型ツールの個々のツール用の構築空間を付与するために、複数の空きステーションが設けられている。ここで、無視できない変形は、実際にはアップセットダイ92、92内のアップセットパンチ64、66の領域で起こるだけであり、特に、アップセットパンチとアップセットダイの領域で伸長する部分は、形材ストリップの側面7、8の傾斜した配置によって吸収され、したがって、形材ストリップは伸長しないので、順送型ツール内での形材ストリップの伸長の問題は考えなくてもよい。
すべての実施形態において、形材と形材から製造される機能要素の材料例として、冷間変形に関連して、例えば、DIN 1654による35B2合金などのISO規格に準じたクラス8かそれより高い強度値に達するあらゆる材料を挙げることができる。上記のようにして形成された留め具要素は、特に、延伸品質板金部品用の一般的な鋼材料すべてに適し、さらに、アルミニウムやその合金に適する。また、アルミニウム合金、特に、高強度アルミニウム合金、例えば、AlMg5は、形材や機能要素に使用することができる。例えば、AM50などの高強度マグネシウム合金からなる形材または機能要素も考慮することができる。
本発明は、外形が長方形または正方形の要素の製造を対象にしているが、使用するツールが、例えば、相応して設計した打抜き工具を使用して、形材ストリップから所望の外形形状のものを製造するために設計されることを条件として、外縁部形状が多角形、長円形、または円形の要素、あるいは、別の形態を有するこの種の要素の製造に使用することもできる。
図2による順送型ツールで加工される形材の実施形態を示している。 形材の移動方向の順送型ツール断面図を再現して示している。 図2の順送型ツールの作業ステーション領域の拡大図を示している。 図2および図3の方法および順送型ツールを使用して中空本体要素を製造する個々のステップ図を示している。 完成した図4A〜図4Eの中空本体要素の様々な図を示しており、図5Aは、中空本体要素の下方からの斜視図を示し、図5Bは、中空本体要素の上方からの平面図を示し、図5Cは、図5Bの切断面C−Cおよび切断面C’−C’に対応する断面図を示し、図5Dは、図5Cの領域Dの拡大図を示し、さらに図5E〜図5Iは、図5A〜図5Dの中空本体要素の理想的な変形形態を示し、実際上はより厚い板金部品用に設計されており、それに対して図5J〜図5Nは、より薄い板金部品用に設計された別の理想的変形形態を示している。 図5A〜図5Dによる中空本体要素の若干の修正形態を示すさらなる中空本体要素の図であり、図6Aは、中空本体要素の上方からの平面図を示し、図6Bは、図6Aの切断面B−Bに沿った断面図を示し、図6Cは、図6Aの切断面C−Cに対応する断面図を再現し、図6Dおよび図6Eは、機能要素の上からと下からの斜視図である。 中空本体要素の、薄い板金部品および厚い板金部品それぞれへの取り付けを示している。 リング状凹部にまたがって、半径方向に延びるリブの形態で回転を防止する特徴部を備えた中空本体要素のさらなる変形形態の図を示し、図8Aは、中空本体要素の下からの図であり、図8Bおよび図8Cは、図8Aの水平切断面B−Bと垂直切断面C−Cに対応する断面図であり、図8Dは斜視図である。 図8A〜図8Dと同様の図であるが、回転を防止する斜め配置のリブを備えた実施形態の図であり、そのリブは、リング状凹部を横切って半径方向に延び、穴抜き部のアンダーカットに沿って軸方向に延びている。 図8A〜図8Dと同様の図であるが、回転を防止する角付きリブを備えた実施形態の図であり、そのリブは、リング状凹部を横切って半径方向に延び、穴抜き部のアンダーカットに沿って軸方向に延びている。 図8A〜図8Dによる図であるが、回転を防止する特徴部を備えた実施形態の図であり、この特徴部は溝または凹部によって形成されている。 図8A〜図8Dと同様の図であるが、平面図で多角形リング形状を備え、特定の場合には正方形形状の実施形態の図を示している。 図5A〜図5Dによる中空本体要素の修正形態を示す本発明の中空本体要素の図を示し、中空本体要素の自由端上面の図13Aは、下からの図を示し、図13Bは、図13Aの切断面X111B−X111Bに対応する断面図を示し、図13Cは、図13Bの領域X111Cの拡大図を示し、図13Dは、中空本体要素を斜視図で再現している。 本発明による中空本体要素の、前もって穴をあけた板金要素へのリベット留め加工による取り付けを示している。 図3の順送型ツールと同様の、本発明による順送型ツールの縦断面図を示している。 図15の順送型ツールの中央領域の拡大図を示している。 図15の順送型ツールと同様の、本発明による他の順送型ツールに亘る縦断面図を示している。 図17の順送型ツールの中央領域の拡大図を示している。 本発明による第1のローリング機構の概略図を示している。 本発明による第2のローリング機構の概略図を示している。 本発明による第3のローリング機構の概略図を示している。 本発明によるさらなる中空本体要素の図を示し、図22Aは、下からの図を示し、図22Bは、図22Aの切断面XXIIB−XXIIBに対応する断面図を示し、図22Cは、図22Aの切断面XXIIC−XXIICに対応する断面図に対応する断面図を示し、図22Dは斜視図を示している。 図22A〜図22Dの要素の比較的薄い板金部品(図23A)への取り付けを説明するための図を示している。 図23A〜図23Dと同様の図であるが、比較的厚い板金部品(図24A)への要素の取り付けを説明するための図を示している。 図22A〜図22Dによる本発明の要素の製造を説明する一連の図を示している。 形材ストリップの長手方向に切断した、図22A〜図22Dによる要素を製造するための順送型ツールの側面図を示している。 図26の順送型ツールの中央領域の拡大図を示している。

Claims (31)

  1. 金(280)からなる部品への取り付け用の、ナットを含む中空本体要素(200)を製造する方法であって、それぞれの工程が行われる複数の作業ステーション(A、B、D;B、D)を有する順送型ツール(10)を使用して、形材に前もって穴(204)を穴抜きした後で、棒状の形材(1)または巻材の形態で存在する形材から個々の要素を所定の長さで切断し、その次に円筒状のねじ部(206)を形成することによって、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形(202)を有する中空本体要素を製造する方法において、
    a)第1のステップで、長方形断面の形材(1)から始めて、前記形材の第1の幅広面(2)に円筒状凹部(208)を設け、前記第1の幅広面(2)の反対側にある、前記形材の第2の幅広面(3)に、リベット部を形成する中空円筒状突起(210)を設け、前記突起がリング状凹部(212)によって囲まれるアップセット加工を行うステップと、
    b)第2のステップで、前記円筒状凹部のベース部(214)と前記中空円筒状突起(210)のベース部(216)との間に残ったウェブ(218)を穴抜きまたは打ち抜きして貫通穴(204)を形成するステップと、
    c)第3のステップで、前記中空本体要素(200)を前記形材から切り離し、ねじ(206)を設けるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. ステップa)の前記アップセット加工時に、前記円筒状凹部(208)の直径と前記中空円筒状突起(210)の内径とが、少なくとも実質的に同一径とされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップa)の前記アップセット加工時かまたは前記ステップb)の前記穴抜き加工時に、前記形材の前記第1の幅広面にある前記円筒状凹部(208)の開口部に、丸みをつけたまたは面取りした入口縁部(230)を設けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. ステップa)の前記アップセット加工時かまたはステップb)の前記穴抜き加工時に、前記中空円筒状突起(210)の口部が、その自由端に、丸みをつけたまたは面取りした出口縁部(234)を設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ステップb)による前記ウェブの前記穴抜き時に、前記円筒状凹部(208)の前記直径と、前記中空円筒状突起(210)の前記内径とに少なくとも実質的に一致する直径で穴(204)を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のステップa)の前記アップセット加工時に、前記中空円筒状突起(212)の前記自由端が、外側に面取り面(236)を設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のステップa)の前記アップセット加工時に、前記第1の幅広面(2)および前記第2の幅広面(3)に対して、少なくともほぼ平行な平面内に位置し、半径方向内側で、少なくとも実質的に丸い移行部(243)を経由して前記中空円筒状突起(210)の外側面に合流し、半径方向外側で、円錐面(242)に合流するリング状のベース領域(238)を前記リング状凹部(212)に設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記リング状凹部(212)の前記円錐面(242)は、60°から120°の範囲の円錐の内包角を有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記リング状凹部の前記リング状領域(238)から前記円錐面(242)への移行部に丸みをつけたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記リング状凹部にある前記円錐面(242)の、前記形材にある前記第2の幅広面(3)への出口に丸みをつけたことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記中空円筒状突起(210)の加工時に、この加工が、中空円筒状突起を前記形材の前記第2の幅広面を越えて突出させることを意図して行われることと、拡張中空円筒状領域(288)を前記中空円筒状突起(210)に設け、前記拡張中空円筒状領域(288)の直径が前記ねじ(206)の外径よりも大きく、拡張円筒状領域のこの具現化は、前記第2のステップと前記第3のステップの間に設けた拡張ステップとしてのさらなる製造ステップによって行うことができることとを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記リング状凹部(212)は、平面図で方形である前記中空本体要素(200)の最短横断寸法よりも小さく作られた外径とされ、それによって、前記リング状凹部は、前記形材の前記第2の幅広面とともに、前記第2の幅広面の平面内の最も狭い地点に、0.25mmから1mmの範囲の幅を有するウェブ(284、286)を形成することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ステップa)による前記アップセット加工時に、前記形材の前記第1の幅広面(2)に前記円筒状凹部(208)を囲むリング状隆起部分(260)を形成することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ステップa)による前記アップセット加工時に、回転を防止する特徴部(272)が前記中空円筒状突起(210)から外向きに形成され、かつ/または前記中空円筒状突起(210)を囲む前記リング状凹部(212)の領域内の内側に形成されること、および/または、前記形材ストリップ(1)の一方の長手側面(7)と他方の長手側面(8)との間に延在し、かつ前記形材ストリップ(1)の第2の幅広面(3)に配置された切欠(514)の形態の脆弱点が、前記形材ストリップの隣接する中空本体要素(200)同士の間の地点に形成されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記中空円筒状突起(210)の半径方向外側にあるリブ(272)および/または溝によって、前記回転を防止する特徴部を形成することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記リング状凹部(212)の前記ベース部と、前記形材の前記第2の幅広面(2)と前記中空円筒状突起の前記自由端との間における地点と、の間において、前記中空円筒状突起(210)の一部に沿って軸方向に延在するリブ(272)によって、回転を防止する特徴部を形成することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の方法。
  17. 回転防止をなす前記リブ(272)は、前記中空円筒状突起(210)の外周に設けられたアンダーカット部(244)の半径方向最大深さの40%から90%の範囲に当たる半径方向幅を有することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記リング状凹部(212)にまたがる半径方向に延びるリブ(272)として、前記ステップa)において、回転を防止する特徴部を形成することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 前記リング状凹部の上を半径方向に延び、前記中空円筒状突起に沿って軸方向に延びる、斜めに配置した回転を防止するリブの形態で、前記回転を防止する特徴部を形成することを特徴とする請求項14または請求項18に記載の方法。
  20. 前記リング状凹部上を半径方向に延び、前記中空円筒状突起に沿って軸方向に延びる、回転を防止するリブの形態で、前記回転を防止する特徴部を形成することを特徴とする請求項14または請求項18に記載の方法。
  21. 回転を防止する特徴部が凹部の形態で、実際に前記ステップa)において、または前記ステップb)において形成され、前記リング状凹部の前記円錐面(242)に配置されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  22. 請求項1とは別に、前記ステップa)において、同様に断面が長方形の形材1から始める成形加工を行うことができ、その成形加工では、前記形材(1)の前記第1の幅広面(2)に円筒状凹部(208)を設けないで、前記形材(1)の前記第2の幅広面(3)に、平面図で多角形または正方形凹部(212’)を設け、この凹部は、前記中空円筒状突起(210)を囲み、この中空円筒状突起は、一部を前記凹部(212’)の形成時に移動された材料から、一部を前記中空円筒状突起(210)の中空空間の形成によって移動された材料から形成され、前記凹部(212’)には、前記中空本体要素の縦中心軸に対して傾けて配置した1つまたは複数のリング面が設けられ、前記第2のステップb)では、前記形材(1)の前記第1の幅広面(2)と前記中空円筒状突起(210)の前記ベース部216の間の材料を穴抜きまたは打ち抜きして、貫通穴(204)を形成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  23. 金(280)からなる部品への取り付け用の、ナットを含む中空本体要素(200)を製造するための順送型ツールであって、少なくとも2つの作業ステーション(B、D)を有する順送型ツールを使用して、形材に前もって穴(204)を穴抜きした後で、棒状の形材または巻材の形態で存在する前記形材(1)から個々の要素を所定の長さに切断し、次に円筒状のねじ部(206)を形成することによって、少なくとも実質的に正方形かまたは長方形の外形(202)を有する中空本体要素を製造するための順送型ツールであって、前記形材または互いに平行して配置した前記複数の形材に対して、いずれの場合にも、順送型ツールのストローク毎に、各作業ステーションで2つの作業が同時に行われる順送型ツールにおいて、
    面が少なくとも実質的に長方形である形材(1)の第1の幅広面に円筒状凹部(208)を形成し、前記第1の幅広面とは反対側にある前記形材の第2の幅広面に、リング状凹部(212)によって囲まれた、リベット部をなす中空円筒状突起を形成するために、第1の作業ステーション(A)でアップセット加工を行うことと、穴抜き加工が作業ステーション(B)で行われ、2つの中空本体要素の、形材または各形材からの切り離しが、いずれの場合も、次の作業ステーション(D)で、切断パンチを用いて行われることとを特徴とする順送型ツール。
  24. 前記アップセット加工の後で、前記円筒状凹部(208)のベース部と前記中空円筒状突起の中央通路との間に残ったウェブを穴抜きすることで穴抜き加工を行うことができることを特徴とする請求項23に記載の順送型ツール。
  25. 前記順送型ツールは、前記第1の幅広面(2)と、第1の幅広面の反対側にある第2の幅広面(3)と、を備えた、少なくとも実質的に長方形の断面を有する進入形材ストリップ(1)とともに動作するように設計され、この進入形材ストリップは、それぞれ前記第1の幅広面に円筒状凹部(208)を有し、前記第2の幅広面(3)にリング状凹部(212)によって囲まれた中空円筒状突起(210)を有する連続的な複数の形材部分から構成されることを特徴とする請求項23に記載の順送型ツール。
  26. 第1の幅広面(2)と、この第1の幅広面の反対側にある幅広面(3)と、を備えた、少なくとも実質的に長方形の断面を有する進入形材ストリップ(1)から、それぞれ前記第1の幅広面に円筒状凹部(208)を有し、かつ前記第2の幅広面(3)にリング状凹部(212)によって囲まれた中空円筒状突起(210)を有する連続的な複数の形材部分からなる送出形材ストリップ(1´)を形成するために設計されたローリング機構と組み合わせたことを特徴とする請求項23または請求項25に記載の順送型ツール。
  27. 第1の幅広面(2)と、第1の幅広面の反対側にある第2の幅広面(3)と、を備えた、少なくとも実質的に長方形の断面を有する進入形材ストリップ(1)から、連続的な複数の形材部分から構成される送出形材ストリップ(1´)を製造するように設計されたローリング機構(600、602)であって、
    前記送出形材ストリップ(1´)は、少なくとも実質的に前記進入形材ストリップの断面形状を有する第1の形材部分と、前記進入形材ストリップ(1)から加工され、それぞれ前記第1の幅広面に円筒状凹部(208)を有し、前記第2の幅広面(3)にリング状凹部(212)によって囲まれた中空円筒状突起(210)を有する第2の形材部分と、で構成されることと、前記ローリング機構は、反対の回転方向(604、606)に互いに同期して回転し、ロール間のギャップ領域で前記進入形材ストリップ(1)を再成形する第1のロール(600)と第2のロール(602)とからなり、前記第1のロール(600)は、一定の角度間隔で配置され、前記円筒状凹部(208)に対して相補的な形状を備えた複数の突起(612)を有し、同様に、前記第2のロール(602)は、前記第1のロール(600)の前記突起と同じ間隔で配置された複数の定形部(614)または定形領域を有し、この定形領域はそれぞれ、前記中空円筒状突起の形状に対して相補的な形状を備えた中央部と、さらに、前記中空円筒状突起(210)を囲む前記リング状凹部(212)の形状に対して相補的な形状を備えた、前記中央部を囲むリング状突起と、を有することとを特徴とするローリング機構。
  28. 第1の幅広面(2)と、第1の幅広面の反対側にある第2の幅広面(3)と、を備えた、少なくとも実質的に長方形の断面を有する進入形材ストリップ(1)から、連続的な複数の形材部分からなる送出形材ストリップ(1´)を製造するように設計されたローリング機構(600、602)であって、
    前記送出形材ストリップ(1´)は、少なくとも実質的に前記進入形材ストリップの断面形状を有する第1の形材部分と、前記進入形材ストリップ(1)から製造され、それぞれ前記第1の幅広面に円筒状凹部(208)を有し、前記第2の幅広面(3)に、リング状凹部(212)によって囲まれた中空円筒状突起(210)を有する第2の形材部分と、を有する、連続的な複数の形材部分からなることと、前記ローリング機構は、反対の回転方向(604、606)に互いに同期して回転し、ロール間のギャップ領域で前記進入形材ストリップ(1)を再成形する第1のロール(600)と第2のロール(602)とからなり、前記第1のロール(600)は、一定の角度間隔で配置される、前記円筒状凹部(208)の形状に対して相補的な形状を備えた複数の突起(612)を有し、同様に、前記第2のロール(602)は、前記第1のロールの前記突起と同じ間隔で配置された複数の定形部(614)または定形領域を有し、この定形領域はそれぞれ、前記中空円筒状突起の、前記形材ストリップの前記第2の幅広面を越えて突出する部分の形状に対して相補的な形状を有することと、を特徴とするローリング機構。
  29. 前記第1のロール(600)の前記突起(612)、および前記第2のロール(602)の定形部(614)または定形領域は、障害のなくロールの離脱移動が前記ロールで行われるのを保証し、すなわち、前記送出形材ストリップ(1´)が出ていくときに、ロールの衝突が起こり得ないのを保証するように逃げを付けられることを特徴とする請求項27または請求項28に記載のローリング機構。
  30. 前記第1のロール(600)の各突起(612)によって移動される形材ストリップ材料の体積は、少なくとも実質的に、前記第2のロールの側で移動した材料の材料体積、すなわち、次のように構成される体積、つまり、前記中空円筒状突起(210)の体積に、前記第2の幅広面を越えて延びる突起のベース領域の体積を加え、さらに前記突起を囲むリング状凹部(212)の体積を引いた体積に一致することを特徴とする請求項2729のいずれか一項に記載のローリング機構。
  31. 前記第1のロール(600)の前記突起(612)および/または前記第2のロール(602)の前記定形部(614)は、前記各ロールの各インサートによって形成されることを特徴とする請求項2730のいずれか一項に記載のローリング機構。
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