JP5208460B2 - 光回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光回路装置に関する。
半導体集積回路の微細化及び高集積化に伴い、所望の動作速度を確保することが難しくなってきている。そこで、光信号によって信号の伝達を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような光信号を利用する光回路装置では、能動光学素子(光電気変換素子や電気光変換素子)及び光導波路等をどのように構成するかが重要である。
しかしながら、従来は、光回路装置の構成及び製造方法について、必ずしも最適化がなされているとは言えなかった。
特開2004−191390号公報
本発明は、適切な構成を得ることが可能な光回路装置を提供することを目的としている。
本発明の一視点に係る光回路装置は、基板と、前記基板上に形成された第1のクラッド層と、前記第1のクラッド層上に形成されたコア部と、前記第1のクラッド層上に前記コア部の第1の部分を介して形成された能動部と、前記能動部上に形成された電極部とを含む能動光学素子と、前記第1のクラッド層上に形成され、前記コア部の少なくとも第2の部分を覆い且つ前記能動部を囲む第2のクラッド層と、前記第2のクラッド層上に形成され、前記能動光学素子の電極部に接続された電気配線と、前記第2のクラッド層上で且つ前記コア部の第2の部分の上方に形成された第3のクラッド層と、を備え、前記コア部の第2の部分、前記第1のクラッド層、前記第2のクラッド層及び前記第3のクラッド層によって、光のスポットサイズを変換するスポットサイズ変換器が構成され、前記第2のクラッド層の上面と前記能動部の上面とは同一平面内に位置しており、前記電気配線及び前記電極部は、前記第2のクラッド層の上面及び前記能動部の上面に両者をまたいでフォトリソグラフィによって同時に形成されたものである
本発明によれば、適切な構成を有する光回路装置を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の概略構成を模式的に示した平面図である。
図1に示すように、本光回路装置では、能動光学素子101、スポットサイズ変換器(SSC)102及び光導波路103が同一基板上に配置されており、光導波路103によって能動光学素子101とスポットサイズ変換器102とが接続されている。
能動光学素子101としては、半導体を主体として構成された半導体能動光学素子が用いられる。具体的には、能動光学素子101として、光信号を電気信号に変換する光電気変換素子(例えば受光素子)や、電気信号を光信号に変換する電気光変換素子(例えば発光素子)があげられる。
スポットサイズ変換器102は、導波路を伝搬する光のスポットサイズを変換するものである。周知のように、導波路を伝搬する光は、光の伝搬方向に垂直な断面内で強度分布を有している。そこで、例えば一定以上の光強度を有する領域を光スポットと規定すると、そのような光スポットのサイズがスポットサイズとなる。サイズが互いに異なる2つの導波路間にスポットサイズ変換器を介在させることで、光のスポットサイズを的確に変換することが可能である。例えば、光ファイバーのようなサイズの大きな光導波路を図1に示すようなサイズの小さな光導波路103に接続する場合、光ファイバーと光導波路103との間にスポットサイズ変換器102を介在させることで、光のスポットサイズを的確に変換することができ、光信号を的確に伝達することができる。
なお、図1において、201は能動光学素子101の形成領域を、202はスポットサイズ変換器102の形成領域を示している。
図10は、本実施形態に係る光回路装置の構成を模式的に示した断面図である。図10の左半分は図1のA−A’に沿った断面に概ね対応し、図10の右半分は図1のB−B’に沿った断面に概ね対応する。
図10に示すように、シリコン基板(半導体基板)11上に第1のクラッド層12が形成され、第1のクラッド層12上にコア部13が形成されている。第1のクラッド層12は、所定の絶縁膜を用いて形成されており、シリコン基板11の表面全体に形成されている。この第1のクラッド層12は、導波路及びスポットサイズ変換器のクラッド層として機能するとともに、後述する能動光学素子の下地絶縁膜として機能する。コア部13は、シリコン膜をパターニングしたものであり、図1に示した導波路103に形成されている。
また、第1のクラッド層12上には、コア部13の所定部分(第1の部分)を介して能動光学素子の能動部14が形成されている。すなわち、能動部14と第1のクラッド層12との間に、コア部13の所定部分(第1の部分)が介在している。すでに述べたように、能動光学素子としては光電気変換素子(例えば受光素子)や電気光変換素子(例えば発光素子)が用いられ、能動光学素子の能動部14では光電気変換や電気光変換といった能動動作が行われる。この能動部14は、主として半導体(例えばIII-V族半導体)を用いて形成されている。能動光学素子が光電気変換素子である場合には、コア部13から能動部14に光信号が送られ、能動部14で光電気変換が行われる。能動光学素子が電気光変換素子である場合には、能動部14で電気光変換が行われ、能動部14からコア部13に光信号が送られる。
また、第1のクラッド層12上には、コア部13を覆い且つ能動部14を囲む第2のクラッド層15が形成されている。この第2のクラッド層15は、所定の絶縁膜を用いて形成されており、第1のクラッド層12の表面全体に形成されている。この第2のクラッド層15は、導波路及びスポットサイズ変換器のクラッド層として機能するとともに、能動光学素子及び後述する電気配線18が形成された領域では、アイソレーション用の絶縁膜として機能する。また、第2のクラッド層15の表面(上面)は平坦化されており、第2のクラッド層15の上面と能動部14の上面とは実質的に同一平面内に位置している。なお、本実施形態では第2のクラッド層15がコア部13の全体を覆っているが、第2のクラッド層15はコア部13の少なくとも一部を覆っていればよい。
能動光学素子の能動部14上には、能動光学素子の電極部17が形成されている。本例では、電極部17として櫛形電極を用いている。この電極部17には、第2のクラッド層15上に形成された電気配線18が接続されている。電気配線18のパターンは、電極部17のパターンを形成する際に同時に形成される。なお、電気配線18には、外部との接続を行うためのパッドも含まれる。電極部17及び電気配線18はパッシベーション膜19で覆われている。パッシベーション膜19には開口23が形成されており、電気配線18の開口によって露出した部分は、パッドとして機能する。
第2のクラッド層15上には、第3のクラッド層21が形成されている。この第3のクラッド層21は、所定の絶縁膜を用いて形成されており、コア部13の所定部分(第2の部分)の上方に形成されている。コア部13の所定部分(第2の部分)、第1のクラッド層12、第2のクラッド層15及び第3のクラッド層21によって、図1に示したスポットサイズ変換器102が構成されている。第3のクラッド層21の屈折率は第2のクラッド層15の屈折率よりも低く、第3のクラッド層21は厚さ方向に屈折率分布を有している。具体的には、第3のクラッド層21は多層構造(本実施形態では5層構造)であり、下層から上層に向かって屈折率が減少している。
以上のように、本実施形態に係る光回路装置では、第2のクラッド層15が、導波路の近傍のみではなく、基板11上の広い領域に形成されている。したがって、第2のクラッド層15は、導波路及びスポットサイズ変換器のクラッド層として機能するとともに、能動光学素子(能動部14及び電極部17)及び電気配線18が形成された領域では、アイソレーション用の絶縁膜として機能する。すなわち、同一の絶縁膜(第2のクラッド層15)を用いて、クラッド層及びアイソレーション絶縁膜を形成することができる。したがって、光回路装置の構成を簡単化できるとともに、光回路装置の製造工程を簡略化することができ、適切な構成を有する光回路装置を得ることが可能となる。また、電気配線18の下に第2のクラッド層15を設けることにより、電気配線18とシリコン基板11との間の容量を低減することができ、このような観点からも適切な構成を有する光回路装置を得ることが可能となる。
また、第2のクラッド層15の表面が平坦化されているため、電極部17及び電気配線18のパターンを形成するためのフォトリソグラフィの際にコンタクト露光を用いることができ、適正なパターンを形成することが可能となる。
図2〜図10は、本実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。
図2の工程では、まずSOI(silicon on insulator)基板を用意する。すなわち、シリコン基板(半導体基板)11上に絶縁膜(第1のクラッド層)12が形成され、絶縁膜12上にシリコン膜が形成されたSOI基板を用意する。続いて、絶縁膜12上のシリコン膜をパターニングして、コア部13を形成する。
さらに、絶縁膜(第1のクラッド層)12上にコア部13の所定部分(第1の部分)を介して、能動光学素子の能動部14を形成する。能動部14の形成方法は、以下の通りである。まず、InP基板上に、III-V族半導体層をエピタキシャル成長によって形成する。続いて、InP基板上に形成されたIII-V族半導体層を、上述したSOI基板に貼り付ける。続いて、InP基板をエッチング除去して、SOI基板上にIII-V族半導体層を残す。さらに、コンタクト露光を含んだフォトリソグラフィ及びドライエッチングを用いて、III-V族半導体層をパターニングする。これにより、パターニングされたIII-V族半導体層で形成された能動部14が得られる。
次に、図3に示すように、全面に樹脂をスピンコートし、さらにベーク処理によって樹脂を硬化させる。これにより、第1のクラッド層12、コア部13及び能動部14が樹脂絶縁層15で覆われた構造が得られる。
次に、図4に示すように、ドライエッチングによって樹脂絶縁層15をエッチバックする。このエッチバック処理により、樹脂絶縁層15の全面が平坦化され、能動部14の表面が露出する。これにより、樹脂絶縁層で形成された第2のクラッド層15が得られる。すなわち、第1のクラッド層12上に、コア部13を覆い且つ能動部14を囲む第2のクラッド層15が形成される。なお、エッチバックの代わりにCMPによって樹脂絶縁層15の平坦化処理を行うようにしてもよい。
次に、図5に示すように、全面にリフトオフ用の化学増幅型レジストをスピンコートし、さらにベーク処理を行ってフォトレジスト膜を形成する。続いて、フォトマスク上に形成されたマスクパターンを、コンタクト露光によってフォトレジスト膜上に転写する。マスクパターンには、能動光学素子の電極部形成用のパターン及び電気配線形成用のパターンが含まれている。また、このマスクパターンには、隣接するパターン間の間隔が1μm以下であるパターンが含まれている。このような微細パターンが含まれている場合、フォトマスクとフォトレジスト膜との距離(ギャップ)が大きいと、フォトマスク上のパターンを忠実にフォトレジスト膜に転写することが困難になる。例えばライン幅及びスペース幅がそれぞれ0.8μmであるラインアンドスペースパターンの場合、フォトマスクとフォトレジスト膜とのギャップが0.4μm以上であると、適正なパターンをフォトレジスト膜に転写できない。本実施形態では、第2のクラッド層15が平坦化されているため、コンタクト露光を用いることにより、適正なパターンをフォトレジスト膜に転写することができる。コンタクト露光を行った後、現像処理及びベーク処理を行い、フォトレジストパターン16を形成する。
次に、図6に示すように、電子ビーム蒸着により、全面に金属膜(Pt/Ti/Pt/Auの積層膜)を堆積する。続いて、リフトオフによってフォトレジストパターン16及びフォトレジストパターン16上の金属膜を除去する。これにより、能動部14上に能動光学素子の電極部17が形成される。また、第2のクラッド層15上には、電極部17に接続された電気配線18が形成される。このようにして、電極部17及び電気配線18のパターンを形成した後、350℃程度の温度でアニール処理を行う。
次に、図7に示すように、第2のクラッド層15上に、電極部17及び電気配線18を覆うパッシベーション膜19を形成する。
次に、図8に示すように、第3のクラッド層を形成するために、多層構造(本実施形態では5層構造)の樹脂絶縁層21を全面に形成する。具体的には、1層目の樹脂から5層目の樹脂までを順次スピンコートする。5層目の樹脂をスピンコートした後に、熱処理によって樹脂を硬化させることで、5層構造の樹脂絶縁層21が形成される。熱硬化処理温度は、電極部17及び電気配線18のアニール温度(350℃)よりも低くする。具体的には、250℃〜320℃の温度で熱硬化処理を行うことが好ましい。これにより、電極及び配線特性に悪影響を与えることなく、熱硬化処理を行うことができる。樹脂絶縁層21の屈折率は、下層(1層目)から上層(5層目)に向かって減少している。また、最下層(1層目)の樹脂層の屈折率は、第2のクラッド層15の屈折率よりも低くなっている。また、隣接する層の境界部では、樹脂どうしが混合しているため、屈折率が緩やかに変化している。
次に、図9に示すように、コンタクト露光を含むフォトリソグラフィを用いて、樹脂絶縁層21上にマスク材料パターン22を形成する。続いて、このマスク材料パターン22をマスクとして用いて、樹脂絶縁層21をドライエッチングする。これにより、第2のクラッド層15上で且つコア部13の所定部分(第2の部分)の上方に、樹脂絶縁層で形成された第3のクラッド層21が形成される。すでに述べたように、第3のクラッド層21は多層構造であり、下層から上層に向かって屈折率が低くなっている。このような屈折率分布を第3のクラッド層21に持たせることにより、スポットサイズ変換器の結合効率を向上させることができる。
次に、図10に示すように、マスク材料パターン22を除去した後、パッシベーション膜19の一部を除去して開口23を形成する。電気配線18の開口によって露出した部分は、パッドとして機能する。このパッドを用いて、図10に示した光回路装置チップと半導体集積回路装置チップとを接続することが可能である。具体的には、パッド上に設けたバンプによって、光回路装置チップと半導体集積回路装置チップとの電気的な接続を行うことが可能である。
以上のように、上述した製造方法によって形成された光回路装置では、第2のクラッド層15は、導波路及びスポットサイズ変換器のクラッド層として機能するとともに、能動光学素子(能動部14及び電極部17)及び電気配線18が形成された領域では、アイソレーション用の絶縁膜として機能する。すなわち、同一の絶縁膜(第2のクラッド層15)を用いた同一の工程で、クラッド層及びアイソレーション絶縁膜が形成される。したがって、光回路装置の構成を簡単化できるとともに、光回路装置の製造工程を簡略化することができ、適切な構成を有する光回路装置を得ることが可能となる。
また、第2のクラッド層15の表面が平坦化されているため、電極部17及び電気配線18のパターンを形成するためのフォトリソグラフィの際に、コンタクト露光を用いることができる。また、電極部17及び電気配線18を形成した後に、第3のクラッド層21が形成される。第3のクラッド層21の厚さ(高さ)は通常、数μm程度である。そのため、電極部17及び電気配線18を形成する前に第3のクラッド層21を形成すると、電極部17及び電気配線18の形成にコンタクト露光を用いることができなくなる。本実施形態では、電極部17及び電気配線18を形成した後に第3のクラッド層21を形成するため、コンタクト露光を用いて電極部17及び電気配線18を形成することが可能である。したがって、本実施形態では、コンタクト露光を用いることにより、適正なパターンを形成することが可能となる。
さらに、本実施形態では、第3のクラッド層21が多層構造であり、厚さ方向に屈折率分布を持っている。このように第3のクラッド層21に屈折率分布を持たせることにより、スポットサイズ変換器の結合効率を向上させることが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態に係る光回路装置について説明する。なお、基本的な構成及び基本的な製造方法は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で説明した事項については詳細な説明は省略する。
以下、図11〜図13を参照して、本実施形態に係る光回路装置の製造工程について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、図2〜図7の工程を行う。
図7の工程の後、図11に示すように、第3のクラッド層を形成するために、感光性樹脂を用いた樹脂絶縁層31を全面に形成する。具体的には、スピンコートによって樹脂絶縁層31を形成する。
次に、図12に示すように、遮光部33を有するフォトマスク32を介して、感光性の樹脂絶縁層31に光を照射する。具体的には、コンタクト露光を用いる。
次に、図13に示すように、樹脂絶縁層31の光が照射された部分を除去する。さらに熱処理によって樹脂絶縁層31を硬化させる。これにより、第2のクラッド層15上で且つコア部13の所定部分(第2の部分)の上方に、樹脂絶縁層で形成された第3のクラッド層31が形成される。熱硬化処理温度は、電極部17及び電気配線18のアニール温度(350℃)よりも低くする。具体的には、250℃〜320℃の温度で熱硬化処理を行うことが好ましい。これにより、電極及び配線特性に悪影響を与えることなく、熱硬化処理を行うことができる。その後、パッシベーション膜19の一部を除去して開口23を形成する。電気配線18の開口によって露出した部分は、パッドとして機能する。このパッドについては、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、第3のクラッド層31に感光性樹脂を用いることで、第3のクラッド層31のパターン形成工程を簡略化することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態に係る光回路装置について説明する。なお、基本的な構成及び基本的な製造方法は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で説明した事項については詳細な説明は省略する。
以下、図14〜図16を参照して、本実施形態に係る光回路装置の製造工程について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、図2〜図7の工程を行う。
図7の工程の後、図14に示すように、第3のクラッド層を形成するために、UV(紫外線)硬化型樹脂を用いた樹脂絶縁層41を全面に形成する。具体的には、スピンコートによって樹脂絶縁層41を形成する。
次に、図15に示すように、透光部43を有するフォトマスク42を介して、UV硬化型の樹脂絶縁層41にUV光を照射する。その結果、樹脂絶縁層41のUV光が照射された部分が硬化する。
次に、図16に示すように、樹脂絶縁層41の非硬化部分を除去する。これにより、第2のクラッド層15上で且つコア部13の所定部分(第2の部分)の上方に、樹脂絶縁層で形成された第3のクラッド層41が形成される。その後、パッシベーション膜19の一部を除去して開口23を形成する。電気配線18の開口によって露出した部分は、パッドとして機能する。このパッドについては、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、第3のクラッド層41にUV硬化型樹脂を用いるため、第3のクラッド層41のパターン形成工程を簡略化することができる。また、熱処理を用いずに第3のクラッド層41の硬化処理を行うことができるため、電極及び配線特性に悪影響を与えることなく硬化処理を行うことができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態に係る光回路装置について説明する。なお、基本的な構成及び基本的な製造方法は第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で説明した事項については詳細な説明は省略する。
以下、図17及び図18を参照して、本実施形態に係る光回路装置の製造工程について説明する。
まず、第1の実施形態と同様にして、図2〜図7の工程を行う。
図7の工程の後、図17に示すように、第3のクラッド層を形成するための樹脂材料を、ノズル(図示せず)の先端から第2のクラッド層15上に噴射する。さらに、第2のクラッド層15上の樹脂材料を硬化する。これにより、第2のクラッド層15上で且つコア部13の所定部分(第2の部分)の上方に、絶縁性の樹脂材料で形成された第3のクラッド層51が形成される。
その後、図18に示すように、パッシベーション膜19の一部を除去して開口23を形成する。電気配線18の開口によって露出した部分は、パッドとして機能する。このパッドについては、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、第2のクラッド層15上に樹脂材料を噴射することによって第3のクラッド層51を形成するため、第3のクラッド層51を形成するためのフォトリソグラフィが不要である。そのため、第3のクラッド層51の形成工程を大幅に簡略化することができる。さらに、本実施形態では、第3のクラッド層51を半球状にできるため、スポットサイズ変換器の結合効率を向上させることが可能である。
(実施形態5)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜第4の実施形態で示した光回路装置チップと、MISトランジスタ等が集積された半導体集積回路装置チップとで構成された光/電気混載装置に関するものである。
図19は、本実施形態に係る光/電気混載装置の概略構成を模式的に示した斜視図である。図19に示すように、光回路装置チップ300と半導体集積回路装置チップ310とが、バンプ320によって電気的に接続されている。
図20は、本実施形態に係る光/電気混載装置の具体的な構成を模式的に示した断面図である。
光回路装置チップ300の基本的な構成は、第1〜第4の実施形態で示した光回路装置チップの構成と同様である。半導体集積回路装置チップ310は、半導体基板311、トランジスタ312及び電気配線313等を有している。光回路装置チップ300に形成された電気配線18のパッド部と、半導体集積回路装置チップ310に形成された電気配線313のパッド部とが、バンプ台321上に形成されたバンプ320によって接続されている。
光回路装置チップ300に設けられた能動光学素子が電気光変換素子である場合には、半導体集積回路装置チップ310からバンプ320を介して送られてきた電気信号が能動光学素子で光信号に変換され、光信号がコア部13に送られる。光回路装置チップ300に設けられた能動光学素子が光電気変換素子である場合には、コア部13からの光信号が能動光学素子で電気信号に変換され、電気信号がバンプ320を介して半導体集積回路装置チップ310に送られる。
このように、第1〜第4の実施形態で示した光回路装置チップは、光/電気混載装置に適用することが可能である。
なお、上述した各実施形態において、第1、第2及び第3のクラッド層及びコア部は、以下の条件を満たしていることが好ましい。コア部の屈折率をn0、第1のクラッド層の屈折率をn1、第2のクラッド層の屈折率をn2、第3のクラッド層の屈折率をn3、とする。屈折率n0、n1、n2及びn3は、「n1≦n3<n2<n0」なる関係を満たしていることが好ましい。また、n2及びn3は、「0.005≦n2−n3」なる関係を満たしていることが好ましい。また、第2のクラッド層の厚さは、0.5から1.2μmの範囲であることが好ましい。以下、これらの点について説明する。
図21は、第3のクラッド層の屈折率n3と結合効率との関係を示した図である。図22は、各部のサイズ及び屈折率を示した図である。図22に示すように、第1のクラッド層(シリコン酸化膜)の屈折率n1は1.45である。図21に示すように、第3のクラッド層の屈折率n3が1.45のとき、結合効率は0.56である。したがって、結合効率が0.56以上となるように、第3のクラッド層の屈折率n3を設定することが好ましい。図21からわかるように、第3のクラッド層の屈折率n3が1.52以下のときに、結合効率が0.56以上となっている。また、図22に示すように、第2のクラッド層の屈折率n2は1.525である。したがって、「n2−n3≧0.005(=1.525−1.52)」なる関係が満たされていることが好ましい。
図23は、第2のクラッド層の屈折率n2と結合効率との関係を示した図である。図24は、各部のサイズ及び屈折率を示した図である。図22に示すように、第2のクラッド層の屈折率n2が1.45よりも大きくなると、結合効率が急激に増大している。図24に示すように、第1のクラッド層(シリコン酸化膜)の屈折率n1は1.45である。したがって、「n1<n2」なる関係が満たされていることが好ましい。
図25は、第2のクラッド層の厚さと結合効率との関係を示した図である。図26は、各部のサイズ及び屈折率を示した図である。0.7以上の結合効率が望ましいとすると、第2のクラッド層の厚さは、0.5から1.2μmの範囲であることが好ましい。
なお、上述した各実施形態では、能動光学素子の能動部14は主として半導体(例えばIII-V族半導体)を用いて形成されているが、能動部14にはさらに電極部17とは別の電極部(例えば下部電極)が含まれていてもよい。
また、上述した各実施形態において、第2クラッド層や第3のクラッド層の樹脂のエッチングには、例えば酸素プラズマを用いることができる。この場合、酸素ガスにアルゴンガスや窒素ガスを添加してもよい。
また、上述した各実施形態において、第2のクラッド層には樹脂を用いたが、所望の屈折率が得られ、容易に平坦化を行うことができる材料であればよい。例えば、ポリイミドやSOG(spin on glass)等を用いてもよい。無機材料を用いてもよく、無機材料と有機材料との混合材料を用いてもよい。
また、上述した各実施形態において、電極部17及び電気配線18を形成する最にリフトオフ用の化学増幅型レジストを用いたが、その他のフォトレジストを用いて電極部17及び電気配線18を形成してもよい。コンタクト露光に適したフォトレジストを用いることが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の概略構成を模式的に示した平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光回路装置の製造工程を模式的に示した断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る光/電気混載装置の概略構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る光/電気混載装置の具体的な構成を模式的に示した断面図である。 光回路装置における第3のクラッド層の屈折率と結合効率との関係を示した図である。 光回路装置の各部のサイズ及び屈折率を示した図である。 光回路装置における第2のクラッド層の屈折率と結合効率との関係を示した図である。 光回路装置の各部のサイズ及び屈折率を示した図である。 光回路装置における第2のクラッド層の厚さと結合効率との関係を示した図である。 光回路装置の各部のサイズ及び屈折率を示した図である。
符号の説明
11…シリコン基板 12…第1のクラッド層 13…コア部
14…能動部 15…第2のクラッド層
16…フォトレジストパターン 17…電極部
18…電気配線 19…パッシベーション膜
21…第3のクラッド層 22…マスク材料パターン 23…開口
31…第3のクラッド層 32…フォトマスク 33…遮光部
41…第3のクラッド層 42…フォトマスク 43…透光部
51…第3のクラッド層
101…能動光学素子 102…スポットサイズ変換器
103…光導波路
201…能動光学素子の形成領域
202…スポットサイズ変換器の形成領域
300…光回路装置チップ 310…半導体集積回路装置チップ
311…半導体基板 312…トランジスタ 313…電気配線
320…バンプ 321…バンプ台

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1のクラッド層と、
    前記第1のクラッド層上に形成されたコア部と、
    前記第1のクラッド層上に前記コア部の第1の部分を介して形成された能動部と、前記能動部上に形成された電極部とを含む能動光学素子と、
    前記第1のクラッド層上に形成され、前記コア部の少なくとも第2の部分を覆い且つ前記能動部を囲む第2のクラッド層と、
    前記第2のクラッド層上に形成され、前記能動光学素子の電極部に接続された電気配線と、
    前記第2のクラッド層上で且つ前記コア部の第2の部分の上方に形成された第3のクラッド層と、
    を備え、
    前記コア部の第2の部分、前記第1のクラッド層、前記第2のクラッド層及び前記第3のクラッド層によって、光のスポットサイズを変換するスポットサイズ変換器が構成され、
    前記第2のクラッド層の上面と前記能動部の上面とは同一平面内に位置しており、
    前記電気配線及び前記電極部は、前記第2のクラッド層の上面及び前記能動部の上面に両者をまたいでフォトリソグラフィによって同時に形成されたものである
    ことを特徴とする光回路装置。
  2. 前記第3のクラッド層の屈折率は前記第2のクラッド層の屈折率よりも低い
    ことを特徴とする請求項1に記載の光回路装置。
  3. 前記第3のクラッド層は、厚さ方向に屈折率分布を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光回路装置。
  4. 前記第2のクラッド層の表面は平坦化されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光回路装置。
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