JP5207268B2 - 再生装置、再生方法及び再生プログラム - Google Patents

再生装置、再生方法及び再生プログラム Download PDF

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本発明は、コンテンツデータを再生する再生装置、コンテンツデータを再生する方法、及び、コンピュータにて実行される再生プログラムに関する。
DVDの再生装置には、再生中に電源がオフになり、再度オンになった場合に、中断位置から再生を再開する機能を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。このような再生装置は、DVDから読み出して揮発性メモリに格納したコンテンツデータにおける現時点の再生位置の情報を周期的(例えば1秒間隔)で取得して、不揮発性のメモリに格納、更新する。そして、再生中に電源がオフになり、再度オンになった場合には、再生装置は、不揮発性のメモリから再生位置の情報を読み出し、DVDから再生位置に対応するコンテンツデータを読み出して揮発性メモリに格納し、その格納したコンテンツデータの再生処理を行う。
特開2001−291308号公報
しかし、上述した再生装置では、再度オンになってからDVDに記録されたコンテンツデータを読み出して揮発性メモリに格納してから再生を行わなければならず、時間を要する。例えば、揮発性メモリの容量は規格上64[Mb]であり、DVDに記録されたコンテンツデータを読み出す速度が30[Mbps]の場合には、揮発性メモリにコンテンツデータを格納し終えるまでに16秒以上の時間を要する。
また、近年の再生装置には、インターネットを介してダウンロードされるコンテンツデータをストリーミング再生するものも存在するが、このような再生装置における再生の再開には適用することができない。
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、迅速な再生再開、及び、適切な再生再開を可能とした再生装置、再生方法及び再生プログラムを提供するものである。
本発明に係る、コンテンツデータを再生する再生装置は、揮発性記憶手段と、通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを前記揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理手段と、第1の不揮発性記憶手段と、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し前記第1の不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、前記再生処理手段による再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記第1の不揮発性記憶手段に記憶された再生位置を開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始し、その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記第1の不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、インターネット等の通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータは、再生のために揮発性記憶手段に記憶され、更にその揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とが所定周期にて繰り返し第1の不揮発性記憶手段に記憶される。そして、電源がオフになった後再度オンになった場合には、電源がオフとなる直前の再生位置からコンテンツデータのダウンロードを開始し、その後に揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が第1の不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングを揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生再開が可能なタイミングであるとみなし、そのタイミングで揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理が行われる。従って、通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータについて、再生位置を考慮した適切な再生再開が可能となる。
また、本発明に係る再生装置は、第2の不揮発性記憶手段と、前記コンテンツデータの再生に関して実行されるアプリケーションの状態を前記第2の不揮発性記憶手段に記憶させる第3の記憶制御手段を有し、前記再生再開処理手段は、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶されたアプリケーションの状態に復帰させる処理を行うようにしてもよい。
この構成によれば、電源がオフになる前のアプリケーションの状態が第2の不揮発性記憶手段に記憶され、その後再度電源がオンになった場合には、再生再開に際して、その記憶されたアプリケーションの状態に復帰するため、アプリケーションの状態が継承され、適切な再生再開が可能となる。
また、本発明に係る再生装置は、第3の不揮発性記憶手段と、前記コンテンツデータの再生に関して処理されるオブジェクトの属性を前記第3の不揮発性記憶手段に記憶させる第4の記憶制御手段とを有し、前記再生再開処理手段が、前記第3の不揮発性記憶手段に記憶されたオブジェクトの属性を復帰させる処理を行うようにしてもよい。
この構成によれば、電源がオフになる前のオブジェクトの属性が第3の不揮発性記憶手段に記憶され、その後再度電源がオンになった場合には、再生再開に際して、その記憶されたオブジェクトの属性が復帰するため、オブジェクトの変化が継承され、適切な再生再開が可能となる。
また、本発明に係る再生装置は、第4の不揮発性記憶手段と、前記コンテンツデータの再生に関して要求されるイベントを前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させる第5の記憶制御手段とを有し、前記再生再開処理手段が、前記第4の不揮発性記憶手段に記憶されたイベントを処理するようにしてもよい。
この構成によれば、電源がオフになる前のユーザ操作等のイベントが第3の不揮発性記憶手段に記憶され、その後再度電源がオンになった場合には、再生再開に際して、その記憶されたイベントが処理されるため、イベントが継承され、適切な再生再開が可能となる。
また、本発明に係る再生装置は、前記第5の記憶制御手段が、同時に又は連続して処理されるべき複数のイベントをグループ化して前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させ、前記再生再開処理手段が、前記グループ化された複数のイベントを同時に又は連続して処理するようにしてもよい。
また、本発明に係る再生装置は、前記第5の記憶制御手段が、未処理のイベントを特定し、該未処理のイベントを前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
本発明に係る、コンテンツデータを再生する再生方法は、通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御ステップと、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理ステップと、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御ステップと、前記再生処理ステップによる再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶された再生位置をダウンロードの開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始する第3の記憶制御ステップと、その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る再生プログラムは、通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御ステップと、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理ステップと、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御ステップと、前記再生処理ステップによる再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記第1の不揮発性記憶手段に記憶された再生位置をダウンロードの開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始する第3の記憶制御ステップと、その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記第1の不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明によれば、通信ネットワークを介してダウンロードされ、揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とが不揮発性記憶手段に記憶され、電源がオフになった後再度オンになった場合には、電源がオフとなる直前の再生位置からコンテンツデータのダウンロードを開始し、その後に揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理が行われるため、通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータについて、再生位置を考慮した適切な再生再開が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る再生装置の構成を示す図である。図1に示す再生装置は、コンテンツデータを再生するものであり、CPU10、フラッシュメモリ12、パーシステントストレージ14、HD−DVD(High Definition - Digital Versatile Disk)ドライブ20、ネットワークインタフェース(I/F)22、DDR−SDRAM(Double Data Rate - Synchronous Dynamic Random Access Memory)24、プレイヤ30、レンダリング・ミキシング処理部38、モニタ40、スピーカ42、ROM(Read Only Memory)44、RAM(Random Access Memory)46、第1不揮発性メモリ52及び第2不揮発性メモリ54により構成される。
CPU10は、第1乃至第4の記憶制御手段、再生処理手段及び再生再開処理手段に対応し、再生装置の全体を制御する。フラッシュメモリ12は、必要に応じてコンテンツデータを記憶する。
パーシステントストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)16及びメモリカードスロット18を有する。HDD16は、記憶媒体である図示しないハードディスク(図示せず)を内蔵し、当該ハードディスクに記憶されたコンテンツデータを読み出す。メモリカードスロット18は、記録媒体である図示しないSDカード(Secure Digital memory card)を挿入し、当該SDカードに記憶されたコンテンツデータを読み出す。HD−DVDドライブ20は、記憶媒体である図示しないHD−DVDを搭載し、当該HD−DVDに記憶されたコンテンツデータを読み出す。ネットワークI/F22は、通信ネットワークであるインターネットに接続され、当該インターネットを介してコンテンツデータのダウンロードを行う。
DDR−SDRAM24は、揮発性記憶手段に対応する揮発性のメモリであり、再生装置の電源がオフになると記憶していたデータが消去される。このDDR−SDRAM24は、ファイルキャッシュ26及びストリーミングバッファ28を有する。ファイルキャッシュ26は、パーシステントストレージ14、HDD16、HD−DVDドライブ20によって読み出されたコンテンツデータを記憶する。ストリーミングバッファ28は、ネットワークI/F22によってダウンロードされたコンテンツデータを記憶する。
プレイヤ30は、再生処理手段及び再生再開処理手段に対応し、第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36を有する。これら第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、DDR−SDRAM24に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う。具体的には、第1プレイヤ32はコンテンツデータとしてのメインのMPEG(Moving Picture Experts Group)ストリームを、第2プレイヤ34は、コンテンツデータとしてのサブのMPEGストリームを、グラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、コンテンツデータとしてのグラフィックスやイフェクトオーディオを、それぞれ再生する処理を行って再生データを生成し、レンダリング・ミキシング処理部38へ出力する。
レンダリング・ミキシング処理部38は、プレイヤ30からの再生データのうち、映像データを適宜合成して、モニタ40に出力する。モニタ40は、この合成された映像データに基づく映像表示を行う。また、レンダリング・ミキシング処理部38は、プレイヤ30からの再生データのうち、オーディオデータを適宜合成してスピーカ42に出力する。スピーカ42は、この合成されたオーディオデータに基づく音声出力を行う。
ROM44は、コンテンツデータの再生に関してCPU10によって実行されるアプリケーションのプログラムを記憶する。RAM46は、コンテンツデータの再生に関して実行されるアプリケーションの状態、コンテンツデータの再生時におけるオブジェクト(例えば、メニュー画面等の映像や案内音声等の音声)の属性(プロパティ)、コンテンツデータの再生時におけるユーザの操作指示、再生状態の変化、スクリプト実行等のイベントの情報を記憶する。
第1不揮発性メモリ52は、第1の不揮発性記憶手段に対応する不揮発性のメモリであり、再生装置の電源がオフになっても記憶しているデータを保持する。この第1不揮発性メモリ52は、ファイルキャッシュ26に記憶されるコンテンツデータを所定のタイミングで記憶する。第1不揮発性メモリ52の容量は、ファイルキャッシュ26の容量よりも大きくなっており、第1不揮発性メモリ52における更新回数をできるだけ少なくして更新保障回数の制限に対応させる。
第2不揮発性メモリ54は、第2乃至第5の不揮発性記憶手段に対応する不揮発性のメモリであり、再生装置の電源がオフになっても記憶しているデータを保持する。この第2不揮発性メモリ54は、ストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータのデータ量、当該コンテンツデータの再生位置、RAM46に記憶されたアプリケーション状態、オブジェクトプロパティ及びイベントを記憶する。
次に、再生装置の動作についての第1実施例及び第2実施例を説明する。
(第1実施例)
図2は、第1実施例における電源オンの間の再生装置の第1の動作を示すフローチャートである。CPU10は、パーシステントストレージ14やHD−DVDドライブ20に対して、例えば、コンテンツデータのファイル名を指定して、適宜コンテンツデータの読み出しを指示する。パーシステントストレージ14内のHDD16は、CPU10から読み出しが指示された場合、ハードディスクに記憶されたコンテンツデータを読み出す。また、パーシステントストレージ14内のメモリカードスロット18は、CPU10から読み出しが指示された場合、SDカードに記憶されたコンテンツデータを読み出す。また、HD−DVDドライブ20は、CPU10から読み出しが指示された場合、HD−DVDに記憶されたコンテンツデータを読み出す(S11)。
次に、CPU10は、パーシステントストレージ14内のHDD16、メモリカードスロット18、HD−DVDドライブ20によって読み出されたコンテンツデータを、プレイヤ30を介してDDR−SDRAM24へ出力し、当該DDR−SDRAM24内のファイルキャッシュ26に記憶させる(S12)。
次に、プレイヤ30内の第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、適宜ファイルキャッシュ26に記憶されたコンテンツデータを読み出し、アプリケーション単位で再生処理を行う。レンダリング・ミキシング処理部38は、この再生処理によって得られる再生データを適宜合成して、モニタ40に映像を表示させたり、スピーカ42に音声出力をさせる(S13)。
コンテンツデータの再生が開始されると、CPU10は、コンテンツデータの再生に応じて変化するアプリケーションの状態やオブジェクトプロパティ、イベントの情報を随時RAM46に記憶させる(S14)。これらアプリケーション状態、オブジェクトプロパティ、イベント情報の少なくともいずれか1つが変化した場合、CPU10は、その変化が発生したことを示すシステム制御クロックを発する。このシステム制御クロックの発生に基づき、RAM46のアプリケーション状態、オブジェクトプロパティ、イベント情報に関するデータが更新され、その後、更新されたデータが第2不揮発性メモリ54に保存される。
図3は、第1実施例におけるRAM46へのイベント情報記憶の動作を示すフローチャートである。CPU10は、イベントを受信したか否かを判定する(S21)。受信したイベントは、CPU10内の図示しないイベントキューに順次登録されており、CPU10は、このイベントキューに新たなイベントが登録された場合、イベントを受信したと判断する。
イベントを受信した場合、CPU10は、そのイベントがユーザによる操作指示等のイベント(ユーザイベント)であるか否かを判定する(S22)。判定対象のイベントがユーザイベントである場合、CPU10は、そのユーザイベントにユニークな第1のイベントグループ番号(EvGrNo)を付与してイベント情報を生成し、当該イベント情報をRAM46に記憶させる(S23)。
一方、S22において、受信したイベントがユーザイベントではない場合、換言すれば、再生装置内部で発行されたイベント(システムイベント)である場合、CPU10は、そのシステムイベントが他のシステムイベントと同時に処理されるべきイベント(同時イベント)であるか否か、及び、他のシステムイベントに続いて処理されるイベント(連続イベント)であるか否かを判定する(S24)。具体的には、CPU10は、判定対象のイベントと同時刻にイベントキューに登録された他のイベントが存在する場合には、その判定対象のイベントを同時イベントであると判定する。また、連続イベントの場合には、その連続イベントには、前後に処理されるべき他のイベントの情報が含まれており、CPU10は、判定対象のイベントに前後に処理されるべき他のイベントの情報が含まれている場合には、その判定対象のイベントを連続イベントであると判定する。
判定対象のシステムイベントが同時イベントでも連続イベントでもない場合、CPU10は、そのシステムイベントにユニークな第2のイベントグループ番号を付与してイベント情報を生成し、当該イベント情報をRAM46に記憶させる(S25)。
一方、判定対象のイベントが同時イベントである場合、CPU10は、その同時イベントに、当該同時イベントと同時に処理されるべき他のイベントに付与されているイベントグループ番号を付与してイベント情報を生成し、当該イベント情報をRAM26に記憶させる(S26)。また、判定対象のイベントが連続イベントである場合、CPU10は、その連続イベントに、当該連続イベントの前に処理されるべき他のイベントに付与されているイベントグループ番号を付与してイベント情報を生成し、当該イベント情報をRAM26に記憶させる(S26)。
図4は、RAM46に記憶されたイベント情報の第1の例を示す図である。図4において、EvGrNo.1が付与されたイベント#01は、単独で処理されるべきイベントである。一方、同一のEvGrNo.2が付与されたイベント#02、#03及び#04は、同時に又は連続して処理されるべきイベントであり、同一のEvGrNo.3が付与されたイベント#05及び#06は、同時に又は連続して処理されるべきイベントである。
図5は、第1実施例における電源オンの間の再生装置の第2の動作を示すフローチャートである。図2に示す動作によってコンテンツデータの再生と、RAM46によるアプリケーションの状態、オブジェクトプロパティ及びイベントの情報の記憶が開始された後、CPU10は、コンテンツデータの記憶タイミングが到来したか否かを判定する(S31)。コンテンツデータの記憶タイミングは、例えば1秒周期で到来する。
コンテンツデータの記憶タイミングが到来した場合、CPU10は、プレイヤ30を介して、DDR−SDRAM24内のファイルキャッシュ26に記憶されたコンテンツデータを読み出し、第1不揮発性メモリ52に記憶させる(S32)。
S32にてコンテンツデータが第1不揮発性メモリ52に記憶された後、あるいは、S31にてコンテンツデータの記憶タイミングが到来していないと判定された後、CPU10は、予め定められているアプリケーション状態等の記憶タイミングが到来したか否かを判定する(S33)。
アプリケーション状態等の記憶タイミングが到来した場合、CPU10は、RAM46に記憶されているアプリケーション状態を読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S34)。また、CPU10は、RAM46に記憶されているオブジェクトプロパティを読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S35)。
更に、CPU10は、RAM46に記憶されているイベント情報を読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S36)。
図6は、第1実施例における第2揮発性メモリ54へのイベント情報記憶の動作を示すフローチャートである。CPU10は、コンテンツデータの再生処理中において、イベントを受信したか否かを判定する(S41)。イベントを受信した場合、CPU10は、RAM46に記憶されたイベント情報に基づいて、未処理のイベントが存在するか否かを判定する(S42)。
図7は、RAM46に記憶されたイベント情報についてのポインタの第1の例を示す図である。図7において、CPU10が内蔵する図示しない処理イベントポインタは、未処理のイベントと処理済のイベントの境界を指し示しており、その指示位置より上位の処理イベント(ここでは、イベント#04乃至#06)が未処理のイベントとなる。また、CPU10が内蔵する図示しない破棄イベントポインタは、未処理のイベントのみが属するグループ、あるいは、未処理のイベントと処理済のイベントが混在して属するグループと、処理済のイベントのみが属するグループとの境界を指し示しており、その指示位置より下位の処理イベント(ここでは、イベント#01)が破棄すべきイベントとなる。
再び、図6に戻って説明する。未処理のイベントが存在する場合、CPU10は、1つの未処理のイベントの情報をRAM46から読み出し、処理を行うとともに、処理イベントポインタを更新する(S43)。例えば、処理イベントポインタが当初図7の状態であって、S42においてイベント#04が未処理であると判定され、S43において当該イベント#04が処理された場合、CPU10は、図8に示すように、処理イベントポインタの指示位置を処理したイベント#04と未処理のイベント#05との間に更新する。
再び、図6に戻って説明する。次に、CPU10は、S43にて処理したイベントと同一のイベントグループ番号が付与された未処理のイベントが存在するか否かを判定する(S44)。例えば、処理イベントポインタが図8の状態である場合には、処理イベントポインタの指示位置の上位には、S33においてイベント#04と同一のイベントグループ番号が付与されたイベントは存在しない。すなわち、S43においてイベント#04と同一のイベントグループ番号が付与されたイベントは全て処理済である。従って、CPUは、S43においてイベント#04と同一のイベントグループ番号が付与された未処理のイベントは存在しないと判定する。
S43にて処理したイベントと同一のイベントグループ番号が付与された未処理のイベントが存在する場合、CPU10は、破棄イベントポインタを更新せず(S45)、更には、第2不揮発性メモリ54内のイベント情報の更新も行わない(S46)。
S43にて処理したイベントと同一のイベントグループ番号が付与された未処理のイベントが存在しない場合、CPU10は、破棄イベントポインタを更新する(S47)。例えば、処理イベントポインタが図8の状態である場合には、上述したように、CPUは、S43においてイベント#04と同一のイベントグループ番号が付与された未処理のイベントは存在しないと判定する。そして、CPU10は、S47において、図9に示すように、破棄イベントポインタの指示位置を処理イベントポインタの指示位置に一致させる。
更に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のイベント情報の更新を行う(S48)。具体的には、CPU10は、未処理のイベントの情報をRAM46から読み出して、第2不揮発性メモリ54に記憶させる。例えば、処理イベントポインタ及び破棄イベントポインタが図9の状態である場合には、CPU10は、これら処理イベントポインタ及び破棄イベントポインタの指示位置よりも上位のイベント(ここではイベント#05及び#06)の情報をRAM46から読み出して、第2不揮発性メモリ54に記憶させる。
上述した動作によってコンテンツの再生が行われている間に、電源がオフされ、再度電源がオンになった場合には、再生が再開される。図10は、第1実施例における再度電源がオンとなった場合の再生装置の動作を示すフローチャートである。
再度電源がオンになると(S51)、CPU10は、第1不揮発性メモリ52内のコンテンツデータを読み出し、プレイヤ30を介してDDR−SDRAM24内のファイルキャッシュ26に記憶させる(S52)。
次に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のアプリケーション状態を読み出し、RAM46に記憶させることにより、アプリケーション状態を復帰させる(S53)。更に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のオブジェクトプロパティを読み出し、RAM46に記憶させることにより、オブジェクトプロパティを復帰させる(S54)。更に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のイベント情報を読み出し、RAM46に記憶させることにより、イベント情報を復帰させる(S55)。
その後、CPU10は、プレイヤ30に対し、再生再開を指示する。プレイヤ30内の第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、この指示に応じて、S52においてファイルキャッシュ26に記憶されたコンテンツデータを読み出し、アプリケーション単位で再生処理を行う。レンダリング・ミキシング処理部38は、この再生処理によって得られる再生データを適宜合成して、モニタ40に映像を表示させたり、スピーカ42に音声出力をさせる。これにより、パーシステントストレージ14やHD−DVDドライブ20がコンテンツデータを読み出さなくても、コンテンツデータの再生を再開することが可能となる。また、この再生再開と並行して、CPU10は、S55においてRAM46に記憶されたイベント情報と、処理イベントポインタの指示位置から未処理のイベントを特定し、当該未処理のイベントを処理する(S56)。
(第2実施例)
図11は、第2実施例における電源オンの間の再生装置の第2の動作を示すフローチャートである。CPU10は、ネットワークI/F22に対して、例えば、コンテンツデータを保持するサイトのURLを指定して、当該コンテンツデータのダウンロードを指示する。ネットワークI/F22は、この指示に従って、インターネットを介してコンテンツデータのダウンロードを行う(S61)。
次に、CPU10は、ネットワークI/F22によってダウンロードされたコンテンツデータを、プレイヤ30を介してDDR−SDRAM24へ出力し、当該DDR−SDRAM24内のストリーミングバッファ28に記憶させる(S62)。
次に、プレイヤ30内の第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、適宜ストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータを読み出し、アプリケーション単位でストリーミング再生の処理を行う。レンダリング・ミキシング処理部38は、この再生処理によって得られる再生データを適宜合成して、モニタ40に映像を表示させたり、スピーカ42に音声出力をさせる(S63)。
コンテンツデータのストリーミング再生が開始されると、CPU10は、アプリケーションの状態、オブジェクトプロパティ、イベントの情報を随時RAM46に記憶させる(S64)。RAM46へのイベント情報の記憶動作は、図3と同様の動作によって行われる。
図12は、第2実施例における電源オンの間の再生装置の第2の動作を示すフローチャートである。図11に示す動作によってコンテンツデータの再生と、RAM46によるアプリケーションの状態、オブジェクトプロパティ及びイベントの情報の記憶が開始された後、CPU10は、コンテンツデータの記憶タイミングが到来したか否かを判定する(S71)。コンテンツデータの記憶タイミングが到来した場合、CPU10は、プレイヤ30を介して、DDR−SDRAM24内のストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータのデータ量と再生位置を検出し、これらを第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S72)。
S72にてコンテンツデータのデータ量と再生位置が第2不揮発性メモリ54に記憶された後、あるいは、S71にてコンテンツデータの記憶タイミングが到来していないと判定された後、CPU10は、予め定められているアプリケーション状態等の記憶タイミングが到来したか否かを判定する(S73)。
アプリケーション状態等の記憶タイミングが到来した場合、図5のS34乃至S36と同様の動作が行われる。すなわち、CPU10は、RAM46に記憶されているアプリケーション状態を読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S74)。また、CPU10は、RAM46に記憶されているオブジェクトプロパティを読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S75)。更に、CPU10は、RAM46に記憶されているイベント情報を読み出し、第2不揮発性メモリ54に記憶させる(S76)。第2揮発性メモリ54へのイベント情報の記憶動作は、図5と同様の動作によって行われる。
上述した動作によってコンテンツの再生が行われている間に、電源がオフされ、再度電源がオンになった場合には、再生が再開される。図13は、第2実施例における再度電源がオンとなった場合の再生装置の動作を示すフローチャートである。
再度電源がオンになると(S81)、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のアプリケーション状態を読み出し、RAM46に記憶させることにより、アプリケーション状態を復帰させる(S82)。更に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のオブジェクトプロパティを読み出し、RAM46に記憶させることにより、オブジェクトプロパティを復帰させる(S83)。また、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のイベント情報を読み出し、RAM46に記憶させることにより、イベント情報を復帰させる(S84)。
次に、CPU10は、第2不揮発性メモリ54内のデータ量及び再生位置を読み出す(S85)。更に、CPU10は、ネットワークI/F22に対して、不揮発性メモリ54に記憶されていた再生位置を開始地点としたコンテンツデータのダウンロードの再開を指示する。ネットワークI/F22は、この指示に従って、インターネットを介してコンテンツデータのダウンロードを再開する(S86)。ダウンロードされたコンテンツデータは、DDR−SDRAM24内のストリーミングバッファ28に記憶される。
その後、CPU10は、ダウンロードが再開された後のDDR−SDRAM24内のストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータのデータ量を検出し、このデータ量がS85にて読み出したデータ量に到達したか否かを判定する(S87)。
ダウンロード再開後にストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータのデータ量が、S85にて読み出したデータ量に到達した場合、換言すれば、ダウンロード再開後にストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータのデータ量が、電源がオフとなる直前のデータ量に到達した場合、CPU10は、プレイヤ30に対し、S85にて読み出した再生位置、換言すれば、電源がオフとなる直前の再生位置を出力し、当該再生位置から再生を再開するように指示する。
プレイヤ30内の第1プレイヤ32、第2プレイヤ34及びグラフィックス・サウンドデコードプレイヤ36は、この指示に応じて、S86においてダウンロードの再開後にストリーミングバッファ28に記憶されたコンテンツデータを読み出し、アプリケーション単位で再生処理を行う。レンダリング・ミキシング処理部38は、この再生処理によって得られる再生データを適宜合成して、モニタ40に映像を表示させたり、スピーカ42に音声出力をさせる。これにより、インターネットを介してダウンロードされたコンテンツデータについて、再生位置を考慮した適切なストリーミング再生の再開が可能となる。また、この再生再開と並行して、CPU10は、S84においてRAM46に記憶されたイベント情報と、処理イベントポインタの指示位置から未処理のイベントを特定し、当該未処理のイベントを処理する(S88)。
なお、上述した実施形態では、第2不揮発性メモリ52に、アプリケーション状態、オブジェクトプロパティ及びイベント情報が記憶されるタイミングは同一であったが、それぞれが異なるタイミングで記憶されるようにしてもよい。また、アプリケーション状態の記憶タイミングは、そのアプリケーションに応じて、適宜定めるようにしてもよい。例えば、ユーザの操作指示に応じて実行されるアプリケーションの状態については、その実行タイミングが不定であるため、記憶タイミングの間隔を短くし、一方、実行間隔の長いアプリケーションについては、記憶タイミングの間隔を長くする。
また、上述した実施形態では、第1不揮発性メモリ52と第2不揮発性メモリ54とを有するようにしたが、単一の不揮発性メモリであってもよい。
以上、説明したように、本発明に係る再生装置、再生方法及び再生プログラムによれば、迅速な再生再開、及び、適切な再生再開が可能であり、再生装置等として有用である。
再生装置の構成を示す図である。 第1実施例における電源オンの間の再生装置の第1の動作を示すフローチャートである。 第1実施例におけるRAMへのイベント情報記憶の動作を示すフローチャートである。 RAMに記憶されたイベント情報の第1の例を示す図である。 第1実施例における電源オンの間の再生装置の第2の動作を示すフローチャートである。 第1実施例における第2揮発性メモリへのイベント情報記憶の動作を示すフローチャートである。 RAMに記憶されたイベント情報についてのポインタの第1の例を示す図である。 RAMに記憶されたイベント情報についてのポインタの第2の例を示す図である。 RAMに記憶されたイベント情報についてのポインタの第2の例を示す図である。 第1実施例における再度電源がオンとなった場合の再生装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施例におけるRAMへのイベント情報記憶の動作を示すフローチャートである。 第2実施例における電源オンの間の再生装置の第2の動作を示すフローチャートである。 第2実施例における再度電源がオンとなった場合の再生装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 CPU
12 フラッシュメモリ
14 パーシステントストレージ
16 HDD
18 メモリカードスロット
20 HD−DVDドライブ
22 ネットワークI/F
24 DDR−SDRAM
26 ファイルキャッシュ
28 ストリーミングバッファ
30 プレイヤ
32 第1プレイヤ
34 第2プレイヤ
36 グラフィックス・サウンドデコードプレイヤ
38 レンダリング・ミキシング処理部
40 モニタ
42 スピーカ
44 ROM
46 RAM
52 第1不揮発性メモリ
54 第2不揮発性メモリ

Claims (8)

  1. コンテンツデータを再生する再生装置であって、
    揮発性記憶手段と、
    通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを前記揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理手段と、
    第1の不揮発性記憶手段と、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し前記第1の不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
    前記再生処理手段による再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記第1の不揮発性記憶手段に記憶された再生位置をダウンロードの開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始し、その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記第1の不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理手段とを有することを特徴とする再生装置。
  2. 第2の不揮発性記憶手段と、
    前記コンテンツデータの再生に関して実行されるアプリケーションの状態を前記第2の不揮発性記憶手段に記憶させる第3の記憶制御手段を有し、
    前記再生再開処理手段は、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶されたアプリケーションの状態を復帰させる処理を行うことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 第3の不揮発性記憶手段と、
    前記コンテンツデータの再生に関して処理されるオブジェクトの属性を前記第3の不揮発性記憶手段に記憶させる第4の記憶制御手段とを有し、
    前記再生再開処理手段は、前記第3の不揮発性記憶手段に記憶されたオブジェクトの属性を復帰させる処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の再生装置。
  4. 第4の不揮発性記憶手段と、
    前記コンテンツデータの再生に関するイベントを前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させる第5の記憶制御手段とを有し、
    前記再生再開処理手段は、前記第4の不揮発性記憶手段に記憶されたイベントを処理することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の再生装置。
  5. 前記第5の記憶制御手段は、同時に又は連続して処理されるべき複数のイベントをグループ化して前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させ、
    前記再生再開処理手段は、前記グループ化された複数のイベントを同時に又は連続して処理することを特徴とする請求項に記載の再生装置。
  6. 前記第5の記憶制御手段は、未処理のイベントを特定し、該未処理のイベントを前記第4の不揮発性記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項又はに記載の再生装置。
  7. コンテンツデータを再生する再生方法であって、
    通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御ステップと、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理ステップと、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御ステップと、
    前記再生処理ステップによる再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶された再生位置をダウンロードの開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始する第3の記憶制御ステップと、
    その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理ステップとを有することを特徴とする再生方法。
  8. 通信ネットワークを介してダウンロードされたコンテンツデータを揮発性記憶手段に記憶させる第1の記憶制御ステップと、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生処理を行う再生処理ステップと、
    前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量と、該コンテンツデータの再生位置とを所定周期にて繰り返し不揮発性記憶手段に記憶させる第2の記憶制御ステップと、
    前記再生処理ステップによる再生処理中に電源がオフされた後、再度電源がオンとなった場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶された再生位置をダウンロードの開始地点として前記コンテンツデータの通信ネットワークを介したダウンロードを行うと共に前記揮発性記憶手段への記憶を開始する第3の記憶制御ステップと、
    その後に前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータのデータ量が前記不揮発性記憶手段に記憶されたデータ量に達したタイミングで、前記揮発性記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を再開する処理を行う再生再開処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする再生プログラム。
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