JP5207254B2 - 観賞水槽用の上置型冷却濾過装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に使用されている淡水、海水の両方の観賞水槽で使用されるもので、各水槽の上部に載置する濾過槽であって、常時ファンの風力を利用して水温を降下冷却することを特徴とする観賞水槽用の上置型冷却濾過装置に関するものである。
従来この種の観賞魚または食用魚の飼育においては、その種類によって一定の水温を保つ必要がある。特に夏期等においては、水温の上昇によっては、観賞魚には各種の影響が生ずるものである。
そこで、従来の一定の水温を保持するためには、水槽に隣接または上部に冷却装置を設置することが一般に使用されている現状である。
従来の観賞魚に使用される冷却装置によれば、凝縮及び圧縮機等を使用するため全体が大型となり、且つ冷却パイプ等を装設するため、著しく構造複雑で高価となる問題点を有している。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その主とする目的とする所は、濾過装置の濾過槽の上部に小孔を設けた流水樋を架設し、且つ冷却用のファン室に設けた冷却ファンにより気化熱室に設けた気化熱を利用する縦方向に並設した複数のメッシュ板に送風して水温を確実容易に降下冷却させることを特徴とする観賞水槽用の上置型冷却濾過装置を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本発明の観賞水槽用の上置型冷却濾過装置においては、濾過槽本体には、端部よりモーターの設置室、隣接して内部に濾過材を収納する濾過槽と、溢流通路を介して気化熱室を設ける。該気化熱室には、内部の上部に水流を平均に流れるように調整する送水調整板を載置し、その下部には、縦方向に多数のメッシュ板を並設する。
また、冷却用のファン室には、気化熱室の内部に設けた縦方向のメッシュ板に送風する冷却ファンを収納してある。
さらに、濾過槽の上部に位置する流通樋には、排出口よりの溢流水を平均に流下するための多数の小孔を穿設してある。
そして、気化熱室の上部に設けた送水調整板には、多数の小孔を設けると共に、進行方向に長さ調整した誘導用の仕切壁を多数形成したものである。
本発明は、以上説明したように構成された上置型冷却濾過装置によれば、従来の冷却パイプ等を備えた冷却機を使用したものと比較すると、構造が簡単で電気が少量ですみ安価に提供できると共に、水温を容易に下げる事が出来る効果と、内部に設けた各部品は取り外しが自由で掃除が容易な効果もある。また、濾過槽の上部に設けた流通樋によっては、排出口から溢流された水は、全面に平均して流入し、下部の濾過材に落下する効果がある。
また、気化熱室の上部に敷設した送水調整板によっては、濾過された流水が平均して全面に送り流れて落下せしめる効果がある。
そして、該送水調整板より平均して落下する水滴は、縦方向に立設したメッシュ板に流下して表面積を広くして冷却用のファン室の冷却ファンによる風力を効率良く当て、気化熱を利用して水温を確実に冷却する効果がある。
本発明の冷却式の濾過槽本体の全体の斜面図である。 本発明の全体の平面図である。 同じく本発明の冷却使用状態を示す全体の縦断側面図である。 本発明の流通樋の全体斜面図である。 本発明の浸入調整板の平面図である。 同じく本発明の図5に示すA−A線の縦断側面図である。 本発明の冷却用のファン室を示す正面図である。 同じく本発明のメッシュ板の斜面図である。
本発明は、上記の如く構成からなり、図1及び図3に示す濾過槽本体(1)は、各種の水槽の上部に吸込口(9)と流出管(19)を下向きにして載置する。該濾過槽本体(1)のモーター室(2)内のモーター(8)を始動して、水槽内の水を吸込口(9)より給水管(10)の先端に設けた排水口(11)より流通樋(12)に流入し、多数の小孔(20)(20)より平均して流下し、濾過槽(3)の濾過材(13)を降下し、下部の多孔板(14)を流下し、流水路(15)より、縦方向の溢流室(5)を上昇して気化熱室(6)の上部に位置する送水調整板(17)に至り、流水は小孔(20)及び仕切壁(23)により平均に流れて落下し、縦方向に並列しているメッシュ板(18)に流れる。この時、該メッシュ板(18)を流れる水を冷却用のファン室(7)の冷却ファン(21)の送風を当てて、水温を下げ、気化熱室(6)で冷却されて下部に設けた流出管(19)より水槽内に還元するように作動するものである。
実施例について図面を参照して説明すると、図1及び図2において、濾過槽本体(1)は、全体を透明な合成樹脂によって一体的に構成され、端部よりモーター室(2)を設け、該モーター室(2)に隣接して濾過槽(3)を設け、該濾過槽(3)には、隣接して溢流室(5)を介在して水流の温度を下げる気化熱室(6)を設ける。該気化熱室(6)には、開口した逆流防止室(22)を介在して冷却用のファン室(7)を装設してある。
前記モーター室(2)には、モーター(8)を収納すると共に、底部に開孔を設けてモーター(8)の吸込口(9)を設けた吸込管(4)と並設して吸水管(10)を装設する。該吸水管(10)には、先端を該濾過槽(3)の上部に位置する流通樋(12)に流水するために折曲してある。
次に、該濾過槽(3)には、該流通樋(12)の下方に濾過材(13)を収納すると共に、該濾過材(13)には、下部に多数の小孔(20)(20)を設けた着脱自在の多孔板(14)を敷設してある。該多孔板(14)には、下部に流水路(15)を形成すると共に、該流水路(15)に連通して縦方向の溢流室(5)を形成してある。
また、該溢流室(5)に隣接する該気化熱室(6)には、上部に送水調整板(17)を設け、該溢流室(5)より溢れ出る流水は、該送水調整板(17)に設けた多数の小孔(20)(20)及び誘導用の仕切壁(23)により流水は平均に広がり流下するよう装設する。
次に、該送水調整板(17)は、着脱自在に形成され、下部に多数のメッシュ板(18)(18)を縦方向に並設してある。
該メッシュ板(18)(18)には、下部の水槽の底部に対し還元する流出管(19)を装設してある。
更に、該気化熱室(6)には、隣接する位置に開口部を設けた逆流防止室(22)を形成する。該逆流防止室(22)は、隣接して該冷却用のファン室(7)を設けると共に、該冷却用のファン室(7)の内部に各種の冷却ファン(21)を収納してある。また、該逆流防止室(22)には、下部に傾斜仕切板(16)を形成して水が該冷却用のファン室(7)に流れ込むのを防止する役目を果たしている。
また、該送水調整板(17)には、脱離の容易な把手部(24)を形成してある。該濾過槽(3)には、上部の全体を覆う蓋体(25)を装設する。更に、気化熱室(6)の上部にも蓋体(26)を以って閉蓋してある。
1 濾過槽本体
2 モーター室
3 濾過槽
4 吸込管
5 溢流室
6 気化熱室
7 冷却用のファン室
8 モーター
9 吸込口
10 吸水管
11 排水口
12 流通樋
13 濾過材
14 多孔板
15 流水路
16 傾斜仕切板
17 送水調整板
18 メッシュ板
19 流出管
20 小孔
21 冷却ファン
22 逆流防止室
23 仕切壁
24 把手部
25、26 蓋体

Claims (3)

  1. 濾過槽本体(1)には、端部よりモーター室(2)、濾過槽(3)、気化熱室(6)及び冷却用のファン室(7)を一体に装設し、該モーター室(2)には、モーター(8)に連接された排水口(11)を設けた吸込口(9)を形成し、該濾過槽(3)には、上部に流通樋(12)と下部に濾過材(13)及び多孔板(14)を収納し、該気化熱室(6)には、上部に送水調整板(17)と下部に多数のメッシュ板(18)(18)…を縦方に並設すると共に、下部に流出管(19)を装設し、且つ該冷却用のファン室(7)には、冷却ファン(21)を収納したことを特徴とする観賞水槽用の上置型冷却濾過装置。
  2. 請求項1の流通樋(12)には、流下する多数の小孔(20)を多数穿設した請求項1の観賞水槽用の上置型冷却濾過装置。
  3. 請求項1の送水調整板(17)は、全面に流下用の小孔(20)を多数穿設すると共に、進行方向に対して所定間隔を設けて流水案内用の仕切壁(23)を形成した請求項1の観賞水槽用の上置型冷却濾過装置。
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