JP5206549B2 - 加工装置および加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス機械を備えた加工装置および加工方法に関するものである。
プレス機械を備えた加工装置として、例えば、燃料ポンプのアーマチャコア等の回転子用積層鉄心の製造装置が開示されている(特許文献1を参照)。回転子用積層鉄心は、中心に軸穴が形成された円盤状の鉄心片を積層し、この積層された鉄心片の軸穴にシャフトを圧入して形成したものである。
回転子用積層鉄心を製造するには、薄板状の金属材料から鉄心片を打ち抜く加工と、積層された鉄心片の軸穴にシャフトを圧入する加工が必要であるが、打ち抜きと比較して、圧入には、長い距離を往復動する(長ストロークの)往復動部を備えたプレス機械が必要となっている。これに対して、特許文献1の製造装置では、カム機構を利用してストロークを切り替えることによって、短ストロークの打ち抜きと長ストロークの圧入に対して、1個のプレス機械で対応している。
特開2002−78296号公報
しかし、特許文献1の製造装置では、カム機構を利用してストロークを切り替えることにより、打ち抜きと圧入の切り替えを行なっている。このため、種々のストロークの圧入に対応するには、カム機構自体を変更しなければならず、困難なものとなっている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、短ストロークのプレス機械で長ストロークの圧入を行うことが可能であって、且つ、種々のストロークの圧入に対応が容易な加工装置および加工方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
請求項1に記載の発明によれば、所定の距離を往復動する往復動部を備えたプレス機械と、往復動部が往復動する方向と交差する移動方向において往復動部に移動自在に取り付けられた加工部であって、圧入材の端部と当接して圧入材を穴部に圧入する加工部と、往復動部の往復動を制御する制御手段と、制御手段によって制御されて、往復動部に対して加工部を移動方向において移動させる移動手段と、を備え、加工部は、各々が端部と当接可能な複数の当接面であって、移動方向と交差する方向に階段状に形成された複数の当接面を有し、制御手段は、移動手段を制御して複数の当接面において端部と当接させる当接面を穴部に順次近づけるように切り替え、且つ、当接面を切り替える毎に往復動部の往復動を制御して所定の距離の圧入を所定回数繰り返すことによって、所定の距離よりも長い圧入距離の圧入を行なうことを特徴とする。
この構成によれば、プレス機械の往復動部に対する加工部の移動を制御して、移動方向と交差する方向に階段状に形成されている複数の当接面において端部と当接させる当接面を、穴部に順次近づけるように切り替える。さらに、この構成によれば、当接面を切り替える毎に圧入距離よりも短い所定の距離の圧入を所定回数繰り返す。このため、1回毎に当接面を穴部に近づける距離を所定回数だけ加算した加算距離と、1回の往復動により圧入される所定の距離との合計の距離が、所定回数繰り返したことにより圧入された圧入距離となっている。したがって、往復動部が往復動する所定の距離よりも長い圧入距離の圧入が可能となる。
さらには、所定回数を増減すれば、1回毎に当接面を穴部に近づける距離をこの回数だけ加算した加算距離を、増減できるため、この繰り返しによって圧入される圧入距離を増減できる。したがって、所定回数を増減するのみで、種々の圧入距離の圧入に対応することが可能となっている。これらの結果、短ストロークのプレス機械で長ストロークの圧入を行うことが可能であって、且つ、種々のストロークの圧入に対応が容易となっている。
請求項2に記載の発明によれば、往復動部に取り付けられ、往復動部の1回毎の往復動によって被加工材を加工する短ストローク加工部を備えることを特徴とする。
このため、短ストロークのプレス機械による長ストロークの圧入と同時に、同じ短ストロークのプレス機械で短ストロークの加工が可能となる。即ち、短ストロークの加工と長ストロークの圧入を短ストロークのプレス機械で同時に行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、所定回数を切替可能に構成されていることを特徴とする。
このため、圧入を繰り返す回数を切り替えることによって、圧入距離を多段階で切り替えることができるため、所望の圧入距離の圧入に対応することができる。
請求項4に記載の発明によれば、移動方向は、往復動部が往復動する方向と垂直な方向であることを特徴とする。
この構成によれば、往復動部の往復動により生じるこの方向の力は、移動方向のベクトル成分がゼロとなっているため、原理上、この力は、移動手段に作用しない。したがって、この力に対抗させるため移動手段の構成を複雑化させる必要がないため、移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、移動方向は、直線方向であり、複数の当接面は、直線階段状に形成されていることを特徴とする。
このため、加工部の構造と移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させて、端部と当接させる当接面を穴部に順次近づけることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、移動方向は、回転方向であり、複数の当接面は、螺旋階段状に形成されていることを特徴とする。
このため、加工部の構造と移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させて、端部と当接させる当接面を穴部に順次近づけることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、所定の距離を往復動する往復動部を備えたプレス機械と、往復動部が往復動する方向と交差する移動方向において往復動部に移動自在に取り付けられた加工部であって、圧入材の端部と当接して圧入材を穴部に圧入する加工部と、往復動部の往復動を制御する制御手段と、制御手段によって制御されて、往復動部に対して加工部を移動方向において移動させる移動手段と、を備え、加工部は、各々が端部と当接可能な複数の当接面であって、移動方向と交差する方向に階段状に形成された複数の当接面を有する加工装置による加工方法であって、制御手段が、複数の当接面のいずれかを端部と当接させると共に、往復動部の往復動を制御して、所定の距離の圧入を行う圧入工程と、制御手段が、移動手段を制御して、複数の当接面において端部と当接させる当接面を、穴部に近づけるように切り替える切替工程と、を備え、圧入工程と切替工程を交互に所定回数繰り返すことによって、所定の距離よりも長い圧入距離の圧入を行なうことを特徴とする。
この方法によれば、圧入距離より短い所定の距離の圧入を行う圧入工程と、複数の当接面において端部と当接させる当接面を、穴部に近づけるように切り替える切替工程とを、交互に所定回数繰り返す。このため、圧入工程では、圧入距離より短い所定の距離の圧入しかできないが、圧入工程後の切替工程で当接面を穴部に近づけているため、この切替工程後の圧入工程で、再度、圧入距離より短い所定の距離の圧入を行うことが可能となる。これらを交互に所定回数繰り返すことにより、1回毎に当接面を穴部に近づける距離を所定回数だけ加算した加算距離と、1回の往復動により圧入される所定の距離との合計の距離が、所定回数繰り返したことにより圧入された圧入距離となる。したがって、往復動部が往復動する所定の距離よりも長い圧入距離の圧入が可能となる。
さらには、所定回数を増減すれば、1回毎に当接面を穴部に近づける距離をこの回数だけ加算した加算距離を、増減できるため、この繰り返しによって圧入される圧入距離を増減できる。したがって、所定回数を増減するのみで、種々の圧入距離の圧入に対応することが可能となっている。これらの結果、短ストロークのプレス機械で長ストロークの圧入を行うことが可能であって、且つ、種々のストロークの圧入に対応が容易となっている。
請求項8に記載の発明によれば、往復動部に取り付けられ、往復動部の1回毎の往復動によって被加工材を加工する短ストローク加工部を、さらに備えた加工装置による加工方法であって、圧入工程と同時に、往復動部の往復動によって短ストローク加工部を往復動させて被加工材を加工する加工工程を備えることを特徴とする。
この方法によれば、圧入工程と同時に、往復動部の往復動によって被加工材を加工する加工工程を備えているため、短ストロークのプレス機械による長ストロークの圧入と同時に、同じ短ストロークのプレス機械で短ストロークの加工が可能となる。即ち、短ストロークの加工と長ストロークの圧入を短ストロークのプレス機械で同時に行うことが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、制御手段は、所定回数を切替可能に構成されていることを特徴とする。
このため、圧入を繰り返す回数を切り替えることによって、圧入距離を多段階で切り替えることができるため、所望の圧入距離の圧入に対応することができる。
請求項10に記載の発明によれば、移動方向は、往復動部が往復動する方向と垂直な方向であることを特徴とする。
この方法の加工装置においては、往復動部の往復動により生じるこの方向の力は、移動方向のベクトル成分がゼロとなっているため、原理上、この力は、移動手段に作用しない。したがって、この力に対抗させるため移動手段の構成を複雑化させる必要がないため、移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させることが可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、移動方向は、直線方向であり、複数の当接面は、直線階段状に形成されていることを特徴とする。
このため、加工部の構造と移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させて、端部と当接させる当接面を穴部に順次近づけることが可能となる。
請求項12に記載の発明によれば、移動方向は、回転方向であり、複数の当接面は、螺旋階段状に形成されていることを特徴とする。
このため、加工部の構造と移動手段の構成を複雑化しないで、往復動部に対して加工部を移動させて、端部と当接させる当接面を穴部に順次近づけることが可能となる。
本発明の一実施形態による加工装置によって製造されたアーマチャコアを示す正面図である。 本発明の一実施形態による加工装置を模式的に示す模式的平面図である。 図2中のIII矢視図である。 図3中のIV部拡大図である。 図4中のV矢視図である。 図3中の圧入プレス部による圧入の説明図である。 図3中の圧入プレス部による圧入が終了した状態を示す説明図である。である。 図2に示す加工装置による加工フローを説明するフロ−チャートである。 図4の変形例を示す拡大図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図中の互いに同一若しくは均等である部分には、同一符号を付している。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による加工装置によって製造されたアーマチャコアを示す正面図である。図1に示すアーマチャコア10は、燃料ポンプのアーマチャコアであり、シャフト11とコア12とつば付きコア14を備えている。中心に軸穴121が形成された円盤状のコア12を積層し、この積層されたコア12の上下に同じく中心に軸穴141が形成された円盤状のつば付きコア14を配置し、積層されたコア12とつば付きコア14の軸穴121,141にシャフト11を圧入して、アーマチャコア10を形成している。
図2において、プレス機械7は、送り方向MD1へ供給されている鉄材からなる薄板材15からつば付きコア14をカセットダイ71上に打ち抜く。カセットフィーダ72は、カセットダイ71に乗せてつば付きコア14を、矢印FD1,FD2の方向へ移動させて、加工装置1のインデックス5に供給する。カセットフィーダ72は、つば付きコア14がインデックス5に供給されて空になったカセットダイ71を、矢印FD1,FD2の方向へ移動させて、プレス機械7に戻す。
なお、カセットダイ71は、同一形状のカセットダイ711,712からなり、カセットダイ711は、コア12の下側に配置されるつば付きコア14を配置するカセットダイ71である。カセットダイ712は、下側に配置されたつば付きコア14の上に積層されたコア12の、さらに、上側につば付きコア14を配置するカセットダイ71である。
加工装置1は、送り方向MD2へ供給されている鉄材からなる薄板材13からコア12をカセットダイ41上に打ち抜いて積層すると同時に、積層されたコア12とつば付きコア14の軸穴121,141にシャフト11を圧入する装置である。カセットフィーダ42は、カセットダイ41上で積層されたコア12を、矢印FD3の方向へ移動させて、インデックス5に供給する。カセットフィーダ42は、コア12がインデックス5に供給されて空になったカセットダイ41を、矢印FD3の方向へ移動させて、加工装置1が薄板材13から打ち抜いてコア12を積層する位置に戻す。
なお、カセットダイ41は、同一形状のカセットダイ411,412からなり、カセットダイ412がインデックス5に移動している間は、コア12をカセットダイ411上に打ち抜いて積層し、カセットダイ411がインデックス5に移動している間は、コア12をカセットダイ412上に打ち抜いて積層するように構成されている。
また、インデックス5は、矢印ID方向に回転するテーブルであり、カセットダイ711によって供給されたつば付きコア14は、インデックス5の回転によって移動し、その上にカセットダイ41上で積層されたコア12が供給される。つば付きコア14の上に積層されたコア12は、インデックス5の回転によって移動し、その上にカセットダイ712によりつば付きコア14が供給される。このようにして、上下両側につば付きコア14が配置されて積層されたコア12が、インデックス5の回転によって移動し、矢印FD4の方向に供給されたシャフト11が積層されたコア12とつば付きコア14の軸穴121,141に圧入される。
また、加工装置1は、カセットダイ411,412に対して、それぞれ、3枚のコア12を同時に打ち抜くように構成され、3個の軸穴121,141に、それぞれ、3本のシャフト11を同時に圧入できるように構成されている。
以上、プレス機械7と加工装置1の基本的構成について説明した。以下、加工装置1の特徴的構成について、図3〜図8に基づいて説明する。
(特徴的構成)
加工装置1は、図3に示すように、プレス機械2、圧入プレス部3、移動装置32、抜きプレス部4、カセットフィーダ42、インデックス5、および制御装置6等を備えている。プレス機械2は、矢印ZDで示す上下方向に往復動距離L1(図6と図8)を往復動する往復動部21を備え、圧入プレス部3と抜きプレス部4は、往復動部21に取り付けられている。
圧入プレス部3は、シャフト11の端部111と当接し、往復動部21の往復動を繰り返すことによって、シャフト11を、積層されたコア12とつば付きコア14の軸穴121,141に、往復動距離L1よりも長い圧入距離L2(図6と図8)の圧入を行う。抜きプレス部4は、往復動部21の1回毎の往復動によって、薄板材13からコア12を打ち抜く加工をする。制御装置6は、マイクロコンピュータ等から構成され、往復動部21の往復動や、カセットフィーダ42の作動や、インデックス5の回転等を制御する。
なお、加工装置1においては、カセットダイ411,412に対して、それぞれ、3枚のコア12を同時に打ち抜くように6個の抜きプレス部4が往復動部21に取り付けられている。また、3個の軸穴121,141に、それぞれ、3本のシャフト11を同時に圧入できるように3個の圧入プレス部3が往復動部21に取り付けられている。図3では、図3を見易くするため、1個の圧入プレス部3と1個の抜きプレス部4が往復動部21に取り付けられている加工装置1として示している。
圧入プレス部3は、往復動部21が往復動する方向ZDと交差する移動方向SDにおいて往復動部21に移動自在に取り付けられている。制御装置6により制御される移動装置32は、往復動部21に対して圧入プレス部3を移動方向SDにおい移動させる。本実施形態では、移動方向SDは、直線方向であり、往復動方向ZDと垂直な方向となっている。
移動装置32は、図4と図5に示すように、圧入プレス部3を移動方向SDにおいて往復動部21に対して移動自在に取り付けるための構造部321,322と、圧入プレス部3を往復動部21に対して移動させるための駆動部33とを備えている。構造部321は、構造部322に対して移動方向SDにおいて移動自在に形成され、構造部321は、圧入プレス部3に固定され、構造部322は、往復動部21に固定されている。このようにして、圧入プレス部3は、移動方向SDにおいて往復動部21に対して移動自在に取り付けられている。なお、図4では、図4を見易くするため、構造部321,322とインデックス5のみを横断面で示し、図5では、図5を見易くするため、往復動部21の図示を省略している。
図5において、駆動部33は、エアシリンダ331,334と、アーム332,335〜337を備え、往復動部21に固定されているエアシリンダ331の先端に、アーム332が固定され、アーム333は、アーム332に対して矢印A2方向に回転可能に接続されている。往復動部21に固定されているエアシリンダ334の先端に、アーム335が固定され、アーム336は、アーム335,337の両方に対して回転可能に接続され、往復動部21に固定されているピン338に対して回転可能に接続されている。
エアシリンダ334は、制御装置6によって制御されて、B1方向へガイドされているアーム335をB1方向へ往復駆動する。アーム335をB1方向の図中右側へ駆動すると、アーム335は、アーム333を押圧してアーム333の先端側に形成されている歯を、圧入プレス部3に形成されている送り歯311に噛み合わせる。
一方、アーム335をB1方向の図中左側へ駆動すると、アーム333の歯の送り歯311に対する噛み合わせが外れると共に、アーム336は、ピン338に対して反時計回りに回転する。この回転によって、B2方向へガイドされているアーム337をB2方向の右側へ移動させて、アーム337の先端に形成されている歯を送り歯311に噛み合わせる。なお、アーム335のB1方向の動きと、アーム337のB2方向の動きとを円滑にするため、アーム335,336の接続に自由度を持たせている。
エアシリンダ331も、制御装置6によって制御されて、A1方向へガイドされているアーム332をA1方向へ往復駆動する。なお、A1方向は、移動方向SDと同一方向に設定されている。アーム335によってアーム333が押圧されている状態で、アーム332をA1方向の図中下側へ駆動すると、先端側の歯が送り歯311と噛み合っているアーム333もA1方向の下側へ移動するため、圧入プレス部3は、構造部322に対して、即ち、往復動部21に対して移動方向SDの図中下側へ移動させることができる。反対に、アーム335によってアーム333が押圧されている状態で、アーム332をA1方向の図中上側へ駆動すると、先端側の歯が送り歯311と噛み合っているアーム333もA1方向の上側へ移動するため、圧入プレス部3は、往復動部21に対して移動方向SDの図中上側へ移動させることができる。
一方、アーム337の先端の歯を送り歯311に噛み合わせた状態では、圧入プレス部3は、往復動部21(構造部322)に対して移動できない。また、アーム335によってアーム333が押圧されていない状態では、アーム332に対してアーム333はA2方向の図中左側へ回転可能となっている。このような状態では、アーム333をA1方向へ移動させても、アーム332に対してアーム333はA2方向の図中左側へ回転して、先端側の歯が送り歯311に沿って逃げることとなる。
したがって、アーム335によってアーム333が押圧されている状態で、アーム332をA1方向の下側へ駆動し、アーム337の先端の歯を送り歯311に噛み合わせた状態でアーム332をA1方向の上側へ駆動すれば、圧入プレス部3を、往復動部21に対して移動方向SDの下側へ移動させることができる。なお、エアシリンダ331による1回の往復駆動により移動させる単位移動距離をSTとする。これを繰り返すことによって、圧入プレス部3を、往復動部21に対して移動方向SDの下側へ、単位移動距離STと繰り返し回数を掛け合わせた距離だけ移動させることができる。
反対に、アーム335によってアーム333が押圧されている状態で、アーム332をA1方向の上側へ駆動し、アーム337の先端の歯を送り歯311に噛み合わせた状態でアーム332をA1方向の下側へ駆動すれば、圧入プレス部3を、往復動部21に対して移動方向SDの上側へ移動させることができる。これを繰り返すことによって、圧入プレス部3を、往復動部21に対して移動方向SDの上側へ、単位移動距離STと繰り返し回数を掛け合わせた距離だけ移動させることができる。
図6に示すように、圧入プレス部3においてシャフト11の端部111と当接可能な当接面312は、移動方向SDと交差する(傾斜する)方向に階段状に形成されている11個の当接面312からなり、11個の当接面312は、直線階段状に形成されている。この直線階段状部分の形状は、例えば、当接面312の段差L3を10回加算した加算距離L4と、往復動部21の往復動距離L1とを、合計した合計の距離が、シャフト11を軸穴121,141に圧入しようとする圧入距離L2となるように設定している。また、当接面312の移動方向SDの寸法L5を、シャフト11の端部111を押圧できる寸法であって、単位移動距離STの複数倍、または、単位移動距離STと同一寸法に設定している。
制御装置6は、移動装置32による圧入プレス部3の移動を制御して11個の当接面312において端部111と当接させる当接面312を軸穴121,141に順次近づけるように切り替え、且つ、当接面312を切り替える毎に往復動による圧入距離L2よりも短い往復動距離L1の圧入を10回繰り返すように構成されている。但し、当接面312を軸穴121,141に近づけるように切り替える前に、往復動距離L1の圧入を1回行なうため、往復動距離L1の圧入は、11回行なわれることになる。
図6に示す例では、図中右端の当接面312をシャフト11の端部111に当接させて、2点差線の圧入プレス部3を直線の圧入プレス部3に移動させて、往復動距離L1の圧入を行なっている。この図6に示す例が、当接面312を軸穴121,141に近づけるように切り替える前に行なう、往復動距離L1の圧入といえる。図中右側から2番目の当接面312をシャフト11の端部111に当接させるように、2点差線の圧入プレス部3を移動方向SDの図中右側へ移動させて、右端の当接面312から右側から2番目の当接面312に切り替えて、端部111と当接させる当接面312を軸穴121,141に近づけている。
これを10回繰り返して、即ち、図7に示すように、2点差線の圧入プレス部3を直線の圧入プレス部3に移動させて、直線の圧入プレス部3において図中左端の当接面312をシャフト11の端部111に当接させて、往復動距離L1の圧入を行なっている。このようにして、シャフト11を軸穴121,141に圧入距離L2の圧入を行なう。
上述したように、移動装置32による圧入プレス部3の1回毎の移動は、単位移動距離STであり、これを複数回繰り返すことにより、圧入プレス部3を、移動方向SDにおいて寸法L5ずつ移動させることが可能となる。つまり、移動装置32により、圧入プレス部3の単位移動距離STの移動を複数回繰り返すことによって、端部111と当接させる当接面312を、段差L3ずつ軸穴121,141に近づけることが可能となっている。
次に、以上のように構成された加工装置1による加工方法において、制御装置6が実行する加工フローを、図8に基づいて説明する。
加工装置1の図示しない加工スイッチがオンされて図8に示す加工フローがスタートする。最初に、初期設定工程S10において、移動装置32による圧入プレス部3の移動を制御して、11個の当接面312において図6中の右端の当接面312をシャフト11の端部111と当接可能な位置に移動させると共に、加工の繰り返し数Nをゼロにリセットする。
初期設定工程S10の後に圧入工程S20で、圧入プレス部3を往復動方向ZDへ往復動させてシャフト11を積層されたコア12とつば付きコア14の軸穴121,141に圧入距離L2より短い往復動距離L1の圧入を行う。
圧入工程S20と同時に抜き工程S30が行なわれ、この抜き工程S30で、往復動部21の往復動によって抜きプレス部4を往復動させて薄板材13からコア12の打ち抜きを行う。圧入工程S20と抜き工程S30の後にステップS40で、繰り返し数Nに1を加算し、ステップS50で、繰り返し数Nが11であるか否かを判定する。
ステップS50が「NO」の場合、即ち、繰り返し数Nが11に達していないと判定された場合、切替工程S60で、移動装置32による圧入プレス部3の移動を制御して、複数の当接面312において端部111と当接させる当接面312を、軸穴121,141に近づけるように切り替える。切替工程S60の後に、圧入工程S20と抜き工程S30へ戻って上述のステップを繰り返す。
ステップS50が「YES」の場合、即ち、繰り返し数Nが11に達していると判定された場合、この加工フローを終了する。
図8に示す例では、圧入工程S20と抜き工程S30の繰り返し数は11回であり、切替工程S60の繰り返し数は10回となっている。つまり、図8に示す例では、当接面312を切り替える毎に往復動部21の往復動を制御して行なう往復動距離L1の圧入は、10((N−1)に相当)回繰り返され、これに加えて、初期設定工程S10の状態における往復動距離L1の圧入が1回行なわれているといえる。
なお、この加工フローは、本実施形態の加工フローを説明するものであり、実際の加工では、例えば、1000本のシャフトを圧入する場合には、図8に示す加工フローを1000回繰り返すものである。つまり、1本のシャフトを圧入する毎に、初期設定工程S10で加工の繰り返し数Nをゼロにリセットして、図8に示す加工フローを行うものである。
プレス機械2は、請求項に記載のプレス機械に相当し、圧入プレス部3は、請求項に記載の加工部に相当し、移動装置32は、請求項に記載の移動手段に相当し、抜きプレス部4は、請求項に記載の短ストローク加工部に相当し、制御装置6は、請求項に記載の制御手段に相当する。シャフト11は、請求項に記載の圧入材に相当し、軸穴121,141は、請求項に記載の穴部に相当し、薄板材13は、請求項に記載の被加工材に相当し、往復動距離L1は、請求項に記載の所定の距離に相当し、抜き工程S30は、請求項に記載の加工工程に相当し、(繰り返し数N−1)は、請求項に記載の所定回数に相当する。
(作用効果)
次に、本実施形態の加工装置1の作用および効果を説明する。
本実施形態による加工装置1では、特徴的構成として、プレス機械2の往復動部21に対する圧入プレス部3の移動を制御して移動方向SDと交差する方向に階段状に形成されている11個の当接面312においてシャフト11の端部111と当接させる当接面312を、軸穴121,141に順次近づけるように切り替える。さらに、当接面312を切り替える毎に往復動による圧入距離L2よりも短い往復動距離L1の圧入を10回繰り返す。このため、1回毎に当接面312を軸穴121,141に近づける距離(段差L3に相当)を10回加算した加算距離L4と、1回の往復動により圧入される距離L1との合計の距離が、10回繰り返したことにより圧入された圧入距離L2となっている。したがって、往復動部21が往復動する距離L1よりも長い圧入距離L2の圧入が可能となる。
さらには、この繰り返す回数を増減すれば、1回毎に当接面312を軸穴121,141に近づける距離L3をこの回数だけ加算した加算距離L4を、増減できるため、この繰り返しによって圧入される圧入距離L2を増減できる。したがって、この繰り返す回数を増減するのみで、種々の圧入距離L2の圧入に対応することが可能となっている。これらの結果、短ストローク(往復動距離L1に相当)のプレス機械2で長ストローク(圧入距離L2に相当)の圧入を行うことが可能であって、且つ、種々のストロークの圧入に対応が容易となっている。
さらに、往復動部21の1回毎の往復動によって薄板材13からコア12の打ち抜きを行う抜きプレス部4が、往復動部21に取り付けられている。このため、短ストロークのプレス機械2による長ストロークの圧入と同時に、同じ短ストロークのプレス機械2で短ストロークの打ち抜きが可能となる。即ち、短ストロークの打ち抜きと長ストロークの圧入を短ストロークのプレス機械2で同時に行うことが可能となる。
また、圧入距離L2より短い往復動距離L1の圧入を行う圧入工程S20と、11個の当接面312においてシャフト11の端部111と当接させる当接面312を、軸穴121,141に近づけるように切り替える切替工程S60とを、交互に10回数繰り返す。このため、圧入工程S20では、圧入距離L2より短い往復動距離L1の圧入しかできないが、圧入工程S20後の切替工程S60で当接面312を軸穴121,141に近づけているため、この切替工程S60後の圧入工程S20で、再度、圧入距離L2より短い往復動距離L1の圧入をすることが可能となる。これらを交互に10回繰り返すことにより、1回毎に当接面312を軸穴121,141に近づける距離(段差L3に相当)を10回だけ加算した加算距離L4と、1回の往復動により圧入される距離(往復動距離L1に相当)との合計の距離が、10回繰り返したことにより圧入された圧入距離L2となっている。したがって、往復動部21が往復動する距離L1よりも長い圧入距離L2の圧入が可能となる。
また、圧入工程S20と同時に、往復動部21の往復動によって薄板材13からコア12の打ち抜きを行う抜き工程S30を設けているため、短ストロークのプレス機械2による長ストロークの圧入と同時に、同じ短ストロークのプレス機械2で短ストロークの打ち抜きが可能となる。即ち、短ストロークの打ち抜きと長ストロークの圧入を短ストロークのプレス機械2で同時に行うことが可能となる。
また、移動方向SDを、往復動方向ZDと垂直な方向としているため、往復動方向ZDの力は、移動方向SDのベクトル成分がゼロとなっている。このため、原理上、この力は、移動装置32に作用しない。したがって、この力に対抗させるため移動装置32の構成を複雑化させる必要がないため、移動装置32の構成を複雑化しないで、往復動部21に対して圧入プレス部3を移動させることが可能となる。
また、移動方向SDを直線方向としており、11個の当接面312を直線階段状に形成しているため、圧入プレス部3の構造と移動装置32の構成を複雑化しないで、往復動部21に対して圧入プレス部3を移動させて、端部111と当接させる当接面312を軸穴121,141に順次近づけることが可能となる。
(変形例)
上述の例では、移動方向SDを往復動方向ZDと垂直な方向としたが、これに限らない。移動方向SDを往復動方向ZDと交差する方向とする限りにおいて、上述と同様の効果を得ることができる。
上述の例では、図8に示す加工フローにおいて繰り返し数Nを11としたがこれに限らない。また、制御装置6を、繰り返し数Nを切替可能に構成することも可能である。このため、圧入を繰り返す回数Nを切り替えることによって、圧入される圧入距離L2を多段階で切り替えることができるため、所望の圧入距離L2の圧入に対応することができる。
上述の例では、短ストロークの打ち抜きを例にして説明したが、これに限らない。短ストロークの打ち抜きの代わりに、成形プレス等の短ストロークの加工とすることも可能である。
上述の例では、移動方向SDは、直線方向であったが、図9に示すように、回転方向の移動方向SD1とすることも可能である。図9に示す例では、移動方向SD1を、往復動方向ZDに垂直な面内の回転方向とし、即ち、往復動方向ZDと同一方向を回転軸とする回転方向としている。これに伴って、圧入プレス部3の代わりに、螺旋階段状に形成された複数の当接面314を有している圧入プレス部30を往復動部21に取り付けている。
移動装置34は、圧入プレス部30を移動方向SD1において往復動部21に対して回転移動自在に取り付けるための構造部323,324と、圧入プレス部30を往復動部21に対して回転移動させるための駆動部35とを備えている。構造部323は、構造部324に対して移動方向SD1において回転移動自在に形成され、構造部323は、圧入プレス部30に固定され、構造部324は、往復動部21に固定されている。このようにして、圧入プレス部30は、移動方向SD1において往復動部21に対して回転移動自在に取り付けられている。なお、図9では、図9を見易くするため、構造部324とインデックス5のみを横断面で示している。
駆動部35は、歯車351を備え、圧入プレス部30の外周に形成されている送り歯313に、歯車351の歯と噛み合わせている。制御装置6は、歯車351の回転を制御し、歯車351の歯と噛み合っている送り歯313を介して、圧入プレス部30の回転を制御する。圧入プレス部30の回転を制御することによって、複数の当接面314においてシャフト11の端部111と当接させる当接面314を、軸穴121,141に近づけるように切り替えることができる。したがって、上述と同様の効果を得ることができる。
なお、駆動部33のみ駆動部35に置き換えて、圧入プレス部3と構造部321,322を、そのままとすることも可能である。この場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
圧入プレス部30は、請求項に記載の加工部に相当し、移動装置34は、請求項に記載の移動手段に相当する。
なお、上述の実施形態や変形例で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても上述の実施形態や変形例を部分的に組み合せることも可能である。
1 加工装置、2 プレス機械(プレス機械)、21 往復動部、
3,30 圧入プレス部(加工部)、311,313 送り歯
312,314 当接面、32,34 移動装置(移動手段)
321,322,323,324 構造部、33,35 駆動部
331,334 エアシリンダ、332,333、335〜337 アーム
338 ピン、351 歯車、4 抜きプレス部(短ストローク加工部)
41,411,412 カセットダイ、42 カセットフィーダ
5 インデックス、6 制御装置(制御手段)、7 プレス機械
71,711,712 カセットダイ、72 カセットフィーダ
10 アーマチャコア、11 シャフト(圧入材)、111 端部、12 コア
121 軸穴(穴部)、13 薄板材(被加工材)、14 つば付きコア
141 軸穴(穴部)、15 薄板材、ZD 往復動方向、SD 移動方向
L1 往復動距離(所定の距離)、L2 圧入距離、L3 段差、L4 加算距離
L5 寸法、ST 単位移動距離、MD1,MD2 送り方向

Claims (12)

  1. 所定の距離を往復動する往復動部を備えたプレス機械と、
    前記往復動部が往復動する方向と交差する移動方向において前記往復動部に移動自在に取り付けられた加工部であって、圧入材の端部と当接して前記圧入材を穴部に圧入する加工部と、
    前記往復動部の往復動を制御する制御手段と、
    前記制御手段によって制御されて、前記往復動部に対して前記加工部を前記移動方向において移動させる移動手段と、を備え、
    前記加工部は、各々が前記端部と当接可能な複数の当接面であって、前記移動方向と交差する方向に階段状に形成された複数の当接面を有し、
    前記制御手段は、前記移動手段を制御して前記複数の当接面において前記端部と当接させる当接面を前記穴部に順次近づけるように切り替え、且つ、前記当接面を切り替える毎に前記往復動部の往復動を制御して前記所定の距離の圧入を所定回数繰り返すことによって、前記所定の距離よりも長い圧入距離の圧入を行なうことを特徴とする加工装置。
  2. 前記往復動部に取り付けられ、前記往復動部の1回毎の往復動によって被加工材を加工する短ストローク加工部を備えることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定回数を切替可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
  4. 前記移動方向は、前記往復動部が往復動する方向と垂直な方向であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の加工装置。
  5. 前記移動方向は、直線方向であり、
    前記複数の当接面は、直線階段状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の加工装置。
  6. 前記移動方向は、回転方向であり、
    前記複数の当接面は、螺旋階段状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の加工装置。
  7. 所定の距離を往復動する往復動部を備えたプレス機械と、前記往復動部が往復動する方向と交差する移動方向において前記往復動部に移動自在に取り付けられた加工部であって、圧入材の端部と当接して前記圧入材を穴部に圧入する加工部と、前記往復動部の往復動を制御する制御手段と、前記制御手段によって制御されて、前記往復動部に対して前記加工部を前記移動方向において移動させる移動手段と、を備え、前記加工部は、各々が前記端部と当接可能な複数の当接面であって、前記移動方向と交差する方向に階段状に形成された複数の当接面を有する加工装置による加工方法であって、
    前記制御手段が、前記複数の当接面のいずれかを前記端部と当接させると共に、前記往復動部の前記往復動を制御して、前記所定の距離の圧入を行う圧入工程と、
    前記制御手段が、前記移動手段を制御して、前記複数の当接面において前記端部と当接させる当接面を、前記穴部に近づけるように切り替える切替工程と、を備え、
    前記圧入工程と前記切替工程を交互に所定回数繰り返すことによって、前記所定の距離よりも長い圧入距離の圧入を行なうことを特徴とする加工方法。
  8. 前記往復動部に取り付けられ、前記往復動部の1回毎の往復動によって被加工材を加工する短ストローク加工部を、さらに備えた加工装置による加工方法であって、
    前記圧入工程と同時に、前記往復動部の前記往復動によって前記短ストローク加工部を往復動させて前記被加工材を加工する加工工程を備えることを特徴とする請求項7に記載の加工方法。
  9. 前記制御手段は、前記所定回数を切替可能に構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の加工方法。
  10. 前記移動方向は、前記往復動部が往復動する方向と垂直な方向であることを特徴とする請求項請求項7〜9のいずれか一項に記載の加工方法。
  11. 前記移動方向は、直線方向であり、
    前記複数の当接面は、直線階段状に形成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の加工方法。
  12. 前記移動方向は、回転方向であり、
    前記複数の当接面は、螺旋階段状に形成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の加工方法。
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