JP5206129B2 - 空燃比制御システムの誤制御判定装置及び誤制御判定方法 - Google Patents

空燃比制御システムの誤制御判定装置及び誤制御判定方法 Download PDF

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Description

この発明は、空燃比制御システムの誤制御を判定する装置及び方法に関する。
エンジンの排気通路に設けられる排ガス浄化触媒は、空燃比が、理論空燃比を中心としたいわゆるウインドウと呼ばれる狭い領域にあるときに、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)のエミッション成分の浄化性能が最良になる。したがって排ガス空燃比を理論空燃比付近に設定することが重要である。そこで従来から、排気通路に酸素センサを配置し、そのセンサ信号をフィードバックすることで、排ガスの空燃比を理論空燃比付近で上下させている。
ところで排ガス浄化触媒は、劣化状況によって排ガス浄化性能が変わってしまう。そこで排ガス浄化触媒の上流及び下流にそれぞれ酸素センサ(フロント酸素センサ/リア酸素センサ)を設け、両センサに基づいて排ガス浄化触媒の劣化状況を把握し、空燃比制御のシフト補正値を設定するようにしている。
そして特許文献1では、排ガス浄化触媒の劣化状況を正確に把握するために、排気管に孔が開いていて排ガスがリークしたり、触媒下流のリア酸素センサに異常であったりするような状況で無いことを判定するようにしている。
特開平7−119446号公報
しかし、前述した従来の装置は、排ガス浄化触媒の上流のフロント酸素センサ及び下流のリア酸素センサの挙動を比較することで、排ガスリークや、リア酸素センサの異常を判定するので、そもそもフロント酸素センサに異常があっては、精度のよい判定はできない。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、万一排気浄化触媒の上流側のセンサに異常があっても、排ガスリークや、リア酸素センサの異常を正確に判定できる空燃比制御システムの誤制御判定装置及び誤制御判定方法を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、排ガスを浄化する触媒(31)の下流に設けられるリア酸素センサ(30b)の出力信号に基づいて触媒の劣化状況を推定し、その劣化状況に応じて設定される空燃比制御のシフト補正値を用いて空燃比制御するシステムの誤制御を判定する装置であって、低負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサ(30b)がリーン空燃比を検出する割合を算出する低負荷リーン側滞在割合算出手段(ステップS32)と、高負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサ(30b)がリーン空燃比を検出する割合を算出する高負荷リーン側滞在割合算出手段(ステップS33)と、前記低負荷リーン側滞在割合と高負荷リーン側滞在割合との比を算出するリーン側滞在割合比算出手段(ステップS34)と、空燃比制御のシフト補正値を更新する前のリーン側滞在割合比及び更新した後のリーン側滞在割合比に基づいて、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正を判定する排ガスリーク判定手段(ステップS71)とを有することを特徴とする。
本発明によれば、空燃比制御のシフト補正値を更新する前のリーン側滞在割合比及び更新した後のリーン側滞在割合比に基づいて、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正を判定するようにした。仮に排ガスリークがあったときは低負荷運転域(空気量が少ない運転域)のほうが高負荷運転域(空気量が多い運転域)に比べてリーンになりやすい。そこで本発明のように空燃比センサをシフト補正したときの前後での変化を見ることで、万一排気浄化触媒の上流側のセンサに異常があっても、排ガスリークに起因する誤補正を正確に判定できるのである。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明による誤制御判定装置を適用する空燃比制御システムの一例を示す図である。
エンジン10の吸気通路20には、上流側から、スロットル弁21と、燃料噴射弁22と、が設けられる。エンジン10の排気通路30には、排ガス浄化触媒31が設けられる。排ガス浄化触媒31の上流側にはフロント空燃比センサ30aが設けられる。排ガス浄化触媒31の下流側にはリア酸素センサ30bが設けられる。
排ガス浄化触媒31は、エンジンから排出される排ガスのエミッションを浄化する三元触媒である。排ガス浄化触媒31は、空燃比が、理論空燃比を中心としたいわゆるウインドウと呼ばれる狭い領域にあるときに、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)のエミッション成分の浄化性能が最良になる。したがって排ガス空燃比を理論空燃比付近に設定することが重要である。そこで従来から、排気通路に酸素センサ(又は空燃比センサ)を配置し、そのセンサ信号をフィードバックすることで、排ガスの空燃比を理論空燃比付近で上下させている。また排ガス浄化触媒31の劣化状況によって排ガス浄化性能が変化してくる。そこでコントローラ50は、排ガス浄化触媒31の上流のフロント空燃比センサ30a及び下流側のリア酸素センサ30bの信号に基づいて排ガス浄化触媒31の劣化状況を把握し、空燃比制御のシフト補正値を設定している。そしてそのシフト補正値を用いて燃料噴射量を設定し、燃料噴射弁22を制御する。また点火プラグ11の点火時期を制御する。
排ガス浄化触媒31の性能は劣化状況(触媒状態)によって変化するので、劣化状況(触媒状態)を把握しておくことが非常に需要である。しかしながら、排気管自体に異常があったり、触媒下流のリア酸素センサに異常があったりしては、正確には制御できず、誤制御してしまうおそれがある。
そこで従来は、上述のように、排ガス浄化触媒の上流のフロント空燃比センサ及び下流のリア酸素センサの挙動を比較することで、排ガスリークや、リア酸素センサの異常を判定していた。しかしながら、このような手法では、そもそもフロント空燃比センサに異常があっては、精度のよい判定はできない。
そこで本件発明者は、仮に排ガスリークがあったときは低負荷運転域(空気量が少ない運転域)のほうが高負荷運転域(空気量が多い運転域)に比べてリーンになりやすいことに着想した。すなわち空燃比センサをシフト補正しても、この割合が変化しない場合に、排ガス漏れ(リーク)を判定するようにしたのである。続いて排ガス漏れが無いときには、リア酸素センサの出力値に基づいてリア酸素センサの異常の有無を判定するようにしたのである。このようにすることで、誤補正を防止でき、かつ排ガス漏れや、リア酸素センサの異常を精度よく検出できるのである。
以下では、このような発明者の技術思想を実現する具体的な発明について説明する。
図2は、本発明による空燃比制御システムの誤制御判定装置の制御ロジックのメインフローチャートである。
コントローラはエンジン運転中に以下の処理を微少時間(たとえば10ミリ秒)ごとに繰り返し実行する。
ステップS1においてコントローラは、シフト補正値を更新した後の誤補正判定タイミングであるか否かを判定する。具体的には、シフト補正値を更新してからの経過時間や走行距離、走行履歴などに基づいて判定すればよい。判定タイミングになるまではステップS2へ処理を移行し、判定タイミングになったらステップS7へ処理を移行する。
ステップS2においてコントローラは、定常運転中であるか否かを判定する。定常運転中であればステップS3へ処理を移行し、定常運転中でなければ一旦処理を抜ける。
ステップS3においてコントローラは、リーン側滞在割合比Rlを算出する。具体的な内容は後述する。
ステップS4においてコントローラは、リア酸素センサの出力レンジを算出する。具体的な内容は後述する。
ステップS5においてコントローラは、シフト補正値を更新するタイミングであるか否かを判定する。シフト補正値を更新するタイミングになるまでは一旦処理を抜け、更新タイミングになったらステップS6へ処理を移行する。
ステップS6においてコントローラは、リーン側滞在割合比Rl及びリア酸素センサの出力レンジをメモリにストアし、リーン側滞在割合比Rl及びリア酸素センサを演算したレジスタをクリアし、シフト補正値を更新する。
ステップS7においてコントローラは、誤補正を判定する。具体的な内容は後述する。
図3は、リーン側滞在割合比算出ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS31においてコントローラは、アイドル運転中であるか否かを判定する。アイドル運転中であればステップS32に処理を移行し、そうでなければステップS33へ処理を移行する。
ステップS32においてコントローラは、アイドル運転リーン側滞在割合Raを算出する。具体的な内容は後述する。
ステップS33においてコントローラは、オフアイドル運転リーン側滞在割合Roを算出する。具体的な内容は後述する。
ステップS34においてコントローラは、リーン側滞在割合比Rlを算出する。具体的には、次式(1)に基づいて算出する。
Figure 0005206129
図4はリーン側滞在割合を算出するルーチンを示すフローチャートであり、図4(A)はアイドル運転時のリーン側滞在割合算出ルーチンを示し、図4(B)はオフアイドル運転時のリーン側滞在割合算出ルーチンを示す。
ステップS321においてコントローラは、アイドル運転タイマTaをインクリメントする。
ステップS322においてコントローラは、空燃比がリーン側であるか否かを判定する。リーン側であればステップS323へ処理を移行し、そうでなければステップS324へ処理を移行する。
ステップS323においてコントローラは、アイドル運転リーン側滞在タイマTalをインクリメントする。
ステップS324においてコントローラは、アイドル運転リーン側滞在割合Raを算出する。具体的には、次式(2)に基づいて算出する。
Figure 0005206129
オフアイドルの場合も同様であり、オフアイドル運転タイマToをインクリメントし(ステップS331)、空燃比がリーン側であるか否かを判定し(ステップS332)、オフアイドル運転リーン側滞在タイマTolをインクリメントし(ステップS333)、オフアイドル運転リーン側滞在割合Roを次式(3)に基づいて算出する(ステップS334)。
Figure 0005206129
図5は、リア酸素センサ出力レンジ算出ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS41においてコントローラは、リア酸素センサの出力を読み込む。
ステップS42においてコントローラは、読み込んだ出力値がレジスタに一時保管している最大値Smaxを上回るか否かを判定する。上回るときはステップS43に処理を移行し、そうでなければステップS44に処理を移行する。
ステップS43においてコントローラは、レジスタに一時保管している最大値Smaxを、読み込んだ出力値で更新する。
ステップS44においてコントローラは、読み込んだ出力値がレジスタに一時保管している最小値Sminを上回るか否かを判定する。下回るときはステップS45に処理を移行し、そうでなければステップS46に処理を移行する。
ステップS45においてコントローラは、レジスタに一時保管している最小値Sminを、読み込んだ出力値で更新する。
ステップS46においてコントローラは、レジスタに一時保管している最大値Smax及び最小値Sminに基づいて、リア酸素センサの出力レンジSrangeを算出する。具体的には、次式(4)に基づいて算出する。
Figure 0005206129
図6は、誤補正判定ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS71においてコントローラは、リーン側滞在割合比の今回値Rlと前回値Rlzとの差の絶対値が基準値RV1よりも小さいか否かを判定する。すなわち次式(5)が成立するか否かを判定する。小さければステップS72へ処理を移行し、そうでなければステップS73へ処理を移行する。
Figure 0005206129
ステップS72においてコントローラは、排ガスのリークを判定する。
ステップS73においてコントローラは、リア酸素センサの出力レンジの今回値Srangeと前回値Srangezとの差の絶対値が基準値RV2よりも小さいか否かを判定する。すなわち次式(6)が成立するか否かを判定する。小さければステップS74へ処理を移行し、そうでなければ一旦処理を抜ける。
Figure 0005206129
ステップS74においてコントローラは、リア酸素センサの異常を判定する。
続いてコントローラの動作について説明する。なおフローチャートとの対応が分かりやすくなるように、フローチャートのステップ番号をS付けで記載する。
シフト補正値の更新タイミングになるまでは、ステップS1→S2→S3→S4→S5と処理が繰り返され、リーン側滞在割合比Rl及びリア酸素センサの出力レンジSrangeが算出される。
そしてシフト補正値の更新タイミングになったらステップS5→S6へ処理が流れ、リーン側滞在割合比Rl及びリア酸素センサの出力レンジSrangeがメモリにストアされ、シフト補正値が更新される。
次サイクル以降では、誤補正判定タイミングでなるまでは、再びステップS1→S2→S3→S4→S5と処理が繰り返され、リーン側滞在割合比Rl及びリア酸素センサの出力レンジSrangeが算出される。
そして誤補正判定タイミングになったらステップS1→S7へ処理が流れ、誤補正が判定される。具体的には、リーン側滞在割合比の今回値Rlと前回値Rlzとの差の絶対値が基準値RV1よりも小さければ(ステップS71)、排ガスリークに起因する誤補正が判定される(ステップS72)。またリア酸素センサの出力レンジの今回値Srangeと前回値Srangezとの差の絶対値が基準値RV2よりも小さければ(ステップS73)、リア酸素センサの異常に起因する誤補正が判定される(ステップS74)。
このように誤補正を判定したときは、シフト補正値を元に戻す。またMIL(Malfunction Indicator Lamp)を点灯してもよい。
以上説明したように、本件発明者は、仮に排ガスリークがあったときは低負荷運転域(空気量が少ない運転域)のほうが高負荷運転域(空気量が多い運転域)に比べてリーンになりやすいことに着目した。すなわち空燃比センサをシフト補正しても、この割合が変化しない場合には、排ガス漏れを判定するようにしたのである。続いて排ガス漏れが無くても、リア酸素センサの出力値レンジが変化しない場合には、リア酸素センサの異常を判定するようにしたのである。このようにすることで、誤補正を防止でき、かつ排ガス漏れや、リア酸素センサの異常を精度よく検出できるのである。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
たとえば、上述のステップS31では、アイドル運転中であるか否かを判定しているが、このアイドル運転というのは低負荷運転域の代表的な運転状態を示したに過ぎない。上述のように本発明のポイントは、仮に排ガスリークがあったときは低負荷運転域(空気量が少ない運転域)のほうが高負荷運転域(空気量が多い運転域)に比べてリーンになりやすい点にあるので、アイドル運転でなくても低負荷運転域(空気量が少ない運転域)であればよい。
本発明による誤制御判定装置を適用する空燃比制御システムの一例を示す図である。 本発明による空燃比制御システムの誤制御判定装置の制御ロジックのメインフローチャートである。 リーン側滞在割合比算出ルーチンを示すフローチャートである。 リーン側滞在割合を算出するルーチンを示すフローチャートである。 リア酸素センサ出力レンジ算出ルーチンを示すフローチャートである。 誤補正判定ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
20 吸気通路
21 スロットル弁
22 燃料噴射弁
30 排気通路
31 排ガス浄化触媒
30a フロント空燃比センサ
30b リア酸素センサ
50 コントローラ
ステップS32 低負荷リーン側滞在割合算出手段/低負荷リーン側滞在割合算出工程
ステップS33 高負荷リーン側滞在割合算出手段/高負荷リーン側滞在割合算出工程
ステップS34 リーン側滞在割合比算出手段/リーン側滞在割合比算出工程
ステップS71 排ガスリーク判定手段/排ガスリーク判定工程

Claims (6)

  1. 排ガスを浄化する触媒の下流に設けられるリア酸素センサの出力信号に基づいて触媒の劣化状況を推定し、その劣化状況に応じて設定される空燃比制御のシフト補正値を用いて空燃比制御するシステムの誤制御を判定する装置であって、
    低負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサがリーン空燃比を検出する割合を算出する低負荷リーン側滞在割合算出手段と、
    高負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサがリーン空燃比を検出する割合を算出する高負荷リーン側滞在割合算出手段と、
    前記低負荷リーン側滞在割合と高負荷リーン側滞在割合との比を算出するリーン側滞在割合比算出手段と、
    空燃比制御のシフト補正値を更新する前のリーン側滞在割合比及び更新した後のリーン側滞在割合比に基づいて、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正を判定する排ガスリーク判定手段と、
    を有することを特徴とする空燃比制御システムの誤制御判定装置。
  2. 前記排ガスリーク判定手段は、空燃比制御のシフト補正値を更新した後のリーン側滞在割合比の、更新する前のリーン側滞在割合比に対する変化量が基準値よりも小さいときに、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正を判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空燃比制御システムの誤制御判定装置。
  3. 定常運転中の前記リア酸素センサの出力レンジを算出する出力レンジ算出手段と、
    空燃比制御のシフト補正値を更新する前の出力レンジ及び更新した後の出力レンジに基づいて、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正が無くてもリア酸素センサの異常に起因する空燃比制御システムの誤補正を判定するセンサ異常判定手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空燃比制御システムの誤制御判定装置。
  4. 前記センサ異常判定手段は、空燃比制御のシフト補正値を更新した後の出力レンジの、更新する前の出力レンジに対する変化量が基準値よりも小さいときに、リア酸素センサの異常に起因する空燃比制御システムの誤補正を判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の空燃比制御システムの誤制御判定装置。
  5. 空燃比制御システムの誤補正を判定したときに、空燃比制御のシフト補正値を元に戻すシフト補正取消手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の空燃比制御システムの誤制御判定装置。
  6. 排ガスを浄化する触媒の下流に設けられるリア酸素センサの出力信号に基づいて触媒の劣化状況を推定し、その劣化状況に応じて設定される空燃比制御のシフト補正値を用いて空燃比を制御する空燃比制御システムの誤制御を判定する方法であって、
    低負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサがリーン空燃比を検出する割合を算出する低負荷リーン側滞在割合算出工程と、
    高負荷の定常運転中に空燃比フィードバック制御したときに、前記リア酸素センサがリーン空燃比を検出する割合を算出する高負荷リーン側滞在割合算出工程と、
    前記低負荷リーン側滞在割合と高負荷リーン側滞在割合との比を算出するリーン側滞在割合比算出工程と、
    空燃比制御のシフト補正値を更新する前のリーン側滞在割合比及び更新した後のリーン側滞在割合比に基づいて、排ガスリークに起因する空燃比制御システムの誤補正を判定する排ガスリーク判定工程と、
    を有することを特徴とする空燃比制御システムの誤制御判定方法。
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