JP5205682B2 - 路面用シート、及び、路面用シートの施工方法 - Google Patents

路面用シート、及び、路面用シートの施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、路面表示に関する。
広告看板やビルの壁面などを媒体として利用した商業広告が多数存在する。このような商業広告は、その数が多くなると、相対的に広告効果が低下する。そのため、広告の巨大化、ネオンなどによる発光などによって、広告効果を高めようと努力されている。
なお、特許文献1には、道路上の白線及び黄線の上に公広告をする旨が開示されている。
実開平3−65190号公報
本発明は、路面の有効活用を目的とする。
本発明に係る路面用シートは、シート部と、前記シート部の一方の面に形成された、路面に固定するための接着面と、前記シート部の他方の面に形成された表示面と、前記表示面に貼り付けられた保護シートとを有し、前記シート部は、単色の素材で構成されたカラーシート部材で構成されており、前記表示面は、互いに色の異なる複数の前記カラーシート部材を配列することにより形成されている。
本発明に係る路面用シートの施工方法は、路面に第1のシートを固着させる工程と、
前記第1のシートの上に、第2のシートを固着させる工程と、前記第2のシートの上に、表示を形成する工程とを有する。
本発明によれば、路面を表示媒体として活用できる。
[第1実施形態]
まず、第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の路面広告シート1を説明する図である。なお、本例では、1枚のシートからなる路面広告シート1を例示しているが、路面広告シートが大きい場合には、路面広告シートは複数の部分に分割されていてもよい。
図1(A)に例示するように、路面広告シート1は、可撓性を有するシート状の部材(シート部)で構成されており、その一方の面が、広告表示面10である。広告表示面10には、商品又は役務に関する商業広告が広告表示100として表示されている。
図1(B)は、図1(A)に示された路面広告シート1の断面αを模式的に表す図である。
図1(B)に例示するように、路面広告シート1の表面(すなわち、広告表示面10)には、歩行者などが滑るのを防止するために、滑り止め粒子102が埋設されている。滑り止め粒子102は、例えば、ガラスカレット、ガラスビーズなどの硬質無機材である。また、反射光による視認性低下を防止するためには、砥石などに使用される鉱物などのように、鏡面反射のほとんどない硬質粒子を滑り止め粒子102として用いることが好ましい。また、環境に配慮して、無機廃材を粉砕して滑り止め粒子102としてもよい。滑り止め粒子102は、接着剤などによって広告表示面10に塗布されてもよいし、予め基材14(後述)の中に含有されていてもよい。
なお、本例では、滑り止めの手段として、滑り止め粒子102を用いているが、シート表面にエンボス加工を施してもよいし、透明な滑り止めシートを路面広告シート1の表面に貼り付けてもよい。
路面広告シート1の基材14は、路面の凹凸に合わせられる程度の可撓性を有し、かつ、車両の通過による破断などに耐えられる程度の強度を有するシート部材である。基材14は、例えば、塩化ビニル、プラスチックなどの合成樹脂、ゴム、又は、アルミニウムなどで構成される。路面広告シート1の剥離性を向上させるために、基材14は、不織布、合成紙、又は織物などの繊維素材を含有することが好ましい。
路面広告シート1の裏面は、接着面12が形成されている。接着面12は、路面と接着して、路面広告シート1を路面に固定するためのものである。接着面12は、接着方法(例えば、接着剤の塗布、基材の溶融)、及び、接着剤の種類(溶融させる基材の種類も含む)に応じて、加工されてもよい。
次に、路面広告シート1を路面に設置するまでの工程を説明する。
第1の工程では、裏面に接着剤層が設けられた基材14を準備し、この基材14の表面に、予め用意した広告表示100の画像を印刷する。なお、接着剤層がシートで保護されている場合には、広告表示100を印刷する前に、トンネル現象を修正することが望ましい。
第2の工程では、広告表示100が印刷された基材14の外縁をカットして、路面広告シート1を完成させる。
第3の工程では、路面に地塗り剤(プライマー)を塗布する。プライマー塗布前に、路面を清掃することが望ましい。
第4の工程では、プライマーが塗布された路面に、路面広告シート1を貼り付けて、路面広告シート1を、路面の凹凸が路面広告シート1の表面に表れるくらいまで押圧する。
以上の工程により、路面広告シート1が路面に設置される。なお、上記具体例では、路面広告シート1を完成させてから、路面への施工を行っているが、これに限定されるものではなく、例えば、基材14を路面に接着した後で、広告表示100を印刷してもよい。ただし、この場合には、現場での印刷となるため、広告主に対して予め広告表示100を提示することができない。また、現場での施工時間が長くなる。
[第2実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。
図2は、第2の路面広告シート2を説明する図である。
図2(A)に例示するように、路面広告シート2は、図1の路面広告シート1と同様に、可撓性を有するシート部材で構成されており、その一方の面が、広告表示面20である。
しかし、第2の路面広告シート2は、図2(B)に例示するように、複数のカラーシート240を組み合わせることにより構成されている。各カラーシート240は、路面の凹凸に合わせられる程度の可撓性を有し、かつ、単色の素材で構成されている。すなわち、カラーシート240の表面及び内部が同じ色(黒を含む)である。本例では、ベースの色のカラーシートから広告表示200a及び広告表示200bの形状をくり抜いてベースのカラーシート240aが形成され、ベースとは異なる色のカラーシートから広告表示200aの形状を切り出して文字形状のカラーシート240bが形成され、ベースとは異なる色のカラーシートから広告表示200bの形状を切り出して図形形状のカラーシート240cが形成される。このベースのカラーシート240aに対して、文字形状のカラーシート240bと、図形形状のカラーシート240cとが組み込まれると、複数の色のカラーシート240が配列されることになり、シート表面に広告表示が形成される。
図2(A)に示された路面広告シート2の断面βを模式的に表す図である。
図2(C)に例示するように、路面広告シート2の表面(すなわち、広告表示面20)には、保護シート206が貼り付けられている。なお、本図では、説明の便宜上、保護シート206がカラーシート240と離間しているが、実際には接触している。保護シート206は、複数のカラーシート240a〜cと接着することにより、各カラーシート240が他のカラーシートから脱落することを防止する。
また、路面広告シート2の裏面は、図1の路面広告シート1と同様に、路面と接着するための接着面22となっている。
図2(C)に例示するように、カラーシート240は、表面だけでなく、その内部に略同一の色の素材で構成されているため、たとえ表面がすり減っても、広告表示200の視認性に対する影響が小さい。このように、第2の路面広告シート2は、第1の路面広告シート1よりも、長期間の供用に耐えうるため、長期間内容を変更しない商業広告(店舗名など)に好適である。
なお、カラーシート240には、予め滑り止め粒子102が塗り込まれていてもよい。
次に、路面広告シート2を路面に設置するまでの工程を説明する。なお、本例では、熔融式のカラーシート(すなわち、熔融して路面に固定されるカラーシート)を用いた形態を具体例として説明する。
第1の工程では、広告表示200に用いる色に応じて、複数のカラーシート240を準備し、広告表示200の形状に応じて、各カラーシート240をカットする。
第2の工程では、カットされた複数のカラーシート240を組み合わせて路面広告シート2(図2(A))を作る。
第3の工程では、カラーシート240の脱落を防止するため、図2(C)に例示するように、路面広告シート2の表面(広告面20)に対して保護シート206を貼り付ける。
第4の工程では、路面に地塗り剤(プライマー)を塗布する。プライマー塗布前に、路面を清掃することが望ましい。
第5の工程では、プライマーが塗布された路面の設置位置に路面広告シート2を配置し、その後で、路面広告シート2の表面から、保護シート206をはがす。
第6の工程では、保護シートがはがされた路面広告シート2を、そのエッジから順に加熱して、路面広告シート2を路面に熔融固着させる。なお、路面広告シート2が冷えて固まる前に、滑り止め粒子102を路面広告シート2の表面(広告表示面20)に散布してもよい。
以上の工程により、路面広告シート2が路面に設置される。なお、上記具体例では、路面広告シート2を組み立ててから、路面への施工を行っているが、これに限定されるものではなく、例えば、複数のカラーシート240を路面上で組み合わせてもよい。ただし、この場合には、現場での組み立てとなるため、広告主に対して予め広告表示200を提示することができない。また、現場での施工時間が長くなる。
次に、第3の実施形態を説明する。
図3は、第3の路面広告シートを説明する図である。
図3に例示するように、第3の路面広告シートは、複数のシートで構成される。本例では、図2の路面広告シート2と、中間シート3とからなる路面広告シートを具体例として説明する。
中間シート3は、図1の基材14とほぼ同じ性質を有するシート部材であり、繊維素材を含有するため、比較的容易に路面から剥がすことができる。
次に、第3の路面広告シートを路面に設置するまでの工程を説明する。
第1の工程では、上記第2の実施形態で説明したように、路面広告シート2を組み立てて、保護シート206を貼り付ける。なお、本例では、接着式の路面広告シート2を用いた形態を説明するため、カラーシート240の裏面(すなわち、路面広告シート2の接着面22)には、接着層が設けられて、裏紙でこの接着層が保護されている。
また、路面広告シート2の形状に合わせて、シート状の基材13をカットして、中間シート3を作成する。
第2の工程では、路面に地塗り剤(プライマー)を塗布する。プライマー塗布前に、路面を清掃することが望ましい。
第3の工程では、プライマーが塗布された路面の設置位置に中間シート3を貼り付けて、中間シート3を、路面の凹凸が中間シート3の表面に表れるくらいまで押圧する。
第4の工程では、中間シート3の表面にプライマーを塗布する。
第5の工程では、路面広告シート2から裏紙をはがし、この路面広告シート2を中間シート3の表面に貼り付け、保護シート206の上から路面広告シート2をゴムハンマーなどで押圧する。
第6の工程では、路面広告シート2から保護シート206をはがす。

以上の工程により、第3の路面広告シートが路面に設置される。なお、本例の路面広告シートは、組込み式の路面広告シート2で広告表示を行っているため、表面がすり減っても広告表示の視認性が保たれ、さらに、繊維素材を含有する中間シート3がはがしやすい性質を有するため、路面から容易にはがすことができる。また、図3(B)に例示するように、中間シート3が一定の厚みを有するため、アスファルト等の路面の凹凸を吸収することができ、広告表示が路面の凹凸に影響されにくくなることが期待できる。
第1の路面広告シート1を説明する図である。 第2の路面広告シート2を説明する図である。 第3の路面広告シートを説明する図である。
1,2・・・路面広告シート
3・・・中間シート
10,20・・・広告表示面
12,22・・・接着面
14・・・基材
102・・・滑り止め粒子
206・・・保護シート
240・・・カラーシート

Claims (2)

  1. シート部と、
    前記シート部の一方の面に形成された、路面に固定するための接着面と、
    前記シート部の他方の面に形成された表示面と、
    前記表示面に貼り付けられた保護シートと
    を有し、
    前記シート部は、単色の素材で構成されたカラーシート部材で構成されており、
    前記表示面は、互いに色の異なる複数の前記カラーシート部材を配列することにより形成されている
    路面用シート。
  2. 路面に第1のシートを固着させる工程と、
    前記第1のシートの上に、第2のシートを固着させる工程と、
    前記第2のシートの上に、表示を形成する工程と
    を有する路面用シートの施工方法。
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