JP5202118B2 - 通信システム、受信器、及び適応等化器 - Google Patents

通信システム、受信器、及び適応等化器 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、受信器、及び適応等化器に関する。特に本発明は、伝送路等における信号の劣化を補償する適応等化器に関する。
シリアル通信等の分野において、信号の伝送経路における劣化を補償する等化器が用いられている。等化器は、例えば伝送経路の振幅特性、遅延特性により生じる、伝送信号の振幅劣化、タイミング劣化を補償する回路である(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−292004号公報
送信器から送信されたデータ信号は、送信器の出力端ではアイ開口の大きい信号であっても、伝送経路を伝播することで、受信器の入力端ではアイ開口の狭い信号になる場合がある。例えば、伝送経路がローパスフィルタ特性を有する場合、高周波の成分ほど振幅が減少して、信号の位相が変化してしまう。このため、受信器の入力端では、データ信号の波形が変形する。これに対して、所定のフィルタ特性を有する等化器を用いることで、伝送経路の振幅特性及び遅延特性を補償して、アイ開口の広いデータ信号を、受信器に入力することができる。
また、伝送経路の振幅特性及び遅延特性は、伝送経路毎に異なる。従って、等化器に求められるフィルタ特性は、一意に定めることができない。これに対して、自動的にフィルタ特性を調整可能な適応等化器(adaptive equalizer)を用いることが考えられる。
図13は、適応等化器200の構成の一例を示す図である。適応等化器200は、フィルタ210、レベル比較部220、信号発生部230、減算部240、スイッチ260、及び調整部250を備える。
フィルタ210は、所定のフィルタ特性を有しており、受け取った入力信号を通過させる。調整部250は、フィルタ210のフィルタ特性を調整する。例えば、送信器に既知の入力信号を送信させて、フィルタ210に入力する。このとき、信号発生部230に、当該既知の入力信号と同一の信号を生成させる。
減算部240は、信号発生部230が生成した信号、及びフィルタ210が通過させた入力信号を受け取る。減算部240は、2つの信号の差分を求めて、調整部250に入力する。
調整部250は、減算部240から受け取る差分値が、略零となるように、フィルタ210の特性を調整する。つまり、調整部250は、フィルタ210を通過した信号が、既知の入力信号と略等しくなるように、フィルタ210の特性を調整する。このような処理により、伝送経路における信号劣化を補償することができる。
上述した調整を、例えば通信システムに起動時等に行うことにより、フィルタ210の特性を、伝送経路の特性に応じて、予め調整することができる。また、通信システムの実動作時においても、スイッチ260が、レベル比較部220が出力する信号を、減算部240に入力させることにより、温度変動等による伝送経路の振幅特性及び遅延特性を変動に追従して、フィルタ210の特性を調整することができる。
しかし、図13に示した適応等化器200は、既知の入力信号を生成する信号発生部230を設ける必要がある。また、減算部240に入力される二つの信号は異なる経路を伝送するので、減算部240に入力される二つの信号の位相には、ずれが生じる。このため、調整部250は、当該位相のずれに応じた誤差を有して、フィルタ210を設定してしまう。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる通信システム、受信器、及び適応等化器を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態においては、信号を伝送する通信システムであって、信号を送信する送信器と、送信された信号を受信する受信器と、受信器が受け取るべき信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器とを備え、適応等化器は、受信器が受け取るべき信号を通過させて補償信号を生成する信号補償部と、信号補償部が出力する補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、ジッタ測定部が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、信号補償部の特性を調整する調整部とを有する通信システムを提供する。
本発明の第2の形態においては、信号を伝送する通信システムに用いられる受信器であって、受信した信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器と、適応等化器に応じて動作する動作回路とを備え、適応等化器は、受信した信号を通過させて補償信号を生成する信号補償部と、信号補償部が出力する補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、ジッタ測定部が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、信号補償部の特性を調整する調整部とを有する受信器を提供する。
本発明の第3の形態においては、信号を伝送する通信システムであって、信号を送信する送信器と、送信された信号を受信する受信器と、送信器が出力した信号に対して、伝送路における劣化を予め補償する適応等化器とを備え、適応等化器は、送信器が出力する信号を通過させて、劣化を予め補償した補償信号を生成する信号補償部と、受信器が受信する補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、ジッタ測定部が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、信号補償部の特性を調整する調整部とを有する通信システムを提供する。
本発明の第4の形態においては、受信した信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器であって、受信した信号を通過させて補償信号を生成する信号補償部と、信号補償部が出力する補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、ジッタ測定部が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、信号補償部の特性を調整する調整部とを備える適応等化器を提供する。
本発明の第5の形態においては、送信する信号の劣化を予め補償した補償信号を生成する適応等化器であって、送信する信号を通過させて補償信号を生成する信号補償部と、受信器が受信する補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、ジッタ測定部が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、信号補償部の特性を調整する調整部とを備える適応等化器を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の1つの側面を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る通信システム100の構成の一例を示す図である。通信システム100は、データ信号、クロック信号等の信号を伝送するシステムである。通信システム100は、無線で信号を伝送してよく、有線で信号を伝送してもよい。また、通信システム100は、半導体チップ等の回路基板の内部において、信号を伝送する回路であってもよい。通信システム100は、送信器10、適応等化器20、及び受信器14を備える。
送信器10は、受信器14に信号を送信する。送信器10は、送信器10及び受信器14との間の伝送経路12を介して、信号を送信してよい。伝送経路12は、例えばケーブル及び配線等の有線の経路を指してよく、また空間等の無線の経路を指してもよい。
適応等化器20は、受信器14が受け取るべき信号の劣化を補償した補償信号を生成する。本例において適応等化器20は、伝送経路12及び受信器14の間に設けられ、伝送経路12において劣化した信号を受け取り、当該劣化を補償した補償信号を受信器14に入力する。適応等化器20は、受信器14の入力端の近傍に設けられてよく、受信器14の内部に設けられてもよい。
受信器14は、送信された信号を受信する。本例において受信器14は、適応等化器20により劣化が補償された補償信号を受信する。このような構成により、受信器14は、伝送経路12における信号劣化を補償した信号を受信することができる。
図2は、適応等化器20及び受信器14の構成の一例を示す図である。適応等化器20は、フィルタ22、ジッタ測定部24、及び調整部26を備える。フィルタ22は、信号補償部の一例である。またフィルタ22は、所定のフィルタ特性を有しており、伝送経路12が伝送した信号を通過させた補償信号を出力する。
フィルタ22のフィルタ特性とは、例えば周波数成分毎の、フィルタ22の入出力間のゲインの特性であってよい。つまり、フィルタ22は、入力される信号の各周波数成分を、予め定められたフィルタ特性に応じてそれぞれ増幅又は減衰する回路であってよい。フィルタ22が出力する補償信号は、受信器14に入力される。
受信器14は、例えばレベル比較部16を有する。レベル比較部16は、フィルタ22が出力した補償信号のレベルと、予め定められる参照レベルとを比較して、補償信号を2値のデジタル信号に変換してよい。本例の受信器14は、デジタル信号に応じて動作する回路であってよい。
ジッタ測定部24は、フィルタ22に対して、受信器14と並列に設けられる。ジッタ測定部24は、フィルタ22が受信器14に伝送する補償信号を分岐して受け取る。また、ジッタ測定部24は、受け取った補償信号のジッタを測定する。例えばジッタ測定部24は、補償信号のタイミングジッタ、周期ジッタ等を測定してよい。タイミングジッタとは、例えば補償信号の各エッジタイミングの、理想的なエッジタイミングに対するバラツキを指してよい。また、周期ジッタとは、補償信号の隣接するエッジにおけるタイミングジッタの差分のバラツキを指してよい。
調整部26は、ジッタ測定部24が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、フィルタ22の特性を調整する。例えばジッタ測定部24は、所定の期間毎に、補償信号のジッタのRMS値を算出してよい。そして、調整部26は、当該RMS値が小さくなるように、フィルタ22が通過させる各周波数成分のゲインを順次変化させてよい。
伝送経路12における信号のタイミング劣化は、信号のジッタとしてあらわれる。このため、ジッタ測定部24が測定するジッタが小さくなるように、フィルタ22の特性を調整することにより、伝送経路12におけるタイミング劣化を補償することができる。
図3は、フィルタ22に入力される信号、及びフィルタ22が出力する補償信号の波形の一例を示す図である。本例の入力信号は、所定の論理パターン(HLHH・・・)を有するデータ信号である。また、図3において、実線の波形は、補償信号の波形を示しており、破線の波形は、フィルタ22に入力される信号の波形を示す。
また、図3のVTHは、信号の各ビットにおける論理値を判定するための閾電圧であり、T、2T、3T、・・・は、入力信号のビット境界の理想的なタイミングを示す。
上述したように、フィルタ22に入力される信号のタイミングは、伝送経路12の遅延特性等により劣化する。当該タイミングの劣化は、信号の各エッジタイミングにおけるタイミングジッタ(J1、J2、J3、・・・)として観測することができる。
ジッタ測定部24は、補償信号のタイミングジッタを測定してよい。例えばジッタ測定部24は、補償信号をサンプリングすることにより、補償信号のエッジタイミングを検出してよい。また、ジッタ測定部24には、適応等化器20に入力される信号の理想的な周期(データ信号においては、理想的なビット間隔)が予め与えられる。ジッタ測定部24は、検出した各エッジタイミングと、理想的なタイミングとの差分に基づいて、タイミングジッタを算出してよい。
調整部26は、例えばジッタ測定部24が測定したタイミングジッタが小さくなるように、フィルタ22の各周波数特性のゲインを調整する。当該タイミングジッタの大きさは、伝送経路12における高周波成分の減衰量に大きく依存する。調整部26は、ジッタ測定部24が測定したタイミングジッタの値がより大きい場合に、フィルタ22の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくしてよい。調整部26は、伝送経路12の周波数特性と、フィルタ22の周波数特性とを乗算したものが、略平坦な特性を有するように、フィルタ22のフィルタ特性を調整してよい。
また、フィルタ22は、デジタルフィルタであってもよい。例えばフィルタ22は、入力される信号を所定の間隔でサンプリングしたデータ系列を取得してよい。そして、データ系列の各データ値を、縦続接続された所定個数のタップに、所定のサイクルで順次伝播する。そして、各サイクルにおいて、各タップが格納したデータ値に、タップ毎に定められたゲインを乗算した値の総和に基づいて、当該サイクルにおける補償信号の値を算出してよい。調整部26は、ジッタ測定部24が測定したタイミングジッタの値が小さくなるように、各タップのゲインを調整してよい。また、調整部26は、フィルタ22の各周波数特性の位相を調整してよく、各周波数特性のゲイン及び位相を調整してもよい。
また信号補償部の他の例として、信号補償部は、入力される信号に対して、当該信号に応じた補正成分を重畳することにより、補償信号を生成する回路であってもよい。例えば信号補償部は、入力される信号の微分波形を、所定のゲインで重畳する回路であってよい。調整部26は、ジッタ測定部24が測定したジッタが小さくなるように、微分波形のゲインを調整してもよい。また、信号補償部は、いわゆる等化器(equalizer)として公知な回路を用いることができる。
例えば送信器側に設けられる等価器として、送信する信号値が変化する場合に、信号値が変化しない場合に比べて信号振幅を大きくして出力するプリエンファシス回路が知られている。また逆に、送信器側に設けられる等化器として、送信する信号値が変化しない場合に、信号値が変化する場合に比べて信号振幅を小さくして出力するデエンファシス回路が知られている。
このような処理により、図3において実線の波形で示すように、タイミング劣化を補償した補償信号を生成することができる。また、図13に示した適応等化器200に比べ、スキューによる誤差が生じないので、より精度よくタイミング劣化を補償することができる。このため、受信器14に、送信器10が生成した信号を精度よく伝送することができる。
図4は、ジッタ測定部24の構成の一例を示す図である。本例のジッタ測定部24は、データ信号のジッタを測定可能な構成を有する。ジッタ測定部24は、相補データ生成部28、第1のパルス発生器30−1、第2のパルス発生器30−2、論理和回路36、積分器38、及び算出器48を有する。
図5は、図4に示したジッタ測定部24の構成のうち、相補データ生成部28、第1のパルス発生器30−1、第2のパルス発生器30−2、及び論理和回路36の動作の一例を示すタイミングチャートである。相補データ生成部28は、フィルタ22が出力する補償信号の相補データ信号(complementary data signal)を生成する。
相補データ信号とは、図5に示すように、補償信号のデータ区間(D1、D2、D3、・・・)の境界毎(0、T、2T、3T、・・・)に、当該データ区間の境界において補償信号のデータ値の遷移が無いことを条件としてエッジが設けられる信号である。例えば、相補データ信号は、補償信号の理想的なエッジと、相補データ信号のエッジとを同一の時間軸に並べた場合に、これらのエッジが補償信号のビット間隔で配列される信号であってよい。
また、補償信号のデータ区間とは、例えばシリアル伝送される補償信号において連続しない一つのデータが保持される時間を指す。また、多値化して伝送される補償信号においては、シンボルのデータが保持される時間を指してもよい。つまり、データ区間とは、補償信号のビット間隔であってよく、またシンボル間隔であってもよい。
第1のパルス発生器30−1は、補償信号のエッジを検出し、エッジに応じて予め定められたパルス幅W1の第1のパルス信号を出力する。つまり、第1のパルス信号のエッジには、補償信号のエッジのタイミングジッタが保存される。
第2のパルス発生器30−2は、相補データ信号のエッジを検出し、エッジに応じて予め定められたパルス幅W2の第2のパルス信号を出力する。第2のパルス信号のエッジにも、相補データ信号のタイミングジッタが保存される。但し、相補データ信号のタイミングジッタは略零であってよい。また、第1のパルス信号のパルス幅W1と第2のパルス信号のパルス幅W2は、略同一であることが望ましい。
第1のパルス発生器30−1及び第2のパルス発生器30−2は、それぞれ遅延回路32及び排他的論理和回路34を有してよい。遅延回路32は、パルス発生器30に入力される信号を分岐して受け取り、遅延させる。排他的論理和回路34は、パルス発生器30に入力される信号と、遅延回路32が遅延させる信号との排他的論理和を出力する。
これにより、排他的論理和回路34は、パルス発生器に入力される信号の立ち上がりエッジ毎に、遅延回路32の遅延量に応じたパルス幅のパルスを出力する。第1のパルス発生器30−1及び第2のパルス発生器30−2における遅延回路32の遅延量は同一であってよい。
論理和回路36は、第1のパルス信号及び第2のパルス信号の論理和を出力する。これにより、論理和回路36は、略同一の間隔でパルスが配置され、且つ補償信号のタイミングジッタが保存されたパルス信号を出力することができる。
図6は、図4に示したジッタ測定部24の構成のうち、積分器38の動作の一例を示す図である。積分器38には、図5に示したようなパルス信号が入力される。積分器38は、パルス信号を積分する。例えば積分器38は、パルス信号を積分して、図6に示すような三角波のジッタ測定信号を出力する。
積分器38は、入力されるパルス信号がH論理を示す間、所定の増加率で信号レベルが増加し、パルス発生信号がL論理を示す間、所定の減少率で信号レベルが減少するジッタ測定信号を出力する。図4に示すように、積分器38は、ソース電流源40、シンク電流源42、キャパシタ46、及び充放電制御部44を有する。ソース電流源40は、ジッタ測定信号の増加率を規定するソース電流を生成し、シンク電流源42は、ジッタ測定信号の減少率を規定するシンク電流を生成する。
キャパシタ46は、ソース電流源40及びシンク電流源42によって充放電されることにより、ジッタ測定信号の電圧レベルを生成する。また、充放電制御部44は、パルス信号がH論理を示す間、ソース電流に基づいてキャパシタ46を充電し、パルス信号がL論理を示す間、ソース電流からシンク電流を減じた電流に基づいてキャパシタ46を放電する。
このような動作により、図6に示すようなジッタ測定信号を生成することができる。尚、ソース電流値及びシンク電流値は、補償信号のタイミングジッタが零である場合、ジッタ測定信号の極大値及び極小値が、それぞれ一定の値を取るように、予め調整される。
例えば、伝送経路12を介さずに、受信器14にジッタが無い信号を入力した場合に、ジッタ測定信号の極大値及び極小値が、それぞれ一定の値を取るように、予め調整してよい。また、調整部26は、送信器10からの信号を受信器14に入力した場合に、ジッタ測定信号の極大値及び極小値が、それぞれ一定の値を取るように、フィルタ22の特性を調整してもよい。
補償信号のタイミングジッタが零でない場合、ジッタ測定信号の極大値及び極小値は、図6に示すように一定値とならない。例えば、ジッタ測定信号の極小値は、補償信号のタイミングジッタが零である場合の値に対して、補償信号のタイミングジッタに応じた差分ΔVを有する。つまり、積分器38は、パルス信号の論理値に応じてキャパシタ46を充放電することにより、時間方向で観測されるタイミングジッタを、電圧方向の情報に変換して、観測を容易にする。
算出器48は、ジッタ測定信号に基づいて、補償信号のジッタを算出する。例えば算出器48は、ジッタ測定信号の各ピーク値を検出して、補償信号のタイミングジッタ系列を算出してよい。算出器48は、タイミングジッタ系列のRMS値を算出してよく、ピークツゥピーク値を算出してもよい。
このような構成により、論理値の遷移が不定期であるデータ信号のジッタをも、容易に測定することができる。このため、データ信号を受信する適応等化器20を、精度よく設定することができる。
図7は、相補データ生成部28の構成の一例を示す図である。本例における相補データ生成部28は、クロック再生器50、Dフリップフロップ52、Dフリップフロップ54、及び排他的論理和回路56を有する。
クロック再生器50は、補償信号に基づいて、補償信号のデータ区間と略同一の周期を有するクロック信号を生成する。Dフリップフロップ54は、補償信号を、クロック信号に応じて取り込み、出力する。Dフリップフロップ52は、クロック信号がクロック入力端子に入力され、反転出力端子とデータ入力端子とが接続される。つまり、Dフリップフロップ52は、クロック信号に応じて論理値が反転する信号を生成する。
排他的論理和回路56は、Dフリップフロップ52が出力する信号と、Dフリップフロップ54が出力する信号との排他的論理和を、相補データ信号として出力する。このような構成によれば、簡易な構成で相補データ信号を生成することができる。
図8は、適応等化器20の他の構成例を示す図である。本例の適応等化器20は、図2に関連して説明した適応等化器20の構成に加え、バッファ回路58を更に有する。バッファ回路58は、フィルタ22が出力する補償信号の振幅劣化成分を除去して、ジッタ測定部24に入力する。
例えばバッファ回路58は、補償信号のレベルが、所定のしきい値より大きい場合にH論理を出力し、所定のしきい値より小さい場合にL論理を出力するコンパレータ回路であってもよい。また、バッファ回路58は、補償信号を所定の増幅率で増幅した後に、信号レベルが所定の制限値より大きい部分を除去してもよい。より具体的には、バッファ回路58は、補償信号を所定の増幅率で増幅した後に、所定の制限値より大きい信号レベルを、当該制限値に置き換えた補償信号を生成してよい。このような構成により、伝送経路12における振幅劣化をも低減することができる。
図9は、適応等化器20の他の構成例を示す図である。本例の適応等化器20は、図2又は図8に関連して説明した適応等化器20の構成に加え、評価部60を更に有する。図9では、図2の適応等化器20の構成に、評価部60を追加した構成を示す。
評価部60は、ジッタ測定部24が測定する補償信号の値が、予め定められた範囲となるか否かに基づいて、フィルタ22が正常に動作しているか否かを評価する。評価部60は、フィルタ22が正常に動作していないと評価した場合に、通信システム100の動作を停止させてよい。また、評価部60は、送信器10に対して、より低い周波数で通信を行うべき旨を指示してもよい。また、評価部60は、使用者等に対して、フィルタ22が正常に動作していない旨を通知してもよい。
図10は、通信システム100の他の構成例を示す図である。本例における通信システム100は、図1に関連して説明した通信システム100の構成に対して、温度検出部62及び温度格納部64を更に備える。
温度検出部62は、通信システム100の所定の箇所における温度を検出する。例えば温度検出部62は、伝送経路12の温度を検出してよく、送信器10、適応等化器20、及び受信器14のいずれかの温度を検出してもよい。また、温度検出部62は、複数の箇所の温度を検出してもよい。
例えば、伝送経路12の温度が変化すると、伝送経路12の振幅特性及び遅延特性が変化する場合がある。このため、適応等化器20の調整部26は、温度検出部62が検出する温度が、予め定められた値以上変動した場合に、フィルタ22の特性を再調整してよい。また、調整部26は、温度検出部62が検出する温度が、予め定められた値以上に変動しない場合、フィルタ22の特性を調整しなくともよい。
温度格納部64は、調整部26がフィルタ22の特性を調整したときに、温度検出部62が検出した温度を格納する。そして、調整部26は、温度検出部62が検出する温度が、温度格納部64が格納する温度に対して、予め定められた値以上変動した場合に、フィルタ22の特性を再調整してよい。
図11は、受信器14の他の構成例を示す図である。本例の受信器14は、動作回路66及びエラー検出部68を有する。動作回路66は、図2において説明したレベル比較部16を入力段に有するデジタル回路であってよい。動作回路66は、適応等化器20が出力する補償信号に応じて動作する。例えば動作回路66は、補償信号の論理パターンに応じて動作して、動作結果に応じた論理パターンを有する出力信号を出力してよい。
エラー検出部68は、動作回路66の動作にエラーが生じたか否かを検出する。例えばエラー検出部68は、動作回路66の出力信号に基づいて、エラーが生じたか否かを検出してよい。より具体的には、エラー検出部68は、出力信号の論理パターンが、補償信号の論理パターンに応じた期待値パターンと一致するか否かにより、エラーが生じたか否かを検出してよい。
動作回路66の動作にエラーが生じた場合、伝送経路12による信号劣化が原因の一つとして考えられる。このため、適応等化器20の調整部26は、エラー検出部68がエラーを検出した場合に、フィルタ22の特性を調整してよい。
また、通信システム100は、例えば起動時等に、フィルタ22の特性を調整するキャリブレーションモードで動作してよい。また、図9及び図10に説明したように、温度変動又はエラー検出に応じて、キャリブレーションモードで動作してもよい。キャリブレーションモードでは、送信器10は、予め定められた調整信号を出力する。調整部26は、フィルタ22が調整信号に応じた出力する補償信号に基づいて、フィルタ22の特性を調整してよい。
また、通信システム100は、送信器10から受信器14に対して、送信すべきデータ信号を伝送する実動作モードを有してよい。調整部26は、実動作モードで動作している場合においても、データ信号に応じてフィルタ22が出力する補償信号に基づいて、動的にフィルタ22の特性を調整してよい。つまり、調整部26は、キャリブレーションモード及び実動作モードの双方において、フィルタ22の特性を調整してよい。
なお、調整部26は、実動作モードにおいてフィルタ22の特性を調整する場合の、単位時間当たりのフィルタ22の特性の変動量が、キャリブレーションモードにおいてフィルタ22の特性を調整する場合の、当該変動量より小さくなるように、フィルタ22の特性を調整してよい。これにより、実動作モードにおいて、フィルタ22の特性を急激に変化させることを防ぐことができる。
図12は、受信器14の他の構成例を示す図である。本例の受信器14は、図2又は図11に関連して説明した受信器14の構成に加え、適応等化器20を更に備える。適応等化器20及び動作回路66は、受信器14における同一の回路基板70に設けられてよい。
適応等化器20は、図1から図11に関連して説明した適応等化器20と同一であってよい。本例の受信器14を用いる場合、送信器10及び受信器14の間に適応等化器20を設けなくともよい。このような構成によっても、送信器10からの信号を、精度よく動作回路66に入力することができる。
また、図1から図12においては、受信器14が受け取るべき信号を、フィルタ22により補償する例を説明した。他の例では、送信器10が出力する信号の高周波成分を予め強調するフィルタを、送信器10と伝送経路12との間に設けてよい。この場合、ジッタ測定部24は、受信器14が受け取った信号のジッタを測定する。調整部26は、ジッタ測定部24が測定したジッタが小さくなるように、送信器10の近傍に設けたフィルタの特性を調整する。
図14は、送信器10の出力に、信号補償部の一例としてフィルタ22を設けた通信システム100の構成の一例を示す図である。上述したように、本例の通信システム100は、送信器10と伝送経路12との間に、フィルタ22を設ける。これにより、本例の適応等化器20は、送信器10が出力した信号に対して、伝送経路12における劣化を予め補償する。
ジッタ測定部24は、受信器14が受信する補償信号のジッタを測定する。ジッタ測定部24は、受信器14の入力端近傍に設けられてよい。この場合、ジッタ測定部24は、測定結果をデジタル信号として、調整部26に送信してよい。
調整部26は、ジッタ測定部24が測定する補償信号のジッタが小さくなるように、フィルタ22の特性を調整する。調整部26は、送信器10の近傍に設けられてよい。このような構成により、伝送経路12における劣化を予め精度よく補償することができる。
以上、本発明の1つの側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明の実施形態によれば、伝送経路における損失を精度よく補償する適応等化器を実現することができる。
本発明の一つの実施形態に係る通信システム100の構成の一例を示す図である。 適応等化器20及び受信器14の構成の一例を示す図である。 フィルタ22に入力される信号、及びフィルタ22が出力する補償信号の波形の一例を示す図である。 ジッタ測定部24の構成の一例を示す図である。 図4に示したジッタ測定部24の構成のうち、相補データ生成部28、第1のパルス発生器30−1、第2のパルス発生器30−2、及び論理和回路36の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図4に示したジッタ測定部24の構成のうち、積分器38の動作の一例を示す図である。 相補データ生成部28の構成の一例を示す図である。 適応等化器20の他の構成例を示す図である。 適応等化器20の他の構成例を示す図である。 通信システム100の他の構成例を示す図である。 受信器14の他の構成例を示す図である。 受信器14の他の構成例を示す図である。 適応等化器200の構成の一例を示す図である。 送信器10の出力に、信号補償部の一例としてフィルタ22を設けた通信システム100の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 送信器
12 伝送経路
14 受信器
16 レベル比較部
20 適応等化器
22 フィルタ
24 ジッタ測定部
26 調整部
28 相補データ生成部
30 パルス発生器
32 遅延回路
34 排他的論理和回路
36 論理和回路
38 積分器
40 ソース電流源
42 シンク電流源
44 充放電制御部
46 キャパシタ
48 算出器
50 クロック再生器
52 Dフリップフロップ
54 Dフリップフロップ
56 排他的論理和回路
58 バッファ回路
60 評価部
62 温度検出部
64 温度格納部
66 動作回路
68 エラー検出部
70 回路基板
100 通信システム
200 適応等化器
210 フィルタ
220 レベル比較部
230 信号発生部
240 減算部
250 調整部
260 スイッチ

Claims (13)

  1. 信号を伝送する通信システムであって、
    信号を送信する送信器と、
    送信された信号を受信する受信器と、
    前記受信器が受け取るべき信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器と
    を備え、
    前記適応等化器は、
    前記受信器が受け取るべき信号を通過させて前記補償信号を生成する信号補償部と、
    前記信号補償部が出力する前記補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、
    前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタが小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する調整部と
    を有し、
    前記調整部は、前記ジッタ測定部が測定したジッタの値がより大きい場合に、前記信号補償部の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくする通信システム。
  2. 前記適応等化器は、前記補償信号の振幅劣化成分を除去して前記ジッタ測定部に入力するバッファ回路を更に有する
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタ値が、予め定められた範囲となるか否かに基づいて、前記信号補償部を評価する評価部を更に備える
    請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記通信システムは、送信すべきデータ信号を伝送する実動作モードと、キャリブレーション用の調整信号を伝送するキャリブレーションモードとを有し、
    前記調整部は、前記実動作モード及び前記キャリブレーションモードの双方において、前記信号補償部の特性を調整する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記調整部は、前記実動作モードにおける単位時間当たりの前記信号補償部の特性の変動量が、前記キャリブレーションモードにおける前記変動量より小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する
    請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記通信システムの所定の箇所における温度を検出する温度検出部を更に備え、
    前記調整部は、前記温度検出部が検出する温度が、予め定められた値以上変動した場合に、前記信号補償部の特性を調整する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記調整部が前記信号補償部の特性を調整したときに、前記温度検出部が検出した温度を格納する温度格納部を更に備え、
    前記調整部は、前記温度検出部が検出する温度が、前記温度格納部が格納する温度に対して、予め定められた値以上変動した場合に、前記信号補償部の特性を調整する
    請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記受信器は、
    前記適応等化器が出力する前記補償信号に応じて動作する動作回路と、
    前記動作回路の動作にエラーが生じたか否かを検出するエラー検出部と
    を備え、
    前記調整部は、前記エラー検出部がエラーを検出した場合に、前記信号補償部の特性を調整する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の通信システム。
  9. 前記調整部は、伝送経路の周波数特性と、前記信号補償部の周波数特性とを乗算したものが、略平坦な特性を有するように、前記信号補償部のフィルタ特性を調整する請求項1に記載の通信システム。
  10. 信号を伝送する通信システムに用いられる受信器であって、
    受信した信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器と、
    前記適応等化器に応じて動作する動作回路と
    を備え、
    前記適応等化器は、
    受信した信号を通過させて前記補償信号を生成する信号補償部と、
    前記信号補償部が出力する前記補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、
    前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタが小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する調整部と
    を有し、
    前記調整部は、前記ジッタ測定部が測定したジッタの値がより大きい場合に、前記信号補償部の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくする受信器。
  11. 信号を伝送する通信システムであって、
    信号を送信する送信器と、
    送信された信号を受信する受信器と、
    前記送信器が出力した信号に対して、伝送路における劣化を予め補償する適応等化器と
    を備え、
    前記適応等化器は、
    前記送信器が出力する信号を通過させて、劣化を予め補償した補償信号を生成する信号補償部と、
    前記受信器が受信する前記補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、
    前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタが小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する調整部と
    を有し、
    前記調整部は、前記ジッタ測定部が測定したジッタの値がより大きい場合に、前記信号補償部の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくする通信システム。
  12. 受信した信号の劣化を補償した補償信号を生成する適応等化器であって、
    受信した信号を通過させて前記補償信号を生成する信号補償部と、
    前記信号補償部が出力する前記補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、
    前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタが小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する調整部と
    を備え
    前記調整部は、前記ジッタ測定部が測定したジッタの値がより大きい場合に、前記信号補償部の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくする適応等化器。
  13. 送信する信号の劣化を予め補償した補償信号を生成する適応等化器であって、
    送信する信号を通過させて前記補償信号を生成する信号補償部と、
    受信器が受信する前記補償信号のジッタを測定するジッタ測定部と、
    前記ジッタ測定部が測定する前記補償信号のジッタが小さくなるように、前記信号補償部の特性を調整する調整部と
    を備え
    前記調整部は、前記ジッタ測定部が測定したジッタの値がより大きい場合に、前記信号補償部の予め定められた高周波数の成分に対するゲインをより大きくする適応等化器。
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