JP5201560B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置にかかり、特に、所定案件の期限を管理する機能を有する情報処理装置に関する。
各種手続き案件は、進捗に応じて期限を管理する必要が生じるものがある。例えば、特許や商標など無体財産である産業財産権の発生を伴う案件は、出願期限、審査請求期限、特許庁に対する応答期限、登録後の年金納付期限など、法律等により設定された厳守しなければならない期限がある。そして、各種期限内に必要な手続きを行わなかった場合には、もはや特許権などの権利を取得できなくなってしまったり、すでに発生している特許権などの権利が消滅する、などの不都合が生じる。さらに、特許や商標などの産業財産権の発生を伴う案件は、場合によっては後に非常に大きな価値が認められることがあり、その価値が計り知れない。その結果、各案件の状態を継続すべく、各種期限を管理することが極めて重要となる。
そして、上述したような特許や商標などの各種案件の期限管理は、出願人及び権利者となる会社や、案件管理を依頼された特許事務所あるいは管理会社などによって行われる。このとき、案件管理を行う管理者は、上述したように、案件の価値は計り知れないために、慎重に管理する必要がある。そして、近年では、上述した案件の期限管理は、予め用意されたコンピュータソフトウェアにて行うことが一般的となっている。
ここで、特許や商標などの案件の期限を管理するシステムの一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示のシステムは、まず特許出願を行った案件の出願日を登録すると、出願審査請求を行う期限日として、出願日から所定期間経過後の年月日を算出し、管理している。そして、管理の一例として、出願人ごとに登録された案件の期限が早く来るものから並び替えて、一覧表示することを開示している。
特許第3949876号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術では、出願人ごとに登録されている各案件の期限の一覧を表示しているものの、期限の種類が複数存在する場合には、各種期限が混在されて表示されることとなる。すると、管理者は、着目すべき期限の案件を見つけることが困難となり、案件管理が複雑となり、期限管理漏れが生じうる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、各種期限を容易に管理可能な情報処理装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である情報処理装置は、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段と、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御手段と、を備え、
上記表示制御手段は、上記進捗判別手段による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置に、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御手段と、を実現させるプログラムであり、
上記表示制御手段は、上記進捗判別手段による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置にて、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別工程と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御工程と、を有し、
上記表示制御工程は、上記進捗判別工程による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、視覚的に容易に管理案件を把握することができ、案件の各種期限の確実な管理を実現することができる。
本発明の第1の実施形態におけるシステム全体の構成を示すブロック図である。 実施形態1における期限管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2に開示した案件情報記憶部に記憶されている案件情報の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置にて提供される期限管理画面の一例を示す図である。 期限管理装置の動作を示すフローチャートである。 期限管理装置の動作を示すフローチャートである。 期限管理装置の動作を示すフローチャートである。 期限管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における期限管理装置の構成を示す機能ブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図15を参照して説明する。図1乃至図3は、期限管理装置の構成を示す図である。図4乃至11は、期限管理画面の一例を示す図である。図12乃至図15は、期限管理装置の動作を示すフローチャートである。
[構成]
本実施形態における期限管理装置1は、ネットワークNを介してユーザ端末4に接続されたサーバコンピュータ(情報処理装置)にて構成されている。そして、特に、本実施形態では、期限管理装置1は、期限管理サービスを、ネットワークNを介してユーザ端末4に提供するASP(Application Service Provider)として機能している。
また、本実施形態において期限が管理される案件は、例えば、特許出願や商標登録出願といった無体財産である産業財産権の発生を伴う案件である。具体的には、特許出願や商標登録出願といった各案件の出願期限、審査請求期限、特許庁に対する応答期限、登録後の年金納付期限など、法律等により設定された厳守すべき期限が発生する案件である。従って、ネットワークNを介して期限管理サービスを受けるユーザ端末4を操作するユーザは、例えば、上述した特許出願等の管理を行う出願人及び権利者となる会社や、案件管理を依頼された特許事務所あるいは管理会社などである。但し、本発明の期限管理装置1にて管理する案件は、上述した特許出願等に限定されず、各案件の進捗に応じて期限を管理する必要が生じるものであればいかなる案件でもよい。
そして、本実施形態における期限管理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)といった演算装置2と、ハードディスクドライブなどの記憶装置3と、を備えた一般的なサーバコンピュータである。この期限管理装置1は、演算装置2にプログラムが組み込まれることによって構築された、案件情報入力部21と、進捗判別部22と、表示制御部23と、期限通知部24と、を備えている。また、記憶装置3には、案件情報記憶部31と、アドレス記憶部32と、が構成されている。以下、各構成について詳述する。
上記案件情報入力部21は、進捗管理の対象となる特許出願などの案件についての各種情報である案件情報の入力を、ユーザ端末4からネットワークNを介して受け付ける。例えば、ユーザ端末4から入力される案件情報としては、案件を特定する整理番号や出願番号(案件特定情報)、出願人(依頼人)情報、出願日、審査請求日、登録日、登録番号などがある。そして、案件情報入力部21は、受け付けた案件情報を、各案件ごとにまとめて、つまり、1つのレコードとして、案件情報記憶部31に記憶する。
ここで、案件情報記憶部31に記憶される案件ごとの案件情報の一例を図3に示す。この図に示すように、案件情報には、上述したようにユーザ端末4から入力される情報の他に、期限管理装置1にて設定される外国出願期限日、審査請求期限日、年金納付期限日などの各種期限日を表す期限日情報がある。例えば、外国出願期限日は、「特許出願日から1年」といった期限日であり、また、審査請求期限日は、「特許出願日から3年」という期限日である。その他、案件情報には種々の情報が含まれているが、各情報については必要に応じて説明する。
上記進捗判別部22(進捗判別手段)は、案件情報記憶部31に記憶されている各案件の案件情報に含まれる所定の情報に基づいて、当該各案件の進捗状況を判別する機能を有する。ここで、案件の進捗状況には、例えば、特許出願や商標出願を出願する前の「新規」、特許出願を出願した後の「出願」、特許出願を出願して審査請求を行った後あるいは商標登録出願を出願した後の「審査中」、拒絶理由に対する応答が必要な「中間」、特許権や商標権が設定され年金を納める段階の「年金」といった進捗状況がある。なお、上記進捗状況は一例であって、他の進捗状況を設定してもよい。
そして、進捗判別部22は、まず、整理番号等が入力されて登録されているもののうち、出願番号や出願日が入力されていない案件の進捗状況を、「新規」と判別する。そして、出願番号及び出願日が入力されている案件の進捗状況を、「出願」と判別する。また、商標出願であり出願番号及び出願日が入力されている案件や、特許出願であり審査請求日が入力されている案件の進捗状況は、「審査中」と判別する。さらに、登録日及び登録番号が入力されている案件の進捗状況は、「年金」と判別する。従って、上述したように、各進捗状況を判別するために必要な出願日などの情報は、各案件の進捗状況を特定する進捗特定情報としての役割を果たしている。
また、上記表示制御部23(表示制御手段)は、サービスを提供しているユーザ端末4の表示部に、図4乃至図11に示すような、進捗状況毎に分類された表示シートを表示する機能を有する。このとき、タブが選択された1枚の表示シートのみを最前面に表示し、当該表示シートに含まれる案件の案件情報のみが表示される。そして、特に、表示制御部23は、上述した進捗判別部22による各案件の進捗状況の判別結果に応じて、その進捗状況に対応する表示シートに、各案件の案件情報を一覧表示するよう制御する。
例えば、進捗状況が「新規」と判別された案件については、図4に示すよう「新規シート」に、当該案件の案件情報に含まれる「整理番号」(案件特定情報)と、出願期限を表す「期限日」(期限日情報)と、「手続内容」と、「依頼人」と、「担当者」と、を表示する。同様に、表示制御部23は、進捗状況が「出願」と判別された案件については、図6に示すよう「出願シート」に、当該案件の案件情報に含まれる「整理番号」、「通知日」、「期限日」、「通知内容」などを表示する。なお、他の表示シートにおいても同様であり、各案件が該当する進捗状況に対応する表示シートに、当該各案件の案件情報のうち少なくとも「整理番号」や「出願番号」といった案件特定情報と、当該進捗状況における期限日といった期限日情報と、を表示する。
また、表示制御部23は、各表示シート上でいずれかの案件の整理番号等を選択すると、当該案件の各種情報を入力可能な編集画面(入力画面)を表示する。このとき、編集制御部23は、編集画面上に、案件の進捗状況に応じて入力が可能な項目の入力欄のみを表示する。例えば、進捗状況が「新規」の案件の編集画面には、図5に示すように、「出願日」や「出願番号」の入力欄が表示されるが、他の進捗状況では、出願日や出願番号は確定された情報として表示されるだけであり、入力欄は表示されない。また、進捗状況が「新規」では「審査請求日」の入力欄は表示されないが、進捗状況が「出願」となると、図7に示すように、「審査請求日」の入力欄が表示される。また、進捗状況が「審査中」となると、図10に示すように、「納付日」、「納付年数」、「登録日」、「登録番号」など、設定登録に関する情報の入力欄が表示される。さらに、進捗状況が「年金」となると、図示しないが、権利を維持するために必要な各年分の年金の「納付日」の入力欄が表示される。
ここで、進捗状況が「出願」である「出願シート」における表示制御部23による表示制御の様子を、図6を参照して詳述する。この「出願シート」が対応する進捗状況では、複数の期限日情報を管理するよう設定されている。具体的には、「外国出願期限」(出願日から1年)と「審査請求期限」(出願日から3年)とを管理しており、1つの案件について複数の期限日がそれぞれ表示されることとなる。つまり、図6の1行目には、整理番号「S090022」の外国出願期限(出願から1年)の期限日等が表示されており、さらに5行目にも同じく整理番号「S090022」の情報が表示されるが、この5行目には、審査請求期限(出願から3年)の期限日等が表示される。なお、上記各期限日、つまり、外国出願期限日と審査請求期限日とは、表示制御部23が、この案件の出願日にそれぞれ1年、3年の期間を加算した日にちを設定する。ここで、各期限日を算出するために加算する日にちは、各期限に応じて予め期限管理装置1内に記憶されている。
また、上述した図6に示す複数の期限日は、予めユーザにて選択されたもののみが「出願シート」に表示される。例えば、図5には、「新規シート」中の所定の案件の編集画面を示すが、この画面にて、「外国出願期限」、「審査請求期限」の通知の要否を選択しておくことで、出願後に表示される「出願シート」において、各期限日が表示されるか設定される。具体的に、図5の例では、「外国出願期限」の通知要否を「しない(通知しない)」に設定しておくことで、この案件の外国出願期限は「出願シート」中に表示されない。一方で、「審査請求期限」の通知要否を「する(通知する)」に設定しておくと、この案件については「審査請求期限」が選択されたため、当該案件の「審査請求期限」のみ、つまり、この案件の整理番号と審査請求期限日等が、「出願シート」中に表示されることとなる。
また、上述した「出願シート」内には、表示切り替え可能な他の表示シート(回答待ちシート)が用意されている。つまり、「出願シート」内には、2つのタブ「未通知」と「回答待ち」があるが、「出願シート」を選択した際には、まず、「未通知シート」が表示され、「回答待ちタブ」が選択されると、「回答待ちシート」が「未通知シート」に代わって表示される。この「回答待ちシート」には、上記「未通知シート」に表示されていた案件のうち、特定の設定入力がされた案件の案件情報が移行されて表示される。例えば、図7には、「出願シート」に表示されている案件の編集画面を示すが、この画面において、審査請求期限を通知した日である「通知日」を入力し、「回答」に「必要」を選択入力すると、この案件は、審査請求を行うか否かの回答が必要な案件であると設定される。すると、図8に示すように、この案件の案件情報のうち少なくとも整理番号といった案件特定情報や期限日情報が、「回答待ちシート」に移行されて表示される。
なお、上述した「回答待ちシート」は、「年金シート」内にも用意されている。具体的に、「年金シート」は、上記「出願シート」と同様に、図11に示すように、各案件の年金納付期限が表示された「未通知シート」と、年金納付期限が迫っている案件のうち特定の設定入力がされた案件の案件情報を移行して表示する「回答待ちシート」と、がある。そして、「年金シート」に表示されている案件の編集画面において、年金納付期限を通知した日である「通知日」を入力し、「回答」に「必要」を選択入力すると、この案件は、次の年金納付を行うか否かの回答が必要な案件であると設定される。すると、この案件の案件情報のうち少なくとも整理番号といった案件特定情報や期限日情報が、「回答待ちシート」に移行されて表示される。
ここで、表示制御部23は、上述したように表示シート内に案件の案件情報を各行に表示する際には、例えば、期限日に基づいて設定される基準日順に、上から各案件の案件情報を表示する。このとき、表示制御部23は、さらに、各表示シート上に、現在日に相当する箇所に、現在日表示を行う。例えば、図6に示す「出願シート」においては、「期限日」よりも予め設定された一定期間前(例えば、3か月前)の「通知日」が基準日となり、当該「通知日」が早い順に、上から各案件の案件情報が表示されている。そして、この「通知日」に対して現在日が該当する行間を特定する位置に、▲印を時計回りに90度回転した図形を表示する。これにより、当該▲印より上は、現在日が経過してしまった日であることがわかり、「通知日」が経過した案件を容易に認識することができる。なお、各案件の表示順は、所定の期限日の通知日順に表示することに限定されず、例えば、期限日順に表示するなど、期限日に基づく他の日にち順に表示してもよい。
ここで、図示しないが、「中間シート」には、各進捗状況の案件のうち、別の手続きが発生した案件の当該別の手続きに関する期限日等を表示する。例えば、進捗状況が「審査中」である案件に対して拒絶理由が通知されると、当該案件については、この拒絶理由通知に対して意見書・補正書を提出する中間処理手続きが発生しうる。このような場合に、新規に、この案件の「整理番号」と、中間処理手続きの「期限日」、中間処理の「内容」等を入力することで、この案件の案件情報のうち少なくとも整理番号といった案件特定情報や期限日情報が、「中間シート」に表示される。
また、上記期限通知部24(通知手段)は、各案件に設定されている期限日と現在日時とに基づくタイミングで、該当する案件の案件情報が記載された電子メールを、アドレス記憶部32(アドレス記憶手段)に記憶された電子メールアドレス宛に送信する。具体的に、期限通知部24は、進捗状況が「出願」の案件については、まず、各案件の期限日よりも一定期間前に設定された通知日と、現在日とを比較して、通知日が現在日となった案件を抽出する。そして、この抽出された案件の整理番号などの案件特定情報と、期限日情報と、を少なくとも記載した電子メールを、アドレス記憶部32に記憶されている電子メールアドレス宛に送信する。なお、電子メールの送信先となる電子メールアドレスは、全ての案件の電子メールを送信する宛先として設定されていてもよく、各案件ごとに当該案件に関する電子メールのみを送信する宛先として設定されていてもよい。
[動作]
次に、上述した期限管理装置1の動作を、主に図12乃至図15に示すフローチャートを参照して説明する。図12は、案件の進捗状況、つまり、案件情報が表示される表示シートの遷移を説明する図である。図13は、各案件の表示シートの移行動作を説明する図である。図14は、表示シートを選択したときの動作を示す図である。図15は、期限通知動作を説明する図である。なお、以下では、主に、案件が特許出願である場合を説明する。
まず、ユーザは、新規登録画面で、案件の「整理番号」や「出願期限日」等を入力して新規案件を登録する(図12のステップS1)。このとき、期限管理装置1は、この案件の入力項目の入力状況を調べる(進捗判別工程)。すると、「出願日」や「出願番号」が入力されていないので、期限管理装置1は、この案件の進捗状況を「新規」と判断する(図13のステップS11でYes,ステップS12)。このため、期限管理装置1は、図4に示すように、「新規シート」にこの案件の「整理番号」、「期限日」等を1行に表示する(図12のステップS2,図13のステップS13でYes,ステップS14、表示制御工程)。
なお、期限管理装置1は、「新規シート」上では、図4に示すように、「出願期限日」順に各案件を表示する。また、このとき、各案件の「出願期限日」と現在日(例えば、2009年8月1日)とを比較して、現在日が位置する各案件の行間に、図4に示すように、▲印を表示する。
続いて、この案件の特許出願手続きが完了すると、ユーザは、「新規シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、図5に示すような当該案件の編集画面(入力画面)を表示する。そして、ユーザは、編集画面上で、「出願日」と「出願番号」を入力して更新する(図12のステップS3)。このとき、期限管理装置1は、この案件の入力項目の入力状況を調べる(進捗判別工程)。すると、「出願日」と「出願番号」とに情報が入力されているので、期限管理装置1は、この案件の進捗状況を「出願」と判断する(図13のステップS11でYes,ステップS12)。このため、期限管理装置1は、図6に示すように、「出願シート」上に、この案件の「整理番号」、選択された期限の「期限日」、さらにこの期限日から一定期間前の「通知日」等を、1行に表示する(図12のステップS4,図13のステップS13でYes,ステップS14、表示制御工程)。そして、例えば、前の進捗状況「新規」のときの編集画面上において、「外国出願期限」と「審査請求期限」とが選択されていた場合には、図6に示す整理番号「S090022」の案件のように、それぞれ異なる行(1行目と5行目)で、「整理番号」や「期限日」等を、「出願シート」上にそれぞれ表示する。
また、このとき、期限管理装置1は、「出願シート」上で、図6に示すように、「通知日」順に各案件を表示する。さらに、このとき、各案件の「通知日」と現在日(例えば、2009年8月1日)とを比較して、現在日が位置する各案件の行間に、図6に示すように、▲印を表示する。
そして、ユーザは、「出願シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、図7に示すような当該案件の編集画面を表示する。この編集画面上で、ユーザは、例えば、審査請求期限を通知した日である「通知日」を入力し、「回答」に「必要」を選択入力する。すると、期限管理装置1は、この案件が、審査請求を行うか否かの回答が必要な案件であると設定する。すると、図8に示すように、この案件の案件情報のうち少なくとも整理番号といった案件特定情報や期限日情報を「回答待ちシート」に移行して表示する。
続いて、案件の出願審査請求手続きが完了すると、ユーザは、「出願シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、図7に示すような当該案件の編集画面(入力画面)を表示する。そして、ユーザは、編集画面上で、「審査請求日」を入力して更新する(図12のステップS5)。このとき、期限管理装置1は、この案件の入力項目の入力状況を調べる(進捗判別工程)。すると、「審査請求日」に情報が入力されているので、期限管理装置1は、この案件の進捗状況を「審査中」と判断する(図13のステップS11でYes,ステップS12)。このため、期限管理装置1は、図9に示すように、「審査中シート」上に、この案件の「整理番号」、「出願日」、「審査請求日」等を1行に表示する(図12のステップS6,図13のステップS13でYes,ステップS14、表示制御工程)。
ここで、期限管理装置1は、図9に示すように、「審査中シート」内に別のシートである「特許シート」を用意しており、特許出願案件については「特許シート内」に「審査請求日」順や、「出願日」順に表示する。なお、上述してきた例とは異なり、案件が実用新案登録出願案件、意匠登録出願案件、商標登録出願案件である場合には、上記「新規シート」で「出願日」と「出願番号」が入力された段階で、「審査中シート」に表示する。このとき、「審査中シート」内に別のシートである「実用新案シート」、「意匠シート」、「商標」を用意しており、各法域の案件に応じて、対応するシート内に「出願日」順に表示する。
続いて、案件に拒絶理由が通知されるなど中間処理が必要となった場合は、ユーザは、新たに中間処理案件を登録する。具体的に、ユーザは、中間処理登録画面で、案件の「整理番号」、中間処理の「期限日」、「中間処理の内容」等を入力して登録する。すると、期限管理装置1は、この案件の「整理番号」や中間処理の「期限日」等を、「中間シート」上に一行で表示する。このとき、同一の「整理番号」の案件の進捗状況はそのままである。つまり、例えば、「審査中シート」に表示されうる案件情報の進捗状況は、そのまま「審査中」である。そして、期限管理装置1は、進捗状況が「審査中」である案件情報に、同一整理番号の案件の「中間シート」に表示した情報を関連付ける。
そして、「中間シート」に表示した案件の中間処理手続きが完了すると、ユーザは、「中間シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、当該案件の編集画面(入力画面)を表示する。そして、ユーザは、編集画面上で、中間処理手続きが完了したことを表す「完了」を選択入力して更新する。すると、期限管理装置1は、「中間シート」からこの案件の案件情報を削除する。但し、上述したように、「中間シート」に表示した情報は、「審査中シート」等の他のシートに表示されうる他の進捗状況の同一の「整理番号」の案件情報に関連付けられているため、当該案件情報の履歴として記録が残ることとなる。
続いて、「審査中シート」上の案件が特許(登録)されると、ユーザは、「審査中シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、当該案件の編集画面(入力画面)を表示する。そして、ユーザは、図10に示す編集画面上で、登録料の「納付日」、「納付年数」、「登録日」、「登録番号」等を入力して更新する(図12のステップS7)。このとき、期限管理装置1は、この案件の入力項目の入力状況を調べる(進捗判別工程)。すると、「登録日」や「登録番号」等に情報が入力されているので、期限管理装置1は、この案件の進捗状況を「年金」と判断する(図13のステップS11でYes,ステップS12)。このため、期限管理装置1は、図11に示すように「年金シート」上に、この案件の「整理番号」や「年金納付期限」、「通知日」等を1行に表示する(図12のステップS8,図13のステップS13でYes,ステップS14、表示制御工程)。
なお、「年金シート」上で表示される「期限日」は、例えば、期限管理装置1が、該当案件の「登録日」に予め設定された期間を加算することで算出される。また、上記「期限日」に対して一定期間前(例えば、3か月前)の日にちを、上記「通知日」として期限管理装置1が算出する。
そして、ユーザは、「年金シート」上で対象となる案件の整理番号を選択して、当該案件の編集画面を表示する。この編集画面上で、ユーザは、例えば、年金納付期限日を通知した日である「通知日」を入力し、「回答」に「必要」を選択入力する。すると、期限管理装置1は、この案件が、年金納付手続きを行うか否かの回答が必要な案件であると設定する。そして、期限管理装置1は、この案件の案件情報のうち少なくとも整理番号といった案件特定情報や期限日情報を、「年金シート」内の「回答待ちシート」に移行して表示する。
その後、所定年分の年金が納付されると、ユーザは、「年金シート」上で対象となる案件の編集画面上で、該当する年度の年金納付日を入力する。すると、次の年度の年金納付期限日が予め設定された算出式に基づいて装置1内で算出され、当該次の年度の年金納付期限日を期限日として、新たに「年金シート」に、この案件の「整理番号」や「年金納付期限」、「通知日」等を1行に表示する。
以上が、各案件における期限管理の一連の流れである。次に、いくつかの案件情報が登録されている状態において、ユーザが各シートを閲覧するときの動作を、図14を参照して説明する。
まず、ユーザが、所定のシートを選択したとする。すると、期限管理装置1は、選択されたシートを検出し(ステップS21)、当該シートに該当する進捗状況の案件を抽出する(ステップS22)。
例えば、「新規シート」が選択された場合には、新規案件として登録されている案件のうち、「出願日」、「出願番号」が入力されていない案件を抽出する。また、「出願シート」が選択された場合には、特許出願案件のうち、「出願日」、「出願番号」が入力されており、「審査請求日」が入力されていない案件を抽出する。また、「出願中シート」が選択された場合には、特許出願案件のうち「審査請求日」が入力されている案件、及び、実用新案、意匠、商標の案件のうち、「出願日」、「出願番号」が入力されている案件を抽出する。また、「中間シート」が選択された場合には、中間処理案件として登録されている案件を抽出する。また、「年金シート」が選択された場合には、「登録日」、「登録番号」が入力されている案件を抽出する。
なお、「審査中シート」や「年金シート」内の「回答待ちシート」が選択された場合には、各シート内において所定の入力されている案件、例えば、「通知日」が入力されており「回答」が「必要」と設定されている案件を抽出する。
そして、期限管理装置1は、上述したように抽出した案件の案件情報を、選択されたシート上に表示する(ステップS23)。このとき、各シート上では、各「期限日」や「通知日」等の順番に、各案件を表示する。また、このとき、各案件の「期限日」や「通知日」等と現在日とを比較して、現在日が位置する各案件の行間に、▲印を表示する。
次に、期限管理装置1による期限通知動作を、図15のフローチャートを参照して説明する。まず、期限管理装置1は、一定の時間間隔、例えば、毎日特定の時刻に、「出願シート」と「年金シート」内の各案件の「通知日」と、「現在日」とを比較する(ステップS31)。なお、「現在日」は、例えば、期限管理装置1内に設定されたシステムクロックから取得する。
そして、「通知日」と「現在日」とが同一となった案件の案件情報を抽出して(ステップS32でYes)、その案件情報を記載した電子メールを、予め設定された電子メールアドレス先に送信する(ステップS33)。なお、送信先となる電子メールアドレスは、一括して登録されていてもよく、あるいは、案件ごとに登録されていてもよい。
以上のように、本実施形態における期限管理装置によると、各案件の進捗状況が、その案件情報に含まれる情報(進捗特定情報)に基づいて判別され、当該判別された進捗状況に対応する表示シートに、その進捗状況の案件の期限日情報と案件特定情報とを含む案件情報が表示される。従って、各表示シートには、そのシートに設定された進捗状況の案件情報のみが表示されることとなる。そして、特に、各表示シートは、選択することで表示切り替えが可能である。すると、簡易な操作で、所望の進捗状況の案件一覧を表示させることができ、視覚的に容易に管理案件を把握することができる。その結果、案件の各種期限の確実な管理を実現することができる。
また、特に、出願シートには、1つの案件であっても複数の期限日がそれぞれ別々に表示される。従って、案件に複数の期限が設定されている場合であっても、それぞれが個別に表示されるため、期限の把握が容易となる。なお、必要に応じて、複数の期限日のうち、選択されたものの期限日のみを、表示シートに表示させることもでき、使用状態を変更することができる。
また、特に出願シートや年金シートには、各シートに表示されている案件に、「出願人からの回答を必要とする」などの所定の設定入力がなされると、この案件表示が、当該シート内に用意されている他のシートである回答待ちシートに移行される。従って、案件の状況に応じてさらに詳細に案件管理が可能となる。
さらに、各シート内における各案件の期限日に対して現在日に該当する箇所に所定の表示を行うことで、案件の期限日が現在日に近付いていることを容易に認識することで、案件管理が容易となる。また、期限日が迫っている案件の情報を、予め登録された通知先アドレスに送信されるため、さらに案件の期限を容易に管理することができる。
なお、上記では、期限管理装置1がネットワークNを介して期限管理サービスを提供するよう作動している場合を例示したが、ネットワークNを介さずに、期限管理装置1自体に接続されているディスプレイに上記各表示シートを表示して、サービスを提供するよう作動してもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図16を参照して説明する。図16は、期限管理装置として機能する情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態では、期限管理装置の概略を説明する。
図1に示すように、本実施形態における期限管理装置として機能する情報処理装置100は、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段131と、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段122と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御手段123と、を備えている。
そして、上記表示制御手段123は、上記進捗判別手段122による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、という構成を採る。
上記発明によると、まず、各案件の進捗状況が、その案件情報に含まれる進捗特定情報に基づいて判別される。そして、判別された進捗状況に対応する表示シートに、その進捗状況の案件の期限日情報と案件特定情報とが、少なくとも表示される。従って、各表示シートには、そのシートに設定された進捗状況の案件情報のみが表示されることとなる。そして、特に、各表示シートは、選択することで表示切り替えが可能である。
以上により、本発明では、簡易な操作で、所望の進捗状況の案件一覧を表示させることができ、視覚的に容易に管理案件を把握することができる。その結果、案件の各種期限の確実な管理を実現することができる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御手段は、表示対象とされている上記表示シートが案件ごとに異なる複数の上記期限日情報を表示するよう設定されている場合に、当該複数の上記期限日情報毎にそれぞれ、上記表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御手段は、上記進捗特定情報として入力された特定の日にちから、予め設定された複数の期間を加算した日にちをそれぞれ上記複数の期限日情報として設定する、
という構成を採る。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御手段は、上記複数の期限日情報のうちから選択された当該期限日情報毎にのみ、上記表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の上記案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
これにより、特定の表示シートには、1つの案件であっても複数の期限日がそれぞれ別々に表示される。具体的に、複数の期限日毎に、それぞれ案件特定情報と期限日情報とが表示される。従って、案件に複数の期限が設定されている場合であっても、それぞれが個別に表示されるため、期限の把握が容易となる。なお、必要に応じて、複数の期限日のうち、選択されたものの期限日のみを、表示シートに表示させることもでき、使用状態を変更することができる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示シートは、当該表示シート内に、表示切り替え可能な他の上記表示シートを有すると共に、
上記表示制御手段は、上記表示シートに表示されている案件の上記案件情報に所定の設定入力がされた場合に、当該表示シート内の上記他の表示シートに、上記案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を移行して表示する、
という構成を採る。
これにより、表示シートに表示されている案件に所定の設定入力がなされると、この案件表示が、当該表示シート内に用意されている他の表示シートに移行される。従って、案件の状況に応じてさらに詳細に案件管理が可能となる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御手段は、上記表示シート内に上記期限日に基づく基準日順に上記各案件情報を表示すると共に、上記基準日に対して現在日に相当する上記各案件情報間の位置に、所定の現在日表示を行う、
という構成を採る。
これにより、案件の期限日が現在日に近付いていることを容易に認識することができ、案件管理が容易となる。
また、上記情報処理装置では、
上記表示制御手段は、上記表示シートに表示されている案件が選択された場合に、当該選択された案件の各種情報を入力可能な入力画面を表示し、この入力画面に、当該案件の進捗状況に応じて予め設定された入力欄を表示する、
という構成を採る。
これにより、案件に対する各種情報を入力する際には、案件の進捗に応じて必要な入力欄のみが表示されるため、情報入力が容易となる。
また、上記情報処理装置では、
通知先アドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
上記案件の上記案件情報に含まれる上記期限日情報と現在日とに基づくタイミングで、当該案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を、上記通知先アドレスが表す宛先に送信する通知手段と、
を備える、という構成を採る。
これにより、期限日が迫っている案件の情報が、予め登録された通知先アドレスに送信されるため、案件の期限を容易に管理することができる。
また、上述した情報処理装置は、当該情報処理装置にプログラムが組み込まれることで実現できる。
具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置に、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御手段と、を実現させるプログラムである。
そして、上記表示制御手段は、上記進捗判別手段による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
また、上述した情報処理装置が作動することにより実行される、本発明の他の形態である情報処理方法は、
進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置にて、
上記各案件情報に含まれる上記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別工程と、
管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、上記各案件情報の少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を一覧表示する表示制御工程と、を有する。
そして、上記表示制御工程は、上記進捗判別工程による判別結果に基づいて、表示対象とされている上記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の上記案件情報に含まれる少なくとも上記案件特定情報及び上記期限日情報を表示する、
という構成を採る。
上述した構成を有する、プログラム、又は、情報処理方法、の発明であっても、上記情報処理装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、特許出願や商標登録出願といった無体財産である産業財産権の発生を伴う各案件の出願期限、審査請求期限、特許庁に対する応答期限、登録後の年金納付期限など、法律等により設定された厳守すべき期限を管理する装置として、出願人及び権利者となる会社や、案件管理を依頼された特許事務所あるいは管理会社などが利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
1 期限管理装置
4 ユーザ端末
21 案件情報入力部
22 進捗判別部
23 表示制御部
24 期限通知部
31 案件情報記憶部
32 アドレス記憶部
100 情報処理装置
122 進捗判別手段
123 表示制御手段
131 案件情報記憶手段
N ネットワーク

Claims (3)

  1. 進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段と、
    前記各案件情報に含まれる前記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段と、
    管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、前記各案件情報の少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を一覧表示する表示制御手段と、を備え、
    前記表示シートは、当該表示シート内に、選択されることによって表示切り替え可能な他の前記表示シートを有し、
    前記表示制御手段は、前記進捗判別手段による判別結果に基づいて、表示対象とされている前記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を表示すると共に、前記表示シートに表示されている案件の前記案件情報に所定の設定入力がされた場合に、当該表示シート内の前記他の表示シートに、前記案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を移行して表示する、
    情報処理装置。
  2. 進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置に、
    前記各案件情報に含まれる前記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別手段と、
    管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、前記各案件情報の少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を一覧表示する表示制御手段と、を実現させるプログラムであり、
    前記表示シートは、当該表示シート内に、選択されることによって表示切り替え可能な他の前記表示シートを有しており、
    前記表示制御手段は、前記進捗判別手段による判別結果に基づいて、表示対象とされている前記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を表示すると共に、前記表示シートに表示されている案件の前記案件情報に所定の設定入力がされた場合に、当該表示シート内の前記他の表示シートに、前記案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を移行して表示する、
    プログラム。
  3. 進捗管理される案件を特定する案件特定情報と、当該案件の進捗状況を特定する進捗特定情報と、進捗状況毎に設定された期限日を表す期限日情報と、をそれぞれ含む各案件情報を記憶した案件情報記憶手段を有する情報処理装置にて、
    前記各案件情報に含まれる前記進捗特定情報に基づいて、各案件の進捗状況を判別する進捗判別工程と、
    管理する進捗ごとに分類され、選択されることによって表示が切り替えられる複数の表示シートのそれぞれに、前記各案件情報の少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を一覧表示する表示制御工程と、を有し、
    前記表示シートは、当該表示シート内に、選択されることによって表示切り替え可能な他の前記表示シートを有しており、
    前記表示制御工程は、前記進捗判別工程による判別結果に基づいて、表示対象とされている前記表示シートに、当該表示シートの進捗分類に対応する進捗状況の案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を表示すると共に、前記表示シートに表示されている案件の前記案件情報に所定の設定入力がされた場合に、当該表示シート内の前記他の表示シートに、前記案件の前記案件情報に含まれる少なくとも前記案件特定情報及び前記期限日情報を移行して表示する、
    情報処理方法。
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