JP5200974B2 - 管理装置、管理システム、および管理方法 - Google Patents

管理装置、管理システム、および管理方法 Download PDF

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Description

この発明は管理装置、管理システム、および管理方法に関し、特に、電子血圧計の管理を行なう、管理装置、管理システム、および管理方法に関する。
血圧は、循環器系疾患を解析する指標の1つであり、血圧に基づいてリスク解析を行なうことは、たとえば脳卒中や心不全や心筋梗塞などの心血管系の疾患の予防に有効である。
従来は、通院時や健康診断時などの医療機関で測定される血圧(随時血圧)により診断が行なわれていた。しかしながら近年の研究により、家庭で測定する血圧(家庭血圧)が随時血圧より循環器系疾患の診断に有用であることが判明してきた。それに伴い、家庭で使用する電子血圧計が普及してきている。
家庭において血圧計を使用するにあたり、血圧計の測定精度が正確であるか否かが不明であることが問題となる。圧力を検出するセンサが、血圧計の測定精度に最も影響を与える。センサは個体ごとにその特性が異なるため、工場出荷時などにおいてセンサ個々の特性に合わせた校正が必要となる。センサの校正を容易に実現する技術として、本願出願人が有する特許発明である特許第3178175号公報(特許文献1)がある。この特許発明では、予め、印加圧力値と検出圧力値との差異の関係の複数のパターンを記憶しておき、実際の差異の関係に近いパターンを選択して血圧計の不揮発性メモリに設定することで、センサの校正を容易に行なうことを可能としている。
特許第3178175号公報
しかしながら、血圧はストレス、時間、食事、運動などの様々な環境要因により常に変動するものである。そのため、随時血圧と家庭血圧との間で測定結果に差があったり、また家庭血圧でも繰り返し測定すると測定のたびに血圧値が異なったりすることがある。家庭においては、この血圧値の違いが環境要因によるものなのか、電子血圧計の測定精度によるものかが判断できない。
家庭で使用するにあたって、ユーザは、電子血圧計の測定精度が正確であるか否かを知ることができないため、血圧値が異なることで、電子血圧計の測定精度に対して不安を覚えることになる。そのため、ユーザによっては、電子血圧計に不良があるかどうかを確認するためにメーカへ送付して確認する、という作業を行なう場合がある。電子血圧計をメーカに送付している間は血圧測定ができなくなる。ユーザによっては、電子血圧計の測定精度に対して不信感を覚え、測定を行なわなくなることもある。このようにして家庭血圧が得られなくなることは、循環器系疾患の診断にとって有用な情報が減ってしまうという問題につながる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、専門知識を有しなくても容易に電子血圧計の機能検査を行ない、校正を行なうことのできる管理装置、管理システム、および管理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、管理装置は、空気袋の内圧変化をセンサで検出し、センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計の管理を行なう管理装置であって、電子血圧計と接続するための接続手段と、接続手段で電子血圧計と接続された状態において電子血圧計の機器性能を検査する検査手段と、検査手段での検査結果に応じて、電子血圧計の機器性能を校正する校正手段と、検査手段での検査結果、または校正手段での校正の有無を出力する第1の出力手段とを備える。
好ましくは、検査手段は、電子血圧計内部の漏気を検査するための動作を行なう第1の検査手段と、接続手段で電子血圧計と接続された状態においてセンサの出力値の精度を検査するための動作を行なう第2の検査手段とを含み、校正手段は、第2の検査手段での検査結果に応じて、電子血圧計においてセンサの出力値を校正する。
好ましくは、電子血圧計は動作モードとして測定を行なうモードと検査を行なうモードとを有し、管理装置は、接続手段で電子血圧計と接続されたことを検知すると、電子血圧計に対して動作モードを検査を行なうモードに移行させる制御信号を出力する第2の出力手段をさらに備える。
好ましくは、管理装置は、校正手段で校正を行なった時に関する情報を記憶する第1の記憶手段をさらに備える。
好ましくは、管理装置は他の装置と通信を行なうための通信手段をさらに備え、第1の出力手段は、検査手段での検査結果、または校正手段での校正の有無を、電子血圧計を特定する情報と共に通信手段で他の装置に送信する。
好ましくは、管理装置は、検査手段での検査結果を、電子血圧計を特定する情報と共に記憶する第2の記憶手段をさらに備える。
好ましくは、接続手段は、電子血圧計と通信するための通信手段と、電子血圧計内部と閉空間を構成するようにエア管を接続する管接続手段とを含み、第1の検査手段は、管接続手段で電子血圧計内部と接続された状態で該閉空間に対して所定圧を印加し、所定圧の時間変化に基づいて電子血圧計内部の漏気の有無を判断する漏気判断手段を含み、第1の出力手段は、漏気判断手段において、電子血圧計内部に漏気があると判断された場合に、その旨を示す画面を表示する。
好ましくは、接続手段は、電子血圧計と通信するための通信手段と、電子血圧計内部と閉空間を構成するようにエア管を接続する管接続手段とを含み、第2の検査手段は、管接続手段で電子血圧計内部と接続された状態で該閉空間に対して所定圧を印加し、電子血圧計に対してセンサで該閉空間の内圧を測定させるための制御信号を出力する測定制御手段と、電子血圧計からセンサで測定された内圧を取得する取得手段と、所定圧と内圧との差分が許容範囲内であるか否かを判断する圧力判断手段とを含み、校正手段は、圧力判断手段で該差分が許容範囲外と判断された場合に、電子血圧計に対してセンサからのセンサ信号とセンサの出力値との関係を変更させるための制御信号を出力する校正制御手段を含む。
より好ましくは、第1の出力手段は、校正手段で所定回数校正が行なわれた後にも該差分が許容範囲外であると判断された場合に、センサが不良である旨を示す画面を表示する。
本発明の他の局面に従うと、管理システムは、空気袋の内圧変化をセンサで検出し、センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計と、電子血圧計と接続されて、電子血圧計を管理する管理装置とを含み、管理装置は、電子血圧計と接続された状態において電子血圧計の機器性能を検査するための動作を行なう検査手段と、検査手段での検査結果に応じて、電子血圧計の機器性能を校正する校正手段と、検査手段での検査結果、または校正手段での校正の有無を出力する出力手段とを備え、電子血圧計は、検査手段で出力される制御信号に従って電子血圧計を動作させる駆動手段と、上記動作に伴ってセンサの出力値に応じた信号を管理装置に送信する測定手段と、校正手段で出力される制御信号に従って、センサからのセンサ信号とセンサの出力値との関係を変更させる変更手段とを備える。
好ましくは、電子血圧計は、血圧値を測定時を特定する情報と共に記憶する第1の記憶手段と、出力手段で出力される制御信号に従って、校正を行なった旨を示す情報を校正の時を特定する情報と共に記憶する第2の記憶手段と、出力手段で出力される制御信号に従って、第1の記憶手段に記憶されている情報のうち、当該校正の直前の校正が行なわれた時から当該校正の時までの血圧値に対して、当該校正が行なわれる以前の測定結果である旨の情報を付加する処理を行なう処理手段とをさらに備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理方法は、空気袋の内圧変化をセンサで検出し、センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計と、電子血圧計と接続されて、電子血圧計を管理する管理装置とを含む管理システムにおける電子血圧計の管理方法であって、管理装置が、電子血圧計と接続されたことを検知し、電子血圧計と接続された状態において電子血圧計の機器性能を検査するための動作を行なうステップと、電子血圧計が、機器性能を検査するための動作を行なうステップで管理装置から出力される制御信号に従って電子血圧計を動作させるステップと、電子血圧計が、上記動作に伴ってセンサの出力値に応じた信号を管理装置に送信するステップと、管理装置が、電子血圧計から送信された信号および/または接続された状態で検出される値に基づいて電子血圧計の機器性能を判断するステップと、管理装置が、上記判断に応じて、電子血圧計の機器性能を校正するステップと、電子血圧計が、機器性能を校正するステップで管理装置から出力される制御信号に従って、センサからのセンサ信号とセンサの出力値との関係を変更させるステップと、管理装置が、漏気の検査の結果、センサの出力値の精度の検査の結果、またはセンサの出力値の校正の有無を出力するステップとを備える。
この発明によると、電子血圧計の機器構成についての専門知識を有しなくても容易に電子血圧計の機能検査を行ない、校正を行なうことができる。それにより、血圧計の測定結果が信頼できることになり、結果的に家庭においても継続的に血圧測定を行なうことができ、循環器系疾患の診断によって有用な情報である家庭血圧を得ることができる。
本実施の形態にかかる校正システムの構成、および校正システムに含まれる各装置の構成の具体例を示す図である。 血圧計に含まれる圧力センサの校正について説明するための図である。 血圧計に含まれる圧力センサの校正について説明するための図である。 校正システムで行なわれる動作の流れの具体例を示すフローチャートである。 図4の動作中の、漏気検査での動作の流れを示すフローチャートである。 図4の動作中の、器差検査での動作の流れを示すフローチャートである。 検査結果の表示画面の具体例を示す図である。 検査結果の表示画面の具体例を示す図である。 検査結果の表示画面の具体例を示す図である。 検査結果の表示画面の具体例を示す図である。 校正の記録を表示する画面の具体例を示す図である。 次の検査や校正を促す画面の具体例を示す図である。 本実施の形態にかかる校正システムの構成、および校正システムに含まれる各装置の構成の他の具体例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、電子血圧計を管理するシステムとして、本実施の形態にかかる校正システムの構成、および校正システムに含まれる各装置の構成の具体例を示す図である。図1を参照して、校正システムは電子血圧計(以下、血圧計1)と、血圧計1を検査し必要に応じて後述する校正する管理装置である校正装置8とを含む。血圧計1と校正装置8とは通信ケーブル11で電気的に接続され、双方向の通信を行なう。血圧計1と校正装置8との通信としては、たとえば、RS−232(Recommended Standard 232)などの規格に従った通信が挙げられるが、その他の通信であってもよい。また、有線の通信に限定されず、赤外線通信など無線通信も含む。
血圧計1は本体部2を有し、血圧測定時には、カフ5に内包される空気袋13とエア管10で接続される。後述する検査時には校正装置8と通信ケーブル11での接続に加えて、空気袋13に替えて校正装置8とエア管10で接続される。カフ5は測定部位である上腕に巻付けられる。本体部2の正面には、測定開始を指示するためのスイッチ等を含む操作部3と、測定結果等を表示する表示部4とが配備される。
本体部2には、エア管10を挟んで空気袋13に接続される、空気袋13の内圧変化を測定する圧力センサ23、ポンプ21、および弁22が含まれる。圧力センサ23、ポンプ21、および弁22は、各々、発振回路28、駆動回路26、および駆動回路27に接続され、さらに、発振回路28、駆動回路26、および駆動回路27は、各々、血圧計1全体を制御するCPU(Central Processing Unit)40に接続される。
CPU40には、さらに、表示部4と、操作部3と、メモリ6と、通信インタフェース(以下、I/Fと略する)7とが接続される。メモリ6は、CPU40で実行される制御プログラムや測定結果や後述する検査結果などを記憶する。さらに、メモリ6は、CPU40がプログラムを実行する際の作業領域ともなる。通信I/F7は、校正装置8と通信ケーブル11で接続し、通信するためのインタフェースである。
制御プログラムとしては、通常の血圧測定動作を行なわせるための測定用プログラムと、後述する、校正装置8の指令に基づいて検査および校正を受けるモード(以下、校正モードと称する)となるための校正用プログラムとが記憶される。CPU40が測定用プログラムを読み出して実行することで血圧計1は測定動作を行なうモード(以下、通常モードと称する)となり、操作部3からの操作信号などに従って血圧測定動作が行なわれる。CPU40が校正用プログラムを読み出して実行することで血圧計1は校正モードとなり、通信I/F7で校正装置8から受信する指令に応じて各部を動作させることで検査および校正動作が行なわれる。
CPU40は、操作部3から入力される操作信号に基づいてメモリ6に記憶されている所定のプログラムを実行し、駆動回路26および駆動回路27に制御信号を出力する。駆動回路26および駆動回路27は、制御信号に従ってポンプ21および弁22を駆動させる。ポンプ21は、CPU40からの制御信号に従った駆動回路26によって駆動が制御されて、空気袋13内に空気を注入する。弁22は、CPU40からの制御信号に従った駆動回路27によってその開閉が制御されて、空気袋13内の空気を排出する。
圧力センサ23は静電容量形の圧力センサであり、空気袋13の内圧変化により容量値が変化する。発振回路28は、圧力センサ23の容量値に応じた発振周波数の信号をCPU40に入力する。
CPU40は予め係数を記憶しておき、圧力センサ23からの信号および該係数からセンサ出力値である空気袋13の内圧を決定する。CPU40は、圧力センサ23から得られた空気袋13の内圧変化に基づいて所定の処理を実行し、その結果に応じて駆動回路26および駆動回路27に上記制御信号を出力する。また、CPU40は、圧力センサ23から得られた空気袋13の内圧変化に基づいて血圧値を算出し、測定結果を表示部4に表示させるための処理を行ない、表示させるためのデータと制御信号とを表示部4に出力する。
校正装置8にはエア管10が着脱可能であって、エア管10を校正装置8に接続することで、エア管10で血圧計1と接続される。校正装置8には、ポンプ811、弁812、圧力計813、およびタンク814が含まれる。タンク814は血圧計1の検査または校正を行なう際のカフの代替となるものである。エア管10が校正装置8に接続されている場合には、校正装置8のポンプ811、弁812、圧力計813、およびタンク814は、エア管10を挟んで血圧計1の圧力センサ23、ポンプ21、および弁22と接続され、これらで1つの閉空間を構成する。
ポンプ811および弁812は、各々、駆動回路816および駆動回路817に接続され、さらに、駆動回路816および駆動回路817は、各々、校正装置8全体を制御するCPU800に接続される。また、圧力計813もCPU800に接続される。
CPU800には、さらに、表示部818と、操作部820と、メモリ819と、通信I/F815,821とが接続される。メモリ819は、CPU800で実行される制御プログラムなどを記憶する。さらに、メモリ819は、CPU800がプログラムを実行する際の作業領域ともなる。通信I/F815は、血圧計1と通信ケーブル11で接続し、通信するためのインタフェースである。通信I/F821は、校正装置8がインターネットを介した通信などの通信機能を有する場合に、当該通信機能を用いて他の装置と通信するためのインタフェースである。
操作部820には、電源のON/OFFを指示するための電源スイッチ、後述する検査動作の開始を指示するための開始スイッチ、および検査動作の停止を指示するための停止スイッチが含まれる。
CPU800は、操作部820に含まれる上記スイッチが押下されることによって入力される操作信号に基づいてメモリ819に記憶されている所定のプログラムを実行し、駆動回路816および駆動回路817に制御信号を出力する。駆動回路816および駆動回路817は、制御信号に従ってポンプ811および弁812を駆動させる。ポンプ811は、CPU800からの制御信号に従った駆動回路816によって駆動が制御されて、エア管10が校正装置8に接続されている場合には、上記閉空間に空気を注入する。弁812は、CPU40からの制御信号に従った駆動回路817によってその開閉が制御されて、同様に上記閉空間内の空気を排出する。圧力計813は血圧計1と同様に圧力センサを含み、エア管10が校正装置8に接続されている場合には、上記閉空間の内圧を測定し、測定結果をCPU800に入力する。
CPU800は、漏気検査制御部801、漏気判断部802、器差検査制御部803、器差判断部804、および校正部805を含む。これらは、CPU800が操作部820からの操作信号に従ってメモリ819に記憶される上記制御プログラムを読み出して実行することで、主にCPU800に形成される機能であることが図1には表わされているが、少なくともこれら機能のうちの一部は、図1に示されたいずれかのハードウェア構成を含んで形成されてもよい。
漏気検査制御部801は、後述する漏気検査のための動作を制御する。漏気判断部802は、漏気検査の結果として得られる漏気量に基づいて、漏気の有無を判断する。器差検査制御部803は、漏気判断部802での判断結果に応じて、後述する器差検査のための動作を制御する。器差とは、計量法などでは計量器の有する誤差を指すものと定められており、具体的には、計量値から真実の値を減じた値に相当する。器差判断部804は、器差検査の結果として得られる器差に基づいて、器差検査の合格/不合格を判断する。校正部805は、器差検査の結果に応じて血圧計1の圧力センサ23の出力値を補正するための校正を行なう。校正は、後述するように、圧力センサ23の印加圧力に対するセンサ出力の関係を補正する処理を指し、具体的には、血圧計1のCPU40において圧力センサ23からの信号よりセンサ出力値を得るために用いる上述の係数を変更させる処理を指す。校正部805は、血圧計1に対して上記係数を変更させるための制御信号を生成し、出力する。
校正装置8は、血圧計1とエア管10および通信ケーブル11で接続され、血圧計1の機器性能を検査する。機器性能の検査としては、ここでは、血圧計1本体内の空気の漏れ(漏気)の検査、および圧力センサの精度を表わす器差の検査を行なう例を説明する。校正装置8は、器差検査の結果に応じて、圧力センサ23を校正する。他の機器性能の検査としては、たとえば、血圧計1に疑似的な脈波信号を入力し、血圧算出動作が正しく行なわれるか否かの検査などが挙げられる。
図2および図3は、血圧計1に含まれる圧力センサ23の校正について説明するための図である。一般的に、圧力センサの特性は一定ではなく、印加圧力を直線的に変化させた場合でも、図2においてドットで表わされるように、センサ出力(周波数)は、必ずしも直線的には変化しない。
また、圧力センサのセンサ特性は、圧力センサが経年変化することにより変化する。すなわち、図3の直線L1は出荷時に設定されているセンサ特性であるのに対して、直線L2,L3は、圧力センサの経年変化後のセンサ特性を表わしている。直線L2に示されるセンサ特性の変化は、出荷時に設定されている当初センサ特性に対してオフセット変化しており、印加圧力に関わらずセンサ出力が一定の変化である。直線L2に示されるセンサ特性の変化に対しては、たとえば電源ON時に実行される初期化処理などにおいて、大気圧開放時のセンサ出力を予め記憶されている当初センサ特性に従った規定出力値となるようオフセットすることで補正され得る。一方、直線L3に示されるセンサ特性の変化は、上記オフセット変化に加えて、印加圧力に応じてセンサ出力の変化割合が異なる。すなわち、直線L3に示されるセンサ特性の変化は、上記オフセット変化に加えて、印加圧力の変化に対するセンサ出力の変化に相当する傾きの変化がある。
校正装置8は、図2に表わされた、血圧計1の圧力センサ23の印加圧力に対するセンサ出力のばらつきに対して、印加圧力に対するセンサ出力の関係が、図2において直線Lに表わされる、これら実際のセンサ出力から得られる近似直線の係数αおよびβを決定する。また、図3の近似直線L3に表わされた、圧力センサの経年変化後のセンサ特性に対して、上述と同様にして近似直線の係数εおよびηを決定する。
図4は、校正システムで行なわれる動作の流れの具体例を示すフローチャートであり、左側のフローチャートが校正装置8での動作、右側のフローチャートが血圧計1での動作を表わしている。これらの動作は、各装置のCPUがメモリに記憶されるプログラムを読み出して実行し、各々、図1に示される各部を制御することで実現される。図4の左側のフローチャートに表わされる動作は、校正装置8の操作部820に含まれる電源スイッチが押下されて電源がONされると開始される。
図4を参照して、校正装置8の電源がONされるとステップS101で、メモリ819の作業用領域を初期化し、圧力計813の0mmHg調整などを行なう初期化処理が行なわれた後、エア管10で血圧計1が接続されたか否かが監視される(ステップS103)。これは、校正装置8のエア管10との接続部に図示しないスイッチを設け、エア管10が装着されたら該スイッチが押下される仕組みで実現されてもよい。または、エア管10と校正装置8本体との接触部分にICチップ等の記憶装置と読取装置とを設け、CPU800がこれらの間で通信が成立することを検出したら接続されたと判断することで実現してもよい。
校正装置8にエア管10が接続されることで血圧計1が接続され(ステップS103でYES)、その状態で操作部820から検査動作の開始を指示する開始スイッチの押下を示す操作信号が入力されると(ステップS105でYES)、ステップS107でCPU800は血圧計1を校正モードに移行させるための指令を通信I/F815から血圧計1に対して送信する。
血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記ステップS107で送信された指令を受信すると(ステップS201でYES)、ステップS203でCPU40は電源をONし、上記指令に従ってメモリ6から校正用プログラムを読み出して実行し、動作モードを校正モードに移行させる。ステップS203でCPU40は、自動的に電源をONしてもよいし、予め記憶されている「電源をONして下さい」などの操作を促すための画面を校正装置8の表示部818に表示させて血圧計1の操作部3の電源スイッチを操作させるようにしてもよい。また、校正モードへの移行は、上記制御信号に従ってCPU40が自動的に校正用プログラムを読み出すことで行なわれてもよいし、制御信号に替えて校正装置8から所定の圧力パターンがエア管10に印加されることや、血圧計1へ供給する電源電圧が所定の電圧パターンで印加されることや、血圧計1が専用のスイッチを含んで該スイッチの操作を受付けることや、上記制御信号で操作部3のスイッチが所定のパターンで操作されること、などのいずれかがCPU40で検出されることによって行なわれてもよい。
ステップS109で校正装置8では漏気検査制御部801が制御することで、漏気検査のための動作が行なわれる。漏気検査は校正装置8での動作に伴って血圧計1のステップS205でも所定の動作が行なわれることで実現される。
ステップS111で漏気判断部802はステップS109,S205での漏気検査の結果が適性であるか否か、つまり、血圧計1本体で漏気があるか否かが判断される。漏気検査がOKである場合、つまり、血圧計1本体で漏気がないと判断された場合(ステップS111でYES)、ステップS113で校正装置8では、器差検査制御部803が制御することで器差検査のための動作が行なわれる。器差検査は校正装置8での動作に伴って血圧計1のステップS207でも所定の動作が行なわれることで実現される。ステップS207での血圧計1での動作の結果が校正装置8に送信される。
ステップS115で器差判断部802はステップS113,S207での器差検査の結果が適性であるか否か、つまり、血圧計1の器差が許容範囲内であるか否か判断される。器差検査がOKでない場合、つまり、印加圧力値を「真実の値」として、検査で得られた出力値が「真実の値」から許容範囲を越えている場合であって(ステップS115でNO)、さらに、後述の圧力センサ23を校正する動作の実行回数が規定されている所定数に至っていない場合には(ステップS117でNO)、ステップS118で校正部805は、圧力センサ23の校正を行なう校正動作を血圧計1に実行させるための制御信号を血圧計1に対して送信する。ステップS118で校正部805は、CPU40が圧力センサ23からの信号よりセンサ出力値を得るために用いる上述の係数を、予め記憶されている所定量ずつ更新させるよう、予め規定された制御信号を送信してもよいし、ステップS113の器差検査で得られた器差から上記係数の更新量を算出し、その量だけ更新させる制御信号を送信してもよい。
血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記ステップS118で送信された制御信号を受信すると、ステップS209でCPU40は校正動作を実行する。すなわち、CPU40は、制御信号に従って、圧力センサ23からの信号よりセンサ出力値を得るために用いる上述の係数を更新することで圧力センサ23のセンサ出力値を補正し、校正する。
上記ステップS118,S209の校正動作が行なわれると、校正後の圧力センサ23の機能を確認するために、再度、ステップS113,S207の器差検査が実行され、その検査結果に応じてさらに校正動作が行なわれる。ステップS118,S209の校正動作の回数は予め規定されており、ステップS118の校正が所定回数行なわれても器差検査がOKでない場合には(ステップS115でNO、かつS117でYES)、CPU800は血圧計1の圧力センサ23の不良と判断する。
以上の一連の検査のための動作が終了すると、ステップS119でCPU800は、上述の検査結果を表示する画面を表示部818に表示させるための処理を行ない、表示部818に表示させる。また、検査結果や校正の記録を血圧計1のメモリ6に記憶させるための制御信号を生成し、記憶させる情報と共に血圧計1に送信する。血圧計1では、ステップS211でCPU40は、ステップS119で校正装置8から送信された制御信号に従って、送信された検査結果や校正の記録をメモリ6の所定領域に記憶させる処理を行なう。また、その際、検査結果や校正の記録を、表示部4に表示させてもよい。
また、校正装置8側でも検査結果や校正の記録を記憶しておいてもよい。すなわち、ステップS119でCPU800は、検査結果や校正の記録を血圧計1を特定する情報(たとえばシリアルナンバーや予め登録されているユーザ名等)と共にメモリ819の所定領域に記憶してもよい。血圧計1を特定する情報は、たとえば、ステップS103で血圧計1の通信ケーブル11が接続されたことが検出されると、CPU800が自動的に血圧計1に対して要求することで取得してもよいし、自動的にメモリ6の所定領域から読み出してもよいし、そのタイミングで表示部818に入力を促す画面を表示し、操作部820の図示しないキーなどから入力を受付けることで取得してもよい。
さらに、好ましくは、CPU40は、上述の検査で漏気ありと判定された場合や、器差が許容範囲外であると判定されて圧力センサ23の校正が行なわれた場合には、少なくとも、前回の検査または校正の日時から今回の動作時までのメモリ6に記憶されている測定値に対して、精度がよくない可能性がある旨を示す情報を付加する。これにより、これら測定値を読み出してたとえば診断に用いる場合などにおいて、このような値を用いないなどすることができ、血圧計1での測定値の信用度を高めることができる。
その後、ステップS121でCPU800は、血圧計1を通常モードとさせるための指令を通信I/F815から血圧計1に対して送信し、一連の動作を終了する。血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記ステップS121で送信された指令を受信すると、ステップS213でCPU40は上記指令に従ってメモリ6から測定用プログラムを読み出して実行することで動作モードを通常モードに移行させ、一連の校正モードにおける動作を終了する。
図5は、上記ステップS109,S205での漏気検査での動作の流れを示すフローチャートであって、同様に、左側のフローチャートが校正装置8での動作、右側のフローチャートが血圧計1での動作を表わしている。ここでの漏気検査は、たとえば、米国のAAMI(Association for the Advancement of Medical Instrumentation)の自動血圧計の精度規格(SP10)に規定された試験方法や、JIS T4203−1990に規定された試験方法を採用することができる。
図5を参照して、漏気検査のための動作が開始すると、ステップS301でCPU800の漏気検査制御部801は駆動回路817に制御信号を出力し、弁812を閉塞させる。ステップS303で漏気検査制御部801は弁を閉塞させるための制御信号を生成し、通信I/F815から血圧計1に対して出力する。
上記ステップS203で校正モードに移行している血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記ステップS303で送信された上記制御信号を受信すると(ステップS401でYES)、ステップS403でCPU40が上記制御信号に従って駆動回路27に対して制御信号を出力し、弁22を閉塞させる。
ステップS305で漏気検査制御部801は、所定の圧力を血圧計1の圧力センサ23に印加するために駆動回路816に制御信号を出力し、上記所定の圧力に応じた量の空気をタンク814およびエア管10に注入させるようポンプ811を駆動させる。エア管10に所定量の空気を注入することで所定圧印加した後、漏気検査制御部801は所定時間T1の経過を検出すると(ステップS307)、ステップS309で圧力計813でタンク814およびエア管10内の圧力P1を測定する。さらにその後、漏気検査制御部801は所定時間T2の経過を検出すると(ステップS311)、ステップS313でタンク814および圧力計813でエア管10内の圧力P2を測定する。
上記ステップS301およびステップS403によって、エア管10で接続された血圧計1および校正装置8では、血圧計1のポンプ21、弁22、および圧力センサ23と、校正装置8のポンプ811、弁812、圧力計813、およびタンク814とが接続されたエア管10で閉じた空間が構成されている。そのため、上記ステップS309で測定される圧力P1および上記ステップS313で測定される圧力P2は、血圧計1内部の圧力とも言える。
ステップS315で漏気検査制御部801は、上記ステップS313で得られた圧力P2から上記ステップS309で得られた圧力P1を減じることで、漏気量を算出する。ステップS315では、時間T1経過後から時間T2経過するまでの間の圧力変化を漏気によるものとして、時間T1経過後の内圧(P1)とその後時間T2経過後の内圧(P2)との差分が漏気量として算出される。
ステップS317で漏気判断部802は、ステップS315で漏気量として算出された圧力の差分と予め記憶されている上記規格等に従ったしきい値とを比較し、差分がしきい値よりも小なる場合には(ステップS317でYES)、血圧計1本体内での漏気がないと判定する(ステップS319)。そうでない場合には(ステップS317でNO)、血圧計1本体内で漏気があると判定する(ステップS321)。
以上の一連の動作が完了すると、ステップS323で漏気検査制御部801は弁を開放させるための制御信号を生成し、通信I/F815から血圧計1に対して出力する。通信I/F7で校正装置8から上記ステップS323で送信された上記制御信号を受信すると(ステップS405でYES)、ステップS407でCPU40が上記制御信号に従って駆動回路27に対して制御信号を出力し、弁22を開放させる。
ステップS325で漏気検査制御部801は駆動回路817に制御信号を出力し、弁812を開放させ、一連の漏気検査のための動作を終了する。
図6は、上記ステップS113,S207での器差検査での動作の流れを示すフローチャートであって、同様に、左側のフローチャートが校正装置8での動作、右側のフローチャートが血圧計1での動作を表わしている。ここでの器差検査は、たとえば、JIS T1115−2005に規定された試験方法を採用することができる。
図6を参照して、器差検査のための動作が開始すると、ステップS501でCPU800の器差検査制御部803は駆動回路817に制御信号を出力し、弁812を閉塞させる。ステップS303で器差検査制御部803は弁を閉塞させるための制御信号を生成し、通信I/F815から血圧計1に対して出力する。
上記ステップS203で校正モードに移行している血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記ステップS503で送信された上記制御信号を受信すると(ステップS601でYES)、ステップS603でCPU40が上記制御信号に従って駆動回路27に対して制御信号を出力し、弁22を閉塞させる。
ステップS505で器差検査制御部803は、所定の圧力P1を血圧計1の圧力センサ23に印加するために駆動回路816に制御信号を出力し、上記圧力P1に応じた量の空気をタンク814およびエア管10に注入させるようポンプ811を駆動させる。タンク814およびエア管10に所定量の空気を注入することで所定圧P1を印加すると、器差検査制御部803は血圧計1においてタンク814およびエア管10の内圧を測定させるための制御信号を生成し、通信I/F815から血圧計1に対して出力する。
血圧計1では、通信I/F7で校正装置8から上記制御信号を受信すると、ステップS605でCPU40は圧力センサ23からの信号と上記係数とを用いてセンサ出力値を得、センサ出力値で表わされる血圧計1で測定された内圧Pを通信I/F7から校正装置8に対して出力する。ステップS507で校正装置8は、上記ステップS605で血圧計1から送信された測定値である内圧Pを取得する。
ステップS509で器差検査制御部803は、上記ステップS507で血圧計1から受診して取得した、血圧計1での測定値である内圧Pを、ステップS505で印加した圧力値P1に関連付けて、メモリ819の所定領域に記憶させる。
器差検査としてたとえばJIS T1115−2005に規定された試験方法がなされている場合には、所定の圧力間隔で加圧しながら上の動作が繰り返される。印加される圧力P1の具体例としては、0,50,100,150,200,250,295mmHgが挙げられる。すなわち、上記ステップS511またはステップS513の後、予め記憶してある加圧時検査の上限値まで加圧が達していない場合には(ステップS515でNO)、上記所定の圧力間隔でさらに加圧された圧力P1を印加し、ステップS505以降の動作が繰り返される。
上記上限値まで加圧が達し、加圧時検査が完了すると(ステップS515でYES)、器差検査としてたとえばJIS T1115−2005に規定された試験方法がなされている場合には、所定の圧力間隔で減圧しながら同様の動作が繰り返される。すなわち、ステップS517で器差検査802はエア管10の内圧を所定の圧力P2まで減圧した後に血圧計1に対して内圧Pを測定させるための制御信号を出力することでステップS519で血圧計1から測定された内圧Pを取得し、ステップS523でステップS517で印加した圧力P2に関連付けて血圧計1での測定値である内圧Pがメモリ819の所定領域に記憶される。この、減圧時の動作も加圧時と同様に所定の圧力間隔で下限圧力に達するまで(ステップS527でYES)繰り返される。
以上の動作が行なわれることで、校正装置8のメモリ819の所定領域には、加圧時の圧力P1ごとの血圧計1で測定された圧力Pと、減圧時の圧力P2ごとの血圧計1で測定された圧力Pとが記憶されている。器差検査としてたとえばJIS T1115−2005に規定された試験方法がなされている場合には、好ましくは、上述のステップS505〜S515,S517〜S527の動作は、各々2回ずつ行なわれる。
これらの動作によって記憶された値を用いて、ステップS529で器差検査制御部803は器差を算出し、器差判断部804は、その器差が許容される範囲であるか否かを判断する。すなわち、ステップS529で器差検査制御部803は、加圧時および減圧時の各々で、印加された圧力P1,P2を「真実の値」として、血圧計1で測定された内圧Pの「真実の値」からの差分を器差として算出する。そして、器差判断部804は、算出された器差を予め記憶されている許容値と比較して、器差が許容値以下であるか否かを判断する。器差検査としてたとえばJIS T1115−2005に規定された試験方法がなされている場合には、好ましくは、加圧時および減圧時の各々の器差の2回の平均値を用いて上記判定が行なわれる。そして、一連の動作で得られた器差のうち、許容値と比較して器差が許容値以下である、すなわち、器差がすべて許容範囲内である場合には(ステップS529でNGなし)、器差判断部804は器差検査が合格であると判断する(ステップS531)。1つでも許容値より大なる器差がある場合、すなわち、1つでも器差が許容範囲外となった場合には(ステップS529でNGあり)、器差判断部804は器差検査が不合格であると判断する(ステップS533)。
以上の一連の動作が完了すると、ステップS535で器差検査制御部803は弁を開放させるための制御信号を生成し、通信I/F815から血圧計1に対して出力する。通信I/F7で校正装置8から上記ステップS535で送信された上記制御信号を受信すると(ステップS609でYES)、ステップS611でCPU40が上記制御信号に従って駆動回路27に対して制御信号を出力し、弁22を開放させる。
ステップS537で器差検査制御部803は駆動回路817に制御信号を出力し、弁812を開放させ、一連の器差検査のための動作を終了する。
血圧計1および校正装置8とを含んだ校正システムで以上の動作が実行されることで、血圧計1の使用者は、専門知識を有しなくても、校正装置8にエア管10および通信ケーブル11を接続して開始スイッチを操作するだけで、容易に血圧計1の機能検査を行なうことができる。
上記ステップS111でステップS109,S205の漏気検査で血圧計1本体での漏気がないと判断され、かつ、上記ステップS115でステップS113,S207の器差検査で血圧計1の器差が許容範囲内と判断された場合、ステップS119では、図7に示されるように、血圧計1の漏気も異常なく、圧力センサ23の検出精度も異常ないとの検査結果が表示部818に表示される。これにより、血圧計1での測定結果に対する信頼性を高めることができ、家庭血圧の測定を促進させることができる。
上記ステップS111でステップS109,S205の漏気検査で血圧計1本体での漏気があると判断された場合、ステップS119では、図8に示されるように、血圧計1の漏気に異常があることを示す検査結果が表示部818に表示される。これにより、内部で漏気している血圧計1を用いて測定を行なうことがなくなる。また、血圧計1の使用者は、メーカ等に血圧計1の修理を依頼するなど、素早い対処をとることができる。
上記ステップS111でステップS109,S205の漏気検査で血圧計1本体での漏気がないと判断され、かつ、上記ステップS115でステップS113,S207の器差検査の結果に応じてステップS118,S209の校正動作が行なわれた場合、ステップS119では、図9に示されるように、圧力センサ23の検出精度に異常があったものの、圧力センサ23が校正されたことを示す検査結果が表示部818に表示される。これにより、血圧計1での測定結果に対する信頼性を高めることができ、家庭血圧の測定を促進させることができる。または、ステップS118,S209の校正動作が所定回数行なわれても器差が所定範囲内にならず、圧力センサ23の不良と判断された場合、ステップS119では、図10に示されるように、血圧計1の圧力の測定精度に異常があることを示す検査結果が表示部818に表示される。これにより、圧力センサ23のセンサ出力が不適切な測定精度の低い血圧計1を用いて測定を行なうことがなくなる。また、血圧計1の使用者は、メーカ等に血圧計1の修理を依頼するなど、素早い対処をとることができる。
上述のように、血圧計1の検査は、使用者が、校正装置8にエア管10および通信ケーブル11を接続して開始スイッチを操作することによって実行され、その器差検査の結果に応じて圧力センサ23が校正される。校正装置8は血圧計1と共に血圧計1の使用者が所有する装置であって、家庭内で検査が行なわれるという使い方が考えられる。または、たとえば薬局などの店舗に設置され、使用者が血圧計1を校正装置8が設置された位置まで持参して検査を行なうという使い方も考えられる。
血圧計1の測定精度を確保するため、検査および圧力センサ23の校正は、一定の期間の間隔または測定回数の間隔で行なわれることが好ましい。そこで、好ましくは、血圧計1のCPU40は、上記ステップS211でメモリ6の所定領域に記憶された校正の記録に基づき、直近の校正を行なった日時を特定する情報を表示部4に表示する。その表示は、図11に示されるように、図示しない測定動作が行なわれて測定結果が表示部4に表示される際に併せて行なわれてもよい。または、測定動作の開始に行なわれる初期化処理の後に表示されてもよい。これにより、血圧計1の使用者は、直近の校正を行なった日時から一定の期間が経過している、または一定の回数で測定が行なわれていると判断すると、校正装置8に接続して検査を行なうことができる。
または、血圧計1のCPU40は、上記ステップS211でメモリ6の所定領域に記憶された校正の記録や検査結果に基づき、直近の校正や検査から所定の期間が経過したことが検出されると、検査および圧力センサ23の校正を行なうタイミングであると判断し、図12に示されるように、次の検査や校正を促す画面を表示してもよい。
上の例では、上記ステップS119で校正装置8のCPU800は、検査結果や校正の記録を血圧計1のメモリ6に記憶させるための制御信号を生成し、記憶させる情報と共に通信I/F815から血圧計1に送信しているが、校正システムに図示しないサーバ等の他の装置が含まれる場合、該他の装置に記憶させるための制御信号を生成し、記憶させる情報と共に信I/F821から該他の装置に送信してもよい。他の装置としては、たとえば血圧計1の製造メーカなどの設置する顧客管理用のサーバなどが該当する。その場合、校正装置8のCPU800は、上述の情報と共に血圧計1を特定する情報(たとえばシリアルナンバーや予め登録されているユーザ名等)を上記他の装置に対して送信する。他の装置では、血圧計ごとに送信される情報を記憶しておく。さらに、上記他の装置は、血圧計ごとに、直近の検査や校正を行なった日時からの経過期間を監視し、所定の期間が経過したことが検出されると、検査および圧力センサ23の校正を行なうタイミングであると判断し、その旨を血圧計1の使用者に対するサービス案内として出力するようにしてもよい。
さらに、校正装置8には駆動機構のみが含まれて、上述の校正用プログラムを実行するパーソナルコンピュータ(PC)等の他の装置で校正装置8の制御が行なわれてもよい。図13は、その場合の校正システムの構成の具体例を示す図であり、上述の校正装置8の制御を行なう他の装置として、PC9が含まれている。一例として、図1に示された校正装置8の各構成のうち、CPU800がPC9に含まれる構成が示されている。校正装置8の各部は、校正装置8に接続されたPC9のCPU800によって制御されて、上述の検査動作が行なわれる。PC9はインターネットに接続するなどして他の装置と通信するための通信I/F901をさらに含む。
たとえば、Web上で健康指標を管理するサービスに登録した会員に校正装置8を貸し出し、該会員の所有するPC9に上述の校正用プログラムをダウンロード(インストール)し、校正装置8をPC9に接続した上で校正装置8に血圧計1を接続することで、該会員の自宅で血圧計1の検査および校正が行なわれる、などの使い方が考えられる。校正用プログラムに使用可能な有効期限を設けることで、会員のみに校正装置8の使用を許可することができる。この場合、PC9で得られた検査結果や校正が行なわれた記録は、通信I/F901から上記サービスの運営者の設置するサーバ等に送信され、該サーバに記憶される。そして、該サーバでは、上述の顧客管理用のサーバと同様にして検査および圧力センサ23の校正を行なうタイミングが判断されて、その旨を示す情報をたとえば電子メールとしてPC9に送信してもよい。
上述の校正用プログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは、たとえば測定用プログラムなどの他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 血圧計、2 本体部、3,820 操作部、4,818 表示部、5 カフ、6,819 メモリ、7,815,821,901 通信I/F、8 校正装置、10 エア管、11 通信ケーブル、13 空気袋、21,811 ポンプ、22,812 弁、23 圧力センサ、26,27,816,817 駆動回路、28 発振回路、40,800 CPU、801 漏気検査制御部、802 漏気判断部、803 器差検査制御部、804 器差判断部、805 校正部、813 圧力計、814 タンク。

Claims (12)

  1. 空気袋の内圧変化をセンサで検出し、前記センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計の管理を行なう管理装置であって、
    前記電子血圧計と接続するための接続手段と、
    前記接続手段で前記電子血圧計と接続された状態において前記電子血圧計の機器性能を検査する検査手段と、
    前記検査手段での検査結果に応じて、前記電子血圧計の機器性能を校正する校正手段と、
    前記検査手段での検査結果、または前記校正手段での校正の有無を出力する第1の出力手段とを備える、管理装置。
  2. 前記検査手段は、
    前記電子血圧計内部の漏気を検査するための動作を行なう第1の検査手段と、
    前記接続手段で前記電子血圧計と接続された状態において前記センサの出力値の精度を検査するための動作を行なう第2の検査手段とを含み、
    前記校正手段は、前記第2の検査手段での検査結果に応じて、前記電子血圧計において前記センサの出力値を校正する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記電子血圧計は動作モードとして測定を行なうモードと検査を行なうモードとを有し、
    前記接続手段で前記電子血圧計と接続されたことを検知すると、前記電子血圧計に対して動作モードを前記検査を行なうモードに移行させる制御信号を出力する第2の出力手段をさらに備える、請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記校正手段で前記校正を行なった時に関する情報を記憶する第1の記憶手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の管理装置。
  5. 他の装置と通信を行なうための通信手段をさらに備え、
    前記第1の出力手段は、前記検査手段での検査結果、または前記校正手段での校正の有無を、前記電子血圧計を特定する情報と共に前記通信手段で前記他の装置に送信する、請求項1〜4のいずれかに記載の管理装置。
  6. 前記検査手段での検査結果を、前記電子血圧計を特定する情報と共に記憶する第2の記憶手段をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の管理装置。
  7. 前記接続手段は、前記電子血圧計と通信するための通信手段と、前記電子血圧計内部と閉空間を構成するようにエア管を接続する管接続手段とを含み、
    前記第1の検査手段は、前記管接続手段で前記電子血圧計内部と接続された状態で前記閉空間に対して所定圧を印加し、前記所定圧の時間変化に基づいて前記電子血圧計内部の漏気の有無を判断する漏気判断手段を含み、
    前記第1の出力手段は、前記漏気判断手段において、前記電子血圧計内部に漏気があると判断された場合に、その旨を示す画面を表示する、請求項2〜6のいずれかに記載の管理装置。
  8. 前記接続手段は、前記電子血圧計と通信するための通信手段と、前記電子血圧計内部と閉空間を構成するようにエア管を接続する管接続手段とを含み、
    前記第2の検査手段は、
    前記管接続手段で前記電子血圧計内部と接続された状態で前記閉空間に対して所定圧を印加し、前記電子血圧計に対して前記センサで前記閉空間の内圧を測定させるための制御信号を出力する測定制御手段と、
    前記電子血圧計から前記センサで測定された内圧を取得する取得手段と、
    前記所定圧と前記内圧との差分が許容範囲内であるか否かを判断する圧力判断手段とを含み、
    前記校正手段は、前記圧力判断手段で前記差分が前記許容範囲外と判断された場合に、前記電子血圧計に対して前記センサからのセンサ信号と前記センサの出力値との関係を変更させるための制御信号を出力する校正制御手段を含む、請求項2〜7のいずれかに記載の管理装置。
  9. 前記第1の出力手段は、前記校正手段で所定回数前記校正が行なわれた後にも前記差分が前記許容範囲外であると判断された場合に、前記センサが不良である旨を示す画面を表示する、請求項8に記載の管理装置。
  10. 空気袋の内圧変化をセンサで検出し、前記センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計と、
    前記電子血圧計と接続されて、前記電子血圧計を管理する管理装置とを含み、
    前記管理装置は、
    前記電子血圧計と接続された状態において前記電子血圧計の機器性能を検査するための動作を行なう検査手段と、
    前記検査手段での検査結果に応じて、前記電子血圧計の機器性能を校正する校正手段と、
    前記検査手段での検査結果、または前記校正手段での校正の有無を出力する出力手段とを備え、
    前記電子血圧計は、
    前記検査手段で出力される制御信号に従って前記電子血圧計を動作させる駆動手段と、
    前記動作に伴って前記センサの出力値に応じた信号を前記管理装置に送信する測定手段と、
    前記校正手段で出力される制御信号に従って、前記センサからのセンサ信号と前記センサの出力値との関係を変更させる変更手段とを備える、管理システム。
  11. 前記電子血圧計は、
    前記血圧値を測定時を特定する情報と共に記憶する第1の記憶手段と、
    前記出力手段で出力される制御信号に従って、前記校正を行なった旨を示す情報を前記校正の時を特定する情報と共に記憶する第2の記憶手段と、
    前記出力手段で出力される前記制御信号に従って、前記第1の記憶手段に記憶されている情報のうち、前記校正の直前の校正が行なわれた時から前記校正の時までの前記血圧値に対して、前記校正が行なわれる以前の測定結果である旨の情報を付加する処理を行なう処理手段とをさらに備える、請求項10に記載の管理システム。
  12. 空気袋の内圧変化をセンサで検出し、前記センサの出力値に基づいて血圧値を算出する電子血圧計と、
    前記電子血圧計と接続されて、前記電子血圧計を管理する管理装置とを含む管理システムにおける電子血圧計の管理方法であって、
    前記管理装置が、前記電子血圧計と接続されたことを検知し、前記電子血圧計と接続された状態において前記電子血圧計の機器性能を検査するための動作を行なうステップと、
    前記電子血圧計が、前記機器性能を検査するための動作を行なうステップで前記管理装置から出力される制御信号に従って前記電子血圧計を動作させるステップと、
    前記電子血圧計が、前記動作に伴って前記センサの出力値に応じた信号を前記管理装置に送信するステップと、
    前記管理装置が、前記電子血圧計から送信された前記信号および/または前記接続された状態で検出される値に基づいて前記電子血圧計の機器性能を判断するステップと、
    前記管理装置が、前記判断に応じて、前記電子血圧計の機器性能を校正するステップと、
    前記電子血圧計が、前記機器性能を校正するステップで前記管理装置から出力される制御信号に従って、前記センサからのセンサ信号と前記センサの出力値との関係を変更させるステップと、
    前記管理装置が、前記検査の結果、または前記センサの出力値の校正の有無を出力するステップとを備える、管理方法。
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