JP5200680B2 - 動力計システムの軸トルク制御方法 - Google Patents
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なお、動力計システムのうち、エンジンベンチシステムのコントローラを、μ設計法を用いて設計してシャフトの共振破壊等を防止する方法が特許文献1に記載されている。
また、シャシーダイナモメータシステムでは、機械系の共振特性以外の軸トルク検出遅れや、インバータのトルク応答遅れも存在し、より高応答で安定した制御ができない問題を有している。なお、特許文献1では、被試験体であるエンジンが変わる毎に慣性が変わる特性を有している。
前記軸トルク制御回路の軸トルク制御部をH∞制御、・設計法と呼称されるコントローラ設計手法により軸トルク制御一般化プラントモデルで作成し、
この軸トルク制御一般化プラントモデルは、インバータトルク電流指令を生成する軸トルク制御コントローラと、シャフトの捩れトルクを演算して出力する機械系モデルを有し、
この機械系モデルは、重み付けされたインバータ制御誤差と前記インバータトルク電流指令の和信号による動力計トルクを入力してシャフトの捩れトルクを算出し、
前記軸トルク制御コントローラは、前記シャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号を軸トルク検出モデルに入力して軸トルク検出信号を生成し、この軸トルク検出信号と重み付けされた軸トルク指令で求めた軸トルク制御偏差を制御コントローラに入力してインバータトルク電流指令を生成して重み付きトルク電流指令とし、
且つ前記軸トルク制御偏差に積分特性を有する重み付けをして重み付き軸トルク制御信号とすると共に、前記機械系モデルからのシャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き軸トルクとすることを特徴としたものである。
前記軸トルク制御回路の軸トルク制御部をH∞制御、・設計法と呼称されるコントローラ設計手法により軸トルク制御一般化プラントモデルで作成し、
この軸トルク制御一般化プラントモデルは、インバータトルク電流指令を生成する軸トルク制御コントローラと、シャフトの捩れトルクを演算して出力する機械系モデルを有し、
この機械系モデルは、重み付けされたインバータ制御誤差と前記インバータトルク電流指令の和信号による動力計トルクを入力してシャフトの捩れトルクを算出し、
前記軸トルク制御コントローラは、重み付けされた軸トルク指令と、前記シャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号が軸トルク検出モデルを介し求めた軸トルク検出信号を制御コントローラに入力して前記インバータトルク電流指令を算出して重み付きトルク電流指令とし、
且つ軸トルク検出信号と重み付けされた軸トルク指令から軸トルク制御偏差を求め、この軸トルク制御偏差に積分特性を有する重み付けをして重み付き軸トルク制御信号とすると共に、前記機械系モデルからのシャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き軸トルクとすることを特徴としたものである。
これにより、動力計システムにおける機械系の共振特性、軸トルク検出特性、動力計角速度特性、及びインバータ応答特性などを考慮した軸トルク制御設計が可能となり、共振特性が抑制され、高応答で安定なシャシーダイナモメータシステムの軸トルク制御が可能となる。また、上記のようにATR部を一般化プラントモデルに基づき「H∞制御」「μ設計法」にて状態方程式のパラメータを算出した回路を設計することで、シャシーダイナモメータの機械系は大きく変化しないため、被試験体である車両が代わっても継続使用が可能となるものである。
なお、「H∞制御」「μ設計法」「一般化プラント」については、例えば、劉康志著、「線形ロバスト制御」、コロナ社、2002年などにおいて、ロバスト制御の一般的な教科書で説明されている。
図1で示すATR一般化プラントモデルは、その外乱としてローラ表面駆動力w1、インバータトルク制御誤差w2、軸トルク指令w3、ローラ角速度観測ノイズw4、軸トルク観測ノイズw5、及び動力計角速度観測ノイズw6が入力され、制御量としてz1〜z5が出力される。30はATRコントローラで、観測量c-in1、c-in2、及びc-in3が入力される。ATRコントローラ30では軸トルク制御のための状態方程式のパラメータを設定し、ゲインが小さくなるようアルゴリズムに基づいてパラメータを決定するための所定の演算を実行し、動力計のトルク指令c-outを生成する。ここで、c-in1はローラ角速度検出、 c-in2は軸トルク制御偏差、c-in3は動力計角速度検出である。また、一般化プラントモデルでは、制御量としてz1〜z5が生成される。
8は第1のエンコーダ特性モデルで、機械系モデル40で算出されたローラ角速度と、手段4で重み付けられたローラ角速度観測ノイズとの和(加算部14で)が入力されてローラ角速度を検出する。この信号はローラ角速度検出c-in1の観測量としてATRコントローラ30に入力される。また、加算部14でのローラ角速度検出信号は手段24に出力されて重み付けされ、ある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付きローラ角速度信号z5にされる。
また、加算部11で求められた軸トルク観測誤差信号は、手段21に入力されて重み付けされ、ある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付き軸トルク信号z2となる。
10は動力計角速度を検出する第2のエンコーダ特性モデルで、機械系モデル40からの動力計角速度J2.wと、手段6で重み付けされた動力計角速度観測誤差との和信号(加算部15にて)に基づいてエンコーダ特性信号を生成し、この信号は動力計角速度c-in3の観測量としてATRコントローラ30に入力される。また、加算部15での和信号は手段23で重み付けされ、ある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付き動力計角速度信号z4となる。
同図において、41はローラ慣性モーメント要素で、その出力はローラ角速度J1.wとして一般化プラントへ出力すると共に、減算手段46に出力する。42はばね剛性要素で、減算手段46により演算された動力計角速度とローラ角速度の差信号が入力されてシャフト捩れトルクK12.T信号として一般化プラントへ出力すると共に、加算手段44と減算手段45に出力する。加算手段44では、ローラ表面にかかる車両駆動力によるローラの回転モーメントJ1.Tとシャフト捩れトルクK12.Tが加算されてローラ慣性モーメント要素41に入力する。また、減算手段45では、入力された動力計トルク信号J2.Tとシャフト捩れトルクK12.Tの差信号が求められて動力計慣性モーメント要素43に出力され、この動力計慣性モーメント要素43において動力計角速度J2.wを演算して一般化プラントへ出力すると共に、減算手段46に出力する。
これにより、動力計システムにおける機械系の共振特性、軸トルク検出特性、ローラ角速度特性、動力計角速度特性、及びインバータ応答特性などを考慮した軸トルク制御設計が可能となり、共振特性が抑制され、高応答で安定なシャシーダイナモメータシステムの軸トルク制御が可能となる。また、上記のようにATR部を一般化プラントモデルに基づき「H∞制御」「μ設計法」にて状態方程式のパラメータを算出した回路を設計することで、シャシーダイナモメータの機械系は大きく変化しないため、被試験体である車両が代わっても継続使用が可能となるものである。
この実施例はローラ角速度が検出できない場合に特に有効なもので、図1との相違点は、外乱であるw4と観測量のc-in1が省略される。これに伴って、手段4、第1のエンコーダ特性モデル8、加算部14がなくなると共に、手段24には機械系モデル40のローラ角速度J1.wが入力されて重み付けされ、ある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付きローラ角速度信号z5として出力される。
したがって、この実施例でのATRコントローラ30aは、入力された観測量 c-in2、c-in3に基づき軸トルク制御のための状態方程式のパラメータを設定し、ゲインが小さくなるようアルゴリズムに基づいてパラメータを決定するための所定の演算を実行し、演算された動力計トルク指令c-outを生成する。
この実施例は動力計角速度が検出できない場合に特に有効なもので、図1との相違点は、外乱であるw6と観測量のc-in3が省略される。これに伴って、手段6、第2のエンコーダ特性モデル10、加算部15がなくなると共に、手段23には機械系モデル40のローラ角速度J2.wが入力されて重み付けされ、ある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付き動力計角速度信号z4として出力される。
したがって、この実施例でのATRコントローラ30bは、入力された観測量 c-in1、c-in2に基づき軸トルク制御のための状態方程式のパラメータを設定し、ゲインが小さくなるようアルゴリズムに基づいてパラメータを決定するための所定の演算を実行し、演算された動力計トルク指令c-outが生成される。
この実施例はローラ角速度と動力計角速度が検出できない場合に特に有効なもので、図1との相違点は、外乱であるw4とw6と観測量のc-in1、c-in3が省略される。これに伴って、手段4と6、第1、第2のエンコーダ特性モデル8、10、加算部14、15がなくなると共に、手段23には機械系モデル40の動力計角速度J2.wが入力されて重み付けされ、また、手段24には機械系モデル40のローラ角速度J2.wが入力されて重み付けされ、それぞれはある定数、または、高域でゲインが高くなるような特性にされて、重み付きの動力計角速度信号z4、ローラ角速度信号z5として出力される。
したがって、この実施例でのATRコントローラ30cは、入力された観測量 c-in2のみに基づき軸トルク制御のための状態方程式のパラメータを設定し、ゲインが小さくなるようアルゴリズムに基づいてパラメータを決定するための所定の演算を実行し、演算された動力計トルク指令c-outが生成される。
この実施例も、図8の実施例4と同様に軸トルクのみを検出する場合の実施例で、図8との相違点は、外乱であるローラ表面駆動力w1も省いた場合である。これに伴い、機械系モデル40aは、図11で示すような伝達関数を有する動力計の機械特性となり、入力はJ2.Tの動力計トルク、出力はK12.Tのシャフト捩れトルクのみとなる。なお、このATRをシャシーダイナモメータシステムの軸トルク制御回路に適用する場合は、図9と同様の回路となる。他は図8と同様である。
図13は図12に基づいて設計されたATRをシャシーダイナモメータシステムの軸トルク制御回路に適用した場合で、ローラ角速度検出w.roller.detがin1、軸トルク指令SH.Trefがin4、動力計角速度検出w.dy.detがin3、及びが軸トルク検出SH.Tdetがin5として軸トルク制御回路に入力される。他は図1と同様である。
観測量c-in1がなくなる。したがって、ATRコントローラ30eでは、入力された観測量c-in3, c-in4,及びc-in5に基づき軸トルク制御のための状態方程式のパラメータを設定し、ゲインが小さくなるようアルゴリズムに基づいてパラメータを決定するための所定の演算を実行して動力計トルク指令c-outを生成する。
また、機械系モデル40のローラ角速度は手段24に出力されて重み付けされて重み付きローラ角速度z5として出力される。
また、機械系モデル40の動力計角速度J2.wは手段23に出力されて重み付けされ、重み付き動力計角速度z4として出力される。
また、機械系モデル40からの動力計角速度J2.wは手段23に出力されて重み付けされ、ローラ角速度J1.wは手段24に出力されてそれぞれは重み付き動力計角速度z4、重み付きローラ角速度z5として出力される。
IV…インバータ
TC…軸トルク制御回路
R…ローラ
EC(EC1,EC2)…エンコーダ
TM…トルクメータ
7… インバータ特性モデル部
9… 軸トルクメータ特性モデル部
8… 第1のエンコーダ特性モデル部
10… 第2のエンコーダ特性モデル部
30…ATRコントローラ
40…機械系モデル
Claims (10)
- ローラをシャフトにて連結した動力計を設け、動力計とローラの回転数、及び軸トルクの各検出信号を軸トルク制御回路に入力してトルク電流指令を生成し、このトルク電流指令に基づきインバータを介して動力計を制御する動力計システムであって、各検出信号を軸トルク制御回路に入力してトルク電流指令を生成するものにおいて、
前記軸トルク制御回路の軸トルク制御部をH∞制御、μ設計法と呼称されるコントローラ設計手法により軸トルク制御一般化プラントモデルで作成し、
この軸トルク制御一般化プラントモデルは、インバータトルク電流指令を生成する軸トルク制御コントローラと、シャフトの捩れトルクを演算して出力する機械系モデルを有し、
この機械系モデルは、重み付けされたインバータ制御誤差と前記インバータトルク電流指令の和信号による動力計トルクを入力してシャフトの捩れトルクを算出し、
前記軸トルク制御コントローラは、前記シャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号を軸トルク検出モデルに入力して軸トルク検出信号を生成し、この軸トルク検出信号と重み付けされた軸トルク指令で求めた軸トルク制御偏差を制御コントローラに入力してインバータトルク電流指令を生成して重み付きトルク電流指令とし、
且つ前記軸トルク制御偏差に積分特性を有する重み付けをして重み付き軸トルク制御信号とすると共に、前記機械系モデルからのシャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き軸トルクとすることを特徴とした動力計システムの軸トルク制御方法。 - 前記機械系モデルは、重み付けされたローラ表面駆動力と前記動力計トルクを入力し、ローラ角速度、動力計角速度、及び前記シャフトの捩れトルクを算出することを特徴とした請求項1記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからのローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号を第1のエンコーダ特性モデルに入力してローラ角速度検出を生成して前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記ローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付きローラ角速度としたことを特徴とした請求項2記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからの動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号を第2のエンコーダ特性モデルに入力して動力計角速度検出を求めて前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き動力計角速度としたことを特徴とした請求項2記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからの動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号を第2のエンコーダ特性モデルに入力して動力計角速度検出を生成して前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記機械系モデルからのローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号を第1のエンコーダ特性モデルに入力してローラ角速度検出を生成して前記軸トルク制御コントローラに入力し、前記動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き動力計角速度とし、前記ローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付きローラ角速度としたことを特徴とした請求項2記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- ローラをシャフトにて連結した動力計を設け、動力計とローラの回転数、及び軸トルクの各検出信号を軸トルク制御回路に入力してトルク電流指令を生成し、このトルク電流指令に基づきインバータを介して動力計を制御する動力計システムであって、各検出信号を軸トルク制御回路に入力してトルク電流指令を生成するものにおいて、
前記軸トルク制御回路の軸トルク制御部をH∞制御、μ設計法と呼称されるコントローラ設計手法により軸トルク制御一般化プラントモデルで作成し、
この軸トルク制御一般化プラントモデルは、インバータトルク電流指令を生成する軸トルク制御コントローラと、シャフトの捩れトルクを演算して出力する機械系モデルを有し、
この機械系モデルは、重み付けされたインバータ制御誤差と前記インバータトルク電流指令の和信号による動力計トルクを入力してシャフトの捩れトルクを算出し、
前記軸トルク制御コントローラは、重み付けされた軸トルク指令と、前記シャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号が軸トルク検出モデルを介し求めた軸トルク検出信号を制御コントローラに入力して前記インバータトルク電流指令を算出して重み付きトルク電流指令とし、
且つ軸トルク検出信号と重み付けされた軸トルク指令から軸トルク制御偏差を求め、この軸トルク制御偏差に積分特性を有する重み付けをして重み付き軸トルク制御信号とすると共に、前記機械系モデルからのシャフトの捩れトルクと重み付けされた軸トルク観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き軸トルクとすることを特徴とした動力計システムの軸トルク制御方法。 - 前記機械系モデルは、重み付けされたローラ表面駆動力と前記動力計トルクを入力し、ローラ角速度、動力計角速度、及び前記シャフトの捩れトルクを算出することを特徴とした請求項6記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからのローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号を第1のエンコーダ特性モデルに入力してローラ角速度検出を求めて前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記ローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付きローラ角速度としたことを特徴とした請求項7記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからの動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号を第2のエンコーダ特性モデルに入力して動力計角速度検出を求めて前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き動力計角速度としたことを特徴とした請求項7記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
- 前記機械系モデルからの動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号を第2のエンコーダ特性モデルに入力して動力計角速度検出を生成して前記軸トルク制御コントローラに入力すると共に、前記機械系モデルからのローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号を第1のエンコーダ特性モデルに入力してローラ角速度検出を求めて前記軸トルク制御コントローラに入力し、前記動力計角速度と重み付けされた動力計角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付き動力計角速度とし、前記ローラ角速度と重み付けされたローラ角速度観測ノイズの和信号に重み付けをして重み付きローラ角速度としたことを特徴とした請求項7記載の動力計システムの軸トルク制御方法。
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