JP5200673B2 - 電子部品搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造に関する。
金属板からなるバスバーに電子部品を直接はんだ付けする技術が開発されている。バスバーは金属からなるため放熱能力が高いというメリットがあるものの、プリント配線基板のようにランドパターンが存在しないため、はんだ流れが生じやすいというデメリットがある。
例えば図17(A)に示すごとく、半導体素子等を封止した樹脂封止体94と、その樹脂封止体94の下面に設けられた電極95と、樹脂封止体94の側面から突出形成された端子96,97とを有する電子部品93を、バスバー92a〜92cの上面に、はんだ98を用いて接続する場合において、以下のような不具合を生じ得る。はんだ付けをするために、これらに熱処理(リフロー)を施すと、熱処理中にバスバー92が傾斜していたり、振動が加わったりした場合、バスバーの表面粗さ、電子部品の熱容量の違いによるはんだ溶融時期のズレによるはんだ張力の不釣合い等に、図17(B)に示すごとく、はんだ流れが生じ、電子部品93が図の矢印方向に移動してしまうという問題がある。
この結果、図17(C)、図17(D)に示すごとく、電子部品93が接続予定位置から位置ずれしてしまい、接続信頼性が低下する。
この問題を解決するために、治具を使って電子部品93を固定し、その後リフローをしたり、はんだ流れを防止する凸部をバスバーに形成したりする方法がある(特許文献1〜4)。例えば下記特許文献1には、IC等を絶縁性樹脂で封止する工程において、凹部に絶縁性樹脂を充填して硬化させ、これを利用してはんだ流れを防止する電極端子構造が開示されている。
特開2004−63679号公報 特開平11−18935号公報 特開平06−163729号公報 特開昭56−50598号公報
しかしこの方法を採用すると、治具で固定するための工程が余分に必要になったり、バスバーに凸部を形成する必要があったりするため、製造コストが高くなる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、はんだ流れに伴う電子部品の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品をバスバーに良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造を提供しようとするものである。
第1の発明は、金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
上記副バスバーは、上記突出端子が接続される副搭載部と、該副搭載部に延設される副配線部とを有し、
上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から互いに異なる方向に延出するように配置され
上記主バスバーには、外側から切り込んだ切込部が、上記電子部品の上記放熱板の少なくとも1辺の一部に対向する位置に形成されており、
上記切込部は、上記主バスバーの板厚方向に貫通していることを特徴とする電子部品搭載構造にある。(請求項1)。
次に、第1の発明の作用効果につき説明する。
上記第1の発明によると、複数の副バスバーは、それぞれの副配線部が、副搭載部から互いに異なる方向に延出するように配置されている。そのため、はんだ接続のための熱処理(リフロー)に伴って、副搭載部と突出端子とを接続するはんだが流れ始めた場合でも、その方向が複数の副バスバーの間で異なるため、これに伴う突出端子の移動は大きくならない。これにより、はんだ流れによる電子部品の移動を阻止でき、突出端子と副バスバーとの電気的接続を良好にすることが可能となる。
仮に、複数の副バスバーを、それぞれの副配線部が、副搭載部から同一方向に延出するように配置したとすると、副配線部の延出方向へはんだが流れたときに、これに伴って複数の突出端子が引っ張られ、電子部品が当初の接続予定位置から移動してしまうことがある。しかし第1の発明では、このような問題を防止できる。
また、第1の発明では、治具を使ったり、はんだ流れを防止するための凸部等を副バスバーに形成したりする必要がないため、電子部品搭載構造を低コストで製造することが可能である。
以上のごとく、第1の発明によれば、はんだ流れに伴う電子部品の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品をバスバーに良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造を提供することができる。
また、第2の発明は、金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
上記副バスバーは、上記突出端子が接続される副搭載部と、該副搭載部に延設される副配線部とを有し、
上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から互いに異なる方向に延出するように配置され、
上記主バスバーと上記副バスバーとの少なくとも一方は、その外周の少なくとも一部に、バスバー主面の電子部品搭載側に突出した側壁部を有することを特徴とする電子部品搭載構造にある(請求項2)。
また、第の発明は、金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された四角形状の放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
上記主バスバーは、上記放熱板の外形の4辺のうちの少なくとも3辺のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁を有し、
上記主バスバーには、外側から切り込んだ切込部が、上記電子部品の上記放熱板の少なくとも1辺の一部に対向する位置に形成されており、
上記切込部は、上記主バスバーの板厚方向に貫通していることを特徴とする電子部品搭載構造にある(請求項)。
の発明につき作用効果を説明する。
の発明によれば、主バスバーは、上記放熱板の外形の4辺のうちの少なくとも3辺のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁を有する。そのため、はんだ接続のための熱処理等に伴って、主バスバーと放熱板とを接続するはんだが流れ始めた場合でも、上記外縁から先にはんだが進まない。そのため、放熱板の4辺の少なくとも3辺は主バスバーの外縁によってその動きが規制される。これにより、はんだ流れによる電子部品の移動を阻止でき、良好な電気的接続を確保することが可能となる。
また、第の発明では、治具を使ったり、はんだ流れを防止するための凸部等を主バスバーに形成したりする必要がないため、電子部品搭載構造を安価に製造することが可能である。
以上のごとく、第の発明によれば、はんだ流れに伴う電子部品の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品をバスバーに良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造を提供することができる。
上述した各発明における好ましい実施の形態につき説明する。
記電子部品搭載構造は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車の動力源である交流モータを駆動するためのモータ駆動回路(インバータ回路)に用いることができる。上記モータ駆動回路を構成する電子部品としては、例えばパワーMOSがある。
また、主バスバーおよび副バスバーとして、銅の板材をプレス打ち抜き形成したものを用いることができる。電子部品の放熱板は、放熱専用のものとしてもよく、また、放熱板と電極とを兼ねたものとしてもよい。
また、上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から、互いに90°以上異なる方向に延出するように配置されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、副搭載部と突出端子とを接続するはんだが熱処理等に伴って流れ始めた場合に、はんだの流れる方向が大きく異なるため、突出端子の移動を抑制する効果が大きい。これにより、はんだ流れに伴う電子部品の移動を一層、防止しやすくなる。
また、上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から、互いに逆向きに延出するように配置されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、副搭載部と突出端子とを接続するはんだが熱処理等に伴って流れ始めた場合に、はんだの流れる方向が逆になるため、より効果的に突出端子の移動を抑制することができる。これにより、はんだ流れに伴う電子部品の移動を、更に防止しやすくなる。
また、複数の上記突出端子は、上記電子部品の本体部から各々同一方向に突出するように形成され、同一方向に突出した複数の上記突出端子をそれぞれ接続する複数の上記副バスバーのうち少なくとも一つの副バスバーは、上記副配線部の延出方向が、接続された上記突出端子に対して直交するように配置されていてもよい(請求項)。
この場合には、副搭載部と突出端子とを接続するはんだが熱処理等に伴って流れ始めた場合でも、突出端子の移動を抑制する効果が大きい。これにより、はんだ流れに伴う電子部品の移動を一層、防止しやすくなる。
また、2本の上記突出端子が、上記電子部品の本体部から各々同一方向に突出形成され、上記2本の突出端子に各々接続される2本の上記副バスバーは、上記副搭載部からの上記副配線部の延出方向が上記突出端子の突出方向に対して各々直交していることが好ましい(請求項)。
この場合には、副搭載部と突出端子とを接続するはんだが熱処理等に伴って流れ始めた場合に、はんだの流れる方向が逆になるため、より効果的に突出端子の移動を抑制することができる。これにより、電子部品の移動を一層、防止しやすくなる。
また、上記電子部品の上記放熱板は、四角形状を有し、上記主バスバーは、上記放熱板の外形の4辺のうちの少なくとも3辺のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁を有することが好ましい(請求項)。
この場合には、放熱板の4辺のうち少なくとも3辺が、主バスバーの外縁によって囲まれているため、はんだが熱処理等で流れ始めた場合でも、放熱板の移動を抑制する効果が大きい。これにより、はんだ流れに伴う電子部品の移動を抑制できる。
また、上記第1及び第3の発明においては、上記主バスバーには、外側から切り込んだ切込部が、上記電子部品の上記放熱板の少なくとも1辺の一部に対向する位置に形成されている
そのため、主バスバーに形成した切込部により、はんだ流れが生じた場合でも、放熱板の移動を阻止でき、電子部品の移動を防止しやすくなる。
また、上記切込部は、上記電子部品の上記放熱板における対向する2辺の少なくとも一部に各々対向する位置に形成されていることが好ましい(請求項10)。
この場合には、少なくとも2箇所に切込部が形成されるため、はんだ流れが生じた場合でも、2箇所の切込部によって放熱板の移動を阻止でき、電子部品の移動を防止しやすくなる。
また、上記第2の発明においては、上記主バスバーと上記副バスバーとの少なくとも一方は、その外周の少なくとも一部に、バスバー主面の電子部品搭載側に突出した側壁部を有する
そのため、側壁部がはんだ流れを防止するストッパーとなるため、突出端子や放熱板の移動を抑制しやすくなる。そのため、電子部品の移動を特に防止しやすい。
また、上記側壁部は、上記主バスバー及び上記副バスバーをプレス打ち抜き加工によって形成する際に発生するバリからなることが好ましい(請求項)。
この場合には、主バスバー及び副バスバーを製造する工程(金属板のプレス打ち抜き加工)によって同時に発生するバリを、はんだ流れ防止用のストッパーとして利用することができる。また、バリを除去する工程を省略できるため、製造コストを抑制できる効果もある。
参考例1)
本例にかかる電子部品搭載構造につき、図1,図2を用いて説明する。
本例の電子部品搭載構造1は、図1に示すごとく、金属板からなるバスバー2に電子部品3を実装している。このバスバー2は、主バスバー21と、複数の副バスバー22,23とから構成されている。電子部品3は、部品本体部31と、その部品本体部31における主バスバー21に対向する対向面に形成された放熱板32と、部品本体部31から突出した複数の突出端子33,34とを有する。放熱板32は主バスバー21の主面にはんだ4を介して接続され、複数の突出端子33,34は、複数の副バスバー22,23の主面にはんだ4を介して各々接続されている。また、副バスバー22,23は、突出端子33,34が接続される副搭載部26,27と、その副搭載部26,27に延設される副配線部28,29とを有する。そして複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から互いに異なる方向に延出するように配置されている。
本例の電子部品搭載構造1は、図1に示すごとく、バスバー2に電子部品3を実装している。バスバー2は金属板からなるもので、主バスバー21と、副バスバー22,23とから構成される。
電子部品3は、図1,図2に示すごとく、絶縁封止部材によって、半導体素子38を内部に封止してなる部品本体部31と、主バスバー21に対向する面に形成された放熱板32と、部品本体部31から突出形成された突出端子33,34とを備える。
半導体素子38は、ワイヤ300によって突出端子33,34に各々接続されている。また、半導体素子38は、放熱性もしくは導電性を有する接続材(はんだ、ペースト(Ag、Cu等)、接着剤等)39によって、放熱板32に接続されている。放熱板32は、放熱性を高める目的のためだけに使用される場合もあるが、半導体素子38の端子としても使用される場合もある。本例では、半導体素子38としてパワーMOSを使用しており、ドレインは放熱板32に接続され、ソース及びゲートは突出端子33,34に各々接続されている。
一方、図2に示すごとく、突出端子33,34は、部品本体部31から突出する突部33a,34aと、副バスバー22,23へ向けて湾曲する湾曲部33b,34bと、その湾曲部33b,34bの先端に形成され、部品本体部31から遠ざかる方向へ突出する先端突部33c,34cとから構成される。先端突部33c,34cの下面は、副バスバー22,23へはんだ接続するための接続面33d,34dとされている。なお、先端部33b,34bは、部品本体部31へ近づく方向に突出していても良い。
放熱板32は、主バスバー21の主面24に、はんだ4を介して接続されている。また、突出端子33,34は、副バスバー22,23の主面25に、はんだ4を介して接続されている。
図1に示すごとく、副バスバー22,23は、突出端子33,34が接続される副搭載部26,27と、その副搭載部26,27に延設される副配線部28,29とを有する。
そして、図1に示すごとく、複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から互いに異なる方向に延出するように配置されている。
図1、図2に示すごとく、副搭載部26,27は、突出端子33,34の先端突部33c,34cよりも大きく形成されている。副搭載部26の端縁26aおよび側縁26b,26cは、先端突部33cの近傍に位置している。また、副搭載部27の端縁27aおよび側縁27b,27cは、先端突部34cの近傍に位置している。図2(A)に示すごとく、先端突部33c,34cの突出方向長さaと、副搭載部26,27の幅bとの関係は、例えば、d=0.75mm、バスバーの厚さを0.8mmとした場合、0<b−a≦1.7mmとすることが好ましい。また、図2(B)に示すごとく、先端突部33cの側縁33fから副搭載部26の端縁26aまでの距離cは、c≦0.7mmとすることが好ましい。
また、図1に示すごとく、複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から、互いに逆向きに延出するように配置されている。
また、図1に示すごとく、複数の突出端子33,34が、電子部品3の部品本体部31から各々同一方向に突出するように形成され、同一方向に突出した複数の突出端子33,34をそれぞれ接続する複数の副バスバー22,23のうち少なくとも一つの副バスバー22は、副配線部28の延出方向が、接続された突出端子33に対して直交するように配置されている。
また、図1に示すごとく、2本の突出端子33,34が、電子部品3の部品本体部31から各々同一方向に突出するように形成され、2本の突出端子33,34に各々接続される2本の副バスバー22,23は、副搭載部26,27からの副配線部28,29の延出方向が、突出端子33,34の突出方向に対して各々直交している。
次に、本例の作用効果につき説明する。
はんだ接続工程で、熱処理(リフロー)を施した場合、電子部品搭載構造1が傾いていたり、振動が加わったり、バスバーの表面粗さ、電子部品の熱容量の違いによるはんだ溶融時期のズレによるはんだ張力の不釣合いがあったりすると、はんだ流れが起きることがある。しかし本例では、複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から互いに異なる方向に延出するように配置されている。そのため、副搭載部26,27と突出端子33,34とを接続するはんだ4が流れ始めた場合に、その流れる方向が複数の副バスバー22,23の間で異なるため、これに伴う突出端子33,34の移動は大きくならない。これにより、はんだ流れによる電子部品3の移動を阻止でき、突出端子33,34と副バスバー22,23との電気的接続を良好にすることが可能となる。
すなわち、図1に示すごとく、副搭載部27においては矢印Dの方向にのみはんだ4が流れ得る。また、副搭載部26においては矢印Cの方向にのみはんだ4が流れ得る。その結果、互いに拘束された突出端子33,34は、はんだ4の流れに伴う移動を阻止される。そのため、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしなくなり、突出端子33,34と副バスバー22,23との電気的接続を良好にすることが可能となる。
また、本例では、はんだ付け工程において、治具を使ったり、はんだ流れを防止するための凸部等を副バスバー22,23に形成したりする必要がないため、電子部品搭載構造1を低コストで製造することが可能である。
一方、図1に示すごとく、複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から、互いに180°すなわち90°以上異なる方向に延出するように配置されている。この構成によると、副搭載部26,27と突出端子33,34とを接続するはんだ4が熱処理等に伴って流れ始めた場合に、はんだ4の流れる方向が大きく異なるため、突出端子33,34の移動を抑制する効果が大きい。
また、図1に示すごとく、複数の副バスバー22,23は、それぞれの副配線部28,29が、副搭載部26,27から、互いに逆向きに延出するように配置されている。そのため、副搭載部26,27と突出端子33,34とを接続するはんだ4が熱処理等に伴って流れ始めた場合に、はんだ4の流れる方向が逆になるため、より効果的に突出端子の移動を抑制することができる。これにより、はんだ流れに伴う電子部品3の移動を防止しやすくなり、副バスバー22,23と突出端子33,34との電気的接続を良好にすることができる。
また、図1に示すごとく、同一方向に突出した複数の突出端子33,34をそれぞれ接続する複数の副バスバー22,23のうち少なくとも一つの副バスバー22,23は、副配線部28,29の延出方向が、接続された突出端子33,34に対して直交するように配置されている。そのため、はんだ4が流れ始めた場合、突出端子33,34の移動を抑制する効果が大きい。これにより、はんだ流れに伴う電子部品3の移動を防止しやすくなり、副バスバー22,23と突出端子33,34との電気的接続を良好にすることができる。
また、図1に示すごとく、2本の突出端子33,34が、電子部品3の部品本体部31から各々同一方向に突出形成され、2本の突出端子33,34に各々接続される2本の副バスバー22,23は、副搭載部26,27からの副配線部28,29の延出方向が突出端子33,34の突出方向に対して各々直交している。この構成によると、はんだ4の流れる方向が逆になるため、より効果的に突出端子33,34の移動を抑制することができる。これにより、はんだ流れに伴う電子部品3の移動を防止しやすくなり、副バスバー22,23と突出端子33,34との電気的接続を良好にすることができる。
また、図1に示すごとく、放熱板32を金属製の主バスバー21の主面に接続しているため、電子部品3の放熱性が高いという効果もある。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れに伴う電子部品3の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
参考例2)
本例は、図3および図4に示すごとく、副バスバー22,23の形状および配置方向を変えた例である。図3では、一方の副バスバー23は、副配線部29が突出端子34の突出方向と同一方向を向くように配置されている。また、他方の副バスバー22は、突出端子33に対して副配線部28が直交するように配置されている。
図4では、副バスバー22,23は、副配線部28,29が、突出端子33,34に対して各々135°の角度で交差するように配置されている。
また、図3および図4に示すごとく、各々の副バスバー22,23は、副配線部28,29が各々90°以上異なる方向に延出するように配置されている。また、図3に示すごとく、複数の副バスバー22,23のうち少なくとも一つの副バスバー22は、副配線部28,29の延出方向が、接続された突出端子33,34に対して直交するように配置されている。
その他の構成は参考例1と同様である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
図3に示すごとく、一方の副バスバー23は、副配線部29が突出端子34の突出方向と同一方向を向くように配置されている。この構成によると、副搭載部27においては矢印Aの方向にのみはんだ4が流れ得る。また、副搭載部26においては矢印Cの方向にのみはんだ4が流れ得る。その結果、互いに拘束された突出端子33,34は、はんだ4の流れに伴う移動を阻止される。そのため、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしなくなり、突出端子33,34と副バスバー22,23との電気的接続を良好にすることが可能となる。
図4に示すごとく、副バスバー22,23は、副配線部28,29が、突出端子33,34に対して各々135°の角度で交差するように配置されている。この構成によると、副搭載部27においては矢印Eの方向にのみはんだ4が流れ得る。また、副搭載部26においては矢印Fの方向にのみはんだ4が流れ得る。その結果、互いに拘束された突出端子33,34は、はんだ4の流れに伴う移動を阻止される。そのため、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしなくなり、突出端子33,34と副バスバー22,23との電気的接続を良好にすることが可能となる。
また、図3および図4に示すごとく、各々の副バスバー22,23は、副配線部28,29が各々90°以上異なる方向に延出するように配置されている。また、図3に示すごとく、複数の副バスバー22,23のうち少なくとも一つの副バスバー22は、副配線部28,29の延出方向が、接続された突出端子33,34に対して直交するように配置されている。これらにより、参考例1と同様の効果が得られる。
その他、参考例1と同様の効果を有する。
参考例3)
本例は、図5に示すごとく、バスバー2は、主バスバー21と、複数の副バスバー22,23とから構成した例である。電子部品3は、部品本体部31と、部品本体部31における主バスバー21に対向する対向面に形成された四角形状の放熱板32と、部品本体部31から突出した複数の突出端子33,34とを有している。また、放熱板32は主バスバー21の主面にはんだ4(図示せず)を介して接続されている。複数の突出端子33,34は、複数の副バスバー22,23の主面にはんだ4(図示せず)を介して各々接続されている。そして、主バスバー21は、放熱板32の外形の4辺(311〜314)のうちの少なくとも3辺(311〜313)のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁201〜203を有する。
また、主バスバー21の電子部品搭載領域320は、放熱板32よりも大きな外縁形状を有している。
また、図6に示すごとく、電子部品搭載領域320の、対向する2辺201,203の間隔gと、放熱板32の長さfの関係は、例えば、バスバーの厚さを0.8mmとした場合、0<g−f≦0.5mmとすることが好ましい。また、放熱板32の長さhと、電子部品搭載領域320の長さiの関係は、0<i−h≦0.5mmとすることが好ましい。
その他、参考例1と同様の構成を有する。
本例の作用効果につき説明する。
図5に示すごとく、主バスバー21は、放熱板32の外形の4辺(311〜314)のうちの少なくとも3辺(311〜313)のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁201〜203を有する。この構成によると、はんだ接続のための熱処理等に伴って、主バスバー21と放熱板32とを接続するはんだ4が流れ始めた場合でも、上記外縁201〜203から先にはんだ4が進まない。そのため、放熱板の4辺(311〜314)の少なくとも3辺(311〜313)は主バスバーの外縁によってその動きが規制される。これにより、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしなくなり、電子部品3とバスバー2との電気的接続を良好にすることが可能となる。
その他、参考例1と同様の効果を有する。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れに伴う電子部品3の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
参考例4)
本例では、図7、図8に示すごとく、副バスバー22,23の形状および配置方向を変えている。図7では、副配線部28,29が突出端子33,34に対して各々直交するように、2本の副バスバー22,23が配置されている。図8では、一方の副バスバー23は、副配線部29が突出端子34と同一方向に延出するように配置されている。また、他方の副バスバー22は、副配線部28が突出端子33と直交するように、配置されている。
その他の構成は図5と同じである。
本例の作用効果につき説明する。
図7、図8に示すごとく、複数の副配線部28,29が各々異なる方向を向いているため、副搭載部26,27において、はんだ4が流れた場合でも、突出端子33,34の移動が阻止される。これにより、主バスバーの3辺(201〜203)によって放熱板32の移動を規制する効果と、突出端子33,34の移動を規制する効果とが相乗的に発揮され、高い電子部品移動阻止効果を備えた電子部品搭載構造1となる。
その他、参考例1と同様の効果を有する。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れに伴う電子部品3の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
参考例5)
本例は、図9〜図11に示すごとく、主バスバー21は、放熱板32の外形の4辺(311〜314)のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁201〜204を有する例である。主バスバー21の電子部品搭載領域320は、放熱板32よりも大きな外縁形状を有している。
図9に示す電子部品搭載構造1は、副配線部28,29が突出端子33,34と同一方向に延出するように、2本の副バスバー22,23が配置されている。
図10、図11は、副バスバー22,23の形状および配置方向を変えた例である。図10では、副配線部28,29が突出端子33,34に対して各々直交するように、2本の副バスバー22,23が配置されている。図11では、一方の副バスバー23は、副配線部29が突出端子34と同一方向に延出するように配置されている。また、他方の副バスバー22は、副配線部28が突出端子33と直交するように配置されている。
本例の作用効果につき説明する。
図9に示すごとく、主バスバー21は、放熱板32の外形の4辺(311〜314)のうちの全ての辺311〜314のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁201〜204を有する。この構成によると、放熱板32におけるはんだ4は矢印A〜Dの、どの方向にも移動が阻止される。そのため、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしなくなり、電子部品3と主バスバー21との電気的接続を良好にすることが可能となる。
また、図10、図11に示すごとく、複数の副配線部28,29が各々異なる方向を向いているため、副搭載部26,27において、はんだ4が流れた場合でも、突出端子33,34の移動が阻止される。これにより、主バスバーの4辺(201〜204)によって放熱板32の移動を規制する効果と、突出端子33,34の移動を規制する効果とが相乗的に発揮され、高い電子部品移動阻止効果を備えた電子部品搭載構造1となる。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れに伴う電子部品3の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
(実施例
本例では、図12〜図15に示すごとく、主バスバー21には、外側から切り込んだ切込部5が、電子部品3の放熱板32の少なくとも1辺(311,313)の一部(301〜304)に対向する位置に形成されている。
図12に示す電子部品搭載構造1は、主バスバー21に4箇所の切込部5が形成され、その切込部5の側縁51〜54は、放熱板32の2辺(311,313)に略平行になっている。そして、放熱板32の2辺(311,313)の一部(301〜304)に対向する位置に、切込部5の側縁51〜54が位置している。また、主バスバー21の電子部品搭載領域320は、放熱板32よりも大きな外縁形状を有している。
図13は、切込部5の形状および大きさを変更した例である。図示するごとく、主バスバー21に2箇所の切込部5が形成されている。そして、放熱板32の2辺(311,313)の一部(301,303)に対向する位置に、切込部5の側縁51,52が位置している。側縁51,52は、放熱板32の2辺(311,313)に対し略平行とされている。側縁51,52の長さは、側面305,306間の間隔の略半分となっている。また、一方の切込部5は側面305側に形成され、他方の切込部5は側面306側に形成されている。
図14は、切込部5の形状を変えた例である。図示するごとく、主バスバー21に4箇所の切込部5が形成されている。切込部5は、その側縁51〜54が、放熱板32の2辺(311,313)に対し各々傾斜する形状に切り込まれている。
図15は、副バスバー22,23の配置方向を変えた例である。図示するごとく、副配線部28,29が、突出端子33,34に対して各々直交するように、2本の副バスバー22,23が配置されている。
その他、参考例1と同様の構成を有する。
本例の作用効果につき説明する。
図12に示すごとく、主バスバー21には、外側から切り込んだ切込部5が、電子部品3の放熱板32の少なくとも1辺(311,313)の一部(301〜304)に対向する位置に形成されている。この構成によると、矢印A〜Dのいずれの方向へも、放熱板32の移動が阻止される。これにより、電子部品3が接続予定位置から大きく位置ずれしにくくなり、電子部品3とバスバー2との電気的接続を良好にすることができる。
図13〜図15の例においても、図12と同様の作用によりはんだ流れが防止される。これにより、電子部品3の位置ずれを防止でき、電子部品3とバスバー2との電気的接続を良好にすることが可能となる。
また、図15に示すごとく、副配線部28,29が互いに異なる方向を向いている。この構成にすると、副搭載部26,27においても突出端子33,34の移動が阻止される。その結果、切込部5により放熱板の移動を阻止する効果と、突出端子33,34の移動を阻止する効果が相乗的に発揮され、高い電子部品移動阻止効果を備えた電子部品搭載構造1となる。
その他、参考例1と同様の作用効果を有する。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れに伴う電子部品3の位置ずれを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
(実施例
本例は、図16に示すごとく、主バスバー21と副バスバー22,23との少なくとも一方は、その外周の少なくとも一部に、バスバー主面の電子部品搭載側に突出した側壁部6を有する例である。
より詳しくは、側壁部6は、主バスバー21及び副バスバー22,23をプレス打ち抜き加工によって形成する際に発生するバリからなる。
なお、側壁部6は、バスバー2の周縁を折り曲げて形成してもよい。
その他、参考例1および参考例2と同様の構成を有する。
実施例の作用効果につき説明する。
図16に示すごとく、主バスバー21と副バスバー22,23との少なくとも一方は、その外周の少なくとも一部に、バスバー主面の電子部品搭載側に突出した側壁部6を有するため、この側壁部6がはんだ4の流れを防止するストッパーとなり、はんだ流れを止める効果が特に高くなる。
また、側壁部6は、主バスバー21及び副バスバー22,23をプレス打ち抜き加工によって形成する際に発生するバリからなる。そのため、主バスバー21及び副バスバー22,23を製造する工程(金属板のプレス打ち抜き工程)によって発生するバリ6を、はんだ流れ防止用のストッパーとして利用することができる。また、バリ6を除去する工程を省略できるため、製造コストを抑制できる効果もある。
その他、参考例1と同様の作用効果を有する。
以上のごとく、本例によれば、はんだ流れを効果的に防止することにより電子部品3をバスバー2に良好に接続できるとともに、低コストで製造できる電子部品搭載構造1を提供することができる。
参考例1における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 図1の拡大断面図。 参考例2における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 参考例2における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 参考例3における、電子部品搭載構造の平面図。 図5の拡大図。 参考例4における、電子部品搭載構造の平面図。 参考例4における、電子部品搭載構造の平面図。 参考例5における、電子部品搭載構造の平面図。 参考例5における、電子部品搭載構造の平面図。 参考例5における、電子部品搭載構造の平面図。 実施例における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 実施例における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 実施例における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 実施例における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図。 実施例における、電子部品搭載構造の(A)平面図(B)断面図(C)拡大断面図。 従来例における電子部品搭載構造。
符号の説明
1 電子部品搭載構造
2 バスバー
21 主バスバー
22,23 副バスバー
26,27 副搭載部
28,29 副配線部
201〜204 主バスバーの外縁
3 電子部品
31 部品本体部
32 放熱板
33,34 突出端子
300 ワイヤ
301〜304 放熱板の外縁の一部
311〜314 放熱板の外縁
4 はんだ
5 切込部
6 側壁部(バリ)

Claims (10)

  1. 金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
    上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
    上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
    上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
    上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
    上記副バスバーは、上記突出端子が接続される副搭載部と、該副搭載部に延設される副配線部とを有し、
    上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から互いに異なる方向に延出するように配置され
    上記主バスバーには、外側から切り込んだ切込部が、上記電子部品の上記放熱板の少なくとも1辺の一部に対向する位置に形成されており、
    上記切込部は、上記主バスバーの板厚方向に貫通していることを特徴とする電子部品搭載構造。
  2. 金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
    上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
    上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
    上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
    上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
    上記副バスバーは、上記突出端子が接続される副搭載部と、該副搭載部に延設される副配線部とを有し、
    上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から互いに異なる方向に延出するように配置され、
    上記主バスバーと上記副バスバーとの少なくとも一方は、その外周の少なくとも一部に、バスバー主面の電子部品搭載側に突出した側壁部を有することを特徴とする電子部品搭載構造。
  3. 請求項2において、上記側壁部は、上記主バスバー及び上記副バスバーをプレス打ち抜き加工によって形成する際に発生するバリからなることを特徴とする電子部品搭載構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から、互いに90°以上異なる方向に延出するように配置されていることを特徴とする電子部品搭載構造。
  5. 請求項において、上記複数の副バスバーは、それぞれの上記副配線部が、上記副搭載部から、互いに逆向きに延出するように配置されていることを特徴とする電子部品搭載構造。
  6. 請求項1〜の何れか一項において、複数の上記突出端子は、上記電子部品の本体部から各々同一方向に突出するように形成され、同一方向に突出した複数の上記突出端子をそれぞれ接続する複数の上記副バスバーのうち少なくとも一つの副バスバーは、上記副配線部の延出方向が、接続された上記突出端子に対して直交するように配置されてなることを特徴とする電子部品搭載構造。
  7. 請求項1〜の何れか一項において、2本の上記突出端子が、上記電子部品の本体部から各々同一方向に突出形成され、
    上記2本の突出端子に各々接続される2本の上記副バスバーは、上記副搭載部からの上記副配線部の延出方向が上記突出端子の突出方向に対して各々直交していることを特徴とする電子部品搭載構造。
  8. 請求項1〜の何れか一項において、上記電子部品の上記放熱板は、四角形状を有し、上記主バスバーは、上記放熱板の外形の4辺のうちの少なくとも3辺のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁を有することを特徴とする電子部品搭載構造。
  9. 金属板からなるバスバーに電子部品を実装してなる電子部品搭載構造において、
    上記バスバーは、主バスバーと、複数の副バスバーとから構成され、
    上記電子部品は、部品本体部と、該部品本体部における上記主バスバーに対向する対向面に形成された四角形状の放熱板と、上記部品本体部から突出した複数の突出端子とを有し、
    上記放熱板は上記主バスバーの主面にはんだを介して接続され、
    上記複数の突出端子は、上記複数の副バスバーの主面にはんだを介して各々接続され、
    上記主バスバーは、上記放熱板の外形の4辺のうちの少なくとも3辺のそれぞれにおける少なくとも一部に対向する位置に、外縁を有し、
    上記主バスバーには、外側から切り込んだ切込部が、上記電子部品の上記放熱板の少なくとも1辺の一部に対向する位置に形成されており、
    上記切込部は、上記主バスバーの板厚方向に貫通していることを特徴とする電子部品搭載構造。
  10. 請求項1又は請求項9において、上記切込部は、上記電子部品の上記放熱板における対向する2辺の少なくとも一部に各々対向する位置に形成されていることを特徴とする電子部品搭載構造。
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