JP5198368B2 - 車両用画像表示装置 - Google Patents

車両用画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5198368B2
JP5198368B2 JP2009145594A JP2009145594A JP5198368B2 JP 5198368 B2 JP5198368 B2 JP 5198368B2 JP 2009145594 A JP2009145594 A JP 2009145594A JP 2009145594 A JP2009145594 A JP 2009145594A JP 5198368 B2 JP5198368 B2 JP 5198368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
occupant
image
icon
display image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009145594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011002660A (ja
Inventor
昭夫 高橋
信介 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009145594A priority Critical patent/JP5198368B2/ja
Publication of JP2011002660A publication Critical patent/JP2011002660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5198368B2 publication Critical patent/JP5198368B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、フロントウインドシールドに表示画像を投射するヘッドアップディスプレイ装置と、前記フロントウインドシールドにおける乗員の視線の方向を検知する視線検知手段と、前記視線検知手段により検知された乗員の視線の方向に存在する表示画像を、乗員の操作によって前記フロントウインドシールド上で移動させる表示画像移動制御手段とを備える車両用画像表示装置に関する。
車両のフロントウインドシールドにヘッドアップディスプレイ装置により車載機器のアイコンを表示するものにおいて、視線検知手段により検知された乗員の視線の方向がホームポジションのアイコン上にない場合には、アイコンの表示位置をホームポジションから乗員の視線の方向と異なる退避ポジションに移動させるものが、下記特許文献1により公知である。
また車両のフロントウインドシールドにヘッドアップディスプレイ装置により表示画像を表示するものにおいて、乗員の視線の方向と乗員の指さし方向とを所定の表示画像に一致させ、その状態で視線の方向と乗員の指さし方向とを移動させることで前記表示画像をフロントウインドシールド上の所望の位置へと移動させるものが、下記特許文献2により公知である。
特開2007−296889号公報 特開2007−99199号公報
ところで上記特許文献1に記載されたものは、アイコンの表示位置の移動先が退避ポジションに限られており、乗員が望む位置にアイコンを移動させることができないという問題があった。
また上記特許文献2に記載されたものは、表示画像を移動させるために乗員の視線の方向と乗員の指さし方向とを検知する必要があるため、操作性の低下やコストの上昇が懸念されるだけでなく、表示画像をフロントウインドシールド上の全ての位置に移動させることが可能であるため、表示画像がフロントウインドシールドの中央部に移動してしまうと、その表示画像によって乗員の前方視界が遮られてしまう可能性あった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ヘッドアップディスプレイ装置によりフロントウインドシールドに表示された表示画像を、乗員の前方視界を遮らない範囲で任意の位置に移動させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、フロントウインドシールドに表示画像を投射するヘッドアップディスプレイ装置と、前記フロントウインドシールドにおける乗員の視線の方向を検知する視線検知手段と、前記視線検知手段により検知された乗員の視線の方向に存在する表示画像を、乗員の操作によって前記フロントウインドシールド上で移動させる表示画像移動制御手段とを備える車両用画像表示装置であって、前記フロントウインドシールドは表示画像の表示が許可された表示許可領域と表示画像の表示が禁止された表示禁止領域とに区画されており、前記表示画像移動制御手段は、表示画像が乗員によって前記表示禁止領域上の所定位置に移動させられたときには、該表示画像を前記所定位置に最も近い前記表示許可領域に移動させることを特徴とする車両用画像表示装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、乗員により操作可能な操作スイッを備え、前記表示画像移動制御手段は、乗員の視線の方向に存在する表示画像を前記操作スイッチの操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を乗員の視線の移動に追従して移動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用画像表示装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、乗員により操作可能な操作スイッチを備え、前記表示画像移動制御手段は、乗員の視線の方向に存在する表示画像を前記操作スイッチの操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を前記操作スイッチの操作に応じて移動させることを特徴とする車両用画像表示装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、乗員により操作可能な操作スイッチを備え、前記表示画像は複数の車載機器に対応する複数のアイコンであり、前記表示画像移動制御手段は、乗員の視線が所定のアイコンを指向する状態で前記操作スイッチが操作されたとき、該アイコンをそれに対応する前記車載機器に最も近い前記表示許可領域に移動させることを特徴とする車両用画像表示装置が提案される。
尚、実施の形態の電子制御ユニットUは本発明の表示画像移動制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、ヘッドアップディスプレイ装置がフロントウインドシールドに表示画像を投射し、視線検知手段がフロントウインドシールドにおける乗員の視線の方向を検知し、表示画像移動制御手段が視線検知手段により検知された乗員の視線の方向に存在する表示画像を、乗員の操作によってフロントウインドシールド上で移動させる。フロントウインドシールドは表示画像の表示が許可された表示許可領域と表示画像の表示が禁止された表示禁止領域とに区画されており、表示画像移動制御手段が、表示画像が乗員によって表示禁止領域上の所定位置に移動させられたときには、該表示画像を前記所定位置に最も近い表示許可領域に移動させるので、表示画像の移動先の選択自由度を確保しながら、表示画像が表示禁止領域上に表示されて乗員の視界を遮る事態を確実に防止することができる。
また請求項2の構成によれば、表示画像移動制御手段が、乗員の視線の方向に存在する表示画像を乗員による操作スイッチの操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を乗員の視線の移動に追従して移動させるので、乗員は眼球の動きだけで表示画像を移動させることが可能になって操作性が向上する。
また請求項3の構成によれば、表示画像移動制御手段が、乗員の視線の方向に存在する表示画像を乗員による操作スイッチの操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を操作スイッチの操作に応じて移動させるので、表示画像の移動中に乗員は該表示画像を注視し続ける必要がなくなって前方視界の確認が容易になる。
また請求項4の構成によれば、表示画像は複数の車載機器に対応する複数のアイコンであり、表示画像移動制御手段が、乗員の視線が所定のアイコンを指向する状態で操作スイッチが操作されると、該アイコンをそれに対応する車載機器に最も近い表示許可領域に移動させるので、アイコンの移動中に乗員は前方視界から視線を外す必要がなくなるだけでなく、アイコンがそれに対応する車載機器に最も近い位置に表示されるので乗員の違和感が減少する。
ヘッドアップディスプレイ装置の概略構造を説明する図(第1の実施の形態)。 図1の2方向拡大矢視図(第1の実施の形態)。 視線検知手段の構造および機能を説明する模式図(第1の実施の形態)。 作用を説明するフローチャートの第1分図(第1の実施の形態)。 作用を説明するフローチャートの第2分図(第1の実施の形態)。 アイコンの位置を移動させる作用説明図(第1の実施の形態)。 ステップS1〜ステップS14の具体例を示す図(第1の実施の形態)。 ステップS1〜ステップS3およびステップS16〜ステップS20の具体例を示す図(第1の実施の形態)。 ステップS1〜ステップS3およびステップS21〜ステップS25の具体例を示す図(第1の実施の形態)。 ステップS22,ステップS23およびステップS26〜ステップS32の具体例を示す図(第1の実施の形態)。 アイコンが表示禁止領域に移動した場合の作用説明図(第1の実施の形態)。 十字キースイッチよりなる操作スイッチを示す図(第2の実施の形態)。 作用を説明するフローチャート(第2の実施の形態)。 表示画像の指定表示位置の設定手法の説明図(第3の実施の形態)。 追突の危険があるときの作用説明図。(第4の実施の形態)
以下、図1〜図11に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、車両に搭載されたヘッドアップディスプレイ装置11は、インストルメントパネル12の内部に配置された映像出力手段13と反射鏡14とを備えており、映像出力手段13が出力した映像が反射鏡14に反射した後に、フロントウインドシールド15のハーフミラー部に反射することで、乗員は種々の情報を表示する表示画像をフロントウインドシールド15の前方にある虚像として視認することができる。
例えば、乗員がメータパネルに設けられたスピードメータを確認する場合、フロントウインドシールド15を通して見える車外の景色から視線を大きく外す必要があるが、フロントウインドシールド15にスピードメータの画像を表示することで、乗員は車外の景色から視線をずらすことなく必要な情報を認識することができる。
また乗員が車外の景色とメータパネルとを交互に見る場合、眼の焦点を切り換える必要があるので疲労の原因となる問題があるが、ヘッドアップディスプレイ装置11の表示画像はフロントウインドシールド15の前方にある虚像として視認されるので、乗員は眼の焦点を切り換えることなく車外の景色および表示画像の両方を視認することが可能となり、疲労を軽減することができる。
図2に示すように、車両のインストルメントパネル12の右寄りの位置にステアリングホイール16が設けられており、ステアリングホイール16の前方のインストルメントパネル12に近赤外線カメラ17と、その左右両側に位置する一対の近赤外線LED18,18とが設けられる。近赤外線カメラ17および近赤外線LED18,18は、乗員の視線が指向する方向を検知する視線検知手段19を構成する。またステアリングホイール16には、ヘッドアップディスプレイ装置11の表示画像を操作するための操作スイッチ20が設けられる。
フロントウインドシールド15は、周辺の表示許可領域15aと、その内側の表示禁止領域15bとに区画される。表示許可領域15aは、乗員の前方視界を殆ど遮らないためにヘッドアップディスプレイ装置11の表示画像を表示することが許可された領域であり、表示禁止領域15bは、乗員の前方視界を遮るためにヘッドアップディスプレイ装置11の表示画像を表示することが禁止された領域である。
図3は視線検知手段19の構造および機能を模式的に示すもので、近赤外線カメラ17は、近赤外線LED18が発した近赤外線が乗員の眼球の角膜に反射した角膜反射点aと、眼球の瞳孔中心bとの二つの点を撮像する。そして角膜反射点aおよび瞳孔中心bの二つの点から角膜中心cを推定し、角膜中心cと瞳孔中心bとを結ぶ線として乗員の視線の方向を検知する。
尚、実施の形態で2個の近赤外線LED18,18を備えるのは、各眼球毎に二つの角膜反射点a,aを形成し、それぞれの角膜反射点a,aを用いて二つの視線の方向を検知し、それらの平均を取ることで検知精度を高めるためである。
ヘッドアップディスプレイ装置11、視線検知手段19および操作スイッチ20が接続された車両用画像表示装置の電子制御ユニットUは、視線検知手段19で検知した乗員の視線の方向と、乗員による操作スイッチ20の操作状態とに基づき、ヘッドアップディスプレイ装置11によるフロントウインドシールド15の表示画像を制御する。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
図6に示すように、本実施の形態においてヘッドアップディスプレイ装置11によりフロントウインドシールド15に表示される表示画像は、ナビゲーションシステムのアイコンIaと、オーディオシステムのアイコンIbと、マルチビューシステムのアイコンIcと、スピードメータのアイコンIdとであり、それらはフロントウインドシールド15の表示許可領域15a(図2参照)に表示される。前記各アイコンIa〜Idの位置は、フロントウインドシールド15の表示許可領域15a内であれば、乗員の操作により任意の位置に移動させることができる。
例えば、ナビゲーションシステムのアイコンIaを移動させるには、乗員がアイコンIaを注視した状態を視線検知手段19が検知している間に乗員がステアリングホイール16の操作スイッチ20を押下すると、そのアイコンIaが目立つようにハイライト表示される。この状態で乗員が視線を目的の表示位置まで移動させると、その視線の移動に追従するようにアイコンIaが移動する。アイコンIaが目的の表示位置に達したときに乗員が操作スイッチ20を押下すると、アイコンIaのハイライト表示が解除されて移動が完了する。
尚、アイコンIaの移動先である表示位置は、フロントウインドシールド15の表示許可領域15a内にあることが必要であるが、乗員が誤ってアイコンIaを表示禁止領域15b内の表示位置に移動させた場合には、そのアイコンIaは最寄りの表示許可領域15aへと自動的に移動して表示される。
次に、図4および図5のフローチャートを参照しながら、ヘッドアップディスプレイ装置11がフロントウインドシールド15に表示する表示画像の操作を説明する。
図4および図5のフローチャートのステップS1で乗員が何れかのアイコンを注視しているとき、ステップS2で乗員が操作スイッチ20を押下したとする。ステップS3で操作スイッチ20の押し方が短押し(一回)の場合には、ステップS4で注視されているアイコンがハイライト表示になる。ステップS5で乗員の注視先が移動すると、ステップS6で前記ハイライト表示されたアイコンが新たな注視先へと自動的に移動する。ステップS7で乗員が操作スイッチ20を押下すると、ステップS8でアイコンのハイライト表示が解除される。
ステップS9でアイコンの移動先(指定表示位置)がフロントウインドシールド15上の表示禁止領域15bになければ、つまり表示許可領域15aにあれば、ステップS10で該アイコンに対応する映像を指定表示位置に表示する。例えば、アイコンがナビゲーションシステムのものであれば、その映像はナビゲーションシステムの地図である。ステップS11で乗員が映像を注視し、ステップS12で乗員が操作スイッチ20を押下すると、ステップS13で映像の表示が終了し、ステップS14で該映像に対応するアイコンが移動前の位置に移動する。
図11に示すように、前記ステップS9でアイコンの移動先(指定表示位置)がフロントウインドシールド15上の表示禁止領域15bにあれば、ステップS15でアイコンに対応する映像を前記指定表示位置に最寄りの表示許可領域15aに表示する。
図7には、前記ステップS1〜ステップS14の具体例が示されている。
前記ステップS3で操作スイッチ20の押し方が短押し(二回)の場合には、ステップS16で表示許可領域15a内に予め定めた指定表示領域に、前記アイコンに対応する映像が表示される。前記ステップS16における「指定表示領域」は、各アイコンに対応する車載機器に近い位置に予め設定されている。例えば、ナビゲーションシステムのアイコンIaの「指定表示領域」は、インストルメントパネル12に設けられたナビゲーションシステムに近い位置に設定される。ステップS17で乗員が映像を注視し、ステップS18で乗員が操作スイッチ20を押下すると、ステップS19で映像表示が終了し、ステップS20で該映像に対応するアイコンが移動前の位置に移動する。
図8には、前記ステップS1〜ステップS3およびステップS16〜ステップS20の具体例が示されている。
前記ステップS3で操作スイッチ20の押し方が長押しの場合には、ステップS21でアイコンが表示された位置に該アイコンに対応する映像が表示される。ステップS22で乗員が操作スイッチ20の押下を継続している間、映像の表示は継続される。前記ステップS22で乗員が操作スイッチ20の押下を終了した場合、ステップS23で押下終了後に一定時間が経過すると、ステップS24で映像の表示が終了する。
前記ステップS23で操作スイッチ20の押下を終了してから一定時間が経過する前に、ステップS25で乗員が操作スイッチ20を押下し、ステップS26で乗員の注視先が移動すると、ステップS27で映像表示位置が乗員の注視先に移動し、ステップS28で乗員が操作スイッチ20を押下すると、映像表示位置が確定する。ステップS29で乗員が映像を注視し、ステップS30で乗員が操作スイッチ20を押下すると、ステップS31で映像表示が終了し、ステップS32で該映像に対応するアイコンが移動前の位置に移動する。
図9には、前記ステップS1〜ステップS3およびステップS21〜ステップS24の具体例が示されており、図10には、前記ステップS22,ステップS23およびステップS25〜ステップS32の具体例が示されている。
以上のように、フロントウインドシールド15に表示された複数の表示画像を視線の移動に追従して移動させることができるので、乗員は眼球の動きだけで表示画像を移動させることが可能になって操作性が向上する。しかもフロントウインドシールド15を表示画像の表示が許可された表示許可領域15aと表示画像の表示が禁止された表示禁止領域15bとに区画し、表示画像が乗員によって表示禁止領域15b上の所定位置に移動させられたときには、その表示画像を前記所定位置に最も近い表示許可領域15aに移動させるので、移動後の表示画像がフロントウインドシールド15の中央部に位置して乗員の前方視界を遮るのを防止することができる。これにより、表示画像の移動先の選択自由度を確保しながら、乗員の前方視界を確保することができる。
次に、図12および図13に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、アイコンあるいは該アイコンに対応する映像を乗員の視線の動きに追従して移動させているが、第2の実施の形態では、アイコンあるいは該アイコンに対応する映像を乗員が操作する操作スイッチ20により移動させるようになっている。
図12に示すように、第2の実施の形態の操作スイッチ20は十字キースイッチで構成されており、その上スイッチ20U、下スイッチ20D、左スイッチ20Lおよび右スイッチ20Rを押下することで、アイコンあるいは映像の上下左右方向への移動を指令することができる。
図13のフローチャートのステップS41で乗員が所定のアイコンを注視した状態で、ステップS42で乗員が操作スイッチ20の上下左右スイッチ20U,20D,20L,20Rの何れかを押下すると、ステップS43で乗員が注視しているアイコンがハイライト表示される。続くステップS44で操作スイッチ20の上下左右スイッチ20U,20D,20L,20Rの押下方向を読み込み、ステップS45でハイライト表示になったアイコンが操作スイッチ20の前記押下方向に移動し、その移動は、ステップS46で操作スイッチ20の押下が継続している間継続する。
前記ステップS46で操作スイッチ20の押下が終了してから、ステップS47で所定時間が経過するまでの間は、前記ステップS44〜S47が繰り返され、上下左右スイッチ20U,20D,20L,20Rの押下方向を切り替えることで、ハイライト表示になったアイコンを上下左右の任意の方向に移動させることができる。
前記ステップS47で所定時間が経過するとアイコンの移動が完了したと判断され、ステップS48でアイコンのハイライト表示を解除する。このとき、ステップS49で移動後のアイコンの位置が表示禁止領域15bになければ、ステップS50でそのアイコンの位置に対応する映像を表示し、前記ステップS49で移動後のアイコンの位置が表示禁止領域15bにあれば、ステップS51で最寄りの表示許可領域15aにそのアイコンの位置に対応する映像を表示する。
以上のように、第2の実施の形態によれば、乗員の視線の方向に存在するアイコンを乗員の操作スイッチ20の操作により移動可能な状態にするとともに、該アイコンを操作スイッチ20の操作に応じて移動させるので、アイコンの移動中に乗員は該アイコンを注視し続ける必要がなくなって前方視界の確認が容易になる。
次に、図14に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、乗員が所定のアイコンを注視した状態で操作スイッチ20を短押し(二回)すると、そのアイコンが対応する車載機器に近い位置に予め設定されている「指定表示領域」に移動するようになっているが、本実施の形態では「指定表示領域」の位置を乗員の好みにより任意に設定あるいは選択できるようになっている。
即ち、ナビゲーションシステムのモニタの画像(ヘッドアップディスプレイ装置11でフロントウインドシールド15に投影した映像でも可)において、複数のアイコンのうちからフロントウインドシールド15に表示するアイコンを選択することができる。そして選択されたアイコンに対応する映像を表示する「指定表示領域」を予め設定された複数の候補の中から選択するか、十字キースイッチよりなる操作スイッチ20の上スイッチ20U、下スイッチ20D、左スイッチ20Lおよび右スイッチ20Rを押下して任意の位置に移動させることで設定することができる。このとき、選択あるいは設定された「指定表示領域」の位置が表示許可領域にあることが必要である。
次に、図15に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
自車が先行車に異常接近して追突の可能性が高まったような場合、フロントウインドシールド15にアイコンやそれに対応する映像が表示されていると、前方視界が遮られて乗員が先行車を視認するのが遅れたり、衝突回避が難しくなったりする可能性がある。そこで本実施の形態では、追突等の危険性が増加した状態になるとフロントウインドシールド15上の全ての表示画像を消して最大限の前方視界が確保できるようにし、危険性が減少した状態になるフロントウインドシールド15上の元の位置に再び表示画像を表示するようになっている。
この場合、ヘッドアップディスプレイ装置11によりフロントウインドシールド15に「ブレーキ!」等の警報を表示しても良い。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、視線検知手段19は実施の形態の構造に限定されず、任意の構造のものを採用することが可能である。
またフロントウインドシールド15に投影するアイコンの種類は実施の形態に限定されるものでなく、また本発明の表示画像はアイコンやそれに対応する映像に限定されるものではない。
また実施の形態では操作スイッチ20として乗員が指で押下する十字キースイッチを例示したが、乗員が発する「上」、「下」、「左」、「右」等の声で作動する音声スイッチであっても良い。
11 ヘッドアップディスプレイ装置
15 フロントウインドシールド
15a 表示許可領域
15b 表示禁止領域
19 視線検知手段
20 操作スイッチ
U 電子制御ユニット(表示画像移動制御手段)

Claims (4)

  1. フロントウインドシールド(15)に表示画像を投射するヘッドアップディスプレイ装置(11)と、
    前記フロントウインドシールド(15)における乗員の視線の方向を検知する視線検知手段(19)と、
    前記視線検知手段(19)により検知された乗員の視線の方向に存在する表示画像を、乗員の操作によって前記フロントウインドシールド(15)上で移動させる表示画像移動制御手段(U)とを備える車両用画像表示装置であって、
    前記フロントウインドシールド(15)は表示画像の表示が許可された表示許可領域(15a)と表示画像の表示が禁止された表示禁止領域(15b)とに区画されており、
    前記表示画像移動制御手段(U)は、表示画像が乗員によって前記表示禁止領域(15b)上の所定位置に移動させられたときには、該表示画像を前記所定位置に最も近い前記表示許可領域(15a)に移動させることを特徴とする車両用画像表示装置。
  2. 乗員により操作可能な操作スイッチ(20)を備え、
    前記表示画像移動制御手段(U)は、乗員の視線の方向に存在する表示画像を前記操作スイッチ(20)の操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を乗員の視線の移動に追従して移動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  3. 乗員により操作可能な操作スイッチ(20)を備え、
    前記表示画像移動制御手段(U)は、乗員の視線の方向に存在する表示画像を前記操作スイッチ(20)の操作により移動可能な状態にするとともに、該表示画像を前記操作スイッチ(20)の操作に応じて移動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  4. 乗員により操作可能な操作スイッチ(20)を備え、
    前記表示画像は複数の車載機器に対応する複数のアイコンであり、
    前記表示画像移動制御手段(U)は、乗員の視線が所定のアイコンを指向する状態で前記操作スイッチ(20)が操作されたとき、該アイコンをそれに対応する前記車載機器に最も近い前記表示許可領域(15a)に移動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両用画像表示装置。
JP2009145594A 2009-06-18 2009-06-18 車両用画像表示装置 Expired - Fee Related JP5198368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145594A JP5198368B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145594A JP5198368B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011002660A JP2011002660A (ja) 2011-01-06
JP5198368B2 true JP5198368B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=43560656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009145594A Expired - Fee Related JP5198368B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 車両用画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5198368B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5654284B2 (ja) * 2010-08-09 2015-01-14 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 車両用ディスプレイ装置
WO2012164704A1 (ja) * 2011-06-01 2012-12-06 パイオニア株式会社 ヘッドアップディスプレイ、ヘッドアップディスプレイの画像表示方法及び画像表示プログラム
US8412413B1 (en) * 2011-12-21 2013-04-02 Delphi Technologies, Inc. Vehicle windshield display with obstruction detection
WO2013128573A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 パイオニア株式会社 表示装置及び表示方法
JP6328366B2 (ja) * 2012-08-13 2018-05-23 アルパイン株式会社 ヘッドアップディスプレイの表示制御装置および表示制御方法
KR102028757B1 (ko) * 2012-12-18 2019-10-04 두산인프라코어 주식회사 헤드업 디스플레이를 이용한 차량의 디스플레이 방법 및 장치
US10685487B2 (en) 2013-03-06 2020-06-16 Qualcomm Incorporated Disabling augmented reality (AR) devices at speed
JP6232804B2 (ja) * 2013-07-25 2017-11-22 株式会社デンソー 車両用ユーザインタフェースシステム
US9639990B2 (en) * 2013-10-03 2017-05-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Display control apparatus, computer-implemented method, storage medium, and projection apparatus
JP6369106B2 (ja) 2014-04-16 2018-08-08 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
GB2525653A (en) * 2014-05-01 2015-11-04 Jaguar Land Rover Ltd Apparatus and method for providing information within a vehicle
JP6371589B2 (ja) * 2014-05-27 2018-08-08 アルパイン株式会社 車載システム、視線入力受付方法及びコンピュータプログラム
KR101619267B1 (ko) 2014-10-22 2016-05-10 현대자동차 주식회사 차량의 hud 제어 방법, 및 차량의 hud 제어 장치
JP6426525B2 (ja) 2015-04-20 2018-11-21 ファナック株式会社 表示システム
JP6558770B2 (ja) * 2015-08-21 2019-08-14 アルパイン株式会社 投射表示装置、投射表示方法および投射表示プログラム
JP6217827B2 (ja) * 2016-10-28 2017-10-25 セイコーエプソン株式会社 虚像表示装置
JP6917697B2 (ja) * 2016-11-21 2021-08-11 株式会社デンソーテン 情報表示方法及び情報表示装置
CN110316066B (zh) * 2018-03-30 2021-05-14 比亚迪股份有限公司 基于车载显示终端的防倒影方法和装置及车辆

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4698002B2 (ja) * 2000-07-11 2011-06-08 マツダ株式会社 車両の表示装置
JP2004322680A (ja) * 2003-04-21 2004-11-18 Denso Corp ヘッドアップディスプレイ装置
JP4135685B2 (ja) * 2004-06-16 2008-08-20 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP2005189725A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Denso Corp 車両用情報表示システム
JP2005247224A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両用表示装置
JP4622794B2 (ja) * 2005-10-07 2011-02-02 株式会社デンソー 画面移動型表示装置
JP4757091B2 (ja) * 2006-04-28 2011-08-24 本田技研工業株式会社 車両搭載機器の操作装置
JP2007302116A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Honda Motor Co Ltd 車両搭載機器の操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011002660A (ja) 2011-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5198368B2 (ja) 車両用画像表示装置
CN105189178B (zh) 视线输入装置
US11479177B2 (en) Vehicle display device, display control method, and rearview monitoring system
KR101071777B1 (ko) 차재 기기의 조작장치
US10632917B2 (en) Signal processing device, signal processing method, and monitoring system
JP6413207B2 (ja) 車両用表示装置
JP4481187B2 (ja) 車両用操作装置
EP2441635B1 (en) Vehicle User Interface System
JP5113220B2 (ja) 車両用画像表示装置
JP2018157403A (ja) 車載表示装置、車載表示装置の制御方法及び車載表示装置の制御プログラム
JP4970379B2 (ja) 車両用表示装置
JP6039074B2 (ja) 撮像システム
JP2009239674A (ja) 車両周辺表示装置
WO2018061413A1 (ja) ジェスチャ検出装置
JP2017202741A (ja) 車両用視認装置
JP2005067514A (ja) 車両用表示装置
JP2018144554A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2019116220A (ja) 車両用視認装置
JP3735947B2 (ja) 視線入力装置
DE102013203653A1 (de) Außenbildeinblendung für Center Display
JP2006273002A (ja) 車両用監視装置
US20230376123A1 (en) Display system
JP2019038372A (ja) 画像表示装置
JP2018162023A (ja) 操作装置
JP6371589B2 (ja) 車載システム、視線入力受付方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees